151202 教育評価論(三田)第9講

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教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 文部科学省 国立教育政策研究所 総括研究官 やま もり こう よう (教育心理学) [email protected] 平成 27 12 2 この内容は個人的見解であり 国立教育政策研究所の公式見解ではありません

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教育評価論(第 9講)

フィードバックの効果 (2)

文部科学省国立教育政策研究所

文部科学省

国立教育政策研究所

総括研究官やま山もり森

こう光よう陽

(教育心理学)[email protected]

平成 27年 12月 2日

この内容は個人的見解であり国立教育政策研究所の公式見解ではありません

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はじめに

本日の出席とスライド

本日の出席

https:

//questant.jp/q/151202

本日のスライド

http://www.slideshare.net/

koyoyamamori/eduass151202

教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 平成 27 年 12 月 2 日 2 / 11

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現在取り組んでいる課題

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現在取り組んでいる課題

フィードバックの効果のメタ分析▶   Bangert-Drowns, et al. (1991)

▶ 40研究,58効果指標を統合▶ フィードバックの種類による効果の大きさの違いを検討

▶  Graham, et al. (2015)▶ 作文のフィードバックについて 39効果指標を検討▶ 誰がフィードバックを与えるかよる効果の大きさの違いを検討

▶  Hattie &Timperley (2007)▶ メタ分析の結果をさらにメタ分析▶ フィードバックに類するものの効果の大きさの違いを検討

▶   Kingston & Nash (2011)▶ 42効果指標を統合▶ 学年及び教科によるフィードバックの効果の大きさの違いを検討

▶   Lyster & Saito (2010)▶ 外国語学習における口頭フィードバック▶ フィードバックの内容による効果の大きさの違いを検討

教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 平成 27 年 12 月 2 日 4 / 11

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現在取り組んでいる課題

最終的な成果物

▶ 各々の班に割り振られた論文を読み,フィードバックの種類等による効果の大きさの違いに関する記述をまとめる。

▶ 各々の班の成果物から,どのようなフィードバックを与えることが学力に寄与すると考えられるかを議論し,まとめる。

教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 平成 27 年 12 月 2 日 5 / 11

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現在取り組んでいる課題

進め方小グループ(各論文 2班ずつ)で

▶ 担当する論文は教職ログブックにある。▶ 小グループで,来週の講義を使いその後(12月 7日)までに,フィードバックの種類等による効果の大きさの違いに関する記述をまとめる。

▶ 本文やアブストラクトから要点を抽出する。▶ 成果物は教職ログブックに各自が提出する。

各論文グループ(同じ論文を担当した 2班合同)で▶ 小グループの成果を持ち寄り,アサインされた論文について,フィードバックの種類等による効果の大きさの違いに関する記述をまとめ,要点を指摘する。

▶ A4判用紙 3枚程度 (スライド 2枚)にまとめる。▶ プレゼンテーションに耐えられる構成にする。▶ グループ名とメンバーの名前を明記すること。▶ 12月 11日 (土)中に教職ログブックに全員が提出。

教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 平成 27 年 12 月 2 日 6 / 11

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現在取り組んでいる課題

手掛かり I

B1,B2班:Bangert-Drowns, et al. (1991)▶ Figure 1は何を示しているのかを説明する。▶ Table 2を和訳し何を言っているのかを分かるようにする。▶ Table 3を和訳し何を言っているのかを分かるようにする。

G1,G2班:Graham, et al. (2015)▶ Table 2を和訳し何を言っているのかを分かるようにする。▶ 538ページのQuestion 2のセクションの記述内容をまとめる。

教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 平成 27 年 12 月 2 日 7 / 11

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現在取り組んでいる課題

手掛かり II

H1,H2班:Hattie &Timperley (2007)▶ Table1(メタ分析を行った先行研究について)を和訳し何を言っているのかを分かるようにする。

▶ Table 2を和訳し何を言っているのかを分かるようにする。▶ Figure 1を説明する。

K1,K2班:Kingston & Nash (2011)▶ Table 2を説明する。▶ Table 4,5を和訳し何を言っているのかを分かるようにする。▶ Table 7を説明する。

教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 平成 27 年 12 月 2 日 8 / 11

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現在取り組んでいる課題

手掛かり III

L1,L2班:Lyster & Saito (2010)▶ Figure 1を説明する。▶ Figure 3を between groupsとwithin groupsとは何を指すのかを説明した上で,この図が何を示しているのかを分かるようにする。

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現在取り組んでいる課題

グループ分け

11112220 (不明)11112220 (X)11114636 (L2)11204170 (B2)11204195 (K1)11211156 (B2)11300140 (H2)11314009 (B2)11314507 (G2)11316810 (K1)11317015 (G2)11317918 (G2)11400211 (B1)11400278 (G1)11401307 (H1)11403817 (H2)

11404420 (L1)11404601 (G1)11405584 (L1)11406379 (B1)11407661 (B1)11410286 (K2)11411839 (H2)11412138 (G1)11416621 (H1)11417457 (L2)11417786 (B2)21318691 (L2)31313684 (G2)41202422 (K2)41302717 (K2)41312647 (X)

41320812 (L2)61203869 (X)61307352 (G1)61316169 (K1)61402644 (B1)61407857 (K2)71205026 (K1)71304896 (X)71335110 (H2)71343458 (H1)71400552 (X)71409603 (H1)71446210 (L1)81400353 (X)91518033 (L1)91518059 (X)

教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 平成 27 年 12 月 2 日 10 / 11

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出席の登録

本日の出席とスライド

本日の出席

https:

//questant.jp/q/151202

本日のスライド

http://www.slideshare.net/

koyoyamamori/eduass151202

教育評価論(第 9 講) フィードバックの効果 (2) 平成 27 年 12 月 2 日 11 / 11