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1年生授業計画(シラバス) -3-

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1年生授業計画(シラバス)

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【人間介護福祉学科】

前期 後期 前期 後期

仏教学Ⅰ 講義 2 2 必 金信

仏教学Ⅱ 講義 2 2 必 金信

仏教福祉 講義 2 2 必 千草

人間福祉基礎演習 演習 2 必 専任教員

人間福祉総合演習 演習 2 必 専任教員

英語コミュニケーション 演習 2 2 大蔵

体育 演習 2 2 寺本

実用書写 演習 2 2 服部

人間福祉特論Ⅰ 講義 2 2 千草・山田

人間福祉特論Ⅱ 講義 2 2 福田・徳山

日本語Ⅰ 演習 2 2 赤塚

日本語Ⅱ 演習 2 2 赤塚

日本語Ⅲ 演習 2 2 赤塚

日本語Ⅳ 演習 2 2 赤塚

人間福祉Ⅰ 講義 2 2 必 必 必 千草

人間福祉Ⅱ 講義 2 2 必 必 必 山田

人間関係Ⅰ 講義 2 2 必 必 千草

人間関係Ⅱ 講義 2 2 必 必 徳山

生活と福祉 講義 2 2 必 必 山田

社会保障 講義 2 2 必 必 必 山田

地域福祉 講義 2 2 必 必 必 山田

福祉情報 演習 2 2 ↑ 川喜田

ボランティア活動 講義 2 2 杉谷

生活文化 講義 2 2 必 金信

社会福祉と法律 講義 2 2 ↓ 武川

介護概論 講義 2 2 必 必 必 織田

介護管理 講義 2 2 必 必 徳山

老人のくらし 講義 2 2 必 必 高林

障害者のくらし 講義 2 2 必 必 石井

くらしとレクリエーション 演習 2 2 必 必 必 必 山本・服部 

くらしとリハビリテーション 講義 2 2 必 必 必 高山

コミュニケーション技術 演習 1 1 必 必 中川

レクリエーション援助法 演習 1 1 必 必 必 必 山本

生活の理解Ⅰ 演習 1 1 必 必 鷲見

生活の理解Ⅱ 演習 1 1 必 必 鷲見

生活の理解Ⅲ 演習 1 1 必 必 舟橋

基礎生活支援技術Ⅰ 演習 1 1 必 必 必 中川

基礎生活支援技術Ⅱ 演習 1 1 必 必 織田(徳山)

基礎生活支援技術Ⅲ 演習 1 1 必 必 中川(徳山)

応用生活支援技術Ⅰ 演習 1 1 必 必 織田

応用生活支援技術Ⅱ 演習 1 1 必 必 鈴木文

応用生活支援技術Ⅲ 演習 1 1 必 必 福田

総合生活支援技術 演習 1 1 必 必 織田

1年生授業科目一覧 (目次) 平成24年度入学生

教 科 目 授業方法単位数

開講単位

卒業必修

資格取得条件

担当教員1年レクレー

ショ

ピアヘルパー

2科目以上必修→

2年 介護福祉士

福祉主事

福士レク

選択科目

2科目以上必修

介護

介護の基本

コミュニケーション技術

生活支援技術

基礎科目

2

2

専  門  科  目

人間と社会

人間の理解

社会の理解

8

9

10

11

12

13

14

15

20

21

22

23

24

25

28

30

31

32

33

34

35

36

37

38

ページ

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(平成24年度入学生)

前期 後期 前期 後期

介護過程演習Ⅰ 演習 1 1 必 必 福田

介護過程演習Ⅱ 演習 1 1 必 必 中川

介護過程演習Ⅲ 演習 1 1 必 織田

介護過程演習Ⅳ 演習 1 1 必 徳山

介護過程演習Ⅴ 演習 1 1 必 福田

介護総合演習Ⅰ 演習 1 1 必 必 福田

介護総合演習Ⅱ 演習 1 1 必 必 福田

介護総合演習Ⅲ 演習 1 1 必 徳山

介護総合演習Ⅳ 演習 1 1 必 徳山

介護実習Ⅰ 実習 2 2 必 必 福田・織田・山田(徳山)

介護実習Ⅱ 実習 4 4 必 福田・織田・山田(徳山)

介護実習Ⅲ 実習 4 必 必 福田・徳山・山田・織田

人間発達の理解Ⅰ 講義 2 2 必 必 千草

人間発達の理解Ⅱ 講義 2 2 必 必 太城

認知症の理解Ⅰ 講義 2 2 必 必 太城

認知症の理解Ⅱ 講義 2 2 必 必 徳山

障害の理解Ⅰ 講義 2 2 必 必 千草

障害の理解Ⅱ 講義 2 2 必 必 東

心と身体Ⅰ 講義 2 2 必 必 必 太城

心と身体Ⅱ 講義 2 2 必 必 福田

心と身体の医学Ⅰ 講義 2 2 必 必 福田

心と身体の医学Ⅱ 講義 2 2 必 必 福田

青年心理学 講義 2 2 必 橋本

カウンセリング概論 講義 2 2 必 橋本

カウンセリングの技法 演習 2 2 必 橋本

レクリエーション理論 講義 2 2 必 必 鈴木寿

福祉レクリエーション論 講義 2 2 必 鈴木寿

福祉レクリエーション援助論 講義 2 2 必 鈴木寿

福祉レクリエーション実技Ⅰ 実技 1 1 必 鈴木・小坂

福祉レクリエーション実技Ⅱ 実技 1 1 必 鈴木・小坂

現場実習 実習 1 必 山本

128

資格取得条件

単位数

開講単位

授業方法

4

こころとからだのしくみ

発達と老化の理解

介護

介護過程

認知症の理解

介護総合演習

介護実習

教 科 目 担当教員1年 2年 介護福祉士

福祉主事

福士レク

レクレー

ショ

ピアヘルパー

卒業必修

障害の理解

こころとからだのしくみ

ピアヘルパー

専 門 科 目

レクリエーション

1

合    計

39

40

41

42

43

44

46

47

48

49

50

51

56

57

58

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基礎科目

社会福祉や人間の生活に理解の基礎となる教養教育として人間介護

福祉学科の中心となる科目で、 14 科目設置されています。

1 年生では、「仏教学Ⅰ・Ⅱ」、「人間福祉基礎演習」「体育」「実用書写」

「英語コミュニケーション」「日本語Ⅰ」「日本語Ⅱ」が開講されます。

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科目名:仏教学Ⅰ

(英文名 Buddhist StudiesⅠ ) 担当教員名:金信 昌樹

テーマ 釈尊の生涯とその教えを学び、仏教への理解を深める。

授業の到達

目標

仏陀釈尊の教えを学ぶことを通して人間として真に豊かに生きる道

を探求する。

仏教の基本を理解し、ものの見方、考え方を深め、それに生かす

授業の概要 釈尊の教えである「縁起」「空」「無常」「無我」を理解し、いかに

実践すべきかを考える。

授業の計画(内容)

1.オリエンテーション

2.誕生

3.出家1 苦悩

4.出家2 解決

5.宗教行事(降誕会)

6.成道(さとり)1 縁起の教えⅠ

7.成道2 縁起の教えⅡ

8.仏教と他の宗教との違い

9.布教伝道(教えを説く)

10.宗教行事(灌仏会)

11.入滅

12.仏教のひろがり1

13.仏教のひろがり2 経典の成立

14.私の学ぶべき道

15.まとめ

テキスト 上山大俊「仏教を読む」 本願寺出版

参考図書 授業の中で指示

評価方法 試験70%、出席、受講態度30%の割合で、総合的に評価する。

準備学習について(授業時間外等)

仏教に対してどのような印象を持っているか整理しておきながら、テキストを

事前に読んでおくこと。

担当教員からのメッセージ

「近代的人間観というものを越えないと、実際に介護はできないという感じがします

」と介護の現場からメッセージを送っている方がおられます。近代的人間観の現状を

見つめつつ、それを越えた仏教的人間観について考えることを授業に中心にしたいと

思います。

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科目名:仏教学Ⅱ

(英文名 Buddhist StudiesⅡ ) 担当教員名:金信 昌樹

テーマ 親鸞聖人の生涯とその教えを学び、真宗の理解を深める。

授業の到達

目標

真宗の開祖親鸞の教えを学ぶことを通して人間として真に豊かに生き

る道を更に探求する。

親鸞の教えの基本を理解し、物事の見方、理解に生かす。

授業の概要 親鸞聖人の教えである「信心」「念仏」「証り」「智慧」を理解し、

いかに実践すべきかを考える。

授業の計画(内容)

1.はじめに(復習)

2.親鸞聖人の生涯1

3.宗教行事(追弔会)

4.念仏の教え1(自力の教えと他力の教え1)

5.念仏の教え2(自力の教えと他力の教え2)

6.親鸞聖人の生涯3

7.阿弥陀仏の教え・本願1

8.阿弥陀仏の教え・本願2

9.宗教行事(報恩講)

10.阿弥陀仏の救い1

11.親鸞聖人の教え1 浄土

12.親鸞聖人の教え2 信心

13.親鸞聖人の生涯4 著述

14.親鸞聖人と門弟との交誼

15.まとめ

テキスト 上山大俊「仏教を読む」 本願寺出版

参考図書 授業の中で指示

評価方法 試験70%、出席、受講態度30%の割合で、総合的に評価する。

準備学習について(授業時間外等)

自分の家の宗教が何であるかを知っておくこと。そして家での法事や寺院など

にお参りした時に感じたことを思い留めておいて、テキストを事前に読んでお

くこと。

担当教員からのメッセージ

年齢的に死を考えざるを得ない人達と触れ合う中で、他人の死やそれを通して自分の

死について考え、応答していかなければならない場合があると思います。その時、相

手が安心し心穏やかになるにはどう答えていけばいいのか悩むことがあると思いま

す。親鸞聖人の教えはそれに応えるだけのものがあります。「親鸞の教え」、「真宗

の教え」というと難しいと思うかもしれません。親鸞が何を明らかにし、人々に伝え

ようとしたのか、何が人間にとって大切なものなのか、ということをその生涯を通し

て共に学び考えていきたいと思います。

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科目名:人間福祉基礎演習

(英文名 Basic Seminar in Human Welfare)担当教員名:千草篤麿 徳山貴英

テーマ 人間福祉研究入門

授業の到達

目標

「読む」「書く」「発表する」「聞く」など、学生にとっての基本的

な研究能力を身につける。

授業の概要

前期はテキストに沿って大学で福祉を学ぶことの意義について考え

る。

後期は各自のテーマに沿って調べ、まとめ、発表する。

授業の計画(内容)

