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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 制定:2015 年 8 月 発行:2015 年 9 月 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 カタカナ表記検討ワーキンググループ

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版 

  

   

         

外来語(カタカナ)表記ガイドライン

第 3 版

制定:2015 年 8 月

発行:2015 年 9 月

一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会

 

カタカナ表記検討ワーキンググループ

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    2 

はじめにカタカナ表記検討ワーキンググループ(WG)は 2000 年に結成され、使用者が直接見聞きする商

品上に表記される外来語(カタカナ)の表記の統一のための調査検討を行ってきました。最初に、

最も表記上の揺れが多い「語尾の長音表記」に関するガイドラインをまとめて 2004 年 12 月に公開

し、関連する企業や業界団体への賛同を呼びかけてきました。 

続いて、「語尾の長音符号」以外で揺れの大きい表記について、ガイドライン化の検討のため、

2006 年 7 月にまずTC協会会員(製作者サイド)の皆様を対象に現状調査を実施し、その結果を踏

まえ一般の商品使用者の方にアンケート調査を行いました。(注 1) 

これらの結果をもとに、内閣告示(注 2)や各メディアが規定する表記ルール等(注 3)とも比較検討 を

行い、第 1 版で規定した「語尾の長音符号表記」の見直しと 6 つの規定追加により、ガイドライン

を改訂し、第 2 版を公開しました。 

今回は、第 2 版で残された課題と、第 2 版の発行以降に現れた課題に取り組むため、2013 年にカ

タカナ表記検討ワーキンググループを立ち上げました。 

<第 2版で残された課題>

・ 末尾以外の長音(メール/メイル、フェース/フェイス)

・ 語尾が-re の長音(ストア/ストアー、ケア/ケアー)

・ 複合語になったときの長音の扱い(インタフェース/インターフェース)

<第 2版以降に現れた課題>

・ 語尾が「-y」の語の表記(第 2 版の見直し)

・ 語尾が–re の語の表記

・ 複合語になったときの長音の扱い

・ アイウエオの大小表示(第 2版の“ware”の拡張)

・ 「デ」と「ディ」の使い方

・ 「レ」と「リ」の使い方

・ 末尾以外の長音の表記

これらの課題に取り組むため、内閣告示や各メディアが規定する表記ルールの他、TC協会会員

企業でのマニュアルの実例や基準、さらには義務教育で使用されている教科書の実例を検討しまし

た。これらに加え、インターネットで公開されているコーパスのデータを参考にしました。 

今回の取り組みにより、規定追加と、第 2 版の見直し、規定拡張を行い、第 3 版を公開すること

になりました。 

 

●カタカナ表記検討ワーキンググループ発足の背景テクニカルコミュニケーター協会(以下TC協会)では、「コンピューター/コンピュータ」など

外来語表記における長音の揺らぎをはじめとしたカタカナの表記をテーマに、平成 12 年度(2000

年度)からワーキンググループを設置し、カタカナ表記ガイドラインの検討を進めてきました。 

この活動には、2 つの大きな要因があります。1 つは、つくり手の都合や理屈本位ではなく、 あく

までも利用者側の視点から用語を見直すこと。もう 1 つは、昨今、業界や製品分類の枠を 越えた大

きな標準化の波が押し寄せていることです。つまり、家電製品、コンピューターといった業界特有

の用語や表記は、今後利用者をますます混乱させていくことになるという大きな懸念 が、今回のガ

イドライン策定プロジェクトの発端と言えます。 

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    3 

●カタカナ表記の揺れがもたらす問題本ガイドライン策定にあたっては、実際に製品を利用するユーザー、そして製品のつくり手で あ

るメーカーやマニュアル制作者への実態調査を実施し、現状の不具合とガイドラインがもたらすメ

リットを抽出しました。 

 

メーカー、マニュアル制作者への調査(2001.6~7)からは、以下の問題が明確になりました。 

<利用者の立場で>

・ 製品分野、メーカーの違い、カタログやマニュアルと製品本体、などで表記が異なり違和

感 がある

<例>工具はドライバー、PCのソフトはドライバ、とするのだという誤解

・ アクセシビリティーに対応した読み上げソフトで(視覚障害者が聞いたときに)同じもの

と 認識できない恐れがある

<例>メモリーとメモリ(目盛り)など

<極端な例>タイマーとタイマ(大麻)、メーカーとメーカ(銘菓)など

<つくり手の立場で>

・ クライアントごとに表記が異なり業務効率が悪い(例:マニュアル制作会社において発生)

<例>OSとアプリケーションの表記が異なる(コンピュータとコンピューター等)

(同じ製品上で 2通りの表記が出てくる)

・ 業界によって表記基準がばらついている(例:インキとインク等)

<例>同じメーカーでも家電とコンピューター関連の製品で表記が異なる。

詳細はカタカナ用語表記に関するアンケート報告書(2003 年 10 月実施)を参照してくだ

さい。

●カタカナ表記ガイドラインのメリットガイドラインを策定することで、以下のようなメリットがあると考えられます。 

<利用者の立場で>

・ 世の中で日常的に使っている用語(表記)なので、理解しやすい

・ 生活や文化の変化に対応できる

<つくり手の立場で>

・ 表記の揺らぎがなくなり、使用者の裾野が広がり、製品需要の拡大が期待できる

・ 複数の表記をチェックする工数が削減できる

●利用者はどんな表記に馴染みを感じているか?製品利用者への調査(2003.9)では、総体的には、長音付けのカタカナ用語の方に馴染みを感じて 

いる利用者が多いということがわかりました。 

特に、プリンタ、メモリ、タイマなど、一部業界では長音不付で浸透しているカタカナ用語につ

いては、長音付けのプリンター、メモリーの方が違和感が無いとする回答が圧倒的多数を占めた、

という結果になり、業界により長音不付で標準的に使用されているカタカナ用語に、一般利用者は

違和感を覚え、それらの技術用語が決して支持されているものではないことが判明しました。 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    4 

●本ガイドラインの目指すところ上記の実態を踏まえ、本ガイドライン策定の判断基準を以下のように決めました。 

1) 利用者が見聞きするときにわかりやすい表記であること

2) 音声(Universal Design)対応にふさわしい表記である(読み上げたときに日本語として聞き

取れる、聞き間違いが無い)こと

3) 見聞きする人のスキルを限定しない(製品の利用者が技術者だけではないことを考慮する)

4) 製品(専門色の強い製品と大多数人が使う製品の)間の垣根がなくなることに対応する

(一般的な知識で複雑かつ高度な機能を使いこなせるように)

その結果、一般利用者の視点からはもちろんのこと、マニュアル制作、ユーザーインターフェイ

スデザイン、用語管理などの業務に携わる人たちの観点からも十分に検討されたガイドライン がで

きあがりました。 

また、既存の用語集が用語の網羅性に重きを置いているのに対し、本ガイドラインでは表記の規

定方法を示すことに重きを置いています。これは、特にマニュアル制作、ユーザーインターフェイ

スデザイン、用語管理などに携わる人たちにとって、新しく出現した外来語に対して、一定の基準

に従って表記を決めることができるという利点があります。 

注 1: 規定事項等でダイヤモンド(diamond)[84.2%]、ダイヤル(dial)[88.0%]の[XX.X%]の 表

記は 2006 年 12 月に実施したユーザー側(情報の受けて)の調査結果で表記を支持する人

の割合を示しています。

注 2: 「外来語(カタカナ)表記ガイドライン」で 「内閣告示」というのは、「平成 3 年 6 月 28

日 内閣告示第二号『外来語の表記』」のことを意味しています。

注 3: 第 3版検討時に参考にした各メディアが規定する表記ルール等は次の通りです。

書籍名 発行 著者/編者 発行年月

朝日新聞の用語の手引き 朝日新聞出版 朝日新聞社用語幹事 2004/4

記者ハンドブック 新聞用字用語集 第 12 版

株式会社共同通信社 一般社団法人共同通信社 2014/5

NHK漢字表記辞典 NHK出版 NHK放送文化研究所編 2014/8

読売新聞 用字用語の手引き第 3版 中央公論新社 読売新聞社 2011/3

NHKことばのハンドブック第 2版 NHK出版 NHK放送文化研究所 2014/4

NHK日本語発音アクセント辞典 NHK出版 NHK放送文化研究所 2014/11

官公庁のカタカナ語辞典 第 2版 三省堂 三省堂編集所 1998/3

現代人のカタカナ語欧文略語辞典 集英社 信達郎 J.M.Vardaman イミダス編集部編

2006/4

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    5 

目次

■適用範囲 .............................................................................. 6

■引用規格 .............................................................................. 7

■用語の定義 ............................................................................ 8

■規定事項 .............................................................................. 9

(1)長音の表記 ........................................................................ 9

(1-1)英語の語尾の‐er、‐or、‐ar、*y にあたるものは、原則として長音とし長音符号

「ー」を用いて書き表す。 ...................................................... 9

(1-2)「ai」「a+子音字+e」「o」など、発音記号が"ei"、"ou"などのアクセントのある二重

母音になる表記には長音符号「ー」を充てる。 ................................... 10

(1-3)英語の語尾の‐re にあたるものは、原則として長音符号「ー」を付けない。 ......... 11

(1-4)複合語になっても、「長音符号を付ける/付けない」の規定に変化は無い。 .......... 12

(2)アイウエオの大小 ................................................................. 13

(2-1)「ウイ/ウィ」「ウエ/ウェ」「ウオ/ウォ」は「ウイ」「ウエ」「ウオ」を充てる。

ただし、原語が「‐ware」の場合は「ウェア」を充てる。 ......................... 13

(2-2)「クア/クァ」「クイ/クィ」「クエ/クェ」「クオ/クォ」は、「クア」「クイ」「クエ」

「クオ」を充てる。 ........................................................... 13

(2-3)「フア/ファ」「フイ/フィ」「フエ/フェ」は、「ファ」「フィ」「フェ」を充てる。 ... 14

(2-4)「fo」「pho」の表記は「フォ」を充てる。 ........................................ 14

(3)原語の「V」音には「バ」「ビ」「ブ」「ベ」「ボ」を充てる。 ............................ 15

(4)原語が「ti」、「di」および「de」の場合の表記 ....................................... 16

(4-1)原語表記の「ti」には「チ」を充てる。ただし、原語が「tion」の場合は「ション」

を充てる。 ................................................................... 16

(4-2)原語表記の「di」には「ディ」を充てる。 ......................................... 16

(4-3)原語の「de」には「デ」を充てる。 ............................................... 17

(5)表記が「ia」で発音が//の場合は「(イ)ア」を充てる。 ............................ 19

(6)語頭の「re」「pre」の表記は、「リ」「プリ」を充てる。 ............................... 20

■附属書

表記と原語の一覧 ................................................................. 22

-解説-

■カタカナ表記ガイドラインに対する学識者からの推薦のことば ............................. 39

■参考. ................................................................................ 45

