2009年5月8日（2009年3月期） 2008年度決算説明 …2015/08/24 ·...

2009年5月8日

2008年度決算説明会（2009年3月期）

株式会社　山武

2008年度（2009年3月期）　決算報告 P. 31

2

3

目次

azbilグループ体質の抜本的強化と2009年度（2010年3月期）　業績計画 P.13

株主への利益還元 P.20

＊数値は表示単位未満四捨五入しております

本資料に記載されている当社の現在の計画，目標等過去の事実でないものは将来の業績に関する見通しであり，これらは現在入手可能な情報を基とする合理的な判断に基づくもので，将来の業績を保証するものではありません。実際の業績は，さまざまな要因により，これら見通しとは大きく異なる結果になることがありえます。

2008年度（2009年3月期）決算説明会

3Copyright © 2009 Yamatake Corporation All Rights Reserved.

2008年度（2009年３月期）決算報告1


2008年度経営成績

連結売上高 2,486 億円 2,362 億円 △ 124 億円 △ 5.0％ 2,530 億円 △ 168 億円 2,370 億円 △ 8 億円

営業利益 205 億円 178 億円 △ 27 億円 △ 12.9％ 211 億円 △ 33 億円 165 億円 13 億円

売上比％ 8.2 ％ 7.6 ％ 8.3 ％ 7.0 ％

経常利益 204 億円 172 億円 △ 32 億円 △ 15.9％ 208 億円 △ 36 億円 160 億円 12 億円

当期利益 107 億円 95 億円 △ 12 億円 △ 11.1％ 122 億円 △ 27 億円 83 億円 12 億円

通期実績（A）通期実績（B）（2008.5.9）

期初計画比増減

（B）-（C）％

期初計画（C）前年比増減

２００７年度（2008/3期）

２００８年度（2009/3期）

（B）-（A）

修正計画（Ｄ）修正計画比増減

（2009.2.3）（B）-（Ｄ）

第3四半期以降の急激な事業環境の悪化により、売上高は2,362億円と前年度比5.0％の減少となる。

減収を余儀なくされたものの、経費削減や利益体質の強化に取組み営業利益は178億円と、前年度比12.9％の減少に止める。


セグメント別売上・営業利益

ＢＡ売上高 1,005 億円 1,004 億円 △ 1 億円 △ 0.1％

1,030 億円 △ 26 億円 1,002 億円 2 億円

営業利益 118 億円 131 億円 13 億円 11.2 ％ 127 億円 4 億円 124 億円 7 億円

売上比％ 11.7 ％ 13.0 ％ 12.3 ％ 12.4 ％

ＡＡ売上高 1,054 億円 936 億円 △ 118 億円 △ 11.2 ％ 1,060 億円 △ 124 億円 943 億円 △ 7 億円

営業利益 89 億円 50 億円 △ 40 億円 △ 44.4 ％ 82 億円 △ 32 億円 43 億円 7 億円

売上比％ 8.5 ％ 5.3 ％ 7.7 ％ 4.6 ％

ＬＡ売上高 365 億円 359 億円 △ 5 億円 △ 1.5 ％ 377 億円 △ 18 億円 360 億円 △ 1 億円

営業利益 △ 3 億円 △ 2 億円 1 億円－ 1 億円 △ 2 億円 △ 2 億円 0 億円

売上比％ △ 0.8 ％ △ 0.4 ％ 0.1 ％ △ 0.4 ％

その他売上高 84 億円 79 億円 △ 5 億円 △ 5.9 ％ 85 億円 △ 6 億円 80 億円 0 億円

営業利益 1 億円 △ 1 億円 △ 1 億円－ 1 億円 △ 1 億円 △ 1 億円 0 億円

売上比％ 1.0 ％ △ 0.7 ％ 1.1 ％ △ 0.6 ％

修正計画（Ｄ）修正計画比増減

（2009.2.3）（B）-（Ｄ）（B）-（A）

２００７年度（2008/3期）

２００８年度（2009/3期）

通期実績（B）（2008.5.9）

期初計画比増減

（B）-（C）％

期初計画（C）前年比増減通期実績（A）

急激な景気悪化の中でもBA事業は底堅く推移。AA事業は産業界全体

における設備投資の凍結・抑制の影響を強く受ける。


ビルディングオートメーション事業

売上高

51 47

352 372

318349

266(31)