1.オリエンテーション

2.大学で何を学ぶのか①

3. 〃 ②

4.2年間の学習計画①

5. 〃 ②

6.学習の進め方①

7. 〃 ②

8.短大生活の過ごし方①

9. 〃 ②

10.資格について

11.福祉問題の実際①

12. 〃 ②

13. 〃 ③

14. 〃 ④

15.前期のまとめ

16.後期の目標とオリエンテーション

17.研究方法について -学生の研究とは何か-

18.研究テーマの選び方①

19. 〃 ②

20.資料の探し方①

21. 〃 ②

22.各自のテーマについて①

23. 〃 ②

24.レポートの書き方①

25. 〃 ②

26.発表と討論の仕方①

27. 〃 ②

28.2 年生の発表会への参加

29.研究発表会

30.まとめ

テキスト 「人間福祉への招待-人間福祉基礎演習ガイドブック-」

参考図書 その都度紹介する

評価方法 出席20%、課題40%、レポート40%として、評価する。

準備学習について(授業時間外等)

毎回出される課題に取り組むこと

担当教員からのメッセージ

この授業は、ゼミナール形式で行います。時にはお茶やお菓子も出ますので、気楽

に参加して下さい。

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科目名:英語コミュニケーション

(英文名 Communication in English ) 担当教員名:大蔵香代子

授業の

到達目標及び

テーマ

マナーとホスピタリティーの英語を通して、基本的な英語コミュニ

ケーション能力を高め、介護・看護・リハビリに関する英語運用能

力を身につける。

授業の概要

本コースは介護・看護・リハビリの場面を想定し、基本コミュニケーショ

ンから専門用語、頻出表現を学ぶ。国際社会の一員である我が国で、医療

に従事する人に求められる語学力を身につけるため、歌やロールプレイ、

ゲームを通して楽しく英語を学ぶ。

授業の内容・計画

第1週 基本コミュニケーション 第9週 看護・介護の方針と説明

第2週 あいさつと自己紹介 第10週 予防リハビリ

第3週 訪問予約 第11週 介護のいろいろ―できること、できないこと

第4週 道順 第12週 リラクゼーション

第5週 入浴 第13週 カウンセリング

第6週 打ち合わせ・連絡 第14週 患者や家族への思いやり

第7週 チームワーク 第15週 復習とまとめ

第8週 基本動作

テキスト Hiromi Koga, Noriko Tsuchiya & Noriko Kitagawa, English for

Manners and Hospitality Ⅲ (YUMI PRESS)

参考図書

評価方法 授業に取り組む姿勢(25%) 出席(25%)試験・課題提出(50%)

準備学習について(授業時間外等)

テキストに添付のCDを何度も聞き、介護の現場に頻出する用語および表現を覚える

ために、講義時間に相当する自宅・自己学習を必要とする。

担当教員からのメッセージ

英語でコミュニケーションする楽しさを味わうために、新しい語彙・表現を覚え、シャ

ドーイング練習しましょう。ペア・ワークや英語の歌などへの積極的な参加を望みます

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科目名: 体育

(英文名 Physical Education ) 担当教員名: 寺本かよ子

テーマ ライフスポーツの充実

授業の到達

目標

・ 豊かなスポーツライフを実現するための知識や方法を身につける。

・ 健康について理解し、適切な生活行動に心がける。

授業の概要

・生涯スポーツとしての競技(ゲーム)の楽しみを体験させ、実践してい

く力を養成させる。

授業の計画(内容)

第1回 ガイダンス

第2回 体ほぐしの理論と実践①

第3回 体ほぐしの理論と実践②

第4回 健康の保持増進と病気予防(喫煙③・飲酒④)

第5回 ソフトバレー 基本技能とルールの理解

第6回 バレーボール1 基本技能とルールの理解

第7回 バレーボール2 ゲーム形式(トーナメント)

第8回 高齢者と保健医療(高齢者の健康問題⑤・保健・医療サービス⑥)

第9回 ソフトテニス1 基本技能の練習と競技の歴史

第10回 ソフトテニス2 ゲームと審判法

第11回 救急法の実際⑦

第12回 バスケットボール1 基本技能とルールの理解

第13回 バスケットボール2 ゲーム形式

第14回 ダンス1 フォークダンス・現代的なリズムダンス

第15回 ダンス2 〃

テキスト 必要に応じてテキストを配布

参考図書 特になし

評価方法 授業に対する取組50% 技能30% レポート提出20%

準備学習について(授業時間外等)

特になし

担当教員からのメッセージ

各自が自分のライフスタイルに応じたスポーツを見つけ、楽しみながら、体力の向上

ができることを期待します。

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科目名: 実用書写

(英文名 Practical Calligraphy ) 担当教員名: 服部 則男

テーマ 文字を美しく書く

授業の到達

目標

日常の生活、実務に役立つよう文字の基本から応用へと発展させ文字を書

くことの楽しさを知る。

授業の概要

硬筆、小筆書写の基礎的な技術及び知識を身につけるため身近な事例をあ

げ修得に努める。

授業の計画(内容)

第1回 楷書の基本 点画

第2回 楷書の基本 点画

第3回 楷書の基本 筆順

第4回 楷書の基本 筆順

第5回 硬筆の基本 文字の構成と部首

第6回 硬筆の基本 文字の構成と部首

第7回 楷書の基本 実用文字

第8回 楷書の基本 実用文字

第9回 かなの基本 ひらかな、かたかな

第10回 かなの基本 ひらかな、かたかな

第11回 漢字かなまじり文

第12回 手紙文

第13回 はがき文

第14回 諸文書の書き方

第15回 諸文書の書き方

テキスト 仲田式のペン習字 仲田幹一 日本習字普及協会

参考図書

評価方法 出席・学習態度 30% 提出物 70%

準備学習について(授業時間外等)

担当教員からのメッセージ

美しい文字が書けるようにしっかり練習をしてください。

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科目名:日本語Ⅰ

( 英文名 JapaneseⅠ) 担当教員名:赤塚 恵子

テーマ 会話・聴解/文法

授業の到達 目標

1.基本的な文型を正しく使い、各場面に応じた適切な表現で意見を述べることができる。

2.語句の正しい発音ができると共に、正確に話しを聞き取ることができる。

3.表現の基礎となる文法能力を高める。

授業の概要

会話を行うためには聴解力が必要であり、会話と聴解は切り離せないものであるゆえ、毎時、聴解練習を授業に取り入れる。同時にそのつどのトピックに関しての発表を課する。意見交換も行う。 また、上記の目的を達成するためには、基本的な文法知識が必要条件で あり、それらを確実に定着させるために文法の学習を行う。

授業の計画(内容)

第1回 文法(助詞の働きをする言葉1) プレイスメントテスト 第2回 文法(助詞の働きをする言葉2) 聴解(ニュース) 第3回 文法(助詞の働きをする言葉3) 聴解(ニュース) 第4回 文法(助詞の働きをする言葉4) 聴解(ニュース) 第5回 文法(まとめ、小テスト) 聴解(ニュース) 第6回 文法(強調、程度、限定などを表す言葉2) 聴解(ニュース) 第7回 文法(強調、程度、限定などを表す言葉2 聴解(ニュース) 第8回 文法(強調、程度、限定などを表す言葉2) 聴解(ニュース) 第9回 文法(強調、程度、限定などを表す言葉2) 聴解(ニュース) 第10回 文法(まとめ、小テスト) 聴解(ニュース) 第11回 文法(時を表す言葉1) 聴解(ニュース) 第12回 文法(時を表す言葉2) 聴解(ニュース) 第13回 文法(時を表す言葉3) 聴解(ニュース) 第14回 文法(まとめ1) 聴解(ニュース) 第15回 文法(まとめ2) 聴解(ニュース)

テキスト 『試験に出る文法と表現』(筒井由美子、大村礼子、喜多民子著桐原書店)「新聞記事」他

参考図書 適時紹介

評価方法 定期テスト(50%)・小テスト(20%)・スピーチ(20%)・授業に対する取組(10%)の割合で総合的に判断

準備学習について(授業時間外等)

指示されたテキスト、プリントの問題練習と聴解のトピックに関する資料を調べる。

担当教員からのメッセージ

「話す」ということはコミュニケーションを通して人と人との関係を築き上げる最も基本的なもので日本で生活する留学生にとって欠かすことのできないものである。 会話においては「正確さと流暢さ」が求められるが、両方ともしっかりと身につけていってほしい。辞書は必ず準備すること。

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科目名:日本語Ⅱ

( 英文名 JapaneseⅡ ) 担当教員名:赤塚 恵子

テーマ 会話・聴解/読解

授業の到達 目標

1.基本的な文法能力をもとにコミュニケーション、読解における類推力、応用力を高める。

2.特定の主題について意見を述べると共に、他の意見についての質問ができる。

3.講読の資料を通して特定の表現や談話構造を知り、より深く内容を理解することができる。

授業の概要

事前に配布するテキスト(資料)を読んで、課題に沿って各自がまとめてくる。テキスト内容に関して語彙、表現、文章全体の構造などを学習し、各自の課題を再チェックする。テキスト内容に関する感想、意見を発表して意見交換を行う。 テキスト内容は事象、事実などの読み取りだけではなく、感情表現などの読み取りを含める。

授業の計画(内容)

第1回 読解『切抜き速報①』、文字語彙(1)文法(アスペクトに関する表現1) 第2回 読解『切抜き速報①』、文字語彙(2)文法(アスペクトに関する表現1) 第3回 読解『切抜き速報②』、文字語彙(3)文法(アスペクトに関する表現1) 第4回 読解『切抜き速報②』、文字語彙(4)文法(アスペクトに関する表現1) 第5回 読解『切抜き速報③』、文字語彙(5)文法(まとめ1、小テスト) 第6回 読解『切抜き速報③』、文字語彙(6)文法(接続の言葉1) 第7回 読解『切抜き速報④』、文字語彙(7)文法(接続の言葉1) 第8回 読解『切抜き速報④』、文字語彙(8)文法(接続の言葉1) 第9回 読解『切抜き速報⑤』、文字語彙(9)文法(接続の言葉1) 第10回 読解『切抜き速報⑤』、文字語彙(10)文法(まとめ2、小テスト) 第11回 読解『コラム⑥』、文字語彙(11) 第12回 読解『コラム⑥』、文字語彙(12) 第13回 読解『コラム⑦』、文字語彙(13) 第14回 読解『コラム⑦』、文字語彙(14) 第15回 読解『コラム⑧』、文字語彙(15)

