20111207 勉強会のパターンを書いてみるワークショップ
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勉強会勉強会
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勉強会のパターンを書いてみるワークショップ
#metacon
2011年12月8日木曜日
今回の目的
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10月に AsianPLoP というパターンランゲージの国際会議で、パターンを書いてみるワークショップに参加しました。 そこで、勉強会のパターンを自分でも書いてみたいな、と思いましたので、今回、こじんまりと開催したいと思います。
http://kokucheese.com/event/index/22969/
2011年12月8日木曜日
勉強会カンファレンス2011
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中埜博先生にご登壇いただき、パターンについてご講演いただいた。
2011年12月8日木曜日
AsianPLoP 2011
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http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/asianplop/japanese.html
2011年12月8日木曜日
勉強会勉強会の課題
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このコミュニティ的方法論でイベントをやったりするのは、コミュニティの経験値が高い人が集まると驚くほどスケールするということは経験値として分かっている。勉強会カンファレンスに参加する勉強会の達人たちはそれを実践してきた人たちである。
その人たちの暗黙知を言語化して形式知化できれば、コミュニティ運営についてのノウハウが流通して、よりコミュニティを活性化、永続化、持続可能な運営ができるようになる。
http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/?of=10
2011-06-22 - 未来のいつか/hyoshiokの日記アートオブコミュニティを読んだ
“
”
2011年12月8日木曜日
SECIモデル
6 http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/umemoto/ai_km.html
暗黙知から形式知にすることで、グループを超えて伝わり、新たな発見につながっていく
野中郁次郎
2011年12月8日木曜日
SECIモデル on 勉強会
7 http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/umemoto/ai_km.html
やってみる
参加して学ぶ 勉強会
スライド作り
ボトルネックになりがち
一番労力がかかる
2011年12月8日木曜日
リアルイベント開催のためのパターンランゲージ
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http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/asianplop/proceedings2010/8-asianplop2010-eto-cameraready.pdf
第一回AsianPLoPに提出された、勉強会などのイベントを開催するためのパターン集(パタンランゲージ)
・仲間を見つける・明朗会計 ... etc.
2011年12月8日木曜日
学習パターン
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http://learningpatterns.sfc.keio.ac.jp/
学び方のコツをまとめたパターンランゲージ。
2011年12月8日木曜日
IT勉強会エスノグラフィ
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IT勉強会主催者へのインタビューをもとに、改善できる点を探すエスノグラフィ(民族誌学)
2011年12月8日木曜日
パターンランゲージとは
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クリストファー・アレグザンダー
建築家クリストファー・アレグザンダーが提唱した参加型の建築設計/まちづくりのプロセスにおいて、暗黙知を形式知化するために用いられた記法/プロセス。モダニズム建築が主流の建築界にあって、建築家自身の芸術性ではなく、居住者やステークホルダーの意見を集約して、自分たちで居住空間をデザインする、というハードルの高い手法を実践している。
モダニズム建築
ル・コルビジェのVilla Savoye
間違ってたらご指摘下さい!
盈進学園東野高校 (アレグザンダーが設計に関与)
2011年12月8日木曜日
パターン = 再現した解決策
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パターン
一言でいうと、パターンは専門的な知識を捉えるやり方のひとつだ。
我々が「パターン」という単語を使うのは、 「繰り返し」 用いられたベストプラクティスを文書化したものだからだ。パターンは、与えられた環境の中で、問題を解決するために用いられる。”
“
Linda Rising, Mary Lynn Manns『Fearless Change』(日本語訳: 川口)
2011年12月8日木曜日
パターンランゲージ
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パターンパターン
パターンパターン
パターンパターン
特定の領域において問題解決に使えるパターンのセット
Linda Rising, Mary Lynn Manns『Fearless Change』(日本語訳と図の作成: 川口)
2011年12月8日木曜日
パターン形式
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フォース Force
Context状況 結果状況
Resulting Context
問題Problem
解決Solution
論理的根拠Rationale
名前 NameLinda Rising, Mary Lynn Manns『Fearless Change』
(日本語訳と図の作成: 川口)2011年12月8日木曜日
パターンができるまで
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共通の”うまくいったこと”
問題、解決コンテキストを書き出す。
洗練していく
2011年12月8日木曜日
共通の体験を探す。
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共通の”うまくいったこと”
http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/asianplop/Pattern-Writing-Mining-20091130.pdf
うまくいったことのキーワードを紙に書き出す。
告知が2週間前だったので
予定を調整できた
共通している部分から今日、パターンに書き出すものを選ぶ。
2011年12月8日木曜日
パターンを書き出す。
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問題、解決コンテキストを書き出す。
パターンの名前: 問題 状況
フォース
解決 結果状況
論理的根拠
パターンフォーマットの、それぞれの項目を書き出していく。
後で誰かが清書2011年12月8日木曜日
パターンを洗練する。
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洗練していく シェファーディング
ライターズワークショップ
http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/asianplop/japanese.html
いわゆる論文査読の仕組み。査読者(シェファーダ)が論文への質問を行い、提出に導く。
参考:
複数の参加者が、論文に建設的なコメントを行っていくワークショップ。著者は論文の趣旨説明を行い、一旦場を外れる。参加者は車座になって論文へのコメントを行う。
2011年12月8日木曜日