2016年11月1日号 no...2016年11月1日号 no.298 成田空港の運用状況(2016年9月)...

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2016 年 11 月 1 日号 No.298 成田空港の運用状況 (2016 年 9 月 ) 航空機発着回数 航空旅客数 国際航空貨物量 前年同月比 +4% (886 回増、一昨年同月比 +7% )18 カ月 連続で前年同月を上回り、9月として過去最高となりました。 国際線発着回数は、前年同月比 +6%の 16,297 回となり 9 月として過去最高となりました。 前年同月比 +4% (125,273 人増、一昨年同月比 +12% )18 カ月連続で前年同月を上回り、9 月として過去最高となりま した。 前年同月比 +9% (14,643 トン増、一昨年同月比 +6% ) となり、6 カ月連続で前年同月を上回りました。仮陸揚 貨物量は、前年同月比 +15%の 68,984 トンとなり、9 月 として過去最高となりました。 外国人旅客数は、前年同月比 +14%の 1,076,403 人で、 44 カ月連続で前年同月を上回り、9 月として過去最高と なりました。 前年同月比(%) 前年同月比(%) 日平均 航空機発着回数(回) 21,035 21,455 103 20,689 104 690 16,521 16,816 105 16,297 106 543 便 14,329 14,636 106 14,101 106 470 便 2,043 1,980 101 2,016 103 67 149 200 100 180 108 6 4,514 4,639 97 4,392 99 146 便 4,383 4,485 96 4,227 98 141 便 95 101 123 97 120 3 36 53 136 68 148 2 航 空 旅 客 数(人) 3,494,540 3,718,078 102 3,344,862 104 111,495 2,860,608 3,033,973 104 2,734,578 105 91,153 1,093,593 1,462,836 105 1,296,219 99 43,207 1,304,305 1,178,237 105 1,076,403 114 35,880 462,710 392,900 94 361,956 107 12,065 633,932 684,105 97 610,284 98 20,343 国際航空貨物量(t) 179,633 172,502 104 182,650 109 6,088 85,190 81,521 106 86,834 112 2,894 49,142 45,615 101 51,613 109 1,720 36,048 35,906 114 35,221 117 1,174 94,443 90,981 102 95,816 106 3,194 59,024 56,456 98 62,053 102 2,068 35,419 34,525 110 33,763 114 1,125 量 (kl) 392,481 397,084 99 379,088 100 12,636 (注)1.8月、9月は速報値。 2.国際航空貨物量は東京税関の資料による。 羽田空港の運用状況 前年同月比(%) 日平均 国 際 線(人) 1,299,106 1,356,694 116 43,764 115.76 日本人 712,960 821,764 111 26,509 外国人 586,146 534,930 124 17,256 国際航空貨物量(t) 36,231 35,531 130 1,146 16,552 16,009 123 516 19,679 19,522 135 630 ・国際旅客数は法務省、国際航空貨物量は東京税関の資料による。 7月 8月 9月 8月 7月

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Page 1: 2016年11月1日号 No...2016年11月1日号 No.298 成田空港の運用状況(2016年9月) 航空機発着回数 航空旅客数 国際航空貨物量 前年同月比+4%(886回増、一昨年同月比+7%)18カ月

2016 年 11 月 1 日号 No.298成田空港の運用状況 (2016 年 9 月 )

航空機発着回数

航空旅客数国際航空貨物量

 前年同月比 +4% (886 回増、一昨年同月比 +7% )18 カ月

連続で前年同月を上回り、9月として過去最高となりました。

 国際線発着回数は、前年同月比 +6%の 16,297 回となり 9

月として過去最高となりました。

 前年同月比 +4% (125,273 人増、一昨年同月比 +12% )18

カ月連続で前年同月を上回り、9 月として過去最高となりま

した。

 前年同月比 +9% (14,643 トン増、一昨年同月比 +6% )

となり、6 カ月連続で前年同月を上回りました。仮陸揚

貨物量は、前年同月比 +15%の 68,984 トンとなり、9 月

として過去最高となりました。

 外国人旅客数は、前年同月比 +14%の 1,076,403 人で、

44 カ月連続で前年同月を上回り、9 月として過去最高と

なりました。

前年同月比(%) 前年同月比(%) 日平均

航空機発着回数(回) 21,035 21,455 103 20,689 104 690 国 際 線 16,521 16,816 105 16,297 106 543    旅 客 便 14,329 14,636 106 14,101 106 470    貨 物 便 2,043 1,980 101 2,016 103 67    そ の 他 149 200 100 180 108 6 国 内 線 4,514 4,639 97 4,392 99 146

    旅 客 便 4,383 4,485 96 4,227 98 141    貨 物 便 95 101 123 97 120 3    そ の 他 36 53 136 68 148 2

航 空 旅 客 数(人) 3,494,540 3,718,078 102 3,344,862 104 111,495

国 際 線 2,860,608 3,033,973 104 2,734,578 105 91,153    日 本 人 1,093,593 1,462,836 105 1,296,219 99 43,207    外 国 人 1,304,305 1,178,237 105 1,076,403 114 35,880    通 過 客 462,710 392,900 94 361,956 107 12,065 国 内 線 633,932 684,105 97 610,284 98 20,343

