5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工...

50
【1】たて張りの施工 木造下地 38 木造下地 【1】 1. 施工の 手順と ポイント 2. 各部位 納まり図 【2】 1. 施工の 手順と ポイント 2. 各部位 納まり図 5 木造下地【1】たて張りの施工

Upload: others

Post on 05-Jun-2020

2 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

【1】たて張りの施工

5 木造下地

38

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 2: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

1.施工の手順とポイント

◆下地の施工

①柱・間柱・サッシなどのチェック

②水切の取り付け

③透湿防水シート張り

④胴縁の取り付け

・・・・P40

・・・・P40

・・・・P41

・・・・P42

◆本体、部材の施工

⑤先付け部材の施工

⑥本体の施工

⑦後付け部材の施工

⑧先付け部材の施工

⑨本体の施工

⑩後付け部材の施工

⑪シーリング材の施工

⑫補修・点検・片づけ

(1階部分)

(1階部分)

(1階部分)

(2階部分)

(2階部分)

(2階部分)

・・・・P43

・・・・P45

・・・・P48

・・・・P49

・・・・P49

・・・・P50

・・・・P50

・・・・P50

◆SF-ガルブライトJF(たて張り)の場合

①SF-ガルブライトJF(たて張り)の

 切り欠き方の制限

②開口部での部材の施工

③連窓の場合の胴縁の配置

④SF-ガルブライトJFのくぎ打ち部を

 切り欠いて施工する場合の寸法取りについて

⑤連窓中間部の納め方

⑥脳天打ちに使用する留め具

⑦切り欠いた本体を運搬するときの取り扱い方法

・・・・P51

・・・・P51

・・・・P51

・・・・P52

・・・・P53

・・・・P58

・・・・P59

39 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 3: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

500以下〃

〃柱

間柱

水切15Sを使用する場合 通気水切15を使用する場合 水切(現場調達)を使用する場合

出隅部入隅部

土台部

開口部

・柱、間柱の間隔は 500 ㎜以下としてください。(一部の防耐火構造認定では 455 ㎜以下に指定されています。)

・本体に室内側から何らかの力が加わると、仕上がりの意匠に影響が出る場合があります。取り付け面に突起

物がないことを確認してください。また、躯体と本体との間に充てん材などを施工する場合は、本体に充て

ん材などの反発力が作用しない構造としてください。

・入隅部、開口部などでは、90 ㎜幅の胴縁を取り付けます。胴縁の取り付け面を確保してください。

・サッシは、半外付けサッシまたは外付けサッシを使用してください。

捨て水切(現場加工)

基礎

通気水切15

基礎

ねこ土台

基礎

通気水切(現場調達)

ねこ土台

①柱、間柱、サッシなどのチェック

・水切 15S を使用する場合は、胴縁を施工する前に捨て水切を取り付けてください。

・通気水切 15 を使用する場合は、胴縁を施工する前に取り付けてください。

・現場調達の水切を使用する場合は、使用する水切の施工説明書に従って施工してください。

・ねこ土台に水切を施工する場合は、通気経路を確保してください。

(単位:㎜)

②水切の取り付け

1.施工の手順とポイント

40

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 4: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

上下の重なり90以上

開口部

両面防水テープ

500以下

出隅部 入隅部

開口部

捨て水切(現場加工)

左右重なり柱

間柱

土台部

③透湿防水シート張り

2)開口部

・ 開口部では、サッシ枠周囲に両面防水テープ

を貼り、すき間ができないよう防水紙を密着

してください。

1)一般部

・透湿防水シートは横張りを原則とし、下から上へ張り上げてください。重ね合わせは鉛直方向で、90 ㎜以上、

水平方向で耐力面材のない場合は、間柱(柱)と間柱の間とし、耐力面材のある場合は150㎜以上としてください。

・ 換気口、配管回り、その他の壁貫通口などの周囲は、防水テープを貼り、すき間ができないように透湿防水シー

トと密着してください。

(単位:㎜)

1.施工の手順とポイント

41 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 5: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

捨て水切(現場加工)

出隅部 入隅部

縦継ぎ部

2以内※

※SF-ガルブライトJFは、1.5㎜以内

胴縁

胴縁

2以内※

開口部

突合せ部

胴縁間

④胴縁の取り付け (単位:㎜)

1)胴縁間隔:500 ㎜以下

・一部の防耐火構造認定では、455㎜以下に指定さ

れています。(P221 参照)

・積雪地域では、雪の積もる高さまで、胴縁間隔を

狭くするなどの対処をしてください。

2)胴縁のサイズ※1

・一般部、出隅部

胴縁 18×45 ㎜以上

・土台部、縦継ぎ部、軒部、開口部

胴縁18×90㎜以上、または胴縁18×45㎜以上(ダ

ブル)

3)胴縁の施工

・胴縁の留め付け

胴縁は柱、間柱に確実に留め付けてください。

・通気経路の確保

胴縁は、1,820㎜以下※2につき、30㎜程度の割合

ですき間をあけてください。

・虫の多い地域

虫が入らないように、通気の出入り口には防虫網

を取り付けてください。

・開口部

開口部周囲の胴縁は、30 ㎜程度のすき間をあけ、

通気を妨げないように施工してください。

※1 横胴縁は、直接商品を留め付けるため、十分な強度が必要になります。防耐火構造認定では、15×45 ㎜以上を取得していますが、厚さ 18 ㎜を推奨しています。

※2 メーターモジュールの場合は、2,000 ㎜以下

2以内

胴縁

4)胴縁の不陸

本体を施工する前に、胴縁の不陸を確認し調整を

してください。

胴縁間の不陸は、2 ㎜以内、突合せ部は 2 ㎜以内

としてください。SF-ガルブライトJFは、表面が

フラットです。表面のゆがみや下地の跡が強調さ

れる場合があります。突合せ部は、1.5 ㎜以内と

してください。

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

30

30

30

3030

3030

30

500以下

500以下

500以下

1820以下

1.施工の手順とポイント

42

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 6: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

胴縁(18×45)以上

縦用スターター15

⑤先付け部材の施工(1階部分)

出隅下地15N

入隅下地15S

胴縁(18×90)以上

胴縁(18×45)以上

縦継ぎ部

入隅部出隅部

土台部

水切15S

1)部材の施工順序(縦継ぎを設ける場合)

・次の順序で、施工してください。

 Ⅰ.土台部_水切 15S

 Ⅱ.出隅部_出隅下地 15N

   入隅部_入隅下地 15S

 Ⅲ.土台部_縦用スターター 15

2)部材の施工順序(縦継ぎを設けない場合)

・準標準品などの長尺を使用し、縦継ぎを設けない

場合は、次の順序で施工してください。

 Ⅰ.土台部_水切 15S

   軒 部_止縁C15

 Ⅱ.出隅部_出隅下地 15N

   入隅部_入隅下地 15S

 Ⅲ.土台部_縦用スターター 15

・部材の加工方法(P202 参照)

各部位に合わせて部材を加工してください。

部材の端部には、切り欠き加工がされています。

3)墨出し

・墨出しを行い、先付け部材を水平、垂直に施工し

てください。

・出隅下地 15N を留め付ける際に、ねじれたり沈み

込んだりすると 3M 出隅キャップ 15-25 または、

4M 出隅キャップ 15-25 がはまりにくくなります。

墨出しを行ってから、出隅下地 15N を施工してく

ださい。

(単位:㎜)

胴縁

胴縁の角に合わせて施工します。

出隅下地15N

沈み込み

ねじれ

胴縁

出隅下地15N

胴縁

出隅下地15N

43

43

1.施工の手順とポイント

43 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 7: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

透湿防水シート

水切15S

本体

当て木

土台

捨て水切(現場加工)

胴縁

アルミ縦用スターター15

10

小口カバー15

胴縁

止縁C15止縁C15

止縁C15

捨板(15×85)

3)開口部:部材の施工順序

・次の順序で施工してください。

 Ⅰ.開口部上 _捨板(15×85)