■補足 ................................................................................. 47

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    6 

■適用範囲本ガイドラインは、次の表示媒体物に適用される。 

 

「一般の使用者が直接、見る、聞く商品上に表記される、カタカナで表記される外来語」 

 

具体的には、以下のものを指す。 

・ 製品(ハードウェア、ソフトウェア、表示画面を含む)

・ 製品カタログ(Webサイト、メールマガジンなど電子情報を含む)

・ ユーザーズマニュアル(印刷物、HTMLマニュアル、PDFなどの電子情報、ヘルプ、

ガイダンスを含む)

・ 製品パッケージ

 

なお、固有名詞、商標名等は適用外である。 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    7 

■引用規格本ガイドラインは、次の規格に従い作成した。 

 

「平成 3 年 6 月 28 日 内閣告示第二号『外来語の表記』」 

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    8 

■用語の定義

「カタカナ表記」とは『平成 3 年(1991 年)に内閣告示された「外来語の表記」では、「外来語や外国の地名、人名 を

片仮名で書き表す場合のことを扱う」とあります。 

外来語を片仮名で表記する傾向は、明治時代から目立ちはじめ、第二次世界大戦後に一般的な 傾

向として定着しました。その利点としては、原音に近く表記するために片仮名が適していること、

漢字平仮名交じり文の中で語のまとまりを目立たせる効果があることが挙げられています。』 

(平成 9 年  文化庁発行  「言葉に関する問答集-外来語編-」より抜粋) 

 

本規定では、外来語を日本語として表記するために使用するカタカナでの表現を「カタカナ表記」 

と定義します。すでにひらがな、または漢字で表記されている用語を目立たせるだけの目的で片 仮

名で表現する場合はカタカナ表記から除きます。 

(例:「ネジをしめる」) 

なお、第 1 版から第 3 版までは、主に英語を言語とする外来語を対象としています。 

「長音」とは本規定では、「ー」(長音符号)を使用して表記された部分を指しています。

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    9 

■規定事項

(1)長音の表記

(1-1)英語の語尾の‐er、‐or、‐ar、*y にあたるものは、原則として長音と

し長音符号「ー」を用いて書き表す。「平成 3 年 6 月 28 日 内閣告示第二号『外来語の表記』」に基づき、英語の語尾の‐er、‐or、‐ar、 

*y などにあたるものは、原則として長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。用例については、

添付の附属書を参照すること。 

●表記例

・語尾に、-er が付く語句

コンピューター(computer) 

ドライバー(driver) 

メーカー(maker) 

プリンター(printer) 

タイマー(timer) 

ユーザー(user) 

・語尾に、-or が付く語句:

エレベーター(elevator) 

モーター(motor) 

・語尾に、-ar が付く語句:

カレンダー(calendar) 

レーダー(radar) 

モジュラー(modular) 

・語尾が、-*y で終わる語句

アクセサリー(accessory) 

エネルギー(energy) 

アイデンティティー(identity) 

メロディー(melody) 

メモリー(memory) 

パーティー(party) 

●例外語尾の母音の直前に、強勢(ストレス)のある別の母音がある場合、それをカタカナで表記した

ときは語尾の母音には長音符号を付けないで表記する。以下は、その一例である。 

ウエア(wear) 

●解説外来語を本来の発音どおりに発声する場合、語尾に母音があってもそこに強勢(ストレス)が無

いときは、語尾の音をのばして発音することは無い(例 1 参照)。しかし、日本人が日常使用する

外来語は、外来語本来のアクセントや発音とはかけ離れ、日本人特有の聴覚や認知力で解釈された

ものがほとんどである。たとえば、本来は語尾の母音が実際にのばして発音されない場合でも、他

の音節の母音と同様に強勢(ストレス)を置き、のばして発音する人が多い(例 2 参照)。このた

め、長音符号「ー」を付けて表記する方が日本人の発音と一致し、自然と考えられる。 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    10 

<内閣告示第二号 抜粋>

「内閣告示第二号『外来語の表記』」から、長音表記に関する規格の一部を抜粋する。 

出典:「外来語の表記」留意事項その2(細則的な事項)のⅢ 

長音は、原則として長音記号「ー」を用いて書く。 

〔例〕  エネルギー オーバーコート グループ ゲーム ショー テーブル パーティー ウェー

ルズ(地名) ポーランド(地名) ローマ(地名) ゲーテ(人名) ニュートン(人名) 

注 1:  長音符号の代わりに母音字を添えて書く慣用もある。 

〔例〕  バレエ(舞踊) ミイラ 

注 2:「エー」「オー」と書かず、「エイ」「オウ」と書くような慣用のある場合は、それによる。 

〔例〕  エイト ペイント レイアウト スペイン(地名) ケインズ(人名) サラダボウル ボ

ウリング 

注 3:  英語の語尾の‐er、‐or、‐ar などにあたるものは、原則としてア列の長音とし長音符号「ー」 

  を用いて書き表す。ただし、慣用に応じて「ー」を省くことができる。 

〔例(長音符号使用)〕エレベーター ギター コンピューター マフラー 

〔例(長音符号不使用)〕エレベータ コンピュータ スリッパ 

(例 1) computer /kmpjú:tɚ|‐t/の”t” 

(例 2) printer /príntɚ|‐t/ →「プリンター」と発音する 

 

(1-2)「ai」「a+子音字+e」「o」など、発音記号が"ei"、"ou"などのアク

セントのある二重母音になる表記には長音符号「ー」を充てる。

●表記例アベレージ(average) 

イミテーション(imitation) 

インジケーター(indicator) 

インフォメーション(information) 

エスカレーター(escalator) 

エレベーター(elevator) 

オーディオ(audio) 

オーナー(owner) 

オーバーコート(overcoat) 

クリエーティブ(creative) 

ケース(case) 

シェード(shade) 

シミュレーション(simulation) 

スケール(scale) 

スペース(space) 

セーフティー(safety) 

チェーン(chain) 

トレーナー(trainer) 

ネーム(name) 

プレーヤー(player) 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    11 

ページ(page) 

メーカー(maker) 

メッセージ(message) 

メール(mail) 

レーザー(laser) 

●例外インターフェイス(interface)[59.1%] 

ドメイン(domain) 

ボウル(bowl)[84.5%] 

メイン(main)[97.7%] 

メンテナンス(maintenance) 

レインコート(raincoat)[99.5%] 

●解説二重母音は前の音を強く長く発音する傾向がある。 

アンケート結果で支持された使用例 レインコート(raincoat)、ボウル(bowl)、メイン(main)、

インターフェイス(interface)を追加した。 

<内閣告示第二号 2Ⅲ3 の注 2> 

長音は、原則として長音符号「ー」を用いて書く。 

注 2  「エー」「オー」と書かず、「エイ」「オウ」と書くような慣用のある場合は、それによる。 

〔例〕  エイト ペイント レイアウト スペイン(地) ケインズ(人 サラダボウル ボウリン

グ(球技) 

 

(1-3)英語の語尾の‐re にあたるものは、原則として長音符号「ー」を付

けない。

●表記例グラビア(gravure) 

ケア(care) 

コア(core) 

フィギュア(figure) 

ファームウェア(firmware) 

フリーウェア(freeware) 

グループウェア(groupware) 

ハードウェア(hardware) 

ピュア(pure) 

リタイア(retire) 

スコア(score) 

サファイア(sapphire) 

シビア(severe) 

シェア(share) 

ソフトウェア(software) 

スペア(spare) 

スクエア(square) 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    12 

ストア(store) 

タイヤ(tire) 

ワイヤ(wire) 

 

ただし、語尾が‐ture、‐sure にあたるものは長音符号「ー」を付ける。 

●表記例

アドベンチャー(adventure) 

アーキテクチャー(architecture) 

カルチャー(culture) 

ディスクロージャー(disclosure) 

フィーチャー(feature) 

ファニチャー(furniture) 

ジェスチャー(gesture) 

インフラストラクチャー(infrastructure) 

レクチャー(lecture) 

レジャー(leisure) 

マニュファクチャー(manufacture) 

ネイチャー(nature) 

ピクチャー(picture) 

プレッシャー(pressure) 

シグネチャー(signature) 

ストラクチャー(structure) 

テクスチャー(texture) 

 

(1-4)複合語になっても、「長音符号を付ける/付けない」の規定に変化

は無い。

●表記例

カルチャースクール(culture school) 

ジョイントベンチャー(joint venture) 

プレジャーボート(pleasure boat) 

セーフティーネット(safety net)  

スペアキー(spare key) 

ベンチャービジネス(venture business) 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    13 

(2)アイウエオの大小

(2-1)「ウイ/ウィ」「ウエ/ウェ」「ウオ/ウォ」は「ウイ」「ウエ」

「ウオ」を充てる。ただし、原語が「‐ware」の場合は「ウェア」を充てる。

●表記例ウイスキー(whiskey) 

ウインドウ(window) 

ウエアラブル(wearable) 

ウオッチ(watch) 

ウオーター(water) 

カジュアル ウエア(casual wear) 

ソフトウェア(software) 

スパイウェア(spyware) 

 

●例外ただし、以下は「ウェ」「ウォ」と表記する。 

ゲートウェイ(gateway) 

ウェブ(web) 

ファイアウォール(firewall)   

●解説「ウイ/ウィ」「ウエ/ウェ」「ウオ/ウォ」について、内閣告示第二号 2Ⅱ2 はどちらを採用す

べきかを定めていない。本ガイドラインは、表記の揺らぎを可能なかぎり抑える目的で上記の表記

を採用する。 

 

