20150125 全国若年認知症フォーラムin滋賀(配布資料)

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Page 2: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

、旬

全国若年認知症フオーラムエN滋賀支えること、支えられることの垣根をなくす

平成Zフ年1月25日12:00~1フ:00

■。

00~開会あいさつ全国若年認知症家族会・支援者連;洛協議会会長宮永和夫

10~来賓あいさつ滋賀県知事三日月大造

20~13:10若年認知症施策の現状…・……。。………・・…・……・p.1

厚生労働省老健局高齢者支援課認知症・虐待防止対策推進室

室長補佐翁川純尚氏

15~14:05特別講演川崎市における認知症連携と若年I性認知症の現状…P.33

日本医科大学特任教授北村伸先生

10~14:25滋賀県の若年認知症対策について……・……・……・…P.47

滋賀県医療福祉推進課課長山元雅司氏

25~14:40体憩

12

12

12

8

一一雪

13

14:

14:

14:40~16:50進行:全体報告・……・…………・………………P.5フ藤本クリニック認知M壷疾患医療センター 診療所型/NPO法人もの忘れカフェの仲間たち

藤本直規奥村典子

【リレー 報告】

サポ ート 医藤 井内科藤井義正氏…・……・P61

守山市地域包括支援センター徳田周子氏..………P.67

高島市掴秦いきいき応援センター古谷靖子氏……。.…Rフ9

家族藤本雲雄氏………・・P.8フ

チームほたる立入道夫氏.。・・……・P.89

仕 事 に き ゃ ん せ上野康子氏………..P.95

おけXノきさん谷仙一郎氏…・…・…P.101

中津純一氏…・……・P.ll1NPO法人やじるベー

社会医療法人杏嶺会いまいせ心療センター 小倉紫氏…・・・……・p.11フ

城貴志氏…。。……・・P.123NPO法人滋賀県社会就労事業振興センター

16:50~16:55全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会からのメッセージ小野寺敦志藤 本 直 規16:55~1フ:00閉会あいさつ

【資料】…………・…………………・……………・……・…・…P.133

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Page 3: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

ご挨拶

全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会

会長宮永和夫

第5回全国若年認知症フオー ラムにご越し頂きまして、大変有り難うございます。若年認知

症については、最近マスコミなどにも頻回に取り上げられるため、名前だけはご存じの方は多いと

思っていますが、今回のフオーラムによって、若年認知症の問題点・課題、取り組みの現状、今

後の方向性などをさらに深くご理解頂ければ…と思っております。

本日の全国若年認知症フォーラムin滋賀では、厚生労働省老健局認知症・虐待防止対

策推進室の翁川室長補佐・若年認知症専門官にご出席頂き若年認知症に対する「日本

国の施策の具体的な内容と今後の方向性」についてご講演頂〈予定になっております。

次に、日本医科大学北村教授より「認知症連携」についてのご講演を、さらに滋賀県医療推

進課より「滋賀県の若年認知症対策」についてのご報告を頂く事になっております。そして、大ト

リでは、藤本クリニックの藤本理事長にプラクテイショナーと供にコーディネーターになって頂き、若

年認知症対策の先進的な取り組みである「働くことのチャレンジ」のシンポジウムをと、盛り沢山

ではありますが、現時点の重要な若年認知症に関する内容を取りそろえ、皆様にお披露目する

予定になっております。是非最後までお聴き頂ければ幸甚です。

最後に、このフオーラムを契機として、滋賀県や近隣地域での若年認知症への関心や支援の

輪がさらに広まるとともに、滋賀県発の新しい取り組みが他の都道府県にも広がり、かつ根付い

てゆくことを期待しつつ、ご挨拶とさせて頂きます。

Page 4: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

ご挨拶

滋賀県知事

三日月大造

第6回全国若年認知症フオーラムIN滋賀が、本県においてこのように盛大に開催されま

すことをお慶び申し上げますとともに、北は北海道、南は沖縄と全国各地からお越しいただきま

した皆さまに対し、心から歓迎申し上げます。

さて、H乍年、11月に安倍首相が「認知症サミット旧本会議で新たな国家戦略を策定す

ると明言され、今年に入り、省庁横断的に取り組む認知症対策の国家戦略、いわゆる「新・オ

レンジプラン」の原案が明らかになりました。

その原案では、団塊の世代が全員フ5歳以上になる2025年には、認知症の高齢者

が最大でフ00万人に達し、65歳以上の5人に1人を占めるという新たな推計を示し、認

知症の人にやさしい地域づくりに向けて、総合的に取り組むこととされています。

特に、若年認知症については、我々 と同じ働き盛りの世代に起こり、ご本人だけでなくご家

族の生活に与える影響が高齢者と比べて大きいことから、社会的に重要な課題として、「新・オ

レンジプラン」でも重要な柱として位置づけられ、若年認知症の方々 の居場所づくり、就労・社

会参加等の支援、全都道府県に担当者を配置した相談窓口の設置など、施策の強化が盛

り込まれています。

本県におきましては、これまで、藤本クリニックをはじめ、多くの皆様の力をお借りしながら、全

国に先駆けて若年認知症対策を進めてまいりました。

平成24年度からは、若年認知症地域ケアモヂル事業に取り組んでおり、本日は、その最

終年度として成果の報告や今後への提言など、事業のまとめにふさわしい機会をいただきまして

ありがとうございます。

本フオー ラムの開催を契機に、こうした取り組みが、全国に発信されることを期待しますととも

に、本県といたしましても若年認知症対策をさらに充実させていきたいと考えています。

結びにあたりまして、本フオー ラムのますますのご発展と、開催にご尽力いただきました関係者

の皆様、ならびに、本日、お集まりの皆様方のご健勝、今後ますますのご発展をお祈りいたしま

して、ご挨拶とさせていただきます。

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若年認知症施策の現状

厚生労働省老健局高齢者支援課認知症・虐待防止対策推進室

室長補佐翁川 純尚氏

-1-

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乳州郷

山一三J

③了第6回今目若年認知症フォーラム1N滋賀

若年認知症施策の現状

厚生労働省老健局高齢者支援課

認知症・虐待防止対策推准幸

平成27年1月25日

報告書"Dementia:APlノbノ庇Heaノ坊PⅨわげMfWHO/ADI2012)

縄認知症者の増加が今後、低中所得国において爆発的に増加することを示し、具体的な

先進事例等を提示しつつ国家が果たしていくべき役割を提言している。頂一 空一一

2010年の時点で、3560万人の認知症者がいると推計される。毎年770万人の新しい認知症

者が増えており、世界のどこかで4秒に1人が新しく認知症になっていることになる。認知

症の加速度的な増加は、特に現在まだリソースの乏しい低中所得国において迅速な行動を必

要としている。(2013年では4440万人、2030年には7560万人と予想)

Numberofpeoplewithdementia皇150邑匡今

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201320152020202520302035204020452050

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-3-

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30

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諸外国の65歳以上人口割合の推移(1950年~2010年》

japan-U、S -France

一Germany-Sweden-Australiaiでグョ

ど 理

19501960197019801990200020102020

総務省統計局平成22年国勢調査2

認知症高齢者の現状(平成24年:

約462万人 1…壬《正欝と豊職軸の人){‐_‐ 約400万人二狸-」-

l■■=Ⅱ■■一一一一一一一一一一一一一一一一一一一U■■l■■

認知症施策推進5か年計画で対応

シ早期診断皐期対応・認知症の普及・啓発

>・見守りなどの生活支援の充実など

(注)MCIの全ての者が配知症になるわけではな生活継続を可能にする=

心孟些

健常者

'65歳以上高齢者人口3,079万人事持続可能な介護保険制度を確立し、安心して生活できる地域づくり。._一

出典:「都市部における望釦症有病率と璽和鹿の生活樫能障害への対応』(H25.5報告)及伽「理知症蔑齢者の日常生活自守唐}Ⅱ以上の高齢者散について&(H24,8公表)を引用

参考:要介護認定データを基に、「認知症高齢者の日常生活自立度」11以上の認知症高齢者割合を推計

将来推計(年)

日常生活白行度

Ⅱ以上

¥粥群281

9.5晩

予粥野

305

9.9%

秘葡 秘謡 秘薪

345 410 470

10.Zc 11,39 12,8%

※下段は錨歳以上人口に対する比率3(参考目平成Z4年8月24日老鯉局高齢者支援灘忍知症・虐待防止対策推進室公辰資料))

-4-

Page 8: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

認知症施策の方向性

認知症に関して今未だ残る課題○早期受診・対応の遅れにより、認知症症状が悪化。

○精神科病院に認知症の人が長期入院している。

○認知症の人が住みI慣れた地域で可能な限り生活を続けていくための介護サービスが呈、霞の両面から不十分

○地域で認知症の人とその家族を支援する体制が不十分。

○医療・介護従事者が現場で連携がとれた対応が出来ていないケースがある。

○認知症の診断技術・根本的治療薬、発症後の介護ケア技術等の研究開発が不十分。

Fr『今後の認知症施策の方向'性について』○「認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた

地域のよし環境で暮らし続けることができる社会」の実現

○標準的な認知症ケアバス(状態に応じた適切なサービス提供の流

れ)を構築

『認知症施策推進5カ年計画(オレンジプラン)』○標準的な認知症ケアパスの作成・普及

○「認知症初期集中支援チーム」の設置

○早期診断等を担う医療機関の数○かかりつけ医認知症対応力向上研修の受講者数

○認知症サポート医養成研修の受講者数等

社会保障・税一体改革による社会保障の充実

一-一、

地域における医療・介護の総合的な確保を推進

するための関係法律の整備等に関する法律○医療及び介護サービスの整合的な計画の策定

○地域包括ケアシステムの構築

/ノ地域包括ケアシステムを橘藁するための制度

論等Iこ間する調査研究事業報告書

医療・介護連携、認知症施策、地域ケア会議、生活支援、介護予防の充実・強イI

○地域包括ケア実現のため、地域支援事業の枠組みを活用し、以下の取組を充実・強化。

○あわせて要支援者に対するサービスの提供の方法を給付から事業へ見直し。○これらを市町村が中心となって総合的に取り組むことで、地域で高齢者を支える社会が実現。

※市町村が中心となって取組を進める

連携や調整を行う等の市町村の役割の明確化

生活支援

坊 Ⅲ塞げILEELT品n日【0

-5-

|繍瀧率職鰻測

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|蕪繍警嚇調多様な参加の場づくりとリハビリ専門職等を活かすことによ

り、高齢者が生きがい・役割をもって生活できるような地域を実現

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Page 9: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

今後の認知症施策の方向'性について(H24年6月;

○「認知症になっても本人の意思力零重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けることができる社会」の実現を目指す。

○この実現のため、新たな視点に立脚した施策の導入を積極的に進めることにより、これまでの「ケアの流れ」を変え、むしろ逆の流れとす

る標準的な認知症ケアパス(状態に応じた適切なサービス提供の流れ)を構築することを、基本目標とする。

ー気づき ~診断まで-ヶぐ一一一一日常在宅ケア今一一急性増悪期ケアニュー日常在宅ケアーレ

冒冨鶴

5地域での日常生活,家族の支援の強化

'1早鯛診断皇"応6若年性認知症施策の強化

'67医痩・介霊サービスを担う人材の育成

「認知症施策推進5か年計画(オレンシ フ ラン)J(H24年9月)、

○「認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で暮らし続けることができる社会」の実現を目指す。

○この実現のため、新たな視点に立脚した施策の導入を積極的に進める。

平成25年度から29年度までの5年間の計画として奄必要な医療や介護サービス等について数値目標を定めて整備を図る、

域での日常生活・家族の支援の強化》醗醗、賑

パ ス の 作 成 ・ 普1.標準認知症地域支援挺進員の人数

認知症サポーターの人数

市民後見人の育成・支援組織の体制を整備している市町村数認知症の人やその家族等に対する支援

○「認知症ケアパス」(状態に応じた適切なサービス提供の流

れ)の作成・普及

2早期診断・早期対応

かかりつけ医認知症対応力向上研修の受講者数認知症サポート医養成研修の受講者数

「認知症初期集中支援チーム」の設置

早期診断等を担う医療機関の数「地域ケア会議」の普及・定看

6.若年性認知症施策の強化○若年性認知症支援のハンドブックの作成○若年性認知症の人の意見交換会開催などの事業実施都道府

県数

7.医療・介護サービスを担う人材の育成3-地域での生活を支える医療サービスの構築○「認知症ライフサポートモデル」(認知症ケアモデル)の

策定

○認知症介護実践リーダー研修の受講者数○認知症介護指導者養成研修の受講者数○一般病院勤務の医療従事者に対する認知症対応力向上研修

の受講者数

○「認知症の薬物治療に関するガイドライン」の策定

○精神科病院に入院が必要な状態像の明確化

○「退院支援・地域連携クリティカルパス(退院に向けての診

療計画)」の作成

4.地域での生活

-6-

「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」(平成25年度から29年度までの計画)

1標準的な浬知症ケアパスの作成・普及 3地域での牛窯左支える医療サービスの構努

4地域での生活を支える介護サービスの構諜

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認知症ケアパス

『標準的な認知症ケアパスの作成4普及j§L○他の6つの取組課題を包含する総合的な認知症施策:○今後目指される地域包括ケアシステムの構築において、認知症に特化した施策を象徴的に打ち出すためのもの少○;「住み‘慣れた地域での継続的な暮らし」を認知症の人に対して保障しようとするもの○市区町村にとっては、覚悟をもって、介護保険事業計画の策定に取り組むことが必要、

鍵議鱗議霧雲撚職 篭蕊蕊議

『認知症ケアパス含作成の

ための手引き』

、卦蝿価ィ鰹画 唖 ケ ア ダ 画 麺

一一一一口

の庭函剰Ie

篭 夢L尼

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『翌知症ケアパスを適切に機能させるための調査研究事業』検討委員会報告書

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溌雛i料;・鋪¥了#..*.。‘・も..,r凸,-,.2.f,鉱・’上~‘

言・職醸ぞj婚.磯涙.:↑

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8※(一般社団法人)財形福祉協会HP:http://Zai肥i、o可p/index・html

幸勝沖犠浦

認知症初期集中支援

複数の専門職が認知症が疑われる人、認知症の人とその家族を訪問(アウトリーチ)し、認知症の専門医による鑑別診断等¥ふまえて、観察・評価を行い、本人や家族支援などの初期の支援を包括的・集中的に行い、自立生活のサポートを行う。

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…鋤鯛。函診緬

竺圏情報提供・相剛

一一

指導・助言

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ヲ桑,雌伽為噸iっ蝿仏的

-7-

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認知症初期集中支援チーム

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己瀦蓋塞鐸.、1

1医療系十介護系職員一U

I〔保健師看護師、介護福祉士、社会福HI祉士も鞘神保健福祉士等)〃』卜崩-〃

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.....、-.-....-.......-....-.-..,.-..-,.........‐-.-..、グ

亀含本人・家族

Page 11: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

認知症地域支援推進員

各市町村における「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」を推進するための旗振り役として、以下の取組みを実施

