女性が働くことの可能性を考える
TRANSCRIPT
女性が働くことの可能性を考える
~IT業界は女性が働きにくい世界なのか?~
特別ゲスト:日本マイクロソフト株式会社執行役 佐々木順子氏
アネゴ企画 上田雅美
AgileJapan2011WOMANSセッション
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 1
今日の進め方
• 自己紹介&参加の目的の共有
• 今日の目的
• アンケートを見ながら、いろんな意見交換アンケート 2011年2月11日~4月14日
回答者数 94名
企画 (株)アネゴ企画
• これからについてのダイアローグ
• まとめ
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 2
今日の目的
• 「 IT業界は女性が働きにくい世界なのか?」について参加者の皆さんと一緒に考えることにより
(1)多様な意見を知る機会とする
(2)私たちの現状を受け止める
(3)これからの可能性について考える
に、取り組む90分にしたい!
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 3
アンケートQ1:アンケートに参加していただいているあなたの性別は?
54
40
0 10 20 30 40 50 60
男性
女性
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 4
アンケートQ2:あなたの年齢層について教えてください
19
42
25
6
2
0 5 10 15 20 25 30 35 40 45
20代
30代
40代
50代
60代以上
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 5
アンケートQ3:あなたの所属する組織の業種について教えてください
44%
23%
11%
10%
3%
3%2%
1% 1% 1% 1%
情報・通信
サービス
その他
教育関連(教員・コンサルタント他)
医薬品
機械
食料品
その他製品
小売業
電気機器
精密機器
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 6
アンケートQ4:あなたの役職についてお知らせください。
50%
18%
12%
8%
4%
2%2%
1%
1%1%
1% 0% 0%
0%
一般社員
社長
主任
グループリー
ダー課長
執行役員
部長
会長
常務
本部長・事業部
長係長
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 7
アンケートQ5:社内でどのような仕事をしていますか?(複数回答可)
26%
11%
10%
10%
8%
8%
8%
6%
4%
3%3%
3%
専門技術者
企画
経営(経営者・役員)
営業
人事・教育
コンサルタント
その他
事務
PR
総務
経理・財務
マーケティング
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 8
アンケートQ6:誰と住んでいますか?(世帯構成)
29%
27%
25%
14%
3% 2%
配偶者
配偶者・子供
ひとり暮らし
両親と
子供と
両親と自分の家族
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 9
アンケートQ7:企業や組織が職場での女性の働き方に対して取り組みをしている
47%
35%
18%
はい
いいえ
わからない
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 10
アンケートQ8:ダイバーシティーという言葉を耳にされる方も多いと
思いますが、組織やコミュニティーの取り組みについてどんな印象をお持ちですか?
私はIT業界で勤務していますが、必要な技能があれば性差
や国籍に関わらず仕事はあるので、とりわけダイバーシティという取り組みを感じることはありません。また派遣や他社常駐が多いため、組織としての取り組み自体にあまり接する機会がありません。
出産、子育てを女性だけがやる時代はすでに過去のものです。女性の働き方の前に男性の生活に対する協力に、社会と企業が理解をすることが必要です。女性が同じように働ける環境は男性が同じように家事を負担することに違いないからです。
よいことだと思うし必須だと思うが、形式的かつ横並び(他がやるから自社もやる)になっているのが実態ではないか
異なる文化を積極的に受け入れる意識が不足していると感じる。
ダイバーシティそのものが目的になっていたり、なぜその組織にダイバーシティが必要なのかと言ったコンセンサスが得られないままに施策が進んでいるので、本質的な理解が殆ど得られていないと思う。
消極的な印象。法や他社動向にあわせて一通りの制度を用意したら終わり。干渉しない雰囲気の社内で、たとえば短時間勤務だから白眼視されたりあからさまな不利益を被ることはないが、サポートもされない。コミュニティも共通点で求心するものばかり。
社内でダイバーシティマネジメント推進の取組を行っている。しかしながら、社員および幹部社員の意識が低く(目の前の作業に追われすぎている)活動に参加しようとしない。
活動を行っている側がきちんと集客できれば良いが、なかなか難しいと思っている。ただ、継続は力と思っているので、アプローチ方法を変えたり、企画内容を変えたりといろいろやっていきたいと思う。
肉体的な性差、出産と子育てといったライフステージ上の性差を意識しているのはいいと思うし、一方それ以外では区別をしていないのがいい。
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 11
アンケートQ9:仕事の中で感じる女性のいい側面はどんなことですか?