テキスト 『試験に出る文法と表現』(筒井由美子、大村礼子、喜多民子著桐原書店)『コラム歳時記』(ニホン・ミック)『切抜き速報:高齢福祉編』

参考図書 適時紹介

評価方法 定期テスト(50%)・小テスト(20%)・課題(20%)・授業に対する取組(10%)の割合で総合的に判断

準備学習について(授業時間外等)

事前に配布する資料を読んで指示に沿ってまとめる。

担当教員からのメッセージ

「日本語Ⅰ」で学んだことをもとに、講義を聞いて理解する力、質問する力等をしっかりと身につけてほしい。言語学習において文法知識とともに語彙力は重要な柱の一つであるので毎回授業に取り入れるが限られた時間であるので各自が日常生活の中で幅広い語彙獲得にむけ、更に努力をしてほしい。辞書はかならず準備すること。

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専門科目

人間理解、介護技術、社会福祉といった本学科の教育の目的を実現

するための、理論的背景をもった教科目です。

専門科目は「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」の3

つの領域で構成されています。

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人間と社会

人間の理解・社会の理解を中心とした人間のかかわりや社会生活の

基礎となる諸分野の理論を学ぶ教科で、 11 科目設置されています。

1年生では、「人間福祉Ⅰ」「人間福祉Ⅱ」「人間関係Ⅰ」「生活と福

祉」「福祉情報」「ボランティア活動」が開講されます。

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科目名:人間福祉Ⅰ

(英文名 Human Welfare Ⅰ ) 担当教員名:千草篤麿

テーマ 人間の尊厳について考える

授業の到達

目標

介護実践を進めるに当たっての基本的観点である人間の尊厳につい

て考える意義が理解できることを目標とする。

授業の概要

人間の尊厳と自立について、心理学の観点と社会福祉の観点から概観

する。障害者問題、高齢者問題を通して授業を進める。

授業の計画(内容)

1.人間の尊厳 -全ての人の命は平等-

2.自立の意義 -重症心身障害児・者の自立とは-

3.介護者と被介護者の関係

4.マズローの欲求の階層① -欠乏欲求と存在欲求-

5.マズローの欲求の階層② -自己実現とは-

6.エリクソンのアイデンティティと自立

7.「健康」で「文化」的な生活とは

8.人間の思想と基本的人権

9.朝日訴訟、堀木訴訟を考える

10.日本国憲法と人間の尊厳

11.子どもの権利条約と障害者権利条約

12.障害児の尊厳と自立

13.障害者の尊厳と自立

14.高齢者の尊厳と自立

15.まとめ

テキスト 介護福祉士養成テキスト1 「人間の尊厳と自立」 建帛社

参考図書 その都度紹介する

評価方法 出席20%、課題20%、試験60%として、評価する。

準備学習について(授業時間外等)

毎回、テキストの予習をしておいて下さい。

担当教員からのメッセージ

毎回、授業中に質問時間を設けます。また、研究室にも質問に来て下さい。 なお、e-mailでの質問は[email protected]まで、気軽にどうぞ。

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科目名:人間福祉Ⅱ

(英文名 Human WelfareⅡ ) 担当教員名: 山田 亮一

テーマ 介護場面での尊厳の保持・自立支援について考える。

授業の到達

目標

人間の理解を基礎として、介護場面での尊厳の保持・自立支援に対応で

きる基礎能力を養う。

授業の概要

介護における尊厳の維持と自立支援の在り方について考え、心身の状況

に応じた介護の在り方について考察する。

授業の計画(内容)

1. 介護における尊厳の保持・自立支援

2. 尊厳のある状態を支える介護

3. 介護における人権と尊厳

4. 介護における自立支援

5. 看護における尊厳の保持・自立支援 ①

6. 看護における尊厳の保持・自立支援 ②

7. リハビリテーションにおける尊厳の保持・自立支援 ①

8. リハビリテーションにおける尊厳の保持・自立支援 ②

9. ソーシャルワークにおける尊厳の保持・自立支援 ①

10. ソーシャルワークにおける尊厳の保持・自立支援 ②

11. ノーマライゼーションと介護

12. QOLと介護

13. ICDHからICFへ

14. ICFと介護

15. まとめ

テキスト 新・介護福祉士養成講座1 「人間の理解」中央法規出版

参考図書 関連書籍は講義中に提示する。

評価方法 試験(60%)、 課題(20%)、 出席(20%)

準備学習について(授業時間外等)

介護が尊厳の保持・自立支援をもとに発展していくには関連する諸科学との連携

・統合化が必須となる。従来の「介護」の領域を超える思考・研究を必要とする。

担当教員からのメッセージ

介護場面における尊厳の保持・自立支援の実現は日々の福祉専門職としての介護福祉

士となる人の日々の介護に対する真摯な経験・研究・検証の蓄積が必要である。

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科目名:人間関係Ⅰ

(英文名 Human Relations Ⅰ ) 担当教員名: 千草篤麿

テーマ 人間関係の心理学的理解

授業の到達

目標

介護実践のために必要な様々なコミュニケーションの理論や技法を

身につけることを目標とする。

授業の概要

人間関係の形成やコミュニケーションの基礎について、心理学やカウ

ンセリングの理論を基礎として学ぶ。

授業の計画(内容)

1.オリエンテーション

2.人間関係の形成と心理学①

3. 〃 ②

4.精神分析における「自己」と「自我」

5.他者理解と自己覚知

6.交流分析から見た人間関係

7.アロマテラピーと人間関係(特別授業)

8.ロジャースの理論と人間関係

9.共感的理解

10.受容と自己一致

11.非言語的コミュニケーションの重要性

12.傾聴と観察

13.心の四つの窓

14.福祉現場におけるコミュニケーション事例

15.まとめ

テキスト 平木典子『新版 カウンセリングの話』朝日新聞社

参考図書 その都度紹介する

評価方法 出席20%、課題20%、試験60%として、評価する。

準備学習について(授業時間外等)

毎回、テキストの予習をしておいて下さい。

担当教員からのメッセージ

毎回、授業中に質問時間を設けます。また、研究室にも質問に来て下さい。 なお、e-mailでの質問は[email protected]まで、気軽にどうぞ。

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科目名: 生活と福祉

(英文名 Life and Welfare ) 担当教員名:山田 亮一

テーマ 私たちの暮らしと福祉について考える。

授業の到達

目標

現代社会における社会福祉の意義や概念について私たちの暮らし

のなかの事例を通して考察する。

授業の概要

社会福祉も、大転換点にあり、その様相を変貌させている。社会福祉の

歴史、思想さらに社会保障制度の総合学習を基礎として、現代の求める福

祉とは何かをについて、具体的な事例等を活用し理解を深める。

授業の計画(内容)

1.現代社会と社会福祉

2.社会福祉の思想倫理

3.社会福祉の歴史

4.社会福祉と行政

5.社会福祉法とサービス

6.児童福祉

7.障がい者福祉

8.高齢者福祉

9.地域福祉

10.その他の社会福祉

11.利用者保護制度

12.社会福祉と専門職

13.社会福祉とソーシャルワーク

14.これからの社会福祉

15.まとめ

テキスト 山縣文治編「よくわかる社会福祉」ミネルヴァ書房

参考図書 改定版・ケアマネジメント用語辞典、ミネルヴァ書房

評価方法 試験(60%)、レポート(20%)、出席(20%)

準備学習について(授業時間外等)

新聞・テレビ等のマス媒体が伝える「福祉と生活」に関する記事に関心を持つよ

うにしよう。

担当教員からのメッセージ

社会福祉は特別な領域ではない。私たちの日々の暮らしに中で出会うことの多い

ものである。社会福祉の学習を通して社会福祉が私たちの生活とどのようにかかわ

りを持っているのかについて関心を持ってほしい。

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科目名:福祉情報

(英文名 Human Welfare and Information) 担当教員名:川喜田 多佳子

テーマ コンピュータの活用方法を学ぶ

授業の到達

目標

・実社会で求められるコンピュータの活用技術を身につける。 ・グループで協力し、一つの成果物を作成する力をつける。

授業の概要 OS、電子メール、ワープロでの文書作成、プレゼンテーションの作成と発

表を行い、実社会で必要なコンピュータ活用技術を学習する。

授業の計画(内容)

第 1回 オリエンテーション、教材準備

第 2回 ウィンドウズ基礎、インターネット、USBフラッシュメモリーの取り扱い、

第 3回 文字入力の基礎、Webメール タイピング練習

第 4回 Word基礎

第 5回 ビジネス文書、文字書式、

第 6回 表作成、図形描画

第 7回 課題1 案内文作成

第 8回 課題2 注意喚起ポスター

第 9回 PowerPoint基礎

第10回 スライドの作成、アニメーション画像の挿入

第11回 課題3 個人作品課題

第12回 課題4 グループ作品作成(テーマ:学科の紹介など)

第13回 (デジカメ、携帯カメラで素材収集)

第14回

第15回 グループでプレゼンテーション発表

テキスト ・よくわかるWord2007&Excel2007&PowerPoint2007 FOM出版

・USBフラッシュメモリー(初回授業に説明する)

参考図書 図書館に蔵書されているコンピュータ関連の図書

評価方法 出席20%、日頃の取組姿勢20%、課題60%

準備学習について(授業時間外等)

授業内で配布するタイピングソフト「美佳タイプ」を自宅や空き時間を利用して練

習をしておく。

担当教員からのメッセージ

今やコンピュータ活用スキルはどの世界でも必要不可欠となっています。この授業では

、パソコンの基礎知識から文書作成、スライド作りからプレゼンテーション発表までの

技術を、様々なシーンで活用できる内容で進めていきます。学内のパソコンは空き時間

なら自由に利用できます。利用マナーを守りつつ、フル活用してください。

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科目名:ボランティア活動

(英文名 Volunteer Work ) 担当教員名:杉谷哲也

テーマ 「情けは人のためならず」「人生意気に感ず」「十人十色」

人の輝きに触れ、自分を磨き、輝く自分を見つめる。

授業の到達

目標

現代社会でボランティアが果たす役割を理解し、社会が求めるフィランソ

ロフィーになじめる技と心を磨く習慣をつける。百の論理より一の実践。

授業の概要

私たちを取り巻く社会環境を分析しながら、社会が期待するボランティア

像をデザインし、ボランティア活動でしか習得し難い技と心のトレーニン

グ、ボランティア活動では不可欠なコミュニケーション能力を磨く。

授業の計画(内容)

1. オリエンテーション(授業の進め方とボランティア活動体験紹介)

2. ボランティア活動へのいざない(活動の魅力と極意、活動の仕方)