原語が「ware」の場合は、主要ハンドブック、企業ガイドライン、教科書における表記事例の多

い「ウェア」を採用する。2006 年にTC協会が実施したアンケートにおいても、ソフトウェア

(software)[77.8%]、ハードウェア(hardware)[77.0%]の方が支持が多かった 

 

(2-2)「クア/クァ」「クイ/クィ」「クエ/クェ」「クオ/クォ」は、

「クア」「クイ」「クエ」「クオ」を充てる。

●表記例クア ハウス(kurhaus(ドイツ語)) 

クアトロ(cuatro(スペイン語)) 

クイック(quick) クエスチョン(question) クオーツ(quarts) クオリティー(quality) 

 

●例外クォーク(quark、物質の基本粒子) 

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    14 

●解説「クア/クァ」「クイ/クィ」「クエ/クェ」「クオ/クォ」について、内閣告示第二号 2Ⅱ2 は

どちらを採用すべきかを定めていない。本ガイドラインは、表記の揺らぎを可能なかぎり抑える目

的で上記の表記を採用する。 

 

(2-3)「フア/ファ」「フイ/フィ」「フエ/フェ」は、「ファ」「フィ」

「フェ」を充てる。

●表記例ファイル(file) 

アルファベット(alphabet) 

フィルター(filter) 

フィードバック(feedback) 

インターフェイス(interface)  

(2-4)「fo」「pho」の表記は「フォ」を充てる。

●表記例インフォメーション(information) 

テレフォン(telephone) 

フォーム(form) 

フォロー(follow) 

フォワード(forward) 

フォーク ダンス(folk dance) 

フォルダー(folder)[79.2%] 

ユニフォーム(uniform) 

 

●例外ホルマリン(formalin) 

プラットホーム(platform)[88.1%] 

メガホン(megaphone) 

イヤホン(earphone)[70.4%] 

インターホン(interphone) 

●解説アンケート結果で支持された使用例フォルダー(folder)、イヤホン(earphone)を追加した。 

「テレホン」「テレフォン」について、アンケート結果で支持の多かった「テレフォン」[58.8%]

を採用した。ただし、「テレホン」[41.2%]も使用されている。 

「プラットホーム」について、コンピューターのソフトウェアが動作する環境を意味する場合、

「プラットフォーム」と表記する場合もある。

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    15 

(3)原語の「V」音には「バ」「ビ」「ブ」「ベ」「ボ」を充てる。

●表記例アベレージ(average) 

イベント(event) 

オーバーコート(overcoat) 

キャラバン(caravan) 

サービス(service) 

サーベイ(survey) 

ネガティブ(negative) 

バイオリン(violin) 

バージョン(version) 

バニラ(vanilla) 

バリエーション(variation) 

バルブ(valve) 

ビデオ(video) 

ベテラン(veteran) 

ボーカル(vocal) 

ボランティア(volunteer) 

ボリューム(volume) 

ユニバーサル(universal) 

リバイバル(revival) 

レビュー(review) 

レベル(level) 

●例外「なし」 

●解説固有名詞を除き、V 音に「ヴ」を充てるのは、近年ほとんど見られない。そのことは、TC協会が

実施したアンケートで登場した canvas、telephone service、version など V 音を含む語に対するカタカ

ナ表記が、調査したすべての辞書、用語集等において「バ、ビ、ブ、べ、ボ」が使用されていたこ

とからもわかる。もはや「ヴ」は通常文では使用されなくなったと考えた。 

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    16 

(4)原語が「ti」、「di」および「de」の場合の表記

(4-1)原語表記の「ti」には「チ」を充てる。ただし、原語が「tion」の場

合は「ション」を充てる。

●表記例(ti⇒チ)アプリケーション(application) アンチ(anti) 

イニシアチブ(initiative) 

インフォメーション(information) オートマチック(automatic) 

チケット(ticket) 

プラスチック(plastic) 

マルチ (multi) 

ロマンチック(romantic) 

チップ(tip) 

モチーフ(motif) 

 

●例外(ti⇒ティ)アンティーク (antique) 

クリエーティブ (creative) 

コンサバティブ(conservative) 

スティック[棒状の物 ] (stick ) 

ファンタスティック(fantastic) 

「スティック」について、つえを意味する場合に「ステッキ」と表記する場合が多い。 

 

(4-2)原語表記の「di」には「ディ」を充てる。

●表記例(di⇒ディ)アコーディオン(accordion) 

エディター(editor) 

オーディオ(audio) 

オーディション(audition) 

カーディガン(cardigan ) 

コーディネーター(coordinator) 

コンディション(condition) 

サーディン(sardine) 

サディスト (sadist) 

ディーゼル(diesel) 

ディクショナリー(dictionary) 

ディザリング(dithering ) 

ディスカウント(discount) 

ディスカッション(discussion) 

ディスカバリー(discovery) 

ディスク(disc) 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    17 

ディスクロージャー(disclosure) 

ディスコ (disco(discotheque)) 

ディスタンス(distance) 

ディスプレー(display) 

ディスポーザー(disposer) 

ディナー(dinner) 

ディファレンシャルギア(differential gear) 

ディレクター(director) 

ディレッタント(dilettante) 

ディバイド(divide) 

ヌーディスト(nudist) 

ハンディキャップ(handicap) 

マルチメディア(multimedia) 

ミディ(midi/MIDI) 

メディア(media) 

 

●例外(di⇒デ、ジ⇒デ、ジ⇒デ、ジ)ジレンマ(dilemma) 

デジタル(digital) 

ラジオ(radio) 

 

(4-3)原語の「de」には「デ」を充てる。

●表記例(de⇒デ)アイデア(idea) 

イデオロギー(ideology/Ideologie[ドイツ語])  

デジャビュ(dejavu/déjávu (既視感)[フランス語])  

デバッグ(debug) 

デファクト(de facto)  

デフォルト(default) 

デフォルメ(deformation/déformer[フランス語 ]) 

デベロッパー(developer) 

デポジット(deposit) 

 

●例外(de⇒ディ、ド)アーケード(arcade) 

サイド(side) 

ディーラー(dealer) 

ディテール(detail) 

ディフェンス(defense) 

ディレイ(delay) 

 

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    18 

●解説原語に「di」が含まれるものは原則として、「ディ」と書かれるが、例外的に「デ」「ジ」と書くも

のもある。「di」を[dáɪ]と発音する場合は「ダイ」を、「ti」を[táɪ]と発音する場合は「タイ」を充てる。 

ダイアログ(dialog) 

ダイカスト(die casting の日本語形 ) 

ダイニング(dining) 

ダイビング(diving) 

ダイヤル(dial) 

ダイヤグラム(diagram) 

ダイヤモンド(diamond) 

ダイレクト(direct) 

ネクタイ(necktie) 

 

また、「ディ」と書くのが自然なものに、原語 が「de」のもある。そこで、原語に「de」が含まれる

ものは「デ」と書き、例外的に「ディ」「ド」と書く場合があることを追加規則とした。 

 

<内閣告示第二号『外来語の表記』留意事項その2 (細則的な事項 細則的な事項 ) I 4>

「ティ」「ディ」は、外来語ティ、ディに対応する仮名である。 

〔例〕  ティー パーティー ボランティア ディーゼルエンジン ビルディング ドニゼッティ

(人) ディズニー(人) 

注1 「チ」「ジ」と書く習慣のある場合は、それによる。

〔例〕  エチケット スチーム プラスチック スタジアム スタジオ ラジオ チロル (地) エ

ジソン (人) 

注2 「テ」「デ」と書く習慣のある場合は、それによる。

〔例〕  ステッキ キャンデー デザイン 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    19 

(5)表記が「ia」で発音が//の場合は「(イ)ア」を充てる。

●表記例アンモニア(ammonia) 

カフェテリア(cafeteria) 

ジフテリア(diphtheria) 

チアミン(thiamin[ドイツ語]) 

トライアル(trial) 

バイアス(bias) 

バクテリア(bacteria) 

ピアノ(piano) 

メディア(media) 

ラジアル(radial) 

 

●例外ダイヤモンド(diamond)[84.2%] 

ダイヤル(dial)[88.0%] 

ダイヤグラム(diagram) 

ビリヤード(billiards) 

 

●解説時代の変化とともに外来語の発音を原音に近い形で発音する例が多く見られるようになった。イ

列・エ列の音の次にア/ヤの音があたるものについても、かつては、日本語としての発音のしやすさ

から、ヤとする例も多かったが、アとするに不自然さは以前より減少していると思われる。 

このうち、原語の「ia」については、「(イ)ア」を原則とするも、今回のアンケートでは、慣例

の強く残る「ダイヤル」[88.0%]、「ダイヤモンド」[84.2%]は、「ヤ」の支持が多い結果となった。 

<内閣告示第二号 2Ⅲ4>

イ列・エ列の音の次にアの音があたるものは、原則として「ア」と書く。 

〔例〕  グラビア ピアノ フェアプレー アジア(地) イタリア(地) ミネアポリス(地) 

注 1 「ヤ」と書く慣用のある場合は、それによる。

〔例〕  タイヤ ダイヤモンド ダイヤル ベニヤ板 

注 2 「ギリシャ」「ペルシャ」について「ギリシア」「ペルシア」と書く慣用もある。

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    20 

(6)語頭の「re」「pre」の表記は、「リ」「プリ」を充てる。

●表記例プリインストール(preinstall) 

プリペイド(prepaid) 

リコーダー(recorder、縦笛) 

リサイクル(recycle) 

リダイヤル(redial) 

リデュース(reduce) 

リファレンス(reference) 

リフォーム(reform) 

リフレッシュ(refresh) 

リポート(report、報告) 

リラクセーション(relaxation) 

リリース(release) 

リジューム(resume) 

リユース(reuse) 

リボルビング(revolving) 

 

●例外プレビュー(preview) 

レクリエーション(recreation) 

レコーダー(recorder、録音機) 

レパートリー(repertory) 

レポート(report、‐用紙) 

レトルト(retort) 

レビュー(review) 

 

●解説意味するものによって「リ」と「レ」が使い分けられている場合がある。下記は、その例である。 

 

リコーダー/レコーダー(recorder)

「リコーダー」は、縦笛を意味する場合に使用される。「レコーダー」は、録音機を意味する場

合に使用される。 

 

リポート/レポート(report)*

「レポート」は、「レポート用紙」などで使用される。「リポート」は、企業などでの報告書で

使用される場合が多い。 

 

