第2 章テーマ分析& トピックス

テーマ

1 得意な体力要素がある 児童生徒の運動が好きの意識と運動・スポーツを含む物事への取組 ......................................................................................... ●40

1 一つでも得意な体力テスト項目がある児童生徒の、 体育授業への関心・意欲・態度 ..................................................................... ●42

2 得意なテスト項目の違いによる児童生徒の傾向 .................... ●44

テーマ

2 「運動・食事・睡眠」の全てが 大切だと思っている児童生徒の生活習慣と体力 ............................................ ●46

1 「運動・食事・睡眠」の全てが大切だと思っている児童生徒の傾向 ........................................................................................................................................... ●49

2 「運動・食事・睡眠」の全てが大切だと思っている児童生徒が多い学校の取組 ........................................................................................................... ●50

トピックス

1 体育専科教員が配置されて おり、担任と2人で授業をしている小学校とそれ以外の 小学校の比較 ................................................................... ●52

トピックス

2 保健体育の授業で、「わかる」「できる」を実感している生徒とそうでない生徒の比較 .......... ●56

得意な体力要素がある児童生徒の運動が好きの意識と運動・スポーツを含む物事への取組テーマ 1第２章　テーマ分析&トピックス

得意な体力要素がある児童生徒の運動が好きの意識と運動・スポーツを含む物事への取組　ここでは、体力合計点が下位30％に当たる児童生徒に注目した。下位30％に該当する児童生徒においても、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が存在するケースが多くあることが分かった。そこで、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目がある児童生徒において、運動が好きになったり、物事に前向きになったり、あるいは、体育の授業への関心・意欲・態度が高まったりすることがあるのかについて分析を行った。また、その結果に基づき、得意な体力要素を引き出すことが子供たちの運動に対する志向性を高めることにつながるのかについて分析を行った。

テーマ １

　体力合計点が下位30％の児童生徒のうち、全国平均より記録が優れている項目が一つある者の割合は、男子の児童で34.7％、生徒で32.8％、女子の児童で33.8％、生徒で34.8％であった。全国平均より優れている項目が一つもない児童生徒で「運動やスポーツをすることは好き」（質問1）と回答した割合はそれぞれ、男子で児童が35.9％と生徒が26.3％、女子で児童が21.2％と生徒が10.3％である（図1-1、図1-2）。しかし、全国平均より優れている項目が一つある児童生徒では、

「運動やスポーツをすることは好き」と回答した割合が、一つも超えていない児童生徒のグループと比較して、いずれも増加している。全国平均より優れている項目が二つになると、「運動やスポーツをすることは好き」と回答する割合が更に増加する傾向が見られる。一つでも二つでも平均を上回り、得意と思える体力要素を徐々に増やしていくことが「運動好き」につながる可能性が示されている。

［図1-1］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「運動が好き」の関係（男子）

52.042.944.0

35.535.926.3

質問1

小学生 中学生

6050403020100

好き

（％）

小学校

質問1 「平均以上の項目数」×「運動やスポーツが好き」

中学校 ●男子

0項目 1項目 2項目

［図1-2］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「運動が好き」の関係（女子）

33.0

20.226.6

14.421.2

10.3

小学校

小学生 中学生

6050403020100

好き

（％）

質問1 質問1 「平均以上の項目数」×「運動やスポーツが好き」

中学校 ●女子

0項目 1項目 2項目

40｜ 第2章 テーマ分析＆トピックス

第

２章　テーマ分析＆トピックス

テーマ

１

　次に、小学校及び中学校を卒業した後の運動を継続する意志との関係性を検討する。「卒業後も自主的に運動やスポーツをしたいと思う」（小：質問5、中：質問4）について男子女子ともに、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つある児童生徒の方が、1項目もない児童生徒に比べて「思う」と回答する割合が高くなっている。具体的には、男子は児童で7.3ポイント、生徒で8.5ポイント、女子は児童で6.0ポイント、生徒で5.7ポイント高い値である（図1-3）。この差は、全国平均より優れている項目が二つになることで更に大きくなる。

