まち歩きのススメ
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まち歩きのススメ. ―五感で魅せるストリートツーリズム―. ストリートツーリズムの魅力と は. 歩く早さだからこそ見えてくる 生活文化との出会い・発見・体験 どこか懐かしい街並みなどの 五感への刺激 がデジャブ感を掻き立てる. まちの“仕掛け”を探る. 自然発生的に見えるまちのあり様は一定のメカニズムの下で育まれている Ex) 地域を取り巻く市場環境 マクロな都市計画 ミクロな市民レベルの取り組み ※まちの“仕掛け” を探り「普通のまち」活性化のヒントを得るきっかけとする. 1.まちを観る. ―バーチャルまち歩き―. 「今日のまち歩きコース」. - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
まち歩きのススメ
― 五感で魅せるストリートツーリズム―
歩く早さだからこそ見えてくる生活文化との出会い・発見・体験
どこか懐かしい街並みなどの五感への刺激がデジャブ感を掻き立てる
ストリートツーリズムの魅力とは
自然発生的に見えるまちのあり様は一定のメカニズムの下で育まれているEx) 地域を取り巻く市場環境マクロな都市計画ミクロな市民レベルの取り組み
※ まちの“仕掛け” を探り「普通のまち」活性化のヒントを得るきっかけとする
まちの“仕掛け”を探る
1.まちを観る
― バーチャルまち歩き―
駅→観光案内所→商店街通り→路地のアトリエ散策→魚市場→街路市→屋台村で昼食→高台の公園→川沿い散策→地蔵縁日→お休み処→土産物店→郷土料理店で夕食→帰途へ
「今日のまち歩きコース」
① 観光案内所 マップの配布 手荷物預かりサービス 地元市民の“コンシェルジュ” 現地ガイドによるツアー② 商店街アーチ 統一コンセプトで整備された街並み Ex) 木製看板 江戸風の格子窓 古きよき“昭和”
(1)発見する
③ 路地 市民の日常風景 独立資本の個性的な店Ex) 長野県小布施町の「オープンガーデン」
(2)路地を探検する
④ 朝市・街路市 売り手 作り手の心意気や想い・ おまけ・値切る ユニークな土産品の“発掘”Ex) 東京・鳩の街通り商店街
(3)“商談”する
その土地ならではの食文化“スローフード” 観る→味見する→“自分仕様”に頼む →食べ歩くEx) 香川・讃岐うどん
(4)食べ歩く
⑥ 縁日 ハレ(非日常):伝統祭事Ex)露店 浴衣姿の子供たち
ケ(日常):体験企画地元特産品の加工工場見学伝統工芸の職人体験
(5)ハレ・ケに遭遇する
⑦お休み処 小休止スポットEx) 街角ベンチ・階段
※ 自分自身が「観られる」要素を組み込む →まちが身近な存在に
(6)休む
2.まちを視る
― 魅力の仕掛けを探る―
ⅰ)街歩き客をより長く 「回遊させる機能」ⅱ)地域の人・分化と 「交流させる機能」
ストリートツーリズムにおける観光要素が果たす役割
① マグネットポイントをつないで“物語化”ⅰ)まち全体で一貫した“物語”テーマに沿った演出を凝らすⅱ)個性的なマグネットポイントが各所にちりばめ
られているⅲ)“物語”に即したコース設定やマップによって、
観光客の回遊・体験・発見を後押しする
(1)回遊させる機能
②ラビリンス(迷路)を演出 「短いブロック」 →分岐点の増加・迷路性の演出曖昧な「街のゾーニング」 →新旧・用途の多用なマグネットポイントの分
散・混在
(1)回遊させる機能
① 「生活者× まち歩き客」の“縁側”づくり 観光客をもてなす機能 地域住民の日常を支える機能在勤者ニーズに対応できる機能複数の機能・用途が混在 →より厚みのある「出会いの場」を演出
(2)交流させる機能
② 地元の人・店を“パトロン”に 商店主や市民 →街の魅力を支えるパトロン Ex) 小布施町の「オープンガーデン」
(2)交流させる機能
3.まちを診る
―持続可能な地場産業へ―
地域経済振興 地球環境への配慮 市民のライフスタイルとの兼ね合い →3つの観点へのバランスの取れたアプローチ
が重要
“ 地場産業”としてのストリートツーリズム
収益生のあるビジネスとしての基板固め まち歩きのパッケージ化近隣地区と連携を図るⅰ)対外的な訴求力の向上による観光客の増加ⅱ)観光客が双方の地区を行き来する事による回遊距離・滞在時間の増加ⅲ)それに伴う宿泊ニーズの新規開拓
※パッケージ化は双方地区の“物語”テーマの統合化が前提条件
(1)ツーリズム・ビジネスとしての成立
観光客の支出を地元経済の活性化に活かす準備段階における観光客への旅行関連情報の発信各種手配の請負 現地への移動手段の提案・提供滞在中の飲食・土産物・宿泊需要への積極対応
準備→移動→滞在→事後サービス
(2)観光関連需要の域内囲い込み
□まち歩き観光客のリピート促進 一地元民として扱われることが最高の“おもてな
し” ハレ・ケに関わる “連想ゲーム”の仕掛け 個々が居心地のよい“居場所”を見つける滞在中に個々の観光客が体験した“物語”を帰郷後
の日常生活の中でいかに懐かしく思い起こしてもらえるかがポイント
(3)顧客内生産シェアの最大化