* 「リポート」は「ripɔ:́t]という「原語の発音」、「レポート」は[原語の綴り」をもとにし

ている。「レポート」は、新聞の用語として広く使用されているが、「リポート」はNHK

が外来語カナ表記の基本方針としてまとめた 4 つの原則の第 1(原音に近く/外国語、外来

語、および外国の地名・人名などは、その原音を基本とし、なるべく原音に近く書き表す)

によるものである。新聞とまったく異なる放送という特殊事情により、原語の綴りは同じ

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    21 

でも、表現が異なる理由はここにある。

古い外来語は原語の綴りを重んじて「レ」、新しい外来語は発音を重んじて「リ」となる傾

向が見られる。

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    22 

■附属書

表記と原語の一覧カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

アイデア idea 4-3

アイデンティティー identity 1-1、4-1例外、4-3

アクション action 4-1

アクセサリー accessory 1-1

アクセシビリティー accessibility 1-1

アコーディオン accordion 1-4、4-2

アジャスター adjuster 1-1

アセンブラー assembler 1-1

アダプター adapter 1-1

アップグレード upgrade 1-2、4-3例外

アップデーター updater 1-2

アップロード upload 1-2

アドバイザー adviser 1-1、3

アドバイス advice 3

アドベンチャー adventure 1-3、3

アニメーション animation 1-2、4-1

アフター after 1-1

アブソーバー absorber 1-1、1-4

アプリケーション application 1-2、4-1

アベレージ average 1-2、3

アライアンス alliance 5

アラビア Arabia 5

アラート alert 1-4

アラーム alarm 1-4

アルジェリア Algeria 5

アルゼンチン Argentina 4-1

アルファ alpha 2-3

アルファベット alphabet 2-3

アンカー anchor 1-1

アンサー answer 1-1

アンダーバー under bar(和製英語) 1-1、4-3例外

アンチ anti 4-1

アンティーク antique 4-1例外

アンペア ampere 1-2例外、1-3

アンモニア ammonia 5

アーキテクチャー architecture 1-3、1-4

アーキテクト architect 1-4

アーケード  arcade 1-4、4-3例外

アート art 1-4

イエロー yellow 1-2

イデオロギー ideology /ideologie [ドイツ語]  4-3

イニシアチブ initiative 3、4-1、5

イベント event 3

イミテーション imitation 1-2、4-1

イメージ image 1-4例外

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    23 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

イヤホン earphone 2-4例外

イラスト illustration 1-2、4-1

イラストレーション illustration 1-2、4-1

イラストレーター illustrator 1-1、1-2

イレーサー eraser 1-1

インジケーター indicator 1-1、1-2、1-3、4-2例外

インストラクター instructor 1-1

インストーラー installer 1-1、1-4

インストール install 1-4

インタビュー interview 3

インタラクション interaction 4-1

インタラクティブ interactive 3、4-1例外

インターネット internet 1-4

インターフェイス interface 1-2例外、1-4、2-3

インターホン interphone 1-4、2-4例外

インデックス index 4-3

インデント indent 4-3

インフォメーション information 1-2、1-3、2-4、4-1

インフラストラクチャー infrastructure 1-3

ウィザード wizard 1-4、2-1例外

ウイスキー whiskey 1-1、2-1

ウイット wit 2-1

ウインドウ window 1-2、2-1

ウェア ware 1-3、2-1

ウェイト weight 1-2例外、2-1例外

ウェブ web 2-1例外

ウェールズ Wales 1-2、1-4、2-1例外

ウエア wear 1-1例外、2-1

ウエアラブル wearable 2-1

ウエディング wedding 2-1、4-2例外

ウオッチ watch 2-1

ウオーター water 1-1、2-1

ウオーターフォール waterfall 2-1例外

ウオーム warm 2-1例外

エイリアス alias 5

エクスクラメーション exclamation 1-2、4-1

エクスプローラー explorer 1-1

エスカレーター escalator 1-1、1-2

エチケット etiquette 4-1

エディター editor 1-1、4-2

エディット edit 4-2

エネルギー energy 1-1

エフェクト effect 2-3

エラー error 1-1

エレベーター elevator 1-1、1-2、3

エンコーディング encoding 1-2、4-2

エンコード encode 1-2、4-3例外

エンジニア engineer 1-1例外

エントリー entry 1-1

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    24 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

オフィス office 2-3

オプション option 4-1

オペレーション operation 1-2、4-1

オペレーター operator 1-1、1-2

オペレーティング operating 1-2、4-1例外

オリエンテーション orientation 1-2、4-1

オーディオ audio 1-2、4-2

オーディション  audition 4-1、4-2

オートマチック automatic 4-1

オーナー owner 1-1、1-2

オーナーズ owner's 1-2

オーバー over 1-1、1-2、3

オーバーコート overcoat 1-2、3

オーバーセット overset 1-2、3

オーバープリント overprint 1-2、3

オープン open 1-2

カウンター counter 1-1

カスタマー customer 1-1

カテゴリー category 1-1

カバー cover 1-1、3

カフェテリア cafeteria 2-3、5

カプラー coupler 1-1

カラー color 1-1

カルチャー culture 1-3

カレンダー calendar 1-1

カンデラ candela 4-3

カーソル cursor 1-1例外、1-4

カーテン curtain 1-4

カーディガン cardigan  1-4、4-2

カード card 1-4

カーニング kerning 1-4

カーブ curve 1-4、3

ガイド guide 4-3例外

ガイドブック guidebook 4-3例外

ガイドライン guideline 4-3例外

キャッチフレーズ catchphrase 1-2

キャプション caption 4-1

キャプチャー capture 1-3

キャラクター character 1-1

キャラバン caravan 3

キャリブレーション calibration 1-2、4-1

キー key 1-1

キーフレーム keyframe 1-4

キーボード keyboard 1-4

キーワード keyword 1-4

ギア gear 1-1例外

クァルテット quartet 2-2例外

クアトロ cuatro(スペイン語) 2-2

クアハウス kurhaus(ドイツ語) 2-2

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    25 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

クィンテット quintet 2-2例外

クィーン queen 1-4、2-2例外

クイック quick 2-2

クエスチョン question 2-2、4-1例外

クォーク quark 2-2例外

クオリティー quality 1-1、2-2

クオータリー quarterly 1-1、2-2例外

クオーツ quarts 1-4、2-2

クリエイター creator 1-1、1-2

クリエーティブ creative 1-2、3、4-1例外

クリーナー cleaner 1-1、1-4

クリーニング cleaning 1-4

クーラー cooler 1-1、1-4

グラタン gratin 4-1

グラデーション gradation 4-1

グラビア gravure 1-3、3

グラフィカル graphical 2-3

グラフィック graphic 2-3

グラフィックス graphics 2-3

グルーピング grouping 1-4

グループ group 1-4

グループウェア groupware 1-3、1-4、2-1

グレー gray 1-1

グレースケール grayscale 1-2

グローバリゼーション globalization 1-2、4-1

グローバル global 1-2

ケア care 1-3

ケルビン kelvin 3

ケーキ cake 1-2

ケース case 1-2

ケーブル cable 1-2

ゲージ gauge 1-2

ゲートウェイ gateway 1-1例外、1-2、2-1例外

コア core 1-3

コネクター connector 1-1

コピー copy 1-1

コピーライティング copywriting 1-4、4-1例外

コピーライト copyright 1-4

コミュニケーション communication 1-2、4-1

コミュニティー community 1-1

コモディティー commodity 1-1、4-2

コロンビア Columbia 5

コンサバティブ conservative 3、4-1例外

コンシューマー consumer 1-1、1-4

コンソーシアム consortium 1-4、4-1

コンダクター conductor 1-1

コンディショナル conditional 4-1、4-2

コンディション condition 4-1、4-2

コンデンサー condenser 1-1、4-3

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    26 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

コントローラー controller 1-1、1-2

コントロール control 1-2

コンバーター converter 1-1、1-4、3

コンバート convert 1-4、3

コンパイラー compiler 1-1

コンピューター computer 1-1、1-4

コンピューティング computing 1-4、4-1例外

コンプライアンス compliance 5

コンポーネント component 1-2

コーディネーター coordinator 1-1、1-2、1-4、4-2

コーディネート coordinate 1-4、4-2

コーディング coding 1-2、4-2

コーディングレス coding less 1-2、4-2

コード code 1-2、4-3例外

コーナー corner 1-1、1-4

コーポレーション corporation 1-4、4-1

コーポレート corporate 1-1、1-4

ゴー go 1-4

ゴール goal 1-4

ゴールデン golden 1-4、4-3

サイド  side  4-3例外 

サディスト  sadist 4-2

サファイア sapphire 1-3、2-3

サブカラー sub‐color 1-1

サブフォルダー subfolder 1-1、2-4、4-3例外

サブルーチン subroutine 1-4、4-1

サプライ supply 1-1例外

サポート support 1-4

サマリー summary 1-1

サムネール thumbnail 1-2

サーチ search 1-4

サーディン sardine 1-4、4-2

サード third 1-4

サーバー server 1-1、1-4、3

サービス service 1-4、3

サーベイ survey 1-1例外、1-4、3

シェア share 1-3

シェアウェア shareware 1-2例外、1-3、2-1

シェイプ shape 1-2

シェーカー shaker 1-1、1-2

シェード shade 1-2、4-3例外

シグネチャー signature 1-3

シチュエーション situation 1-2、4-1

シナリオ scenario 1-2例外

シビア severe 1-3、3

シミュレーション simulation 1-2、4-1

シミュレーター simulator 1-1、1-2

シャッター shutter 1-1

シャドウ shadow 1-2例外

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    27 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