　また、「ものごとを最後までやり遂げてうれしかったことがある」（質問32）や「難しいことでも、失敗を恐れないで挑戦している」（質問33）においても、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つある児童生徒の方が、1項目もない児童生徒に比べて、「当てはまる」と回答している割合が多い。その差は、児童の質問32で4.6ポイント、質問33で2.5ポイント、生徒の質問32で4.2ポイント、質問33で2.4ポイントである（図1-4）。得意と思える体力要素を徐々に増やしていくことが、物事に取り組む態度にもよい影響を及ぼすという可能性が示されている。

［図1-3］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「卒業後の運動継続意志」の関係

［図1-4］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「達成感」や「挑戦」の関係

62.956.757.2

50.749.942.2

小学校 中学校 ●男子

706050403020100

思う

（％）

質問5 質問4 「平均以上の項目数」×「卒業後、自主的に運動やスポーツをしたいと思う」

小学生 中学生

0項目 1項目 2項目

55.2

40.950.2

34.444.2

28.7

小学校 中学校 ●女子

706050403020100

思う

（％）

質問5 質問4 「平均以上の項目数」×「卒業後、自主的に運動やスポーツをしたいと思う」

小学生 中学生

0項目 1項目 2項目

65.7

25.1

62.6

21.9

58.4

19.5

中学校

達成感がある 挑戦している

706050403020100

当てはまる

（％）

0項目 1項目 2項目

質問32「平均以上の項目数」×「達成感がある」

質問33「平均以上の項目数」×「挑戦している」

66.7

31.2

63.4

28.4

58.8

25.9

小学校

達成感がある 挑戦している

706050403020100

当てはまる

（％）

0項目 1項目 2項目

質問32「平均以上の項目数」×「達成感がある」

質問33「平均以上の項目数」×「挑戦している」

※男女とも同じ傾向のため、男女まとめて集計。

得意な体力要素がある児童生徒の運動が好きの意識と運動・スポーツを含む物事への取組 ｜ 41

得意な体力要素がある児童生徒の運動が好きの意識と運動・スポーツを含む物事への取組テーマ 1

　同様に、体力合計点が下位30％の児童生徒において、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童生徒と一つもない児童生徒の体育の授業に対する関心について比較を行う。新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童生徒で「体育の授業は楽しい」（小：質問18、中：質問17）と回答した割合は、男子児童で58.6％、女子児童で41.0％、男子生徒で39.5％、女子生徒で23.1％であり、全国平均より優れている項目が一つもない児童生徒に比べて男子児童は9.7ポイント、女子児童は9.4ポイント、男子生徒は6.6ポイント、女子生徒は5.3ポイント高くなっている（図1-5）。

新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童生徒は体育・保健体育の授業に積極的に取り組んでいる

　さらに、「体育の授業で学んだことを、授業以外の時にも行ってみようと思う」（小：質問28、中：質問27）と「体育の授業で学習している内容は、将来に役に立つと思う」（小：質問29、中：質問28）に関しても検討する。いずれの質問でも、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童生徒の方が、全国平均より優れている項目が一つもない児童生徒に比べて肯定的な回答の割合が高くなっている（図1-6）。「学んだことを授業以外でも行ってみたい」における差は、児童で5.9ポイント、生徒で3.6ポイントである。「授業は将来役に立つ」における差は、児童で3.8ポイント、生徒で2.9ポイントである（図1-7）。新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童生徒の方が、体育の授業への関心や意欲、活用への意識が高い。

一つでも得意な体力テスト項目がある児童生徒の、体育授業への関心・意欲・態度

［図1-5］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「体育の授業は楽しい」の関係

58.6

39.548.9

32.9

小学生 中学生

6050403020100

楽しい

（％）

小学校 中学校 ●男子

質問18 質問17 「平均以上の項目数」×「体育の授業は楽しい」

0項目 1項目以上

［図1-6］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「体育の授業で学んだことを授業以外でも行ってみようと思う」との関係