253(33)

0

200

400

600

800

1000

1200

2007年度 2008年度億円

新規

既設

サービス

拡張他

％

　売上高 433 億円 572 億円 1,005 億円 419 億円 584 億円 1,004 億円 △ 1 億円 △ 0.1％

　営業利益 32 億円 86 億円 118 億円 33 億円 97 億円 131 億円 13 億円 11.2 ％

売上比％ 7.3 ％ 15.0 ％ 11.7 ％ 7.9 ％ 16.7 ％ 13.0 ％

　受注 611 億円 410 億円 1,021 億円 635 億円 348 億円 983 億円 △ 39 億円 △ 3.8 ％

前年比増減

（B）-（A）上期下期通期（A）上期下期

２００８年度

通期（B）

（2009/3期）（2008/3期）２００７年度

※ 拡張には、セキュリティ（入退出管理）、クリティカル環境事業を含む

※ 売上高（　）内は海外売上

売上高

5.0％

△8.6％

5.7％

△7.9％

増減

ＢＡ事業は前年度並みの売上高1,004億円を確保。営業利益は、新規建物向け

事業の利益改善等が奏功し、前年度比11.2%増の131億円達成となる。

新規建物は、大規模な生産施設や商業建物再開発案件の完工もあり伸長。

既設建物は、環境負荷（CO2）低減ニーズは底堅いものの、制度改定により前年度に案件が集中した反動等で減収。サービスは契約件数の増加を背景に着実に増収。

拡張に含まれるセキュリティ（入退出管理）事業は、前年度大型案件の反動があるが、需要自体は堅調に推移。


アドバンスオートメーション事業

売上高

370(18)

344(16)

684(139)

593(129)

0

200

400

600

800

1000

1200


プロダクト

ＳＳ事業

％

　売上高 495 億円 559 億円 1,054 億円 474 億円 463 億円 936 億円 △ 118 億円 △ 11.2％

　営業利益 41 億円 48 億円 89 億円 34 億円 16 億円 50 億円 △ 40 億円 △ 44.4 ％

売上比％ 8.3 ％ 8.6 ％ 8.5 ％ 7.2 ％ 3.4 ％ 5.3 ％

　受注 528 億円 501 億円 1,029 億円 526 億円 399 億円 925 億円 △ 104 億円 △ 10.1 ％

前年比増減（2008/3期）（2009/3期）

上期下期通期（A）上期下期通期（B）（B）-（A）

２００７年度２００８年度

※ 売上高（　）内は海外売上

売上高

※ ＳＳ事業：ソリューション・サービス事業

△13.4％

△7.1％

増減

急激な設備投資の凍結・抑制の影響を受け、売上高は前年度比11.2％減の936億円。減収の影響は大きいものの業務構造の変革による体質強化、経費削減に努め営業利益は50億円、前年度比44.4％減にとどまる。