シャープネス sharpness 1-4

シリアル serial 5

シリンダー cylinder 1-1、4-3例外

シリーズ series 1-4

シルバー silver 1-1、3

シングル single 1-1

シンナー thinner 1-1

シンメトリー symmetry 1-1

シークレット secret 1-4

シート sheet 1-4

シール seal 1-4

シーン scene 1-4

ジェスチャー gesture 1-3

ジェネレーター generator 1-1、1-2

ジフテリア diphtheria 4-2例外、5

ジャギー jaggy 1-1

ジャンル genre 1-3

ジャーナル journal 1-4

ジュース juice 1-4

ジョッキー  jockey 1-1

ジレンマ  dilemma 4-2例外

スキャナー scanner 1-1

スキーマ schema 1-4

スクエア square 1-3、2-2

スクロール scroll 1-4

スクール school 1-4

スケジューリング scheduling 1-4

スケジュール schedule 1-4

スケール scale 1-2

スコア score 1-2例外、1-3

スタジオ studio 4-2例外

スタッカー stacker 1-1

スチール steel 1-4

スティック[棒状の物 ]  stick  4-1例外

ステッキ[つえ] stick 4-1

ステークホルダー stakeholder 1-2、4-3例外

ステージ stage 1-2

ステータス status 1-2

ステート state 1-2

ストア store 1-3

ストラクチャー structure 1-3

ストーブ stove 1-2、3

ストーリー story 1-1、1-4

スパイウェア spyware 1-3、2-1

スピーディー speedy 1-1、1-4

スピード speed 1-4

スペア spare 1-3

スペイン Spain 1-2

スペース space 1-2

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    28 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

スポーツ sport 1-4

スマートフォン smartphone 2-4

スムーズ smooth 1-4

スライダー slider 1-1、4-3例外

スライド slide 4-3例外

スリッパ slipper 1-1例外

スーパー super 1-1、1-4

スーパーバイザー supervisor 1-1、1-4、3

セキュリティー security 1-1、1-2例外

セクター sector 1-1

セッター setter 1-1

セパレーター separator 1-1、1-2

セピア sepia 5

セミナー seminar 1-1

セレクター selector 1-1

センサー sensor 1-1

センター center 1-1

セーバー saver 1-1、1-2、3

セーフティー safety 1-1、1-2

セール sale 1-2

セールス sales 1-2

ゼラチン gelatin 4-1

ソイ soy 1-2

ソフトウェア software 1-3、2-1

ソリューション solutions 1-4、4-1

ソース source 1-4

ソーター sorter 1-1、1-4

ソート sort 1-4

ゾーン zone 1-2

タイトル title 4-1

タイプフェース typefaces 1-2、2-3

タイプライター typewriter 1-1

タイポグラフィー typography 1-1、2-3

タイマー timer 1-1、4-1

タイミング timing 4-1

タイム time 4-1

タイムライン timeline 4-1

タイヤ tire 1-3、4-1

ターゲット target 1-4

ダイアリー diary 1-1、4-2例外、5

ダイアログ dialog 4-2例外、5

ダイオード diode 1-4、4-2例外、4-3例外

ダイカスト die casting の日本語形  4-2例外

ダイジェスト digest 4-2例外

ダイニング dining 4-2例外

ダイビング diving 3、4-2例外

ダイメトリック dimetric 4-2例外

ダイヤグラム diagram 4-2例外、5例外

ダイヤモンド diamond 4-2例外、5例外

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    29 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

ダイヤラー dialer 1-1、4-2例外、5例外

ダイヤル dial 4-2例外、5例外

ダイレクト direct 4-2例外

ダウンロード download 1-2

ダッシュ dash 1-2

ダミー dummy 1-1

ダーク dark 1-4

チアミン thiamin 5

チェッカー checker 1-1

チェック check 1-4

チェーン chain 1-2

チケット ticket 4-1

チップ tip 4-1

チャージャー charger 1-1、1-4

チャート chart 1-4

チュートリアル tutorial 1-4、5

チューナー tuner 1-1、1-4

チューニング tuning 1-4

チューバ tuba 1-4

ツイッター twitter 1-1

ツール tool 1-4

ツールバー toolbar 1-1、1-4

テイスト taste 1-2例外

テクスチャー texture 1-3

テクノロジー technology 1-1

テレビ television 1-1、3

テレフォン telephone 1-2例外、2-4

テンプレート template 1-2

テーブル table 1-2

テーマ theme 1-1、1-4

ディクショナリー  dictionary  4-1、4-2 

ディザリング  dithering  4-2

ディスカウント discount 4-2

ディスカッション discussion 4-2

ディスカバリー discovery 1-1、3、4-2

ディスク disc 4-2

ディスク disk 4-2

ディスクロージャー disclosure 1-3、4-2

ディスコ  disco/discotheque 4-2

ディスタンス distance 4-2

ディスプレー display 1-1、4-2

ディスポーザー disposer 1-1、1-2、4-2

ディテール  detail 1-2、4-3例外

ディナー  dinner 1-1、4-2

ディバイド divide 3、4-2、4-3例外

ディファレンシャル differential 2-3、4-1、4-2

ディフェンス defense 2-3、4-3例外

ディレイ delay 1-1例外、4-3例外

ディレクション direction 4-1、4-2

Page 30: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    30 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

ディレクター director 1-1、4-2

ディレクトリー directory 1-1、4-2

ディレッタント  dilettante 4-2

ディー ラー  dealer 1-1、1-4、4-3例外

ディーゼル diesel 1-4、4-2

デコーダー decoder 1-1、1-2、4-3

デザイナー designer 1-1、4-3

デザイン design 4-3

デジタル digital 4-2例外

デジャビュ dejavu/dejavu  3、4-3

デジュール de jure(ラテン語) 1-4、4-3

デスク desk 4-3

デスクトップ desktop 4-3

デバイス device 3、4-3

デバッグ debug  4-3

デファクト  de facto  2-3、4-3

デフォルト default 4-3

デフォルメ deformation/deformer[フラン

ス語]

2-4、4-1、4-3

デベロッパー developer 1-1、3、4-3

デポジット deposit 4-3

デマンド demand 4-3

デメリット demerit 4-3

デラウェア Delaware 1-3例外、2-1例外、4-3

デリバリー delivery 1-1、3、4-3

デンマーク Denmark 1-4、4-3

データ data 1-2

データベース database 1-2

トイレット toilet 1-2

トゥイーン tween 1-4

トナー toner 1-1、1-2

トライアル trial 5

トラッカー tracker 1-1

トラブルシューティング troubleshooting 1-4、4-1例外

トランシーバー transceiver 1-1、3

トランジション transition 4-1

トランスミッター transmitter 1-1

トランスレーション translation 1-2、4-1

トランスレーター translator 1-1、1-2

トレーサビリティー traceability 1-1、1-2

トレース trace 1-2

トレード trade 1-2、4-3例外

トレーナー trainer 1-1、1-2

トレーニング training 1-2、1-4

トースト toast 1-2

トーナメント tournament 1-4

トーン tone 1-2

ドア door 1-1例外

ドキュメンテーション documentation 1-2、4-1

Page 31: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    31 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

ドメイン domain 1-2例外

ドライバー driver 1-1、3

ドライブ drive 3

ドリア doria 5

ドーム dome 1-2

ナビゲーション navigation 1-2、3、4-1

ナレーション narration 1-2、4-1

ナンバー number 1-1

ニュース news 1-4

ニュートン newton 1-4

ニーズ needs 1-4

ヌーディスト nudist  4-2

ネイチャー nature 1-2例外、1-3

ネイティブ native 1-2例外、3、4-1例外

ネガティブ negative 3、4-1例外

ネクタイ necktie 4-1

ネーム name 1-2

ノルウェー Norway 1-1、2-1例外

ノート note 1-2

ノード node 1-2、4-3例外

ハイデルベルグ Heidelberg 4-3

ハイパー hyper 1-1

ハイパーリンク hyperlink 1-4

ハンガリー Hungary 1-1

ハンチング hunting 4-1

ハンディキャップ  handicap 4-2

ハンディー handy 1-1

ハンドラー handler 1-1

ハード hard 1-1

ハードウェア hardware 1-3、2-1

ハーフトーン halftone 1-2、1-4

バイアス bias 5

バイオリン violin 3

バイナリー binary 1-1

バインダリー bindery 1-1、4-3例外

バインダー binder 1-1、4-3例外

バウンディング bounding 4-2

バクテリア bacteria 5

バッテリー battery 1-1

バッファー buffer 1-1、2-3

バナー banner 1-1

バニラ vanilla 3

バラエティー variety 1-1、1-2、3

バリア barrier 1-1例外

バリエーション variation 1-2、3、4-1

バリデーター validator 1-1、1-2、3

バリデート validate 1-2、3

バルブ valve 3

バー bar 1-1

Page 32: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    32 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

バージョン version 1-4、3

バージン virgin 3

バーティカル vertical 1-1、1-4、3、4-1例外

パスワード password 1-4

パピルス papyrus 1-2例外

パフォーマンス performance 1-4、2-4

パラメーター parameter 1-1、1-4

パース perth 1-4

パースペクティブ perspective 1-4、3、4-1例外

パーセント percent 1-4

パーソナル personal 1-1、1-4

パーツ parts 1-4

パーティー party 1-1、1-4

パート part 1-4

ヒューリスティック heuristic 4-1例外

ビジネスパーソン businessperson 1-4

ビジュアル visual 3

ビジョン vision 3

ビジー busy 1-1

ビデオ video 3、4-3

ビニール vinyl 3

ビビッド vivid 3

ビューアー viewer 1-1、1-4、3

ビリヤード billiard 1-4、5例外

ビルディング building 4-2

ビーナス venus 1-4、3

ピア peer 1-1例外

ピアノ piano 5

ピクチャー picture 1-3

ピボット pivot 3

ピュア pure 1-3

ファイアウォール firewall 2-1例外、2-3

ファイル file 2-3

ファインダー finder 1-1、2-3、4-3例外

ファクス fax 2-3

ファニチャー furniture 1-3、2-3

ファミリー family 1-1、2-3

ファン fan 2-3

ファンタスティック fantastic 2-3、4-1例外

ファースト first 2-3

ファームウェア firmware 1-3、2-1、2-3

フィギュア figure 1-3、2-3

フィニッシャー finisher 1-1、2-3

フィリピン Philippine 2-3

フィルター filter 1-1、2-3

フィルム film 2-3

フィルムストリップ filmstrip 2-3

フィーダー feeder 1-1、1-4、2-3、4-3例外

フィーチャー feature 1-3、1-4、2-3

Page 33: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    33 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