［図1-7］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「体育の授業での学習内容は将来に役立つと思う」との関係

41.0

23.131.6

17.8

小学校 中学校 ●女子

小学生 中学生

6050403020100

楽しい

（％）

質問18 質問17 「平均以上の項目数」×「体育の授業は楽しい」

0項目 1項目以上

32.5

17.026.6

13.4男子：26.3％女子：26.8％

男子：32.6％女子：32.4％

男子：16.4％女子：10.4％

男子：20.7％女子：13.5％

小学校 中学校

小学生 中学生

6050403020100

思う

（％）

質問28 質問27 「平均以上の項目数」×「学んだことを授業以外でも行ってみたい」

0項目 1項目以上

男子：34.9％女子：29.5％

男子：40.1％女子：32.2％ 男子：27.9％

女子：17.8％男子：31.6％女子：20.2％

36.1

25.832.3

22.9

小学校 中学校

小学生 中学生

6050403020100

思う

（％）

質問29 質問28 「平均以上の項目数」×「授業は将来に役立つ」

0項目 1項目以上

※ 男女とも類似の傾向のため、男女まとめてグラフは表記。※ 男女とも類似の傾向のため、男女まとめてグラフは表記。

42｜ 第2章 テーマ分析＆トピックス

第

２章　テーマ分析＆トピックス

テーマ

１

　続いて、体育・保健体育の授業内における友達との協力に関する二つの質問と、体育・保健体育の授業内における課題解決及び自主的な練習活動に関する二つの質問について検討する。ここでも、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童生徒と一つもない児童生徒の比較を行う。体育・保健体育の授業内における友達との協力では、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童生徒の方が、「体育・保健体育の授業では、友達と助け合ったり、役割を果たすような活動を行っている」（小：質問22、中：質問21）と回答した割合が児童で5.2ポイント、生徒で5.0ポイント高い（図1-8）。同様に、「体育・保健体育の授業では、友達同士やチームの中で話し合う活動を行っている」（小：質問23、中：質問22）と回答した割合も、児童で5.0

ポイント、生徒で4.7ポイント高い（図1-8）。　体育・保健体育の授業内における課題解決及び自主的な練習活動については、新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童の方が、「体育の授業では、友達と協力して課題を解決する活動を行っている」（小のみ質問24）と回答した割合が3.9ポイント高い（図1-9）。同様に、「体育・保健体育の授業で、自分に合った練習や場を自分なりに選んで活動することを行っている」（小：質問27、中：質問26）と回答した割合も、児童で3.2ポイント、生徒で3.0ポイント高い（図1-9）。　新体力テストの記録が全国平均より優れている項目が一つ以上ある児童生徒の方が、体育・保健体育の授業における友達との協力や課題解決及び自主的な練習活動が多く見られ、積極的に取り組んでいる。

［図1-8］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「体育・保健体育の授業内での友達との協力」との関係