国内では、電子部品・半導体製造装置･

工作機械・自動車関連業界での急激な

設備投資減少に加え、化学、鉄鋼といっ

た素材産業でも投資先送りが拡大し、プ

ロダクト、ソリューションサービス両事業で

減収。

海外では、円高の影響もあり、中国や一

部のアジア地域を除き減収。


ライフオートメーション事業

売上高

36 37

329 323

0

100

200

300

400


ライフライン

ライフアシスト

％

　売上高 185 億円 180 億円 365 億円 187 億円 173 億円 359 億円 △ 5 億円 △ 1.5％

　営業利益 △ 2 億円 △ 1 億円 △ 3 億円 △ 1 億円 △ 1 億円 △ 2 億円 1 億円 -

売上比％ △ 1.2 ％ △ 0.4 ％ △ 0.8 ％ △ 0.5 ％ △ 0.4 ％ △ 0.4 ％

　受注 190 億円 176 億円 366 億円 194 億円 165 億円 359 億円 △ 7 億円 △ 1.8 ％

前年比増減（2008/3期）（2009/3期）

上期下期通期（A）上期下期通期（B）（B）-（A）

２００７年度２００８年度

※ ライフラインには、金

門製作所、山武での

環境リサイクル事業

他を含む。

　　ライフアシストには、ケ

アサービス、緊急通報

などの事業を含む。

売上高

△2.0％

2.5％

増減ライフライン分野の中核となる金門製作所

では、景気悪化の影響から都市ガス、LPガ

ス両メータの需要回復が予想を下回り、レ

ギュレーターなどの工場向けガス機器も減

収となったが、完全子会社化の下での事業

基盤整備・体質強化が着実に進む。

LA事業を構成するケアサービスや住宅空調、

その他環境関連の分野においても利益性

が改善。

ＬＡ事業の売上高は前年度比微減（△1.5％）の359億円となるが、利益体質の強化が進み、のれん代償却負担が倍加※したものの営業損失は2億円と着実に改善。

※ 金門製作所完全子会社に伴うのれん代償却負担の増加。およそ年間13億円（前年度比6億円増）。


国際事業　(海外売上高）

売上高

1522 15

57 64

97

7311

83

0

50

100

150

200

250


アジア

中国

北米

欧州

その他

％

　売上高 94 億円 100 億円 194 億円 91 億円 90 億円 180 億円 △ 13 億円 △ 6.9 ％

２００７年度２００８年度

下期通期（B）（B）-（A）上期下期通期（A）上期

（2008/3期）（2009/3期）前年比増減

※ 上記国際事業（海外売上高）は、現地法人と直接輸出の売上のみを集計しており、間接輸出は含んでおりません。

売上高 ※ 国際事業（海外売上高）は内数です。

中国では着実に事業が伸長し、円高の

影響をカバーして増収。

比較的堅調であったアジア地域は国ごと

にバラつきはあるが、地域全体としては

減収。

北米・欧州は、現地経済の悪化と円高の

影響で減収。

中国や一部の国で事業が伸長するも、世界経済の急速な冷え込み、円高の影響を受け全体としては前年度比6.9％減の売上高180億円にとどまる。


(単位：億円)

