2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1...

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34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。 脳卒中は脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血、その他脳血管障害等の脳血管疾患 により引き起こされる症状です。患者調査には脳卒中としての統計は存在しないた め、ここでは「脳血管疾患」がどのくらい多いかを把握しています。また、どのく らい多いかを直接的に示す「罹患率」を全国一律に把握することが困難であること から、代替的に「受療率」を把握しています。 なお、受療率は年齢構成による影響を受けるため、都道府県比較に適するよう に年齢調整を行います。 基本健診受診率 脳卒中の予防に「どのくらい関心があるか」を見るための指標です。 脳卒中予防のためには、高血圧や高脂血症、動脈硬化に注意するなど生活習慣 病予防対策が重要となり、基本健康診査の受診率は生活習慣病予防に関する関心の 高さを表していると考えられます。ここでは、脳卒中予防への関心の高さを反映す る指標として、基本健診の受診率を把握しています。 多くの人が基本健診を受診することが望ましいので、本指標は高いことが望ま しい指標です。 健康増進計画、医療費適正化計画とも整合を図る必要があるため、将来的には 健康増進計画で用いる指標に置き換える予定です。 年齢調整受療率 (高血圧) 「どのくらい健康に留意しているか」を見るための指標です。 ハイリスク群の減少率を直接的に把握することが困難なため、代替として脳卒 中にならないためにどれくらい気をつけているかを反映した指標として、外来の 「年齢調整受療率(高血圧)」を把握しています。 日常的に生活習慣の改善に取り組み、健康に留意していることは、単に高血圧 や高脂血症等の生活習慣病予防、重症化予防にとどまらず、それらが進行して引き 起こされる脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病などの疾病予防にもつながるといえます。 「高血圧症の外来診療を受けることが高血圧の重症化予防につながる」という 考え方を反映したものです。 医療機能情報公 開率【がん5と 同じ】 「どこに行ったらよいか」を見るための指標です。 病気になったときにどの病院を受診したらよいかが分かるように、医療機関の 情報が誰でもすぐに入手できることが求められます。ここでは、医療機関情報提供 の度合いを反映した指標として、都道府県や医師会等の職能団体によってインター ネット上で情報が公開されている医療機関の割合を把握します。 本指標は高いことが望ましい指標です。 脳血管疾患等リ ハビリテーショ ン料届出医療機 関割合 「適切なリハビリが受けられるのか」を見るための地域医療カバー率を代替す る指標です。 患者が在宅復帰するためには適切にリハビリテーションが行われる必要があり ます。ここでは、脳血管疾患を原疾患とするリハビリをどのくらいの施設で実施で きるかについて把握します。 主に、早期リハ(+回復期リハ)の実施体制がどの程度充実しているかを把握 することが目的です。 2

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Page 1: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

