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54 3.障がい がい がい がい(児)者の福祉 福祉 福祉 福祉 ( 障がい福祉課 ) 1)自立支援給付 自立支援給付 自立支援給付 自立支援給付 ● 障害福祉 障害福祉 障害福祉 障害福祉サービス サービス サービス サービス ① 訪問系 訪問系 訪問系 訪問系サービス サービス サービス サービス-居宅 居宅 居宅 居宅における における における における生活支援 生活支援 生活支援 生活支援のためのサービス のためのサービス のためのサービス のためのサービス (1) (2) (3)

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3333....障障障障がいがいがいがい((((児児児児))))者者者者のののの福祉福祉福祉福祉 ( 障がい福祉課 ) 1 本市では、障害者自立支援法に基づく居宅介護や就労移行支援などの障害福祉サービス、自立支援医療、補装具の給付、また市町村の実施する相談支援事業・地域活動支援センターなどの地域生活支援事業のほか、障害者手帳の受付・交付、特別障害者手当の受付・支給及び重度心身障がい者医療費等助成事業などを実施し、障がいのある市民が、地域で、一人ひとりの状況に応じ、自立して生活できるような支援を行っています。 ① 身体障がい者について 身体障がい者の更生を援助し、その更生のため必要な保護を行い、もって身体障がい者の生活の安定に寄与する等、その福祉の増進を図ることを目的として、身体障害者福祉法が昭和24年に制定されています。身体障がい者になる原因の多くは疾病に起因し、さらに労働災害、交通事故などがあげられます。本市における身体障害者手帳保持者は平成24年4月1日現在で13,102人となっています。 ② 知的障がい者について 知的障がい者の更生を援助するとともに必要な保護を行い、もって知的障がい者の福祉向上を図る目的で知的障害者福祉法が昭和35年に制定されています。知的障がい者になった原因は母親の胎内における異常や出産時の脳損傷、乳幼児の各種疾病等に起因しているといわれていますが、原因の多くはまだ解明されていません。本市における療育手帳交付者は平成24年4月1日現在、2,426人となっています。 ③ 精神障がい者について 精神障がい者は、平成5年に改正された「障害者基本法」により身体障がい者や知的障がい者と並び基本法の対象者として明確に位置づけられ、これまでの精神保健施策に加え精神障がい者の福祉政策の充実を図ることが求められることになりました。平成7年には「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」が成立し、精神障害者保健福祉手帳制度が創設されました。そして、平成11年の同法改正により精神障がい者の身近な福祉サービスについては市町村が中心に担うことになり、平成14年4月からは、福祉サービスの提供及び利用に関する相談業務について市町村が中心に行うことになり、さらに平成18年度には、障害者自立支援法が施行され、身体・知的・精神障がいと3障がい同様に提供されることとなりました。本市における精神障害者保健福祉手帳交付者は平成24年4月1日現在で、3,552人となっています。 ④ 発達障がい者について 平成16年12月「発達障害者支援法」が施行され、発達障がいの定義及び国及び地方公共団体の責務、発達支援や就労支援等、様々な発達支援の施策がスタートしました。また福祉サービスとしては、平成18年度施行の障害者自立支援法において、運用の中で福祉サービスを提供し、平成23年度の障害者基本法及び障害者自立支援法の改正において、正式に対象者と明記され、さらなる福祉の充実が図られているところです。 1111))))自立支援給付自立支援給付自立支援給付自立支援給付

●●●● 障害福祉障害福祉障害福祉障害福祉サービスサービスサービスサービス

①①①① 訪問系訪問系訪問系訪問系サービスサービスサービスサービス----居宅居宅居宅居宅におけるにおけるにおけるにおける生活支援生活支援生活支援生活支援のためのサービスのためのサービスのためのサービスのためのサービス

(1)居宅介護(ホームヘルプサービス) 日常生活を営むのに支障のある障がい者(児)を対象とし、家庭において食事、入浴、排泄などの身体介護や炊事、掃除、洗濯などの家事援助などの日常生活の支援が受けられます。 (2)重度訪問介護 重度の肢体不自由者で常に介護を必要とする人を対象とし、居宅における身体介護や家事援助、外出時の移動支援までの総合的なサービスが受けられます。 (3)同行援護 視覚障がいにより、移動に著しい困難を有し介護が必要な人を対象とし、外出時の移動に必要な情報提供、移動の支援が受けられます。

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(4)行動援護 知的障がいや精神障がいにより行動上著しい困難を有し常に介護が必要な人を対象とし、行動するとき必要な介助や外出時の移動の支援が受けられます。 (5)短期入所(ショートステイ) 居宅において介護者が一時的に介護できない場合などに、短期間施設等へ入所して、食事介助や入浴などの支援が受けられます。 (6)重度障害者等包括支援 常時介護が必要な人の中でも介護の必要性の度合いがとても高いと認められた人を対象とし、居宅介護など複数の障害福祉サービスが包括的に受けられます。

②②②② 日中活動系日中活動系日中活動系日中活動系サービスサービスサービスサービス----施設等施設等施設等施設等でででで日中日中日中日中のののの活活活活動動動動をををを支援支援支援支援するためのサービスするためのサービスするためのサービスするためのサービス

(1)療養介護 医療が必要な障がい者で、常に介護が必要な人を対象とし、医療機関で機能訓練や療養上の管理、看護、介護および日常生活の世話などが受けられます。 (2)生活介護 常に介護を必要とする人を対象とし、入浴や排せつ、食事の介護などの支援を行なうとともに、創作的活動又は生産活動の機会の提供をします。 (3)自立訓練 自立した日常生活や社会生活ができるよう、一定期間身体機能や生活能力の向上のために必要な訓練が受けられます。 (4)就労移行支援 一般企業への就労を希望する人を対象とし、一定期間、生産活動やその他の活動の機会の提供、就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練が受けられます。 (5)就労継続支援 一般企業での就労が困難な人を対象とし、就労の機会の提供や生産活動その他の活動の機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練が受けられます。

③③③③ 居住系居住系居住系居住系サービスサービスサービスサービス----入所施設等入所施設等入所施設等入所施設等でででで夜間夜間夜間夜間やややや休日休日休日休日のののの生活生活生活生活をををを支援支援支援支援するためのサービスするためのサービスするためのサービスするためのサービス

