「のはらうた」作品集

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工藤直子氏の「のはらうた」を真似て自分たちの「のはらうた」を作ってみました。

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Page 1: 「のはらうた」作品集

美�原

わた毛がふく、

うづつ野原にちゃくりく、

きいろの花がさく

Page 2: 「のはらうた」作品集

ばらの花

ばらの

かげ

あさです。

きもちいい、あたたかいかぜが

しずかにふいている。

ちょうがわたしのうえにねている。

はるってきもちいいな。

とりがうたっている。

きれいなきょくだな。

きもちいい

あさのひです。

Page 3: 「のはらうた」作品集

私は変わる

はなこ

しぬ

私はいつも変わる

春には

ねむっておきる。

夏には

元気いっぱいで

いつも笑っている。

秋には

ねむくなって

かぜひいちゃう。

冬には

へいわな顔で

えいえんに寝られる。

このように、私は変わる

Page 4: 「のはらうた」作品集

くも

白ろ

白いくも。

うつくしくてきれい。

空のうつくしいとびもの。

白くてきれいくも。

Page 5: 「のはらうた」作品集

かぜ

かぜ

はなこ

ゆうひです。

はながさきます。

ふうふう

あたたかいかぜ

はるがはじまりました

Page 6: 「のはらうた」作品集

のはら

鳥がとぶ

羽がパタパタうごいている

風がふくビュンビュンふいている

虫が動く音はしない

のはらの音がひびいている。

Page 7: 「のはらうた」作品集

ぶらんこ

ぶらん

ぶらんこ

わたしは

ぶらんこの上に

木のえだにぶらんこがぶらさがってる

ぶらん

ららん

たのしくあそんで

ぶらんぶらん

Page 8: 「のはらうた」作品集

美�原

わた毛がふく、

うづつ野原にちゃくりく、

きいろの花がさく

てっぽう

野原

つばめ

つばめがとぶ

青い空をとおる

ちかくに人がいる

とつぜんつばめがおちる

となりの人がてっぽうだした

つばめがいない

RIPつばめ

Page 9: 「のはらうた」作品集

花粉の人生

すみれ

私は、

毎日

とんで

ずっと空に。

ふっとふっと

ふわっとふわっと

ずっと空に

Page 10: 「のはらうた」作品集

だんご虫

ころころ

ゆーた

ころころころころ

目がまわる

ころころころころ

にげなくちゃ

ころころころころ

こわーいこわい

ころころ

にげたかな?

Page 11: 「のはらうた」作品集

かぜのおと

かぜおと

ひゅう

ひゅう、ひゅうぼくはとぶ。

びゅうびゅう、ぼくははしる。

みえなくてもきこえるよ。

ぼくのとんで、はしるおと。

Page 12: 「のはらうた」作品集

はばたくとき

ちょうちょ

ひらり

今はまだ緑でじみだけど、

いつかは美�しくてとべるようになって、

のはらのちゅうもくをあびるのよ。

いつかははばたく。

Page 13: 「のはらうた」作品集

のはらのにじ

すずき

七色

わたしはにじ

きれいなにじ

わたしのいえは、

あおいそら

みんなにみられて

うれしいな

Page 14: 「のはらうた」作品集

白鳥

しらとり

いけみ

おだやかな風

白鳥のおやこがいる

私の上でくつろいでいるみたい

でも・・・

いきなり・・・

バーン

羽から血がぽろぽろ

かれらはもう・・・

いない・・・

Page 15: 「のはらうた」作品集

きつねは何てなくのかな?

とり

とりこ

一回のはらをあるいていたとき

﹁きつねは何を言うのかな﹂

と思いました。

とつぜんへんな音が聞こえました。

﹁こんこん、きゃああ﹂

みたいな音でした。

うしろの草がうごきはじめました。

うしろを見るときつねがいました。