1地域において認知症の人を支援する医療・介護関係者間の連携ネットワークの構築

2地域における認知症の人とその家族への支援ネットワークの構築

一・認知症介護研究・研修東京センター

-.了二二蕊,座=:研修、会議令の参画!.「認知症地域支援推進員研修」の実施

、----……・・………………一市町村i,「全国認知症地域支援体制携准会議」の開催.「認知症地域支援群准員研修」の実施

!.「全国認知症地域支援体制鮮准会議」の開催

研修、会議/》の参画

F

P■

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ーー

認知症の人とその家族への支援ネットワークの構築

○認知症の人と家族を支える地域資源マップの作成

○若年性認知症の人本人の状況に応じた適切な支援の検討及び実施

○在宅介護サービス従業者に対する認知症研修の実施

○認知症の人を介護する家族等のネットワーク構築を目的とし

た交流会の実施

○多職種が参加する認知症の人の支援のための研修会・事例検

討会の開催等

医療・介護関係者間の連携ネットワークの構築

○関係者が、’情報交換や支援事例の検討などを行う連絡会議の設置

○地元医師会や認知症サポート医等とのネットワークの形成等

10

認知症ケア向上推進事業(平成26年度〕

|地域支援事業

IL任意事業

L認知症初期集中支援捲進事業

L認知症地域支援推進員等設置事業

L認知症ケア向上推進事業

L病院・介護保険施設などでの認知症対応力向上の推進

L地域密着型サービス事業所・介護保険施設等での在宅生活継続のための相談・支援の推進

L認知症の人の家族に対する支援の推進

・認知症の人を支える取組やつながりを支援し、認知症の人の家族の介、護負担の軽減などを図

るため、認知症の人とその家族、地域住民、専門職が集う「認知症カフエ」等を開催する。

L認知症ケアに携わる多職種協働研修の推進

i※平成26年度の「認知症ケア向上推進事業」1市町村あたり対象経費支出額の単価:1,200千円以下q

l=--ローーーーーーーーーーーーーーーーー一一一一一一一==‐==--------===ロローーーーーーーーーーローーーーーー一一一一---------==一一=-=一一一一一=--=-==一一=-----------====----==一一一一一---=---一一一一一一一一一

-8-

1:Z

Page 12: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

参考①:認知症ケアに携わる多職種協働研修の推進一「認知症ライフサポートモデル」一

○認知症ケアに携わる多職種の共通基盤(プラットホーム)づくりを目指して開発された教育ブロフラム

○認知症の早期から終末期に至るまでの長い道のり(認知症ケアバス)を切れ目なく支えていく多職種協働のチームづくりを目指すもの

~医療も介護も生活支援の一部であることを十分に認識し、専門職相互の役割・機能を理解しながら、統合的な支援に結びつけて

いくため、多職種参加型の研修を通じて、認知症の人に関わる様々な専門職が、ケアを提供する上での目的・目標を共有し、認

知症ケアに関する多職種協働・チームケアの推進や専門領域ごとの機能発揮を高める。

<認知症ライフサポートモデル~概念~>

~研究事業における取組(平成23~25年度)~

厚生労働省老人保健健康増進等事業「聡知症ライフリポートモデルを実現するための認知

症多H湖璽協働研修における効果的な人材育成のあり方に関する調査研究事業」

((株)ニッセイ基礎研究所)<最終報告書>

、■厘埋プ唖七■域

鯉知症1.画の…虞……・厚・「圏上び“:一座電汐昂.埴両

1,や軸憧庚崎アラロ→

-----F-.-------一一-------

の,

※研修講師役(フアシリテータ)養成を含む.<研修テキスト>

httD://www・nliresearch.c○.i、/report/

人|藁謹惣 腰覇鰯頚両軍 mlsc/2014/prepol40415-1,pdf

一画一『

一一

認知症ライフサポートモデル

I http://www.nlire5earch.

Ico.i、/reDort/misc/2014/

、、.preppl4M15 2j3df

~_一三一

〕 4 1 5 - Z p d f ~ 研 修 風 景 ~-..12

・認知症家族介護教室のフオローアツブ事業として、地域包括支援センターが主催し、通所介護施設や公民館で開催

○岐阜県恵那市(ささゆりカフェ)

・市、地域包括支援センター、認知症地域支援推進員等が中心になって実施・スター 八ツクスコー ヒー の協力を得、市立病院の喫茶スぺー ス等で開催

W一二

○京都府宇治市(れもんカフェ、カフエ頼政道)・市と京都府立洛南病院により開設。(運営し企画は市福祉サービス公社に委託]・医師や「認知症コーディネーター」の社会福祉士等の専門職群配置

○北海道札幌市(まどくカフェすとんぷ)・認知症高齢者グルーブホーム等を運営する(株)アムケアにより運営。

・一見して、街中にあるカフェやレストランと変わらない外装・内装が特徴的。

ナ]フェの入□て丁 IDや、奄問

○東京都目黒区(Dカフェ・ラミヨ)

・目黒認知症家族会「たけのこ」により開催。認知症介護経験のある方の自宅の居間を開放し実施・地域の子育てママ等も参加

○神奈川県川崎市(土橋カフェ)・町内会力病院(横浜市大倉山記念病院)を勉強会に招いたことをきっかけにスタート。・病院医師、地域の看護師をはじめ、様々な人が参画。

1藍

-9-

Page 13: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

I

参考③:認知症の人の介護者支援を取り巻く今後の課題~認知症の人を介護する家族等に対する効果的な支援のあり方に関する調査研究

国内実態狸握

調査客体:認知症高齢者の同居介護者/担当ケアマネジャー配布サンプル数5,748件、有効回答数2,643件(45.0%)

海外調査(文献調査)‘識盛

オーストラリア、イングランド、オランダ、

アメリカ(AD協会new-york支部)畦

介護者支援の位置づけ

相談内容の集約・分析-う方策キ/一一一-一一

↓ /|認症介護書に…効果胸底玉5房5万E扉雲寿1;

--…------…一一一~…一一一I。介護者支援の必要性・重要性の明確化。介護者支援に関する取組の責任主体の明確化

つ既存資源を活用した介護者支援拠点の機能整備体系的な体制構築|■■■

相談

自治体

○介護者からの相談内容のデータベース化、分析、データに基づく方策の検討

○初めての相談への対応と"伴走''型支援との区別して位置づけた介・護者支援体制の検討苧1雛撫撫鱒舞卿し総詩蕊熱の総詞一_」支援体制の構築÷ -皐

阜縫鎧熟。浜亜[懸縛2-…14

参考④:認知症の診断、治療、介護、相談に関与する全ての関係者向け映像教材の開発一「認知症者及び家族への対応ガイドライン」一

「認知症者・家族とのコミュニケーションの大切さ」の観点から、認知症の早期発見・診断による適切な治療や生活

指導の重要'性についての認識を深めることを主眼とし、以下のツールを開発H24:TDVD教材」、「自己チェツクシート」、「教材活用の手引き」、「講師指導留意点」、「リーフレット」

H25:専用WEBサイトの開設、「DVD教材活用研修の手引き(医師編・スタッフ編)」

http://jmar-im.com/healthcare/ninchi/

属宰威zzE星野二男働古老人仔側三三1K直言褐助室七八便臼滝康1曽逢寄事至凄廷冨巳産よび不滅への珂応カイドライン”F唾.舌及に助する妖査頚登畠置

DVD教材:認知症者及び家族への対応

一司室-1一ケーションの大切さ一

■敏材の目的

理Zn豆君と竃聖への丙応における『:-1=.Tニヶーションのぁヮ方』について再竃する寂鞭として51作しまし是.

賎も弓蘭理の且具一人ひとヮ邪.I濯則豆における診罰・福密・介蓬・咽訟唖丞

【忠言・不喰とのI,し万の震今1jI言立ち返り.より当正しいヌI応が酌n番よう.

専一展.ご自身と所尾唱過・lt雲毎廻域琶彊ワ返って頂くEのに.ぜひご選月Tごい、

■細材の対象行

・侮言・重言・介謹・』昌弘の告分時でi理;0江1.号虫わる±ての人』

・寓騨、看:冨図.区眉嚇呼弓再培昌I受珂、届名二高津I.n逗居屋.亀丞包?呂更詞センタ

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■腫材の内

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■諏材の属亜

「霊知庖刊及び衷旗へのN応一コミュニケーションの人切ご-』(DVD1牧)

『堀叫呂剛の予引房』(八4酌8P】I厩

『鋼酔剛届胃芭豆点j(八・1駒Z4mユ周

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雨戸、v”側楢冒」「5V諏河面厘=~イ

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走惟・企画・剛作一

-10-

DVD教材「認知症及び家族への対応」(医師編/

スタッフ編/望ましくない対応編/望ましい対応編)の

視聴が可能。

「教材活用の手引き」、「リー フレット」等のダウンロードが可能。

動画(テロップあり/なし)のダワンロードが可能。

DVD教材活用の研修プロク ラム(約2時間)・医師編を利用した多職重研イ|蚤

・スタッフ編を利用した看護師研修

の動画、「DVD教材活用研修の手引き」のダワンロー 享力句能

DVD教材活用の研イ|多実践例につき閲覧可能

一研修概要

・研修風景(写真)

・受講者アンケート訓価結果等

平成24年度・平成25年度厚生労働省老人保健健康増進等事業

「認知症者及び家族への対応ガイドラインの作成・普及に関する調査研究事業」

(株式会社日本能率協会総合研究所:: 15

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地域包括ケアシステムの基本理念と構成要素の関係1性~「地域包括ケアシステムを構築するための制度論等に関する調査研究事業報告書」(H26年3月:地域包括ケア研究会)のポイント~

地域包括ク

.>T尊厳c

>F自立と

。>「規範I

刀基本理念

雨の

'保持」

活の書

傘丁亡いと丁志い]

=這璽璽更望曝:一・〆

域包括ケアシステムの構成要素関係1性

>「住まいと住まい方」と「支援。

サービスjの関係

>「医療画看護」「介護・リハビリ

テーション」と「生活支援・福祉ション:

サービス」の関係

>「本人・家族の選択と心構え」・家族 選択と

■■

.、生。..,.、’--』--2』ゴ

地域における共通認識の醸成一「規範的統合」一●「尊厳の保持」「自立生活の支援」のための仕組みを、「住み慣れた地域」で実現する上で、自治体は中心的な役

割を果たす。

●どのように地域包括ケアシステムを梢築するかは、地域住民の参画のもと決定するべきであり、自治体にはその遮択肢を地域住民に提示する責任がある。

●実際の構築に向けては、自治体には、地域住民に加え、支援・サービスに携わる事業者や団体等にも働きかけ、

目標像を共有していく『規範的統合」が求められる。

●「規範的統合」は、自治体の首長による強いメッセージの発信が重要。また、自治体・保険者には、まちづくりや医療・介瞳サーピスの基盤整備に関して、明確な目的と方針を各種の計画の中で示すことが求められる。

一一一・二可衿一一一4

1.実態把握、課題分析2.基本方針の明示と関係者

との共有(規範的統合)3.施策立案・実行、評価

’2-

本人・家族の選択と心構え一「養生」-●「住まいと住まい方」(植木鉢)、「医療・介護・予防」(素)、「生活支援」(土)の柔軟な組み合わせは、「本人と家族

の選択と心構え」の上でこそ成立する。つまり、本人が選択した上で、その生活を送っていることが重要である。

O『養生」のための動機付け支援や知堂の普及

>本人の主体性を高めるために、教育(学校教育、健康教育、社会保障教育)の充実が不可欠。

>能動的に学び、情報やスキルを共有し、健康管理や必要名支援・サービスの選択ができるよう.セルフマネジメントのプログラムの提供が不可欠。

O自己決定に対する支援

>支援・サービスの選択場面には、わかりやすい情報提示、専門的助言、効果(成功体験)が必要

>意思決定に対する専門職の助言は、本人・家族と専門職間の信頼関係があってこそ意味をもつ。

>認知機能障害などにより本人の意思確認が難しい場合には、家族に加えて代弁者の関与が必要:

>ターミナル期におけるQOD(QualityofDeath)の確保が必要。

O家族に対する支援

>情緒的なサポートを担う家族は必要不可欠な存在

援、介護指導、就労と介護の両立支援も求められ

。家族もその人らしい生活を送れるよう、相談支る。

社会全体で認知症の人びとを支える

ネ+今全体で認知症の人びとを支えるため、 介護サービスだけでなく、地域の自助・互助を最大限活用することが必要,

(イメージ)地域では多様な主体、機関が連携して認知症の人びとを含めた高齢者を支えていくことが必要.

見守り|cTを活用した見守り、見守り民生委員、ボランティアなど

I■L=

叩 ’惚知症疾患医療センター

ターグ

蕊成年後見

嬢蔚翻介護サービス事業者

(デイサー ビス、

= ユ市町村が中心となって日常生活圏域等で認知症の人びとの

見守り等を含めた自助・互助のネットワークを作る

関係府省と連携し、地域の取組を最大限支援

関係団体や民間企業などの協力も得て、社会全体で認知症の人びとを支える取組を展開

1畷;

_--≦込

-11-

Page 15: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

認知症高齢者等にやさしい地域づくりに係る関係省庁連絡会議

1設置目的

認知症の人びとを含めた高齢者を地域で支えるための取組について関係省庁で連携して推進するため設置(平成25年9月25日)

2参加省庁

内閣官房、内閣府、警察庁、金融庁、消費者庁、総務省、法務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省:厚生労働省

3会議の開催

第1回平成25年9月26言

認知症高齢者を地域で支える方策、生活支援の充実、高齢者の社会参加等のテーマを中心に各省庁の取組内容について、共有化を図るとともに施策の推進のために協力・連携していくことの確認について意見交換を実施した。

第2回平成26年9月25三

事準垂巽蛎

義rlrlくく

宮〃I、

毎F回

認知症高齢者等にやさしし地域づくりに向けた関係省庁の主な関係施策及び認知症高齢者等に関する施策に係る各省の概算要求について前通常国会における認知症高齢者等に関連する法政7Fについて

行方不明になった認知症高齢者等に関する実態調査結果及び取組について認知症サミット日本後継イベントについて

認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けた関係省庁の主な関係施策(第2回資料より)

'○認知症高齢者等への理解を深めるための普及啓発○認知症の予防・治療等のための研究開発

'○認知症高齢者等力注活しやすし環境の整備(八一ド面)○認知症高齢者等に対する予防や医療・介護施策の充実

'○認知症高齢者等の生活の支援(ソフト面)○認知症高齢者等の介護者への支援

'○認知症高齢者等の就労・社会参加支援○認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けたITの活用

'○認知症高齢者等の安全確保L--------_=--面一一一一一一一一一一一==一一一=一一=一一一一一一一一一一一一=面一一一.面一一一一 一一=========一一一一=ー=========一一一一一一一一一一一一一==----面一一一一一一垂=---=--一一一一一=-=

18

認知症サミット日本後継イベントにつし、て

ロ英国において、2013年12月「G8認知症サミット」が開催、日本から士屋厚生労働副大臣が出席雲

ロ英国は、世界に認知症への貴金投資などの呼びかけを行うため、認知症使節団と世界認知症会議

を設立、メンバーの一人に日本医療政策機構代表理事黒川清氏が任命。

口今年度、サミットの後継イベントとして①英国、②加仏共同、③日本、④米国の順でそれぞれ国際会議が開催。

口本年3月を目途に、WHO主催の総括的な大臣級会合の開催が検討されている。

日程

19

-12-

Hz6年6月エ8~ユ9日・毎‘‐戸

HZ6年9月ユユーユ2日託

蕊ゴ・H26年ユユ月5~7日.-‐炉

H27年2月9~ユユ日辱‘壷

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開催

英国

加仏

日本

米国

WHO

雲騨

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「社会的影響への投資」

「学術界と産業界のパートナーシップ」

「新しいケアと予防のモデル」 =ブー里一一空

「アルツハイマー病研究」 一/悪天更雲吾硬訂面/-‐/

【主催】

厚生労働省

独立行政法人国立長寿医療研究セ>

社会福祉法人浴風会認知症介護研調

ター

研修センター

【日程詳細】

ユユ月5日(水):専門分科会/政府主催レセプシヨコユ1月6日(木):本会議

ユユ月7日(金):視察

※会場:六本木アカデミーヒルズ(東京都港区)

Page 16: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

|欄蘭"ロロ一一一歳…本会議における議論の概要.’テーマ1:地域における認知症予防とケア|テーマ3:認知症にやさしいコミュニティと

~認知症の状態に応じた適切な予防とケア~ ICTの活用

■認知症の人がより良く生きていける社会の実現■認知症の人がより良く生きていける社会の実現

,医療.介護.リハビリ.社会包摂等が、認知症の各ス■「認知症の人に優しい社会」の実現のため、企業、行テージに応じて、適切かつ切れ目なく連携 政機関、教育機関、住民が協働.