A ＢＢ-Ａ A ＢＢ-Ａ０７年度（08/3）

０８年度（09/3）

増減０７年度（08/3）

０８年度（09/3）

増減

流動資産 1,696 1,610 △ 86 流動負債 871 787 △ 83

現預金 323 379 55 仕入債務 421 360 △ 62

売上債権 855 748 △ 107 短期借入金／社債 144 147 2

棚卸資産 234 212 △ 22 その他 305 281 △ 24

その他 283 270 △ 13

固定資産 593 599 6 固定負債 201 171 △ 29

有形固定資産 293 298 5 長期借入金／社債 45 22 △ 23

無形固定資産 49 83 34 退職給付引当金 140 132 △ 8

投資その他の資産 251 218 △ 33 その他 15 16 1

負債合計 1,071 959 △ 113

株主資本 1,162 1,238 76

-資本金 105 105 -

-資本剰余金 126 172 46

-利益剰余金 937 987 50

-自己株式 △ 7 △ 26 △ 20

評価・換算差額等 42 △ 2 △ 44

-その他有価証券評価差額金 39 9 △ 30

-繰延ヘッジ損益 0 - △ 0

-為替換算調整勘定 3 △ 11 △ 14

少数株主持分 14 14 1

純資産合計 1,217 1,250 33

資産合計 2,288 2,208 △ 80 負債及び純資産合計 2,288 2,208 △ 80

連結財政状況

総資産は、売上債権や棚卸資産の減少などにより、前連結会計年度末比80億円減少（△3.5％）。

金門製作所完全子会社化に伴う新株発行により、資本剰余金が46億円増加。

自己株式20億円（1百万株）を取得。

10


負債・資本推移

1,190 1,217 1,250

328 320 297159 140 132209 190 169

422 421 360

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

06年度

（07/3）

07年度

（08/3）

０8年度

（09/3）

億円

仕入債務

借入金・社債

退職給付引当金

その他負債

純資産

資産推移

341 251 218

369 342 381

218 283 270

247 234 212

892 855 748

323379

241

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

06年度

（07/3）

07年度

（08/3）

０8年度

（09/3）

億円

現預金

売上債権

棚卸資産

その他流動資産

有形・無形固定資産

投資その他資産

連結財政状況の推移

2,307 2,3072,288 2,2882,208 2,208


連結キャッシュフローサマリー

（単位：億円）

75

211 214

-25-6

50

205

48

-166

-86-64-63

-200-150-100-50050100150200250

０６年度０７年度０8年度

　 ■営業　 ■投資　 ■ FCF ■財務

営業キャッシュフローは、減益ながら売掛債権・棚卸資産の減少などにより高水準を維持。

先端技術実験棟の建設や手元資金の短期有価証券としての運用などにより、投資キャッシュフローはマイナスとなるが、48億円のフリーキャッシュフローを計上。

財務キャシュフローは、下期に実施した自己株式の取得（20億円）と配当増により、前年度比21億円の支出拡大となる。


azbilグループ体質の抜本的強化と

2009年度（2010年3月期）業績計画2


LA事業

15%

AA事業

39%

BA事業

43%

その他

3%

景気変動と３つの基幹事業

■ アドバンスオートメーション事業（ＡＡ）

■ ライフオートメーション事業（ＬＡ）

国内最大の実績を活かし、設計、施工からメンテナ

ンスサービスにいたる建物のライフサイクルにあわ

せた事業を展開

■ ビルディングオートメーション事業（ＢＡ）

ＢＡ、ＡＡ、ＬＡ・・・３つの基幹事業

オートメーションに係わる技術・製品・サービ

スをコアに異なる市場で事業を展開

それぞれに異なる景気サイクル下にある

事業運営

市場特性の異なる３つの基幹事業の

組合せからなるポートフォリオを活かし、

さらに「人を中心としたオートメーション」

事業の開拓を進めることで、azbilグルー

プの持続的な発展を目指す。

石油、化学といった素材産業から半導体・自動車な

どの加工組立てラインまで分散化された幅広い市場

で、現場に密着した課題解決型事業を展開

オートメーションをライフライン、生活の場、介護・

健康支援の分野で展開

azbilグループ事業ポートフォリオの特徴