国際航空貨物量(t) 179,633 172,502 104 182,650 109 6,088 積 込 85,190 81,521 106 86,834 112 2,894 輸 出 49,142 45,615 101 51,613 109 1,720 仮 陸 揚 36,048 35,906 114 35,221 117 1,174 取 卸 94,443 90,981 102 95,816 106 3,194 輸 入 59,024 56,456 98 62,053 102 2,068 仮 陸 揚 35,419 34,525 110 33,763 114 1,125 給 油 量 (kl) 392,481 397,084 99 379,088 100 12,636

(注)1.8月、9月は速報値。  2.国際航空貨物量は東京税関の資料による。

羽田空港の運用状況

前年同月比(%) 日平均

 国 際 線(人) 1,299,106 1,356,694 116 43,764 115.76     日 本 人 712,960 821,764 111 26,509    外 国 人 586,146 534,930 124 17,256 国際航空貨物量(t) 36,231 35,531 130 1,146    積 込 16,552 16,009 123 516    取 卸 19,679 19,522 135 630・国際旅客数は法務省、国際航空貨物量は東京税関の資料による。

区   分 7月 8月

9月8月7月 区   分 

Page 2: 2016年11月1日号 No...2016年11月1日号 No.298 成田空港の運用状況(2016年9月) 航空機発着回数 航空旅客数 国際航空貨物量 前年同月比+4%(886回増、一昨年同月比+7%)18カ月

2

空港運営

2016 年 冬ダイヤスタート

 成田空港の2016 年冬ダイヤ(2016 年10月30日~

2017年 3月25日)がスタートし、定期航空会社別ダ

イヤが発表されました。

 11月6日~19日までの14日間をベースに算出し

た総発着回数は、4,610 回(2016 年夏に対し+96回、

2015 年冬に対し+244 回)となり開港以来最高を記

録しました。国際線は、旺盛な訪日旅客需要を背景

に、新規就航やアジア方面を中心とした新規路線開

設、増便が相次ぎ、国内線においても新規路線開設

や増便により、国際線・国内線ともに開港以来最高

値を更新しました。 

2016年冬ダイヤ 定期航空会社別スケジュール発着回数

(1)国際線(旅客便・貨物便)

2016夏①

2016冬②

ACI エア・カレドニア・インターナショナル 10 10 0

AFL アエロフロート・ロシア航空 14 14 0

AFR エールフランス航空 14 14 0

AMX アエロメヒコ航空 8 10 2

AZA アリタリア-イタリア航空 28 24 -4

CSC 四川航空 8 8 0

CSN 中国南方航空 36 36 0

CXA 厦門航空 8 8 0

DAL デルタ航空 244 172 -72

GIA ガルーダ・インドネシア航空 14 14 0

HAL◎ ハワイアン航空 14 14

HVN ベトナム航空 48 48 0

JNA◎ ジンエアー 28 28

KAL 大韓航空 102 104 2

KLM KLMオランダ航空 14 14 0

SHU◎ オーロラ航空 2 2

548 520 -28

AAR アシアナ航空 56 56 0

ABL エアプサン 14 28 14

ACA エア・カナダ 22 20 -2

AJX エアージャパン 14 14 0

ANA 全日本空輸 532 540 8

ANZ ニュージーランド航空 18 14 -4

AUA◆ オーストリア航空 10 0 -10

BER エアベルリン★

CCA 中国国際航空 72 72 0

CDG 山東航空★

CSZ 深圳航空 14 14 0

DLH ルフトハンザドイツ航空 6 6 0

ETD エティハド航空 14 14 0

ETH エチオピア航空 6 6 0

EVA エバー航空 42 42 0

JAI ジェットエアウェイズ★

LOT LOTポーランド航空 6 6 0

MGL MIATモンゴル航空 6 6 0

MSR エジプト航空★

NLY ニキ航空★

SAA 南アフリカ航空★

SAS スカンジナビア航空 14 12 -2

SIA シンガポール航空 42 42 0

SWR スイスインターナショナルエアラインズ 14 14 0

THA タイ国際航空 42 42 0

THY ターキッシュ エアラインズ 14 14 0

UAL ユナイテッド航空 182 168 -14

UZB◆ ウズベキスタン国営航空 4 0 -4

VAU ヴァージン・オーストラリア★

1,144 1,130 -14

1,692 1,650 -42

週間発着回数

航空会社名

(単位:回)

小計(16社)

小計(27社)

1ビル合計(43社)

略号区分

第1PTB北ウイング

旅客便

第1PTB南ウイング

②-①

(単位:回)