フィート feet 1-4、2-3

フィードバック feedback 1-4、2-3

フィールド field 1-4、2-3

フェンシング fencing 2-3

フェード fade 1-2、1-4、2-3、4-3例外

フォト photo 1-1、2-4

フォルダー folder 1-1、1-2、2-4、4-3例外

フォロー follow 2-4

フォワード forward 1-4、2-4

フォント font 2-4

フォーカス focus 2-4

フォーク folk 1-2、2-4

フォーマッター formatter 1-1、1-4、2-4

フォーマッティング formatting 1-4、2-4、4-1例外

フォーマット format 1-4、2-4

フォーム form 1-4、2-4

フォーラム forum 1-4、2-4

フッター footer 1-1

フューザー fuser 1-1、1-4

フュージョン fusion 1-4

フライ fly 1-1例外

フリッカー flicker 1-1

フリーウェア freeware 1-3、1-4、2-1

フリーハンド freehand 1-4

フリーランサー freelancer 1-1、1-4

フル full 1-1

フレーム frame 1-2

フロッピー floppy 1-1

ブラウザー browser 1-1

プライバシー privacy 1-1、3

プライベート private 3

プライマリー primary 1-1

プラス plus 1-1

プラスチック plastic 4-1

プラットフォーム(アプ

リケーションの動作環

境)

platform 2-4

プラットホーム(駅) platform 2-4例外

プリインストール preinstall 1-4

プリンター printer 1-1

プレゼンテーション presentation 4-1

プレッシャー pressure 1-3

プレビュー preview 3

プレースホルダー placeholder 1-1、1-2、4-3例外

プレーヤー player 1-1、1-2

プレーン plane/plain 1-2

プログラマー programmer 1-1

プロジェクター projector 1-1

プロセッサー processor 1-1

Page 34: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    34 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

プロッター plotter 1-1

プロデューサー producer 1-1、1-4

プロデュース produce 1-4

プロバイダー provider 1-1、3、4-3例外

プロパティ property 1-1例外

プロファイル profile 2-3

プロフェッショナル professional 2-3

プロポーショナル proportional 1-4、4-1

プロモーション promotion 1-4、4-1

プローブ probe 1-2

ヘッダー header 1-1、4-3例外

ヘッドホン headphone 2-4例外

ヘルスケア healthcare 1-3

ベクター vector 1-1、3

ベジェ bezier 1-1例外

ベテラン veteran 3

ベンダー vendor 1-1、3

ベンチャー venture 1-3、1-4、3

ベール bale 1-2

ベール veil 1-2、3

ペア pair 1-1例外

ペナルティー penalty 1-1

ページ page 1-2

ページネーション pagination 1-2、4-1

ペース pace 1-2

ペースト paste 1-2

ペーパー paper 1-1、1-2

ペーパーレス paperless 1-2

ホルマリン formalin 2-4例外

ホーム home 1-4

ボウル bowl 1-2例外

ボディー body 1-1

ボランティア volunteer 1-1例外、3

ボリューム volume 3

ボーカル vocal 1-2、3

ボード board 1-4

ポインター pointer 1-1

ポジ positive 3

ポスター poster 1-1

ポリシー policy 1-1

ポーランド Poland 1-2

マジック magic 1-1

マスター master 1-1

マニュファクチャー manufacture 1-3、2-3

マネージャー manager 1-1

マルチ multi 4-1

マルチステート multi‐state 1-2、4-1

マルチページ multi‐page 1-2、4-1

マルチメディア  multimedia 4-1、4-2、5

Page 35: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    35 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

マルチユース multi‐use 4-1

マルチランゲージ multi‐language 1-1、4-1

マーカー marker 1-1、1-4

マーキング marking 1-4

マーク mark 1-4

マークアップ mark‐up 1-4

マーケット market 1-4

マーケティング marketing 1-4、4-1例外

マージ merge 1-4

マージン margin 1-4

ミディ  midi 4-2

ミネラル mineral 1-1

ミラー miller 1-1

ミラー mirror 1-1

ミリメートル millimeter 1-1例外

ミルクセーキ milk shake 1-2

ムービー movie 1-4、3

メイン main 1-2例外

メガホン megaphone 2-4例外

メソポタミア Mesopotamia 5

メタデータ metadata 1-2

メッセージ message 1-2

メディア media 4-2、5

メモリー memory 1-1

メロディー melody 1-1

メンテナンス maintenance 1-2例外

メンバー member 1-1

メーカー maker 1-1、1-2

メーター(計器) meter 1-1、1-4

メートル(長さの単位) meter 1-1例外、1-4

メール mail 1-2

モジュラー modular 1-1

モチーフ motif 1-4、4-1

モデル model 4-3

モニター monitor 1-1

モーション motion 1-2、4-1

モーター motor 1-1、1-2

モード mode 1-2、4-3例外

モールド mold 1-2

ユニバーサル universal 1-4、3

ユニフォーム uniform 1-4、2-3、2-4

ユーザビリティー usability 1-1

ユーザー user 1-1、1-4

ユーティリティー utility 1-1、1-4、4-1例外

ユーモア humor 1-1例外

ヨーロッパ Europe 1-4

ライター writer 1-1

ライティング lighting 4-1例外

ライティング writing 4-1例外

Page 36: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    36 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

ライブ live 3

ライブラリー library 1-1

ラウンド round 1-2

ラジアル radial 4-2例外、5

ラジオ radio 4-2例外

ラスタライザー rasterizer 1-1

ラスター raster 1-1

ラテン Latin 4-1

ランゲージ language 1-1

ランタイム run‐time 1-1、4-1

リア rear 1-1例外、6

リアル real 6

リコーダー(縦笛) recorder 1-1、1-4、4-3例外、6

リコール recall 1-4、6

リサイクル recycle 6

リジューム resume 6

リズム rhythm 6

リセット reset 6

リソース resources 1-4、6

リタイア retire 1-3、4-1、6

リダイヤル redial 4-2例外、5例外、6

リテラシー literacy 1-1

リデュース reduce 1-4、6

リハーサル rehearsal 6

リバイバル revival 1-2、3、6

リバーサル reversal 1-4、3、6

リピート repeat 1-4、6

リファレンス reference 2-3、6

リフォーム reform 1-4、2-4、6

リフレッシュ refresh 6

リフロー reflow 1-2、6

リボルビング revolving 3、6

リポジトリー repository 1-1、6

リポート(報告) report 1-4、6

リモコン remote control 6

リユース reuse 6

リライト rewrite 6

リラクセーション relaxation 1-2、4-1、6

リラックス relax 6

リリース release 1-4、6

リーダー leader 1-1、1-4、4-3例外

リーダー reader 1-1、4-3例外、6

リード lead 1-4

ルート root 1-1

ルーマニア Romania 1-2、5

ルーラー ruler 1-1、1-4

ルール rule 1-4

ルール rules 1-4

レイヤー layer 1-1

Page 37: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    37 

カタカナ表記 原語 本ガイドラインの規定

レインコート raincoat 1-2

レクチャー lecture 1-3

レクリエーション recreation 1-2、4-1、6例外

レコーダー(録音機) recorder 1-1、1-4、4-3例外、6例外

レコード record 6例外

レシピ recipe 6例外

レシーバー receiver 1-1、1-4、3、6例外

レジスター register 1-1、6例外

レジストリー registry 1-1、6例外

レジストレーション registration 1-2、4-1、6例外

レジャー leisure 1-3

レスポンス response 6例外

レタッチ retouch 2-4、6例外

レター letter 1-1

レッド red 6例外

レトルト retort 6例外

レバー lever 1-1、3

レパートリー repertory 1-1、1-4、6例外

レビュー review 3、6例外

レビュー revue 3、6例外

レベル level 3

レポート(‐用紙) report 1-4、6例外

レーザー laser 1-1、1-2

レーダー radar 1-1、1-2

ロマンチック romantic 4-1例外

ローカライズ localize 1-2

ローカライゼーション localization 1-2、4-1

ローカル local 1-2

ロープ rope 1-2

ローマ Rome 1-2

ローマン Roman 1-2

ローラー roller 1-1、1-2

ロール roll 1-2

ワイド wide 4-3例外

ワイヤ wire 1-3

ワイヤレス wireless 1-3例外

ワーキング working 1-4

ワークフロー workflow 1-2、1-4

ワード word 1-4

ワードパッド wordpad 1-4

ワープロ  word processor  1-4 

Page 38: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    38 

解 説

■推薦のことば ............................................. 39

■参考

①2001 年 9 月カタカナ用語表記に関するTC協会会員アンケー

ト報告書 ............................................. 45

②2003 年 10 月カタカナ用語表記に関する一般使用者アンケー

ト報告書 ............................................. 45

③2006 年 7 月カタカナ用語表記に関するTC協会会員アンケー

ト報告書 ............................................. 45

④2007 年 6 月カタカナ用語表記に関する一般使用者アンケート

報告書 ............................................... 45

⑤外来語(カタカナ)表記ガイドライン第 2版と第 3版との対

比 ................................................... 46

■補足

①ガイドライン策定に至るまでの背景および活動経過 ........ 47

②「規定事項」に関する補足事項 ......................... 48

③今後の課題 ........................................... 48

④カタカナ表記検討ワーキンググループ「外来語(カタカナ)

表記ガイドライン長音符号編」(2004 年 12 月制定)メンバー

一覧 ................................................. 49

⑤カタカナ表記検討ワーキンググループ「外来語(カタカナ)

表記ガイドライン第 2版」(2008 年 3 月制定)メンバー一覧 49

⑥カタカナ表記検討ワーキンググループ「外来語(カタカナ)

表記ガイドライン第 3版」(2015 年 8 月制定)メンバー一覧 49

Page 39: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    39 

■カタカナ表記ガイドラインに対する学識者からの推

薦のことば(コメントおよび所属は 2015 年 7 月当時のものです)

(掲載順は五十音順)

一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 前会長 

東京学芸大学 教育学部 教授 岸 学

カタカナ表記ガイドラインの作成は,2000 年にスタートして以来、15 年間に及ぶ地道で着実な活

動として、TC 協会の諸活動の中でも特筆すべき成果であると思います。カタカナ表記ワーキンググ

ループの努力に敬意を表します。

学術面で、研究分野の発展に不可欠なのが、学術用語の表記(欧文と和文)の統一です。現在は、

国立情報学 研究所より、学術研究データベース・リポジトリとして、オンライン学術用語集が公開

されており、これが論文記載や論文検索に当たっての基準となっています。以前は書籍として文部

科学省から刊行されており、私の専門である心理学編が昭和 61 年に発刊されたときには、真っ先に

購入した記憶があります。

今回の活動は、テクニカルコミュニケーションの活動が社会で広く活用され、さらに、研究面や

学術面での発展を推進するときに、基盤となる成果として位置づけられるといえます。ぜひ、テク

ニカルコミュニケーションの分野を越えて、このガイドラインが活用され、表記のス タンダードと

して広く認知されるよう広報活動を展開していただきたいと思います。

 

