第5回九州libre-office勉強会バグハンティング
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LibreOfficeバグハンティングin 第5回九州LibreOffice勉強会2014/11/23
榎 真治 ([email protected])LibreOffice日本語チーム
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自己紹介
LibreOfficeコミュニティLibreOffice日本語チームメンバーThe Document Foundationメンバー(2014-)関西LibreOffice勉強会 (2008年-)徳島LibreOffice勉強会 (2014年-)
その他、関わっているコミュニティ日本UNIXユーザ会幹事、KOFスタッフ、LILOなど
お仕事:フリーランスLibreOfficeのサポートなど
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アジェンダ案(この中から時間にあわせて適当にやります)
午前?(0.5h)バグハンティングセッションって?ベータ版をインストールしてみよう
午後?(2.5h)Bugzillaを使ってみよう:15min新機能/変更点をみてみよう:30minMoztrapを使ってみよう:30minバグをみつけたら/レポート方法:40min今後/バグトリアージについて:15min
バグハンティングセッションって?
ベータ版を集中的にテストするイベント
今回は11/21-11/23。世界中で同時開催
ベータ2でも実施されると思う
バグハンティングセッションって?(2)
どこをテストするかは特に決まりはない
4.4の新機能やバグ修正をチェックする
Moztrapのテストケースを実施する
気になる機能をチェックする
大事なことは早めにバグを見つけて報告すること!
TDFWiki バグハンティングのページhttps://wiki.documentfoundation.org/BugHunting_Session_4.4.0.0/ja
ベータ版をインストールしてみよう
Beta1をダウンロードする自分のOSなどが自動的に選ばれると思うが、違っていたら手動で選ぶ
開発版は、今使っているバージョンには影響を及ぼさないので大丈夫
ダウンロードページhttp://www.libreoffice.org/download/pre-releases/
Bugzillaを使ってみよう:15min
4.4のリリースノートを見て、修正されたissueを読んでみるキーワードで検索して探してみるアカウントを作成してみる
https://bugs.freedesktop.org/query.cgi
新機能/変更点をみてみよう:30min
リリースノートを見て、気になるものを選ぶ現バージョンで動かして動作を確認ベータ版で修正されていることを確認バグ直ってたらBugzillaへその旨コメントを書いてみる
バグをみつけたら/レポート方法:40min
既存のレポートを読んで書き方をつかむ確認したいこと
期待する結果と現状の症状再現するバージョン(最新版or開発版で確認)OS、ビルド(64bitなど)再現手順サンプルファイル(あると分かりやすい)スクリーンショット(あると分かりやすい。GUI系なら)
Moztrapを使ってみよう:30min
Moztrapとは手動テストケースと実行結果をWebで管理するOSSのツールかなりざっくりした粒度のテストケース現状テストケースは英語しかない
アカウント作成するRunで自分の環境を選ぶテストケースを選んでやってみる終わったら、結果を入力
http://manual-test.libreoffice.org/
他の人に聞いてみる
他の環境で再現するか?などバグなのか、ただしい動作なのかわからない時もメーリングリストやフォーラムがあるQAのIRCもある(ただし英語)
MLの使い方
日本語MLは2つバグ関連は基本的にdiscussがオススメ。usersに投げても間違いというわけではない英語が苦でなければQA-MLへ
webにアーカイブが公開されているどんどん投稿しよう
怖がらなくても大丈夫目の前にいないので丁寧に書くことが大事返事がなくても出来るだけ気にしない。みんな忙しいのかも。意味がうまく伝わってない可能性も
今後
バグは早い段階で潰すと効率的
開発者も直しやすい
リリース前にできれば困る人が減る
バグトリアージ:報告されたバグをチェック
再現を確認してコメントしたり...
気持ちを盛り上げるのが大事かも
イベント化をしていきたい
Enjoy LibreOffice Life!Thank you!