2016夏①

2016冬②

AAL アメリカン航空 52 56 4

AIC エア インディア 8 8 0

ALK スリランカ航空 8 8 0

AMU マカオ航空 14 14 0

ANG ニューギニア航空 2 4 2

BAW ブリティッシュ・エアウェイズ 14 14 0

BKP バンコク・エアウェイズ★

CAL チャイナエアライン 80 66 -14

CEB セブパシフィック航空 22 22 0

CES 中国東方航空 48 48 0

CHH 海南航空 6 6 0

CPA キャセイパシフィック航空 70 68 -2

CRK◎ 香港航空 28 28

ESR イースター航空 28 28 0

FFM◎ ファイアーフライ★

FIN フィンランド航空 14 14 0

HKE 香港エクスプレス 28 42 14

IBE◎ イベリア航空 6 6

JAA▲ ジェットアジア・エアウェイズ 0 0 0

JAL 日本航空 540 552 12

LAN ラン航空★

MAS マレーシア航空 24 24 0

PAL フィリピン航空 56 54 -2

PIA パキスタン国際航空 4 4 0

QFA カンタス航空 14 14 0

QTR カタール航空 14 14 0

SBI S7航空 10 10 0

SCO スクート 14 28 14

TAM TAM航空★

TAX タイ・エアアジアX 28 28 0

THT エア タヒチ ヌイ 4 4 0

TNA トランスアジア航空 28 28 0

TTW タイガーエア台湾 36 34 -2

TWB ティーウェイ航空 14 28 14

UAE エミレーツ航空 14 14 0

2ビル合計(34社) 1,194 1,268 74

JJA チェジュ航空 28 42 14

JJP ジェットスター・ジャパン 40 42 2

JST ジェットスター航空 30 34 4

SJO Spring Japan 14 14 0

VNL バニラエア 98 98 0

210 230 20

旅客便計(82社) 3,096 3,148 52

AAR アシアナ航空 6 6 0

ABW※ エアブリッジカーゴ 8 8 0

AHK※ エアホンコン 12 12 0

AIH※◆ エアインチョン 6 0 -6

AJX エアージャパン 14 14 0

ANA 全日本空輸 93 83 -10

CAL チャイナエアライン 10 10 0

CAO※ 中国国際貨運航空 6 6 0

CPA キャセイパシフィック航空 12 12 0

FDX※ フェデラルエクスプレス 84 86 2

GEC※ ルフトハンザカーゴ 12 12 0

ICV※ カーゴルックスイタリア 2 2 0

KAL 大韓航空 12 12 0

MAS◆ マレーシア航空 4 0 -4

NCA※ 日本貨物航空 106 124 18

PAC※ ポーラーエアカーゴ  42 44 2

UPS※ ユナイテッドパーセルサービス 46 46 0

475 477 2

3,571 3,625 54

510 518 8

・略号の欄で「◎」マークは、2016年夏ダイヤ当初と比較して増となった航空会社。

・略号の欄で「◆」マークは、2016年夏ダイヤ当初と比較して減となった航空会社。

・略号の欄で「▲」マークは、2016年夏ダイヤ、2016年冬ダイヤと2期連続で運航がなかった航空会社。

・航空会社の欄で「★」マークは、 コードシェアのみ。

第3PTB

3ビル合計(5社)

旅客便

日平均

貨物便計(15社 ※うち貨物専用9社)

貨物便

国際線計(91社)

第2PTB

区分

週間発着回数

②-①航空会社名略号

Page 3: 2016年11月1日号 No...2016年11月1日号 No.298 成田空港の運用状況(2016年9月) 航空機発着回数 航空旅客数 国際航空貨物量 前年同月比+4%(886回増、一昨年同月比+7%)18カ月

33

空港運営

2016 年度 上半期運用状況

【航空機発着回数】

前年同期比 +4%(5,221 回増)、総発着回数

123,026回となり、5期連続で最高値を更新しました。

これは、2016 年夏ダイヤ期間中における新規就航、

新規路線開設や増便等により国際線が好調だったた

めです。国際線旅客便発着回数は、オーロラ航空、

香港航空、ジンエアー、ハワイアン航空の新規就航

に加え、韓国、台湾、香港等のアジア方面を中心と

した新規路線開設や増便が相次いだことにより前年

同期比+7%(5,702 回増)の83,962 回となり、2期

連続で最高値を更新しています。

【航空旅客数】

 前年同期比+3%(622,350人増)の19,933,522人

となり、2期連続で最高値を更新しています。国際

線外国人旅客数は、引き続き旺盛な訪日需要がある

韓国、台湾、香港等のアジア方面を中心に旅客が

増加したため、前年同期比+9%(586,933人増)の

7,135,154人となり、3期連続で最高値を更新しまし

た。国内線旅客数は、那覇線が好調だったことに加

え、春秋航空日本(SJO)の札幌線/関西線新規開

設などにより、前年同期比+0.4%(15,751人増)の

3,565,915人となり開港以来最高値を更新、LCC 就航

前の2011年810,642人と比較し約4.4倍になりました。

【国際航空貨物量】  

 前年同期比+5%(48,107トン増)、一昨年同期比

+3%(27,891トン増)の1,046,331トンとなりました。

仮陸揚貨物量は、前年同期比+13%(47,794トン増)

の409,073トンとなり、2年ぶりに最高値を更新しました。

 定期乗り入れ航空会社数は、国際線・国内線合わ

せて93社となり過去最高となりました。

 就航都市数は、海外が107都市 110路線(37カ国3

地域)、国内が17都市 18路線、合計124 都市 128路

線となりました。

 冬ダイヤ期間中においても新規路線開設が予定され

ており、ANAは、2017年 2月に成田-メキシコシティ線

の開設を発表しています。

 デルタ航空は、成田-グアム線、ニューヨーク線、

ロサンゼルス線、ミネアポリス線、バンコク線及び関

空線(国際線乗り継ぎ)の週74便が運休、成田-ホ

ノルル線が週2便の増便となり合わせて72便の減便と

なりました。

 成田空港の2016年度上半期の運用状況がまとま

りました。

(2)国内線(旅客便・貨物便)

2016夏①

2016冬②

ANA 全日本空輸 168 168 0

APJ* ピーチ・アビエーション 98 98 0

IBX* IBEXエアラインズ 28 28 0

JAL 日本航空 84 84 0

JJP ジェットスター・ジャパン 378 390 12

SJO Spring Japan 48 76 28

VNL バニラエア 116 122 6

920 966 46

ANA 全日本空輸 23 19 -4

23 19 -4

943 985 42

135 141 6

・略号の欄で「*」マークは、国内線のみ就航航空会社。

航空会社名

旅客便計 (7社 *うち国内線のみ就航2社)