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2 脳卒中

(1)「指標」の概要

指標

番号指標名 指標の概要

1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

脳卒中は脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血、その他脳血管障害等の脳血管疾患

により引き起こされる症状です。患者調査には脳卒中としての統計は存在しないた

め、ここでは「脳血管疾患」がどのくらい多いかを把握しています。また、どのく

らい多いかを直接的に示す「罹患率」を全国一律に把握することが困難であること

から、代替的に「受療率」を把握しています。

なお、受療率は年齢構成による影響を受けるため、都道府県比較に適するよう

に年齢調整を行います。

2 基本健診受診率 脳卒中の予防に「どのくらい関心があるか」を見るための指標です。

脳卒中予防のためには、高血圧や高脂血症、動脈硬化に注意するなど生活習慣

病予防対策が重要となり、基本健康診査の受診率は生活習慣病予防に関する関心の

高さを表していると考えられます。ここでは、脳卒中予防への関心の高さを反映す

る指標として、基本健診の受診率を把握しています。

多くの人が基本健診を受診することが望ましいので、本指標は高いことが望ま

しい指標です。

健康増進計画、医療費適正化計画とも整合を図る必要があるため、将来的には

健康増進計画で用いる指標に置き換える予定です。

3 年齢調整受療率

(高血圧)「どのくらい健康に留意しているか」を見るための指標です。

ハイリスク群の減少率を直接的に把握することが困難なため、代替として脳卒

中にならないためにどれくらい気をつけているかを反映した指標として、外来の

「年齢調整受療率(高血圧)」を把握しています。

日常的に生活習慣の改善に取り組み、健康に留意していることは、単に高血圧

や高脂血症等の生活習慣病予防、重症化予防にとどまらず、それらが進行して引き

起こされる脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病などの疾病予防にもつながるといえます。

「高血圧症の外来診療を受けることが高血圧の重症化予防につながる」という

考え方を反映したものです。

4 医療機能情報公

開率【がん5と

同じ】

「どこに行ったらよいか」を見るための指標です。

病気になったときにどの病院を受診したらよいかが分かるように、医療機関の

情報が誰でもすぐに入手できることが求められます。ここでは、医療機関情報提供

の度合いを反映した指標として、都道府県や医師会等の職能団体によってインター

ネット上で情報が公開されている医療機関の割合を把握します。

本指標は高いことが望ましい指標です。

5 脳血管疾患等リ

ハビリテーショ

ン料届出医療機

関割合

「適切なリハビリが受けられるのか」を見るための地域医療カバー率を代替す

る指標です。

患者が在宅復帰するためには適切にリハビリテーションが行われる必要があり

ます。ここでは、脳血管疾患を原疾患とするリハビリをどのくらいの施設で実施で

きるかについて把握します。

主に、早期リハ(+回復期リハ)の実施体制がどの程度充実しているかを把握

することが目的です。

2

Page 2: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

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指標

番号指標名 指標の概要

6 回復期リハビリ

テーション病棟

入院料届出病院

病床割合

「適切なリハビリが受けられるのか」を見るための地域医療カバー率を代替す

る指標です。

患者が在宅復帰するためには適切にリハビリテーションが行われる必要があり

ます。早期リハ→回復期リハ→維持期リハのうち、回復期リハを実施できる体制が

どの程度整っているかについて把握します。

7 退院患者平均在

院日数「どのくらいで日常生活に戻れるのか」を見るための指標としては、総治療期

間を把握することが望ましいのですが、代替的に入院期間を反映した指標として、

脳血管疾患の患者の平均的な入院期間(日数)を把握します。

地域の医療・介護資源の状況によっても必要な入院期間は異なることから、本

指標を全国で一律に比較することは困難ですが、近隣の地域間での比較あるいは経

時的変化を見ることで、地域の医療の状況を評価する材料になりえると考えられま

す。

8 年齢調整死亡率 「どのくらい亡くなるのか」を見るための指標です。

ここでは、脳卒中(脳血管疾患)で亡くなる方の人数を反映した指標として、

「死亡率」を把握します。

なお、死亡率は年齢構成による影響を受けるため、都道府県比較に適するよう

に年齢調整を行います。

Page 3: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

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(2)「指標」の結果一覧

・ 脳卒中-1 年齢調整受療率

2.脳卒中【指標1 年齢調整受療率】年齢調整後受療率(男)(N=47, 平均=179.3, 標準偏差=36.6)

261.3249.1

239.3229.6 228.9 228.1 224.5 220.5 219.2 217.7 217.0

206.5 205.9 203.2 201.8 197.1 195.8 194.8 193.6 190.2 189.9181.1 179.3 179.1

172.3 169.6 165.4 164.7157.3 157.2 156.6 156.0

149.4 148.6 146.1 145.8 145.6 144.6 143.9 142.8 142.3 141.4 137.8 137.3 137.3 134.6 133.5122.2

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

250.0

300.0

愛媛県

高知県

鹿児島県

青森県

石川県

北海道

長崎県

富山県

熊本県

沖縄県

山口県

岩手県

福岡県

佐賀県

徳島県

島根県

岡山県

宮崎県

香川県

福井県

広島県

秋田県

平均値

埼玉県

鳥取県

群馬県

大分県

大阪府

山形県

福島県

愛知県

岐阜県

静岡県

新潟県

三重県

宮城県

長野県

兵庫県

神奈川県

栃木県

茨城県

東京都

山梨県

滋賀県

奈良県

和歌山県

京都府

千葉県

(人口10万対)