3. 自己表現の仕方(発想の転換~マイナス思考をプラス思考に)

4. キャッチコピーの作り方(自己PRの仕方)

5. コミュニケーションのとり方(チームの作り方)

6. 縮小社会の中での期待され、求められるリーダー像(コーディネートの仕方)

7. 社会貢献の仕方(社会でボランティアが果たす役割と社会の期待)

8. 地域が果たす福祉教育と町づくり(地域社会の課題)

9. 自己表現と社会貢献の仕方(趣味・特技の活かし方)

10. 国際社会貢献の仕方(国際社会でボランティアが果たす役割と期待)

11. ボランティアと社会規範(ボランティアに問われる責任~刑法・民法)

12. ボランティア活動プログラムの組み方

13.14.活動報告(書く・話す・聞く=総合演習・報告書の書き方)

15.まとめ

テキスト 用いません

参考図書 用いません

評価方法 学外でのボランティア活動30%、授業に対する取組み20%、試験50%

準備学習について(授業時間外等)

学外での最低3回のボランティア活動の時間の捻出と報告書の提出及び各人が設

定したテーマに沿った新聞のスクラップの作成をお願いします。

担当教員からのメッセージ

ボランティア活動の楽しさは個人のやる気にかかります。授業も同じ。楽しもうと思う

前向きな姿勢で臨めば、最高に楽しいし、冷めていると全く面白くありません。

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介護

介護福祉実践の対象となる老人・障害者を中心とした、人間理解の

基礎となる諸分野の理論と技術を学び、介護実践できる能力を養うた

めの教科で、 30 科目設置されています。

1年生では、「介護概論」「老人のくらし」「くらしとレクリエーショ

ン」「コミュニケーション技術」「レクリエーション援助法」「生活の理

解Ⅰ」「基礎生活支援技術Ⅰ」「基礎生活支援技術Ⅱ」「基礎生活支援技

術Ⅲ」「応用生活支援技術Ⅰ」「応用生活支援技術Ⅱ」「介護過程演習Ⅰ」

「介護過程演習Ⅱ」「介護総合演習Ⅰ」「介護総合演習Ⅱ」「介護実習Ⅰ」

「介護実習Ⅱ」が開講されます。

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科目名:介護概論

(英文名 Introduction to Long-term Care )担当教員名:織田 紀代子

テーマ 「尊厳の保持」「自立支援」という新しい介護観と介護に対しての基礎・

理論を理解する。

授業の到達

目標

介護に対しての基礎・理論を理解し、介護技術について概要を学ぶ。

授業の概要

介護の対象である人間の理解を深め、QOLを高める生活支援の方法を探究

し、介護を展開するための基本知識、技術、態度を養う。

授業の計画(内容)

1. 介護の概念・原則の理解

2. 介護福祉士を取り巻く現状(介護の歴史・介護問題の現状)

3. 介護従事者の職業倫理・利用者の人権と介護について

4. 利用者と援助関係を築く方法

5. 尊厳を支える介護(QOL・ノーマライゼーション・利用者主体)の理解

6. 自立に向けた介護(自立支援・個別ケア)の理解

7. 介護を必要とする人の生活環境の理解(家庭・施設)との介護の留意点

8. 介護サービスの概要・介護サービス提供の場の特製を理解

9. チームワークの必要性

10. 介護技術の基本について(具体的技法の習得は技術で行う)

11. 緊急時の対応

12. 終末期の介護の対応

13. 介護における安全の確保とリスクマネージメントについて

14. 介護従事者の健康管理について

15. まとめ

テキスト 新「福祉実践をサポートする介護概論」 保育出版社

参考図書 その都度紹介します。

評価方法 授業に対する取組20% 提出物20% 試験60%

準備学習について(授業時間外等)

授業のチャイムが鳴る前に机上にテキストは準備する。

担当教員からのメッセージ

介護福祉士を目指す学生には基礎となる大切な科目です、専門用語、条例等沢山出て

きます、理解できない専門用語等はその場で質問して下さい。

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科目名: 老人のくらし

(英文名 Life of The Elderly ) 担当教員名: 高林 光暁

テーマ 高齢者の生活に視点を当て、介護福祉士としてのかかわりのあり方を学ぶ。

授業の到達

目標

主にかかわる支援、介護を要する老人に対し、適切なかかわりがしっかりで

きる介護福祉士になる。

授業の概要 高齢者のくらしの実際を知り、介護現場における高齢者主体のかかわり

のあり方、介護福祉士としてのあるべき姿を中心に授業を進める。

授業の計画(内容)

1. オリエンテーション

2. 老人のくらし(人口の推移と今後、他)

3. 〃 (現状と課題①)

4. 〃 (現状と課題②)

5. 日本の老人福祉(歴史と現状)

6. 〃 (課題と制度改革①)

7. 〃 ( 〃 ②)

8. 老人と介護福祉士(役割)

9. 〃 (望まれる福祉士像)

10.老人を支えるケアのあり方(ニーズの把握)

11. 〃 (ケアプランと多種職連携)

12. 〃 (権利擁護と拘束廃止)

13.具体的な支援のポイント①

14. 〃 ②

15.まとめ

テキスト 新版・介護福祉士養成講座2・老人福祉論(中央法規出版)

参考図書

評価方法 試験(80%)、授業に対する取り組み(20%)

準備学習について(授業時間外等)

授業時に指定する学習項目(テキスト)、内容は、必ず次回の授業迄に読み込み

理解しておくこと。

担当教員からのメッセージ

高齢者のうち、特に福祉対象者を心身の両面から真に理解し、携われる介護福祉士と

して、その優れた資質を磨き、伸ばして頂くことを期待しています。

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科目名:くらしとレクリエーション

(英文名 Life and Recreation ) 担当教員名:山本敦子・服部則男

テーマ 介護におけるレクリエーション活動の体験的学習

授業の到達

目標

くらしの中での介護とレクリエーションの関係について理解する。

レクリエーション支援の方法と技術を身につける。

授業の概要

介護を必要とする高齢者・障害者のレクリエーションを生活やくらし

の観点から捉えるための学習。主に音楽と書写、絵手紙を中心に取り

上げ、実技演習を通して高齢者・障害者のくらしに応じたレクリエー

ション支援の方法と技術を身につける。

授業の計画(内容)

第1回 オリエンテーション―高齢者・障害者のくらしと音楽レクリエーション― 山本

第2回 春の行事とクラフト、ソング① 山本

第3回 春の行事とクラフト、ソング② 山本

第4回 夏の行事とクラフト、ソング① 山本

第5回 夏の行事とクラフト、ソング② 山本

第6回 音楽レクリエーションの企画と実践① 山本

第7回 音楽レクリエーションの企画と実践② 山本

第8回 音楽レクリエーションの企画と実践③ 山本

第9回 オリエンテーション ―余暇活動としての書写と絵手紙― 服部

第10回 小筆を用いての書写① 写経と心の安定 服部

第11回 小筆を用いての書写② 写経を書く 服部

第12回 小筆を用いての書写③ 写経を書き上げる 服部

第13回 絵手紙の作成① 絵手紙の基本 服部

第14回 絵手紙の作成② 身近なものを描く 服部

第15回 絵手紙の作成③ いろいろな画材で描き上げる 服部

テキスト 梶田美奈子ほか著『心ゆたかに音楽療法(春夏編・秋冬編)』生活ジャー

ナル発行

参考図書 授業において適宜紹介する

評価方法 授業の取り組み50%、課題の発表・提出50%の割合で総合的に評

価する

準備学習について(授業時間外等)

普段から、日本の行事や文化、芸能等に目を向け、関心を持つこと

担当教員からのメッセージ

グループでの共同作業や個々の創意工夫を生かして、自ら積極的に参加しましょう

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科目名: コミュニケーション技術

(英文名 Communication Skill ) 担当教員名: 中川 千代

テーマ 介護福祉実践に必要なコミュニケーション能力の開発

授業の到達

目標

利用者の尊厳を守り、多様なニーズに柔軟に対応でき、利用者の介

護に関わるすべての人々との円滑な連携を図るために必要なコミュ

ニケーション能力を知る。

授業の概要

コミュニケーションの果たす役割を理解した上で、生活機能の低下し

た利用者やその家族への関わり方、また、多職種協働を実現するため

のコミュニケーションのあり方を学習する。

授業の計画(内容)

第1回 介護福祉実践におけるコミュニケーションの意義・目的・役割の理解

第2回 コミュニケーションの方法(自分が言葉以外で伝えているメッセージに気づく)

第3回 他者理解、話を聴く技法

第4回 利用者の感情表現を察する技法(気づき・洞察・その他)

第5回 心に変化を与えるコミュニケーション技法(納得・同意・意欲を引き出すなど)

第6回 介護者としての自分自身の理解

第7回 利用者の理解と関係づくり

第8回 家族との関係づくり

第9回 生活機能の低下した利用者とのコミュニケーションの基本視点

第10回 失語症のある利用者とのコミュニケーション

第11回 視覚障害者とのコミュニケーション

第12回 認知症のある利用者とのコミュニケーション

第13回 介護におけるチームのコミュニケーションの理解

第14回 記録による情報の共有化(役割・機能・活用・管理など)

第15回 報告・連絡・相談の意義と目的及び方法、会議のもち方の基本

テキスト 「コミュニケーション技術」最新介護福祉全書4 メヂカルフレンド社

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取組30%、レポート20%、試験50%の割合で総合評価する

準備学習について(授業時間外等)

演習の中で行ったことを普段の生活の中でも、意識して行ってみて、どうすれば

自分のメッセージがうまく伝わるのか工夫し考えるようにしてみましょう。

担当教員からのメッセージ

コミュニケーションは、よりよい人間関係の基本です。相手の思いを受け止め、こち

らの思いを返すという「思いのキャッチボール」ができることが、コミュニケーション

そのものです。特にコミュニケーションが苦手という人は、何をどのように気をつけれ

ばよいのか考える機会にしてください。

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科目名:レクリエーション援助法

(英文名 Helping Methods in Recreation) 担当教員名:山本 敦子

テーマ 介護におけるレクリエーション支援の体験・企画・実践

授業の到達

目標

援助を必要とする人の「生活を豊かにする」ための豊かな表現力や指導力

コミュニケーション技術を習得する。

授業の概要

様々なレクリエーションアクティビティを体験しながら、レクリエーショ

ン実技の基礎技術や支援方法が身につくように演習を行う。その過程で「

その人らしさ」「自分らしさ」を生かしたコミュニケーションの方法につ

いて学ぶ。

授業の計画(内容)

