2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】...

28
2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会

Upload: others

Post on 02-Oct-2020

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

2015年10月

東京商工会議所

若者・産業人材育成委員会

Page 2: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

1

目 次

Ⅰ.概要 ························································································································ 2

Ⅱ.実施結果 ················································································································· 5

○事前研修会························································································································· 5

○会社ツアー編 ····················································································································· 9

■愛知産業㈱

■㈱アユーララボラトリーズ

■㈱エテュセ

■㈱エヌデーデー

■グローブシップ㈱

■㈱資生堂パーラー

■島村楽器㈱

■戸田建設㈱

■ヤスマ㈱

Page 3: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

2

Ⅰ.概要

【実施目的】

東京商工会議所(会頭:三村明夫)では、大学1・2年生を対象にした中小企業の「会社ツアー」

や「仕事観察」などを体験できるプログラムを、本年9月より開始。

「中小企業の魅力発信」と「大学初年次からの職業観の醸成」を目的として、「会社を知る」「仕

事を知る」をテーマに、学生が企業に足を運び、従業員や経営者と接することで視野を広げ、卒業

後の進路を考える参考にしてもらう。

その背景には、中小企業のインターンシップや採用活動において、実施しても学生からの応募が

ないこと、大手志向が強い学生は中小企業には目を向けず、企業研究等が十分でないため、入社後

のミスマッチにも繋がっていることなどがある。

これまでは、大学3・4年生を対象に会員学校法人に対するインターンシップ受入企業の情報提

供を行ってきたが、若者・産業人材育成委員会(委員長:前田新造副会頭・㈱資生堂相談役)にお

いて検討した結果、大学入学後の早い段階から社会の仕組みを知り、職業観を醸成するといった「大

学の初年次教育の充実」にも取り組むべきとの結論に達し、東商のネットワークを活用した、新た

な仕組みを構築した。

本事業では、受入可能な会員企業を募集し、大学(東商会員)のキャリアセンター等を通じて参

加学生を募る。

第1回となる今回は会社ツアー編を実施。本年9・10月に5大学の1年生約60名を9社で受

け入れた。なお、学生の参加目的を明確にするための事前研修会を行った。

今後は、参加企業および大学を順次拡大する。

Page 4: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

3

【実施期間】

2015年9月1日(火)~10月6日(火)

【参加大学】

5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

【参加学生】

大学1年生:応募80名、事前研修会68名、会社ツアー63名

【受入企業】

№ 企業名 業種 創業 資本金 従業員数 企業紹介 日時・場所 参加人数

1 愛知産業㈱

一般産業用機械装置卸

1927年 8,500万円 117名

溶接技術・金属加工を中心に、ものづくりの先端技術、自動化・省力化技術の製品で、販売だけでなく、応用技術開発、技術サポートまで幅広く、長年培ったエンジニアリング力でお客様にソリューションを提供。

9/9(水)13:30~16:30セミナールーム

(品川区東大井)

4名

2㈱アユーララボラトリーズ

化粧品製造・販売

1994年 1億円 281名

全国の百貨店、通販ビジネスを中心に肌・からだ・心のつながりに着目したトータルビューティーを提案する化粧品メーカー。

9/4(金)9:00~12:00

会議室(港区南青山)

11名

3 ㈱エテュセ化粧品販売

1991年 1億円 91名

「ネ、ネ知ってる?」と思わず誰かに教えたくなる。そんな「カワイイけれどスグレモノ」コスメが『エテュセ』。肌をきちんとケアしながら見た目もカワイイ、バラエティショップで人気のコスメブランド。

9/28(月)14:00~17:00

会議室(港区南青山)

5名(欠席5名)

4㈱エヌデーデー

SIサービス・システム開発・運用管理

1971年 4,500万円 305名

世界同時不況の波に呑まれることなく安定した経営を続ける。医療システムや解析・制御システム、公共システムなど、景気に左右されない社会インフラ分野を中核に据え、骨太のソリューションを提供できる点が強み。

9/3(木)13:30~16:30

会議室(中野区本町)

9名(欠席1名)