・ 「どのくらい多いか」を見るための指標として用いています。

・ 愛媛県が最も高く、千葉県が最も低い結果です。平均値は 179.3、標準偏差は 36.6 です。

・ 地域的な傾向として、中国、四国、九州地方と北海道が高くなっています。

Page 4: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

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2.脳卒中【指標1 年齢調整受療率】年齢調整後受療率(女)(N=47, 平均=146.3, 標準偏差=31.3)

222.1 220.2

206.8

192.0 188.2 187.8176.7 173.9 173.3 170.1 169.3 168.5 168.3 167.8 166.6

161.9 161.4 160.0153.7 151.3 150.4 150.2 146.4 146.3 144.5

134.3 134.0128.0 127.3 126.7 126.1 126.0 125.5 122.2 122.1 121.8 120.2 118.5 116.9 116.2 114.9 114.3 113.9 113.8 110.0 108.1 106.8

96.7

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

250.0

高知県

北海道

鹿児島県

山口県

愛媛県

富山県

熊本県

岩手県

宮崎県

青森県

島根県

徳島県

長崎県

福岡県

広島県

石川県

埼玉県

沖縄県

大阪府

佐賀県

岡山県

香川県

秋田県

平均値

愛知県

京都府

群馬県

山形県

大分県

福島県

栃木県

静岡県

新潟県

鳥取県

茨城県

山梨県

神奈川県

岐阜県

東京都

兵庫県

福井県

奈良県

長野県

三重県

千葉県

宮城県

滋賀県

和歌山県

(人口10万対)

・ 高知県が最も高く、和歌山県が最も低い結果です。平均値は 146.3、標準偏差は 31.3 で

す。

・ 地域的な傾向として、中国、四国、九州地方と北海道が高くなっています。

Page 5: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

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・ 脳卒中-2 基本健診受診率

2.脳卒中【指標2 基本健診受診率】基本検診受診率(N=47, 平均=65.2, 標準偏差=5.2)

75.0 74.6 74.2 72.6 72.2 72.2 71.8 71.6 70.8 69.7 69.0 69.0 68.4 68.4 68.1 67.5 67.4 67.2 67.2 66.6 66.5 65.9 65.2 65.0 64.6 64.4 64.2 64.1 63.8 63.7 63.7 63.4 63.1 62.5 62.4 62.3 61.0 60.1 60.0 59.8 59.8 59.8 58.9 58.1 57.9 57.6 55.753.4

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

山形県

宮城県

新潟県

富山県

岩手県

群馬県

秋田県

長野県

岡山県

香川県

島根県

滋賀県

鳥取県

福島県

千葉県

鹿児島県

熊本県

石川県

静岡県

茨城県

佐賀県

三重県

平均値

埼玉県

岐阜県

神奈川県

宮崎県

愛知県

山口県

大分県

山梨県

栃木県

青森県

福井県

高知県

東京都

京都府

広島県

奈良県

徳島県

長崎県

沖縄県

兵庫県

福岡県

北海道

大阪府

愛媛県

和歌山県

(%)

・ 「どのくらい関心があるか」を見るための指標として用いています。

・ 山形県が最も高く、和歌山県が最も低い結果です。平均値は 65.2、標準偏差は 5.2 です。

・ 地域的な傾向として、北陸から東北地方が高くなっています。

■都道府県からの意見■

・健診受診者が、脳卒中を理解し、その予防のために受診しているとは限らないのではない

か。

Page 6: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

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・ 脳卒中-3 年齢調整受療率(高血圧)

2.脳卒中【指標3 年齢調整受療率(高血圧)】年齢調整後受療率(男)(N=47, 平均=268.7, 標準偏差=36.4)

366.6

345.9337.1

328.5 325.9315.4 313.3 306.6 306.5

296.1 294.7 292.5 289.0 288.9 285.2 280.0 275.8 274.1 272.0 268.7 268.0 266.9 265.7 262.7 260.9 260.5 257.6 256.1 250.1 249.8 249.1 248.5 246.0 245.5 245.0 242.1 241.3 241.2 240.1 235.3 234.1 233.8 231.1 231.0 229.7 224.5216.7

