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報道機関各位 2018 年 6 月 28 日 株式会社 Fun Japan Communications アジア5カ国スマホ利用実態 調査結果 アジア地域 No.1 規模の“日本好き”コミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社 Fun Japan Communications(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 大輔、以下 Fun Japan Communications)は、香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイのアジア5カ国におけるスマ ートフォン(スマホ)の利用実態を調査しました。日本への関心が高い数十万人の会員の“イマ”をご紹 介します。 PICK UP 1.中国の OPPO など優れたカメラ機能を持つスマホが人気 2.日本よりも進んでいる?スマホの利用実態 3.SNS は家族や友人など親しい人への発信が目的 香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイ5カ国におけるスマホ利用の実態調査から浮かび上がったキー ワードは“カメラと SNS”。訪日外国人観光客がスマホに取り付ける自撮り棒を使って、いわゆる“セルフィ ー”を撮っている姿をよく見かけますが、旅の思い出を写真に収めて、親しい人に見せる、あるいは SNS で 発信するといった行為は日常的に行われているようです。 調査概要 調査方法 各国 FUN! JAPAN 会員へのオンラインアンケート 調査時期 2018 年 3 月 1 日~2018 年 4 月 30 日 サンプル数 2,961

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報道機関各位

2018 年 6 月 28 日

株式会社 Fun Japan Communications

アジア5カ国スマホ利用実態 調査結果

アジア地域 No.1 規模の“日本好き”コミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社 Fun

Japan Communications(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 大輔、以下 Fun

Japan Communications)は、香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイのアジア5カ国におけるスマ

ートフォン(スマホ)の利用実態を調査しました。日本への関心が高い数十万人の会員の“イマ”をご紹

介します。

PICK UP

1. 中国の OPPO など優れたカメラ機能を持つスマホが人気

2. 日本よりも進んでいる?スマホの利用実態

3. SNS は家族や友人など親しい人への発信が目的

香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイ5カ国におけるスマホ利用の実態調査から浮かび上がったキー

ワードは“カメラと SNS”。訪日外国人観光客がスマホに取り付ける自撮り棒を使って、いわゆる“セルフィ

ー”を撮っている姿をよく見かけますが、旅の思い出を写真に収めて、親しい人に見せる、あるいは SNS で

発信するといった行為は日常的に行われているようです。

調査概要

調査方法 各国 FUN! JAPAN 会員へのオンラインアンケート

調査時期 2018 年 3 月 1 日~2018 年 4 月 30 日

サンプル数 2,961

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■いつも使っているモバイル端末の種類は?(複数回答)

香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイの5カ国で行った今回の調査。年代は 20〜30 代がもっとも多

く、5カ国合計で男性 65.5%、女性 73.6%。トレンドに敏感で、女性ならばファッションや美容、グルメ

などに高い興味を持っている世代です。

5カ国全体で見ると、やはりというイメージではありますが iPhone が上位に入っています。ここで注目した

いのは、「その他」の端末が第2位になっていること。各国のグラフを見ても、iPhone、Samusung(サ

ムスン)に続き、「その他」のシェアがかなり大きくなっています。インドネシアに至っては iPhone よりも、

Samusung と「その他」が同率で1位に。マレーシアは Samusung が1位でそれに続くのが「その他」、

台湾は iPhone が1位で「その他」が2位になっています。

「その他」の正体を知ることは、スマホ利用者の動向を知る手がかりになりそうです。中国メーカーに勢いが

あり、HUAWAI(ファーウェイ)や、vivo(ビボ)、xiaomi(シャオミ)のほか、世界シェア4位で先ご

ろ日本にも進出した oppo(オッポ)も伸びています。

「カメラフォン」と言われる oppo は、優れたカメラ機能が大きな特徴。AI ビューティーセンサーが搭載され、

撮影した画像をそれぞれのユーザーに最適な補正を施し、カスタマイズします。ビューティー効果を適用し

た画像は、若者のセルフィー需要に応えています。素敵な写真を撮って、友人や知り合いに見てもらいた

い、自分が体験してよかったもの(旅行や食事、ショッピングなど)を勧めたいという思いを簡単に実現し

てくれるスマホといえます。

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■スマートフォンの使用頻度は?

スマートフォンの使用頻度は1日 20 回以上が全体で 63.46%を占め、1日 10〜20 回も合わせると

約 80%にもなります。日本でも 20〜30 代のスマホ利用率が9割を超えているという総務省の調査結

果がありますが、その利用形態はネットショッピングや動画視聴が多いようです。

アジア各国の一般的な利用形態は、メッセンジャーや SNS などコミュニケーションとしてはもちろんですが、

スマホ決済サービス、タクシー配車・ライドシェアといったサービスも盛んです。キャッシュレス決済では日本は

遅れをとっているといわれますが、そういった点も踏まえると、日本よりもスマホの利用形態は多様になって

いるという印象も持ちます。

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■普段よく使う SNS は?(複数回答)

5カ国全体の SNS の利用状況を見ると、Facebook がもっとも多く 31.24%、「その他」が 33.77%、

LINE が 22.38%となっています。やはり、「その他」は気になるところですが、日本でも人気の写真共有

アプリ Instagram や、無料メッセージアプリ WhatsApp が入ってきます。また、香港、マレーシア、インド

ネシアでは、Facebook よりも「その他」の比率が半分近くを占め、例えばインドネシアは、「その他」が

45.39%、Facebook は 23.48%になっています。

インドネシアでは Path というアプリがここ数年人気を博しているので、「その他」の SNS に入れていいでしょ

う。Path はより親密な人たちだけで近況をシェアすることが目的のクローズド SNS アプリ。友達登録数を

150 人に限定するという特徴があります。

普段よく使う SNS から、家族や友達など身近な人、あるいは知り合いと情報を共有したいという思いが見

えてきます。信頼のおける情報を求めているともいえるのではないでしょうか。

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香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイでのスマホの利用実態をご紹介しましたが、今回の結果を見る

と、スマホの使用頻度も想像以上に多く、生活必需品になっていることがわかります。iPhone や

Samusung が上位にあったとしても、例えば台湾では ASUS や HTC といった台湾のメーカーも人気が

ありますし、oppo をはじめとした中国の3ブランドは、マレーシアやタイ、インドネシアにも進出しています。

そして、急伸している oppo を見れば、スマホはカメラであり、そのカメラの性能はよく、満足のいく写真を瞬

時に投稿することを可能にします。

“インスタ映え”“SNS 映え”という言葉がありますが、インバウンドマーケティングにも、インスタ映え・SNS 映

えを意識したものは必至になってくるのではないでしょうか。

次回は香港・インドネシア・マレーシア・台湾・タイの SNS について深堀していきます。

Fun Japan Communications について

当社は、台湾・香港・ASEAN を中心に、月間最大 140 万人以上の“日本好き”消費者からアクセスさ

れるコミュニティ『FUN! JAPAN』を運営しており、デジタルマーケティングを通じ、日本企業及び自治体の

皆様とアジアの消費者との架け橋になることをビジョンに掲げています。このビジョンを実現させるため、当社

は従来の情報発信メディアや広告プロモーションの枠を超え、購買、来店、エリアへの誘客といった、企

業・自治体の皆様の課題解決にこだわったソリューションを提供しています。

[本件に関するお問合わせ先]

株式会社 Fun Japan Communications 石田(イシダ)・城戸(キド)

TEL 03-6402-5521

E-mail [email protected]

URL https://fj-com.co.jp/contact/