5グローブシップ㈱

ビルメンテナンス業

1953年 1億円 19,000名

日本におけるビルメンテナンス業界のパイオニアとして、ビルや施設の清掃・設備・警備・工事など、多岐にわたる業務を手掛ける。

9/1(火)14:00~16:30

会議室(港区芝)

1名(欠席3名)

Page 5: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

4

№ 企業名 業種 創業 資本金 従業員数 企業紹介 日時・場所 参加人数

6㈱資生堂パーラー

レストラン・喫茶・食品販売

1902年 1億円 484名

東京・銀座で創業して今年で113年。いつの時代も常に卓越した美味しさと本物を追及。これからも食の世界を通して美しい生活文化を創造し、優れた技術と おもてなしの心でたくさんのみなさまに愛される会社を目指す。

9/2(水)9:00~12:00

東京銀座資生堂ビル

9階「ワード」

12名(欠席1名)

7 島村楽器㈱

各種楽器・音響機器販売・スタジオ設計施工運営

1962年 1億円 1,963名

「音楽を楽しむ人を一人でも多く創る」ことを追求し続け、全国に店舗・音楽教室を広げ、日本最大の楽器小売店として、また日本有数の音楽教室運営会社として、年間売上高300億円を達成。

9/3(木)13:00~16:00ミュージックサロン

亀戸(江東区亀戸)

11名(欠席2名)

8 戸田建設㈱総合建設業

1881年 230億円 3,918名

当社は1881(明治14)年の創業以来、総合建設業として歴史に残る数々の作品を手掛けてまいりました。皆様の生活の随所に当社が誇る作品が存在します。新たな「カタチ」を築き上げ、これらの作品を後世に語り継ぐ、まさに「価値ある“ものづくり”」に取り組んでいます。

10/6(火)※14:00~17:00技術研究所

(茨城県つくば市)

2名(欠席5名)

9 ヤスマ㈱

香辛料・乾燥野菜・シーズニング(製造・卸)

1947年 9,000万円 200名

1947年創業以来、スパイス・ハーブなどの香辛料を生業とする日本で最も歴史のある企業の一つ。また一貫した生産システムを保有する、国内では数少ない香辛料専門メーカーとして、ゆるぎない地位を確立。

9/4(金)10:00~13:00

会議室(品川区西五反田)

8名(欠席2名)

※戸田建設は天候不順により、当初の9/10(水)から変更

(企業名および大学名は五十音順)

Page 6: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

5

Ⅱ.実施結果

事前研修会

1.概要

学生は受け入れ企業ごとに構成されたグループにおいて、他大学の学生などと個別学習の内容

(会社概要や学びたいこと、質問事項などを整理してリポートにまとめる)について意見交換

を実施。ファシリテーターや企業担当者からのア

ドバイスを通じて、企業についてより理解を深め

るとともに、参画意識を高めてもらう。今回は大

学1年次生を対象とした、会社ツアー編を行った。

2.実施日時

2015年8月28日(金)13時~15時

3.場所

丸の内二丁目ビル 5階 会議室D

学生との集合写真(前列中央は前田委員長)

4.参加者

①大学1年生:68名(欠席:当日6名、事前連絡あり6名)

※大学は國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学

②企業:3名(エテュセ2名、島村楽器1名)