 Ⅱ.開口部下 _止縁C15

 Ⅲ.開口部左右_止縁C15

 Ⅳ.開口部上※_小口カバー 15

 

・部材の加工方法(P202 参照)

 詳細は、開口部(1)~(6)を併せて参照してくださ

い。

・ワンタッチコーナーキャップ 15-25

 小口カバー15、止縁 C15、止縁キャップ C15 /止

縁捨板15を使用する場合は、開口部の隅角部で使

用できます。

5)積雪の影響(雪の負荷)のある地域

土台部や下屋見切り部では、雪の重みで本体や部材が変形す

るおそれがありますので、次の対処をしてください。

・胴縁間隔

 雪の積もる高さまで胴縁の間隔を狭くするなどの対処をし

てください。

・水切 15S 及び通気水切 15

 図のように当て木を入れるなどの対処をしてください。

・本体と部材

 積雪の荷重や落雪、除雪の固まりなどが当たらないよう対

処してください。

・アルミ縦用スターター 15 の使用

 縦用スターター 15 ではなく、アルミ縦用スターター 15 の

使用をお勧めします。

4)その他の部材

・複数の部材を準備しています。デザイン性、 施工性を考慮して選択してください。2.各部位の納まり

図を併せて参照してください。(P60 参照)

※開口部上に止縁 C15 を施工する場合は、あらかじめ水抜き穴をあけてください。

( 単位:㎜ )

1.施工の手順とポイント

44

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 8: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

本体

10㎜程度

ビス

入隅下地15S

水切15S

本体

出隅下地15N

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×45以上)

縦用スターター15

出隅部 入隅部

縦継ぎ部

土台部

胴縁(18×45以上)

アルミ縦用スターター15

2㎜程度あける

2㎜程度あける

・アルミ縦用スターター 15 の施工

Ⅰ.アルミ縦用スターター 15 同士を接続する場合

熱伸縮を考慮し 2㎜程度のすき間をあけて施工してくださ

い。

Ⅱ.色調の違い

アルミ縦用スターター 15 と本体、部材は、塗装方法が異

なります。本体、部材と同じ色名でも色調に差があります。

あらかじめご了承ください。

Ⅲ.施工箇所

アルミ縦用スターター 15 は、土台部、下屋見切り部で使

用してください。縦継ぎ部にアルミ縦用スターター 15 を

使用すると防耐火構造認定の対象外となります。

本体は、ガルスパンシリーズで記載しています。

施工方法は、15 ㎜シリーズも同様です。

詳細は、2.各部位の納まり図と併せて参照くだ

さい。(P60 ~参照)

1)墨出し

働き幅に合わせ墨出しを行ってください。

2)本体の施工

本体は、働き幅で施工してください。働き幅より

広い幅で施工すると、水密性や耐風圧強度などで

十分な性能を発揮できなくなるおそれがあります。

ただし、SF-ガルステージシャインJ、NFI/NFT/

NFシリーズは、働き幅以下になる場合もあります

が、目地幅を整えて施工してください。

・本体の切断

各施工箇所に合わせて、本体を切断してください。

切断時に発生するバリや切粉を放置すると、さび

や汚れの原因になります。速やかに除去してくだ

さい。

本体を切断して納める際は、本体下部からしん材

を 10 ㎜程度取り除いてください。

⑥本体の施工(1階部分)

1.施工の手順とポイント

45 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 9: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

くぎ打ち部SF-ガルスパンJ

パッキン材C

本体

止縁C1515

本体

脳天打ち

出隅下地15N

本体

・本体の施工と留め付け

Ⅰ.留め具

留め具の寸法は、防耐火構造認定に従ってくだ

さい。防耐火構造認定を必要としない場合は、

右に従ってください。材質は、ステンレスまた

は亜鉛めっきを推奨します。

Ⅱ.SF- ガルスパン Jの場合

本体には、くぎ打ち部の目安となるリブが付い

ています。

・本体の張り終わり

本体の張り終わりなどで止縁 C15 に差し込む際は、

15 ㎜程度のはめ込み代が必要となります。採寸時に

注意してください。

・脳天打ち

Ⅰ.本体のかん合部を切り欠いた箇所

脱落や変形を防止するために脳天打ちをしてく

ださい。くぎ頭やねじ頭は、シーリング材の施

工またはタッチアップペイントで塗装をしてく

ださい。

Ⅱ.SF- ガルブライト JF の場合

本体に、下穴をあけてから脳天打ちしてください。

留め具の打ち込みすぎには注意してください。

・出隅部

 本体の端部が、出隅下地 15Nの中央部にのり上げる

と、3M 出隅キャップ 15-25 または 4M 出隅キャップ

15-25 がはまりにくくなりますので、注意してくだ

さい。

・施工期間中の養生

 施工期間中は、笠木などの部分から雨水が入らない

よう養生してください。

スクリューくぎ:φ2.15×L38 ㎜以上

木ねじ    :φ3.1×L25 ㎜以上

(木ねじは木胴縁を貫通する長さを選定してください。)

1.施工の手順とポイント

46

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 10: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

パッキン材D止縁C15

パッキン材D

パッキン材D 両面テープ

パッキン材D

小口カバー15

パッキン材D

パッキン材D

縦走り防止シーリング

脳天打ち

小口カバー15

本体

パッキン材

縦走り防止シーリング

3)パッキン材の施工_(ガルスパンシリーズのみ)

・SF- ガルスパンJ とガルスパン SEi フッ素は、本体の形状に合わせたシーリング材のパッキン材をラインナッ

プしています。使用する箇所を納まり図で確認し、必要に応じて貼り付けてください。

・両面テープがついていますので、施工する際に紙をはがし、本体に貼り付けて施工してください。

・パッキン材 D、段パッキン SEを使用する場合

縦継ぎ部、軒部、開口部などで使用してください。

止縁 C15 を使用する場合は、本体にパッキン材Dまたは段パッキン SE を貼り付けてから止縁 C15 に差し込

んでください。その他の部材は、パッキン材D、段パッキン SEを施工してから後付け部材を施工してください。

2)開口部:本体の施工

・本体の切断と施工

割り付けを行って無理な力がかからないように施工してください。無理に押し込む

とゆがみの原因になります。しん材が破損した本体は使用しないでください。

・縦走り防止シーリング

開口部上に、小口カバー15を使用する場

合は、本体端部からの雨水の浸入を防ぐ

ため、本体一枚ごとに縦走り防止シーリ

ング材を施工してください。

・本体の留め付け

本体は、必ず胴縁に留め付けてください。

かん合部を切り欠いた場合は、脳天打ちを

して本体を胴縁に留め付けてください。

1.施工の手順とポイント

47 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 11: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

両面テープ

パッキン材C

水切15S

本体

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

縦用スターター15

出隅部入隅部

縦継ぎ部

土台部

入隅下地15S

出隅下地15N

胴縁(18×90以上)捨てシーリング

パッキン材C

パッキン材C本体

止縁C15

当て木

プラスチックハンマーなど

3M出隅キャップ15-25

出隅下地15N

本体本体

捨てシーリング

(単位:㎜)

⑦後付け部材の施工(1階部分)

1)捨てシーリングの施工

・指定箇所に捨てシーリングを施工してから、後付

け部材を施工してください。

2)部材の施工順序

・本体の高さに合わせて、下から順に張り上げてく

ださい。

Ⅰ.3M 出隅キャップ 15-25

または 4M出隅キャップ 15-25

Ⅱ.入隅キャップ 15-25S

3)部材の加工方法(P202 ~参照)

