ディストロユーザ会と地域ユーザグループの素敵な関係
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小江戸らぐの紹介
● 2002年8月 小江戸らぐ結成● 主宰が川越在住だから小江戸● Linuxに興味があり、分からないことや困っ
ていることを気軽に相談できるご近所付き合いから、イベントに積極的な参加、セミナの開催でLinuxの普及促進に貢献したいというメンバのフォローアップを目的
● Linuxを通じて楽しむ時間を少しでも長く共有するため、自分はどうすればいいのか考えるという各自のルールに基づき運営
小江戸らぐの活動
● メーリングリストでの情報交換● 月1回の東京周辺オフ(報告会&飲み会)● 年1会の埼玉県飯能河原でのBBQ● IRC/Twitter/Facebookでの情報交換● 年2回活動報告集「Linux User」発刊● 夏冬コミックマーケットに参加● 全国各地OSCに参加● メーリングリスト登録数:365(8月末現
在)● オフ出席数:20名弱
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今回のテーマのためにもう少し詳しい背景
● Slackwareヘビーユーザー● 現存する最古のディストロ● 泣かされるパッケージ管理システムなし● 慣れ親しんだデフォルトのKDE● ディストロ全体が分かるのが嬉しい● インストーラがテキストと清々しい
● SlackwareベースのLive版の日本語化● 軽薄短小なSlax/Porteus● 容易なカスタマイズ
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ところが最近(当時)のSlackwareときたら
● リリースマネージャPatrickの病弱宣言● 安定の1年1回のリリースがそのまま放置● 停滞するコミュニティ● メジャーディストロから仲間はずれ● 新しい人から「なにそれおいしいの?」● そろそろ考える時期...。
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そんなときに悪魔の囁き
● もっと面白いディストロあるよ● Slackwareからの派生ディストロ● 慣れ親しんだKDEもデフォルト● 安定したパッケージ管理● パッケージもけっこう豊富● コミュニティ活動もけっこう活発● ライブCD版も簡単に作成できる
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ちょっと試してみようかな
Date: Thu, 24 Jun 2004 11:26:58 +0900
Subject: [KoedoLUG:5562] SuSE9.1に個人用ISOイメージがリリース
どうやってこんなにあるパッケージを複数のCD-Rに焼けばいいのかと、途方に暮れながらSuSEのftpサイトを眺めていたのですが…。
ふと目にとまったのが、9.1-personal-isoというディレクトリです。
なんだこれと覗いてみたら、700MBのISOイメージがあるじゃないですか。
install-CD_en.txtには次のように書かれています。
How to use the SUSE LINUX 9.1 Personal CD-iso image:
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いろいろやってみた
● ネットワークアップデートを失敗して過去と決別ができた● アップデートのときにはバックアップが重要とい
うことを身を持って学んだ● 基本的にDVDに焼いてからアップデートすれば過去と決別していない
● SUSE Studioに挑戦してみた● シンプルだけどとても重いライブ版ができた● 自分が望むものはどのディストロでも手でチューニングが基本だと学んだ
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地域ユーザグループとは
● 地域というむすびつき以外何もない● むすびつく切っ掛けは希薄だけど● フェイス2フェイスなので関係性は濃密
● 特定のテーマにしばられない● 特定の技術にしばられない● 特定のディストロにもしばられない
● ユーザのレベルが様々● 間口が広いので様々なユーザが参加● Linuxカーネルハッカーを含むベンダー技術者● Windowsしか使ったことがないユーザ● プロから学生まで年代も様々
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ディストロユーザ会が地域ユーザグループに近いと
● 地域ユーザグループにディストロユーザ会のメンバが入っていると● 新人にも丁寧にディストロを語ってくれる● いち早く最新情報が提供される● トラブルのときに解決のヒントがもらえる● ノベルティなんかももらえちゃう
● 一緒にイベントに参加● オープンソースカンファレンス● コミックマーケット
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ひょっとしてエコシステムが機能
● それぞれのよさを活かした活動● 汎用性と専門性● 初心者からプロフェッショナルまでの網羅性● 最新情報からノウハウまで様々な情報の共有● ローカルからワールドワイド
● 一緒に活動することのスケールメリット● 少数だとイベントも大変● セミナー中のブースの店番● ブースもとりあえずにぎやか風● お互いの展示内容もある程度説明できる