5.開会挨拶

東京商工会議所 副会頭 若者・産業人材育成委員長

株式会社資生堂 相談役 前田 新造

・ 就職活動の後ろ倒しなどによってインターンシップの重要性が増しているが、企業の立

場としては就職活動が始まる大学3年生からではなく、将来を見据えてもっと早くから、

学生には職業観を醸成して欲しいという思いがあり、委員会で「東商リレーションプロ

グラム」を検討してきた。

・ 日本は新卒一括採用が定着しているが、入学前や入学後の早い段階で、自分が進みたい

方向を明確にすることで、学生時代の過ごし方も大きく変わる。何をどう学ぶのか、「学

び方を学ぶ」機会を作ることが必要であり、それが今後の成長につながる。

・ 入社後3年以内に約3割の若手社員が離職しているが、こうしたミスマッチを防ぐには、

まずは社会との接点を持ち、会社や業界のことを知ることが重要。

Page 7: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

6

6.グループワーク・発表

東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 専門委員会 学識委員

実践女子大学 大学教育研究センター 特任教授 深澤 晶久

(1)学生が学びたいこと

企業にとって必要な人材とは何か。

会社内での仕事分担と役割。

長年愛される企業の秘訣。

自分が使っている商品がどのような思いで作られているのか。

社会貢献活動をするようになったきっかけ。

女性が働きやすい環境をつくる方法や支援内容。

入社してよかったこと。

視野を広げるために必要な能力。

自分の能力や資質が企業でどう役立つのか。

社会人になる前にやっておくべきこと。

(2)参加にあたっての決意表明

成長意識の高い仲間と知り合い、働く目的や将来について考えるきっかけにする。

今の自分に何が足らないのかを見つけ、学生のうちにやるべきことを探る。

企業担当者に積極的に質問し、疑問点をそのままにしない。

他大学の学生からも色々なことを吸収し、視野を広げたい。

(3)総評(前田委員長)

参加学生の学びに対する姿勢は、積極的かつ創造的で、他者からも色々な刺激を受け

ていると感じた。

社会で働くという本質的な意味を考えて欲しい。企業は単に楽器や化粧品を売るだけ

ではなく、音楽やメイク活動を通じて、心の豊かさを提供することによって対価を得

ている。企業のミッションや哲学からも多くの学びを得ることにより、視野は広がる。

今日、企業を測るモノサシは、売上や利益などの経済的な規模ではなく、社会に提供

している価値の「質」に変化している。実際の価値を目で見て将来に繋げること、日

本の企業数の99%以上、従業員数の約7割である中小企業にも関心を示して欲しい。

7.講演

「経験を成長に繋げよう(プログラム参加にあたって)」

國學院大學 学生事務部 キャリアサポート課 主任 氏野 直子氏

・ 本プログラムの参加学生は意識が高い。人の縁を大事にして欲しい。

・ 「なぜ?」を3回繰り返すことが大事。学生自身が視野を広げていく良い機会。

・ 与えてもらう立場から、与えていく立場へ。勉強させていただくという姿勢を忘れずに。

・ 限られた時間でどれだけ成果を上げることができるか。物事を考えることや発表するこ

となどは、授業に取り組む姿勢とも共通している。

Page 8: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

7

8.学生の声

[研修について]

・ 社会を体験することは大学1年生でも早くないと思った。

・ 働くことや企業の本質を学ぶことができた。

・ 訪問企業について、事前に詳しく調べることの重要性を学んだ。

・ 学びたいことがより具体的になった。

・ 成長意識が高い仲間ばかりで、やる気が出た。仲間意識が強まった。

・ 受け身の姿勢ではなく、常に相手から何かを引き出すことを学んだ。

・ 初めて出会った人に自分の意見をわかりやすく伝える力を、さらに身につけたい。

・ 短時間で意見をまとめて発表する経験がなく、とても勉強になった。今後の学生生活に

も活かしていきたい。

・ 自分はまだまだ受け身であると感じた。

[プログラムについて]

・ 社会を体験することは大学1年生でも早くないと思った。

・ もっと参加大学を増やして欲しい。

・ 何度でも参加したい。様々な企業を知りたいため、参加企業数が増えると嬉しい。

・ 3時間ではなく、1日かけて仕事現場の雰囲気を感じたい。

・ 新入社員に話を聞く機会が欲しい。

・ 企業のキャリアセンターの話を聞きたい。

・ 全ての参加企業担当者に研修に来てもらい、話を聞いてみたい。

・ 早めに社会との接点を持ちたいと思っていたが、大学1年生から参加できるプログラム

がなく、悩んでいた時に出会えた。

Page 9: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

8

10.当日の様子

学生を前に挨拶する前田委員長 グループワークファシリテーターの深澤学識委員

学生同士の自己紹介 グループワークにて意見を出し合う

討議した内容を発表 講演する氏野氏

Page 10: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

9

会社ツアー編

1.実施企業

愛知産業株式会社

2.日時

2015年9月9日(水)13時30分~16時

3.場所

本社(セミナールーム)