203.1

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

250.0

300.0

350.0

400.0

鹿児島県

宮城県

青森県

長崎県

佐賀県

山形県

宮崎県

広島県

福島県

群馬県

岩手県

大分県

秋田県

愛媛県

熊本県

新潟県

高知県

茨城県

和歌山県

平均値

埼玉県

千葉県

長野県

北海道

栃木県

石川県

兵庫県

沖縄県

福岡県

岐阜県

徳島県

大阪府

岡山県

香川県

奈良県

東京都

京都府

滋賀県

愛知県

島根県

山梨県

福井県

三重県

富山県

山口県

静岡県

鳥取県

神奈川県

(人口10万対)

・ 「どのくらい健康に留意しているか」を見るための指標として用いています。

・ 鹿児島県が最も高く、神奈川県が最も低い結果です。平均値は 268.7、標準偏差は 36.4

です。

・ 地域的な傾向として、東北、九州地方が高くなっています。

Page 7: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

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2.脳卒中【指標3 年齢調整受療率(高血圧)】年齢調整後受療率(女)(N=47, 平均=332.6, 標準偏差=47.6)

443.0 435.4419.3 417.9

394.0 390.7 386.8 378.7 378.5 375.0365.3 363.7 356.9 356.9 355.2 354.4 350.7 346.4 343.3 337.0 336.2 333.1 332.6 331.5 330.0 327.5 327.4 325.7 325.7 320.5

310.5 310.3300.6 294.5 293.9 292.3 291.1 288.2 286.8 284.0 283.1 282.9 280.3 272.7 268.2 266.5 263.5 255.0

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

250.0

300.0

350.0

400.0

450.0

500.0

宮城県

青森県

長崎県

鹿児島県

山形県

広島県

愛媛県

佐賀県

岩手県

北海道

秋田県

群馬県

福島県

香川県

大阪府

熊本県

徳島県

茨城県

和歌山県

大分県

埼玉県

岐阜県

平均値

高知県

石川県

宮崎県

岡山県

長野県

栃木県

千葉県

愛知県

島根県

兵庫県

沖縄県

東京都

山梨県

奈良県

福岡県

静岡県

滋賀県

新潟県

三重県

福井県

山口県

京都府

富山県

神奈川県

鳥取県

(人口10万対)

・ 宮城県が最も高く、鳥取県が最も低い結果です。平均値は 332.6、標準偏差は 47.6 です。

・ 地域的な傾向として、東北地方が高くなっています。

■都道府県からの意見■

・高血圧性疾患受療者が健康に留意しているとは限らないのではないか。高血圧性疾患が多

い地域ほど評価されることにならないか。

Page 8: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

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・ 脳卒中-4 医療機能情報公開率

2.脳卒中【指標4 医療機能情報公開率】医療機能情報公開率(病院)(N=47,平均=95.9,標準偏差=8.3)

100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 99.3 99.1 98.8 98.3 98.0 97.9 97.8 97.6 96.8 96.3 95.9 95.0 93.792.0 92.0 90.5

88.285.8

83.581.4

66.0

60.5

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

岩手県

宮城県

秋田県

山形県

福島県

群馬県

埼玉県

千葉県

新潟県

石川県

山梨県

岐阜県

愛知県

滋賀県

兵庫県

奈良県

島根県

広島県

徳島県

香川県

愛媛県

高知県

福岡県

長崎県

大分県

宮崎県

長野県

青森県

福井県

富山県

北海道

和歌山県

鳥取県

大阪府

熊本県

神奈川県

平均値

東京都

佐賀県

山口県

三重県

静岡県

茨城県

鹿児島県

栃木県

岡山県

沖縄県

京都府

(%)

・ 「どこに行ったらよいか」を見るための指標として用いています。

・ 指標の結果は「がん‐5」「急性心筋梗塞‐4」「糖尿病‐4」「救急医療‐5」「災害医

療‐3」「へき地医療‐6」「周産期医療‐6」「小児医療‐4」と同様です。

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42

2.脳卒中【指標4 医療機能情報公開率】医療機能情報公開率(診療所)(N=47,平均=76.2,標準偏差=20.5)