(1)共同生活介護 一定程度以上介護を要する人を対象とし、共同生活を行う住居において、入浴や排せつ、食事の介護等の支援が受けられます。 (2)施設入所支援 施設に入所している人を対象とし、安定した日常生活が営めるよう、入浴や排せつ、食事の介護などの支援が受けられます。 (3)共同生活援助(グループホーム) 日中に就労または就労継続支援などのサービスを利用している人を対象とし、少人数で共同生活を行う住居において、世話人により、住居における相談や日常生活上の援助等の支援が受けられます。

④④④④ 地域相談支援地域相談支援地域相談支援地域相談支援 (1)地域移行支援 障害者支援施設等に入所している又は精神病院に入院している人を対象とし、地域における生活に移行するための活動に関する相談、その他必要な支援が受けられます。 (2)地域定着支援 居宅において単身等で生活する障がい者を対象に、常時の連絡体制を確保し、緊急の事態等の相談その他必要な支援が受けられます。

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⑤⑤⑤⑤ 障障障障がいがいがいがい児通所支援児通所支援児通所支援児通所支援 平成24年4月1日から児童デイサービスがら新しい体系に変わりました。 (1)児童発達支援 未就学児を対象とし日常生活に必要な動作の指導や集団生活への適応訓練、その他必要な支援が受けられます。 (2)医療型児童発達支援 肢体不自由があり、理学療法等の機能訓練又は医療的管理下での支援が必要と認められた児童を対象とし、発達支援及び治療が受けられます。 (3)放課後等デイサービス 就学児を対象として、授業の終了後又は休業日に、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の必要な支援が受けられます。 (4)保育所等訪問支援 保育所等での集団生活が出来るように支援が受けられます。 障害福祉サービス利用者人数の推移

利用者数※ 月平均利用者数利用者数※ 月平均利用者数

居宅介護 4,771 398 5,212 434

重度訪問介護 624 52 610 51

行動援護 345 29 326 27

同行援護 557 46

短期入所 792 66 1,010 84

療養介護 147 12 168 14

生活介護 4,049 337 5,092 424

児童デイサービス 5,331 444 6,660 555自立訓練(機能訓練) 109 9 146 12自立訓練(生活訓練) 343 29 257 21

宿泊型自立訓練 133 11 161 13

就労移行支援 1,535 128 1,723 144就労移行支援(養成施設) 13 1 12 1就労継続支援(A型) 411 34 864 72就労継続支援(B型) 4,021 335 5,031 419

共同生活介護 36 3 56 5

共同生活援助 1,242 104 1,564 130

施設入所支援 1,859 155 2,600 217旧法施設支援費(入所) 4,477 373 3,709 309旧法施設支援費(通所) 490 41 258 22

合計 30,728 2,561 36,016 3,001

平成22年度 平成23年度

⑥⑥⑥⑥ サービスサービスサービスサービス利用利用利用利用するためのするためのするためのするための手順手順手順手順 (ア)相談 那覇市または相談支援事業者に相談します。相談の結果、サービスが必要な場合は那覇市に申請します。 (イ)申請 申請用紙に住所、氏名などの必要事項を記入して、那覇市に申請します。 (ウ)調査 申請すると那覇市の職員などにより、障がいの状況についての調査が行われます。この調査は全国統一

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の調査項目が定められ、コンピュータで判定されます。 (調査項目について) 心身の状態や、日常生活に関する質問です。介護保険における要介護認定の調査項目 79項目に、行動面に関する項目、日常生活面に関する項目などの27項目を追加した計106項目あります。 (エ)審査・判定 調査の結果をもとに、那覇市の審査会で審査・判定が行われ、障害程度区分(サービスの必要程度)が決められます。 ⑦⑦⑦⑦ 障害程度区分認定及障害程度区分認定及障害程度区分認定及障害程度区分認定及びびびび調査状況調査状況調査状況調査状況 障がい者の心身の状態等により区分1(軽度)から区分6(重度)までの6区分に分かれます。 この障害程度区分と介護する人や居宅の状況、本人の意向などにより利用できるサービスの内容や量 が決まります。

年度別障害程度区分認定(判定)内訳及び調査件数表(平成24年3月31日現在) 年度 区分の種類 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

区 分 1 65 46 80 99 介 護 区 分 2 107 81 122 150 区 分 3 80 70 76 154 給 区 分 4 72 56 60 162 付 区 分 5 39 74 42 129 費

区 分 6 23 117 60 76 非 該 当 3 5 3 3 小小小小 計計計計((((認定数認定数認定数認定数)))) 389389389389 449449449449 443443443443 773773773773 訓練等給付費 226 322 269 350 合合合合 計計計計((((調査件数調査件数調査件数調査件数)))) 666615151515 771771771771 712712712712 1123112311231123 ※訓練等給付費は、障害程度区分の認定がなくてもサービスが受けられます。

●●●● 自立支援自立支援自立支援自立支援医療医療医療医療費費費費

①①①① 更生医療更生医療更生医療更生医療のののの給付給付給付給付状況状況状況状況 身体障がい者の更生に必要な医療で、その障がいを除去し、又は軽減して職業能力を増進し、又は日常生活を容易にすることを目的とした医療です。厚生労働大臣の指定する医療機関で行われます。自立支援医療(更生医療)の申請は、原則、事前申請となっています。なお、世帯の課税状況等に応じ、費用の一部を負担していただきます。 対象者は、①先天性心臓疾患による心臓機能障害、②腎臓機能障害、③音声・言語機能障害に伴う唇顎口蓋裂の歯科矯正、④小腸機能障害等の疾患を有する者です。 年度別給付状況 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 入院 外来 入院 外来 入院 外来 入院 外来 入院 外来 内部障害 腎臓 405 345 605 692 654 639 651 579 546 841 心臓 717 201 692 361 781 99 326 326 845 836 肢 体 不 自 由 26 1 26 15 23 0 15 15 26 24 聴覚・平衡機能障害 0 0 2 2 3 0 1 1 1 1 視 覚 障 害 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