 

Page 40: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    40 

東京外国語大学 大学院総合国際学研究院

佐野 洋

テクニカルコミュニケーター協会(TC協会)の活動の中(カタカナ表記検討ワーキンググルー

プ)で作り出された「外来語(カタカナ)表記ガイドライン(第 3 版)」について推奨します。 

TC協会の当該ワーキンググループは、国語審議会の答申に基づいて内閣告示された(平成 3 年

2 月)「外来語の表記」や各メディアが規定する表記ルールも踏まえ、外来語由来の専門用語等の

文字づかいを正確に、そして分かり易く記す目途に向かい、1999 年より活動を続けている。2003

年に第 1 版を、そして 2008 年には第 2 版を開版した。第 3 版では、第 2 版で残された課題だけで

なく、新たな課題にも取り組み、カタカナ表記のガイドラインを子細に示している。 

上記、表記標準の考え方を着実に固めていることに加えて、本版のポイントは、義務教育で使用

されている教科書の実例や、インターネットで公開されているコーパスのデータを参照して、広く

言語運用の実態を参考にしている点にある。ワーキンググループの専門家は、各分野に関連してど

んな表記上の問題点があるかを網羅的に収集し、それを分析したのだろう。漠然とした肯定的な意

味を表わしがちな外来語の表記について、原義をできるだけ正しく示すように、同時に日本語とし

て分かりやすく人々に伝える指針となっている。第 3 版の補足事項にも「本ワーキンググループは、

外来語そのものの表記を利用者の立場でわかりやすくすることを目的にしている」と明記されてい

ることからも窺うことができる。 

情報流通の量が増え続ける現代、情報が拡がる経路も変化している。専門用語であっても説明書

の文書だけで理解されるものでない。専門用語はインターネットを通じた検索キーワードとなり、

そうして関連リンクから製品を提供する企業のサイトが参照される。さらに刻下、ソーシャルネッ

トワークを通じて、製品の利用者が情報発信する記事や解説からも専門用語が参照されるのだ。外

来語由来の専門用語も情報参照の出発点として重要な意味を持つ。第 3 版はこの点に適う。利用者

視点の強化の狙いからも大切な観点だ。 

社会基盤として情報通信網が生活の中に偏在する時代、情報流通の効率化も極めて重要である。

ある程度時間をかけて表記の揺れが定着するまで待つ余裕はない。本書のように適用範囲を明確に

示した上で、外来語由来の専門用語等について規範的な表記の体系化を意識的に実施するべきであ

る。 

ガイドラインによると第 1 版から第 3 版までは、主に英語を言語とする外来語を対象としている。

今後の課題に「英語以外の言語を原語とする外来語の表記」が挙がっている。日本人は工夫の人々

である。版更新にも期待したい。 

 

Page 41: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    41 

信州大学学術研究院教育学系 

准教授 島田英昭 

 

私は、以下の3点から、「カタカナ表記ガイドライン」を推薦します。 

第1に、コミュニケーション効率の向上に役立つからです。言葉はコミュニケーションの道具で

す。道具の統一化は、コミュニケーション効率の向上に つながります。とりわけ、テクニカルコミ

ュニケーションをはじめとした正確さが求められる種のコミュニケーションにおいて、効果が期待

できるので はないかと思います。 

第2に、書き手の作業効率の向上につながるからです。言葉は生き物ですから、さまざまな表記

があり得ます。正解はありません。その中で、暫定的に “正解”を提供することで、書き手が表記

に迷う時間を減らし、作業効率の向上を可能にします。 

第3に、表記をルールの観点から体系化することで、新しい用語に対応できることです。ここに

ある用語リストは、感覚的・直感的な産物ではありませ ん。感覚や直感の背後にある、普遍的なル

ールをできるだけ抽出し、体系化された結果です。こうすることで、今後出現する新しい用語にも

対応できます。また、この試みは、人間がカタカナ表記に対して持つ感覚を解明する手がかりにも

なり、学術的興味を引き出すものでもあります。 

テクニカルコミュニケーター協会、および、カタカナ表記検討ワーキンググループの方々の努力

に感謝いたします。 

   

Page 42: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    42 

国立国語研究所 

教授 野田尚史  

 

「外来語(カタカナ)表記ガイドライン」第3版の制定をお祝いし,これを多くの方に使ってい

ただきたいと考え,推薦いたします。 

外来語の表記については,一般の人でも「メーン」と書けばよいのか「メイン」と書けばよいか

など,迷うことが多いでしょう。辞書を調べても,辞書によって表記が違うことがよくあります。

テクニカルコミュニケーターをはじめ,仕事として文書を書く人たちは,一般の人たち以上に適切

な指針がほしいはずです。このガイドラインは,そのような指針としてとてもよくできているもの

だと思います。 

日本語の表記については,いくつかの内閣告示があります。常用漢字や送り仮名の付け方の内閣

告示は内容が明確で,それに従う限り,あまり迷うことがありません。たとえば常用漢字表の内閣

告示を見れば,「みる」を「見る」と書くのも「診る」と書くのも常用漢字の音訓に従っているが,

「観る」や「看る」と書くのは常用漢字の音訓に従っていないということがはっきりとわかります。

そして,どの辞書にもこのことが書いてあります。 

しかし,「外来語の表記」の内閣告示には,明確でない部分がたくさんあります。たとえば,

「特別な音の書き表し方については,取決めを行わず,自由とすることとした」のように,責任を

放棄したかのような書き方になっているところもあります。外来語は変化が激しいこともあり,簡

単に決めるわけにはいかないということは理解できますが,「これでは役に立たない」と思う人が

多いでしょう。 

そのような状況でこの「外来語(カタカナ)表記ガイドライン」が作られたことは,たいへん意

義深いことです。特に,理屈で表記を決めるのではなく,アンケートなどをもとに一般の人に違和

感がないことを重視して表記を決めていることは高く評価できます。また,第3版ではコーパスの

データも参考にしたようですが,これも時代の流れに合わせたとてもよい判断だと感心しました。 

このようなガイドラインは多くの人に使ってもらうことによって事実上の「標準」になっていき

ます。その意味では,これがネットで簡単に見られるようになっているのはうれしいことです。で

きれば,このガイドラインをもっと大々的に宣伝して,多くの人に広めていっていただきたいと強

く思います。 

このガイドラインはたいへん貴重です。ぜひ多くの方々に使っていただきたいと思うと同時に,

今後は,読点(「、」)の打ち方など日本語表記のさまざまな面についてもガイドラインを作って

いただきたいと期待しています。 

   

Page 43: 制定:2015年8月 発行:2015年9月 一般財団法人テ …¤–来語(カタカナ)表記ガイドライン 第3版 外来語(カタカナ)表記ガイドライン

 

外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    43 

立命館大学文学部 

教授 山本博樹 

 

カタカナ表記ガイドラインの策定に賛同致します。理由は以下の通りです。 

取扱説明書はユーザー・サポートの一つです。たとえて言えば,手すりのようなものです。手すり

は,ユーザーの歩行を支援するわけで,ユーザーを目的地まで歩行させて始めて,役割を遂げます。

この手すりは掴みやすいことを前提とします。これを受給容易性と呼びます。役立つ手すりにする

ためには,掴みやすくしなければなりません。 

これと同じで,取扱説明書も支援機能を果たすためには,まずは受給容易性を高めなければなり

ません。よって,取扱説明書の場合は分かりやすさが大事になるのです。取扱説明書が支援機能を

果たすようにするには,まずは分かりやすくしなければなりません。 

それでは,カタカナ表記のガイドラインを策定すれば,取扱説明書の受給容易性が格段に高まる

かというと,そうならないかも知れません。例えば,「エレベーター」という表記も,「エレベー

タ」という表記も見たことがあります。このカタカナを使って,非常電話のかけ方が書かれていま

した。長音記号「ー」の有無が違うわけですが,この差で分かりやすさに格段の違いが出ることは

考えにくいです。非常電話のかけ方が非常に円滑にならないかも知れません。 

しかしそれであっても,カタカナ表記の揺らぎを解消しようという姿勢が大事です。そこから,

テクニカルライターの皆さんが取扱説明書の受給容易性を少しでも高めていきたいという思いを感

じ取ることが出来るからです。その思いの先に,ユーザーのためになるように取扱説明書を作成し

ているのだという願いが感じられるからです。 

私はこうしたテクニカルライターの皆さんの願いに賛同しております。 

   

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    44 

一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会 

会長 綿井雅康 

 

一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会(TC協会)は、取扱説明書をはじめとするさま

ざまな「使用説明」をわかりやすく表現し、伝達する専門家の団体です。「使用説明」とは、取扱

説明書、サービスマニュアル、ラベル、銘板、パッケージ、Webサイトの情報など、製品やサー

ビスについて利用者に提供される多彩な情報を意味します。 

この「外来語(カタカナ)表記ガイドライン(第3版)」は、表記上の揺れが多い外来語(カタ

カナ)について、表記の統一を図ることを目的として、各種の表記ルールや実例を検討してきた結

果をまとめたものです。業界や製品分類という枠を超えて、我が国における「使用説明」という立

場から表記ルールの標準化が求められていると考えます。標準化ありきということではなく、多種

多様な製品やサービスを使う一般利用者側にとっての「わかりやすさ」を向上させるために不可欠

だと考えます。さらに製作側にとっても、表記ガイドラインを利用すれば、業務効率の向上に資す

るはずです。 

「言葉は生き物」とも言われます。一方で言葉は「社会的・文化的な約束事」として成り立って

います。次々に生まれ変化していく言葉に注意を払いながら、「使用説明」の品質向上に向けて、

表記ガイドラインが活用されることを期待しています。 

   

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    45 

■参考

 