第1回 オリエンテーション

第2回 レクリエーション・ゲーム①

第3回 レクリエーション・ゲーム②

第4回 レクリエーション・ゲーム③

第5回 レクリエーション・スポーツ①

第6回 レクリエーション・スポーツ②

第7回 レクリエーション・スポーツ③

第8回 コミュニケーション・ワーク①

第9回 コミュニケーション・ワーク②

第10回 コミュニケーション・ワーク③

第11回 レク・プログラムの企画①

第12回 レク・プログラムの企画②

第13回 レク・プログラムの実践①

第14回 レク・プログラムの実践②

第15回 ふりかえりとまとめ

テキスト 必要に応じてプリントを配布する

参考図書 坂本宗久・松林誠志著「高齢者のためのかんたん・楽しいレクリエーショ

ン」ナツメ社

評価方法 授業の取り組み50%、課題の発表・提出50%の割合で総合的に評

価する。

準備学習について(授業時間外等)

前期「レクリエーション理論」「くらしとレクリエーション」で学んだことを活かす

担当教員からのメッセージ

グループでの共同作業や個々の創意工夫を生かして、自ら積極的に参加しましょう

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科目名: 生活の理解Ⅰ

(英文名 Invitation to living Ⅰ) 担当教員名: 鷲見 裕子

テーマ 生活支援のために必要な食の知識と技術を学ぶ。

授業の到達

目標

高齢者や障害者の自立・自律を尊重した生活支援を行うため

に、食生活に関する基本的な知識と調理技術を習得する。

授業の概要

食生活の現状や課題を理解するとともに、栄養や食品、調理に関し

て学ぶ。高齢者・障害者に適した食品選択や調理形態、食品衛生等の

食生活に必要な基本的な知識や調理技術を、実習を通して学ぶ。

授業の計画(内容)

1. 日本の食文化と食生活の特徴

2. 栄養に関する基本的知識①

3. 栄養に関する基本的知識②

4. 食生活と健康

5. 食品の選択と安全性

6. 献立作成と調理

7. 基礎調理実習①

8. 基礎調理実習②

9. 基礎調理実習③

10. 高齢者、障害者の栄養と食生活

11. 高齢者のための献立実習①

12. 高齢者のための献立実習②

13. 食事介助を要する人の献立実習①

14. 食事介助を要する人の献立実習②

15. 行事食・郷土食の献立実習

テキスト 介護福祉士養成講座編集委員会編「生活支援技術Ⅰ」中央法規出版

参考図書 田崎裕美他編著「生活支援のための調理実習」建帛社

評価方法 授業への取り組み(20%)、提出物(40%)試験(40%)

準備学習について(授業時間外等)

実習は終了後、内容、考察を記録用紙にまとめる

担当教員からのメッセージ

介護は高齢者や障害者の生活に関わらなければなりません。自分自身の食生活を見

つめなおして「食」の現状、社会との関わり、精神的・文化的側面など多角的に考え

ましょう。

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科目名: 基礎生活支援技術Ⅰ

(英文名 Basic Technique of Life Support Ⅰ)担当教員名: 中川 千代

テーマ 個々の利用者に対しての自立に向けた汎用性のある生活支援能力を養う

授業の到達

目標

人間の尊厳を尊重し、潜在能力を引き出し自立に向かう視点を持った適切

な介護の知識・技術を知り、基本的技術を身につける。

授業の概要

利用者の生活上の課題を見極める視点を養う。自立に向けた環境整備、基

本的な体の動かし方・移動のための知識と基本的技術を演習する。

授業の計画(内容)

第1回 生活支援技術の基本を学ぶことの意義、ボディメカニクスの原則

第2回 プライバシー空間の必要性と環境整備

第3回 リネン類のたたみ方とベッドメーキング

第4回 ベッドメーキング(三角コーナーなど)

第5回 ベッドメーキング(クローズベッドの整え方)

第6回 技術確認(ベッドメーキング)

第7回 自立生活を支える移動・移乗動作の支援

第8回 体の動かし方①(姿勢の種類など)

第9回 体の動かし方②

第10回 体の動かし方③

第11回 体の動かし方④、車椅子の構造と操作方法

第12回 ベッド⇔車椅子間の移乗①

第13回 車椅子での移動介助

第14回 技術確認(体の動かし方、車椅子介助)

第15回 衣服の着脱(パジャマ)

テキスト 「生活支援技術Ⅱ」新・介護福祉士養成講座第7巻 中央法規出版

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取組50%、技術確認試験50%の割合で総合評価

準備学習について(授業時間外等)

授業で習った技術は自己で復習し、覚えてください。その際、手順だけを覚えるの

ではなく、なぜ、何のために、そのようにするのかをしっかりおさえてください。

担当教員からのメッセージ

頭で考えるだけでなく、自ら動いて体験し考える。同じような介護を受けているはず

なのに快・不快を感じるのは、何が影響しているのか。どこに違いがあるのか。それら

を意識しながら、安全で的確な基本的技術が身につくよう皆さんが主体的に学べる機会

にします。

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科目名: 基礎生活支援技術Ⅱ

(英文名 Basic Technique of Life Support Ⅱ )担当教員名:織田紀代子(徳山)

テーマ 適切な基本的介護技術を学ぶ

授業の到達

目標

尊厳保持の観点から個々の利用者に対して自立に向けた生活支援が行え

る能力を身につける。

授業の概要

・ 生活機能の低下した利用者の生活上の課題を見極める視点を養う。

・ 自立に向けた入浴・排泄・装いのための介護の知識と基本的技術を身

につける。

授業の計画(内容)

Ⅰ、自立支援を支える入浴、清潔保持の意義と目的のためのアセスメント

2、生活習慣と装いの楽しみを支える介護

3、整容行動の介助技術(洗髪・ベッド上での洗髪)(織田・徳山)

4、整容行動の介護技術(洗面・ひげの手入れ・爪の手入れ・口腔の清拭)

5、整容行動の介助技術(衣服の着脱)(織田・徳山)

6、整容行動の介助技術(衣服の着脱)

7、入浴におけるアセスメント

8、入浴の介助技術①(利用者の心身にあった入浴方法・家庭浴)(織田・徳山)

9、入浴の介助技術②(利用者の心身にあった入浴方法・機械浴)

10、排泄の意義と目的、排泄支援のためのアセスメント

12、安全で的確な排泄介助①(トイレ・ポータブルトイレ)

13、安全で的確な排泄介助②(尿器・便器・おむつ)(織田・徳山)

14、安全で的確な排泄介助③(おむつ・陰部洗浄)(織田・徳山)

15、まとめ

テキスト 「生活支援技術Ⅱ」新・介護福祉士養成講座第7巻 中央法規

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取組30% 課題レポート20% 試験50%

準備学習について(授業時間外等)

授業で習った技術は繰り返し行って覚えて下さい。その際、手順だけを覚えるの

だはなく、何故、何のためにその様にするのかをしっかりおさえてください。

担当教員からのメッセージ

頭で考えるだけでなく、自ら動いて体験し考える。同じ様な介護を受けているはずな

のに快・不快を感じるのは何が影響しているのか、どこに違いがあるのか。それらを意

識しながら、安全で的確な基本技術が身につくよう、皆さんが主体的に学べる機会にし

ます。

-35-

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科目名: 基礎生活支援技術Ⅲ

(英文名 Basic Technique of Life Support Ⅲ)担当教員名:中川千代(徳山)

テーマ 個々の利用者に対しての自立に向けた汎用性のある生活支援能力を養う

授業の到達

目標

人間の尊厳を尊重し、潜在能力を引き出し自立に向かう視点を持った適切

な介護の知識・技術を知り、基本的技術を身につける。

授業の概要

利用者の生活上の課題を見極める視点を養う。自立に向けた食事支援の知

識・技術、睡眠の意義、安眠への援助の演習をする。また、終末期ケア(

職種間の連携のとり方)についても学ぶ。

授業の計画(内容)

第1回 食事の意義と目的、食事摂取の過程と動作、姿勢のとり方

第2回 「おいしく食べる」ための支援のあり方(環境づくり、雰囲気づくり)

第3回 介護食の形態と調理の工夫

第4回 安全で的確な食事介助の技法①(誤嚥・窒息の防止など) (中川・徳山)

第5回 安全で的確な食事介助の技法②(脱水の予防、水分介助、口腔ケアなど)

第6回 衣服の着脱介助(寝たままでの寝衣交換) (中川・徳山)

第7回 衣服の着脱介助(片麻痺のある利用者) (中川・徳山)

第8回 技術確認(寝衣交換)

第9回 整容介助(洗面、ひげの手入れ、爪の手入れ) (中川・徳山)

第10回 整容行動に必要な福祉用具(自助具)

第11回 睡眠の意義と目的、安眠の条件とアセスメント

第12回 安眠のための介護の工夫、安眠を促す介助、安楽な体位 (中川・徳山)

第13回 不眠時の対応、睡眠と薬、終末期の意義

第14回 終末期ケアにおける介護職の役割

第15回 終末期における介護技術

テキスト 「生活支援技術Ⅱ」新・介護福祉士養成講座第7巻 中央法規出版

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取組30%、技術確認試験40%、試験30%の割合で総合評価

準備学習について(授業時間外等)

授業で習った技術は自己で復習し、覚えてください。その際、手順だけを覚えるの

ではなく、なぜ、何のために、そのようにするのかをしっかりおさえてください。

担当教員からのメッセージ

人は一人ひとり皆違います。その人にふさわしい介護が提供できるようになるために

は、基本をしっかり学ぶことが大切です。いつも利用者と接している気持ちで演習し、

「あなたに介護してもらえてうれしい」と感じてもらえるようコツコツ学びましょう。

-36-

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科目名:応用生活支援技術Ⅰ

(英文名 Applied Technique of Life Support Ⅰ) 担当教員名:織田 紀代子

テーマ 運動機能障害のある人の安全に援助できる知識や技術を学ぶ。

授業の到達

目標

運動機能障害のある人の尊厳保持の観点を踏まえ潜在在能力を引き出し、

見守りを含めた適切な介護技術を用い、安全に援助できる知識や技術を習

得する

授業の概要

・ 利用者の状態・状況に応じた介助の留意点と援助法を学習する。

・ 疾患を持つ人の観察の視点と援助方法を学ぶ。

授業の計画(内容)