100.0 100.0 100.0 100.0 100.098.2 98.2 97.1

94.891.7 91.7 90.8 90.1 89.7 89.6 89.3

86.6 86.1 85.4 84.6

80.0 79.8 78.7 78.476.4 76.2 76.0 76.0 75.1

72.0 71.3 70.5 69.8 69.7 68.7 67.9 66.7 66.5 65.8 65.462.4 61.3 61.0

59.1

49.6

20.4 19.7

8.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

宮城県

千葉県

新潟県

島根県

福岡県

広島県

長野県

宮崎県

奈良県

熊本県

青森県

高知県

徳島県

富山県

香川県

福島県

山梨県

山形県

神奈川県

大分県

長崎県

大阪府

岩手県

愛媛県

埼玉県

平均値

兵庫県

北海道

福井県

東京都

静岡県

岡山県

和歌山県

京都府

石川県

沖縄県

鹿児島県

山口県

佐賀県

三重県

岐阜県

茨城県

鳥取県

秋田県

栃木県

愛知県

滋賀県

群馬県

(%)

・ 指標の結果は「がん‐5」「急性心筋梗塞‐4」「糖尿病‐4」「救急医療‐5」「災害医

療‐3」「へき地医療‐6」「周産期医療‐6」「小児医療‐4」と同様です。

■都道府県からの意見■

・脳卒中の者は救急搬送されることが多いことから、「どの病院に行ったらよいか」という

指標はあまり意味がないのではないか。

Page 10: 2 2 脳卒中34 2 脳卒中 (1)「指標」の概要 指標 番号 指標名 指標の概要 1 年齢調整受療率 脳卒中患者が「どのくらい多いか」を見るための指標です。

43

・ 脳卒中-5 脳血管疾患等リハビリテーション料届出医療機関割合

2.脳卒中【指標5 脳血管疾患等リハビリテーション料届出医療機関割合】脳血管疾患等リハビリテーション料届出病院割合(N=47, 平均=62.4, 標準偏差=8.9)

90.2

75.3 74.8 73.671.8 71.8 71.7 70.5 70.5 69.6 69.5 69.1 68.8 67.6 67.3 67.1 66.4 65.6 64.9 64.8 64.5 64.1 62.9 62.6 62.4 62.3 62.2 61.6 61.2 60.3 59.8

58.0 57.6 57.5 57.4 56.6 56.4 55.7 54.4 53.8 52.7 52.650.7 50.7 50.4

46.7 46.643.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

鳥取県

沖縄県

静岡県

徳島県

奈良県

熊本県

三重県

山梨県

滋賀県

愛媛県

高知県

青森県

新潟県

福井県

宮城県

山形県

宮崎県

島根県

和歌山県

岐阜県

兵庫県

岩手県

長崎県

香川県

平均値

岡山県

佐賀県

愛知県

長野県

福岡県

広島県

山口県

京都府

北海道

群馬県

石川県

大分県

大阪府

神奈川県

秋田県

福島県

千葉県

東京都

鹿児島県

栃木県

埼玉県

富山県

茨城県

(%)

・ 「適切なリハビリが受けられるのか」を見るための指標として用いています。

・ 鳥取県が最も高く、茨城県が最も低い結果です。平均値は 62.4、標準偏差は 8.9 です。

・ 地域的な傾向は特に見られません。

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44

2.脳卒中【指標5 脳血管疾患等リハビリテーション料届出医療機関割合】脳血管疾患等リハビリテーション料届出診療所割合(N=47, 平均=1.7, 標準偏差=1.2)

5.5 4.6 4.4 4.3 3.9 3.5 2.6 2.6 2.1 2.0 2.0 2.0 2.0 1.9 1.9 1.8 1.7 1.7 1.7 1.7 1.6 1.6 1.6 1.6 1.3 1.3 1.3 1.2 1.1 1.1 1.0 1.0 1.0 1.0 0.9 0.8 0.8 0.7 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.5 0.5 0.5 0.4 0.3

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

徳島県

鹿児島県

宮崎県

高知県

長崎県

沖縄県

熊本県

和歌山県

大分県

広島県

福井県

佐賀県

愛知県

香川県

岐阜県

岩手県

岡山県

福岡県

栃木県

平均値

北海道

愛媛県

青森県

三重県

千葉県

山口県

静岡県

兵庫県

埼玉県

滋賀県

長野県

山形県

大阪府

群馬県

秋田県

奈良県

福島県

新潟県

山梨県

宮城県

石川県

神奈川県

鳥取県

茨城県

島根県

東京都

富山県

京都府

(%)