43.448.7

38.243.7

小学校 中学校

小学生 中学生

6050403020100

行っている

（％）

質問22 質問21 「平均以上の項目数」×「授業での助け合い、役割を果たす活動」

0項目 1項目以上

男子：35.5％女子：41.1％

男子：40.8％女子：45.9％

男子：40.0％女子：47.5％

男子：45.4％女子：51.9％

男子：37.2％女子：38.4％

男子：43.2％女子：42.4％

男子：34.9％女子：36.1％

男子：40.5％女子：39.9％

42.8 40.237.8 35.5

小学校 中学校

小学生 中学生

6050403020100

行っている

（％）

質問23 質問22 「平均以上の項目数」×「授業での話し合い」

0項目 1項目以上

※男女とも類似の傾向のため、男女まとめてグラフは表記。

［図1-9］ 体力合計点が下位30％の児童生徒における平均以上の新体力テストの項目数と「体育・保健体育の授業内での課題解決及び自主的な練習活動」との関係

35.231.3

小学校

小学生

6050403020100

行っている

（％）

0項目 1項目以上

質問24「平均以上の項目数」×「授業での課題解決」

男子：30.5％女子：32.2％

男子：34.6％女子：35.7％

29.221.6

26.018.6

男子：24.9％女子：27.2％

男子：28.8％女子：29.6％

男子：19.4％女子：17.8％

男子：23.1％女子：20.2％

小学校 中学校

小学生 中学生

6050403020100

行っている

（％）

質問27 質問26 「平均以上の項目数」×「授業での練習や場の工夫」

0項目 1項目以上

※男女とも類似の傾向のため、男女まとめてグラフは表記。

得意な体力要素がある児童生徒の運動が好きの意識と運動・スポーツを含む物事への取組 ｜ 43

得意な体力要素がある児童生徒の運動が好きの意識と運動・スポーツを含む物事への取組テーマ 1

　体力合計点が下位30％のうち、一つのテスト項目だけ平均値を超えている児童生徒を、テスト項目ごとのグループに分けて比較した。　テスト項目ごとのグループは、運動能力系「20mシャトルラン（持久走）」「50m走」「ボール投げ」と体力系「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横とび」「立ち幅とび」の二つに分けた。　運動能力系のテスト項目が平均値を超えている児童生徒のグループは、体力系のテスト項目が平均値を超

運動やスポーツが好きな児童生徒は、全国平均を超えているテスト項目によらず、体育の授業を楽しいと思う

えている児童生徒のグループと比較して、「運動やスポーツをすることは好き」（質問1）と回答している割合が多い（図1-10）。理由の一つとして、運動能力系のテスト項目の方がその得意な分野の能力を発揮できる機会が多いことが考えられる。　また、運動能力系のテスト項目が平均値を超えている児童生徒のグループは、体力系のテスト項目が平均値を超えている児童生徒のグループと比較して、「体育の授業は楽しい」（小：質問18、中：質問17）、「卒業後に自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたいと思う」（小：質問5、中：質問4）など、運動に対して前向きな回答の割合が高い（図1-11、図1-12）。

得意なテスト項目の違いによる児童生徒の傾向

［図1-10］体力合計点が下位30％で1項目のみ平均値を超えている児童生徒における項目グループ別の「運動やスポーツをすることは好き」に関する比較

56.6

35.052.3

22.338.6

27.336.4

27.9

61.8 68.2

36.245.8

36.0 42.0 44.355.7

小学校 質問1

好き

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）●男子

質問1

0

20

40

60

80

100

中学校

「平均値を超えている項目」×「運動やスポーツが好き」

運動能力系 体力系

小学生男子 中学生男子

26.1 22.5 21.79.4 13.8 11.2 14.6 14.4

35.5 34.6 37.0

18.528.0 22.4 24.1 26.1

小学校 質問1

好き

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）

質問1

0

20

40

60

80

100

中学校

「平均値を超えている項目」×「運動やスポーツが好き」

●女子

運動能力系 体力系

小学生女子 中学生女子

［図1-11］体力合計点が下位30％で1項目のみ平均値を超えている児童生徒における項目グループ別の「体育の授業は楽しい」に関する比較

44.836.8

47.430.1

38.8 35.1 38.2 33.1

65.2 62.1 67.4

49.058.2

49.9 53.7 57.2

小学校 質問18

楽しい

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）●男子

質問17

0

20

40

60

80

100

中学校

「平均値を超えている項目」×「体育の授業は楽しい」

運動能力系 体力系

小学生男子 中学生男子

26.8 24.4 25.416.7 20.6 18.8 20.7 22.4

44.6 43.2 46.029.0

38.5 32.4 36.7 38.7

小学校 質問18

質問17中学校

「平均値を超えている項目」×「体育の授業は楽しい」

楽しい

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）

0

20

40

60

80

100

●女子

運動能力系 体力系

小学生女子 中学生女子

44｜ 第2章 テーマ分析＆トピックス

第

２章　テーマ分析＆トピックス

テーマ

１

　次に、体力合計点が下位30％のうち、一つのテスト項目だけ平均値を超えている児童生徒の中で、「運動やスポーツをすることは好き」と回答した児童生徒だけに絞り、テスト項目ごとのグループに分けて比較した。　体力系のテスト項目が平均値を超えている児童生徒