1、人間の健康と疾患・障害の関連性

2、運動機能障害のある人の状況

3、運動機能障害の状態像と原因

4、運動機能障害の状態像と原因

5、疾患が人に与える影響と観察の視点

6、疾患が人に与える影響と観察の視点

7、疾患が人に与える影響と観察の視点

8、高齢者の健康状態と介護を必要とする人の特徴

9、高齢者の健康状態と介護を必要とする人の特徴

10、運動機能低下が与える影響と介助の留意点(移動に与える影響)

11、運動機能低下が与える影響と介助の留意点(身支度、入浴、清潔保持に与える影響

12、運動機能低下が与える影響と介助の留意点(食事に与える影響)

13、運動機能低下が与える影響と介助の留意点(排泄に与える影響)

14、運動機能低下が与える影響と介助の留意点(家事、睡眠に与える影響)

15、まとめ

テキスト 新・介護福祉士養成講座 第8巻 中央法規

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取組20% 提出物20% 試験60%

準備学習について(授業時間外等)

運動機能障害のある人の生活・現状を知る

担当教員からのメッセージ

授業では演習も取り入れます。運動機能低下が生活に与える影響について深く考えな

がら、積極的に支援方法を学習して下さい。

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科目名:応用生活支援技術Ⅱ

(英文名 Applied Technique of Life Support Ⅱ) 担当教員名:鈴木 文子

テーマ 聴覚障害者への理解を深め、ろう者の言葉『手話』に触れる

授業の到達

目標

・障害者施策の基本的な流れを学び、聴覚障害者への理解を深める。

・ろう者の文化であり言葉である『手話』に触れ、初歩的な手話を学ぶ。

授業の概要 教科書を基本として講義を進めると同時に、初歩的な手話実技に触れる。

障害当事者〈難聴者とろう者〉による講義と実技を3回実施予定。

授業の計画(内容)

〈 講 義 〉 〈 実 技 〉

1回目:オリエンテーション 1 回目:簡単な挨拶単語

2回目:聞こえないとは 2 回目:簡単な愛さ鵜単語復習

3回目:聴覚障害の基礎知識1 3 回目:第 1 講座

4回目:聴覚障害の基礎知識2 4 回目:第 3 講座

5回目:手話とは 5 回目:自己紹介・他己紹介

6回目:コミュニケーションとは 6 回目:第 4 講座

7回目:聴覚障害者より学ぶ1 7 回目:第 5 講座

8回目:障がい者とは1 8 回目:第 6 講座

9回目:聴覚障害者より学ぶ2 9 回目:要約筆記

10 回目:障がい者とは2 10 回目:第 1~第 6 講座の復習

11 回目:聴覚障害者と福祉制度1 11 回目:第 7 講座

12 回目:聴覚障害者より学ぶ3 12 回目:第 8 講座

13 回目:聴覚障害者と福祉制度2 13 回目:第 7~第 8 講座の復習

14 回目:講義補充1 14 回目:読み取り練習

15 回目:講義補充2 15 回目:総復習

テキスト 『新 手話教室』入門編 社会福祉法人 全国手話研修センター

参考図書 『聴覚・言語障害者とコミュニケーション』一番ヶ瀬康子監修 中央法規

評価方法 授業に対する取り組み10% 試験(筆記・実技)90%

準備学習について(授業時間外等)

講義:教科書や配布資料、ノートを読み返し講義内容の整理をする。

実技:地域の手話サークルに参加をし、ろう者との触れ合いを進められたい。

担当教員からのメッセージ

聴覚障害者といわれる人たちには様々な形態があり、コミュニケーションの方法も違い

ます。その違いや課題を理解したうえで、手話実技も気負わず楽しく学んでください。

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科目名:介護過程演習Ⅰ

(英文名 Seminar in Process of Long-term CareⅠ ) 担当教員名:福田 洋子

テーマ 利用者の生活支援を理解し、生活課題をとらえる。

授業の到達

目標

生活利用者の生活支援を理解し、利用者の生活課題を適切にとらえる視

点を養う。

授業の概要

生活利用者である利用者の生活支援の中での、介護過程の必要性、活用の

仕方を学習する。

授業の計画(内容)

1、人として生きることと共に生きること、生きることの困難さ

2、ノーマライゼーションと「パトスの知」とは

3、利用者・家族・施設の介護課題

4、介護の目的・目標

5、自立と尊厳

6、いのちのケア・生活のケア・人生のケア

7、「癒し」としての教育と「老い」を見るまなざし

8、介護すること・支援すること

9、問われる個別ケアの実践能

10、ありのままに受け入れられる居場所を創造する

11、生涯学習者としての自己学習

12、障害を持つプロセス・受容過程と支援

13、エンパワーメントの概念

14、マズローの「欲求の5段階説」を通して基本的欲求と自己実現を探る

15、まとめ

テキスト 「介護過程」介護福祉士養成テキストブック 8 ミネルヴァ書房

参考図書 その都度紹介します。

評価方法 授業に対する取組20% 提出物20% 試験60%

準備学習について(授業時間外等)

生活利用者の「いのち・生活・人生」を学びます。テキストを熟読しておいてく

ださい。

担当教員からのメッセージ

自分の周りの生活利用者をしっかり見つめ直して、生活利用者の理解を各人で深めて

下さい。

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科目名: 介護過程演習Ⅱ

(英文名 Seminar in Process of Long-term CareⅡ)担当教員名: 中川 千代

テーマ 介護課題解決のための方法論を学ぶ

授業の到達

目標

介護過程展開のプロセスを習得する。

介護過程の基盤になるICFの概念・枠組みがわかる。

授業の概要

介護過程展開の各段階を理解し、実践に生かせる個別援助計画を立案する

ための基礎を学ぶ。リスクマネジメントやチームケアに必要な観察・記録

・報告についても学習する。

授業の計画(内容)

第1回 さまざまな介護課題と問題解決過程としての介護の過程

第2回 情報収集、アセスメントについて

第3回 アセスメントの必要性とニーズの抽出

第4回 観察・記録・報告

第5回 生活課題(介護課題)のとらえ方

第6回 ICFの概念と介護過程の関係

第7回 ICFの基本概念とモデル①

第8回 ICFの基本概念とモデル②

第9回 ICFの特徴 「している活動」「できる活動」

第10回 介護過程とケアマネジメント

第11回 介護予防・予知予見の視点の重要性

第12回 リスクマネジメント(転倒、誤嚥、誤薬や中毒)

第13回 リスクマネジメント(熱傷や火傷、脱水など)

第14回 介護過程展開 情報収集→アセスメント→計画立案の演習①

第15回 介護過程展開 情報収集→アセスメント→計画立案の演習②

テキスト 「介護過程」介護福祉士養成テキストブック8 ミネルヴァ書房

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取組20%、提出物(課題含む)20%、試験60%の割合で総合評価

準備学習について(授業時間外等)

単に衣食住が安定するだけの支援にとどまらない介護ができるにはどのような

視点を持つことが大切なのかを考え、課題等には真面目に取り組んでください。

担当教員からのメッセージ

利用者に関わるすべての過程が介護過程です。介護福祉士として根拠のある介護を継

続的に提供できる『求められる人』になれるよう介護過程の展開を身につけ、常に自分

に問いかけながら行動できるための知識・技術を学びましょう。

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科目名: 介護総合演習Ⅰ

(英文名 General Seminar in Long-term Care Ⅰ) 担当教員名:福田 洋子

テーマ 実習の意義と重要性について

授業の到達

目標

実習全体の流れを軸において、理論学習や演習と関連づけながら、それぞ

れの実習に向けて、より効果的な実習ができるように準備をする。

授業の概要

介護実習の意義や実習Ⅰの位置づけを学習し、対象の生活の場、対象につ

いても理解を深める。更に学内での基本的な介護の知識や技術をたしかめ

ながら、実習Ⅰに臨む準備を進めていく。

授業の計画(内容)

1、介護実習の概要、介護実習の意義・重要性

2、対象の理解

3、生活の場の理解

4、対人援助について、プロセスレコードの演習

5、施設見学について、プロセスレコードの演習

6、施設見学

7、施設見学の振り返り、まとめ、発表

8、介護実習Ⅰの目標・到達度の確認

9、介護実習Ⅰの実習関係書類の作成

10、介護実習Ⅰの実習関係書類の作成

11、介護実習Ⅰの実習関係書類の作成

12、介護実習Ⅰの実習関係書類の作成

13、実習諸記録の書き方

14、実習諸記録の書き方

15、介護実習Ⅰに必要な知識や技術の確認

テキスト 新・介護福祉養成講座10「介護総合演習・介護実習」中央法規

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取り組み20%、提出物40%、課題レポート40%

準備学習について(授業時間外等)

実習施設の概要を調べる。

担当教員からのメッセージ

対象者の日常生活支援にあたり対象について正しく理解を深めてほしい。また、実施し

たことの気づきや学びを記録に残していくことは、自己の言動の振り返りになり、学習

を更に深めていくために必要なこととして考えてほしい。

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科目名: 介護総合演習Ⅱ

(英文名 General Seminar in Long-term Care Ⅱ ) 担当教員名:福田 洋子

テーマ 介護実習Ⅰの振り返りと介護の対象者とその生活現場についての理解

授業の到達

目標

介護実習Ⅱの内容と到達度を理解し、目標を明確に持った上で実習に臨む

準備をする。

授業の概要 介護実習Ⅱへの事前指導を中心に、毎回のテーマに沿って授業をすすめる

授業の計画(内容)

1、介護実習Ⅰでの学びの振り返り、自己の課題の明確化

2、実習Ⅰでの介護の場について考える

3、対象者について考える

4、介護実習Ⅰでのまとめを作成する

5、介護実習Ⅰでのまとめ発表

6、介護実習Ⅱの目標・到達度の確認

7、介護実習Ⅱの自己目標の明確化

8、介護実習Ⅱの実習関係書類の作成

9、介護実習Ⅱの実習関係書類の作成

10、介護実習Ⅱの実習関係書類の作成

11、介護実習Ⅱに向けての事前学習

12、介護実習Ⅱに向けての事前学習

13、福祉レクリエーションの企画、運営について

14、介護実習Ⅱに必要な知識・技術の確認(受け持ち利用者について)

15、介護実習Ⅱに向けての心得・連絡・相談・チームワークなど事前指導

テキスト 新・介護福祉養成講座10「介護総合演習・介護実習」中央法規

「介護実習の手引き」

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取り組み20%、提出物40%、課題レポート40%

準備学習について(授業時間外等)