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免疫機能障害 10 24 32 39 41 39 50 35 25 73 小腸機能障害 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 肝臓機能障害 - - - 1 3 4 5 計 1,731 2,468 2,279 2,003 3,227 ②②②② 精神通院医療費精神通院医療費精神通院医療費精神通院医療費のののの給付状況給付状況給付状況給付状況 通院による医療を積極的にすすめ、適正な医療を普及させることを目的とした制度です。平成17年度まで「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」第32条に基づき実施されてきた通院医療費公費負担制度が、平成18年4月から障害者自立支援法による新たな制度として自立支援医療(精神通院)になりました。 自立支援医療(精神通院)は在宅精神障がい者が、精神障がいの治療のため医療機関で外来治療に要した医療費の90%を公費と保険で負担する制度で、本人負担割合は10%になりますが、世帯の所得水準等に応じた自己負担上限額が設けられております。なお、沖縄県では、復帰特別措置により本人負担額は0円となっております。 申請は本人又は保護者が申請書と必要書類を障がい福祉課に提出し、市を経由して県知事に対して行います。 医療保険の対象となる医療機関で行われ、承認期間は1年間です。承認期間が過ぎた後も継続して治療を行うことが予定されている場合は、承認期間内に継続手続きを行うことが必要です。 病類別自立支援医療 病 類 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 統合失調症 2,380 2,499 2,532 2,689 2,744 心因反応 41 17 12 8 3 気分・感情障害 1,454 1,705 1,955 2,223 2,424 非定型精神病 36 39 40 42 23 中毒性精神病 238 263 275 322 320 脳器質性精神病 385 450 511 584 635 てんかん 582 603 603 633 648 知的障害 70 69 80 86 86 その他 347 424 550 672 731 合計(人) 5,533 6,069 6,558 7,259 7,614 ●●●● 補装具補装具補装具補装具のののの給付状況給付状況給付状況給付状況 身体障がい者の失われた部位や障がいのある部分を補って、日常生活や職業活動を容易にするため、障がいの内容や程度に応じ、車椅子・補聴器等の補装具の交付が受けられます。給付物品によっては、更生相談所の判定が必要な場合があり、又世帯の課税状況等に応じ、費用の一部を負担していただきます。介護保険で補装具の利用ができる方は、介護保険利用が優先となっています。 平成23年度の給付状況は、新規交付の障がい者が545件、修理は障がい者が341件となっています。下記は過去5年間の補装具の主な交付内容と実績状況です。

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年度別主な交付内容と実績 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 交付 修理 交付 修理 交付 修理 交付 修理 交付 修理 車椅子 40 66 40 66 49 83 55 79 65 62 電動車椅子 16 36 16 36 11 55 18 48 11 43 補聴器 118 86 118 86 134 76 130 94 151 110 眼鏡 17 1 7 1 19 0 28 3 128 3 合計(上記以外の種目を含む) 387 236 404 264 408 281 465 256 545 341 2222))))地域生活支援事業地域生活支援事業地域生活支援事業地域生活支援事業

・・・・那覇市障那覇市障那覇市障那覇市障がいがいがいがい者相談支者相談支者相談支者相談支援事業援事業援事業援事業(((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成18181818年年年年10101010月月月月 )))) 那覇市障がい者相談支援事業は、(社会福祉法人)那覇市社会福祉協議会、(社会福祉法人)若竹福祉会、(社団法人)沖縄県精神障害者福祉会連合会、NPO法人わくわくの会の、(社団法人)那覇市身体障害者福祉協会5法人へ委託し実施しています。 地域生活支援センターEnjoy(若竹福祉会)・那覇市障がい者生活支援センターゆいゆい(那覇市社会福祉協議会)・さぽーとせんたーi(わくわくの会)・精神障害者地域生活支援センターなんくる(沖縄県精神障害者福祉会連合会)・障がい者相談支援センターすこやか(那覇市身体障害者福祉協会)において、専門の相談員を配置し、在宅の障がい者に対して障害福祉サービスの利用援助、社会資源の活用や社会生活を高めるための支援、介護相談及び情報の提供等を総合的に行うことにより、障がい者の方やその家族の地域生活の支援を実施しています。

延利用者数延利用者数延利用者数延利用者数 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 地域生活支援センター Enjoy(主に知的障がい者) 1,836 1,459 1,904 1,779 那覇市障がい者生活支援センター ゆいゆい(主に身体障がい者) 8,171 4,427 5,552 4,576 さぽーとせんたーi(あい) (主に障がい児) 2,374 1,266 1,088 1,096 障がい者相談支援センター すこやか(主に身体障がい者) ※平成24年度から事業開始 ※※※※ さぽーとせんたーさぽーとせんたーさぽーとせんたーさぽーとせんたーiiiiはははは、、、、平成平成平成平成19191919年度年度年度年度からからからから事業事業事業事業開始開始開始開始 ※※※※ 精神障害者地域生活支援精神障害者地域生活支援精神障害者地域生活支援精神障害者地域生活支援センターなんくるのセンターなんくるのセンターなんくるのセンターなんくるの実績実績実績実績はははは、、、、地域活動支援地域活動支援地域活動支援地域活動支援センターⅠセンターⅠセンターⅠセンターⅠ型参照型参照型参照型参照 ・・・・居住居住居住居住サポートサポートサポートサポート事業事業事業事業( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成19191919年度年度年度年度2222月月月月 )))) 賃貸契約による一般住宅(民間の賃貸住宅)への入居を希望しているが、保証人がいない等の理由により入居が困難な障がい者に対し、入居に必要な調整等に係る支援を行うとともに、家主等への相談・助言を通じて障がい者の地域生活を支援する事業です。 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 入居支援 (実) 7 6 12 15 居住継続支援(延) ※( )内は新規数 7 12(6) 23(12) 20(15)

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・・・・居住体験事業居住体験事業居住体験事業居住体験事業( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度5555月月月月 )))) 病院・施設に入院・入所している、又は家族と同居している障がい者が、地域の体験居室を活用して、1人暮らしの生活体験を行い、生活体験を通し自立に向けた意欲、能力の向上を図る事業です。 ・・・・手話通訳者手話通訳者手話通訳者手話通訳者のののの設置設置設置設置((((2222人人人人))))((((事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成4444年年年年4444月月月月)))) 聴覚や言語に障がいのある方のために、手話で対応できる専門の通訳者を障害福祉課窓口に設置して います。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 通訳件数 996 1,180 1,057 1,159 1,084