・ 徳島県が最も高く、京都府が最も低い結果です。平均値は 1.7、標準偏差は 1.2 です。

・ 地域的な傾向として四国の 2 県、九州の南部が高くなっています。

■都道府県からの意見■

・全医療機関に占めるリハリビテーション料届出医療機関の割合が高いと適切なリハリビテ

ーションを受けられる体制にあるとはいえないのではないか。

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45

・ 脳卒中-6 回復期リハビリテーション病棟入院料届出病院病床割合

2.脳卒中【指標6 回復期リハビリテーション病棟入院料届出病院病床割合】回復期リハビリテーション病棟入院料届出病院病床割合(N=47, 平均=3.7, 標準偏差=2.4)

14.011.3

8.6 7.1 6.2 5.5 5.1 4.8 4.7 4.3 3.9 3.8 3.8 3.6 3.6 3.5 3.5 3.4 3.4 3.3 3.3 3.3 3.2 2.9 2.8 2.8 2.8 2.8 2.7 2.6 2.6 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.4 2.2 2.2 2.2 2.1 2.1 2.0 2.0 1.9 1.9 1.8 1.3

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

静岡県

北海道

山梨県

沖縄県

鳥取県

高知県

大分県

福岡県

鹿児島県

群馬県

長野県

島根県

青森県

平均値

大阪府

愛知県

佐賀県

岡山県

岩手県

宮崎県

和歌山県

徳島県

熊本県

宮城県

埼玉県

兵庫県

石川県

山口県

奈良県

広島県

山形県

福井県

愛媛県

京都府

栃木県

長崎県

三重県

神奈川県

新潟県

岐阜県

千葉県

香川県

福島県

茨城県

富山県

秋田県

東京都

滋賀県

(%)

・ 「適切なリハビリが受けられるのか」を見るための指標として用いています。

・ 静岡県が最も高く、滋賀県が最も低い結果です。平均値は 3.7、標準偏差は 2.4 です。

・ 地域的な傾向は特に見られません。

■都道府県からの意見■

・回復期リハ病棟病床割合は、対象人口当たりとした方が良いのではないか。

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46

・ 脳卒中-7 退院患者平均在院日数

2.脳卒中【指標7 退院患者平均在院日数】脳血管疾患の退院患者平均在院日数(N=47, 平均=106.1, 標準偏差=31.3)

214.1

182.5

164.6156.4

143.0 139.4 139.0 138.0 136.4130.1 127.3

119.7 118.2 114.0 113.5 111.9 109.6 109.4 108.6 106.1 105.8 104.4 103.599.1 97.5 96.8 95.6 94.2 93.1 92.1 91.7 87.8 86.1 85.3 84.9 84.3 83.0 82.5 81.0 80.3 79.8 78.2 77.0 75.0 73.8 72.1 68.8

58.7

0.0

50.0

100.0

150.0

200.0

250.0

山口県

石川県

高知県

富山県

長崎県

徳島県

秋田県

熊本県

福岡県

京都府

北海道

滋賀県

福井県

広島県

鹿児島県

大阪府

埼玉県

山梨県

沖縄県

平均値

島根県

奈良県

愛媛県

静岡県

神奈川県

青森県

岡山県

宮崎県

愛知県

福島県

佐賀県

東京都

茨城県

新潟県

大分県

千葉県

三重県

兵庫県

香川県

和歌山県

鳥取県

宮城県

岩手県

群馬県

山形県

栃木県

岐阜県

長野県

(日)

・ 「どのくらいで日常生活に戻れるのか」を見るための指標として用いています。

・ 山口県が最も高く、長野県が最も低い結果です。平均値は 106.1、標準偏差は 31.3 です。

・ 地域的な傾向は特に見られません。

■都道府県からの意見■

・「死亡による退院」の割合が多いと、「どれくらいで日常生活に戻れるのか」をみる指標と

はならないのではないか。

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47

・ 脳卒中-8 年齢調整死亡率

2.脳卒中【指標8 年齢調整死亡率】年齢調整後死亡率(男)(N=47,平均=63.9,標準偏差=8.6)