■早期診断・早期対応 ,介護者の負担軽減のためのロボット技術の発展■早期の診断を望む多くの人の存在 ■今後の認知症研究に関する新たな方法論を提供するた■早期診断後の早期支援 めのICTによる膨大な情報の蓄積■医療・介護従事者への教育.研修■介護者に対する十分な支援

■費用対効果を考慮

|-マ4癖に向咋“■■■認知症御本人の視点の尊重

■本人中心で社会的関係I注を重視したケア

テーマ2:認知症予防とケアへの科学的アプローチ・凝蕊:答儲豊会」の構築のため新た職ケーーーーーー--==-=-===ざと一一=,.地域の様々な関係者の連携と官民産学等の様々な主体

■認知症は予防が可能 の協働

,適切な生体指標、データ収集方法等の標準化、得ら■研究成果・好事例の情報共有や共同研究を国際的に促れたデータの共有化 進

.国際協調の促進のため、研究成果.好事例の集約.■ケアや予防を担う人材への教育共有 ,認知症の病態解明を進め、予防や治療の研究開発につ

.様々な危険因子.防御因子に対する総合的なアブなげるための国際連携も視野に入れたコホート研究□- チ ■認知症への理解を促進するため、世界規模で、認知症

■食事、禁煙や運動など生活習I慣の改善 サポーターのような昔及啓発

■発症前段階における先制治療の可能性20

i~。玉=‐‐壷一崎豊本会議における議論の概要

テーマ3:認知症にやさしいコミコーティと曲 IC『の活用

ユロ韻、塞塵琶邑茸.

一一一言一一餐削 テーマ4:将来に向けた課題

噌要肝-~

テーマ2:認知症予防とケアへの科学的アプローチ

我が国の認知症施策を加速するための新たな戦略の策定について

--~認知症サミット日本後継イベント(11/6)における安倍総理大臣の挨拶より~

そこで、私は本日ここで、我が国の認知症施策を加速するための新たな戦略を策定するよう、

厚生労働大臣に指示をいたします。我が国では、2012年に認知症施策推進5か年計画を策

定し、医療・介護等の基盤整備を進めてきましたが、新たな戦略は、厚生労働省だけでなく

政府一丸となって生活全体を支えるよう取り組むものとします≦

--凸一一一■一色一÷一=画■一一面一一一

~認知症サミット日

[新たな戦略の策定に当たっての基本的な考え方〕

①早期診断・早期対応とともに、医療・介護サービスが有機的に連携し、認知症の容態に応じて切れ目なく提供できる循環型のシステムを構築すること

②認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向|ナて、省庁横断的な総合的な戦略とすること

③認知症の方御本人やその御家族の視点に立った施策を推進すること

-13-

2重

Page 17: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

若年I性認知症施策

~現在までの取組の経緯~

若年!性認知症数の推計(H21年3月蛍

L

一島』

※調査対象及び方法

熊本県、愛媛県、富山県、群馬県、茨城県の全域における認知症の者が利用する可能性がある全ての保健・医療・福祉関係施設・機関に対し、若年性認知症(発症年齢と調査時点の年齢がい~ずれも65歳未満の者と定義)アンケート調査を実施。また横浜市港北区と徳島市'二おいても類似の方法で調査を実施。

(表)年齢階層別若年性認知症有病率(推計)(図)若年性認知症の基礎疾患の内訳

7.8

8,3

0.122

出典:厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業)による「若年性認知症の実態と対応の基醸轄備に関する研究」(平成21年3月)23

-14-

○全国における若年性認知症者数は3.78万人と推計

○18-64歳人口における人口10万人当たり若年性認知症者数は、47.6人○基礎疾患としては、脳血管性認知症(39.8%)、アルツハイマー病(25.4%)、頭部外傷後

遺症(7.7%)、前頭側頭葉変性症(3.7%)、アルコール性認知症(3.5%)、レビー小体璽

認知症(3.0%)の順であった。

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18-1鼻

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Page 18: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト(H20年7月》

.○基本方針:早期の確定診断を出発点とした適切な対応の促進

○具体的な施策:①実態の把握、②研究開発の促進、③早期診断の推進と適切な医療の提供、④適切なケアの普及及び

本人・家族支援、⑤若年性認知症施策

若年性認知症対策il若年性認知症対策○気軽に相談できる全国1か所の若年性認知症コールセンターを設置し、

○認知症連携担当者が新たに診断された若年性認知症の人を把握し、本人の状態に合わせて雇用・就労サー ヒ スや障害者福祉、介護サー ピスにつなぐとともに、

○医療・福祉と雇用・就労の関係者からなる若年性認知症就労支援ネットワークの創設、○若年性認知症ケアのモデル事業の実施による研究・普及、○国民、企業等への広報啓発

○若年性認知症対応型のシヨートステイやグループホーム等介護保険サービス全体での若年性認知症受入のあり方等について検討

現状と課題

>若年性認知症に対する国民の理解不足

>「医療」・「福祉」・{~就労」の連携が不十分

Lロ向性。

>若年性認知症に関する「相談」から「医

療」・「福祉」・「就

労」の総合的な支援

対 策

【短期】.。

>若年性認知症相談コールセンターの設置

>認知症連携担当者によるオーダーメイドの支援体制の形成

>若年性認知症就労支援ネットワークの構築,

>若年性認知症ケアのモデル事業の実施

>国民に対する広報啓発

【中・長期〕

>若年性認知症対応の介護サービスの評価

>就労継続に閏する研究

2塁

「今後の認知症施策の方向i性についてー~「認知症施策推進5か年計画」(H24年6月・9月》卸昌一=--写吋罰

平成Z4年6月「今後の認知症施策の方向性について」の報告書より.プ座りゴー

○課題

・若年性認知症と診断された後の相談先が不明。

・若年性認知症の人や関係者等が地域で交流できる居場所の不足。・若年性認知症に対する取組が、自治体によってバラツキがある。・若年性認知症の人の支援は、一般的に診断から介護保険サービスの利用に至るまでの期間が長い。そのため、その間の就労支援、障害福祉サーービスの活用、インフォーマルサービスの活用など本人の状態に応じた適切な支援が必要。

○方向性

①若年性認知症支援のハンドブック作成

・若年性認知症の特性に配慮し、支援のためのハンドブ

ックを作成し配布。

②若年性認知症の人の居場所づくり

・若年性認知症の人や関係者等が交流できる居場所づく

りについて関係部局と連携し若年性認知症施策の活

用促進を図る。

③若年性認知症の人のニーズ把握等の取組の推進

④若年性認知症の人の就労等の支援

・若年性認知症の人の個々の状態に応じた支援体制の

構築を行うほか、雇用継続や就労の支援など障害者施

策との連携の取組の強化を図る。

-15-

平成z4年9月策定‘

認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)抜粋

6-若年性認知症施策の強化

・若年性認知症支援のハンドブックの作成

(平成24年度~ハンドブックの作成。

医療機関、市町村窓口等で若年性認知症と診断さ

れた人とその家族に配布。)

・若年性認知症の人の意見交換会開催などの事業実施都道府県数

(平成24年度17都道府県一→

平成29年度47都道府県)

Page 19: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

「若年性認知症八ンドプック」/『若年‘性認知症ガイドブック」、‘ふ・~。。#・.-.・・琴.心..・・v、7-..齢f簿ぎぎ尻零云夢適雷…

塵蕊~i平成24年度:若年性認知症に対する効果的な支援に関する研究事業

(1)「若年性認知症八ンドブック」の作成

・若年性認知症の人の家族が、診断直後から活用できるような知識や情報を織り

込んだ、わかりやすい「若年性八ンドブック」を作成。医療機関や自治体担当

窓口など若年性認知症と診断された人が訪れやすい場所に配布

(2)認知症対応型通所介護および障害者施設における若年性認知症の実態と課題

に関する実態調査

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平成25年度:若年性認知症に対する効果的な支援に関する研究事業

(1)「若年性認知症ガイドブック」の作成

・相談業務を行っている担当者が、本人や家族からの相談を受け、「八ンドブツ

ク」の内容に基づくきめ細かい対応を可能とするため、担当職員向けのガイド

ブックを作成

(2)若年性認知症支援団体・機関に関する実態調査及びネットワーク構築の可能性

に関する検討

4倍’03も

鰯灘難熱蓋26

-16-

Page 20: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

「若年'性認知症施策を推進するための意見交換会」..'.,,,,、、・ミ,率‘・&弓・零了4?‘雲jf鹿?:毒詫刻室誤

く国における取組>

○目的

・若年'性認知症の人本人やその家族から、日常生活上の課題や、就労、医療、介護サー ピス等についての意見を直接伺うことで、

当事者のニーズに応じた若年性認知症施策を推進していくため場

○平成21年度より年1回開催。これまでに計5回開催。

第1回:平成21年5月21日、第2回:平成23年1月19日、第3回:平成24年2月16日

第4回:平成25年2月25日、第5回:平成26年2月27日、第6回:平成27年2月20日(予定)

<都道府県における取組>

*若年I性認知症の人の意見交換会開催などの事業実施都道府県数

28

-17-

H24 H25 H26(予定

総数

若年性認知症コールセンター運営事業

若年1注認知症自立支援ネットワー ク構築事業

若年1性認知症自立支援ネットワー ク研修事業

若年性認知症本人の支援等のニーズの把握

意見交換会の開僧

実態把握調萱

|若年性認知症ケアモデノ嘩業

17

11

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口■■q

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3

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5

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Page 21: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

若年I性認知症の本人の声(2)(第1~5回意見交換会での主な意見:認知症介護研究・研修大府センターまとめ)

医療につい可 >若年性認知症をきちんと診断できぞ

本治療雪

原機関や専門医を全国に増やしてほしい。

と冶験の早期実施などをもっと進めてほしい¥>認知症の研究を進

>海外で認可されて

>アルツハイマー病

ほしい。

を進めて|目II

LノU

介護サービラ >若年性認知症についてきちんと対応できるサービスが、もっと近くの身近なところにほしい。

>高齢者向けのサービスではなく、若年性のためのサービスをもっと増やしてほしい。

>認知症カフェなど、利用しやすい環境をもっと増やしてほしい。

>本人に寄り添って継続的にマネジメントしてほしい。

について

制度につい可 >介護保険サービス、自立支援医療、障害年金、障害者手帳などの申請や相談について、窓口や手続を

一本化してほしい。

>障害者手帳の認定に身体障害者と精神障害者に差があるので、疾患をとらえた障害判定としてほしし、

>自治体によって若年性認知症に関する理解や取組に格差があるので、住み慣れたどの地域でも生活で

全し

東京都

愛知県

滋賀県

兵庫県

きるよう、こうした格差をなくしてほしい。

>若年性認知症についてまだまだ世の中に理解されていないので、もっと普及啓発してほしい-

30

自治体取組例①:若年l性認知症コールセンターマー一弓q

東京都若年性認知症総合支援センター

若年性認知症コールセンター

滋賀県若年性認知症コールセンター

ひょうご若年性認知症生活支援相談センター

東京都

(NPO:いきいき福祉ネットワー クセン

ター)

(福)r辛令

認知症介護研究・研修大府センター

(医)藤本クリニック藤本ク'jニック

兵庫県社会福祉協議会

http://www.ikiikifuku5hi.jp/jakunennsei,htmi

http://y-ninchisyotel.net/

http://fuiimoto-clinic.net/support/index.htm

http://www.hyogD-wel.or.ip/public/iakunen・php

^ ^ s図囲困囲驚蕊園囲園囲鴬謹困園園囲辱且泌略画四年〕I

麓欝|回国…fB君いB"J画

〔帥ジクク

-18-

3覇

Page 22: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

22 23 2‘

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自治体取組例③:若年‘性認知症ケア・モデル事業~-,.、hr、二:郷賦'享謬霜罰聴白蔑寛ぎ錘垂

25

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C

C

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都道府関市区町ホ

瀧爵

冒蕊

群馬県

伊勢崎汁

群馬陽

高崎荷

群馬鱒

沼田可

蕊東京都江戸jII区

滋賀陽

守山荷

実施主体

有限会社ライフアートクルー カミー ム福寿荘、

公益財団法人こころすzやが財団若年性麗知症サポートセンター ゆえみ

社会福祉法人鋤訪ノ森会介護老人保健施股いちし旺通所リ八巴ノテー シ言ン

社会福祉法人青森社会福祉振興団みちの<金谷デイサー ピスセンター まるめろ

医療法人あ索会大井戸診療所

一般財団法人

はるな夢工房槙名荘

蟹震一岡谷

特定非営利活動性人いきいき福祉ネットワー クセンター

社会福祉法人なぎさ和楽苑

東京栄和芸

有限会社イトーファーマシーデイ八ウス沙緬

医療法人藤本藤本クリニック

クリニッ4

-19-

関連情報

h上tp://www・fukujusou・com/index・html

http://www・kokorosukoyaka.◎『g/index・html

http://www.suwanomorikai・or.ip/

http://www・michinokuso.ip/

http://www・ooidO.neV

http://harunaso.or.ip/

http://www・kikyou.or.ip/index・htm

http://www.ikiikifukushi.ip/index・html

http://www・nagisawarakuen.or.jp/

http://www・ito-pharmacy.jp/ito-pharmacy・htm

http://fujimoto-clinic・net/

32

Page 23: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

自治体取組例①:若年I性認知症カフエ

栃木県那須烏山市「オレンジカフエ」

地域包括支援センターと市民カフェ運営スタッフの協力により、H26年6月~3月

の間、毎月1回程度開催予定。

場所:市民カフエ35番館

福井県鯖江市「まちの居場所オレンジカフェさばえ」

地域包括支援センター主催。毎週火曜日開催。

若年の認知症の人には有償ボランティアとしての社会参加活動や働く場として提供

場所:街なか休憩所「らてんぽ」

※商店街学生活動拠点施設:商手街の空き店舗を利用。学生自らの手にようて、子齢たちの遊〔鴫、地場産

品の販売、交流の場として利活用。

兵庫県たつの市「ぐるみの会(若年性認知症交流会)」

地域包括支援センターが中心となり、市内の自主組織団体が実施するカフェの後方

支援を実施

場所:はつらつセンター(市の施設)

3墓

調査研究①:47都道府県の取組状況に関する調査

○調査名:「若年性認知症者施策に関する調査」

○調査主体:認知症介護研究・研修大府センター

○調査対象:全国47都道府県

○調査期間:平成26年6月16日~7月11日

]‐

-20-

‐弓舜/察一再蚕憩‘裏事業所向けの相談・対応状況調査

本人・家族向けの生活実態・ニーズ調査

の他

・本人、家族か(

・医療機関向け舌

・事業所~での若f

取り‐鋼

調査

症受入状況等

件数(恥)

18(50)

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実施している

今後予定していぞ

予定はない割

件数(妬):

24(51

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』‐17(36

若年性認知症の人・家族が利用可能な社会資源“↑雷電.