・・・・手話通訳者派遣事業手話通訳者派遣事業手話通訳者派遣事業手話通訳者派遣事業((((事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成8888年年年年12121212月月月月)))) 聴覚及び言語等に障がいのある方の社会生活を円滑にするために、手話通訳者を派遣し、意思の疎通を図っています。派遣範囲は市内で、概ね午前7時から午後9時までの間です。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 派遣件数 254(75) 237(79) 218(78) 333(86) 241(71) ( )内は、障がい福祉課以外の課の依頼による派遣 ・・・・緊急夜間手話通訳者派遣事業緊急夜間手話通訳者派遣事業緊急夜間手話通訳者派遣事業緊急夜間手話通訳者派遣事業 夜間緊急に聴覚及び言語等に障がいのある方の社会生活を円滑にするために、手話通訳者を派遣し意思の 疎通を図ります。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 派遣件数 1 1 0 4 3

・・・・要約筆記奉仕員派遣事業要約筆記奉仕員派遣事業要約筆記奉仕員派遣事業要約筆記奉仕員派遣事業((((事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成19191919年年年年6666月月月月)))) 聴覚及び言語等に障がいのある方の社会生活を円滑にするために、要約筆記奉仕員を派遣し、意思の疎通を図っています。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 派遣件数 63 42 45 39 28

・・・・地域活動支援地域活動支援地域活動支援地域活動支援センターⅠセンターⅠセンターⅠセンターⅠ型型型型事業事業事業事業((((施設名称施設名称施設名称施設名称::::那覇市精神障害者地域生活支援那覇市精神障害者地域生活支援那覇市精神障害者地域生活支援那覇市精神障害者地域生活支援センターセンターセンターセンター)))) 地域で生活する在宅精神障がい者の方々の社会復帰と社会参加の促進を図るため設置された施設です。 平成14年度に開所し、平成17年度まで「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」に基づき実施されてきた精神障害者地域生活支援センターが、障害者自立支援法施行に伴い、平成18年10月1日から、地域活動支援センターⅠ型として、心の悩み、心の病をかかえ、社会の中で“生きづらさ"を感じながら地域で生活している精神障がい者を支援しています。なお、地域活動支援センターⅠ型は、障害者相談支援事業を委託されていることが要件となります。 ① 事業の内容 ・ 障害者相談支援事業 ・・・・・・・・・・ 福祉サービスの利用援助、社会資源を活用するための支援、社会 (那覇市障がい者相談支援事業) 生活を高めるための支援、ピアカウンセリング、権利擁護のために 必要な援助、専門機関の紹介、地域自立支援協議会の運営 …等

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・地域活動支援センターⅠ型事業 ・・・・創作的活動または生産活動の機会の提供、社会との交流促進、医療・福祉及び地域社会基盤との連携強化のための調整、地域住民ボランティア育成、障害に対する理解促進を図る普及啓発 …等 ② 職員の配置 施設長 兼 相談員:1人(精神保健福祉士) 相談員:2人(精神保健福祉士:1人) 指導員:2人 ③ 利用時間 開館時間 月~日曜日(年中無休)午前9:00~午後7:00 ※24時間体制で夜間の緊急電話対応 ④ 施設の概要 施設名 種類 所在地 開設者 指定管理者 開所年月日 那覇市精神障害者地域生活支援センター「なんくる」 地域活動支援センターⅠ型 那覇市古波蔵4丁目7番7号 古波蔵ふれあい館 2階 那覇市 沖縄県精神障害者福祉会連合会 平成15年 1月6日 ⑤ 建物その他の設備 構 造 設 備 鉄筋コンクリートブロック造3階建 1階(那覇市古波蔵ふれあい館) 2階(那覇市精神障害者地域生活支援センター) 3階(那覇市古波蔵児童館) ①相談室 (専用) ②静養室 (男女別室専用) ③談話室 (専用) ④食堂 (専用・調理コーナー合む) ⑤地域交流活動室兼訓練室 (専用) ⑥多目的トイレ・シャワー室 (専用) ⑦事務室 (専用) …他

255.83平方メートル 253.91平方メートル 252.76平方メートル ⑥ 利用状況 登録者数 670人 生活支援事業(延べ利用人数) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 憩いの場利用 8,599 9,700 9,176 8,126 8,680 パソコン教室 1,979 3,575 2,303 2,569 1,531 生活相談(延べ利用人数) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 電話相談 1,515 1,213 676 718 1,286 来所相談 221 504 356 389 447 訪 問 109 361 238 241 180

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その他(延べ利用人数) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 地域交流事業 1,307 1,528 1,178 824 1,178 その他の生活支援 511 168 1,326 190 235

・・・・地域活動支援地域活動支援地域活動支援地域活動支援センターⅡセンターⅡセンターⅡセンターⅡ型型型型事業事業事業事業((((施設名称施設名称施設名称施設名称::::那覇市障害者福祉那覇市障害者福祉那覇市障害者福祉那覇市障害者福祉センターセンターセンターセンター)))) 那覇市障害者福祉センターは、障がいのある方が、創作的活動、機能訓練などを行うことにより生活の改善及び身体機能の維持向上を図り、自立と社会参加を促進することを目的として設置された施設です。 障害者自立支援法施行に伴い、平成18年10月1日から、地域活動支援センターⅡ型事業を開始しました。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 利用件数 9,439 9,567 9,346 9,791 9,769 ①①①① 那覇市那覇市那覇市那覇市障害者福祉障害者福祉障害者福祉障害者福祉センターセンターセンターセンター概要概要概要概要 所 在 地 那覇市古島2-14-4(TEL 886-3807) 設置団 体 那覇市 指定管理者 那覇市身体障害者福祉協会 開所年月日 昭和58年4月11日 敷地の面積 2,736平方メートル 建物の面積 595.97平方メートル 建物の構造 鉄筋コンクリート造平屋建 ②②②② 当当当当センターにおけるセンターにおけるセンターにおけるセンターにおける実施事業実施事業実施事業実施事業 1・地域活動支援センターⅡ型事業(創作的活動、機能訓練、社会適応訓練及び入浴サービス等) 2・相談支援事業、等 ③③③③ 開館時間及開館時間及開館時間及開館時間及びびびび休館休館休館休館日日日日 開館時間 : 月~金曜日 午前9時~午後5時 休 館 : 土曜・日曜・国民の祝日・慰霊の日・年末年始