86.483.7

80.4 80.076.5

73.7 73.6 73.4 73.3 72.469.6 69.2 68.8 68.2

66.3 65.5 65.1 64.7 63.9 63.6 63.5 62.7 62.6 62.4 62.3 61.8 60.8 60.4 60.3 60.3 59.8 59.7 59.5 59.0 58.6 58.4 58.4 57.9 57.7 56.1 55.7 55.5 54.8 53.2 52.8 52.650.8 50.4

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

100.0

青森県

岩手県

秋田県

栃木県

高知県

茨城県

山形県

福島県

新潟県

長野県

鹿児島県

宮城県

鳥取県

山口県

群馬県

徳島県

埼玉県

長崎県

平均値

静岡県

千葉県

北海道

愛知県

石川県

富山県

東京都

山梨県

大分県

岡山県

三重県

島根県

佐賀県

熊本県

宮崎県

岐阜県

愛媛県

沖縄県

神奈川県

福岡県

京都府

兵庫県

福井県

広島県

和歌山県

大阪府

滋賀県

香川県

奈良県

(人口10万対)

・ 「どのくらい亡くなるのか」を見るための指標として用いています。

・ 青森県が最も高く、奈良県が最も低い結果です。平均値は 63.9、標準偏差は 8.6 です。

・ 地域的な傾向として東北の 3 県が高くなっています。

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48

2.脳卒中【指標8 年齢調整死亡率】年齢調整後死亡率(女)(N=47,平均=43.5,標準偏差=4.6)

54.052.3 51.4 51.2 50.6 49.9 48.9 48.5 47.6 47.5 47.4 47.3 47.0 46.8 45.9 45.6 45.4 45.4 45.0 44.6 44.2 43.6 43.5 43.4 42.5 42.0 41.7 41.6 41.4 41.2 41.1 40.8 40.6 40.5 40.4 40.2 40.2 39.8 39.3 39.0 38.8 38.8 38.5 37.7 37.5 37.4 36.7

34.6

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

岩手県

青森県

栃木県

長野県

高知県

鹿児島県

福島県

秋田県

茨城県

埼玉県

新潟県

群馬県

宮城県

山形県

鳥取県

山口県

千葉県

富山県

岐阜県

宮崎県

静岡県

三重県

平均値

神奈川県

愛知県

岡山県

東京都

長崎県

徳島県

佐賀県

福井県

山梨県

石川県

香川県

愛媛県

大分県

北海道

熊本県

和歌山県

京都府

広島県

奈良県

福岡県

滋賀県

島根県

兵庫県

大阪府

沖縄県

(人口10万対)

・ 岩手県が最も高く、沖縄県が最も低い結果です。平均値は 43.5、標準偏差は 4.6 です。

・ 地域的な傾向は特に見られません。

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(3)「指標」の定義および算出方法

指標1:年齢調整受療率

◆ 定義

傷病大分類「脳血管疾患」の都道府県別受療率(年齢調整)

患者調査の「脳血管疾患」の都道府県別受療率を標準人口で補正した値とします。標準人口には

昭和 60 年のモデル人口を使用します。

◆ データの出典

データ 調査名 年次 集計表 備考

「脳血管疾患」

の都道府県別

受療率

患者調査 平成 14 年度 3 閲覧第 115 表(その 1) 受療率(人

口 10 万対),性・年齢階級×傷病大分類

×入院-外来・都道府県別(総数)

指標2:基本健診受診率

◆ 定義

健診受診者数/世帯人員数

分子は、国民生活基礎調査で把握される、過去 1 年間に健康診断を受けた 40 歳~74 歳の者の数

とします。

分母は、同調査の世帯人員数(40 歳~74 歳)とします。

◆ データの出典

データ 調査名 年次 集計表 備考

健 診 受 診 者

数、世帯人員数

国民生活基

礎調査

平成 16 年度 3健康票第4巻第12表 世帯人員数

(20 歳以上),健診等の受診の有-受診

機会(複数回答)-無・性・年齢(5歳

階級)・都道府県-14 大都市(再掲)別

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指標3:年齢調整受療率(高血圧)

◆ 定義

傷病大分類「高血圧性疾患」の都道府県別受療率(年齢調整)