・各部位に合わせて部材を加工してください。部材

の端部には、切り欠き加工がされています。

4)3M出隅キャップ 15-25

または 4M出隅キャップ 15-25 の施工

・3M 出隅キャップ 15-25 が出隅下地 15N にはまりに

くい場合は、当て木の上からプラスチックハンマー

などで 3M 出隅キャップ 15-25 を下から順にたた

いて、はめてください。はめた後は、3M出隅キャッ

プ 15-25 を軽く引っ張り、がたついたり出隅下地

15N から抜けたりしないことを確認してください。

・パッキン材C、平パッキン SEを使用する場合

出隅部、入隅部、開口部などで本体の凹部と部材が

重なる場合に使用してください。止縁 C15 を使用

する場合は、パッキン材Cを貼り付けてから止縁

C15 に差し込んでください。その他の部材は、パッ

キン材 C または平パッキン SE を施工してから後付

け部材を施工してください。

1.施工の手順とポイント

48

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 12: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

止縁C15

入隅下地15S

本体

出隅下地15N

縦用スターター15

出隅部

入隅部

軒部

3M出隅キャップ15-25

入隅キャップ15-25S

縦継ぎ部

水切15S

水切15S縦用スターター15

本体

入隅下地15S

本体

止縁C15

パッキン材C

軒部

3M出隅キャップ15-25

入隅キャップ15-25S

縦継ぎ部

出隅下地15N

(単位:㎜)

⑨本体の施工(2階部分)

1)部材の施工順序

・本体の高さに合わせて、下から順に張り上げて

ください。

Ⅰ.水切 15S

Ⅱ.止縁C15

Ⅲ.出隅下地 15N

Ⅳ.入隅下地 15S

Ⅴ.縦用スターター 15

・部材の加工方法(P202 ~参照)

各部位に合わせて部材を加工してください。

部材の端部には、切り欠き加工がされています。

⑧先付け部材の施工(2階部分)

・各部位に、先付け部材が施工されていることを

確認してから、本体を施工してください。

・施工方法は、⑥本体の施工(1階部分)と同様です。

1 階部分の本体と 2 階部分の本体のかん合目地

がそろうように、墨出し線に合わせて施工して

ください。

1.施工の手順とポイント

49 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 13: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

止縁C15

本体

縦用スターター15

水切15S

軒部

縦継ぎ部

入隅キャップ15-25S

3M出隅キャップ15-25

シーリング材

止縁C15

シーリング材

シーリング材

50

⑩後付け部材の施工(2階部分)

⑪シーリング材の施工

⑫補修・点検・片づけ

1)部材の施工順序

・本体の高さに合わせて、下から順に張り上げ

てください。

Ⅰ.3M 出隅キャップ 15-25

または 4M出隅キャップ 15-25

Ⅱ.入隅キャップ 15-25S

・部材の加工方法(P202 ~参照)

各部位に合わせて部材を加工してください。

部材の端部には、切り欠き加工がされています。

2)捨てシーリングの施工

・指定箇所に捨てシーリングを施工してから、

後付け部材を施工してください。

1)シーリング材を施工する位置

・本体と部材の間

雨水の浸入を防ぐため、2.各部位の納まり図を

参考にシーリング材を施工してください。(P60

~参照)

・脳天打ちしたくぎやねじ頭には、シーリング材の

施工またはタッチアップペイントで塗装をしてく

ださい。

・シーリング材を施工する際の注意

シーリング材は、接着面が乾燥している状態で施

工してください。接着面が高温の場合には、施工

を控えてください。また、水分、油分、ほこりな

どにも注意してください。2)開口部

・部材とサッシの間、本体と部材の間

すき間から雨水の浸入を防ぐため、2 . 各部位の

納まり図(P70 ~参照)を参考にシーリング材を

施工してください。

・小口カバー 15 とサッシの間(開口部上)

左右両端 50 ㎜程度にシーリング材を奥まで入れ

てください。

・キズがあった場合は、タッチアップペイントで補修してください。

・後付け部材が先付け部材にはまっていることを確認してください。

(単位:㎜)

1.施工の手順とポイント

50

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 14: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

胴縁

小口カバー 15

・1枚の本体の両側を切り欠かないでください。

 例えば連窓の場合は連窓上下で縁切りする割り付けにし、本体の両側を切り欠くことがないようにしてくださ

い。本体の片側を切り欠く場合も、本体の強度が著しく損なわれるような切り欠きは避けてください。

・開口部の胴縁同士は、10 ㎜程度の隙間をあけて取り付けてください。

・開口部に切り欠いた本体を施工する場合、部材は止縁キャップC15 と止縁捨板 15 を使用してください。止縁

C15 を使用した場合、たて張りの窓脇では、止縁 C15 に差し込むために本体を変形させるか止縁C15 を広げ

る必要があり、歪の原因になります。

③連窓の場合の胴縁の配置

②開口部での部材の施工

①SF- ガルブライト JF(たて張り)の切り欠き方の制限

本体の両側を切り欠いて施工しないでください。連窓上下に部材を通して、本体の両側を切り

欠かないで施工してください。

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

51 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 15: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

くぎ打ち部

くぎ打ち部SF-ガルブライトJF

本体の全長=有効長+25㎜

有効長B-17㎜

有効長C+25㎜

有効長

有効長A

有効長B

有効長C

2㎜クリアランス行って来い寸法

10.5㎜

割り付け端部

使用部材

有効長A+17㎜

割り付け端部から止縁捨板15までの長さ-12.5㎜

切り欠き部切り欠き部

④SF-ガルブライトJFのくぎ打ち部を切り欠いて施工する場合の寸法取りについて・本体のくぎ打ち部側を切り欠いて開口部左右に施工する場合、次の寸法で加工してください。

 寸法を確認し本体をひねったりねじったりせずに部材へ納めてください。

・軒部     止縁C15・開口部上   小口カバー15・開口部下   止縁キャップC15,止縁捨板15・開口部上左右 止縁キャップC15,止縁捨板15・土台     縦用スターター15 または        アルミ縦用スターター15

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

52

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 16: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

切り欠きの角では、横幅の広い方に

脳天打ちしてください。

切り欠きの角では、横幅の広い方に

脳天打ちしてください。

30

30

30

横幅横幅

ワンタッチコーナーキャップ15-25の幅ワンタッチコーナーキャップ15-25の幅

小口カバー15

止縁キャップC15止縁キャップC15

本体本体

本体本体

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

脳天打ち(くぎ)脳天打ち(くぎ)

・角部に脳天打ちを施工する場合は、ワンタッチコーナーキャップ 15-25 で隠れる位置に脳天打ちしてください。

・本体のくぎ打ち部を切り欠いた所に脳天打ちする場合は、止縁キャップ C15 が隠れるよう頭の小さなくぎを

使用し留め付けてください。

開口部上:小口カバー15、捨板(15×85)開口部上:小口カバー15、捨板(15×85)

ワンタッチコーナーキャップ15-25ワンタッチコーナーキャップ15-25

止縁キャップC15止縁捨板15止縁キャップC15止縁捨板15

脳天打ち脳天打ち

脳天打ち(くぎ)脳天打ち(くぎ)

脳天打ち(くぎ)脳天打ち(くぎ)

止縁C15止縁C15

シーリング材シーリング材

シーリング材シーリング材

開口部左右止縁キャップC15止縁捨板15

開口部左右止縁キャップC15止縁捨板15

シーリング材(両端50㎜程度)シーリング材(両端50㎜程度)

シーリング材シーリング材

シーリング材シーリング材

本体本体

胴縁間隔以下胴縁間隔以下

シーリング材シーリング材

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

止縁キャップC15止縁捨板15

止縁キャップC15止縁捨板15

開口部下:止縁捨板15、止縁キャップC15開口部下:止縁捨板15、止縁キャップC15

1)止縁 C15 と止縁捨板 15、止縁キャップC15 を使用する場合

・サッシに標準部材として目板がある場合は目板を取り付けてください。または次のように本体と部材を加工し

てください。脳天打ちは、スクリューくぎ(φ2.15×L38 以上)または木ねじ(L35 以上)を使用してください。

材質は、ステンレスを使用しないでください。

⑤連窓中間部の納め方

■切り欠いた SF- ガルブライト JF に脳天打ちをする位置

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

53 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 17: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

