僕、私のモラル
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僕、私のモラル. 成熟経済を迎えた日本. 山本 内田 平塚 藤井 三輪田 山田. 発表内容について. 1 , モラルとは. 問題提起から仮定を立てるまでの流れ。 人々のモラルに対する意識とモラルとは何なのか、その定義について考える。. 問題提起. 電車で高校生が床に座っていた モラルが低下しているのでは? モラルと経済の関連性について考えるようになった。. モラルは低下している?. アンケート実施期間 2012 / 10 / 17~30 回答者数 1066人. 8割の人が低下していると思っている!!. 仮定. モラルと経済は関連している? - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
仮定モラルと経済は関連している?人々がモラルを考えられるようになったのは、精神的に余裕が生まれた。つまり、様々なことを考えることができるようになったのは経済全体が潤ってきた為?
人々は今のモラルをどのように考えているのか?
アンケートによって得られた回答モラルの低下を感じる場所・理由 (例 )
公共交通機関内における行為 (化粧、携帯電話の使用、食事等 )
ポイ捨て (タバコのポイ捨ては次項 )
煙草関連 (歩き煙草、タバコのポイ捨て等 )
アンケートによって得られた回答モラルの低下を感じない場所・理由 (例 )
• 生まれていないのでわからない
• 過去との比較ができない (時代錯誤 )
• モラルの種類は変化したが、 量は相対的に減った
産業構造の変化
1次産業• 農業、林業
• 漁業
2次産業• 採取業• 建設業• 製造業
3次産業• 電気・ガス・水道業• 通信、運輸、金融• 医療、福祉• サービス業
1920~1940
1950~1970
1970~
GDPの消費項目抜粋グラフ
55 57 59 61 63 65 67 69 71 73 75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 1 3 5 7 90
50000
100000
150000
200000
250000
300000
350000
GDP消費( 10億円)
年( 1955~ 2010)
出所:内閣府 「四半期別GDP速報」から作成
「レジャー・余暇活動の増加=労働時間の短縮=余暇の増加」の証明
マインド要因の上昇 =消費マインドの上昇(消費マインド=消費者の購入意欲のこと)
所得要因の上昇 =所得の増加労働時間要因の上昇=余暇の増加
16年以降の傾向・・・
2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 20100.00
10,000.00
20,000.00
30,000.00
40,000.00
50,000.00
60,000.00
70,000.00
80,000.00
1.食料・非アルコール飲料 2.アルコール飲料・たばこ 3.被服・履物 4.住居・電気・ガス・水道 5.家具・家庭用機器・家事サービス 6.保健・医療 7.交通 8.通信 9.娯楽・レジャー・文化10.教育11.外食・宿泊12.その他 (再掲)持ち家の帰属家賃
出所:総務省「家計の目的別最終消費支出の構成」から作成
以上のことから、元年から平成4年にかけてはバブル期の影響によりレジャー・余暇活動指数の急速な上昇はあるが、それ以降の平成16年には消費マインドの上昇に寄与し労働時間要因や所得要因もプラスになっている。
「レジャー・余暇活動の増加=所得の増加=消費マインドの上昇」が成立
16年以降も続いている
豊かさの変化
物の豊かさよりも心の豊かさを求める人が増えていることがわかる
出所:内閣府 「国民生活に関する世論調査」
1969
1971
1973
1975
1977
1979
1981
1983
1985
1987
1989
1991
1993
1995
1997
1999
2001
2003
2005
2007
0
10
20
30
40
50
60
70
心の豊かさ物の豊かさ
そして時間的にも精神的にも余裕があると自分の周りのヒトやコトを考える余裕が生まれる
その人のなかで周りの目に対する自分の行動や、他人の行動が以前よりも気になってくる。その人のなかでその人なりのモラルが意識されてくる。
成熟経済に移り、皆がモラルを意識しだした
モラルは年代・その当時の生活様式・場所・によって形を変えてゆく
人が他人に求める「集団で生活する一人の人間の考える常識」の平均的なハードルが高くなった。
私たちは、モラルが低下しているということではなく、今のモラルそのものの質が向上したと考察しました。