若 年I性認知症専門の認知症対応型通所介護事業所、

若年'性認知症を受け入れている認知症女

若年'住認知症を受け入れている精神科テ

若年'住認知症を受け入れている就労継続支援事業牙

君犀性認知症専門の電話相談”

若年'性認知症を受け入れているボランティア団体

若年性認知症を障害者として雇用している企業一一一一

認知症の人と家族の会等による若年'性認知症本人・家族交流会

その他(ex県のケアモデル事業、日常生活支援事業、成年後見制度)割

把握していなし

了型通所介護事業所

イケア、諏

件数(牝)

3(6,4

25(53.:

16(34.0)

8(17.0)

13(27.7)

6(12.8)

3(6.4)

33(70.2)

4(8.5)

9(19‘1》

Page 24: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

回若年性認知症施策の実施状況,

・苫&。尋ざ.嘩一 3噸宝幽鑑」 |既に実施しているh -。 害

自立支援ネットワークの構築

自立支援ネットワーク関係者の研修

本人・家族が参加する意見交換会の実施

本人・家族が参加する交流会の開催

活用可能な制度・施策等に関する広報・啓発

若年性認知症ケアモデル事業

本人・家族のための総合相談窓口の設置

本人サロン・家族サロンの開催

本人・家族、一般の人向けのカフェの運営や支援

啓発事業(講演会、パンフレット、ポスターなど>

若年性認知症ハンドブックなどの作成

相談担当職員向けの研修

介護保険事業所スタッフ向けの研修

そ の他.、・行政、地域包括支援センター職員向け研修

・企業に対する認知症サポーター養成講座の普及

”・保健所での若年性認知症相談会等

特に何もしていない

'施策を実施する上での課題

実態やニーズが把握できていない

担当職員の数が足りなし

10(21.3)

9(19.1》

15(31.91

24(51.11

16(34‘O)

8(17.0)

12(25.5)

11(23.4)

8(17.0)

20(42.6)

16(34.0)

13(27.7)

14(29.8)

3(6.4)

担当職員の若年性認知症に関する知識や経験が不十分である

利用できる社会資源が不十分である

支援団体を十分に把握できていない

支援のためのネットワークが十分に機能していない

対象者に情報が届かず、制度・サービスの周知が不十分である

その他

・障害・就労担当の若年性認知症に対する理解が不十分

・デイサービスの受入体制の整備

特に課題はない

-21-

件数(96)

~~蕊実施を予壷 |実施予定な心4(8.5> 27(57.4)

5(10,6) 27(57.4)

12(25.5) 17(36.2)

5(10.6) 13(27.7、

9(19’1) 17(36.2,

1(2.1) 33(70.2)

2(4.3) 28(59.6]

’、0(0.0) 28(59.6)

5(10.6) 28(59.6)

9(19,1) 15(31.9;

7(14.91 19(40,4;

5(10,6) 24(51.1;

3(6.4> 25(53.2,

3(6.4)

4(8,5』

36

r件数(恥)

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0(0.唾

3了

Page 25: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

や●率蝉鎚

錘錨》》》》》》雪北

滋烏

-1■■

調査研究②:若年性認知症の人の生活実態に関する調査q■ ..,竜iぞ.-塁.て~とも。”吋宅q7四季寺…

穂 ○調査名:「若年性認知症者の生活実態及び効果的な支援に関する調査」CH26老人保健健康増進等事業)

○調査主体:認知症介護研究・研修大府センター

○調査対象:全国15都道府県・指定都市※大都市を含む地域と、比較的人口が少ない地域を選定

○調査期間:1次調査(H26.8.26~H26.9.17)/2次調査(H26.11.4~H27.1月中旬)榔握

>調査は、1次調査/2次調査の2段階で実施。

※2次調査は、「対象となる医療・介護機関の担当者向け」、「同意が得られた本人・家族向け」の2種類。

>主な調査事項

・受診状況

・サービス利用状況、.発症時の勤務形態

・発症時の職場における対応状況

・現在の仕事の状況

・世帯での収入状況

・養育状況

・本人及び家族への情報提供の状況

・現在、困っていること等

39

-22-

Page 26: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

調査研究③:中途障害者の社会保障のあり方についての調査・研究(厚生科学研究)津乎…一‘=……回.魂扉…函=--'一も哲和牽幽島画毎.基建上、_らニムーェ..詞エーー芯と_'一一…ー..三'邑丞『警五,壷.1斗-1戸,主"もE』

若年性認知症は40歳代~60歳代の現役世代が多く発症する疾患であるが、若年性認知症患者に起こりうる問題として、働き盛りの世代力

多く発症する疾患であることから、働く意欲があるにも関わらず就労できなくなることや、病気が急速に進行するため、患者本人が仕事を失っオ後における家族の収入源確保が困難になる状況がある。

本調査は医療機関や介護施設、全国当事者団体、全国の都道府県担当者等に対して大規模調査を行い、全国的な中途障害者の「社会保

障」「就労」に関する問題点を明らかにするものである。

一三一~

靭富。§唾竜零§【辱”,=研究実施機関:筑波大学・慶応大学、印し.,”,‘‐

“若年性認知症

就労・社会保障の海外の制度の情報収集

国内の就労・社会保障に関する実態調査f‐

重目琉霊潅諏りあ収蕊テニーr衰刊,先行して実践されている就労支援の

情報収集を行う。

高次脳機能障害

.‘就労・社会保障の海外の制度の情報収集星一角▽

:国勾の就労・社会保障に関する実態調査”職扇

全国の就労支援事例の収集一一

先行して実践されている就労支援の

情報収集を行う。ー -一一一一一一一一一一一~一一一一一一一一~一一一一一一一一

若年性認知堀

高次脳機能障害

今後の都道府県も含めた若年認知症対策及び、障害者福祉サービスの新たな支援プログラムの開始に向けた基礎資料となるよう報告書を作成4〔

平成27年度予算案(認知症施策関連:

-23-

Page 27: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

平成27年度の社会保障の充実・安定化について

○消費税率引上げによる増収分は、全て社会保障の充実・安定化に向ける。

○社会保障の安定財源確保と財政健全化の同時達成を目指す観点から、平成27年度の増収額8兆円程度については、

①まず.基礎年金国庫負担割合2分の1に3兆円程度を向け、②残額を満年度時の

.「社会保障の充実」及び「消費税率引上げに伴う社会保障4経費の増」と.「後代への負担のつけ回しの軽減」

の比率(概ね1:2)で按分した額をそれぞれに向ける。

(参考)算定方法のイメージ後代への負担のつけ回しの軽減

消費税率引上げに伴う社会保障4経費の増

■社会保障の充実〆《14兆円》■基礎年金国庫負担割合1/2

/《8兆円》,〆 蝉

②迩兆叶/

《5兆円》//34兆円② ‐」0.8兆円

26年度 満年度

(洞賛税率5%引上げ時)4227年度

(注)金額は公費(国及び地方の合計額)である。

-24-

<27年度消費税増収分の内訳》

○後代への負担のつけ回しの軽減,高齢化等に伴う自然増を含む安定財源土確保できていない既存の社会保障費

《増収額計:8兆円程度

○基礎年金国庫負担割合2分の2(平成24年度・25年度の基礎年金国庫負担割1Z分の1の差額に係る費用を含む)

○社会保障の充:・子ども・子育て支援の充雲

‘医療・介護の充実

・年金制度の改善

○消費税率引上げに伴う社会保障4経費の増・診療報酬、介護報酬、年金、子育て支援等についてα物価上昇に伴う増

3兆円程§

1.35兆円程届

0.35兆円程度

3.4兆円程【

○消費税率10

増収分は、1%への引上げが平成29年4月に延期されたことに伴い、平成27年度の35兆円(※)となるため、施策の優先順位を付けることで対応する。

「社会保障の充実」に充てられる消費税!

※消費税増収分のほか、社会保障改革プログラム法等に基づく重点化・効率化による財政効果を活用し、平成27年度の「社会保障の充実』の規模は合計1,36兆F

平成27年度における「社会保障の充実」の考え方

i「限られた財源の中で上記の対応を行うための方策||i一 一~i

○年金関係の充実(低所得者への福祉的給付、受給資格期間の短縮)について、法律の規定どおり、消費税率10%への引上げ時(平成29年4月)に実施。

○介謹保険の1号保険料の低所得者軽減強化について、2段階に分Iナて実施することとし.第一弾として平成27年4月からは特に所得の低い方々を

限られた財源の中で上記の対応を行うための方§

l】寺

ー地域医療介護総合確保基金について、医

療分として前年度同額の約900億円に加え、

新たに介護分として約720億円を措置

介護職員について月額,万2千円相当の

処遇改善に必要な約780億円を措置

認知症施策等の推進のために約240億円を措置

J

Page 28: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

平成27年度における「社会保障の充実」(概要:(単位:億円)

(注1)金観は公武(国及び地方の合計額).計数は、四捨五入の関係により、端数において合計と合致しないものがある。

(注2)上記の社会保障の充実と税制抜本改革法に基づく低所得者に対する逆進性対策である『簡素な給付隅置(臨時福祉給付金)』(1,320億円)をあわせて一体的に、消費税増収分と社会保鱒改革ブログラム法等に基づく重点化・効率化による財政効果を活用して財源を確保。

(注3)「子ども・子育て支援新榊|度の実施jの国分について、平成27年度は全額内閣府に計上、平成26年度は1,043億円は内朋府、304億円は厚生労働省に計上。

,<注4)「育児休柔中の経済的支援の強化」の国分のうち、雇用保険の遍用分(55億円)は厚生労働省、国共済組合の遍用分(1億円)は各省庁に針上.44

『沖5)平行”G先陣におけ局「Hh壁阪櫓介端総合肺俣某令(阪痔分111こつぃTI土.卜甲『ごjn1責.公呑360催F1の_上鞭廿州暦客駒|i命奪旅L‐某令岨捌ま合針904値円畢

-25-

事 項 事業内そ平成27年届

予算案〈姓 国炎 地方灸

子ども・子育て支1

年 1■

遺族基礎年金の父子家庭への対象拡大

13.6Z

I

6.78( 6.8

医療・介護サービス

の提供体制改革

医療・介護保険制度の改互

難病・小児i慢性特定疾病への対応

難病・小児慢性特定疾病に係る公平かつ安定的な制度の確立等

2.04 89J 1.15

子どキ,・子音て寺揺新諾||庵の宰楠

江云繊j套壷Uノ允実

育児休業中の経済的支援の強化

病床の機能分化・連携、在宅医療の推進等・地域医療介護総合確保基金(医療分)

・平成26年度診療報酬改定における消費税財源の活用う士域包括ケアシステムの構築

地域医療介護総合確保基金(介護分)

消費税財源の活用による平成27年度介護報酬改定における介護職員の処遇改善等

在宅医療・介護連携、認知症施策の推進など地域支拐事業の充実

4RZ

Z83

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392

r“星P卜」FqL

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602

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14

3[

11

24

521

111

国民健康保険等の低所得者保険料軽減措置の拡ヨ

国民健康保険への財政支援の拡売 1.8f 1.032

被用者保険の拠出金に対する支携

高額療養費制度の見直し

介護保険の1号保険料の低所得者軽減強イヒ

109

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109

21弓

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成26年眉予算額

(注5)54'2町〃

612

29;

4.9皇

地域包括ケアシステムのネ 舜里』

団塊の世代が75歳以上となり医療・介護等の需要の急増が予想される2025(平成37)年を目途に、医療や介護が必要な状態なっても、できるだけ住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される「地域包括ケアシステム」の構築に向けて取組を進める。

リ{鰯緊懸蝋灘隙蓋鴛顛箪鴬爵'‘駕篭:鰹駕麓に向けて必要嬢事業を麦綴する。‘人あたり月調万2千円網当の処遇改善

地域密蒲型特別養護老人ホーム等の地域密蒲型サービスの施設の整備(784億円く改定率換算で+1.65%>)に必要な経費や、介護施設(広域型を含む)の開設準備等に必要な経費、・中重度の要介護者や認知症高齢者等の介護サービスの充実特養多床室のプライバシー保護のための改修など介護サービスの改善を図(266億円く改定率換算で+o,56恥>)るための改修等に必要な経費の助成を行う。(634億円)

驚驚鴬灘鳶続瀦鰯|蝿擬嶺,羅警灘……………”○平成30年度までに全市町村が地域支援事業として以下の事業に取り組めるよう、必要な財源を確保し、市町村の取組を支援する。

ー 」蕊………ロー一

議蕊蕊議蕊蕊蕊溌織,蕊謹灘|※l平成30年度からの完全実施に向けて段階的に予算を拡充。平成26年度予算では認知症施策及び生活支援の充実・強化に43億円を確保。※2上記の地域支援事業の負担割合は、国39%、都道府県19,5%、市町村19.5%、1号保険料22%(公費翻合は78%)。※3併せて、介謹予防・日常生活支援総合事業を推進する。

牛奉古援の充実-強化(107陸田)

l介護サービスの充実と人材確保..

run地域医療介護総合確保基金(介護分)724穂円

11市町村による在宅医療・介護連携、・認知症施策の推進など地域支援事業の充実Z36億F

地域の医療・介護関係者による会

の開催、在宅医療・介睡関係者の

修等を行い、在宅医療と介瞳サー

トスを一体的に提供する体制の構を推進

初朗集中支援チームの関与による認知症

の早期診断・早期対応や、地域支援推進員による相服対応等を行い、鯉知症の人本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる地域の構築を推進

※基金の負担割合国2/3都道府県1/:

=地域ケア裳悪〔47煙円)

(2)平成27年度介護報酬改定における介護職員の処遇改善等

1,051億円

(参考:改定率)

改定率▲2,2.79

(処遇改善:+1.65%、介護サービスの充実:十0.56%、その他:▲4.489

Page 29: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

|認知症高齢者等にやさしい地域づくりのための施策の推進’

○現在、65歳以上高齢者の約4人に1人が認知症の人又は予備群と言われ、更に増加することが見込まれる中で、認知症の人が認知症とともによりよく生きていくことができるよう環境整備を行っていくことが必要。

○「認知症施策推進5か年計画」(オレンジプラン)を改め、新たな総合戦略を関係省庁と共同で策定し、早期診断・早期対応を

軸とした、認知症の容態に応じた切れ目のない適時・適切な医療・介護等の提供が図られる仕組みを構築するなど、認知症高齢者等にやさしい地域づくりを推進する。

[①②③の合計詞一平成26毎度予算額約36億円 4s27

主な認知症施策関連予算

①認知症に係る地域支援事首

-ムの設置

の設置等

②認知症施策等総合支援事業約12億円今約13億・認知症疾患医療センターの整備(300か所=366か所)