のグループも、「体育の授業は楽しい」、「卒業後に自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたいと思う」の質問に対して前向きな回答の割合が増え、運動能力系のテスト項目が平均値を超えている児童生徒のグループとの割合の差が小さくなる（図1-13、図1-14）。

　以上のことから、体力系のテスト項目が得意な児童生徒についても「運動やスポーツが好き」になれると、「体育の授業は楽しい」や「卒業後に自主的に運動やスポーツをする時間をもちたい」という児童生徒が増えることが分かった。体育・保健体育の授業はもちろん、

授業以外での運動やスポーツの取組でも工夫を行い、児童生徒が得意な分野の能力を発揮できる機会を増やしていくことが重要であり、それが運動の日常化や運動への自発的な取組につながることを示している。

［図1-12］体力合計点が下位30％で1項目のみ平均値を超えている児童生徒における項目グループ別の「自主的に運動したい」に関する比較

66.9

46.962.4

40.854.9

44.852.4

43.4

69.1 65.1 71.6

53.5 60.051.0 56.0 56.1

思う

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）●男子

0

20

40

60

80

100

小学校 質問5

質問4中学校

「平均値を超えている項目」×「卒業後、自主的に運動やスポーツをしたいと思う」

運動能力系 体力系

小学生男子 中学生男子

47.639.7 38.9

28.9 34.9 31.8 37.6 32.3

55.9 55.1 57.444.0

52.4 47.0 50.2 48.4

小学校 質問5

思う

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）

質問4

0

20

40

60

80

100

中学校

「平均値を超えている項目」×「卒業後、自主的に運動やスポーツをしたいと思う」

●女子

運動能力系 体力系

小学生女子 中学生女子

［図1-13］体力合計点が下位30％で「運動やスポーツをすることは好き」と回答した児童生徒のみにおける項目グループ別の「体育の授業は楽しい」に関する比較

61.4 61.8 64.2 60.2 61.5 65.0 63.8 61.1

83.1 82.4 80.9 78.4 84.5 81.5 82.8 83.5

小学校 質問18

楽しい

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）●男子

質問17

0

20

40

60

80

100

中学校

「平均値を超えている項目」×「体育の授業は楽しい」

小学生男子 中学生男子

運動能力系 体力系

56.4 55.0 56.6 53.6 56.7 59.0 52.9 57.8

78.7 78.6 79.571.5

78.6 74.4 76.8 78.6

小学校 質問18

質問17中学校

「平均値を超えている項目」×「体育の授業は楽しい」

楽しい

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）

0

20

40

60

80

100

小学生女子 中学生女子●女子

運動能力系 体力系

［図1-14］体力合計点が下位30％で「運動やスポーツをすることは好き」と回答した児童生徒のみにおける項目グループ別の「自主的に運動したい」に関する比較

84.9 78.1 84.2 77.9 83.1 79.6 81.5 79.384.6 82.5 84.4 79.5 82.3 78.7 80.5 78.5

思う

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）●男子

0

20

40

60

80

100

小学校 質問5

質問4中学校

「平均値を超えている項目」×「卒業後、自主的に運動やスポーツをしたいと思う」

小学生男子 中学生男子

運動能力系 体力系

76.8 73.4 72.6 71.8 74.8 74.8 75.6 72.981.1 78.5 81.3 76.6 81.3 77.4 78.9 77.9

小学校 質問5

思う

平均値を超えているテスト項目

20mシャトルラン

50m走 ボール投げ

握力 上体起こし

長座体前屈

反復横とび

立ち幅とび

（％）

質問4

0

20

40

60

80

100

中学校

「平均値を超えている項目」×「卒業後、自主的に運動やスポーツをしたいと思う」

小学生女子 中学生女子●女子

運動能力系 体力系

得意な体力要素がある児童生徒の運動が好きの意識と運動・スポーツを含む物事への取組 ｜ 45