地域活動支援地域活動支援地域活動支援地域活動支援センターⅢセンターⅢセンターⅢセンターⅢ型事業型事業型事業型事業 地域活動支援センターⅢ型事業所は、障がい者の創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進等を行っています。本事業は、地域において障がい者に対する援護事業の実績を有し安定した運営が図られている、法人格を有した団体に委託して実施しています。 平成23年度 実施事業所 名 称 住 所 電 話 1 ふくぎ 田原3-4-1 859-4020 2 なは 古島2-14-4 885-5667 3 ナカヤ 小禄1-4-15 857-7161 4 ハンディーサポートふれんど 牧志3-12-1 862-9567 5 はんたぴあ 繁多川5-17-10 101 832-2555 6 ふぃーるど・ぱわー 牧志1-4-62 862-3061 7 まぁーじ 真地423-3 834-8853

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8 ふれあいセンター 楚辺2-28-1 833-9139 9 ソーシャルハウスあごら 首里桃原町1-8 887-7071 10 サンブリッジ 安謝1-2-5 995-8965 11 ハーネス 樋川1-33-1 835-9455

・・・・日常生活用具日常生活用具日常生活用具日常生活用具のののの給付事業給付事業給付事業給付事業( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 昭和昭和昭和昭和49494949年年年年2222月月月月 )))) 在宅の障がい者(児)に対し、日常生活の便宜を図るため、障がいの内容や程度に応じ、盲人用時計・入浴補助用具・ネブライザー(吸入器)・手すり等(居宅生活動作補助用具)等の給付が受けられます。なお、世帯の課税状況に応じ、費用の一部を負担していただきます。又、介護保険で利用ができる方は、介護保険利用が優先となっています。 平成23年度の給付状況は、4,251件(内、児童に対する交付が656件)となっています。下記は、過去5年間の日常生活用具の主な給付内容と実績です。

年度別主な交付内容と交付実績 ( )は児童に対する給付 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 盲人用時計 23 19 17 13(1) 14 入浴補助用具 18(5) 17(3) 18(3) 17(6) 17(6) ネブライザー 1(1) 5(2) 12(5) 6(4) 5(4) 居宅生活動作補助用具 6 5 5 3(1) 5 ストマ用装具 1,752(18) 2,240(37) 2,567(22) 2,785(18) 2,932(24) 年間合計(上記以外の種目を含む) 2,721(454) 2,775(586) 3,683(588) 3,892(523) 4,251(656) ・リフト・リフト・リフト・リフト付付付付きバスきバスきバスきバス運行事業運行事業運行事業運行事業 (((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成2222年年年年10101010月月月月 )))) 市内に居住する重度身体障がいの方で、既存の路線バスやタクシーを利用することが困難な皆さんを、自宅の玄関から目的地まで安全かつ安心して移送いたします。那覇市社会福祉協議会に委託しています。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 利用件数 2,872 2,891 2,484 2,609 2,414 ・・・・移動支援事業移動支援事業移動支援事業移動支援事業((((ガイドヘルパーガイドヘルパーガイドヘルパーガイドヘルパー)()()()( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成18181818年年年年10101010月月月月 )))) 屋外での移動が困難である障がい児・者について、外出のための支援を行なうことにより、障がい児・者の地域での自立生活および社会参加を促すことを目的としています。 ・・・・日中一時支援事業日中一時支援事業日中一時支援事業日中一時支援事業(((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成18181818年年年年10101010月月月月 )))) 障がい児・者の家族の一時的な就労支援及び障がい児・者を日常的に介護している家族への一時的な休息を目的とし、障がい児・者の日中における活動の場を確保し、施設等において食事介助や入浴などの支援が受けられます。 移動支援事業・日中一時支援事業延べ利用者数

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 事業名 障がい者 障がい児 障がい者 障がい児 障がい者 障がい児 障がい者 障がい児 移動支援事業 1,690 405 1,884 363 1,973 400 1,687 379 日中一時支援事業 193 654 136 603 245 703 339 815

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・・・・ 那覇市障那覇市障那覇市障那覇市障がいがいがいがい者運動会者運動会者運動会者運動会 ((((事業開始事業開始事業開始事業開始 昭和昭和昭和昭和 39393939年度年度年度年度)))) スポーツ、レクリエーション活動を通じて障がいのある方の体力増強を図り、交流等により社会参加を 促進するために、運動会を開催しています。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 参加人数 320 400 400 518 452 ※ 参加人数は、選手、応援、ボランティア、役員等の数です。 ・・・・那覇市那覇市那覇市那覇市障障障障がいがいがいがい者美術展者美術展者美術展者美術展 ((((事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成 14141414年度年度年度年度)))) 美術活動を通じて障がいのある方の社会参加の機会を拡大するとともに、障がいに対する市民の理解や 認識を深めるために、美術展を開催しています。

平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 入場者数 704 1,349 1,233 1,250 1,654 出品件数 271 273 287 286 467 ・・・・訪問入浴訪問入浴訪問入浴訪問入浴サービスサービスサービスサービス事業事業事業事業 自力、あるいは家族のみでは入浴することができない重度心身障がい者に対して定期的に移動入浴車が巡回し、入浴サービスを行います。平成12年度からは障がいのみの事業として実施しています。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 利用者数 3 2 3 2 2 利用件数 85 95 72 72 151

・・・・福祉用具福祉用具福祉用具福祉用具リサイクルリサイクルリサイクルリサイクル事業事業事業事業 ((((事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成9999年年年年4444月月月月)))) 不要になった福祉用具等を譲り受けて、それらの用具を必要とする身体障がいのある方々が利用することにより、日常生活の利便性の向上を図る福祉用具の貸出事業を行っています。 那覇市社会福祉協議会に委託して実施しています。 品名 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 ベッド 10 27 26 16 0 エアーマット 1 2 2 0 0 シャワーチェアー 21 31 17 15 13 車椅子 148 167 164 143 155 その他(歩行器等) 19 27 23 10 23 合 計 199 254 232 184 191 ・・・・点字点字点字点字・・・・声声声声のののの広報等発行事業広報等発行事業広報等発行事業広報等発行事業 視覚障がいのある方のために、市広報紙である「市民の友」の点字版と音訳版(カセットテープ)を発行し ています。 市民の友のほか、重度心身医療費助成受給者証も、点字印刷により発行しています。