・若年性認知症施策の推進等

③認知症政策研究.研窒閣発一約7億円今約7億1認知症の病態解明、予防法・革新的な診断技術・有効な治療法等の開発・確エ

⑤医療.介誰保険制度等、.医療・介護保険制度による医療・介護給付‘費等

医療:約11.2兆円の内数介護:約2.7兆円の内数‘

※厚生労働省では、上記の医療・介護分野以外でも、介護者の仕事と介護の両立支援、ハローワークによる就労参加支援など|こより、認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりを推進。

※さらに、関係省庁においても、生活の支援(ソフト面)、生活しやすい環境(ハード面)の整備、就労・社会参加支援、安全確保等の観点から、認知症の人を含46む高齢者にやさしい地域づくりのための施策が行われている。

認知症に関する新たな戦略(案)について

※仮置

※1月7日の会議に提出した同日時点での案に関する資料を元に作成こ:

-26-

Page 30: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

蜘捷一

l‐‐●‐i‐‐、‐I識‐!‐

・厚生労働省が関係府省庁(内閣官房、内閣府、警察庁、金融庁、消費者庁、総務省、法務;学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省)と共同して策定・新プランの対象期間は団塊の世代が75歳以上となる2025(平成.37)年だが、数値目標ll険に合わせて2017(平成29)年度末等

・策定に当たり認知症の人やその家族など様々な関係者から幅広く意見を聴取

ノラ

鴬認知症の人の視点に立って認知症への社会理解を深めるキャンペーンの実施

認知症への社会の理解を深めるための全国的なキャンペーンを展開

→認知症の人が自らの言葉で語る姿等を積極的に発信

|②認知症サポーターの養成と活動の支援’

認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、活動の任意性を維持しながら、認知症サポーターが様々な場面で活躍してもらうことに重点を置く

認知症サポーター養成講座を修了した者が復習も兼ねて学習する機会を設け、より上級な講座など、地域や職域の実情に応じた取組を推進

【認知症サポーターの人数】(目標引上げ)

現行プラン:2017(平成29)年度末600万人=新プラン:800万人

③学校教育等における認知症の人を含む高齢者への理解の推進

49

学校で認知症の人を含む高齢者への理解を深めるような教育を推進

小・中学校で認知症サポーター養成講座を開催

大学等で学生がボランティアとして認知症高齢者等と関わる取組を推進

-27-

認知症施策推進総合戦略(新オレンジブラン)、~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(案)のポイント

:蕊鍵蕊潔鯉蹴蕊篭;議蓬鍾雛麗室ttfxきるような環境整備が必要。

新オレンジプランの基本的考え方 凸

認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す。

七つの柱

①認知症への理解を深めるための普及・啓発の推1②認知症の容態に応じた適時・適切な医療。介護等の提{#③若年性認知症施策の強イ

④認知症の人の介護者への支拐

⑤認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進 裁姉恥⑥認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデル等の研2

開発及びその成果の普及の推進

⑦認知症の人やその家族の視点の重ネ

|認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進

Page 31: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

||認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供

|【基本的考え方】。容態の変化に応じて医療・介護等が有機的に連携し、適時・適切に切れ目なく提供

霊症予防発症初期急性増悪蒔中野塗・最悪霊早期診断・早期対応を軸とし、妄想・うっ。俳個等の行動・心理症状(BPSD)や身体

合併症等が見られても、医療機関・介護施設等での対応が固定化されないように、最もふさわしい場所で適切なサービスが提供される循環型の仕組み

①本人主体の医療。介護等の徹底 |②発症予防の推進I

{③里期診断・早期対応のための体制整備1

⑳かかりつけ医の認知症対応力向上、認知症サポート医の養成等

歯科医師・薬剤師の認知症対応力向上

認知症疾患医療センター等の整備

認知症初期集中支援チームの設置

r【かかりつけ医認知症対応力向上研修の受講者数(累計)】(目標引上げ)現行プラン:2017(平成29)年度末50,000人=新プラン:60,000A

【認知症サポート医養成研修の受講者数(累計)】(目標引上げ)

現行プラン:2017(平成29)年度末4,000人一新プラン:5,000人【認知症初期集中支援チームの設置市町村数】(目標引上げ)

‘、-新プラン:2018(平成30)年度からすべての市町村で実施

|④行動。心理症状(BPSD)や身体合併症等への適切な封塵

医療機関・介護施設等での対応が固定化されないように、最もふさわしい場所で適切なサービスが提供される循環型の仕組みを構築

行動・心理症状(BPSD)への適切な対応

身体合併症等に対応する一般病院の医療従事者の認知症対応力向上看護職員の認知症対応力向上・認知症リハビリテーシヨンの推進

Iの提供

50

⑤認知症の人の生活を支える介言

黙蕊溝謹講憾塞繍灘臓⑥人生の最終段階を支える医療・介護等の連携

「⑦医療。介護等の有機的な連携の推進__」

認知症ケアパス(認知症の容態に応じた適切なサービス提供の流れ)の積極的活用医療・介護関係者等の間の情報共有の推進

→医療・介護連携のマネジメントのための情報連携ツールの例を提示地域ケア会議で認知症に関わる地域資源の共有・発掘や連携を推進

認知症地域支援推進員の配置、認知症ライフサポート研修の積極的活用地域包括支援センターと認知症疾患医療センターとの連携の推進

【認知症地域支援推進員の人数】(目標引上げ)

新プラン:2018(平成30)年度からすべての市町村で実施

-28-

5了!

Page 32: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

]||若年性認知症施策の強化

に今月《/z

E2』〃げっノz〃睡脇

若年性認知症の人やその家族に支援のハンドブックを配布

都道府県の相談窓口に支援関係者のネットワークの調整役を配置

若年‘性認知症の人の居場所づくり、就労・社会参加等を支援

IV認知症の人の介護者への支援

|①認知症の人の介護者の負担軽減’認知症初期集中支援チーム等による早期診断。早期対応認知症カフェ等の設置

【認知症カフェ等の設置】(目標新設)

新プラン:2018(平成30)年度からすべての市町村に配置される認知症地域支援推進員等の企画により、地域の実情に応じ実施

|②介護者たる家族等への支援|・家族向けの認知症介護教室等の普及促進

|③介護者の負担軽減や仕事と介護の両立’介護ロボット、歩行支援機器等の開発支援

仕事と介護が両立できる職場環境の整備

(「介護離職を予防するための職場環境モデル」の普及のための研修等:5

⑳ V認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進

③就労・社会参加支援

。就労、地域活動、ボランティア活動等の社会参加の促進

回若年'性認知症の人が通常の事業所での

雇用が困難な場合の就労継続支援(障害福祉サービス)

④安全確保

・独居高齢者の安全確認や行方不明者の

早期発見・保護を含めた地域での見守り

体制の整備

・高齢歩行者や運転能力の評価に応じた高齢運転者の交通安全の確保

・詐欺などの消費者被害の防止

・成年後見制度(特に市民後見人)や法テラスの活用促進

・高齢者の虐待防止

-29-

‘①生活の支援(ソフト面).

・家事支援、配食、買物弱者への宅配の提供等の支援

・高齢者サロン等の設置の推進

・高齢者が利用しやすい商品の開発の支援

.新しい介護食品(スマイルケア食)を高齢者が手軽に活用できる環境整備

②生活しやすい環境

(ハード面)の整{#

・多様な高齢者向け住まいの確保

・高齢者の生活支援を行う施設の住宅団地等への併設の促進

・バリアフリー化の推進

・高齢者が自ら運転しなくても移動手段を確保できるよう公共交通を充三

Page 33: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

雫Ⅵ語哩妻鶴謡舞宝謝鎮懸宕窪デル介護

坪』

③認知症施策の企画・立案や評価への認知症の人やその家族の参画

認知症の人やその家族の視点を認知症施策の企画・立案や評価に反映させるための好事例の収集や方法論の研究

終わりに

○認知症高齢者等にやさしい地域の実現には、国を挙げた取組みが必要。

二関係省庁の連携はもとより、行政だけでなく民間セクターや地域住民自らなど様々な主体がそれぞれの役割を果たしていくことが求められる。

○認知症への対応に当たっては、常に一歩先んじて何らかの手を打つという意識を社会全体で共有していかなければならない。

○認知症高齢者等にやさしい地域は、決して認知症の人だけにやさしい地域ではない。

今コミュニティーの繋がりこそがその基盤。認知症高齢者等にやさしい地域づくりを通じ地域を再生するという視点も重要。

○認知症への対応は今や世界共通の課題。

二認知症ケアや予防に向けた取組についての好事例の国際発信や国際連携を進めることで、認知症高齢者等にやさしい地域づくりを世界的に推進。

○本戦略の進捗状況は、認知症の人やその家族の意見を聞きながら随時点検。

○医療・介護サービス等の提供に関し、個々の資源の整備に係る数値目標だけでな

く、これらの施策のアウトカム指標の在り方についても検討し、できる限りの定量的評価を目指す。

→これらの点検。評価を踏まえ、本戦略の不断の見直しを実施。

-30-

・高品質・高効率なコホートを全国に展開するための研究等を推進

・認知症の人が容易に研究に参加登録できるような仕組みを構築

・ロボット技術やICT技術を活用した機器等の開発支援・普及促進

・ビッグデータを活用して地域全体で認知症予防に取り組むスキームを開発

蕊鍵蕊Vli認知症の人やその家族の視点の重視蚕

②初期段階の認知症の人のニーズ把握や生きがい支援・認知症の人が必要と感じていることについて実態調査を実施※認知症の初期の段階では、診断を受けても必ずしもまだ介護が必要な状態にはなく、むしろ本人が

求める今後の生活に係る様々なサポートが十分に受けられないとの声もある〔

・認知症の人の生きがいづくりを支援する取組を推進

Page 34: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

認 知 症 の 人一の将来_推計について一一【参考】

○長期の縦断的な認知症の有病率調査を行っている久山町研究のデータから、

新たに推計した認知症の有病率(2025年)。

、/各年齢層の認知症有病率が、2012年以降一定と仮定した場合:19%。

、/各年齢層の認知症有病率が、2012年以降も糖尿病有病率の増加により上昇

すると仮定した場合:206%。※久山町研究からモデルを作成すると、年齢、性別、生活習慣病(糖尿病)の有病率が認知症の有病率に影響することがわかった。

本推計では2060年までに糖尿病有病率が20%増加すると仮定した。

○本推計の結果を、平成25年筑波大学発表の研究報告による2012年における

認知症の有病者数462万人にあてはめた場合、2025年の認知症の有病者数

は約700万人となる。

「日本lこおける腿知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」(平成26年度厚生労l動科学研究費補助金特別研究事業九州大学二宮教授)による速報値

平成62年(2050)

平成24年(2012)

平成27年(2015)

平成52年(2040)

平成72年(2060)

平成32年〈2020)

平成37年(2025)

平成42年(2030)

各年齢の認知症惹

病率が一定の堀合

の将来推計

人数/(率)

517万人

15.7%

850万人

25.3%

802万人

21.4%

797万人

21.8%

602万ノミ-

17.2%

、弓r一戸H

DIリノフノ、

190%

744万人

20.8%462万入

15.0%各年齢の認知症有

病率が上昇する浸

合の将来推計

人数/(率)

1016万人

27.8%

1154万人

34.3%~=弓

525万ノ鴨‐

16.0%

;'M万入

18.0%

730万人

20.6%

830万人

23.2%

953万人

25.4%

二 ■ 一

ご静聴ありがとうございました『

-31-

Page 35: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

川崎市における認知症連携と

若年性認知症の現状

日本医科大学特任教授

北村伸先生

-33-

Page 36: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

略歴

北村伸

日本医科大学特任教授

日本医科大学武蔵小杉病院認知症センター部長

1976年に日本医科大学医学部を卒業し、日本医科大学第一病院内科に神経内科

医として勤務。神経疾患の脳血流についての研究に携わった。1983年より1年

間カナダ国モントリオール神経研究所に留学した。1999年より日本医科大学武

蔵小杉病院に勤務し、2010年より内科教授、2014年より日本医科大学特任教

授に就任した。日本医科大学武蔵小杉病院認知症センター(ノI1崎市認知症疾患

医療センター)において、認知症の診断治療を行っている。2007年に街ぐるみ

認知症相談センターを設置し、認知症の早期発見、認知症の人と家族のための←

医療、介護、行政などとの連携促進,市民への‘情報提供を行っている。

役職

日本神経学会代議員

日本老年精神医学会理事

日本認知症予防学会理事

日本脳卒中学会評議員

日本老年医学会代議員

日本認知症ケア学会代議員

日本神経心理学会評議員

日本脳循環代謝学会評議員

認知神経科学学会評議員、

川崎市認知症対策まちづくり検討委員会委員長

主な研究領域

神経疾患の脳循環代謝

認知症の臨床的研究

認知症の社会連携

-34-

Page 37: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

川崎市における認知症連携と

若年性認知症の現状

第6回全国若年認知症フオーラムIN滋賀

2015年1月25日

若年性認知症(有病率〉

人口'0万人当たり有病駕推定患書敷年齢男一女(万人)

18-645 7 . 8 3 6 . 7 4 7 . 6 3 , 7 7言

平成21年3月厚生労働省報告書

若年性認知症の基礎疾患の内訳

認知症を伴うパー

キンソン病/レビー

小体型認知症

アルコール性認知症

前頭側頭葉変性症

頭部外傷後遺症

管性認知症

アルツハイマー病平成21年3月厚生労働省報告書

-35-

若年性認知症とは

65歳未満で発症した認知症のこと

若年性認知症の中には

・アルツハイマー病

・血管'性認知症

・レビー小体型認知症

・前頭側頭葉変性症

・頭部外傷

・その他

自験17例について

・発症は51-64歳

・男性10例、女性7例

・初診時のMMSEは9-26

・診断前に退職していた人は8例

・診断後に退職した人は4例

・職業に就いていなかった人は5例

Page 38: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

基礎疾患 確定診断がなされるまでの医療機関受診数

4力

画アルツハイマー病

■血管性認知症

前頭側頭葉変性症

3力

1カ所

N=81

3月厚生労働省報告書自験17例について

診断にいたるまでの期間

医療機関受診数 lについて

年年年箪

123

r』型

画1か所

画2か所

3か所

発症から確定診断までの期間は1年未満が最多で約35%、1-2年と2-3年は約20%(平21年3月厚生労働省報告書)

自験17例について

認知症と診断される前の診断名若年性認知症の人と家族の生活実態

78%は在宅で生活(22%は病院と施設)

75%はアルツハイマー病、20%は前頭側頭型認知症

発症から確定診断までの期間は1年未満が最多で約35%、1-2年と2-3年は約20%

平成21年3月厚生労働省報告書平成21年3月厚生労{動省報告書

-36-

現在の診断名

アルツハイマー病

アルツハイマー病

アルツハイマー病

前頭側頭型認知症

前頭側頭型認知症

アルッハイマーチ高

アルツハイマー症

前頭側頭型認知症

前頭狽

前診断名

うつ病

急性ストレス反応

精神疾患

うつ病

不明.