2008年度セグメント別売上構成比率


事業基盤強化への取組み

2007年度から2009年度を「基盤を確たるものにする期」と

位置付け、変革活動の着実に実行に取組む。

顧客価値の高い商品の開発・早期市場投入

金門製作所を含めた生産機能再配置

グループワイドでの営業拠点の移転・統合

全国ａｚｂｉｌグループ内のシナジー向上とリソース集中による業務効率向上

拠点集約による経費効率向上

京都工場での電磁流量計生産

金門製作所生産拠点集約

一気通貫体制構築

京都工場・アジア最大規模の実流校正装置

藤沢テクノセンターへの開発・エンジニアリング機能統合

先端技術実験棟に実験設備を集約し研究効率を向上

環境制御実験施設

実流試験装置

温熱環境実験施設

（様々な流体の実流試験を行う開発用試験装置）


azbilグループ体質の抜本的な強化

サービス機能を融合し、ライフサイクル事業を強化BA、AAの強みであるサービス事業部門を融合するとともに要員を強化。

高い専門性に基づく顧客現場での課題解決提供能力を強化。

社会インフラ（環境・エネルギー）領域へ事業を拡大。

2009年度の一層厳しい事業環境下にあって、変革活動を

一段と強化し、さらなる体質改善の好機につなげる。

生産性の向上生産体制を集約し、生産量変動・顧客ニーズ変化への対応力を強化。

生産・販売・スタッフ全部門における業務効率向上と付加価値の内部への取込み。

ESCO事業等、省エネルギー改修工事・サービスにおいて国内随一の豊富な実績とノウハウを活用。

建物から工場、クリティカルな環境までの豊富な商品ラインナップをさらに拡充。

環境関連市場へ注力する。

経営資源の適配分を進め付加価値の向上に努める。（300名規模でのローテーションを実施。内、約200名がサービス融合部門に異動）

新市場への拡大を図る　～米国BioVigilant Systems社をグループ会社化同社のユニークなリアルタイム細菌・真菌計測技術を用い新しい事業領域を開拓。


ライフサイエンス市場を皮切りに事業領域を拡大

ｻﾝﾌﾟﾙ採取培養コロニ数を目視でカウント培養手法培地取出し

検出までに数日～1週間

【従来手法】

細胞からの蛍光を検知

　リアルタイム細菌センサ（IMDTM）

数日後に判明

米国BioVigilant Systems社をグループ会社化

リアルタイムで検出

計測開始

リアルタイムでの細菌計測を可能にする技術を持つ研究開発型ベンチャー企業BioVigilant

Systems社（米国アリゾナ州）をグループ会社化。

同社の「リアルタイム細菌センサ」を戦略商品として、伸張が期待されるライフサイエンス（製薬・

バイオテクノロジー）市場への拡大を図り、今後更に当社技術・製品との融合により新しい事業

領域の開拓に取組む。

業界初業界初業界初

細菌・真菌の秒単位でのリアルタイム検出を実現。（無生物粉塵も合わせて計測）

3年後に20億円超の売上を目指す。


2009年度連結業績計画

　売上高 2,362 億円 985 億円 1,190 億円 2,175 億円 △ 187 億円 △ 7.9％

　営業利益 178 億円 25 億円 90 億円 115 億円 △ 63 億円 △ 35.5 ％

売上比％ 7.6 ％ 2.5 ％ 7.6 ％ 5.3 ％

　経常利益 172 億円 24 億円 89 億円 113 億円 △ 59 億円 △ 34.2 ％

　当期利益 95 億円 5 億円 55 億円 60 億円 △ 35 億円 △ 37.0 ％

２００９年度（2010/3期）

年度比較上期下期通期計画（B）

（B）-（A）％通期実績（A）

２００８年度（2009/3期）

2007年度から遂行してきた中期計画「基盤を確たるものにする

期」の最終年度として、徹底した体質強化に臨むとともに、事業

構造、業務構造の変革を推し進める。2009年度は更に厳しい事

業環境が想定されるが、これにより利益確保に努める。


％

ＢＡ売上高 1,004 億円 410 億円 560 億円 970 億円 △ 34 億円 △ 3.4 ％

営業利益 131 億円 28 億円 82 億円 110 億円 △ 21 億円 △ 15.9 ％

売上比％ 13.0 ％ 6.8 ％ 14.6 ％ 11.3 ％

ＡＡ売上高 936 億円 380 億円 450 億円 830 億円 △ 106 億円 △ 11.4 ％

営業利益 50 億円 △ 5 億円 8 億円 3 億円 △ 47 億円 △ 94.0 ％

売上比％ 5.3 ％ △ 1.3 ％ 1.8 ％ 0.4 ％

ＬＡ売上高 359 億円 185 億円 165 億円 350 億円 △ 9 億円 △ 2.6 ％

営業利益 △ 2 億円 3 億円 0 億円 3 億円 5 億円－

売上比％ △ 0.4 ％ 1.6 ％ 0.0 ％ 0.9 ％