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平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 市民の友 (点字印刷) 3,600 3,600 3,120 2,160 1,920 市民の友 (カセットテープ) 1,301 1,800 1,950 2,156 1,742 重度心身医療費助成受給者証 457 479 478 442 431

・・・・自動車運転免許取得自動車運転免許取得自動車運転免許取得自動車運転免許取得・・・・改造助成事業改造助成事業改造助成事業改造助成事業(((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成19191919年度年度年度年度 )))) 障がい者が自動車運転免許の取得に要する費用(以下「免許取得費」という。) の一部及び身体障がい者が利用する自動車の改造に要する費用(以下「改造費」という。)の一部を助成することにより、その有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むために必要な事業です。

・・・・ボランティアボランティアボランティアボランティア活動支援事業活動支援事業活動支援事業活動支援事業(((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成14141414年度年度年度年度 )))) 一般的にこころの病気や精神障がいに関する知識をもっている人は少なく、そのことが偏見を生み出している要因の 1 つともなっています。そこで暮らしやすい地域づくりをすすめていくための 1 つとして、以下の事を目的に教室を実施しています。 アアアア....こころのボランティアこころのボランティアこころのボランティアこころのボランティア教室教室教室教室 〔目的〕Ⅰ こころの病気に対する身近な理解者や支援者を増やす Ⅱ 地域で精神保健福祉に関するボランティア活動ができる地域づくりをめざす 〔主催〕 障がい福祉課・精神障害者生活支援センター「なんくる」 〔対象〕 ボランティア活動を始めたいと思っている那覇市民 〔内容〕 年1回 2日シリーズ(精神科医師講話、当事者・家族体験談、社会復帰施設見学、社協講話) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 参加人数 45 18 24 28 18 イイイイ....こころのこころのこころのこころの健康講演会健康講演会健康講演会健康講演会 〔目的〕Ⅰ こころの病気は誰にでも起こりうる可能性があり、身体の病気と同様、限られた人だけの問題ではないことを知る Ⅱ 精神障がい者の身近な理解者や支援者を増やす Ⅲ 自分自身や家族、周囲の人等への心の健康に関心をもってもらう Ⅳ 精神保健福祉へ関心をもってもらう 〔主催〕障がい福祉課・精神障害者地域生活支援センター「なんくる」 〔対象〕那覇市民 〔内容〕年2回 講演会方式(精神科医師講話、当事者の体験談、福祉サービスの講話) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 参加人数 94 61 124 64 54

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 自動車運転免許取得 2 1 5 4 自動車改造助成事業 6 2 1 5

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ウウウウ....精神保健福祉運動及精神保健福祉運動及精神保健福祉運動及精神保健福祉運動及びびびび月間月間月間月間 〔目的〕 広く市民に精神保健福祉に関する理解と関心を呼びかけ、正しい知識を普及啓発し、併せて市民ひとりひとりのこころの健康の保持増進を図り、すべての市民が心身ともに健康で幸せな生活が営まれるよう、精神保健福祉の普及をめざすことを目的に実施しています。 〔内容〕Ⅰ 障がい福祉課カウンターにて精神保健福祉に関するやチラシや冊子の配布 Ⅱ 那覇市広報誌にて障がい福祉に関する紹介 Ⅲ その他、啓発普及に関すること

3333))))そのそのそのその他他他他のののの事業事業事業事業

・・・・身体障害者身体障害者身体障害者身体障害者、、、、療育手帳及療育手帳及療育手帳及療育手帳及びびびび精神障害者保健福祉手帳精神障害者保健福祉手帳精神障害者保健福祉手帳精神障害者保健福祉手帳のののの交付状況交付状況交付状況交付状況 ①①①①身体障害者身体障害者身体障害者身体障害者((((児児児児))))手帳手帳手帳手帳 身体に障がいのある者は県知事に対し、知事が定める医師の診断書を添えて身体障害者手帳の交付を申請することができます。県知事は申請に基づいて審査し、該当する者に身体障害者手帳を交付することになっています。 実際の申請は福祉事務所で行うことになります。この手帳の交付によって、①自立支援医療の給付、②補装具及び日常生活用具の給付、③障害福祉サービスの支給、④心身障害者扶養共済への加入、⑤国税、地方税の諸控除及び減免、⑥公営住宅の優先入居、⑦NHK 受信料の免除、⑧諸交通機関の運賃の割引、⑨施設入所等の福祉サービスを受けることができます。 身体障害(児)者手帳障害種別交付状況 平成24年4月1日現在 障がい種類 1級 2級 3級 4級 5級 6級 計 視 覚 368 230 36 46 70 23 773 聴覚 ・ 平衡 51 312 114 245 5 422 1,149 発声 ・ 言語 22 27 70 33 152 肢体不自由 1,484 1,649 891 846 361 192 5,423 内 部 2,245 110 1,763 1,486 1 5,605 計 4,170 2,328 2,874 2,656 437 637 13,102 身体障害(児)者手帳等級別交付状況 障がい等級 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 1級 3,799 4,032 3,972 4,032 4,170 2級 2,106 2,278 2,285 2,274 2,328 3級 2,387 2,585 2,698 2,773 2,874 4級 2,064 2,220 2,316 2,472 2,656 5級 378 399 416 425 437 6級 520 587 615 632 637 計 11,254 12,101 12,302 12,608 13,102 ②②②②療育手帳療育手帳療育手帳療育手帳 この制度は、知的障がい(児)者に対して一貫した指導、相談を行うとともに、これらの方に対する各種の援助措置を受けやすくするため、知的障がい(児)者に手帳を交付し、もって福祉の増進を図ることを目的としています。手帳交付の申請は、知的障がい(児)者又はその保護者が福祉事務所長を経由して県知事に行います。