貨物便計(1社)

日平均

週間発着回数

国内線計(7社 *うち国内線のみ就航2社)

区分 略号

旅客便

便

(単位:回)

②-①

(3)総  計

2016夏①

2016冬②

4,514 4,610 96

645 659 14

②-①

週間発着回数

日平均

国際・国内線計

区  分

(単位:回)

(4)2015年冬ダイヤ及び2016年夏ダイヤとの比較     (単位:回)

2015冬①

2016夏②

2016冬③

計 2,950 3,096 3,148 52 198

日平均 421 442 450 8 29

計 499 475 477 2 -22

日平均 71 68 68 0 -3

計 3,449 3,571 3,625 54 176

日平均 493 510 518 8 25

計 917 943 985 42 68

日平均 131 135 141 6 10

計 4,366 4,514 4,610 96 244

日平均 624 645 659 14 35

週間発着回数

国内線

総  計

③-② ③-①

貨物便国際線

旅客便

合 計

区  分

2016年度 上半期運用状況

 区   分 

航空機発着回数(回) 123,026 117,805 115,934 104

国際線 97,046 91,102 89,732 107

    旅客便 83,962 78,260 76,814 107

    貨物便 11,893 11,852 12,039 100

    その他 1,191 990 879 120

国内線 25,980 26,703 26,202 97

    旅客便 25,143 25,874 25,178 97

    貨物便 545 516 449 106

    その他 292 313 575 93

航空旅客数(人) 19,933,522 19,311,172 17,925,612 103

国際線 16,367,607 15,761,008 14,865,910 104

    日本人 6,701,069 6,645,415 6,948,594 101

    外国人 7,135,154 6,548,221 5,167,714 109

    通過客 2,531,384 2,567,372 2,749,602 99

国内線 3,565,915 3,550,164 3,059,702 100

国際航空貨物量(t) 1,046,331 998,224 1,018,440 105

積込 499,214 467,422 476,926 107

輸出 292,052 287,363 295,536 102

仮陸揚 207,162 180,059 181,390 115

取卸 547,117 530,802 541,514 103

輸入 345,206 349,582 360,868 99

仮陸揚 201,911 181,220 180,616 111

給油量(kl) 2,313,406 2,296,274 2,353,908 101

(注)1.航空機発着回数は回転翼機を除く。  

2.国内線旅客数は回転翼機によるものを除く。

3.国際航空貨物量は東京税関の資料による。

2015年度上半期

前年同期比

(%)

2014年度上半期

2016年度上半期

(速報値)

Page 4: 2016年11月1日号 No...2016年11月1日号 No.298 成田空港の運用状況(2016年9月) 航空機発着回数 航空旅客数 国際航空貨物量 前年同月比+4%(886回増、一昨年同月比+7%)18カ月

4

成田空港公式 WEBサイトより

 NAA は、第 2PTB 到着階の団体バス乗り場につい

て、第 1 レーン南側 2 台分と第 2 レーン北側 3 台

分を第 2 レーン北側に集約、新たに 22-A、22-B、

23-A、23-B 乗り場を 10 月 25 日供用し、従来のバ

ス乗り場を閉鎖しました。

 また、ホテルバス用バスプール 6 台分が同バス

停脇に新たに設けられました。

第 1PTB 出国審査後のエリアにNAA 直営ラウンジ オープン

空港運営

第 2PTB カーブサイド整備

 第2駐車場ビル南棟の1階及び 2階の一部フロ

アを閉鎖し、床面補修工事が行われています。閉

鎖は、12月15日(木)までの予定。工事中は、エ

レベーターは1階が通過階となります。車両の階層

移動は、地下1階から3階間のスロープの通行が

できません。南棟 3階~ 5階は出発階から入庫。

出庫は北棟を経由して1階へ下ります。

 詳しい入退場ルートについては、NAAホームペー

ジをご覧ください。 

 10月15日、第 1PTB 中央ビル新館 3 階制限エ

リア 26 番ゲート脇に、NAA 直営ラウンジ「Narita

TraveLounge(ナリタ トラベラウンジ)」がオープンしま

した。どなたでも出発まで利用できる有料ラウンジで、

座席数は 91席、面積は300㎡です。シンプルな内装

に洗練されたインテリアが配置され、窓からは航空機

の離着陸風景が望めます。

 サービス内容は、コーヒーなど各種飲み物、新聞

や雑誌、無料 Wi-Fiの提供などで、追加料金にて食

第 2 駐車場ビル南棟 1・2 階床面補修工事

第 2PTB ~第 3PTB 連絡バスルートとバス停位置変更

 NAAは、10月25日より第2PTBから第 3PTBへの連

絡バスのルートについて、構内道路を一部改良、第

2PTB 本館北側にバス停を新設することで、空港東通

りを経由しないルートになり、走行距離が約2.5km か

ら約 0.9km に、所要時間も約11分から約4分へ短縮

されました。また、ピーク時間帯の運行間隔も5~8

分から3~5分と短縮されました。

 これと同時に、バス乗降位置が第2レーン 24 番か

ら第1レーン1番に変わりました。

NAAプレスリリースより

新設された1番バス停(左)、バス乗り場が追加されたトラック調の動線(右)