その他売上高 79 億円 20 億円 25 億円 45 億円 △ 34 億円 △ 43.2 ％

営業利益 △ 1 億円 0 億円 0 億円 0 億円 1 億円－

売上比％ △ 0.7 ％ 0.0 ％ 0.0 ％ 0.0 ％

年度比較

２００９年度（2010/3期）

（B）-（A）上期下期通期計画（B）通期実績（A）

（2009/3期）

２００８年度

2009年度セグメント別業績計画

BA事業は、大型の新規再開発計画の減少を主因に減収となるが、サービス事業の増収等を背景に営業利益110億円を確保する。

AA事業は、前下期からの厳しい事業環境が続き、減収を余儀なくされる見込みであるが、一層の事業、業務の体質強化を図り黒字を確保する。

LA事業では、景気悪化が金門製作所のメータ需要に影響を及ぼし減収となるが、2008年度に着実な進展をみた利益体質改善への取組みを継続、強化する。


2008年度(2009年3月期)配当計画2009年度(2010年3月期)配当予想

3 株主への利益還元


2008年度配当計画

（中間）（期末）（年間）

31 円 + 31 円＝ 62 円

予定2008年度

公表通り、2008年度一株当たり年間配当額62円を実施する。

株主への利益還元重視の方針から、2008年5月期初の公表通り一株当たり

年間62円の配当を実施する。


2009年度配当予想

（中間）（期末）（年間）

31 円 + 31 円＝ 62 円（予想）

2009年度

厳しい事業環境から利益減少を見込むも、2009年度一株当たりの年間配当額を62円とし、配当水準の維持を目指す。

配当金については、連結業績、ROE・DOE※の水準及び将来の事業展開と企業体

質強化のための内部留保等を総合的に勘案し決定する。

厳しい事業環境下ではあるが、これまで向上に努めてきた株主への利益還元を維

持する。

これにより、2009年度のDOEは3.6％、配当性向は76.3％となる見込み。

※ ROE: 自己資本当期純利益率　DOE:純資産配当率


31

31

6 6 1020

25 30 31

6 8

13

20

25

30 3110

0

20

40

60

80

2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度

記念配当金

期末配当金

中間配当金

　年間配当金 12 円 14 円 23 円 50 円 50 円 60 円 62 円 62 円

　純資産配当率 0.9 ％ 1.1 ％ 1.7 ％ 3.5 ％ 3.2 ％ 3.7 ％ 3.7 ％ 3.6 ％

　配当性向 16.6 ％ 31.8 ％ 45.6 ％ 37.6 ％ 34.6 ％ 41.2 ％ 48.5 ％ 76.3 ％

2008年度

（計画）

2006年度

（実績）

2007年度

（実績）

2009年度

（予想）

2002年度

（実績）

2003年度

（実績）

2004年度

（実績）

2005年度

（実績）

一株当たり配当額の推移

12円14円

23円

50円

60円62円

40円+10円（記念配当）

（円）

62円

2003年度より配当水準の向上に継続して取組み、積極的な株主へ

の利益還元を実践。


その他資料


参考数値

設備投資・減価償却費・研究開発費

％％

　●設備投資

山武 37 億円 54 億円 17 億円 45.1 ％ 30 億円 △ 24 億円 △ 44.0 ％

連結子会社 8 億円 11 億円 3 億円 32.8 ％ 10 億円 △ 1 億円 △ 5.2 ％

連結 45 億円 64 億円 19 億円 42.9 ％ 40 億円 △ 24 億円 37.6 ％

　●減価償却費

山武 28 億円 31 億円 3 億円 11.9 ％ 37 億円 6 億円 18.6 ％

連結子会社 16 億円 14 億円 △ 2 億円 △ 13.5 ％ 13 億円 △ 1 億円 △ 5.9 ％

連結 44 億円 45 億円 1 億円 2.6 ％ 50 億円 5 億円 11.0 ％

　●研究開発費 98 億円 96 億円 △ 2 億円 △ 2.1 ％ 95 億円 △ 1 億円 △ 1.4 ％

売上高比％ 4.0 ％ 4.1 ％ 4.4 ％

増減(C)-(B)通期計画(C)通期実績(B) 増減(B)-(A)

２００８年度

（2009/3期）

２００９年度

（2010/3期）

通期実績(A)

２００７年度

（2008/3期）

azbilグループは、

「人を中心としたオートメーション」で、人々の「安心・快適・達成感」を実現するとともに、地球環境に貢献します。

株式会社　山武

2009年5月8日 （2009年3月期） 2008年度決算説明 …2015/08/24 ·...

Documents

2009年5月8日（2009年3月期） 2008年度決算説明 …2015/08/24 ·...