①2001 年 9 月カタカナ用語表記に関するTC協会会員アンケート報告書 

(『第 1 回カタカナ用語表記に関するアンケート報告書』(2001 年 9 月発

行)を参照)  

②2003 年 10 月カタカナ用語表記に関する一般使用者アンケート報告書 

(『第 2 回カタカナ用語表記に関するアンケート報告書』』(2003 年 10 月

発行)を参照)  

③2006 年 7 月カタカナ用語表記に関するTC協会会員アンケート報告書 

(『「カタカナ用語不統一に関するアンケート」調査結果』(2006 年 7 月

発行)を参照)  

④2007 年 6 月カタカナ用語表記に関する一般使用者アンケート報告書 

(『「カタカナ表記に関する調査」集計結果』(2007 年 6 月発行)を参照) 

   

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    46 

⑤外来語(カタカナ)表記ガイドライン第 2 版と第 3 版との対比 

第 2 版の規定  第 3 版の規定  変更点 

(1)長音の表記   

(1)カタカナでの長音表記規定 (1-1)英語の語尾の‐er、‐or、‐

ar、*y にあたるものは、原則として長音

とし長音符号「ー」を用いて書き表す。 

 

(4)「ai」「a+子音字+e」「o」など、

発音記号が"ei"、"ou"などのアクセ

ントのある二重母音になる表記には長音

を用い「ー」を充てる。

(1-2)「ai」「a+子音字+e」「o」な

ど、発音記号が"ei"、"ou"などのアクセン

トのある二重母音になる表記には長音符

号「ー」を充てる。 

 

(1-3)英語の語尾の‐re にあたるも

のは、原則として長音符号「ー」を付け

ない。 

新規 

(1-4)複合語になっても、「長音符

号を付ける/付けない」の規定に変化は

無い。 

新規 

(2)アイウエオの大小   

(7)原語「ware」は「ウェア」をあて

(2-1)「ウイ/ウィ」「ウエ/ウ

ェ」「ウオ/ウォ」は「ウイ」「ウエ」

「ウオ」を充てる。ただし、原語が「‐

ware」の場合は「ウェア」を充てる。 

規定拡張 

(2-2)「クア/クァ」「クイ/ク

ィ」「クエ/クェ」「クオ/クォ」は、

「クア」「クイ」「クエ」「クオ」を充

てる。 

新規 

(2-3)「フア/ファ」「フイ/フ

ィ」「フエ/フェ」は、「ファ」「フ

ィ」「フェ」を充てる。 

新規 

(5)「fo」「pho」の表記は「フォ」を

あてる。

(2-4)「fo」「pho」の表記は「フ

ォ」を充てる。 

 

(2)原語の「V」音には「ヴァ」「ヴ

ィ」「ヴ」「ヴェ」「ヴォ」ではなく、

「バ」「ビ」「ブ」「ベ」「ボ」を充て

(3)原語の「V」音には「バ」「ビ」

「ブ」「ベ」「ボ」を充てる。 

 

(4)原語が「ti」、「di」および「de」

の場合の表記 

 

(3)「ti」「di」の表記は、「ティ」

「ディ」を充てる

(4-1)原語表記の「ti」には「チ」を充

てる。ただし、原語が「tion」の場合は

「ション」を充てる。 

規定変更 

(3)「ti」「di」の表記は、「ティ」

「ディ」を充てる

(4-2)原語表記の「di」には「ディ」

を充てる。 

 

(4-3)原語の「de」には「デ」を充て

る。 

新規 

(6)「ia」の表記で発音が//の場合

は「(イ)ア」をあてる。

(5)表記が「ia」で発音が//の場合は

「(イ)ア」を充てる。 

 

(6)語頭の「re」「pre」の表記は、

「リ」「プリ」を充てる。 

新規 

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    47 

■補足

①ガイドライン策定に至るまでの背景および活動経過

1999.8  TCシンポジウムでの問題提起 

2001.5  有志による「カタカナ表記検討WG」発足 

2001.6~7  外来語(カタカナ)表記に関する実態調査実施(延べ 46 社) 

調査結果に基づき、ガイドライン案(ver.1.0)作成 

各社における運用を想定し、「長音」表記に絞ったガイドライン案(ver.1.1) を作

成 

2003.9  TC協会理事会において趣旨説明 

2003.9~10   上記ガイドライン案についてのユーザビリティー評価実施(アンケート調査)を実

施 

2003.10  テスト結果をもとにガイドライン案(ver.1.2)を作成 

TC協会会員に趣意書(評価結果添付)を配布 

2003.11~12   趣意書への意見収集および分析、修正 

2004.2  関連する工業会、団体への配布、説明 

2004.3  経済産業省JIS改訂委員会担当者と意見交換 

2004.4  日本新聞協会 新聞用語集担当者と意見交換 

2004.5  経済産業省  JIS担当部署と意見交換 

2004.6  財団法人  日本消費者協会担当者と意見交換 

2004.7  社団法人  日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会  担当者と意見

交換 

趣意書とガイドラインを一本化し、ガイドライン案(ver.2.0)を作成 

2004.8/10  TCシンポジウムの協会発表として啓蒙を図る 

2004.12  ガイドラインを制定し、TC協会ホームページより展開 

2006.4  現場でばらつき頻度が高い表記を検討 

2006.7  制作者側(情報の発信者)の調査を実施 

2006.12  ユーザー側(情報の受け手)の調査を実施 

650 人に外来語(カタカナ)表記に関する実態調査実施した 

2007.8/10  TCシンポジウムの協会発表として啓蒙を図る 

2008.3  ガイドライン第 2 版制定 

2013.4  第 3 版に向けた「カタカナ表記検討WG」発足 

2013.10  TCシンポジウム【京都開催】において、協会発表として検討状況の中間報告を実

施 

2014.8  TCシンポジウム【東京開催】において、協会発表として検討状況の中間報告を実

施 

 

 

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    48 

②「規定事項」に関する補足事項

『JIS Z 8301 規格票の様式及び作成方法』と当ガイドラインの棲み分けについて

まず、『JIS Z 8301 規格票の様式及び作成方法』(以降 JIS Z 8301)は、序文の「適用範囲」

にある通り、あくまでも「日本工業規格(以下、規格と言う。)の構成及び表現形式」自体を規定

するものであり、当ガイドラインが対象とする製品自体やそのマニュアル、カタログ、パッケージ

の表記について規定するものではない。また、JIS Z 8301 の「7.2.3 用語および外来語の表記」、

「b 外来語の表記」には、「主として"外来語の表記" H3.6.28、 内閣告示第 2 号」によるとある。

また、解説付表の説明では、「長音符号"ー"を付けるか、付けないか、(中略)問題が多く統一は

困難なので、それが属する専門分野の学術用語の表記に従っているのが現状である」、「学術用語

においては、(中略)長音符号"ー"を付けるか、付けないか、について厳格に一定にすることは困

難であると認め、各用語集の表記を、それぞれ専門分野の標準とするが、長音符号 "ー"を用いても

略しても誤りでないことにしている」と解説している。つまり、JIS Z 8301 は、「原則は"外来語の

表記" H3.6.28、 内閣告示第 2 号。ただし、長音符号"ー"の付ける付けないに付いては規定しない」

旨を発していると判断できる。そのため、当ガイドラインが JIS Z 8301 に抵触することはない。

国立国語研究所「外来語言い換え提案」との棲み分けについて

2003 年 4 月に国立国語研究所「外来語」委員会より発表された「外来語言い換え提案」とは以下

の点において趣旨が異なるため、特に整合はとらない。また、整合をしないことによる問題は発生

しないと考える。

・ 「外来語」委員会の趣旨は、「わかりにくい「外来語」について言葉遣いを工夫し提案する

ことを目的としています」としており、外来語の日本語による言い換えを目的としている。

・ 本ワーキンググループは、外来語そのものの表記を利用者の立場でわかりやすくすること

を目的にしている。

③今後の課題

カタカナ表記には長音表記の他にも、検討すべき課題が残っている。 今後は以下の課題について

も引き続きガイドライン策定のための調査を続ける。

・ 英語以外の言語を原語とする外来語の表記

・ カタカナ語が連続する場合の区切り

・ 他にも、WG宛てに意見をいただいており、順次検討していきたい

   

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外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第 3 版    49 

④カタカナ表記検討ワーキンググループ

「外来語(カタカナ)表記ガイドライン長音符号編」(2004 年 12 月制定)メンバー

一覧

リーダー:  長崎正道(株式会社リコー) 

メンバー:  大和田潤治(キヤノン株式会社) 

    大月伸一郎(キヤノン株式会社) 

    川井正幸(富士ゼロックス株式会社) 

    小見山正(マイクロソフト プロダクト ディベロップメント リミテッド) 

    小山茂(松下電器産業株式会社) 

    田中祥子(テクニカルライター) 

 

オブザーバー:  岡本郁子(日本アイ・ビー・エム株式会社) 

事務局  早川誠二(株式会社リコー) 

 

⑤カタカナ表記検討ワーキンググループ

「外来語(カタカナ)表記ガイドライン第 2 版」(2008 年 3 月制定)メンバー一覧リーダー:  川井正幸(富士ゼロックス株式会社) 

メンバー:  大和田潤治(キヤノン株式会社) 

    大月伸一郎(キヤノン株式会社)     奥野文子(マイクロソフト プロダクト ディベロップメント リミテッド) 

    貝島良太(有限会社アトリエ・ワン) 

    梶山恵也(アライドテレシス株式会社)  

    小山茂(松下電器産業株式会社) 

    中島晃一(マイクロソフト プロダクト ディベロップメント リミテッド) 

    長崎正道(株式会社リコー) 

    原田務(東芝ドキュメンツ)  

    山田葉月(ピーシーデザイン) 

 

事務局  早川誠二(株式会社リコー) 

 

⑥カタカナ表記検討ワーキンググループ

「外来語(カタカナ)表記ガイドライン第 3 版」(2015 年 8 月制定)メンバー一覧リーダー:  細田達幸(パナソニック株式会社) 

メンバー:  貝島良太(有限会社アトリエ・ワン) 

    久保史子(株式会社リコー) 

    田中千鶴香(一般社団法人 日本翻訳連盟) 

    松本和久(株式会社石田大成社) 

 

事務局  山崎敏正(一般財団法人 テクニカルコミュニケーター協会) 

 

(掲載順は五十音順)