学生との集合写真

4.参加者

①大学1年生:4名

※実践女子大学、東京電機大学

②企業:5名

③東商事務局:1名

5.プログラム

社長挨拶、会社概要・仕事内容の紹介、社内見学、質疑応答など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

社員一人ひとりの仕事の幅が広く、やりがいを感じながら生き生きと働く姿が印象的

だった。

チームワークの強さを感じた。

学生ではなく、一人の大人として受け入れていただいたことが嬉しかった。

社会人のルールや働くことの意義を学ぶことができた。

(2)今後の学生生活の心構え

授業で積極的に発表するなどして、プレゼンテーション能力を身につけたい。

業種や職種に関する知識を増やすために、社会人と積極的に関わっていきたい。

相手から情報をもらうだけではなく、与えるために、今まで意識しなかったことにも

目を向けていきたい。

Page 11: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

10

7.企業の声

学生からは多くの質問が出て、積極性を感じた。

若手社員が関わることで、社内の活性化に繋がった。

大学1年生の職業観や企業に求めていることが分かり、参考になった。2年生も受け入れ

てみたい。

学生や大学のキャリアセンター、教授などと関わる機会を増やして欲しい。

8.東商事務局の気づき・感想

積極的に質問する、もしくはしないなど、学生の参加態度に差があった。

社員が積極的に話しかけ、和やかな環境を作っていただいた。

技術系企業で活躍している女性社員の話を聞くことができるのは、特に女子学生にとって

は、貴重な経験だと思う。

9.当日の様子

社長の挨拶 若手社員の紹介

取扱商品を見学する学生 社員との懇談会

Page 12: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

11

会社ツアー編

1.実施企業

株式会社アユーララボラトリーズ

2.日時

2015年9月4日(金)9時~12時

3.場所

本社(南青山スリービル3階 会議室)

学生との集合写真

4.参加者

①大学1年生:11名

※國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学

②企業:4名

③東商事務局:1名

5.プログラム

社長挨拶、会社概要・ブランド・仕事内容の紹介、

グループワーク・発表(入浴剤の商品開発について)、質疑応答など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

1年生では早いと思っていたが、たくさんのことを学ぶことができて、とても良い経

験になった。

商品開発の大変さを実感したが、楽しく学ぶことができた。

グループ内の意見がまとまった時には、とても嬉しかった。

相手の意見を尊重することの大切さを感じた。

他大学の学生と交流し、もっと実力をつけなければと思った。

(2)今後の学生生活の心構え

たくさんの知識を習得し、社会に出た際に困らないようにしたい。

班長の経験から、まとめる力をさらに身につけたい。

プレゼンがある授業では積極的に発表者になり、コミュニケーション力を高めたい。

決まった時間で自分の意見を述べることを授業でも実践したい。

様々なところにアンテナを張り、発想力を身につけたい。

Page 13: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

12

7.企業の声

学生の率直な興味や関心、考え方、柔軟な発想に触れることができ、刺激になった。

最初は静かだったが、グループワークから議論が活発に。短時間でもとても素晴らしい発

表だった。

事前学習のとおり、積極的かつ前向きに取り組んでいた。感謝の声をもらい、嬉しかった。

本プログラムは当社のことを知ってもらえるとても良い機会。他社でも働くことの意味や

楽しみを少しでも感じて欲しい。

8.東商事務局の気づき・感想

グループワークは班によって進捗状況が異なっていたが、全員が主体的に関わっていた。

講師の他にマーケティング担当の社員が2名参加。実際のマーケティング会議資料を使い、

実践的なテーマでグループワークを実施。社員も学生の意見を参考にしていた。

異なる大学でグループを組むことや化粧品のお土産など、配慮いただいた。

田中社長からは「大学1年生から本プログラムのような経験ができることは当社のファン

づくりにもなり、学生にとっても将来必ず役に立つ」という声をいただいた。

9.当日の様子

参加にあたっての決意を発表する学生(事前研修会) ブランドを紹介

グループワークに取り組む 全体の場で発表

Page 14: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

13

会社ツアー編

1.実施企業

株式会社エテュセ

2.日時

2015年9月28日(月)14時~17時

3.場所

本社(南青山スリービル4階 会議室)