上役の顔色で意思決定を行う男性が圧倒的に多いなか、自分の意思や意見をきちんと表明する人が多い。周囲の人の感情や表情に敏感。コミュニケーションスキルが高い人が多い。
前向きな発想が多い。ある意味で将来への責任(家族の扶養など)がない分、自由奔放にふるまえる、発想できるところに、新しいアイデアや発想がある
性差より個人差が大きいと思うが、しいていえば、・細かいことまで気を配る・速やかに親密、率直な関係をつくる・家事、雑用、手芸といった手仕事という役割を期待されて生きていることが、事務、命名、文書整理、手順づくり、イベント段取り・案内などでは良く作用すると思う。これらの特徴を持つ男性はいても「個性」だが、女性はジェンダーとして鍛えられているので、慎重な人選や訓練なしでも、これらのことを期待できる。
現代社会で今求められている「愛とつながり」、自由な発想、育てるプロセス、他への影響力が優れていると思います。男性とは、違うエネルギーをもっているように思います。女性のいい側面、男性のいい側面が重なりあえば、素晴らしいものが創造されるのでしょうね。今、女性のエネルギーは素晴らしい影響を出していると思います。仕事でも女性のいい側面がもっともっと活かせることができるでしょう。女性、男性という区別はもうなくなるでしょう。女性の活用なくしてビジネスの成功はないでしょう。女性が男性を活用する時代かもしれませんね。
特にないと思う。私の周りでは良くも悪くも男性と同じように扱われているのでいやな人はいやなんですかね?電話対応や接客などは女性の方が上手なのではないかと思います。
場が華やかになる。NASAの実験でも実証されているように、男性と女性が混在するチームのほうが生産性がいいというように、実際に女性が調和を生み出し、コミュニケーションのハブとなるので、情報伝達がうまくいくようになる。また、細かい作業、クオリティについては女性のほうが目が行き届く。
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 12
アンケートQ10:仕事の中で感じる女性のマイナスな側面はどんなことですか?(女性の上司、同僚、部下)
あまり自分で責任を持ちたがらない傾向がある。 育児休業から復帰後、アサインされる仕事が変わった。
特にないですが、強いて言うならば、お子様がおられる方の場合、17:00あがり等がある場合があります。本人の資質にマイナスはないと思います。
前述がマイナスに出たとき。短期的には責任感ある行動をとることができるが、長期的な視点に立った時にそれが無責任、自分勝手に見えることもある。また集中力は高いが、目の前の仕事、目標に集中しすぎるきらいがあり、視野の狭さが顕著である。
技術職だが、追求しようという気概に欠ける面があることがおおい。泣かれると辛い。
気安くしにくい。私生活面のフォローなどで一歩踏み込みにくい。
感情的になりやすい。自分の立場が悪くなると女性を出してくるところがある。男女平等といいつつも、保護本能がそうさせてしまうのかもしれませんが・・・。人のせいにしやすい。また、おしゃべりが多いw
社内ではそんなことないけれど、「若い」とか「女性」だとかいうだけで目上の男性にバカにされることがある。打ち合わせなどに出ても明らかに態度に出ていたりするので、腹が立つこともしばしばある。
(良い面の裏返しでもあるが)上役や男性が大切にしている“立場”“メンツ”などに疎く、ストレートな物言いで周囲を凍らせることが多々ある。組織内での自分の位置を俯瞰でみられないことがある。
女性の上位上司は、自分が不平等で困難な状況を苦労して切り開いてきたからか、女性に厳しいように感じる。自分自身は、育児時短を利用し、限られた時間の中で仕事をしているが、もっと時間に融通がつけばいいのにと思うことがある。
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 13
アンケートQ11:男女が職場で協業するにあたり、あなたが課題・問題だと感じているところはどんなことですか?