異常なし

もの忘れ

異常なし

軽度認知障害

人数

5

諺 1 雑

一竜2

認1癖

1

Page 39: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

認知症と診断される前の診断名

~現在の診断名電アルツハイマー病

アルツハイマー病

血管性認知症

血管性認知堀

前診断名

うつ病季節』

もの忘才毎”丁弓-,-、‘

うつ病慧尭

パーキンソニズ』

人数

鍵3 蕊

職1

自験17例について

その後の経過

妻は仕事

昼間は一人で過ごす

伝言は伝えられない

食器洗ったり、掃除、食事を温めることはできる

洗濯物を取り込みたためる

最初に症状に気づいた人

最初に気づいた人|人数(妬l患者の配偶者’一重~Fg淀職場の同僚 14(16.1)

本人 10(115)

患者の子供 10(11.垂

患者の同胞 6(6.9;

かかりつけ医 4(4.5)

平成21年3月厚生労働省報告害

-37-

50歳代男性

・仕事で何回かミスがあり、上司につれられて心療内科受診

・うつ病と診断される

・2ヶ月後に仕事を独立する計画があり、退職

・管理人の研修完了できなかった

・症状改善しないので、妻は他の病気と思った

・退職から10ケ月後にアルツハイマー病と診断

最初に気づかれた症状

マー

最初に気づいた人置

配偶者一智

職場の同僚

配偶者以外の家族稲

かかりつけ医

本人.騨翫.、 縄

重複回答あじ

もの忘れ

平成21年3月厚生労働省報告書

人数(%)

5(29).

2(12

5(29)‐

3(18

2(12)

自験17例について

Page 40: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

50歳代の男性

・高校で数学を教えている

・やるべきことが遅れがちになる(本人)

・授業が止まってしまう、生徒がざわつく(本人)

・周りの人に迷惑をかけているのか心配(本人)

・研究発表もしていたのに今の状態が切ない(本人)

・いつも物を探している(妻)

・同じことを言う(妻)

・昨日話したことを忘れている(妻)

その後の経過

・5ヶ月後に退職

・妻と自宅で生活

・アリセプト服用

・MMSE26(7ケ月後)※初診時23

・子供たちが楽しんで学べる方法を考えている、

・以前にしていた研究をしている

・自宅で野菜やぶどうを育てている

・行動・心理症状はない

患者と家族への影響

・患者の退職と休職が66%

・家族が退職、休職、子供が休学などの変化

・アンケート回答者の約60%が抑うつ状態

平成21年3月厚生労働省報告書

最初に受診したときの状態

・今までとは違っていることを自分で話せる

・認知症とは妻も本人も思っていない

・日と場所が答えられない

・注意集中は3回までできた

・記'億の再生は一つも出来ない

・MMSE23/30

・ADAS13/70

発症後の経済状況の変化

増収

経済変化なし

減収

平成21年3月厚生労働省報告書

家族のコメント

・経済的困難や不安

・若年者専用の施設、若年者に対応できる施設

・医師など専門職の充実

・情報不足(役所での制度紹介や説明乏しい)

・治療薬の開発

・支援制度の不足

平成21年3月厚生労働省報告書

-38-

Page 41: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

若年性認知症の課題

・医療サービス:患者と家族が満足できる専門医療機関の充実

・就労支援

・経済的支援

・福祉サービス

若年性認知症ケアを実践している主な施設(川崎市)

・グループ「麦」川崎市高津区

・若年認知症グループ「どんどん」川崎市麻生区

プログラム

ストレッチブレインヨガ器械体操ボーリング

パークゴルフ地域散策ゲートボール抹茶カフェ

卓球気功

バーチャルゲームⅧiクロスワード脳トレクイズ

トランプ歌留多イントロクイズ短歌カラオケ

ジェスチャー脳トレアート(臨床美術)仲間との懇診

-39-

若年性認知症対策(厚生労働省:

・若年I性認知症コールセンター設置(1カ所)

・地域包括支援センターに配置された認知症連携担当者が支援施策の活用支援

・若年‘性認知症自立支援ネットワークを構築

・若年性認知症ケア・モデル事業を実施

・若年性認知症利用者受け入れ加算の創設

平成25年度から29年度の計画

若年性認知症支援のハンドブックの作成若年性認知症の人の意見交換会開催などの事業

でいサロン(グループ麦)

・週5日の営業

。1日の受入数7名

・2ヶ月に1回家族交流会を実施

。月曜日は脳トレアートを中心とした内容

・火曜日、水曜日、木曜日の通所介護は散策

やボーリングを楽しんだり、スポーツセンター

を利用した機能訓練

・第3木曜日は地域資源を利用した抹茶カフェ

・昼食は店舗内で調理した食事

仏ttp://www4.ocn、nejp/、、b-ca他ス

若年認知症グループどんど人

・月に1回

・スポーツ・趣味の活動・バスハイク

・自主製品の製作販売

Tシャツ、絵はがき、一筆菱

・家族ミーティング

Page 42: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

一般社団法人老人病研究会の活動

町の老人会に参加し、お年寄りとの交流を深める

市民への認知症について理解を深めるための活動

老人病研究会公開講座(健康の集い)

2004年7月第1回老人性痴呆(ぼけ)にならないために2005年7月第2回認知症の発症予防と対策

2006年8月第3回地域で支える認知症

2007年10月第4回加齢によるもの忘れと思っていませんか

中原区区民祭への参加

物忘れ発見のためのプログラム(PCを用いて

街ぐるみ認知症相談センター

{概要’

目的 もの忘れや認知症の早期発見

かかりつけ医を主体とした認知症診療システムの構築

市民、行政、介護職との連携促進

日本医科大学武蔵小杉キャンパス南館1階所在日本医科大学武蔵小杉キー

スタッフ臨床心理士(4名)相談補助、事務担当(7名:

相談日月~金曜日

朝9時から午後4時

文部科学省私立大学学術高度化推進事業

一般社団法人老人病研究会

旧本医科大学老人病研究所藤

Q昭和29年2月4日社団法人許可(主務官庁厚生労働

省健康局)

④ご長寿ネットワーキング事業:老人病研究会の位置す

る川崎市を中心に、草の根活動を地域市民と一緒に

取り組んでいる。一般市民向け公開講座「健康の集い

」の開催、地域団体の健康活動への支援、各種行事への参画、ホームページでの情報発信などを行っている。

認知症街ぐるみ支援ネットワーク

川崎市

経済労働局

健康福祉局

品街ぐあ弱認知症相談セコヨー

塑知症の患者・家族

の忘れが気になる人・家

医療機関

かかりつけ医

地j画中核病院

地域包括支援センター

(川崎市内49カ所)

市民団体

家族会、社会福祉i溌監会

老人クラブ、町内会

jI崎癖唾ネットワーク

ボランティア団体など

'一一暑種機関と連携し、ネットワークを作ることで、[認知症になっても安心して暮らせ_る街去且指す‐‐I

街ぐるみ認知症相談センター

|特徴〕

-40-

自分、他者どちらの相談にも対応している

●利用は無料

●居住の地域にかかわらず利用できる

●自分、他者どちらの相談にも対応して|

●親しみやすい環境を整えている

●丁寧できめ細かい対応をしている

●半年ごとの定期的な来所を促している

ーW_・そ_己・厘壁籍ミ三重

Page 43: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

ネットワーク作りの活動認知症でないかともの忘れが心配

●市民向け公開講座の開催

●専門職向け公開講座の開催

●会議への出席

●講演活動

●地域催事への出展

●視察・訪問出張

●街ぐるみ認知症相談センターへの視察・訪問受入

同意書相談内容聴取

もの忘れチェックシステム(タッチパネル)

13点未満

↓13点以上

I臨床心理士が、生活の様子を聞き取る

MMSEなど認知機能評価

かかりつけ医に情報提供

↓経過観察、6ヶ月後に来所

若年性認知症の人と家族の会

・平成26年6月開催

・アルツハイマー病の人と配偶者3組の参加

・医師3名、臨床心理士4名、看護師2名、センタースタッフ3名、ヨガ講師1名

・自己紹介、ヨガ

・別室で介護者3名と臨床心理士、看護師との懇談

若年性認知症の人と家族の会

平成25年12月開催

アルツハイマー病の人と配偶者3組の参加

医師2名、臨床心理士3名、看護師2名、センタースタッフ4名

自己紹介、ゲーム(すごろ<)

別室で介護者3名と臨床心理士、看護師との懇談

街ぐるみ認知症相談センター相談活動の実績介護者との懇談で出た話題

・行動心理症状への対応方法を知りたい

外出してしまう、暴言など

・車の運転をやめさせたい

・本人とずっと一緒にいると精神的ストレスが大きくな

るので、本人と離れて-人になる時間を作るようにしている

。忘れないための工夫

-41-

稼働日数白d

a-■

毎 叶

1678卜日記、易.巾

h 王

2007#12月5日~2014年I2月251.,.。~...,~..、.

延べ来場者敷 5976人

内訳)ID取得者数3,3662名、再来者数2,537名、カウンセリング他73*

付き添い者』

1,582人

●Fb

2008年5月よりカウンI号。岨~I=

之一一

かかりつけ医への楯報提供書発行農

かかりつけ医から0

回答の戻り数

1,886件

1,104件

連携の状況を確鹿するため、医師から13「専門医に紹介する」あるいは「自院で麓る」のいずれかの返信をmXしてもらう佃組みとしている

電話問い合わせ 1, 件褒 q△

0,年

● I"

わ。一甲J『、P①。

‘愚rよ..f・孟竿.~b●、ロ。

相談者住月

川崎市中原区1401名他区1,141名横浜市401名

その他423名(神豪川県.東京都、埼玉、千葉他)

Page 44: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

街ぐるみ認知症相談センター実績 街ぐるみ認知症相談センター実績

、家族のみの相談件数は413件(延べ517件)

・相談対象者が64歳未満の人は22件(延べ30件:64歳以下の人でTP実施は520名

TPで12点以下の人57名(TP実施者の11%)

相談対象者でMCIか認知症であった人は14人

アルツハイマー病7人

軽度認知障害4人

うつ3人

2007年12月3日から2014年3月31日に判明した転帰

川崎市のまちづくり

平成19年度~平成23年度「私立大学学術研究高度化推

進事業」(社会連携研究推進事業)

認知症街ぐるみプロジェクト

平成21年度から認知症街ぐるみ支援ネットワークの形成の動きと川崎市は連動した

塵輔§ KISの理念川崎市

平成22年度日本医大認知症対策連携事業・人格・尊厳の尊重

KawasakiInnovationStandard(KIS)の理念を生かした

産業振興|こよる認知症対策

まちづくりの目標・基本課題:

・認知症になっても生活しやすい(まちとしての支援)

.霊謝謝麗難くい'認知症者を支える人が。まちづくりを通じて地域産業が振興(商店街の新しい

サービス提供、多分野の連携による新製品、新サービスの開発、新たなサービスを提供するコミュニティビジネスの立地)

・利用者の意見の反映

・自己決定

ニーズの総合的把握

活動能力の活性化

利用しやすさ

安全・安心

・ノーマライゼイション

5年間で84製品を認証

-42-

正常一.

軽度認知低下

アルツハイマー型認知症マ宗一一血管性認知症

レビー小体病一前頭側頭葉変性症

その他

計合口

人数

1454

1054

268幸

41名

64

24

77幸

6444

Page 45: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

まちづくりの方向性

ま亀つ伽冒標馴|鯉闘う鯛謹灘戚1撫書臓蝋

麗今窯誇繍繍"臓繍瀞IEコミュニティでの役割づくり

園今撫繍嚇嘩'撫…”

平成23年度の活動

・認知症予防にもなる外出や多様な交流の具体策を検討

・中原区民祭でのコミュニティ・ブースの出展

・広場では、アンケート実施、KIS製品の体験、

モニタリング,認知症についての案内

・アリーナでは、物忘れ相談とKIS製品の展示

鶴臆③m&s

平成25年度KISモデルエリア形成事業

・認知症まちづくり出張PRを7か所で実施:地域

の食事会(社協、町会など)、富士通川崎工場春まつり、中原区役所での集まり

・街ぐるみ認知症相談センター見学会

・認知症市民公開講座

-43-

平成23年度KISモデルエリア形成事業

。まちづくり検討委員会:日本医科大学、中原区医師会会長、小杉地区町内会連絡協議会会長,NPO法

人小杉駅周辺エリアマネージメント理事長、小杉1丁目町会会長、中原区社会福祉協議会会長、川崎

,市認知症ネットワーク代表、医大通り商栄会商店街振興組合理事長、富士通デザイン(株)代表取締役社長

・オブザーバー:川崎市健康福祉局、まちづくり局、中原区役所、川崎商工会議所

平成24年度KISモデルエリア形成事業

・福祉産業モデルフィールド事業と認知症対策

まちづくりで構成

・イダイモールまつりへの出展:商店街に来た

人をターグットとした情報提供と普及啓発

・スウェーデンの認知症緩和ケア4福祉製品の展示、モニタリング

まとめ

・市民に若年‘性認知症について正しい理解をしてもらうことが必要

・若年性認知症の人に特化した介護サービスの提供が必要

・若年性認知症の人も含めた地域でのネットワークの構築が必要

Page 46: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

することである。

これらの活動は基本的には神経内科医1名、精神科

医1名、臨床心理士3名(交替で毎日2名または1名常

駐)、受付・事務3名、相談補助(社団法人老人病研究

会スタッフ)4名で進められている。

「いつでも誰でも気軽に相談」でつくる

,早期発見のネットワークr・一タッチバネル式のもの忘れチェックを実施

同センターでの相談は、すべて無料。予約も不要で、

9~16時の時間内(受付は15時30分まで)であればい

つでも可能だ。

同センターに相談にきた人は、まず臨床心理士から

相談したい内容の確認や現在の生活状況に関する簡単

なインタビューを受ける。次いで、鳥取大学医学部教

授・浦上克哉氏らが考案したタッチバネル式コンピュー

タの「もの忘れ相談プログラム」を用いて、チェックが

行われる。これは「遅延再生」「時間の見当識」「視空間

認知機能」などを調べる検査であるが、相談者がコン

ピュータ画面をタッチペンで軽く押すだけという簡単

な方法で、所要時間も3~5分と短い。

この検査で15点満点中12点以下であった相談者は個

室に移り、MMSEG¥ImiMentalStateExamination)

と、より詳しい生活状況インタビューを受ける。そし

て、必要に応じて、いくつかの検査を組み合わせた心

理検査バッテリーまたはモン}、リオール認知評価検査

(MontrealCognitiveAssessment:MoCA)が行われ

る。ちなみに、MoCAは軽度認知障害(MCI)の検出

に有用とされることから、昨年より導入した。

これらの結果を臨床心理士が所見としてまとめ、相

談者の|司意を得てからかかりつけ医に梢報提供する。

相談者にかかりつけ医がいない場合は、相談者の希望

を聞きながら住まいに近い専門医や専門医療機関を紹

介する。また、相談者が実際に受診したかどうかを確

認するために、かかりつけ医や医療機関からファック

スなどで返事をもらうようにしている。

クを構築している≦ 北村伸(きたむら・しん)