止縁キャップC15止縁捨板15

シーリング材

止縁キャップC15

止縁捨板15

シーリング材止縁キャップC15

止縁捨板15

シーリング材

シーリング材シーリング材

小口カバー15

捨板(15×85)

止縁キャップC15止縁捨板15

シーリング材

捨てシーリング

シーリング材

シーリング材

本体

本体

連窓中間部

開口部右連窓中間部開口部左

開口部

開口部上

開口部下

開口部上

開口部下

小口カバー15

止縁C15

シーリング材

シーリング材

止縁キャップC15

止縁捨板15

シーリング材

シーリング材

本体

シーリング材

本体

捨てシーリング

捨板(15×85)

10

10

10

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

54

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 18: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

表面鋼板

しん材

端部箱折り

止縁キャップC15

端部箱折り

端部箱折り

シーリング材(両端50㎜程度)シーリング材(両端50㎜程度)

シーリング材シーリング材

止縁キャップC15止縁捨板15止縁キャップC15止縁捨板15

端部箱折り端部箱折り

開口部上小口カバー15、捨板(15×85) 開口部上小口カバー15、捨板(15×85) 

脳天打ち脳天打ち

本体本体

開口部下止縁捨板15、止縁キャップC15 開口部下止縁捨板15、止縁キャップC15

シーリング材シーリング材

開口部左右止縁キャップC15止縁捨板15

開口部左右止縁キャップC15止縁捨板15

シーリング材シーリング材

シーリング材シーリング材

端部箱折り端部箱折りワンタッチコーナーキャップ15-25

胴縁間隔以下胴縁間隔以下

シーリング材シーリング材

脳天打ち(くぎ)脳天打ち(くぎ)

脳天打ち(くぎ)

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

止縁キャップC15止縁捨板15止縁キャップC15止縁捨板15

2)本体を箱折し、止縁捨板15/止縁キャップC15 で納める場合

  連窓中間部の両脇:止縁捨板 15 と止縁キャップC15

  連窓中間部の上下:本体箱折 (止縁キャップC15 の端部は箱折加工)

■端部箱折について

連窓中間部の本体を施工する際は、表面鋼板を折り曲げ箱折加工を施してください。しん材には、シーリング

材が接着しませんので注意してください。止縁キャップ C15 も同じく端部箱折し、シーリング幅を確保して

ください。サッシと部材、本体と部材の間には、シーリング材を施工してください。

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

55 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 19: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

端部箱折り

端部箱折り

シーリング材

シーリング材

シーリング材

シーリング材

連窓中間部

止縁キャップC15止縁捨板15

シーリング材

止縁キャップC15止縁捨板15

シーリング材止縁キャップC15

止縁捨板15

シーリング材

シーリング材シーリング材

開口部右連窓中間部

小口カバー15 小口カバー15

捨板(15×85)

捨板(15×85)

止縁キャップC15止縁捨板15

止縁キャップC15止縁捨板15

シーリング材

捨てシーリング

シーリング材

シーリング材

本体

本体

本体

本体

本体

本体

開口部左

開口部

開口部上

開口部下

開口部上

開口部下

1010

10

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

56

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 20: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

シーリング材シーリング材

シーリング材シーリング材

本体本体

シーリング材シーリング材

シーリング材シーリング材

シーリング材シーリング材

シーリング材シーリング材

シーリング材シーリング材

シーリング材

シーリング材シーリング材

胴縁間隔以下胴縁間隔以下

脳天打ち(くぎ)脳天打ち(くぎ)

脳天打ち(くぎ)脳天打ち(くぎ)

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

端部箱折り

シーリング材

端部箱折り

本体

本体

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

脳天打ち(くぎまたは木ねじ)

10

止縁キャップC15止縁捨板15止縁キャップC15止縁捨板15

止縁キャップC15止縁捨板15止縁キャップC15止縁捨板15

シーリング材

3)連窓が段違いの場合

  連窓が段違いの場合は、中間部の本体の端部を箱折りし、シーリング材を施工してください。

  サッシと部材、本体と部材の間には、シーリング材を施工してください。

  しん材には、シーリング材が接着しませんので、本体の箱折加工を施してください。

  サッシと部材、本体と部材の間には、シーリング材を施工してください。

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

57 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 21: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

1㎜程度

3M出隅キャップ15-25用

⑥脳天打ちに使用する留め具

1)脳天打ちに適したくぎ、木ねじ

・脳天打ちに適しているくぎ、木ねじは、頭部が薄く、頭の下面が平らなものです。

・止縁キャップ C15、ワンタッチコーナーキャップ 15-25 で隠れるところに脳天打ちするときは、頭部の厚さ

が 4 ㎜以下のものを使用してください。本体のくぎ打ち部を切り欠いた箇所には、くぎを使用し脳天打ちを

してください。

・3M 出隅キャップ 15-25 で隠れる箇所に脳天打ちするときは、頭部の厚さが 1 ㎜以下のもの(推奨品:株式会

社ヤマヒロ 品番 NCB45)を使用してください。(例 平頭タイプ、スクリューくぎ(ユニクロ))

2)脳天打ちに適さないくぎ、木ねじ

・くぎ頭の下面にバリが出ているくぎは使用しないでください。

・木ねじで皿頭、ラッパ、フレキと呼ばれているタイプは頭の下面に平らな部分のないものが多く、脳天打ちに

は適していません。

3)脳天打ちの方法

・本体の表面鋼板と捨板の金属用ドリルで下穴をあけてください。

・ドリル刃の直径は、脳天打ちに使用するくぎ、木ねじの胴部直径より 0.2 ~ 0.5 ㎜大きいものを使用してくだ

さい。くぎ、木ねじの頭と胴の接続部分にテーパーが付いているものを使用するときは、テーパー径より大き

い下穴をあけてください。

・ドリル刃を本体の表面鋼板に押し付け、ドリル刃が滑らないようにとドリル後部を叩く行為は、力の加減次第

で本体の表面鋼板が凹むのでやめてください。

・下穴をあけた後、くぎ、木ねじをサイディング表面鋼板が凹まないよう慎重に打ち込んでください。木ねじの

場合、途中まで電動ドライバーで打ち込み、手回しのドライバーで仕上げることも有効です。

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

58

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 22: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

止縁C15(養生)

補強材(養生)

養生テープ

本体

止縁C15(養生)

本体

補強材(面材など)

本体

・切り欠いた本体を運ぶときや立てるときは、切り欠いた部分が折れたり変形する可能性がありますので、補強

材をあてて運搬してください。

・補強材が本体の表面に当たる部分には、表面鋼板にキズが付かないよう養生し、砂粒、ほこり、切粉などを清

掃してからセットしてください。

(推奨 長さ 4 m以上の長尺品を立てるときの作業人数は 3~ 4人としてください。)

2)補強材を使用する方法

・補強材は胴縁などの細長く、剛性が高くて曲がりにくいものを使用してください。

・本体にキズが付ないように養生をした補強材を本体の表面鋼板にクロス素材の養生テープ(幅 60 ㎜以上)で

貼り付けて運搬してください。運搬後、養生テープは慎重に剥がしてください。

・補強材は、面材などでも使用可能です。

⑦切り欠いた本体を運搬するときの取り扱い方法

・本体にキズが付ないように止縁 C15 は養生してから本体にはめてください。本体から脱落しないよう、止縁

C15 は固定してください。

1)本体の両側を止縁C15 で挟み込んで 運搬する方法

SF- ガルブライト JF(たて張り)の場合1.施工の手順とポイント

59 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 23: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEiフッ素