団体バス乗り場変更

事類やアルコール類も

提供しています。

 営業時間は 6 時 30

分から21時 30 分、利

用料金は大人(12歳以

上)が1,200円、小人(6

~12 歳未満)が 600

円です。

 第1PTB中央ビル4階エアポートモールの中央に、

日本食の専門店 6店舗を集めた「NARITA Dining

Terrace(ナリタ ダイニングテラス)」が11月17日(木)

オープンします。

 店舗は、らーめん、そば、和定食、とんかつ、寿司、

肉料理など種類豊富な有名店や人気店を集め、日

本人のお客様はもとより外国人のお客様にも「日本

食」を旅の目的のひとつとして楽しんでいただける

よう充実が図られています。共用部は、床、壁、天

井、照明などをリニューアルし、明るく開放感のあ

るスペースに生まれ変わります。

 営業時間は、各店舗とも8時~20時(ラストオー

ダー)です。

第 1PTB 4 階に日本食が楽しめる「NARITA Dining Terrace」 オープン

NAAプレスリリースより

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5

京成線 ダイヤ改正

航空会社 ・ アクセス

 京成電鉄は、11 月 19 日(土)にダイヤを改正

します。

 今回の改正は、朝の時間帯にスカイライナー 1

本が増発され、これにより京成上野発スカイライ

ナーは、5 時 58 分から 8 時 50 分まで、ほぼ 20

分間隔運行となります。

 また、アクセス特急は、上下 1本が増発となり、

下りは京成上野発 5 時 18 分(成田空港着 6 時 14

分)、上りは成田空港発 19 時 16 分となります。

 WILLER EXPRESS 北信越、京成バス及び千葉交

通は、10 月 31 日から「成田シャトル」の運行

を開始しました。「成田シャトル」は大崎駅西

口バスターミナル~成田空港~芝山町を結ぶ低

価格高速バスで、1日 43 便を運行します。

 運賃は、片道大人 1,200 円、小人 600 円。ピー

ク時には最短 30 分間隔の運行となります。

春秋航空日本成田-関西線を週末増便 春秋航空日本(SJO)は、11 月 4 日(金)か

ら 12 月 25 日(日)の金・土・日曜日、成田-

関西線を 1日 1便から 2便に増便します。

同路線は、今年の9月28日に就航した路線で、

SJO にとっては広島、佐賀、新千歳に次ぐ 4 路

線目の国内線です。なお、12 月 9 日(金)は

機材繰りのため運休します。

フィンランド航空成田-ヘルシンキ線 増便 フィンランド航空(FIN)は、2017年 6月5日(月)

から成田-ヘルシンキ線を1日1便から週11便に

することを発表しました。増便されるのは成田発月・

火・木・土曜日とヘルシンキ発月・水・金・日曜日

です。

 使用機材は A350‐900 型機で、座席数は 297席

(ビジネスクラス46席、エコノミーコンフォート43席、

エコノミークラス208席)です。

 エア タヒチ ヌイ(THT)の成田-タヒチ線は、2017

年1月17日(火)から、現在の月、土曜日に水曜日

を加えた週3便で3月29日(水)まで運航します。

エア タヒチ ヌイ成田-タヒチ線 増便

成田空港~大崎駅結ぶ「成田シャトル」              運行開始

NAAプレスリリースより

運航スケジュール(2017年1月17日~3月29日)

便名 運航時刻 運航日

17:40 - 09:50 月・土

19:00 - 11:10 水

便名 運航時刻 運航日

TN78 07:00 - 14:05 火・金・日

成田→タヒチ

タヒチ→成田

TN77

運航スケジュール(2016年11月4日~12月25日)

便名 運航時刻 運航日

IJ651 11:55 - 13:35 毎日

IJ655※ 17:30 - 19:10 金・土・日

便名 運航時刻 運航日

IJ652 14:35 - 16:00 毎日

IJ656※ 19:50 - 21:15 金・土・日

※は増便

成田→関西

関西→成田

スカイライナー時刻表

5 58

6 20 40

7 00 20 40

8 00 25(26) 50

9 20

( )内の時刻は土曜・休日ダイヤ

ダイヤ改正後

増発列車

20分の等間隔運行

25分の等間隔運行

運航スケジュール(2017年6月5日~10月27日)