介護実習Ⅱは、介護実習Ⅰを土台に一気に複雑な生活支援技術が求められるように

なります。実習が始まってからあせらないですむように、自分に必要なことを日々

少しずつ準備していく心構えと行動力を磨くことが大切です。

担当教員からのメッセージ

介護実習Ⅰの振り返りを各自がしっかり行い、他の学生の思いや意見を聞き、自己の課題

を明確なものにしてほしい。より学びが深められるよう、自分の良いところ、また、不足

しているところを見据え、介護実習Ⅱに臨む姿勢を高めていけるようお互い磨き合おう。

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Page 41: 1年生授業計画(シラバス) - takada-jc.ac.jp · 教 科 目 授業方法 単 位 数 開講単位 卒 業 必 修 資格取得条件 1年 レ 担当教員 ク レー ショ

科目名: 介護実習Ⅰ

(英文名 Practice of Long-term Care Ⅰ) 担当教員名:福田 織田 山田(徳山)

テーマ

授業の到達

目標

利用者の生活の場である様々な介護の現場の概要を知り、利用者・家族

とのコミュニケーションの実践を通して対象者の理解を深める。

授業の概要

・ 担当教員及び実習指導者の指導を受けながら実習を進める。

・ 施設で生活している利用者に寄り添う。

授業の計画(内容)

10日間(90時間)

(行動目標)

・ 利用者の生活の場として多様な介護現場があることを知る

・ 利用者・家族との関わりを通じたコミュニケーションがとれる

・ 生活者として対象者を捉えられる

・ 利用者の生活リズム、生活環境がわかる

・ 実習施設の概要がわかる

・ 介護職の役割を知る

・ 生活支援技術を介護士の指導のもと、実践できる

・ 施設の行事に参加できる

・ 日々の記録・報告・相談ができる

テキスト

参考図書 「介護実習の手引き」

評価方法

介護実習Ⅰ評価表による施設評価 40%

介護実習Ⅰ評価表による教員評価 40%

課題提出物 20%

準備学習について(授業時間外等)

体調管理をしっかりしましょう。

担当教員からのメッセージ

最初の実習です、新鮮な目で施設介護について考えてみましょう。

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科目名: 介護実習Ⅱ

(英文名 Practice of long-term Care Ⅱ)担当教員名:福田 織田 山田(徳山)

テーマ 介護実践の場において、利用者の個別のニーズに合わせた介護の必要性

を理解する。

授業の到達

目標

施設のケアプランに基づいた基本的生活支援を行うことが出来、他職種

との連携を通じ、チームの一員としての介護福祉士の役割について知る。

授業の概要

・ 担当教員及び実習指導者の指導を受けながら実習をすすめる。

・ 安全・安楽に配慮した生活支援技術が身につくよう、利用者と積極的

に関わりをもつ。

授業の計画(内容)

20日間(180時間)実習

(行動目標)

・ 利用者個々の生活リズムと個性がわかる

・ 個別性のある介護の必要性がわかる

・ 利用者の介護計画に基づいた生活支援の基本が実践できる

・ 安全・安楽に配慮した生活支援技術ができる

・ 他職種協働や関係機関との連携を通じてチームの一員としての介護福祉士の役割を

知る

・ チームカンファレンスを通じ、利用者の生活の質を向上させる取り組みを学ぶ

・ 施設行事の準備から参加まで実施できる

・ 実習施設の目的、役割、構造がわかる

・ 地域で生活する対象者への生活支援活動がわかる

テキスト 「介護総合演習・介護実習」新・介護福祉士養成講座 10 中央法規

参考図書 「介護実習の手引き」

評価方法 介護実習Ⅱ評価表による施設評価 40%

介護実習Ⅱ評価表による教員評価 40% 提出物 20%

準備学習について(授業時間外等)

規則正しい生活に心掛け、体調管理をすること。施設の概要を知り、交通手段の

確認など実習に臨むため個々に必要な準備をすること。

担当教員からのメッセージ

利用者一人ひとりの生活がより良くなるよう、学んだ知識や技術を生かして精一杯利

用者と関わる実習をしてください。自分なりの気づきをいくつも持ち帰り、介護実習Ⅲ

につなげられるような学びを期待します。

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こころとからだのしくみ

介護実践に必要な知識という観点から、からだとこころのしくみ

についての知識を養う教科で 10 科目設置されています。

1年生では、「人間発達の理解Ⅰ」「人間発達の理解Ⅱ」「認知症の

理解Ⅰ」「心と身体Ⅰ」「心と身体Ⅱ」「心と身体の医学Ⅰ」が開講さ

れます。

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科目名:人間発達の理解Ⅰ

(英文名 Invitation to Human Development Ⅰ) 担当教員名:千草篤麿

テーマ 発達心理学の基礎

授業の到達

目標

人間理解のための発達心理学の基礎を身につけることを目標とする。

授業の概要

人間発達を胎児期から老年期まで概観し、ライフサイクルとしての発

達を理解する。その上で、老年期おける心理的特徴を検討する。

授業の計画(内容)

1.人間の発達とは -ポルトマン「人間はどこまで動物か」-

2.発達段階について -ピアジェ、フロイト-

3.発達段階について -エリクソン-

4.胎児期、乳児期の発達

5.幼児期、児童期の発達

6.青年期、成人期の発達

7.老年期の発達について

8.老年期の発達課題

9.老化が及ぼす心理的影響

10.老いの受容

11.高齢期の精神障害

12.要介護高齢者の心理

13.老化に伴う身体変化と心の理解

14.老化に伴う知的機能の変化

15.まとめ

テキスト 新・介護福祉士養成講座11 「発達と老化の理解」 中央法規

参考図書 心理科学研究会編、千草篤麿他著 「心理科学への招待」 有斐閣

評価方法 出席20%、課題20%、試験60%として、評価する。

準備学習について(授業時間外等)

毎回、テキストの予習をしておいて下さい。

担当教員からのメッセージ

毎回、授業中に質問時間を設けます。また、研究室にも質問に来て下さい。 なお、e-mailでの質問は[email protected]まで、気軽にどうぞ。

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科目名: 人間発達の理解Ⅱ

(英文名 Invitation to Human Development II ) 担当教員名: 太城 康良

テーマ 高齢者と健康

授業の到達

目標

高齢者の心身の変化や病態を理解するための

医学・医療に関する基礎的な知識を習得する。

授業の概要 教科書の重要事項を中心に、プリントを用いて正常構造および

機能と対比させて高齢者の病理学の基礎を講義する。

授業の計画(内容)

第1回. 高齢者の症状・疾患の特徴

第2回. 高齢者に多い症状(痛み、めまい、体重減少・食欲不振)

第3回. (しびれ、浮腫、咳・痰、息切れ、かゆみ)

第4回. (不眠、便秘、下痢、誤嚥、出血)

第5回. 高齢者に多い病気とその留意点(生活習慣病)

第6回. (骨・関節系の病気、歯・口腔の病気)

第7回. 演習①(第1~6回の復習)

第8回. (目の病気、耳の病気、皮膚の病気)

第9回. (呼吸器の病気、腎・泌尿器の病気)

第10回. (消化器系の病気、循環器系の病気)

第11回. (脳・神経系の病気、精神の病気)

第12回. (介護保険の特定疾病、感染症)

第13回. 保健医療職との連携

第14回. 演習②(第8~13回の復習)

第15回. 総まとめ

テキスト 新・介護福祉士養成講座 11発達と老化の理解、中央法規

参考図書 適宜紹介する

評価方法 授業に対する取組40%、試験60%

準備学習について(授業時間外等)

健康、人体、医療などに関する身近な情報や日常体験への感性を高める。

前期の「心と身体Ⅰ」の正常構造と機能についての復習をしておく。

担当教員からのメッセージ

医学用語の単純暗記ではなく、病気やケガの高齢者をイメージできるよう心が

けましょう。覚えることは多いですが、頑張りましょう。

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科目名: 認知症の理解Ⅰ

(英文名 Invitation to Dementia I ) 担当教員名: 太城 康良

テーマ 認知症

授業の到達

目標

認知症の患者を理解するための

医学・医療・心理に関する基礎的な知識を習得する。

授業の概要 教科書の重要事項を中心に、プリントを用いて認知症の患者の

特徴や心理状態の基礎を講義する。

授業の計画(内容)

第1回. 認知症の人の体験の理解

第2回. 認知症ケアの歴史

第3回. 認知書ケアの理念と視点

第4回. 演習(第1~3回の復習)

第5回. 認知症とは①

第6回. 認知症とは②

第7回. 認知症の診断

第8回. 認知症の原因疾患と治療①

第9回. 認知症の原因疾患と治療②

第10回. 演習(第5~9回の復習)

第11回. 認知症の予防

第12回. 認知症の人の行動・心理症状①

第13回. 認知症の人の行動・心理症状②

第14回. 演習(第11~13回の復習)

第15回. 総まとめ

テキスト 新・介護福祉士養成講座 12認知症の理解、中央法規

参考図書 適宜紹介する

評価方法 授業に対する取組40%、試験60%

準備学習について(授業時間外等)

健康、人体、医療などに関する身近な情報や日常体験への関心を高め、

前期の「心と身体Ⅰ」の正常構造と機能についての復習をしておく。

担当教員からのメッセージ

医学用語の単純暗記ではなく、認知症の高齢者をイメージできるよう心がけま

しょう。覚えることは多いですが、頑張りましょう。

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科目名: 心と身体Ⅰ

(英文名 Mental and Physical Structure I ) 担当教員名: 太城 康良

テーマ 正常な人体の構造と機能

授業の到達

目標

加齢による心身の変化や病態を理解するための基盤として

正常な人体における解剖生理学的な知識を習得する

授業の概要 プリントを中心に正常な人体の構造と機能を整理し、適宜、

教科書を用いて解剖生理学・運動学・心理学の基礎を講義する。

授業の計画(内容)

第1回. オリエンテーション、解剖学・細胞生物学総論

第2回. 骨格系 (教科書:2章の第2節に相当)

第3回. 筋系・運動学 (教科書:2章の第2節に相当)

第4回. 呼吸器系 (教科書:2章の第1節に相当)

第5回. 消化器系 (教科書:2章の第1節に相当)

第6回. 循環器系 (教科書:2章の第1節に相当)

第7回. 内分泌系・免疫学 (教科書:2章の第1節に相当)

第8回. 泌尿器系・生殖器系 (教科書:2章の第1節に相当)

第9回. 演習① (第1~8回の復習)

第10回. 神経系 (教科書:1章の第3節に相当)

第11回. 感覚器系 (教科書:1章の第3節に相当)

第12回. 精神科学、心理学 (教科書:1章の第1~2節に相当)

第13回. 健康観 (教科書:序章に相当)

第14回. 演習② (第10~13回の復習)