E.軒

I.開口部

D.縦継ぎ

G.笠木

H.下がり壁

B.出隅

F.下屋 見切り

A.土台 C.入隅

15 ㎜シリーズ

2.各部位の納まり図

A.土台

B.出隅

C.入隅

D.縦継ぎ

E.軒

F.下屋見切り

G.笠木

H.下がり壁

I.開口部

・・・P61~62

・・・P63

・・・P64

・・・P65

・・・P66

・・・P67

・・・P68

・・・P69

・・・P70~73

・・・P74~75

・・・P76

・・・P77

・・・P78

・・・P79

・・・P80

・・・P81

・・・P82

・・・P83~87

A.土台

B.出隅

C.入隅

D.縦継ぎ

E.軒

F.下屋見切り

G.笠木

H.下がり壁

I.開口部

60

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 24: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体または縦用スターター15の下端と水切15Sの間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。・積雪の影響(雪の負荷)のある地域では、本体と部材に積雪の荷重や落雪、除雪の固まりなどが当たらないよう対処してください。水切15Sの下に当て木を入れるなどの対処をしてください。縦用スターター15は雪の重みで変形するおそれがありますので、アルミ縦用スターター15の使用をお勧めします(P44~参照)。

A.土台(1)

使用部材:水切15S

使用部材:水切15S/縦用スターター15

透湿防水シート

土台

捨て水切(現場加工)

土台

捨て水切

10

透湿防水シート

基礎

土台

しん材を取り除いてください

1010

基礎

捨て水切

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

(現場加工)

透湿防水シート

土台

捨て水切(現場加工)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

本体

本体

本体

本体 10

縦用スターター15

水切15S

縦用スターター15

水切15S

水切15S水切15S

(現場加工)

15mmシリーズ

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

61 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 25: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体または縦用スターター15の下端と通気水切15の間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。・積雪の影響(雪の負荷)のある地域では、本体と部材に積雪の荷重や落雪、除雪の固まりなどが当たらないよう対処してください。通気水切15の下に当て木を入れるなどの対処をしてください。縦用スターター15は雪の重みで変形するおそれがありますので、アルミ縦用スターター15の使用をお勧めします(P44~参照)。

使用部材:通気水切15

使用部材:通気水切15/縦用スターター15

A.土台(2)

透湿防水シート

土台

しん材を取り除いてください

透湿防水シート

基礎

通気水切15

土台

通気水切15

土台

透湿防水シート

縦用スターター15

基礎

通気水切15縦用スターター15

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

通気水切15

透湿防水シート

土台

本体

本体

本体

本体

1010

SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素2.各部位の納まり図

62

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 26: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体凹部と部材が重なる箇所には、パッキン材※2を使用してください。・本体の端部は必ず留め具(スクリューくぎまたは木ねじ)で、直接下地に留め付けてください。・本体の端部が、出隅下地15Nの中央部にのり上げると、3M出隅キャップ15-25がはまりにくくなりますので、注意してください(P46参照)。・3M出隅キャップ15-25は、出隅下地15Nに確実にはめてください。完全にはまらないと脱落するおそれがあります。※1 4M出隅キャップ15-25も同様に施工できます。※2 SF-ガルスパンJはパッキン材C、ガルスパンSEiフッ素は平パッキンSEを使用してください。

使用部材: 3M出隅キャップ15-25※1/出隅下地15N/パッキン材※2

施工時の確認

B.出隅

・出隅下地15Nは、ねじれや沈み込みが起こらないように墨出しを行ってから施工してください(P43~参照)。

・3M出隅キャップ15-25が出隅下地15Nにはまりにくい場合は、当て木の上からプラスチックハンマーなどで3M出隅キャップ15-25を下から順にたたいて、はめてください。はめた後は、3M出隅キャップ15-25を軽く引っ張り、がたついたり出隅下地15Nから抜けたりしないことを確認してください。

出隅下地15N

胴縁(18×45以上)

シーリング材

透湿防水シート

捨てシーリング

3M出隅キャップ15-25※1

本体パッキン材※2

出隅下地15N

墨出し位置

43

43 当て木

プラスチックハンマーなど

3M出隅キャップ15-25※1

出隅下地15N

本体

捨てシーリング

胴縁(18×45以上)

捨てシーリング

3M出隅キャップ15-25※1

出隅下地15N

シーリング材パッキン材※2

透湿防水シート

本体

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

63 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 27: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体凹部と部材が重なる箇所には、パッキン材を使用してください。・本体の端部は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。※1 SF-ガルスパンJはパッキン材C、ガルスパンSEiフッ素は平パッキンSEを使用してください。※2 脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで塗装してください。

C.入隅

使用部材:入隅キャップ15-25S/入隅下地15S/パッキン材※1

使用部材:止縁C15/パッキン材※1

胴縁(18×45以上)

透湿防水シート(二重張り)

透湿防水シート(二重張り)

透湿防水シート(二重張り)

透湿防水シート(二重張り)

シーリング材

捨てシーリング

胴縁(18×45以上)

シーリング材

捨てシーリング

シーリング材

シーリング材※2

胴縁(18×45以上)

捨板(現場加工)

シーリング材

シーリング材

シーリング材

捨板(現場加工)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

本体

本体

本体

本体

シーリング材※2

入隅下地15S

入隅キャップ15-25S

入隅キャップ15-25S

入隅下地15S

パッキン材※1

パッキン材※1

止縁C15

止縁C15

パッキン材※1

パッキン材※1

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

64

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 28: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体の下端と水切15Sの間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。・縦継ぎ部にアルミ縦用スターター15を使用すると、防耐火構造認定の対象外となります。※SF-ガルスパンJはパッキン材D、ガルスパンSEiフッ素は段パッキンSEを使用してください。

使用部材:水切15S/パッキン材※

使用部材:水切15S/縦用スターター15/パッキン材※

D.縦継ぎ

シーリング材

透湿防水シート

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

シーリング材

10

10

しん材を取り除いてください

シーリング材

透湿防水シート

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

胴縁(18×90以上)

シーリング材

本体

本体

本体

本体

縦用スターター15

水切15S

縦用スターター15

水切15S

パッキン材※

パッキン材※

水切15S

水切15S

パッキン材※

パッキン材※

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

65 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 29: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・軒裏や小屋裏への通気経路を確保してください。軒裏や小屋裏への通気を行わない場合は、通気軒見切15-25を使用することで通気構法が可能となります。・本体にパッキン材※1を貼り付けてから、止縁C15に差し込んでください。・本体にパッキン材※1を貼り付けてから、止縁キャップC15を施工してください。※1 SF-ガルスパンJはパッキン材D、ガルスパンSEiフッ素は段パッキンSEを使用してください。※2 軒の出が外壁表面から300㎜以上の場合は、軒天と部材の間のシーリング材は無しも可。

使用部材:止縁C15/パッキン材※1

使用部材:止縁キャップC15/止縁捨板15/パッキン材※1

使用部材:止縁C15/パッキン材※1/通気軒見切15-25

E.軒

透湿防水シート

シーリング材

透湿防水シート

軒天

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×90以上)

シーリング材

軒天

透湿防水シート

シーリング材透湿防水シート

胴縁(18×90以上)

シーリング材

軒天

透湿防水シート

軒天

シーリング材

軒天

シーリング材

透湿防水シート

本体

本体

本体

本体

本体

本体

シーリング材※2

シーリング材※2

シーリング材※2

シーリング材※2

シーリング材※2

シーリング材※2

止縁キャップC15

パッキン材※1

止縁C15

通気軒見切15-25

止縁C15 通気軒見切15-25

パッキン材※1

止縁C15止縁C15

パッキン材※1

パッキン材※1

止縁捨板15

止縁キャップC15

止縁捨板15パッキン材※1

軒天

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

66

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 30: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体または縦用スターター15の下端と雨押さえ包み板の間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・積雪の影響のある地域では、雪の重みにより縦用スターター15の変形のおそれがあるため、アルミ縦用スターター15の使用をお勧めします。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。

F.下屋見切り

使用部材:縦用スターター15

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)胴縁(18×45以上)