上記のような陳腐なジェンダー像が、個人の性格・志向であるかのように思われている(本人にも)。結果、摩擦も起きず変化もしない。旧姓使用、マタニティ休暇、育児休業、短時間勤務、在宅勤務いずれも設計が悪く利用しづらい。イレギュラーな勤務状態を厄介事としか考えていないように感じる。制度を柔軟に運用したり、個々人に応じた対処をする余裕がミドル層や本部系部署にない。そのように動機づけられてもいない。個々人の違いを体感する機会が尐ない。具体的には飲み会以外のオフ活動。むしろオンの時間帯に組み込んでほしい。
SEは残業ありきの風土があるので、残業できない人(子持ちの女性SEなど)が敬遠されて、重要な仕事やポジションから外されていると思う。そして、そういう立場の人を「自分は関係ない」と見過ごす人が多い。みんなが、個々の環境の変化(「家族の介護で残業できない」「離婚してシングルファザーです」「車いす生活になった」)を想定して、多様な働き方や個人のWLBを尊重する職場作りに関わることが必要だと思う。
女性の昇進が遅い 女性へのリーダー、マネジャー教育ワークライフバランス
女性と特有のこと(生理痛など)に対してもっとフランクに話すことができたらと思います。
前項通り、お茶汲み、電話取り次ぎ、来客対応を女性の仕事と思っている男性社員がいることが問題です。
1.役割分担意識(女性はXXあるべき、男性はXXするべき)男女双方
2.長時間労働
3. 社会の育児・介護支援体制
新入社員が自分の部下になった時に、女性の新入社員だと嫌がる男性の方がいらっしゃいます。(気を使うから?)そういう点が改善されるともっと働きやすい環境になると思います。(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 14
アンケートQ12:世の中では女性の役員や管理職も尐しずつ増えてい
ると思います。それについて、どんな感想をお持ちですか?
81%
17%
2%
いいことだと思う
どちらでもよい
問題や課題がおおい
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 15
アンケートQ13:問12の理由についてお聞かせください。
女性であろうと、男性であろうと管理職に適している方とそうでない方がいると思う。とにかく機会均等にということで女性を管理職に起用していった今までの時代の流れの中で、やはり管理職として適していない女性がいることは確か。そう考えると、やみくもに女性の管理職を増やすことはナンセンスだと思う。
男性だから役員や管理職に向いているわけでもないので、能力があれば男性女性問わず役員や管理職になるのが当然のことだと考えている為。また、男性だけの視点よりも女性ならでは視点での能力を発揮してもらった方がより多様性が上昇し、困難に強い組織となる為。
産めない年になるまで、出産リミットに気づかず、シゴトを楽しむ・シゴトに取り組もうというヒトが多くなるのではないかと、危惧している
重要な意思決定の場に男性しかいないことの方が不自然。組織の論理だけで誤ってくだされる判断が、女性が存在することで自浄されることもあるのではないか。
性と能力に因果はないからです。スタッフの男女比が
5:5ならマネジメント層もそれに準じるのは確率論的に当然だと思います。
まだ前例が尐ない。良くも悪くも、例が尐ない。たくさん、例が増えるということで見える事があると思う。それはいいことだと思う。結局性別でなく、個人差だと分かるのではないかと、思う。
企業はなんらかの使命を持って成り立つのでたくさんのその使命が、世の中を満たさなければいけない。「女性への様々な貢献」「子供への貢献」「教育への貢献」など女性目線だからこそ、貢献できる場所が存在していると感じます。
いいことだとも、悪いことだとも、思わない。働く女性増えたからには、当然役員や管理職に就く女性も増える。普通な事であり、自然な事。
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 16
アンケートQ14:一緒に働く上で、「この人は男性だから」「この人
は女性だから」だろうと、性差を意識するのはどのような時ですか?
力仕事(男性の方が力があるので)。来客対応(女性の方が好印象をもたれるお客様が多いため)。デザインの仕事をしているのだが、男性と女性では得意とするデザインのテイストが異なる場合が多い。そのため、目指すデザインの方向性によって、性差をふまえて人員を配置する。
グループで仕事を進めた結果をプレゼンする際に、女性だからという理由で前に立ちづらくなるとき。例え「自分の方が上手くやれる」と思っても、仕切りは男性に任せ、基本的には一歩下がっていないといけないとき。
例えば「私は結婚したら辞めるので~」みたいなところが目に付いたとき。
セクハラになるような話しをしないように気を使う程度です。
あるプロジェクトチームのアサインを考えるとき、感情面が表面化して摩擦が起きやすくならないかなどの懸念があるときは、結局ロジカルな男性を優先的にアサインすることも、正直ある。
性の違いはいつも感じます。男性であること、女性であることは、間違いない事実です。それを認めて、その前に個人である存在を認めています。一緒に働く上で、性差を意識したことはありません。意識するとうまくいかないでしょう。それは、勝手な制限をつくることになりますから。
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 17
アンケートQ15:女性が働き続ける上での問題・課題になっていることはどんなことだと思いますか?