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県知事は児童相談所又は知的障害者更生相談所における判定結果に基づき手帳の交付を決定します。この手帳交付によって、①障害福祉サービスの支給、②心身障害者扶養共済への加入、③国税、地方税の諸控除及び減免、④公営住宅の優先入居、⑤NHK受信料の免除、⑥諸交通機関の運賃の割引、⑦施設入所等の福祉サービスを受けることができます。 療育手帳交付状況 平成24年4月1日現在 年齢区分 A1 A2 B1 B2 総 数 18歳未満 24 94 125 301 544 18歳以上 183 453 597 649 1,882 総数 207 547 722 950 2,426 療育手帳年度別交付状況 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 A1 168 176 178 185 207 A2 462 487 497 510 547 B1 656 658 681 700 722 B2 675 750 800 889 950 総数 1,961 2,071 2,156 2,284 2,426 ③③③③精神障害者保健福祉手帳精神障害者保健福祉手帳精神障害者保健福祉手帳精神障害者保健福祉手帳 精神疾患(知的障がい者を除く。)を有する者のうち、精神障がいのために長期にわたり日常生活又は社会生活への制限を受ける方は、県知事に対し厚生労働省令で定める書類(診断書又は、障害年金証書の写し等)を添えて精神障害者保健福祉手帳(手帳の表紙は単に「障害者手帳」と記されています。)の交付を申請することができます。 実際の手帳の申請は、本人又は保護者が申請書と必要書類を福祉事務所に提出し、市を経由して県知事に対して行います。この手帳の交付によって税制上の優遇措置、県立及び市町村の施設使用料等の減免等各種サービスを受けることができます。 精神障害者保健福祉手帳交付状況 平成24年4月 1日現在 障がい等級 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 1級 350 470 544 620 705 2級 1,576 1,797 2,031 2,164 2,335 3級 387 473 485 498 512 合計 2,313 2,740 3,060 3,282 3,552

・・・・身体障害者福祉電話設置事業身体障害者福祉電話設置事業身体障害者福祉電話設置事業身体障害者福祉電話設置事業 (((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 昭和昭和昭和昭和52525252年年年年5555月月月月 )))) この事業は、65歳未満で電話を保有しない低所得世帯に該当する外出困難な在宅重度障がい者に対し、福祉電話を貸与することにより、 その障がい者のコミュニケーション及び緊急連絡手段を確保し、それによって福祉の向上を図る目的で実施しています。 助成額は2,600円が上限で超過分は自己負担です。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 設置件数 37 37 32 28 24

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・・・・緊急通報緊急通報緊急通報緊急通報システムシステムシステムシステム(((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成5555年年年年 )))) 重度の身体障がい者等で、緊急時の連絡が必要な方の自宅の電話機にペンダント式の送信機を設置し、通報センターと結んで消防署や緊急協力員の迅速な対応で緊急事態に備えています。 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 利用件数 6 7 7 8 8

・・・・特別障害者手当特別障害者手当特別障害者手当特別障害者手当 ( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 昭和昭和昭和昭和61616161年年年年4444月月月月)))) 1)受給資格 在宅で心身に著しい重度の障がいがあり、日常生活において常時特別の介護を必要とする20歳以上の方に支給されます。ただし、施設に入所している方や病院等に長期入院している方には支給できません。なお、所得による支給制限があります。 2)手当額 1人につき月額 26,260円 (平成24年度現在) 3)支給月 年4回(2月・5月・8月・11月)支給 年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 月平均受給者件数 395 397 398 393 383 ・・・・障害児福祉手当障害児福祉手当障害児福祉手当障害児福祉手当 (((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 昭和昭和昭和昭和61616161年年年年4444月月月月)))) 1)受給資格 心身に著しい重度の障がいがあり、日常生活において常時介護を必要とする在宅又は入院中の 20 歳未満の方に支給されます。ただし施設に入所している方には支給できません。なお所得による支給制限があります。 2)手当額

1人につき月額 14,280円 (平成24年度現在) 3)支給月 年4回(2月・5月・8月・11月)支給 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 月平均受給者件数 215 217 211 215 217

・・・・経過的福祉手当経過的福祉手当経過的福祉手当経過的福祉手当( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 昭和昭和昭和昭和61616161年年年年4444月月月月)))) 1)受給資格 昭和61年4月において、従来の福祉手当受給資格者で、特別障害者手当や障害基礎年金を受けていない方に手当が支給されます。ただし、施設入所した場合は支給できません。また、所得による手当の支給制限があります。再申請はできません。 2)手当額 1人につき月額 14,280円 (平成24年度) 3)支給月 年4回(2月・5月・8月・11月)支給 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 月平均受給者件数 13 12 12 11 10 ・・・・重度心身障害者医療費等助成事業重度心身障害者医療費等助成事業重度心身障害者医療費等助成事業重度心身障害者医療費等助成事業 (((( 事業開始事業開始事業開始事業開始 昭和昭和昭和昭和52525252年年年年10101010月月月月 )))) 重度心身障害者医療費等助成事業は、重度心身障がい者に対し、医療費等の一部を助成することによって、保健医療の向上に寄与し、もって福祉の増進を図ることを目的としています。なお、所得による資格制限があり