野地板

アスファルトルーフィング

屋根材

アスファルトルーフィング

しん材を取り除いてください

野地板

本体

透湿防水シート

アスファルトルーフィング

透湿防水シート

雨押さえ包み板

雨押さえ包み板

雨押さえ包み板

屋根材

野地板屋根材

雨押さえ包み板

透湿防水シート

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィング

屋根材

アスファルトルーフィング

本体

野地板

透湿防水シート

本体

縦用スターター15

縦用スターター15

10

10

本体

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

67 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 31: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・防水上万全を期すため、透湿防水シートを二重張りにしてください。・通気経路を確保してください。・積雪の影響のある地域では、雪の重みにより縦用スターター15の変形のおそれがあるため、アルミ縦用スターター15の使用をお勧めします。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。※SF-ガルスパンJはパッキン材D、ガルスパンSEiフッ素は段パッキンSEを使用してください。

G.笠木

使用部材:通気水切15/縦用スターター15/パッキン材※

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

防水テープ

笠木

防水テープ

透湿防水シート(二重張り)

シーリング材パッキン材※

シーリング材

防水テープ

防水テープ

笠木

透湿防水シート(二重張り)

10

透湿防水シート

本体

本体

本体

縦用スターター15

通気水切15

縦用スターター15

通気水切15

パッキン材※

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

68

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 32: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

H.下がり壁・本体または縦用スターター15の下端と下がり壁水切D45の間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。

使用部材:下がり壁水切D45

使用部材:下がり壁水切D45/縦用スターター15

軒天下がり壁水切D45

縦用スターター15

両面防水テープ

10

透湿防水シート

軒天下がり壁水切D45

両面防水テープ

透湿防水シート

10

本体

本体

下がり壁水切D45

本体

両面防水テープ

軒天

下がり壁水切D45

本体

両面防水テープ

軒天

縦用スターター15

透湿防水シート

透湿防水シート

しん材を取り除いてください

胴縁(15×45以上)

胴縁(15×45以上)

胴縁(15×45以上)

胴縁(15×45以上)

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

69 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 33: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・開口部上では、小口カバー15の下端とサッシの間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右50㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。・本体凹部と部材が重なる箇所には、あらかじめ本体にパッキン材を貼り付けてください。・開口部上では、本体1枚ごとに縦走り防止シーリングを施工してください(P47参照)。・本体の端部は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。・小口カバー15と止縁C15同士の取り合い部は、ワンタッチコーナーキャップ15-25を使用することもできます。詳細はP202~の「  部材の加工方法」を参照してください。※1 SF-ガルスパンJはパッキン材D、ガルスパンSEiフッ素は段パッキンSEを使用してください。※2 脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで塗装してください。

I.開口部(1)

開口部上

開口部下

開口部左右

使用部材:小口カバー15/止縁C15/捨板(15×85)/パッキン材※

7

本体

胴縁(18×90以上)

本体

透湿防水シート

透湿防水シート

両面防水テープ

捨てシーリング

サッシ

本体

胴縁(18×90以上)

シーリング材

シーリング材

両面防水テープ

サッシ

シーリング材

シーリング材

サッシ

シーリング材

シーリング材

シーリング材

シーリング材※2

(窓の両端では  奥まで入れる)

止縁C15

パッキン材※1

止縁C15

止縁C15

50

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

両面防水テープ

防水テープ

捨板(15×85)

小口カバー15

透湿防水シート

シーリング材

シーリング材

透湿防水シート

両面防水テープ

透湿防水シート

両面防水テープ

本体

10

シーリング材※2

止縁C15

サッシ

防水テープ

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

サッシ

捨てシーリング

シーリング材

サッシ

シーリング材

本体

シーリング材

本体

捨板(15×85)

小口カバー15

パッキン材※1

パッキン材※1止縁C15

両面防水テープ

胴縁(18×90以上)

SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素2.各部位の納まり図

70

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 34: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・開口部上では、本体の下端と水切15Sの間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右70㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。・止縁キャップC15同士の取り合い部は、ワンタッチコーナーキャップ15-25を使用することもできます。詳細はP202~の「  部材の加工方法」を参照してください。※SF-ガルスパンJはパッキン材D、ガルスパンSEiフッ素は段パッキンSEを使用してください。

開口部上

開口部下

開口部左右

使用部材:水切15S/止縁キャップC15/止縁捨板15/パッキン材※I.開口部(2)

7

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

サッシシーリング材

70水切15S

防水テープ

透湿防水シート

本体

透湿防水シート

止縁キャップC15

止縁捨板15両面防水テープ

シーリング材

シーリング材

サッシ

両面防水テープ

サッシ

シーリング材

止縁キャップC15

シーリング材

止縁捨板15

本体

本体

シーリング材

止縁キャップC15

シーリング材

胴縁(18×90以上)

両面防水テープ

透湿防水シート

パッキン材※

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

両面防水テープ

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

両面防水テープ

防水テープ

水切15S

本体

バックアップ材シーリング材

しん材を取り除いてください

サッシ

10

止縁キャップC15

サッシ

シーリング材

シーリング材

止縁捨板15

透湿防水シート

シーリング材

止縁キャップC15

止縁捨板15

両面防水テープ

サッシ

シーリング材

本体

本体

パッキン材※

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

71 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 35: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・開口部上では、小口カバー15の下端とサッシの間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右50㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。・本体凹部と部材が重なる箇所には、あらかじめ本体にパッキン材を貼り付けてください。・開口部上では、本体1枚ごとに縦走り防止シーリングを施工してください(P47参照)。・本体の端部は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。・小口カバー15と止縁キャップC15同士の取り合い部は、ワンタッチコーナーキャップ15-25を使用することもできます。詳細はP202~の「  部材の加工方法」を参照してください。※SF-ガルスパンJはパッキン材D、ガルスパンSEiフッ素は段パッキンSEを使用してください。

I.開口部(3)

開口部上

開口部下

開口部左右

使用部材:小口カバー15/止縁キャップC15/止縁捨板15/捨板(15×85)/パッキン材※

7

本体

捨てシーリング

サッシ

シーリング材

シーリング材

シーリング材

(窓の両端では  奥まで入れる)

止縁キャップC15

50胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

両面防水テープ

防水テープ

捨板(15×85)

小口カバー15

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

両面防水テープ

胴縁(18×90以上)

止縁キャップC15

サッシ

シーリング材

シーリング材

止縁捨板15

透湿防水シート

止縁キャップC15

止縁捨板15両面防水テープ

シーリング材

シーリング材

サッシ

両面防水テープ

サッシ

シーリング材

止縁キャップC15

シーリング材

止縁捨板15

透湿防水シート

シーリング材

止縁キャップC15

止縁捨板15

両面防水テープ

サッシ

シーリング材

本体

本体

本体 本体

透湿防水シート

パッキン材※

パッキン材※

透湿防水シート

両面防水テープ

10

防水テープ

胴縁(18×90以上)

サッシ

捨てシーリング

本体

シーリング材

捨板(15×85)

小口カバー15

パッキン材※

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

72

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 36: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・シーリング切れが生じても漏水しないよう、サッシと透湿防水シートを両面防水テープで確実に密着してください。・本体とサッシの取り合いに施工するシーリング材は、接着断面の長さをともに5㎜以上とし、両端が薄くならないよう均一に施工してください。・シーリング材が薄い箇所は劣化が早く進みシーリング切れの原因となります。シーリング材のこまめな点検、補修が必要です。・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。・開口部上では、サッシと本体の間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右50㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。※脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで塗装してください。

I.開口部(4) 使用部材:捨板(15×85)

開口部上

開口部下

開口部左右

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

本体

50

透湿防水シート

サッシサッシ

本体本体5

5薄い箇所

薄い箇所シーリング材シーリング材

防水テープ

捨板(15×85)

捨てシーリング

両面防水テープ

サッシ

サッシ

シーリング材

透湿防水シート

両面防水テープ

サッシ

透湿防水シート

シーリング材

両面防水テープ

本体

本体

シーリング材

シーリング材※

(窓の両端では 奥まで入れる)