1976年日本医科大学医学部卒業.83年モントリオール神軽研究所留学。95年日本医科

大学第二内科助教授、99年同大学武威小杉病院内科勤務。2011年同大学武戴小杉病院

神経内科教授に就任、現在に至る。日本神経学会代堀員、日本老年婿神医学会理事、日

本老年医学会代:儲員ぶど役腫多数,

lや、I

上げられるようになった。

こうした中、老人病に関する先端的基,礎医学研究に

長年取り組んできた川並氏らは、認知症は地域全体で

支えなければならないと考え、「認知症街く翻るみ支援

ネットワーク事業」を打ち出した。これが2007年に文

部科学省の社会連携研究推進事業に採択された。その

認知症街ぐるみ支援ネットワーク事業を実践する拠点

としてオープンしたのが「街ぐるみ認知症相談セン

ター」で、その初代センター長に北村氏が就任した(現

センター長は野村俊明氏)。

実は、オープンに際して同センターの名称に認知症

という言葉を入れると、来所しづらいのではないかと

いう意見が一部にあった。しかし、かつては人に隠す

ことが多かった疾病のがんでも、最近では雁忠したこ

とを告知するよう変化してきている市民感覚を考える

と、認知症という病名を堂々と掲げることが認知症に

対する偏見をなくす一助になるのではないかという結

論に至ったという。

同センターで行っている活動は、大きく4点ある。

①市民からの認知症に関する諸々の相談を受けるこ

と、②早期発見のためのスクリーニングを行うこと、

③認知症の疑いがあれば、さらに詳しい情報を収集

し、地域のかかりつけ医に傭報提供を行うこと、④認

知症の早期発見・治療・ケアのための地域連携を促進

文科省の社会連携研究推進事業としてスタート

神奈川県川崎市中原区にある日本医科大学武蔵ノj,杉

病院。この敷地内にある同大学南館1階に「街ぐるみ

認知症センター」は設けられている。道路に面した同

センターの玄関先には、「もの忘れ」「無料」「開催日」

などと書かれた紙が貼られた案内板がさりげなく置か

れている。建物自体も一般の大学病院のようなビルで

はなく、こじんまりとしている。これなら誰もが気軽

に入れそうだ。

同センターがオープンしたのは2007年だが、それ

以前から同大学老人病研究所は地域住民との交流を活

発に行っていた。おういち

「当時の所長であった川並圧一先生は地域の老人会

に参加して健康について講演されるなど、高齢者に役

立つことを常に考えておられました」と話すのは同大

学病院神経内科教授の北村{*氏だ。

超高齢社会が進むにつれ、高齢者介護研究会報告

「2015年の高齢者介護」(2003年)に「r.r.歳以上の認知

症高齢者が2005年に(u%になる」と発表されたり、

厚生労働省が2003年から「認知症を知り、地域をつく

る10カ年」柵想をスター1、させたりするなど、2000

年に入ったころから認知症が社会的な問題として取り

認知症が疑われなかった人も含め、来所した人へは

半年ごとに手紙を出して再来を促す。再来した人には

初回と同じように検査とインタビューを行い、日常生

活上の変化や病気の進行などを把握する。

「最初は認知症と診断されなかった人で、定期的に

来ていただくうちに私どもが小さな変化に気付き、早

期発見につながったケースがあります」と臨床心理士

の根本留美氏は話す。

2007年12月の開所から丸5年経った2012年12月

までの延べ来所者数は約3‘900名。今年2月には4‘000

名を突破した。1日の平均来所者数は約3名で、10名

に及んだときもあった(表1)。

電話での相談も受け付けている。担当者の一人であ

る並木香奈子氏は「開所当初は、“親のもの忘れがひ

どいのだけれど認知症ではないか”といった認知症そ

のものの相談が多かったのですが、最近は、“栄養が

足りないがどうしたらよいか"、“成年後見制度の利

用の仕方を教えてほしい”といった周辺の相談が多く

なっています」と話す。どんな相談でもすぐに答えら

れるように、いろいろなところに問い合わせをして、

表1街ぐるみ認知症相談センターの相談対応実績(2㈹712~釦'33)

オーブンからの累計

稼働日数

延べ来所者数

再来所者数

かかりつけ医への紹介

かかりつけ医からの返信

電話による問い合わせ

来所者住所

1,250日

4,129名(平均33名)

1,7閃名

1,296件

732件

1,440件

中原区内1.015名

他川崎市内781名

横浜市275名

その他293名

Dm.n(・乱加,J茸10DmiMi.卦,",

認知症ケアの今日、明日

Page 47: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

!鵠

際のやり方を説明したり、私どもの大学

病院とかかりつけ医が連挑したことが役

に立った症例を紹介したりして情報の共

右を図っています」(北村氏)

ミーティングは、診療が終了してから

参加できるようにと夜7時半からの開始

にしているものの、参加者はまだそれほ

ど多くない。それでも、「かかりつけ医

との述挑弥化は、市民への広報活動同様

に、地道に長く続けていくことが大切で

すj今後も継続するつもりです」と北村

氏は前向きだ。

一一

吐.や

肺かに話せる雰囲気の相談室

談劃

タッチパネル式のもの忘れチェック検資を実施.検査の絶果で麗贋嘘が

疑われる場合は、さらに詳しい検査を行う「どんな通話相隈にもすぐに答えられるように、い

ろいろな情報を巣めています」と並木香奈子氏

「定朋的に来所いただくことで、早期発見に結び{寸

くことがあります」と臨床心理士の根本削美氏流れを紹介するパンフレット

医療と介護の連携やコストなどの課題もンフレットを配ったりポスターを貼ったりして、認知

症を知ってもらっています。もう一つは、早期発見の

ためのもの忘れテストを、タッチパネルを使って体験

してもらっています。このテストで12点以下の人に

は、センターへ来るように案内しています」(根本氏)

「すぐには来所に結び付かなくても、半年後、1年

後にタッチパネルの結果を持って来所する方がいま

す」(並木氏)

また、般近少しずつ増えているのが、かかりつけ医

から勧められて相談に訪れる人だ(図1)。

開所当初から、認知症が疑われる相談者の悩報を提

供するだけでなく、タッチバネルを22カ所のかかり

つけ医などの医療機関に無料で貸し出すなどして、か

かりつけ医との連携をつくってきた。さらに昨年度か

らは、認知症医擬の底上げと、いわゆる顔の見える、

より強い信頼関係をつくりたいという主旨で、同セン

ターにおいて年2回の「かかりつけ医ミーティング」

をスターl、した。

「かかりつけ医には認知症を専門としない方々が多

いので、臨床心理士が認知症のテストの意味合いや実

情報を入手しておくように心がけているそうだ。

インタビューや電話相談では、時には子どもの借金

問題など、認知症とは全く関係のないことを相談され

ることもあるが、それでも基本的には拒否せず、わか

る範囲でアドバイスや関連機関への紹介などを行う。

がとれていない」という回答があった。その理由には

「相談できる医師がいない」「医師が忙しくて連携がと

れない」などが多かった。

「当センターの努力だけでこれを解決することは困

難ですが、川崎市医師会が連携会議を開き始めている

ので、何らかのかたちで協力したい」(北村氏)。さら

に、「認知症患者さんの情報を多職種が共有できる連

絡帳のような何らかの手段を考えていきたい」と連携

方法の強化についても述べる。

一方、現実的な課題も浮上してきている。同セン

ターは今まで相談を無料で受け付けていた。これは、

文部科学省の助成を受けて運営してきたからである

が、その事業期間は5年間だったので、2012年度で助

成期間は終了した。その後、日本医科大学独自の事業

として位置付け、現在のところ同大学が運営してい

る。「相談が有料になったら、これまでのように気軽

に利用いただけなくなるのではないでしょうか」と北

村氏は話す。

同センターでは、かつて相談者に「いくらだったら、

このサービスを利用するか」というアンケートを取っ

たことがあった。回答は平均1,000円だったが、イン

タビューや検査を含めると1人2時間程度はかかるた

め、医療機関で同じようなカウンセリングを受けよう

としたら、1.000円ではすまない。コストは難しい問

題ではあるが、避けては通れないものだ。

こうした課題を踏まえたうえで、北村氏は次のよう

に話す。

「当センターの最終「}標は、I認知症になっても住み

佃れた場所で、安心して暮らせる街』をつくること

です。そのためには、市民が認知症についての理解

をもっと深める必要があります」

同センターの活動は、むしろ今後ますます求められ

るものであるといえよう。

これまでの5年余りの活動を振り返り、北村氏は改

めてこう総括する。

「予想していた以上に多くの方々に利用され、嬉し

く思っています。無料で、予約も不要ですし、大学内

にあるので安心できるといったことが支持されたので

はないでしょうか」。同センターの近所に住む息子の

ところに地方から遊びにきたついでに検査を受けに立

ち寄った人や、友人同士で誘い合って東京から来所し

たケースもあった。こうした敷居の低さが同センター

の大きな魅力であり、特徴と言えるだろう。

とはいえ、センターの認知度が十分かどうかという

と、「近所でも当センターを知らない方がいます。ま

だまだ広報活動が足りません」と北村氏は述べる。

今後に取り組むべき課題として、医療と介護の連携

を上げる。2009年にケアマネジヤーや看護師を対象

にした講座を開いた際にアンケートを行ったところ、

参加者の4分の3にあたる人たちから「医疲との連拙

市民への広報活動やかかりつけ医・介護職との連携を推進

相談者は一人あるいは家族に付き添われて来所する

ケースが大半だが、なかにはケアマネジヤーが「病院

で本人がMMSHを受けてもらったが、点数だけが伝

えられ、診断がついたかどうかわからない」などと

言って訪ねてくることがある。地域の人々やケアマネ

ジャーは、どうやって同センターの存在を知ったのだ

ろうか。センター前には前述の案内板があるが、訪ね

て来る人は近隣の人たちだけではない。同センターの

所在する川崎市中原区だけでなく、川崎市の他区や横

浜市、さらには東京などからわざわざやってくる人も

いる。

「私たちはさまざまな地域活動を行ってきています。

それらの活動を通して、皆さんの間に周知されてきて

いるのだと思います」と北村氏は話す。

その地域活動とは、例えば市民公開講座の開催(川

崎市と合同で毎年1回)や、地域の福祉祭り、地元商

店街のイベントへの参加などだ。また、ケアマネ

ジャーなどの介護専門職向けの公開講座の開催や、地

域包括支援センターや社会福祉協議会が主催する研修

会や勉強会への講師派遺、会識への出席など、介護職

へのアプローチも積極的に行っている(図1)。こうし

た活動がマスコミの目にとまり、これまでに何度か新

聞やテレビに大きく取り上げられたこともある。

「お祭りやイベントへの参加では大きく分けて二つ

のことをしています。一つは同センターを紹介するパ

Iや、I

砿…て零…

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囲商ぐるみ鴎知露目顔センターlー~---1

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同センターは、これまでの地域住民と専門医富機関の架け橋となってきた先理的な活動が評価され、本年B月に開催された日本認知症ケア学会で、2013年度日本認知症ケア学会・醗売認知症ケア賞「奨

励賞」を受賞した

各種樋間と班慨し、ネットワークをつくることで

識ロ症になっても安心して暮らせ論街を目指す

つく

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図1認知症街ぐるみ支援ネットワーク

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Page 48: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

三の若年認知症対策について滋賀県

滋賀県医療福祉推進課

課長山元雅司氏

-47-

Page 49: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

I

謹蕊簿騨蕊塾紳滋賀平成26年10月現在)

・人口:1,416,500人

・世帯数:555.821

.面積:4.017平方km

(琵琶湖は総面積の6分の1

.医療圏域:7圏域

・市町数:19(13市6町)

・高齢化率:23.5%

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磯<平成25年人口推計年報>

・年少人口割合:14.8%(全国2位)

・老年人口割合:22.5%(全国43位)

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(出所)2010年は総務省国勢頂交(年齢別人口は年齢不鮮を除く.).2025年.2035年は国立社会保障・人口問題研究所『日本の都道府県別将来.q

推計人口』(平成25年3月推計)による.

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Page 50: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

◎滋賀県における認知症高齢者推計数の推移(試算号

滋賀県における認知症高齢者推計数 燕藤画爾礁§認誹識撚無弱霧購漬閣輔識潔鯉,霧蕊鰐潮黛蕊謹唖舞識鴬I|織難蕊鐘線総鱗燕堪労継職蕊溌溌溌:溌灘卿

...;,9.5%.・・10.2%..;,,..、11.3%.①介讃保険麗定済みの認知症有病率…篭嘩寧'…、雌::蝋ii”1’…‐,w…‘¥蹄:“….………"…:雲ツ…'28%②介護保険未申請の認知症有病率5.5%59%

“:=…”……:==……"”戦瀞‘③認知症有病率(①+②)15.0%16.1%

④滋賀県総人口“‘“.・1,410,777人:………1,419,654人

⑤滋賀県65歳以上人口‘;、--291,814人‘343‘739人

⑥滋賀県浬知症患者推計数(⑤×③)”:,ヤ.・43,772人・オ.55.360人⑦認知症患者増加数(5年後砦5年前),!#』_悪書:r-I:樫:!…“鎖鶏i-…刑,588A

6‘5% 7巴4%

17.8% 20-2%

■65歳以上の高齢者の約15%が認知症と推計されています 1,414,000人1,398,322人

372.421人I’384.696人

⑥滋賀県浬知症患者推計数(⑤×③)峠、熟身:i;・“43.772人喝5‘360人;66.448人い”将..つ7,749人⑦認知症患者増加数(5年後考5年前)塊蕊凝議蕊ふふ…為.………刑,588人離卜.i蕊認11.088人……‘11.301人

①2013,6.30の滋賀県介護保険麗定データに基づく認知症有病率推計は9.5%=厚労省公表の2010年の認知症有病率推計95%。よって滋賀県は全国より、3年程度進行が遅いと考えられるが、この表では厚労省の将来推計の有病率で積算

②厚労省公表では、介護保険未申請者で淫知症と推定される方が、2010年で5.5%。将来推計は公表されていないため、①の将来推計と同様の増加率と仮定して積算.