患者調査の「高血圧性疾患」の都道府県別外来受療率を標準人口で補正した値とします。標準人

口には昭和 60 年のモデル人口を使用します。

◆ データの出典

データ 調査名 年次 集計表 備考

「高血圧性疾

患」の都道府県

別受療率

患者調査 平成 14 年度 3閲覧第115表(その3) 受療率(人

口10万対),性・年齢階級×傷病大分類

×入院-外来・都道府県別(外来)

指標4:医療機能情報公開率【がん5と同じ】

◆ 定義

・インターネット上で情報提供している病院数/全病院数

・インターネット上で情報提供している診療所数/全診療所数

分母は、都道府県で管理している医療機関情報提供サイト、もしくは都道府県サイトからリンク

している医師会等の職能団体のサイト等に医療機関情報が掲載されている医療機関数(医療機関名、

診療科目および連絡先について示されているもの)とします。

分母の医療機関数は、分子と時点を同一にした、都道府県内の全医療機関数とします。

病院、診療所それぞれについて把握します。

◆ データの出典

・既存の統計では整備されていないデータのため、上記の定義に従い都道府県で新た

に調査・集計をしました。

◆ 医療機能情報公表制度の利用

・医療機能情報公表制度において、都道府県が医療機関から報告のあった情報を整理

し公表する対象として、病院・診療所のホームページアドレスがありますので、こ

れを利用することができます。

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指標5:脳血管疾患等リハビリテーション料届出医療機関割合

◆ 定義

・脳血管疾患等リハビリテーション料届出病院数/対象病院数

・脳血管疾患等リハビリテーション料届出診療所数/対象診療所数

病院:分子は脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)(Ⅱ)を都道府県社会保険事務局に届け

出ている病院の数とします。分母は全一般病院数とします。

診療所:分子は脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)(Ⅱ)を都道府県社会保険事務局に届

け出ている診療所の数とします。分母は全一般診療所数とします。

◆ データの出典

・既存の統計では整備されていないデータのため、上記の定義に従い都道府県で、新た

に調査・集計が必要です。。

・脳血管疾患等リハビリテーション料届出病院数、診療所数につきましては社会保険事

務局に照会することで把握できます。

◆ 医療機能情報公表制度の利用

・医療機能情報公表制度において、都道府県が医療機関から報告のあった情報を整理

し公表する対象として、対応可能な疾患・治療内容(脳血管疾患等リハビリテーシ

ョン)がありますので、これを利用することができます。

指標6:回復期リハビリテーション病棟入院料届出病院病床割合

◆ 定義

回復期リハビリテーション病棟入院料届出病院病床数/対象病床数

分子は回復期リハビリテーション病棟入院料を都道府県社会保険事務局に届け出ている病院の

当該病床数とします。

分母は全一般病床数および療養病床数とします。

◆ データの出典

・既存の統計では整備されていないデータのため、上記の定義に従い都道府県で、新

たに調査・集計が必要です。。

・回復期リハビリテーション病棟入院料届出病院数につきましては社会保険事務局に

照会することで把握できます。

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指標7:退院患者平均在院日数

◆ 定義

傷病大分類「脳血管疾患」退院患者平均在院日数

患者調査の脳血管疾患の退院患者平均在院日数とします。

◆ データの出典

データ 調査名 年次 集計表 備考

「脳血管疾患」

退院患者平均

在院日数

患者調査 平成 14 年度 3閲覧第143表 病院の退院患者平

均在院日数(施設所在地),二次医療圏

×傷病分類別

指標8:年齢調整死亡率

◆ 定義

脳血管疾患による死亡数/対象人口×100,000(年齢調整)

人口動態統計で把握される「脳血管疾患」の死亡数を分子とし、分母は、分子と年次を合わせた

住民基本台帳人口とし、人口 10 万人あたりで算出します。

死亡率は標準人口で補正し、年齢調整を行います。標準人口には昭和 60 年のモデル人口を使用

します。

◆ データの出典

データ 調査名 年次 集計表 備考

脳血管疾患に

よる死亡率

人口動態調

平成 16 年度 - 保管統計表第 2 表 死亡数,性・年

齢(5 歳階級)・死因(死因簡単分

類)・都道府県(14 大都市再掲)別