便名 運航時刻 運航日

AY072※ 09:50 - 13:50 月・火・木・土

AY074■ 11:55 - 15:20 毎日

便名 運航時刻 運航日

AY071※ 16:45 - 08:05 月・水・金・日

AY073■ 17:20 - 10:00 毎日

※は増便

■は2016冬ダイ ヤ、機材はA330又はA340

ヘルシンキ→成田

成田→ヘルシンキ

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6

企業活動 ・ 航空行政

JAL、ブリティッシュ・エアウェイズ など 4 社で欧州線共同事業開始

 JAL、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW)、フィ

ンランド航空(FIN)及びイベリア航空(IBE)は、10

月18日より日本-欧州路線において共同事業を開

始しました。

 日本とロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシ

ンキ、マドリードの直行便に加え、ロンドンから

欧州域内約 80地点、ヘルシンキから欧州域内約

60地点、マドリードから欧州域内約 80地点、日

本国内約40地点が対象路線となりました。

 NAAは、10月6日に「第2回成田国際空港貨物

地区フォークリフト& パレットビルディング競技会」

を開催しました。6 社 10チームが参加し、パレッ

トビルディング(貨物積みつけ作業 )とフォークリ

フト基本操作の2種目で技術を競い合いました。

 総合部門優勝は、JALカーゴサービスAチーム、

準優勝は、国際空港

上屋 Aチーム、3 位

は JALカーゴサービ

スBチームでした。

 また、パレット

ビルディング部門、

フォークリフト基本操

作部門の優勝は、い

ずれもJALカーゴサー

ビスAチームが果た

しました。

日本初のパスポート発券から 150 年外務省と JAL が記念イベント開催

 外務省は、10月17日に第2PTB3階スカイリウム

にてパスポート150周年記念イベントを行いました。

 会場には、現存する日本最古のパスポートのレプ

リカと、次期パスポートの基本デザインが展示され、

パスポートの歴史について紹介が行われました。

 また、日本最古のパスポートがパリへ向かう曲

芸団に発券されたことから、同日の成田発パリ行き

JAL415 便搭乗者に記念品が配布されました。

 国交省は、サムスン電子社製電子端末新型スマー

トフォン(ギャラクシーノート7)の海外での発火事

案を受けて10月15日から航空機内持ち込みを禁止

しました。これを受け、翌日より本邦航空会社は、

機内持ち込み並びに受託手荷物としての預かりを禁

止しました。

 同製品は、9月9日より受託手荷物としての預け

入れを禁止、機内への持ち込みは制限とされてい

ましたが、今回の措置により電源を切り、バッテリー

を外しても機内への持ち込みが禁止となりました。

サムスン電子の新型スマホ   日本でも機内持ち込み禁止

航空貨物事業者 6 社フォークリフト操作技術競う

9 月の訪日客 191.8 万人

 日本政府観光局(JNTO)は、2016 年 9月の訪日外

客数が、前年同月比19.0%増の191万 8千人となり、

9月として過去最高だった昨年の161万 2千人を約

30万人上回りました。

 中国は、1月からの累計が9月時点で500万 7千

人に達し、昨年の年計(499万人 )を3カ月早く超え

ました。また、韓国は、前年同月比が 42.8%増と

高い伸びを記録しました。

NAAプレスリリースより

競技会に参加されたみなさん

パレットビルディング競技の様子

訪日中国人向けビザ緩和

 外務省は、10 月 17 日から中国人に対して発

給するビザについて、有効期間の延長や発給要

件の緩和等の措置を開始しました。これは、日

中間の人的交流を拡大し、政府の観光立国推進

や地方創生の取組みに資するためのものです。

具体的には、(1)商用目的の者及び文化人、

知識人に対する数次ビザについて、ビザの有効

期限を現行の最長 5年から 10 年に延長するほ

か、発給対象者の要件が一部緩和され、また(2)

中国教育部直属大学に所属する学部生、院生及

びその卒業後 3年以内の卒業生に対する個人観

光一次ビザ申請手続きが簡素化し、経済力が確

認できる書類は、在学証明書や卒業証明書へ代

替できます。

外務省は、本運用により日中間における人的

交流の一層の活発化が期待されるとしていま

す。

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 今回の調査では、日本人が海外旅行をした際に、

「海外の観光地から学べると思ったこと」を自由に

回答してもらい、その結果、最も多かったのは「街

の景観を壊さない工夫」で、「清掃、住民の親近感

など」、「交通機関の利便性やアイディア」「言葉の通

じやすさ」が続きました。

 国別では、アメリカでは国立公園などで人工物を

排除し自然景観を壊さない工夫がされていることや

バリアフリーが徹底していること、フランスでは美

術館や博物館で自由に写真撮影ができること、台

湾では夜市など夜の時間帯に楽しめる魅力があるこ

となどの意見がみられました。いずれの意見も日本

の観光地でも、旅行者の満足度を上げるためのヒン

トとなりそうです。

〔調査概要〕

調査方法:インターネットアンケート調査

スクリーニング調査対象者:全国に居住する15歳~79歳の

男女4万人へのインターネットアンケート調査

本調査対象者:スクリーニング調査対象者の中で、2014 年

1月以降に絵画旅行(ビジネス、観光問わず)をした経験

者 3,399 名

調査期間:2016 年 5月16日~ 5月20日 7

 首都圏は、「歴史・史跡」「世界遺産めぐり」が多く、

名古屋圏やその他地域では、「ドライブ旅行」や「グル

メ旅行」、「テーマパークめぐり」が多い結果となりました。

地方では、世の中で話題になっていることに注目する

傾向がみられ、目的をもってテーマを深掘りすることに

は価値を感じにくいようです。

統計 ・ 調査

2016 年海外旅行の現状についての調査

 株式会社 JTB 総合研究所は、全国に居住する15歳から79歳までの男女4万人へのインターネットア

ンケート調査を実施し「2016 年海外旅行の現状について」の調査研究を発表しました。

 日本政府観光局の発表によると、2016 年1~7月ま

での日本人海外旅行者数の累計はおよそ 934万人(前

年比 4.5%増)。8月のお盆期間中の各航空会社の国

際線が好調だったこと、為替の動き、先行予約状況な

どを鑑みると、2016 年は 1,700万人(前年比 4.9%増)

