2020.2 - mikawa · 第162回芥川賞・直木賞受賞作品 *まもなくそろいます*...
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草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。
記憶と歴史が結びついた、著者新境地。
大村奈美は、母の実家・吉川家の納屋の草刈りをするために、母、伯母、従
姉妹とともに福岡から長崎の島に向かう。吉川家には“古か家”と“新しい方
の家”があるが、祖母が亡くなり、いずれも空き家になっていた。奈美は二つ
の家に関して、伯父や祖母の姉に話を聞く。吉川家は“新しい方の家”が建
っている場所で戦前は酒屋をしていたが、戦中に統制が厳しくなって廃業し、
満州に行く同じ集落の者から家を買って移り住んだという。それが“古か家”
だった―。
草に埋もれた納屋を見ながら奈美は、吉川の者たちと二つの家に流れた時
間、これから流れるだろう時間を思うのだった。
故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生き
ているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に
浮かぶ島、樺太(サハリン)。人を拒むような極寒の地で、時代に翻弄されな
がら、それでも生きていくための“熱”を追い求める人々がいた。明治維新
後、樺太のアイヌに何が起こっていたのか―。
見たことのない感情に心を揺り動かされる、圧巻の歴史小説。
2020.2.1
第162回芥川賞・直木賞受賞作品 *まもなくそろいます*
新着作品のご案内
《直木賞受賞作品》
『背高泡立草』
古川真人:著
『熱源』
川越宗一:著
『祝祭と予感』
恩田陸:著
『М 愛すべき
人がいて』
小松成美:著
『ツナグ』
辻村深月:著
『人間』
又吉直樹:著
『てんげんつう』
畠中恵:著 『カエルの小指』
道尾秀介:著
『生命式』
村田沙耶香:著
『北野武第一短篇集
純、文学』
北野武:著
『小箱』
小川洋子:著
『天保十四年の
キャリーオーバー』
五十嵐貴久:著
『背中の蜘蛛』
誉田哲也:著
『私の家』
青山七恵:著
『ごめん。』
加藤元:著 『Iの悲劇』
米澤穂信:著
『名残の花』
澤田瞳子:著
『まばたきの
おもひで』
常盤貴子:著
『カナダ金貨の謎』
有栖川有栖:著
『ひとりで生きる
大人の流儀 9』
伊集院静:著
《芥川賞受賞作品》
『なかよしぱっくん』
新井洋行:作 『パンのずかん』
大森裕子:作
『ねずみがぱくっ!』
西村敏雄:作
『ぜったいに
さわっちゃダメ?』
ビル・コッター:作
『たいこ』
樋勝朋巳:作
『ふみきりくん』
えのもとえつこ:作
『きらいさきらい』
工藤ノリコ:作
『ノラネコぐんだん
カレーライス』
工藤ノリコ:作
『わたしのわごむ
はわたさない』
ヨシタケシンスケ:作
『ふわふわふとん』
カズコ・G・
ストーン:作
『まめざらちゃん』
あさのますみ:作
『あめふりぼうず』
せなけいこ:作
『こころにすむ
おおかみ』
中村光宏:作
『チェクポ』
イ・チュニ:作
『Мichi』
junaida:作
『おしりたんていファイル9
ラッキーキャットはだれのてに!』
トロル:作
新着えほん&児童書
そろっています♪
きみを強くする法律の本!
『こども六法』 山崎聡一郎:著
いじめ、虐待に悩んで
いるきみへ。法律は、み
んなを守るためにある。
知っていれば大人に悩
みを伝えて解決しても
らうのに役立つよ!
皇位継承により、令和の
時代になりました。でもテ
レビで見るいろいろな伝統
儀式がなんなのか、よく分
からない…。皇族って何人
いるの?そもそも皇室って
なに?さまざまな素朴な疑
問にに東宮侍従を務めた著
者がお答えします。
日本人が知っておくべき令和の新常識!
『みんなの皇室』 竹元正美:著
『しぶがきほしがき
あまいかき』
石川えりこ:作
読み聞かせにピッタリ!
年少向けかみしばい7巻セット
『どうぶつこんにちは!』
1『ぞうさんあそぼ』
2『まいりま・した!』
3『ひらひらホッホロ』
4『わんわんわーん!』
5『たまごからだ~れかな』
6『とりのすみーつけた!』
7『とんまなおおかみと
かしこいうま』