学生との集合写真

4.参加者

①大学1年生:5名(欠席5名)

※國學院大學、駒澤大学

②企業:8名

③東商事務局:1名

5.プログラム

社長挨拶、会社概要・ブランド・仕事内容の紹介、

グループワーク・発表(店舗視察について)、質疑応答、メーキャップ実習など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

化粧品は華やかなイメージをもっていたが、影で様々な努力をしている姿を見ること

ができたのは、とても貴重だった。

商品開発をしたいという気持ちだけでは、お客様から支持される商品はできない。色々

なところにアンテナを張り、興味をもつことの大切さを学んだ。

エテュセの商品を体験実習し、たくさんの人に勧めたくなった。

営業だけではなく、物流や在庫管理などの後方支援活動について、もっと知りたい。

(2)今後の学生生活の心構え

人の役に立つことを意識し、積極的に行動していきたい。

何事にもやりがいを見つけられる人間になるために、努力したい。

逆境にも諦めず、立ち向かうことができるスキルを身につけたい。

Page 15: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

14

7.企業の声

普段接する機会が少ない10代女性の意見を聞くことができ、自分自身の成長に繋がった。

店舗を回り、自分なりの意見をたくさん書いてくれたことが嬉しかった。

最初は緊張していたが徐々に解れ、最後は楽しく実習している様子が伝わってきて、やり

がいになった。

就職活動を意識した発言が多かった。流行やファッションなど日常生活の話が増えると、

もっと楽しい雰囲気になったと思う。

8.東商事務局の気づき・感想

鈴木社長を始め、営業やマーケティング、物流、海外、美容職など、様々な職種の社員が

参加。社員自身も学生から何かを得たいという意気込みが伝わってきた。

事前研修会にて企業から学生に課題を与えることや、当日のグループワークからメーキャ

ップ実習まで、短時間で多岐に渡るプログラムを構築いただき、学生も満足していた。

当日の欠席者がいたことは残念。事前確認を含め、大学との連携をさらに取っていきたい。

9.当日の様子

社長の挨拶 営業・経営戦略・マーケティングの仕事内容の紹介

取扱店舗を視察した感想を発表する学生 メーキャップ実習

Page 16: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

15

会社ツアー編

1.実施企業

株式会社エヌデーデー

2.日時

2015年9月3日(木)

13時30分~16時30分

3.場所

本社(会議室)

若手社員との懇談会

4.参加者

①大学1年生:9名(欠席1名)

※國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学

②企業:6名

③東商事務局:1名

5.プログラム

社長講演、業界・会社概要・仕事内容の紹介、社内見学、質疑応答など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