になると推計できます。

 アンケートによると、今年の観光目的の海外旅行の

平均回数は1.59回/人で 20 代 60 代に偏る結果となり

ました。

3.海外の観光地から学べること

 海外旅行に行かないと答えた人の理由で最も

多かったのは、「海外旅行に行くほど長く休めない

(35.3%)」、次いで「国内旅行で行きたい場所があ

る(19.0%)」「旅行先での治安が心配(18.0%)」で

した。

1.2016 年の日本人海外旅行者数は 1,700 万人

出典:JTB 総合研究所

2.関心ある旅のテーマ

Page 8: 2016年11月1日号 No...2016年11月1日号 No.298 成田空港の運用状況(2016年9月) 航空機発着回数 航空旅客数 国際航空貨物量 前年同月比+4%(886回増、一昨年同月比+7%)18カ月

他空港の動向 ・ その他

 羽田空港でターミナル連絡道路    

         トンネル工事 着手

8

 羽田空港の国際線と国内線の旅客乗り継ぎの

効率化を図るため、両ターミナルを連絡する延長

1,705m の新トンネル工事が始まりました。

 トンネルの出入口は、国際線貨物地区のA滑走

路側と国内線は新整備地区の現行 GSE 車両置き場

に建設されます。当該工事は、2020年東京オリンピッ

クまでの供用開始を目指しています。

交換作業で取り外されたドーム (左)と新ドーム(右)

 米国大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー

(Condé Nast Traveler)」が毎年秋に発表する「魅

力的な世界の都市ランキング(米国都市を除く)」に、

東京が第1位(前年15 位)、京都が2位(前年9 位)

に選ばれました。

 同誌は、富裕層を読者に持つ米国大手旅行雑誌

のひとつで、月間発行部数は約 81万部。今回のラ

ンキングは「Readers’Choice Awards 2016」とし

て30万人を超える読者からの投票で決定しました。

2016 年世界で最も魅力的な都市トップ10は、以下

のとおりです。

 また、これとは別の調査、森財団の2016 年度版「世

界の都市総合ランキング」で、東京は4 位から3位

に順位を上げています。

1位:東京(日本)

2位:京都(日本)

3位:フィレンツェ(イタリア)

4 位:ルツェルン(スイス)

5 位:サン・ミゲル・デ・アジェンデ(メキシコ)

6 位:バンクーバー(カナダ)

7位:ビクトリア(カナダ)

8位:ザルツブルグ(オーストリア)

9 位:バルセロナ(スペイン)

10 位:ウィーン(オーストリア) 成田航空地方気象台は、航空機に最新の気象情

報を提供するため、新型の空港気象ドップラーレー

ダーを導入します。これに先立ち10月25日、レーダー

を覆うドームの交換作業が行われました。

 これまで運用されていたレーダーは、1995 年10

月に運用が開始されたもので、今回導入される新型

レーダーは、雨粒を立体的に捉えることが可能とな

り、雨の強さなどをより正確に観測できるほか、風

向きや風速を推

定する精度も向上

します。

 これから機材

の入れ替え、調

整などが行われ

12月から運用が

開始されます。 

新型空港気象ドップラー

      レーダー 導入へ

国土交通省関東地方整備局の HP より

パスポートの申請     成田市でも可能に

 10月3日、成田市と我孫子市にパスポート申請

窓口が開設されました。

 これまで県内のパスポート申請・交付窓口は、

県運営の中央旅券事務所、東葛飾旅券事務所と県

内9カ所の地域振興事務所のみで行われていまし

た。県は 2018年度までの3カ年で全 54市町への

権限移譲を目標にしています。

 成田市に住民登録のある方は、成田市役所1階

市民課の窓口でパスポート(旅券)の申請・受け取

りが出来るようになりました。

米国大手旅行雑誌 魅力ある都市ランキング 東京第 1 位、京都第 2 位に

新トンネル位置図

Page 9: 2016年11月1日号 No...2016年11月1日号 No.298 成田空港の運用状況(2016年9月) 航空機発着回数 航空旅客数 国際航空貨物量 前年同月比+4%(886回増、一昨年同月比+7%)18カ月

9【お問い合わせ】

航空科学博物館 TEL:0479-78-0557

お知らせ ・ イベント情報

■やさしい航空のはなし

日 時 11 月 20 日(日)13 時 00 分~

場 所 航空科学博物館 1 階多目的ホール

費 用 入館料のみ

内 容 元管制官の堀井不二夫氏が航空管制の仕組

    みと仕事の様子をわかりやすく紹介します。■クリスマス行事

日 時 12 月 23 日(祝・金)

    ① 12 時 00 分~ ② 15 時 00 分~

場 所 航空科学博物館 西棟展示室

費 用 入館料のみ

内 容 クリスマスソング中心のコンサートを開催

    します。

CS セミナーのおしらせ

「やさしい手話講座」

 日 時 11 月 9 日(水)

     14 時 00 分~ 16 時 00 分

 講 師 キャリアエッセンス代表

     髙橋 加津恵 氏  

 内 容 空港内ですぐに使える手話を基礎から楽

     しく学べます。

「中国語セミナー」 

 日 時 11 月 29 日(火)

     14 時 00 分~ 15 時 30 分

 講 師 (一財)成田国際空港振興協会

     栗栖 尚美 氏

 内 容 テナント様向け超入門接客中国語

     「並んでください」「少々お待ちくださ

     い」って何て言うの?接客に役立つ、超

     入門者向けセミナーです。

「英語セミナー」

 日 時 11 月 25 日(金)

     14 時 00 分~ 15 時 30 分

 講 師 成田国際空港㈱

板橋 法子 氏 

 内 容 初級接客英語(敬語・施設案内編)