滋賀県の認知症高齢者の推計(2010年)

く約15%が認知症高齢者

約13%が

正常と認知症の

症高齢者

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JL ◎滋賀県における若年認知症の推計中間の人 一一堂=“四A…一匹坐一声一F零gq唖路!…5,・画巳凹f・口19口・晶即口碑■F詞撰逓,守口ロ幸bdd野氏ロ帆pq

65歳未満で発症する若年認知症の人は

18歳~64歳人口約9万人(平成22年)のうち

約430人と推計されています。

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65歳以上高齢者人口約29万人(2010年10月現在)

※全国推計の10万人当たりの有病率47.6人をもとに算出

出典:厚生労働科学研究費補助金(長寿科学捻合研究事業)による

,「若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究(平成21年3月)」

出典:「都市部における認知症有病率と認知症の生活機能障害への対応」(H25.5厚生労働省研究班報告)及び「『認知症高齢者の日常生活自立度』11以上の高齢者数について」(1124.8厚生労働省公表)を引用

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若年認知症のこれまでの取り組み(2)若年認知症のこれまでの取り組み(1)

[平成18年度]

口滋賀県若年認知症実態把握調査事業

・対象:医療機関、居宅介護支援事業所、通所介護支援事業所、地域包括支援センター、本人および家族

・郵送によるアンケート方式

平成17年度~「もの忘れサポートセンター。しが」を

医療法人藤本クリニックに委託

/『平成,8年度~23年度,一、

☆若年認知症を考えるセミナー、若年認知症研究会の開催

・医療・保健・福祉従事者や若年認知症のケアに関わったことのある

職員等に対して開催

☆若年認知症研修会の開催

・医療・保健・福祉従事者に対して開催

☆若年認知症コールセンターの指定[平成23年度~]

☆啓発資料の作成

.「若年認知症の人と家族のための支援マニュアル』

.「若年認知症啓発リーフレット」

唇霊結果より、

・本人や家族が、認知症について相談できる場がわかるように、関係機関が支援できる体制を整えることが必要。

・若年認知症の「個別性」を重視した、家族への支援、若年に適したサービス、経済的な支援の充実が求められる。

・若年認知症に対する啓発や関係機関の連携が必要。

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Page 51: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

若年認知症のこれまでの取り組み(3若年認知症のこれまでの取り組み(4)

[平成24年度]

口若年認知症に関する実態調査(二段構成で実施) [平成25年度]

|・県内の医療機関・介護サース事業所等へのスクリーニング調査(一次調査)口若年認知症実態調査調査対象:1,824ケ所回収率:1.406ケ所(77.1%)

・三次調査:若年認知症本人および家族に対する聞き取り調査実施・若年認知症本人・家族に対する生活状況調査(二次調査)

対象は19例(男性8名、女性11名)調査対象:335人回収率:93人(27.8%)

調査結果より

☆生活をサポートする『包括的」なサービスの充実

・医療機関やサービス事業所。施設について、若年認知症やその介護に関する知識・技術・情報力の向上が急務。

・行政による情報提供や相談支援の充実、サービスの整備やインフォーマルサービスの育成・推進等が求められる。

☆若年認知症の特性をふまえた「経済的」な支援の充実

・治療や介護にかかる負担の直接的な支援に加え、本人が就労継続できる

環境整備や支援が求められる。 う

☆精神的な負担軽減のための「横jのセーフティネットの充実

・本人および家族の交流会や地域や職場の理解が必要。

☆調査結果より

・公的な相談支援の情報が充分いきとどいていない。

・受診に至るまでの期間が長く、本人が受診を拒んだり、受診しても診断に至らず、診断の困難さがある。

・早期退職や休業に追い込まれることが多く、就労継続に関する支援がない。

。診断後の相談支援の場、軽作業等の就労の場や就労継続支援、若年専用のデイサービスによる支援の場、家族交流の場が求められている。

(経由先:産業医500事業所、県中小企業家同友会587事業所)

・回収率:352事業所(32.4%) 主な事業内容

◎若年認知症就労継続支援事業[週1回開催]

◎本人および家族支援事業[年6回開催]

◎若年認知症研修事業[年2~3回開催]

◎若年認知症地域ケアモデル事業実践報告事業

[年1回開催]

◎若年認知症就労継続支援ネットワーク事業

[年s~4回]

☆調査結果より

。「若年認知症」についての認知度は低く、-層の周囲の理解や支援の

仕組みが必要。企業も重要な支援の担い手である。

・若年認知症の支援の方法を知るには、まず若年認知症を「知ること」が

前提。公的機関による情報提供・啓発の努力、市民の関心の高まりが重要。

・認知症専門職・機関に対する研修、コンサルティングが必要。

・若年認知症の人に対し、働きやすい職場づくりを行おうとする企業に対して、十分な情報提供、認知症専門職による巡回派遣・研修、経済的支援などの

早急な検討が必要。《一一二-一

Page 52: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

現 状と課題(1)現状と課 題 ( 2 )

画市町の行政機関では、若年認知症の相談や支援の経験が少ない

.地域包括支援センターは介護保険サービス以外の障害福祉サービス等の理解が不足している‘

・県下で総合的な相談支援のできる体制づくりが必要

☆若年認知症に対するさらなる周知や啓発、介護マークの普及等

☆企業や職場での研修の実施

☆若年認知症に対する支援経験やケア方法を蓄積できる場が必要

☆医療、介護、福祉、企業、行政が連携して支援できる関係を構築し、地域に普及させていくことが重要

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10.

・本人の不安や家族の介護負担が大きいため、ピアサポートの場として、本人・家族交流会は有効

・診断から介護保険や障害福祉サービス利用につながるまで本人の居場所や就労の場が必要

☆本人および家族が交流できるピアサポートについて身近な地域で実施できるよう、活動支援が必要

☆本人の役割や能力を発揮できる就労継続のための仕事の場づくりは喫緊の課題であり、事業所の育成や活動支援が必要

15

Page 53: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

滋賀県における若年認知症施策の目指すべき方向性

若年・軽度認知症の人や家族が安心して暮らせる社会の実現:r~若皐蓮、子一一審?………毒一語?=3羅評電一電…=…云骨認 … 閉 謬 尭 3 鍵 霊 室 Z お … 吾 郵 海 … 弱 弱 蕊 霧 翻 雰 胃 = 烈 震 癖 了 里 》 毎 : … 率 蓉 琢 迩 詠 繭 室 識 、 琢 鑑 燕 孔 磁 錘 " 謎 で 噌 碕 醒 睦 … 4 露 蝉 障 港 4…---F…=F-F-、伍了=-1己…[…、壷唾で色一F畦I吟一

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若年認知症の人や家族に対し、滋賀県若年認知症コールセンターとして総合的な相談支援がワンストップで行える体制を構築する。

医療・介護・福祉・企業・行政等が連携して支援できる関係を構築し:

県内における支援やケアの均一化を図るため、ネットワーク会議を開催する。

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蕊鍵議溺》弓

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各地域で活動団体や介護サービス事業者等が、若年認知症の人の就労継続の居場所を創出しようとする取組にかかる経費について助成する。

若年認知症に対する理解が促進されるよう、啓発等を行うとともに

重要な支援の担い手となるべき企業・職場に対する出前研修を行う、

炉職畷譲、

露軽度認知症の人や家族で、病気の受け入れが困難なケースに対し、

本人・家族に対する心理教育を行い、介護サービス利用へつなげる。 16

Page 54: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

ロ滋賀県発

若年認知症の人たちを中心にした

働くことへのチャレンジ

支えられること、支えられることの垣根をなくす

灘鵜灘鵜藤本クリニック認知症疾患医療センター診療所型

NPO法人もの忘れカフェの仲間たち 藤本直規奥村典子

蕊謹鵜かかりつけ医が行う若年認知症企業研修サポ土ト医藤井内科

行政もバックアップ守山市地域包括支援センター

高島市地域包括支援センター

家族も社会参加,家族

仕事の場の広がり滋賀県チームほたる

仕事にきゃんせ

おげんきさん

仕事の場の広がり滋賀県から全国へ

NPO法人やじるベー

社会医療法人杏嶺会社会医療法人杏嶺会いまいせ心療センター/認知症センター

働くことでつながった仲間NPO法人滋賀県社会就労事業振興センター

-55-

藤井義正氏

徳 田 周 子 氏

古 谷 靖 子 氏

藤本書雄氏

立入道夫氏

上野康子氏

谷 仙 一 郎 氏

中津純一氏

小倉紫氏

城貴志氏

Page 55: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

第6回全国若年認知症フオーラムIN滋賀2015.1.25

ピアザ淡海

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滋賀県発

若年認知症の人たちを中心にした

働くことへのチャレンジ支えること支えられることの垣根をなくす

認知症疾患医療センター診療所型

NPO法人もの忘れカフェの仲間たち

.藤本直規/奥村典子

滋賀県若年認知症地域ケアモデル事業 (H24,、,H26年度)堅L二

事業の全体像と関連1性

若年認知症ケフフモデル事業は、①本人の「就労継続支援」、②「本人・

家族支援」という直接的な支援を中心に、同時並行で、③生活の場となる

地域への広報として「実践報告事業」、④就労の場となる企業、および

新たな居場所となる介護保険事業所等への「研修会事業」を推進、そして

⑤全体の仕組みを支える「ネットワーク会議事業」で構成し、取り組んでき

ました。

就業の場となる企業・

新たな居場所となる

介護事業所なとの

理解・協力に向けて

"修会事業辱

生活の場となる地域

の理解・協力に向けて

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⑤ネットワーク会議事業

-57-

Page 56: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

潅謬隷琶琴認迩蕊惑燕妻裁肇認f職韮鰯灘童射職豊①若年認知症就労継続支援事業 一本人への就労支援(直接の支援〕

若年認知症の人の就労継続支援と退職直後の空白期間を作らなし

「仕事の場jは、「社会参加」と「働く仲間作り」の場、

そして、■

l■ 宴認知症についての「ケアのj是供」の壕

面虫

呂副

【目的】診断後の空白期間をなくす.制度の隙間にいる人たちと「働く」ことでつながる

【目標】認知症の人:適切な時期の見極め、介護サービスヘ移行、継続的なケアの支援認知症以外の人:隙間ではなく、それぞれの就労場所や居場所を見つける

【実施】開催年50回(週1回)参加25人前後(若年認知症の人15人前後】

【参加者】若年認知症、高齢者軽度認知症の人、老人会、介護家族障がいを持つ人、学校や社会に適応しづらし暗者などその他、医師、行政、専門職などの出入りも多い

【ブランチ】県内3箇所(高島、長浜、大津)/県外2箇所(長野県、愛知県)

H25.8.11

「仕事の場」にもっと多くの人が自由に出入りができ、さらにオープンな場となることをめざして「NPO法人もの忘れカフェの仲間たち」を設立

鍾童墓

②本人および家族支援事業

嬢慧蔑露鍛垂霧蕊謹窪謎舛三J

羨族(本人含む)支援(支え手の支援)→家族(本人含む)支援

若年認知症の人および家族が、孤独感や不安感などの軽減を図りながら、自らの力を発揮できるよう、

ピアサボートの場として「本人・家族交流会』を開催

(若年認知症の人・家族に限らず、高齢の認知症の人・家族も鋤ロできる)

【実施】開催

参加

隔月年6回

H2.4年度本人98人家族203人見学者6人(若年本人40人若年家族68人)

H25年度本人92人家族188人見学者3人(若年本人45人若年家族71人)

エピソード●デイサービスを利用していなかった若年認知症の本人と家族が始めて参加し、本人が

全く抵抗なく他の参加者と談笑したり、ゲームをしたりする様子を家族が見てとても安心した。

●家族は、他の若年認知症介護家族に、悩みを受けとめてもらい、様々 なアドノイス

を受けることができ、抵抗感の強かった介護保険申請に踏み切ることができた。

-58-

Page 57: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

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ヨ若年認知症実践報告事 →普及・啓発活動(広報、住民理解)

事業成果を、若年認知症の人や本人が生活する場の

住民、関係者等に広く報告し、理解・協力の素地を作る

【滋賀県認知症医療とケアフオーラム】

開催日:H25.1.13参加者:379人

内容:「若年認知症支援ネットワーク会議」委員から実践報告

・認知症対策滋賀県医師会の取り組み、●若年認知症の方や家族への支援「T市における取り組みについて」

●若年認知症を地域で支えるためにかかりつけ医としてできること

●企業向け若年認知症に関する「M市アンケート調査」結果

●介護家族の立場から「皆様へのお願い」

●産業医の役割について

【H25年度ケアモヂル事業報告書】

内容:就労継続支援事業、本人および家族支援事業、研修会事業、

ネットワーク会議事業の進捗・経過まとめ

H27.1.25全国若年認知症フォーラムIN滋賀「滋賀県発若年認知症の人たちを中心にした働くことへのチャレンジ」

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④若年認知症研修会事業=企業および介護保険事業所への働きかけ

若年認知症の人の就労の場となる企業、および、新たな居場所となる介護保険事業所等への研修を実施、

就業場所とケアの提供場所を確保する

【若年認知症研修会】

開催日:H24.8.25参加者:353人

内容:講演「若年認知症とともに生きる」

「若年認知症家族の思い~地域サポーターとともに~」

【H25年度研修会】

開催日:H25.12.5対象:36市町

内容:サポート就労継続支援・生きがい就労支援(仕事の場)

若年認知症ケアモデル事業実践報告(これまでの取り組み報告)

【企業研修】

実施:H24年度3企業H25年度10企業(予定)県内一般企業等講師:ネットワーク会議に参加している認知症サポート医が担当

-59-

Page 58: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

滋賀県若年認知症地域ケアモデル事業 (H24~H26年度?

⑤若年認知症ネットワーク会議事業 →全体検討の場(運営一元化と継続・拡大子

若年認知症ケアモデル事業全体の運営を一元化、

各事業の関連I性に配慮しつつ、それぞれを、3年間継続させ、かつ、

一部地域の活動にとどまらない、県内での継続(定着)・拡大を目指す

【若年認知症就労支援ネットワーク会議】

開催日:H24年度4回出席者毎回約25名(小委員会3回)

H25年度3回出席者毎回約40名

医師会、産業医、障がい分野関係者、企業など

内容:●第1回会議で若年認知症に関する課題(5つ)を整理、各事業に展開①本人の就労継続・生活支援②家族支援③啓発活動

④医療⑤ケア

●5課題を受けて小委員会の議論

.「若年認知症リー フレット」・「支援マニュアル」の改訂

・県内企業へのアンケート調査(兼企業内啓発)

【「仕事の場」のブランチ作り】26年度~

T市:「若年認知症および軽度認知症等に関する実態調査」「若年認知症等支援検討会」

などを経て、H26年度から医師会、市、事業所などにより、ブランチ作りが開始

滋賀県若年認知症地域ケアモデル事業(H24~H26年度〕

「若年認知症は認知症全体の課題を明らかにしている』

この捉え方を共有してスタートした取り組み

日李画

~制度や役割の壁を越えてつながる~

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全国若年認知症フォーラム

IN滋賀

~支えること、支えられることの垣根をなく す

かかりつけ医が行う企業研修

平成27年1月25日ビアザ淡海

守山野洲医師会藤碁議

滋賀県若年認知症就労支援

ネットワーク会主我

二二口

主な参加者:医師として 守山野洲医

サポート医

滋賀県医師

産業医

師会

・相談

会キ日当雪

家族の人

行 政 福祉部滋賀県健康

各地域保健

各市地域包

括センター

その他 介護・陣が

社会就労支

葦諾

い福祉関係

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滋賀県若年認知症就労支援ネットワーク会言

滋賀県若年認知症地域ケアモデル事業

本日の研修は、若年認知症地域ケアモデル事業の

活動として行っています

委員メンバーは、家族、介護冒障がい福祉関係者、地域包括支援センター、 簾行政、医師会や産業医、さらに製薬企業や出版社な

ど、様々なっ職種、立場が集まっています

今年度は中小企業から大企業まで幅広く1000カ所を超える企業アンケートを実施し、その後、この事業の

齢委員である医師を中心として企業へa

啓発活動を実施-,ています

企業研修では、ネットワーク会議に出席しているかかりつけ医が講師をしています

11日■■墨:哉里

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'キ翻毒塞邑⑤

若年認知症

県内1000か所

卜を行い、その後

13か所実施終了

滋頁県若年麗知症地域ケアモデル事業

若年認知症の人と家族を医療と福祉が支えを

企業が支えそ

企業と本人と家族を社会全体で支える

企案研

若年鹿知症就労継続支援ネットワーク会I

サポート医グループ&事務局(藤本クリニック)作成

窓口紺

Page 61: 20150125 全国若年認知症フォーラムIN滋賀(配布資料)

若年認知症

'若年認知症とは65歳未満で発症する認知症をいいま

す。高齢者の認知症と、病理学的に違いがあるわけで

はないと言われていますが、若年認知症は年齢が若し

ため、社会的、家庭的問題を多く抱えており、就労の問{題など、多くの支援が必要とされています

原因となる病気が多彩です

アルツハイマー型謡、定だけ

ではなく、アルコール関率害、ハンチントン舞踏病など、聞

&寵

きなれない病隷下原因となって

企業研修用教材

挙げ;『で¥1.17Dp1cLq・

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