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ます。 重度心身障がい者とは次に該当する方です。 ・身体障害者手帳1級か2級の方 ・療育手帳A1かA2の方 ・身体障害者手帳3級で、かつ療育手帳B1の方 ・特別児童扶養手当1級の支給対象児童で、かつ療育手帳B1の方 ・国民年金等等等等の障害基礎年金1級の受給者で、かつ療育手帳B1の方 <<<<対象者対象者対象者対象者>>>> 医療費の助成を受けることができる重度心身障がい者は、次に該当する方々です。 ① 本市において、住民基本台帳に登録され、実際に住んでいる者、又は法令の規定により市長の措置を受けて本市の区域外の身体障害者更生援護施設に入所している者であること。(ただし、本市の区域内の身体障害者更生援護施設等に他市町村長より入所措置された者は除かれます。) ② 国民健康保険、社会保険各法及び各種組合健康保険法の規定による被保険者、又は被扶養者であること。(ただし、医療費等を国や地方公共団体が全額負担している場合は、対象外となります。) 年度別医療費助成受給者数及年度別医療費助成受給者数及年度別医療費助成受給者数及年度別医療費助成受給者数及びびびび助成額助成額助成額助成額 種別 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 受給者数 5,476 5,545 5,711 5,778 5,916 受給件数 90,255 42,764 48,751 57,554 57,049 助成金額 698,191,225 604,682,010 575,049,422 619,242,675 582,134,835 ※ 受給件数は、平成19年度まではレセの件数。平成20年度からは申請書の件数。 ・・・・身身身身体障害者相談員設置事業体障害者相談員設置事業体障害者相談員設置事業体障害者相談員設置事業 ( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度 )))) 身体障がい者が安心した地域生活を送れるよう、本人の生活を守り、相談相手となりながら必要な援助を行う身体障害者相談員を設置しています。現在、5名の身体障害者相談員の方が活動中です。 ・・・・知的障害者相談員設置事業知的障害者相談員設置事業知的障害者相談員設置事業知的障害者相談員設置事業 ( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度 )))) 知的障がい者が安心した地域生活を送れるよう、本人の生活を守り、相談相手となりながら必要な援助を行う知的障害者相談員を設置しています。現在、10名の知的障害者相談員の方が活動中です。 ・・・・精神障害者精神障害者精神障害者精神障害者ピアカウンピアカウンピアカウンピアカウンセリングセリングセリングセリング事業事業事業事業( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成18181818年度年度年度年度 )))) 精神障がい者である相談員が他の精神障がい者の相談に応じ、精神障がい者の社会復帰や活動の場の拡充を図る事業です。同じ障がいを持ち、同じような体験をした相談員がその経験を生かし、障がい者との相談を通して支援しています。(沖縄県精神障害者福祉会連合会へ委託し、毎週:月・水・金 精神障害者地域生活支援センターなんくる内にて実施しています) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 相談件数 814 636 531 455 792 ・・・・精神精神精神精神障害者家族相談員紹介事業障害者家族相談員紹介事業障害者家族相談員紹介事業障害者家族相談員紹介事業 ( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 平成平成平成平成18181818年度年度年度年度 )))) 精神障がい者を支える家族(家族相談員)が自らの体験を活かし、心の病で悩んでいる本人や家族への電話・来所相談を行っています。(沖縄県精神障害者福祉会連合会へ委託し、毎月第1~第4月・水・金 精神障害者地域生活支援センターなんくる内にて実施しています) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 相談件数 408 216 83 133 175

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・・・・聴覚障害者相談事業聴覚障害者相談事業聴覚障害者相談事業聴覚障害者相談事業 ( ( ( ( 事業開始事業開始事業開始事業開始 昭和昭和昭和昭和 63636363年年年年 11111111月月月月 )))) 1111人人人人 聴覚に障がいのある方の生活、雇用などの問題について、専門の相談員を配置し、相談を行っています。 (月・水・金曜日) 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 相談件数 130 165 150 146 130

・・・・地域活動支援地域活動支援地域活動支援地域活動支援センターⅢセンターⅢセンターⅢセンターⅢ事業所販路拡大支援補助金交付事業事業所販路拡大支援補助金交付事業事業所販路拡大支援補助金交付事業事業所販路拡大支援補助金交付事業 地域活動支援センターⅢ型事業所の発展と安定化を図ることを目的に、事業所で製造したパンやお菓子及び手工芸品などの商品の販路を拡大するための事業。当該事業の目的を達成するため、地域活動支援センターⅢ型事業所が共同で運営する店舗の家賃について予算の範囲内で補助金を交付している。 ・・・・那覇市障那覇市障那覇市障那覇市障がいがいがいがい者就労支援事業者就労支援事業者就労支援事業者就労支援事業((((平成平成平成平成19191919年年年年6666月月月月からからからから実施実施実施実施しているしているしているしている)))) 障がい者が一般就労することによる自立及び社会参加の促進を図る。 1 業務内容 (1) 就労に関する相談業務 (2) 就労支援に関する業務 (3) ジョブサポーター派遣及び養成研修に関する業務 (4) その他障がい者の就労に関する業務 2 業務形態 事業所と協定を締結し、真和志庁舎2階で実施している。 ※ 上記、業務内容(3)のジョブサポーター派遣及び養成研修に関しては委託業務 3 実績内容 平成21年度 平成22年度 平成23年度 就労相談(相談登録者数) 新規登録74人 (登録総数275名) 新規登録78名 (登録総数353名) 新規登録74名 (登録総数427名) 就労支援(就職件数) 12人 20人 16人(復職2人含む) ジョブサポーター派遣件数 3,182件 3,042件 2,969件 ・・・・発達障発達障発達障発達障がいがいがいがい者地域生活支援事業者地域生活支援事業者地域生活支援事業者地域生活支援事業((((平成平成平成平成22222222年年年年5555月実施月実施月実施月実施)))) 発達障がい者が地域で安心して社会生活を営むことができるよう、相談体制の整備や日中活動の場の確保など総合的な支援を行う。 1 業務内容 (1) 発達障がい者及び家族等に対する相談支援 (2) 発達障がい者に対する発達支援 (3) 発達障がい者に対する就労支援 (4) 関係施設及び関係機関に対する普及啓発及び研修 (5) 関係施設及び関係機関との連絡調整 (6) その他付帯する業務(発達障がい者本人の日中活動の場の確保) 2 実施形態及び委託期間 「沖縄県雇用再生特別事業補助金」などを活用し、特別非営利活動法人に委託して実施。 平成22年5月1日から平成25年3月31日

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3 実績内容 平成22年度 平成23年度 利用実人員 272名 375名 相談件数 931件 1,865件 ・・・・那覇市発達支援那覇市発達支援那覇市発達支援那覇市発達支援モデルモデルモデルモデル事業事業事業事業((((平成平成平成平成23232323年年年年4444月実施月実施月実施月実施)))) 発達支援策をモデル的に実践することで、本市の現状や支援現場に即した発達支援策を検証し、提案することを目的とする。 1 業務内容 (1)発達支援専門員による相談支援 ① 電話・来所相談 ② 家庭訪問 ③ 個別支援会議の開催運営 (2)支援現場におけるトレーニングの企画運営 ① ペアレントトレーニング ② ティーチャーズトレーニング ③ ソーシャルスキルトレーニング ④ 研修 (3)モデル事業の検証及発達支援策の提案に係る報告書の作成 2 実施形態及び委託期間 「住民生活に光を注ぐ交付金」を活用し、特別非営利活動法人に委託して実施。 平成23年 4月1日から平成25年3月31日