塚田社長は社員への思いが熱く、このような経営者の下で働きたいと思った。

「自分達にしかできないことをする」という話や、全社員がお互いの名前を知ってい

るところなどに、中小企業の魅力を感じた。

IT業界は理系出身の男性ばかりだと思っていたが、文系の女性も多い。パソコンと向

き合うだけではなく、コミュニケーション力も大切など、新たな発見が多かった。

プロジェクトミーティングの見学や社員との懇談で、働くことがイメージできた。

(2)今後の学生生活の心構え

「働く際にはチームワークが大切」という話を聞き、授業でのグループワークなどを

通じて、コミュニケーション力を磨きたい。

年齢が近い社員もいらしたが、物事の考え方や話し方がしっかりしていて、刺激を受

けた。

仕事で求められる能力のなかでも、まずは粘り強さや自分で考える力を身につけるた

めに、色々な仕事に興味を持つことから始めたい。

Page 17: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

16

7.企業の声

学生が熱心に耳を傾け、参加してくれた。

業界研究のイベントを開催するが、そのイメージを得ることができた。

体験型のプログラムをもっと多く設定すべきだった。

本プログラムの集大成として、これまで出会った学生との交流会があると良いと思う。

主催した人事部の役割は大きいが、社内他部門との調整が大変だった。

8.東商事務局の気づき・感想

講演や社内見学、若手社員との交流会では、学生は積極的に参加していたが、全体での質

疑応答では、あまり手が挙がらなかった。

過去、学生を一度も受け入れたことがないとのことだったが、塚田社長から若手社員まで

ご協力いただいた。

講演やプロジェクトミーティングの見学など、魅力的なプログラムだった。

担当者との話から準備の大変さが伺えた。

事務局は開始前の出欠確認やレイアウト変更だけではなく、学生への声がけなどの雰囲気

づくりも積極的に行うべき。

9.当日の様子

社長の講演 会社概要や業界について紹介

オフィスにて社員とコミュニケーションをとる学生 プロジェクトミーティングを見学

Page 18: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

17

会社ツアー編

1.実施企業

グローブシップ株式会社

2.日時

2015年9月1日(火)14時~16時30分

3.場所

本社(会議室)

学生との集合写真

4.参加者

①大学1年生:1名(欠席3名)

※実践女子大学

②企業:7名

③東商事務局:1名

5.プログラム

業界・会社概要・仕事内容の紹介、労働時間・休日・休暇など基礎知識のプレゼンテーション

先輩社員からのメッセージ、質疑応答など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

入社したきっかけや仕事内容の話を聞き、具体的にイメージすることができた。

労働基準法に関するプレゼンテーションから、法律の知識を持っていると、企業を選

択する際に役に立つことを学んだ。

仕事は重大な責任と多くのやりがいがあることに気づいた。

次回も同社のプログラムに参加したいと思う。

(2)今後の学生生活の心構え

コミュニケーション能力の重要性を感じ、社会に出る前に幅広い年代層と話す機会を

積極的に持ちたい。

将来、進みたい分野の資格を取得することで、自分自身を高めていきたい。

Page 19: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

18

7.企業の声

事前準備は大変だったが、東商の活動として前向きに取り組んだ。

学生は笑顔で積極的だった。将来、満足できる就職活動ができるよう願っている。

大学1年生の受け入れはなかなか難しい。大学2・3年生も受け入れてみたい。

欠席者が多かったことが残念。

8.東商事務局の気づき・感想

学生は1人だったが、傾聴の姿勢で質問も積極的にしていた。会社や仕事内容について関

心を示していた。

若手社員から役員まで計7名が参加。学生への声がけなど、話しやすい雰囲気を作ってい

ただいた。

欠席者3名は想定外。企業に申し訳なく、今後は学生が欠席することがないよう、大学と

も連携を図ってきたい。

9.当日の様子

担当者の挨拶 会社概要と業界について紹介

労働時間・休日・休暇について紹介 社員との意見交換会

Page 20: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

19

会社ツアー編

1.実施企業

株式会社資生堂パーラー

2.日時

2015年9月2日(水)9時~12時

3.場所

東京銀座資生堂ビル9階「ワード」

学生との集合写真

4.参加者

①大学1年生:12名(欠席1名)