透湿防水シート

両面防水テープ

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

両面防水テープ

しん材を取り除いてください

防水テープ

捨板(15×85)

10

サッシ

捨てシーリング

サッシ

シーリング材

サッシ

透湿防水シート

シーリング材

本体

本体

本体

シーリング材※

両面防水テープ

2.各部位の納まり図 SF-ガルスパンJ・ガルスパンSEi フッ素

73 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 37: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体または縦用スターター15の下端と水切15Sの間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。・積雪の影響(雪の負荷)のある地域では、本体と部材に積雪の荷重や落雪、除雪の固まりなどが当たらないよう対処してください。水切15Sの下に当て木を入れるなどの対処をしてください。縦用スターター15は雪の重みで変形するおそれがありますので、アルミ縦用スターター15の使用をお勧めします(P44~参照)。

A.土台(1)

使用部材:水切15S

使用部材:水切15S/縦用スターター15

本体

本体

土台

透湿防水シート

透湿防水シート

しん材を取り除いてください

捨て水切(現場加工)

捨て水切(現場加工)

土台

基礎

土台

透湿防水シート

捨て水切(現場加工)

基礎

土台

捨て水切(現場加工)

透湿防水シート

本体

本体

10

10

10

10

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

水切15S

水切15S

縦用スターター15

水切15S

水切15S

縦用スターター15

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

74

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 38: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体または縦用スターター15の下端と通気水切15の間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。・積雪の影響(雪の負荷)のある地域では、本体と部材に積雪の荷重や落雪、除雪の固まりなどが当たらないよう対処してください。通気水切15の下に当て木を入れるなどの対処をしてください。縦用スターター15は雪の重みで変形するおそれがありますので、アルミ縦用スターター15の使用をお勧めします(P44~参照)。

A.土台(2)

使用部材:通気水切15

使用部材:通気水切15/縦用スターター15

本体

本体

基礎

土台

透湿防水シート

透湿防水シート

土台

土台

透湿防水シート

しん材を取り除いてください

透湿防水シート

土台

基礎

本体

本体

10

10

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

縦用スターター15

通気水切15通気水切15

縦用スターター15

通気水切15

通気水切15

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

75 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 39: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・出隅下地15Nは、ねじれや沈み込みが起こらないように墨出しを行ってから施工してください(P43参照)。・本体の端部が、出隅下地15Nの中央部にのり上げると、3M出隅キャップ15-25がはまりにくくなりますので、注意してください(P46参照)。・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。・3M出隅キャップ15-25がはまりにくい場合は、当て木の上から3M出隅キャップ15-25をプラスチックハンマーなどでたたいてはめてください(P48参照)。

※1 4M出隅キャップ15-25も同様に施工できます。※2 脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで補修してください。

B.出隅

使用部材:3M出隅キャップ15-25※1(3M出隅キャップ15D)/出隅下地15N

・対象商品銘壁スタッコJ

使用部材:出隅15

透湿防水シート

本体

捨てシーリング

本体

透湿防水シート

捨てシーリング

透湿防水シート

シーリング材※2

捨てシーリング

捨てシーリング

透湿防水シート

本体

本体

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

3M出隅キャップ15-25※1

出隅下地15N

※13M出隅キャップ15-25※1

出隅下地15N

出隅15

出隅15

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

76

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 40: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。※脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで補修してください。

C.入隅

使用部材:入隅キャップ15-25S/入隅下地15S

使用部材:入隅15

使用部材:止縁C15(止縁C15D)

・対象商品銘壁スタッコJ

捨てシーリング

捨てシーリング

柱透湿防水シート(二重張り)

捨てシーリング

透湿防水シート(二重張り)

透湿防水シート(二重張り)

透湿防水シート(二重張り)

透湿防水シート(二重張り)

透湿防水シート(二重張り)

捨てシーリング

捨てシーリング

捨てシーリング

本体

本体

本体

本体

本体

本体

捨板(現場加工)

捨板(現場加工)

シーリング材※

シーリング材

シーリング材シーリング材

シーリング材

シーリング材※

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

入隅15

入隅キャップ15-25S入隅下地15S

入隅キャップ15-25S

入隅下地15S

止縁C15

止縁C15

入隅15

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

77 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 41: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体または縦用スターター15の下端と水切15Sの間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。・縦継ぎ部にアルミ縦用スターター15を使用すると、防耐火構造認定の対象外となります。

D.縦継ぎ

使用部材:水切15S

使用部材:水切15S/縦用スターター15

縦用スターター15

水切15S

透湿防水シート

透湿防水シート

縦用スターター15

透湿防水シート

しん材を取り除いてください

水切15S

透湿防水シート

水切15S

本体

本体

本体

本体

水切15S

シーリング材

シーリング材シーリング材

シーリング材

10

10

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

78

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 42: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・軒裏や小屋裏への通気経路を確保してください。軒裏や小屋裏への通気を行わない場合は、通気軒見切15-25を使用することで通気構法が可能となります。※軒の出が外壁表面から300㎜以上の場合は、軒天と部材の間のシーリング材は無しも可。

E.軒

使用部材:止縁C15(止縁C15D)

使用部材:止縁キャップC15/止縁捨板15

使用部材:通気軒見切15-25/止縁C15(止縁C15D)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×90以上)

本体

透湿防水シート

軒天

シーリング材※

シーリング材※

シーリング材

透湿防水シート

軒天

軒天

軒天

本体

本体

本体

軒天

シーリング材

シーリング材※

シーリング材

シーリング材※

シーリング材

シーリング材※

シーリング材

本体

軒天

本体

透湿防水シート

透湿防水シート

透湿防水シート

シーリング材※

シーリング材

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

通気軒見切15-25

止縁C15

止縁C15

止縁捨板15止縁キャップC15

止縁キャップC15止縁捨板15

止縁C15

止縁C15

通気軒見切15-25

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

79 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 43: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

F.下屋見切り・本体または縦用スターター15の下端と雨押え包み板の間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、さびや汚れの原因となります。縦用スターター15内に残らないよう必ず取り除いてください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。

使用部材:縦用スターター15

屋根材

アスファルトルーフィング

屋根材

アスファルトルーフィング

しん材を取り除いてください

野地板

透湿防水シート

野地板

透湿防水シート

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィング

透湿防水シート

雨押さえ包み板

屋根材

本体

本体

野地板

屋根材

雨押さえ包み板

透湿防水シート

野地板

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィング

本体

本体

10

10

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)胴縁(18×45以上)

雨押さえ包み板

雨押さえ包み板

縦用スターター15縦用スターター15

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

80

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 44: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

G.笠木・防水上万全を期すため、透湿防水シートを二重張りにしてください。・通気経路を確保してください。・積雪の影響のある地域では、雪の重みにより縦用スターター15の変形のおそれがあるため、アルミ縦用スターター15の使用をお勧めします。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、必ず取り除いてから本体を施工してください。切粉はさびや汚れの原因となります。

使用部材:通気水切15/縦用スターター15

シーリング材

透湿防水シート(二重張り)

透湿防水シート(二重張り)

防水テープ

透湿防水シート

笠木

防水テープ

本体

本体

本体

防水テープ

笠木

防水テープ

10

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

胴縁(18×45以上)

通気水切15

縦用スターター15

通気水切15

縦用スターター15

外側 内側

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

81 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 45: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・本体または縦用スターター15の下端と下がり壁水切D45の間には、雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけてください。・施工時に発生する切粉は、縦用スターター15内に入らないように注意してください。切粉が入った場合は、さびや汚れの原因になりますので、必ず取り除いてから本体を施工してください。

H.下がり壁

使用部材:下がり壁水切D45

使用部材:下がり壁水切D45/縦用スターター15

軒天下がり壁水切D45

縦用スターター15

両面防水テープ

10

透湿防水シート

軒天下がり壁水切D45

両面防水テープ

透湿防水シート

10

本体

本体

下がり壁水切D45

本体

両面防水テープ

軒天

透湿防水シート

しん材を取り除いてください

胴縁(15×45以上)