73
50
49
36
35
33
23
16
5
4
0 10 20 30 40 50 60 70 80
育児などによる時間的な拘束
育児の協力やサポート
組織の風土や環境
国や自治体の環境づくりや援助
職場やグループ内でのモデルがいない
業界的な慣習
経営側からの動機づけや意味づけ
意欲
特に感じていない
スキルや能力
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 18
アンケートQ16:職場の中で男女が理想的に協業できると何が得られるか?
優秀な女性が出産、育児で会社を去ってしまうことなく、経験をつんだ優秀な社員がたくさんいることで会社の強みになる。
就労人口の増加。ただ、夫婦にとって、共働きが理想ではなく、どちらでも大黒柱になれる選択肢ができること、が目標と考えます。
私が理想とするのは男女ではなく個人の協業です。後者なくして男女の枠組で協業しても理想的な状態にはならない。理想像は「うまくいったキャンプ」。各人が楽しみながら、自分で・互いに役割を見つけ、緩やかに全体の成果に協力する。不測の事態も不快でなく、柔軟さが試されるチャレンジである。得られるもの。所属する個人にとっては幸福な人生。外部(顧客、協業等)にとっては、柔軟で付き合いやすい組織。いわゆる生産性、QCDの向上に寄与するかは、信念としてYesですが、説得できるほど見えていない。幸福な活動の産物にこそ、ひとを幸福にする力があると感じていますが、これも疑うひとを説得できる状態ではない。
教育コストに対する生産性が向上する。(退職者が減る)男女ともに安心して働ける環境になる。顧客に対する理解も深まる。女性にやさしい企業として、企業イメージのアップ・入社希望者の増加につながる。
また、女性が働ける環境があれば、尐子化などで労働人口が減っていっても労働力を補うことができると思います。
多様性という話になると思うが、そういう部分で性差よりは個人差を考えてしまうので、わざわざ「男女が協業」という意識はないです。
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 19
アンケートQ17:職場の中で男女が理想的に協業してゆくためには、何が必要か?
コミュニケーションし続けること。いいことも悪いことも率直にフィードバックしつづけること。受けたフィードバックにお互いに素直であること。
男性の理解と、就業時間への柔軟な考え。評価システムの明確化。それぞれの職種、ポジションにおける役割の明確化など。
1. 社員男女間での相互理解。
2. 保育園などの社会的サポート。
3. 会社の短縮勤務時間制度。
4. 社員の間での短時間勤務に対する理解(これが最も重要です。制度があっても社員が納得していなければ制度を利用するのは難しい。会社側から短時間勤務の人をサポートするためのワークシェアリング制度を導入するなど積極的な働きかけが必要)。
女性自身の向上心。(結婚をすると尐し向上心が下がってきた。妊娠などの方に興味が湧いてくる。)妊娠や育児で離れても職場に戻る為のサポートと組織の柔軟性。そのためには仕事が属人化しすぎていると難しい、仕事が柔軟に引き継げるような状況を常日頃から維持していたい。(組織にとっても業務が標準化されるし、暗黙知から形式知にする努力がされるので良いことだと思う)
勤務規約の見直し柔軟な勤務体制
ダイアログコミュニケーション
こころのゆとり、だと思います。個人差を認めて、お互いに協力しあっていくには、自分にも相手にもゆとりがあってこそだと思います。
社会的な意識の変革が必要。ダイバーシティという言葉があるということは、まだそこには性別や障害などによる差別がある状態だということになる。それぞれが人として尊重し合えれば、男女の違いは単に個性ということになるのでうまく協業できるのでは?
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 20
Planned Happenstance Theory計画された偶発性理論
• 計画された偶発性理論(Planned Happenstance Theory)とは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提案したキャリア論に関する考え方。
• 個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
●行動特性
1.好奇心[Curiosity]
2.持続性[Persistence]
3.柔軟性[Flexibility]
4.楽観性[Optimism]
5.冒険心[Risk Taking]
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 21
まとめキーワード:「 Agile 」
・広がる視野を広く柔軟に持つことは大切。自分の働いている環境はいずれ変わってゆく。(内部・外部)
いろいろな立場や業界に思いを馳せてクリエイティブであってほしい。
・つながる
今日のように社外で情報交換をしたり、人脈を創ることはとてもいいこと。
モデルになるような人や働きかたにも出会えるかもしれない。
・動き出す結果を恐れずに、どんどん動き出してみよう。誰かと話したり相談したりすることもアクションの一つ。会社や業界の愚痴をいっていても、未来は変わらない!!
(C)Anegokikaku co.,ltd.All rights reserved. 22