※國學院大學、駒澤大学、実践女子大学

②企業:4名

③東商事務局:1名

5.プログラム

社長挨拶、レストラン・資生堂ギャラリーの見学、

会社概要・食文化・銀座と資生堂の歴史紹介、質疑応答など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

新しい価値を提供すること、おもてなしの心を持つことの大切さを学んだ。

接客の際はお客様の立場に立つこと、相手が何を求めているのかを考える。

1年生ということで軽い気持ちで参加したが、他大学の学生の意識の高さを感じた。

もっと積極的に質問することで、より理解が深まったと思い、反省した。

もう少し長い時間をかけて、じっくりと見学したかった。

本プログラムが次回も開催される場合は、積極的に参加したい。

(2)今後の学生生活の心構え

大学で食について学んでおり、今回の経験を参考に学んでいきたい。

お客様の思い出に残るようなサービスを、アルバイトでも実践したい。

鈴木社長に笑顔を褒めてもらえて嬉しかった。日常生活でも意識したい。

読書をすることや美術館に行くなど、一流のものに触れることで感性を磨きたい。

Page 21: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

20

7.企業の声

学生は話を積極的に聞き、資生堂の飲食業に興味を持っている姿勢が伝わった。

緊張していたのか、おとなしい学生が多かった。自ら手をあげることで、さらに理解が深

まると思う。

今回の学生を来年もフォローしつつ、当社への就職に前向きな学生も受け入れてみたい。

8.東商事務局の気づき・感想

大学で食について学んでいる学生や、飲食業のアルバイトをしている学生は積極的に発言

していた。

日頃から学生を受け入れており、本プログラムの趣旨もご理解いただけた。

資生堂パーラーだけではなく、銀座の歴史や食文化の紹介、ギャラリーの見学など、幅広

い視点からプログラムを構築いただけた。

クリームソーダでおもてなしをするなど、和やかな雰囲気を作っていただいた。

鈴木社長からは「ファンづくりには欠かせない取り組みで、今後も続けていきたい」とい

う、前向きな声をいただいた。

9.当日の様子

各階のレストランを見学 「銀座と資生堂」について講演

ギャラリーにて作品紹介を聞く 社長に質問する学生

Page 22: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

21

会社ツアー編

1.実施企業

島村楽器株式会社

2.日時

2015年9月3日(木)13時~16時

3.場所

ミュージックサロン亀戸

学生との集合写真

4.参加者

①大学1年生:11名(欠席2名)