胴縁(15×45以上)

胴縁(15×45以上)

透湿防水シート

下がり壁水切D45

本体

両面防水テープ

縦用スターター15

胴縁(15×45以上)

軒天

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

82

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 46: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

I.開口部(1) 使用部材:止縁C15(止縁C15D)/捨板(15×85)

・止縁C15をサッシ上部に取り付ける際は、あらかじめ水抜き穴をあけてから取り付けてください。・開口部上では、止縁C15の下端とサッシの間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右50㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。・止縁C15同士の取り合い部は、ワンタッチコーナーキャップ15-25を使用することもできます。詳細はP202~の「  部材の加工方法」を参照してください。・開口部上では、本体1枚ごとに縦走り防止シーリングを施工してください(P47参照)。・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。※脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで塗装してください。

開口部上

開口部下

開口部左右

7

シーリング材※

両面防水テープ

サッシ

本体

シーリング材

シーリング材 透湿防水シート

シーリング材

シーリング材

本体

サッシ透湿防水シート

両面防水テープ

透湿防水シート

シーリング材

本体

サッシ

両面防水テープ

50

防水テープ

(窓の両端では奥まで入れる)

シーリング材

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

止縁C15

止縁C15

捨板(15×85)

止縁C15(水抜き穴)

止縁C15

シーリング材

シーリング材

シーリング材※

本体

止縁C15

両面防水テープ

透湿防水シート

サッシ

シーリング材

シーリング材

サッシ

本体

止縁C15両面防水テープ

シーリング材

サッシ

捨てシーリング

水抜き穴(φ5、300ピッチ現場加工)

止縁C15

本体

捨板(15×85)

両面防水テープ

透湿防水シート防水テープ

10

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

透湿防水シート

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

83 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 47: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・開口部上では、本体の下端と水切15Sの間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右70㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。・止縁C15同士の取り合い部は、ワンタッチコーナーキャップ15-25を使用することもできます。詳細はP202~の「  部材の加工方法」を参照してください。・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。※脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで塗装してください。

使用部材:水切15S/止縁C15/捨板(15×85)I.開口部(2)

開口部上

開口部下

開口部左右

7

本体

透湿防水シートシーリング材※

シーリング材

シーリング材

本体

両面防水テープ

サッシ

シーリング材

シーリング材

シーリング材

本体両面防水テープ

サッシバックアップ材

透湿防水シート

防水テープ

70

サッシ透湿防水シート

両面防水テープ

(窓の両端では奥まで入れる)

シーリング材

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

止縁C15

止縁C15

水切15S

止縁C15

シーリング材※

シーリング材

シーリング材

本体

透湿防水シート

サッシ

止縁C15

両面防水テープ

シーリング材

シーリング材

本体

透湿防水シート

止縁C15両面防水テープ

シーリング材

本体

透湿防水シート

両面防水テープ

しん材を取り除いてください

バックアップ材

水切15S

防水テープ

10

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

サッシ

サッシ

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

84

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 48: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

使用部材:小口カバー15/止縁キャップC15/止縁捨板15/捨板(15×85)I.開口部(3)

7

開口部左右

・止縁C15をサッシ上部に取り付ける際は、あらかじめ水抜き穴をあけてから取り付けてください。・開口部上では、止縁C15の下端とサッシの間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右50㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。・止縁C15同士の取り合い部は、ワンタッチコーナーキャップ15-25を使用することもできます。詳細はP202~の「  部材の加工方法」を参照してください。・開口部上では、本体1枚ごとに縦走り防止シーリングを施工してください(P47参照)。・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。※脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで塗装してください。

開口部上

開口部下

胴縁(18×90以上)

止縁キャップC15

シーリング材

透湿防水シート

両面防水テープ

止縁捨板15

サッシ

パッキン材※

シーリング材本体

シーリング材

両面防水テープ両面防水テープ

透湿防水シート

本体

シーリング材

止縁キャップC15止縁捨板15

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

胴縁(18×90以上)

本体

止縁キャップC15

止縁捨板15 両面防水テープ

シーリング材

透湿防水シート

シーリング材

サッシ

本体

捨板(15×85)

小口カバー15

透湿防水シート

両面防水テープ

止縁キャップC15

シーリング材

50

シーリング材(窓の両端では奥まで入れる)

捨てシーリング

シーリング材※シーリング材※

シーリング材

シーリング材

本体

両面防水テープ

透湿防水シート

防水テープ

捨てシーリング

捨板(15×85)

透湿防水シート 防水テープ

両面防水テープ

本体

シーリング材

小口カバー15

10止縁キャップC15止縁捨板15

胴縁(18×90以上)胴縁(18×90以上)

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

85 5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 49: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

・シーリング切れが生じても漏水しないよう、サッシと透湿防水シートを両面防水テープで確実に密着してください。・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。・開口部上では、サッシと本体の間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右50㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。※脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで塗装してください。

I.開口部(4) 使用部材:捨板(15×85)

開口部上

開口部下

開口部左右

シーリング材※

シーリング材 シーリング材

シーリング材

シーリング材

本体 本体

本体

本体

本体

捨板(15×85)

防水テープ

サッシ

透湿防水シート

両面防水テープ

透湿防水シート

両面防水テープ

サッシ

透湿防水シート

サッシ

両面防水テープ

50

サッシ サッシ

(窓の両端では奥まで入れる)

シーリング材胴縁(18×90以上)

シーリング材

シーリング材※シーリング材

本体

本体

本体

サッシ

防水テープ

捨てシーリング

捨板(15×85)

バックアップ材

サッシ

透湿防水シート

両面防水テープ

サッシ

しん材を取り除いてください

両面防水テープ

透湿防水シート

バックアップ材

透湿防水シート

両面防水テープ

10

胴縁(18×90以上)

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

86

5木造下地

【1】たて張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

【2】よこ張りの施工

1.施工の手順とポイント

2.各部位 の納まり図

5 木造下地【1】たて張りの施工

Page 50: 5木造下地 【1】たて張りの施工...1.施工の手順とポイント 下地の施工 ①柱・間柱・サッシなどのチェック ②水切の取り付け ③透湿防水シート張り

I.開口部(5) 使用部材:捨板(15×85)

・シーリング切れが生じても漏水しないよう、サッシと透湿防水シートを両面防水テープで確実に密着してください。・本体とサッシの取り合いに施工するシーリング材は、接着断面の長さをともに5㎜以上とし、両端が薄くならないよう均一に施工してください。・シーリング材が薄い箇所は劣化が早く進みシーリング切れの原因となります。シーリング材のこまめな点検、補修が必要です。・本体は必ずスクリューくぎまたは木ねじで、直接下地に留め付けてください。・開口部上では、サッシと本体の間は雨水が滞留しないよう10㎜程度のすき間をあけ、左右50㎜程度にシーリング材を奥まで入れてください。※脳天打ちをしたくぎやねじ頭には、シーリング材の施工またはタッチアップペイントで塗装してください。

開口部上

開口部下

開口部左右

5

5

サッシ

両面防水テープ

透湿防水シート

50

透湿防水シート

サッシ

透湿防水シート

両面防水テープ

薄い箇所薄い箇所

サッシ サッシ

防水テープ

捨板(15×85)

本体

本体

本体

本体

本体

両面防水テープ

サッシ

シーリング材シーリング材

シーリング材

シーリング材

シーリング材※

シーリング材

(窓の両端では 奥まで入れる)

透湿防水シート

両面防水テープ

サッシ

しん材を取り除いてください

サッシ

両面防水テープ

透湿防水シート

両面防水テープ

透湿防水シート

サッシ

防水テープ

捨てシーリング

捨板(15×85)

本体

本体

本体

シーリング材

シーリング材※シーリング材

10

胴縁(18×90以上)

15 ㎜シリーズ2.各部位の納まり図

87 5 木造下地【1】たて張りの施工