     空港内でよく使うフレーズやご案内方法

     を紹介します。

「接客マナー講座」

 日 時 ①基礎編 11 月 22 日(火)

     ②応用編 11 月 30 日(水)

     ①・②とも 14 時 00 分~ 15 時 30 分

 講 師 ①㈱ノビテク 越山 揺巳香 氏

     ②㈱ GMR 田井 暢子 氏

【お問い合わせ】

(一財)成田国際空港振興協会 担当 : 松本・栗栖

TEL:0476-34-6333 Email: [email protected]

 振興協会では、10月8日、成田市公津の杜コミュニティ

センター“もりんぴあこうづ”にて「第22回成田空港周

辺中学生英語スピーチコンテスト」を開催しました。空

港周辺9市町から26 校 120 名の生徒が参加し、日頃

の練習の成果を披露しました。

 会場では、静粛な空気の中、外国人の審査員を前に、

緊張しながらも堂 と々スピーチする生徒たちの姿に、見

学者から惜しみない拍手が送られていました。

 今回は、成田市立吾妻中学校が初の「学校賞」優勝

を果たしました。なお、個人最優秀賞受賞者には、今

回より副賞として海外研修旅行が贈られました。

 コンテストの結果は次のとおりです。

 【学校賞】 優 勝 成田市立吾妻中学校

      準優勝 栄町立栄中学校

      第3位 成田市立遠山中学校 

第 22 回 英語スピーチコンテスト 開催

語学教室受講生 募集中

航空科学博物館のイベント

 振興協会では、空港スタッフを対象とした語学教室の

受講生を募集中です。

 英会話初級クラスは、毎週受講曜日を選べる「曜日選

択制」です。詳細は下記までご連絡ください。

【募集クラス】

英会話初級 : 火曜日19:00-19:55(曜日選択可)

〃  : 水曜日18:00-18:55( 〃  )

 〃  : 木曜日19:00-19:55( 〃  )

英会話中級 :水曜日19:00-19:55 

中国語初級 :木曜日18:00-18:55

中国語中級 :火曜日18:00-18:55

受講料は各クラス月額6,200円。別途テキスト代必要。

会場は、第2駐車場ビル南棟3階。

(一財)成田国際空港振興協会 公益推進部

語学教室担当 麻生・菊川・成毛 TEL:0476-34-6393

詳しくはこちら→ http://www.npf-airport.jp/

開催場所は全て第 2PTB2 階国際会議室(M2244)です。

優勝した成田市立吾妻中学校のみなさん

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航空機の騒音は、近年、エンジンの性能向上や小

型化で静かになったと言われている。航空機騒音は

Lden(時間補正等価騒音レベル)で計算され、

その騒音のレベルによって、法律により移転、民家

防音工事、学校などの公共施設等防音工事などの対

策が取られている。

 

しかし、騒音下に住む人たちに対して騒音は十年

前に比べると五㏈、二十年前に比べると八㏈下がっ

ているよと説明しても、中々納得してもらえない。

逆に「それならここに住んでみろよ」と怒られるこ

ともある。それは、飛行コースの直下、側方、夏冬、

天候(晴れ、曇り、雨)、昼・夜・深夜と同じ騒音

レベルでも聞こえ方(音質?)がかなり違うからか

もしれない。

 

B滑走路の防音堤の後ろに住んでいたブンちゃん

から又苦情の電話が来た。彼は電気工事の職人で、

自分で騒音測定装置を作るほどの博識だ。ブンちゃ

んの家にいくと、年老いた女の人が出て来た。「公

団の人か。いつも息子が迷惑かけるね、私はね、昔

管制塔の食堂で働いていたんだ。あの頃は楽しかっ

たなぁ」と懐かしそうに話し、「あんちゃんが帰る

まで座敷で待っていてくれ」と六畳間に通された。

隣の部屋から子供のうめき声が聞こえてきた。お茶

をもってきてくれたので、「誰か病気ですか」と尋

ねると、障害をもった孫の具合が悪いのだそうだ。

その時、リバース音(エンジンの逆噴射音)が防音

堤を越えて響いてきた。いつも聞いているのと違っ

て、攻撃でもされているように感じられた。その時、

私はアウェイにいたのだろう。

 

サッカースタジアムの声援でもアウェイとホーム

では聞こえ方が全く違う。航空機騒音ならなおさら

だ。アウェイになるには様々な要因があるだろうが、

空港は、騒音下の人々がホームになるよう地道な努

力を続ける必要があるだろう。

 

共生は永遠の課題のようだ。    

                  

(M・N)

3

沢山の方々のご応募をお待ちしております。初参加の方でもお気軽にご応募ください。

第1部 『首都圏空港を巡る最新情勢』国土交通省航空局 

航空ネットワーク部長 和田 浩一 氏

第2部 『外国人へのオモテナシ』

タレント パックンマックン 氏

平成28 年11月29 日( 火 )

参加費:無料

お申込み・お問合せ先は  TEL:0476-34-6397

開催日:開 場: 13 時 30 分

開 演: 14 時 00 分

会 場:ヒルトン成田

14 時 10 分

~ 15 時 10 分

1 5時30 分

~ 1 7時00分

演 題

演 題

 

第 28 回講演会のお知らせ

( 仮称 )

主 催:( 一財 ) 成田国際空港振興協会 後 援:成田国際空港株式会社