※國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学

②企業:3名

③東商事務局:1名

5.プログラム

会長挨拶、会社概要・仕事内容の紹介、質疑応答など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

会社のことが好き、挑戦し続けることの重要性など島村会長の熱い思いを感じた。直

接お話しを聞くことができるとは思っておらず、とても貴重な機会だった。

「仕事は好きか嫌いかで選びなさい」という言葉から、社員は好きな仕事を本気でや

っていると感じた。

自分から進まなければ何も起こらないことに気づいた。

(2)今後の学生生活の心構え

話にあった「飛び抜けた経験をすること」を胸に、積極的に行動したい。

「義務感でやっている仕事はつまらない」という言葉から、将来、自分が納得できる

仕事をするために、今の自分に何が欠けているのかを、探していきたい。

今、学んでいることは全て将来に繋がるということを意識して行動したい。

自分のことをしっかりと語ることができる人間になるために、何事も全力で取り組み

たい。

一番誇れるものを探していき、能力と成果に繋げたい。

“作る”や“造る”ではなく“創る”訓練を日頃からしていきたい。

Page 23: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

22

7.企業の声

大学1年生で将来のビジョンや目的意識を持っている学生と出会い、刺激になった。

本プログラムの理念に共感。1年生の実態を知ることができた。

最初は緊張していたが、メモを取りながら真剣に耳を傾けていた。

こちらから促すことで様々な質問が出た。

他社の実施プログラムを知りたい。

8.東商事務局の気づき・感想

社員の方々が和やかな雰囲気を作りながら、企業理念などを学生に分かりやすく、熱く語

っている姿が印象的だった。

熱心にメモを取っている学生が多かった。

社員も学生も音楽が好き、島村楽器が好きという気持ちがお互いに通じ合っているように

感じた。

9.当日の様子

参加にあたっての決意を発表する学生(事前研修会) 講演する会長

会社概要を紹介 質疑応答

Page 24: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

23

会社ツアー編

1.実施企業

戸田建設株式会社

2.日時

2015年10月6日(火)14時~17時

3.場所

技術研究所

学生との集合写真

4.参加者

① 大学1年生:2名

※東京電機大学

② 企業:2名

③ 東商事務局:1名

5.プログラム

会社概要・技術研究所の紹介、所内見学など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

大学で学んでいることと、業務内容が結びついていることに気づいた。

実際の現場を見ることで仕事内容を知ることができ、得るものが多かった。

総合建設業は建物を支えるシステムの役割も重要であることを学んだ。

便利なものではなく、環境や人に配慮して設計することの大切さを知った。

受け身で終わってしまったところもあり、次回は何か明確な目標を持って参加したい。

(2)今後の学生生活の心構え

何か疑問に思ったことはすぐに質問し、さらに理解を深めたい。

様々な経験を積むことやコミュニケーション能力を磨くことを意識していきたい。

就職後を意識し、自分が今やるべきことを早く見つけていきたい。

所属の学科だけではなく、他学科の内容も勉強して視野を広げていきたい。

大学1年生での経験や学びを2年生以降に繋ぎ、自分が働いている姿をイメージでき

るようになりたい。

Page 25: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

24

7.企業の声

就職活動中の学生とは異なり、「自己評価が下がるような内容の質問はしない」といった意

識がなく、とても活発に質問いただいた。

本プログラムの取り組みを参加企業含めて、メディアなどを使って広く周知して欲しい。

天候不順によって日程を再調整したため、出席者が減少したことが残念だった。

大学1年生の受け入れは初めてのため、社内の調整に苦労した。

8.東商事務局の気づき・感想

学生は積極的に質問するなど、主体的に行動していた。

音響実験棟の見学や免震システムの説明など、業界最先端の施設を見学するプログラムを

組んでいただいたことは、大学での学ぶ意欲がさらに高まったのではないかと思う。

本プログラムの趣旨をご理解いただき、様々な施設について懇切丁寧に案内いただいた。

学生の参加人数が減ってしまったことは残念だった。

9.当日の様子

会社概要・技術研究所の紹介 音響実験棟を見学

コンクリート充填鋼管構造について質問する学生 免震システムの説明を受ける

Page 26: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

25

会社ツアー編

1.実施企業

ヤスマ株式会社

2.日時

2015年9月4日(金)10時~13時

3.場所

本社(会議室)

学生との集合写真

4.参加者

①大学1年生:8名(欠席2名)

※國學院大學、駒澤大学、実践女子大学

②企業:7名

③東商事務局:1名

5.プログラム

社長挨拶、会社概要・仕事内容の紹介、実習(カレーパウダー作り・パセリの選別)、

ランチ座談会、質疑応答など

6.学生の声

(1)学びや気づき、印象に残ったこと、反省点

仕事を肌で感じることができる貴重な機会だった。

社員が仕事に誇りを持ち、楽しんでいる様子が伝わった。

多くの社員の努力を感じ、お互いに尊敬し合って仕事をしている雰囲気を感じた。

「いつもリスクと隣り合わせで、物事を決めている」という言葉が印象的だった。

緊張していたが、もっと積極的に質問すべきだった。

(2)今後の学生生活の心構え

主体的に行動し、様々な人達とネットワークを築きたい。

日常を楽しみ、自らやり抜く意識を持ちたい。

多くの物事から重要な部分を見つけることができる力をつけたい。

自分の引き出しを増やし、意見をはっきりと伝えることができる能力を身につけたい。

語学をさらに勉強したい。

Page 27: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

26

7.企業の声

学生は想像以上に積極的。自ら手をあげて参加しているというモチベーションの高さと、

事前研修会で学んでいる効果が大きい。

仕事内容に興味をもってもらえた瞬間を実感できた。

若手社員のプレゼンテーション能力の向上に大いに役立った。

ボランティア効果が強い。本プログラムの目的・効果と自社のメリットを明確にしたい。

8.東商事務局の気づき・感想

過去、学生を一度も受け入れたことがないとのことだったが、学生目線での資料作成や、

安間社長から若手社員までご協力いただくなど、とても魅力的な内容だった。

実習などを通じて、社員が和やかな雰囲気を作っていただいたことで、学生の緊張が解れ

ていった。

将来の企業選択の参考にするため参加している学生や質問しない学生など、参加態度に差

があった。

プログラム開始前に事務局が進行して、事前研修会の内容を振り返るべきだった。研修会

では「積極的に発言する」と発表していたが、あまり見られなかったため。

9.当日の様子

社長の挨拶 会社概要について紹介

自分だけのカレーパウダーを作る学生 自社のスパイスで作ったカレーを食べながら座談会

Page 28: 2015年10月 東京商工会議所 若者・産業人材育成委員会 · 3 【実施期間】 2015年9月1日(火)~10月6日(火) 【参加大学】 5校(國學院大學、駒澤大学、実践女子大学、東京電機大学、東京理科大学)

27

東京商工会議所 人材・能力開発部 人材支援センター

〒100-0005

東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル

TEL:03-3283-7640

FAX:03-3287-0308

E-mail:[email protected]