第15回. 総まとめ

テキスト 新・介護福祉士養成講座 14こころとからだのしくみ、中央法規

参考図書 適宜紹介する

評価方法 授業に対する取組40%、試験60%

準備学習について(授業時間外等)

健康、人体、医療などに関する身近な情報や日常体験への関心を高めておく。

担当教員からのメッセージ

医学・解剖用語の暗記ではなく、「形」と「働き」をイメージできるよう心が

けましょう。覚えることは多いですが、頑張りましょう。

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科目名:心と身体Ⅱ

(英文名 Mental and Physical Structure Ⅱ) 担当教員名: 福田 洋子

テーマ こころとからだのしくみの理解

授業の到達

目標

介護技術の根拠となる人体の構造や機能を学び、介護サービスの提供にお

ける安全への留意点や心理的側面への配慮について理解する

授業の概要

身体の構造や機能の基礎知識、および生活行動に関連した心とからだのし

くみについて学習する

授業の計画(内容)

1、 からだのしくみ(人体各部の名称)

2、 生命維持機能と恒常性の維持

3、 バイタルサインについて

4、 身体を介した生活について

5、 ボディメカにクス

6、 安楽な体位(良肢位・体位の種類と保持)

7、 移動行為の意味と安全・安楽について

8、 みじたくの生理的意

9、 食べることの意義と機能

10、 口腔の清潔のしくみ

11、 食事場面における変化の気づきと医療職との連携

12、 排泄に関するしくみおよび機能低下がおよぼす影響

13、 人間が活動する上での睡眠・覚醒のパターンとリズム

14、 清潔保持に関連したしくみ

15、 清潔保持の方法

テキスト 新・介護福祉養成講座14「こころとからだのしくみ」中央法規

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取り組み20%、提出物(課題含む)20%、試験60%

準備学習について(授業時間外等)

医学用語が多いため事前にテキストを読み理解を深めましょう

担当教員からのメッセージ

生活行動の意味を知ることは、介護者として大切なことです。日常、何気なく行ってい

る生活行動の意味を、自分自身の生活の中で1つずつ丁寧に考えて行きましょう

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科目名:心と身体の医学Ⅰ

(英文名 Mental and Physical Medicine Ⅰ) 担当教員名: 福田 洋子

テーマ こころとからだの病気とそれが及ぼす影響について

授業の到達

目標

介護技術の根拠となる人体の構造や機能を学び、介護サービスの提供にお

ける安全への留意点や心理的側面への配慮について理解する

授業の概要

人間を統合体としてとらえ、身体の機能低下や障害が生活場面において心

身におよぼす影響を学習する。

授業の計画(内容)

1、 人間の欲求に関連した心と身体のしくみ

2、 人間の身体を介した生活

3、 各器官の機能と構造

4、 爪、皮膚の構造と機能(褥瘡、発汗のしくみ)

5、 清潔に関した心と身体のしくみ

6、 口腔の清潔に関するしくみと及ぼす影響

7、 機能低下、障害が及ぼす身じたくへの影響

8、 機能低下、障害が及ぼす移動への影響

9、 運動が及ぼす身体への影響

10、 食事に関するしくみと機能低下・障害が及ぼす影響

11、 低血糖、高血圧、嚥下障害、誤嚥、脱水について

12、 排泄に関する機能低下や障害の原因とその影響

13、 日常生活で便秘、下痢に気づくための観察と医療職との連携

14、 睡眠に関連する機能低下や障害の原因とその影響

15、 まとめ

テキスト 新・介護福祉養成講座14「こころとからだのしくみ」中央法規

参考図書 その都度紹介します

評価方法 授業に対する取り組み20%、提出物(課題含む)20%、試験60%

準備学習について(授業時間外等)

医学用語が多いため事前にテキストを読み理解を深めましょう

担当教員からのメッセージ

介護ケアにおいて必要な医学的基礎知識を学びます。対象者を的確にとらえるうえで重

要な知識であり、より良い介護に繋がる基本となります。

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ピアヘルパー

ピアヘルパー資格に必要な教科で、3科目設置されています。

1年生では、開講される科目はありません。

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レクリエーション

福祉レクリエーション・ワーカーおよびレクリエーション・インス

トラクター資格に必要な教科で、 6 科目設置されています。

1年生では、「レクリエーション理論」、「福祉レクリエーション論」

「現場実習」が開講されます。

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科目名:レクリエーション理論

(英文名 Theory of Recreation ) 担当教員名: 鈴木 寿子

テーマ レクリエーション・インストラクターに必要な理論学習

授業の到達

目標

演習やグループワークを通して、レクリエーション・インストラクタ

ーとして必要な知識を身につける。

授業の概要

レクリエーション支援者として活躍できるための理論を、演習やグル

ープワークで学習する。特に幼児教育現場の支援者として、レクリエ

ーション実技が最大限発揮できるための基礎となる理論を体系的に体

得できるよう授業を組み立てていく。

授業の計画(内容)

第1回 オリエンテーション

第2回 レクリエーションの基礎理論 レクリエーションの意義

第3回 レクリエーションの基礎理論 レクリエーション運動を支える制度

第4回 レクリエーションの基礎理論 レクリエーションインストラクターの役割

第5回 レクリエーション支援論 ライフスタイルとレクリエーション

第6回 レクリエーション支援論 少子化の課題とレクリエーション

第7回 レクリエーション支援論 地域とレクリエーション

第8回 レクリエーション支援論 高齢社会の課題とレクリエーション

第9回 レクリエーション事業論 レクリエーション事業と

第 10 回 レクリエーション事業論 事業計画Ⅰ

第 11 回 レクリエーション事業論 事業計画Ⅱ

第 12 回 レクリエーション事業論 レクリエーション活動の安全管理

第 13 回 演習ワークシートによるフィードバック

第 14 回 演習ワークシートによるフィードバック

第 15 回 総括

テキスト 必要に応じて資料を配布する

参考図書

(財)日本レクリエーション協会編集・発行

『レクリエーション支援の基礎 ~楽しさ心地よさを活かす理論と技

術~』『楽しいをつくる やさしいレクリエーション実践』

評価方法 授業の取り組み20%、提出物20%、試験60%の割合で総合評価する。

準備学習について(授業時間外等)

授業理解を深めるための課題を出しますので、しっかり取り組んでください。

担当教員からのメッセージ

レクリエーション・インストラクターとして現場や地域で活躍できる人材の育

成を専門としています。実技指導の上手な人は、それを裏づける理論もしっか

り身につけていることが求められる時代だと思います。演習型で考えあいなが

ら、時代のニーズに応えられる支援者を目指しましょう。

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科目名:福祉レクリエーション論

(英文名 Theory of Welfare Recreation ) 担当教員名: 鈴木 寿子

テーマ 福祉におけるレクリエーションについて理解する

授業の到達目標 福祉レクリエーションの基本的な考え方とレクリエーションを支える理論について学習する

授業の概要

レクリエーションは、日常生活の活性化を図り、生きがいのある生活を送るために大変重要

である。特に介護を必要とする人たちは、身体・精神・環境的諸要因が重なり、レクリエーシ

ョン援助の果たす役割は大きい。本講義では、福祉レクリエーションの現状と課題を踏まえ

ながら、福祉レクリエーション援助の理論と実際を学習し、福祉レクリエーションの役割や

、これからの福祉レクリエーションのあり方について考える。

授業の計画(内容)

第 1 回 オリエンテーション

第 2 回 福祉サービスとレクリエーションの現状と課題

第 3 回 セラピューティック・レクリエーションの考え方

第 4 回 セラピューティック・レクリエーションの展開

第 5 回 福祉レクリエーションの概念

第 6 回 〃 の援助者

第 7 回 〃 の歴史

第 8 回 〃 の法体系

第 9 回 〃 の行政施策

第10 回 福祉レクリエーション援助(1)

第11 回 〃 ( 2 )

第12 回 〃 ( 3 )

第13 回 ( 4 )

第14 回 福祉レクリエーション・ワーカーの役割と展望(1)

第15 回 〃 (2)

テキスト (財)日本レクリエーション協会 監修

福祉レクリエーションシリーズ I 『福祉レクリーション総論』中央法規出版

参考図書

評価方法 授業出席・学習態度 20%、提出物 20%、試験 60%の割合で総合評価する

準備学習について(授業時間外等)

プリント配布します。しっかり目を通しておいてください。

担当教員からのメッセージ

福祉レクリエーションの基礎を中心に授業を進めますので、福祉レクリエーションワーカーとして現場や地域で

活躍できるよう、しっかりと知識を身につけてください。

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科目名:現場実習

(英文名 Practice of Recreation ) 担当教員名: 山本 敦子

テーマ レクリエーション事業の現場実習

授業の到達

目標

地域で行われるレクリエーション事業の現場での実習を通し、レクリ

エーション支援者としての実践力を身につける。

授業の概要

レクリエーション各科目で学習した理論と実技をもとに、レクリエー

ション協会主催の事業、地域の子供会活動、高齢者や障害者へのボラ

ンティア活動等に参加する。地域社会の人々と交流を重ね、スタッフ

やリーダーとして積極的に支援できるように取り組む。

授業の計画(内容)

1.実習先及び期間

実習先:レクリエーション協会主催の事業、担当教員が紹介するレクリエーション事業

実習期間:1 年次~2年次前期授業終了までに、休日や長期休暇を利用して各自で申し込みをする

2.実習内容

レクリエーションの実習では、①「事業参加」と②「スタッフ参加」の2種類の参

加方法があり、①②ともに参加しなくてはならない。

①「事業参加」の場合は、地域において実施されているレクリエーション支援に関

わる事業に2回以上参加参加すること。

②「スタッフ参加」の場合は、地域において実施されているレクリエーション支援

に関わる事業に、運営スタッフとして6時間以上参加すること。ただし、教育実

習Ⅰ・Ⅱ、保育実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、児童館実習のいずれかを履修すれば、自ずと「ス

タッフ参加」として読み替えることができる。

テキスト

参考図書

評価方法

(財)日本レクリエーション協会が示す審査項目

教育実習、保育実習、児童館実習の成績30%、及びレクリエーション

協会等が主催する事業への参加状況(現場実習カードの提出)40%、

スタッフ参加記録用紙提出30%をもって学内審査を行い評価する。

準備学習について(授業時間外等)

「レクリエーション理論」「くらしとレクリエーション」「レクリエーション援助

法」で学んだことを積極的に活用する。

担当教員からのメッセージ

地域において実施されているレクリエーション支援にかかわる事業に自ら積極的に関心

を持ち、支援者としてのマナーを大切に、計画的に行動してください。

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