6941 mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体...

検査オーダー

患者同意について

血液化学検査

材料 023 血清

Mac-2 binding protein glycosylation isomer 連絡先： 3764

基本情報 (標準コード (JLAC10) ) 基本情報 (診療報酬)

Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

検査項目情報一次サンプル採取マニュアル6941 5.免疫学的検査 >> 5C.血漿蛋白 >> 5C141. Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体 (M2BPGi) Ver.8

標準コード (JLAC10) 診療報酬

分析物

5C141 Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体 (M2BPGi)

D007 46 Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体 194 点

D007

識別 0000

測定法 052 化学・生物発光イムノアッセイ (CLEIA)

結

果

識

別

加算

等

算定条件

等

2ステップサンドイッチ法を用いた化学発光酵素免疫測定法により, 慢

性肝炎又は肝硬変の患者(疑われる患者を含む)に対して, 肝臓の線維化

進展の診断補助を目的に実施した場合に算定可.

検査結果に影響を

与える臨床情報

オーダー画面

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 検査項目分類 ⇒ ⇒ 免疫学的検査 ⇒ 血漿蛋白

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 外注検査(一般) ⇒ 外注(免疫)

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 分野別 ⇒ 免疫検査1

オーダーボタン名

至急オーダー

検査オーダーに関する

注意事項

不可検査予約

M2BPGi

印刷用マニュアル

Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体 (M2BPGi)

https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 1 / 5




凝固促進剤＋血清分離剤(青) 血液 3 mL 血清

添加物(キャップ色等) 採取材料採取量測定材料必要量

検体採取

患者の検査前準備

検体ラベル(単項目オーダー時)

ｷｮｳﾀﾞｲﾃｽﾄ

検体採取のタイミング注 80 外

N60記号

C3C9

ｾｲｶ1.凝固促進剤＋血清分離剤(茶色) 血液 8.5 mL 血清

@09.03血液

**-****-55001*

採取容器について

採取容器はオーダー項目数によって異なります.C3 3ml **-***-***

外注1

検体搬送について

検査に要する時間

再検査･追加検査の

対応可能日数

検体到着後60日 (検体量ある場合のみ)

検体採取について

採取検体の保存条件(採取当日)

(翌日以降検査) 検体の安定性遠心分離後の血清を凍結保存 4 週

検体採取に関する

注意事項


検査機器

検査所要日数 2～3日

まいこネット開示までの目安 3～4日後 (土日祝日を除く)

検査結果報告

検査部門・委託先外部委託 (LSIメディエンス)

検査結果報告について






生物学的基準範囲期間現行基準値設定材料血液

検査方法化学発光酵素免疫測定法 (CLEIA)

項目男性女性単位

判定陰性陰性

カットオフインデックス 1.00 未満 1.00 未満 C.O.I.

基準値情報


緊急異常値

電話連絡対応





Ⅳ型コラーゲン・7S https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/1204.html

関連検査項目

プロコラーゲン-Ⅲ-ペプチド (P-Ⅲ-P) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/1345.html

ヒアルロン酸 https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6211.html

オートタキシン https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6196.html

参考文献

LSIメディエンス検査要項

臨床的意義

肝臓は薬物やアルコールなどの代謝や解毒, 凝固因子やアルブミンの合成などの重要な役割を司り, 一大化学工場ともいうことができる重さ1,200～1,500gほどの

人体最大の臓器である. 肝臓は一般に"silent organ"といわれるように障害を受けても自覚症状に乏しく, 相当なダメージを受けない限り悲鳴をあげることはない.

従来よりアルコール多飲による脂肪肝は有名だが, 近年, 飲酒歴がなくても発症する非アルコール性脂肪肝(NAFL)や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)などを総称す

る非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)が問題となっている. このような肝疾患はメタボリックシンドロームや糖尿病, 高血圧などの生活習慣病を伴うことが多い

とされ, 無自覚のうちに慢性肝炎から肝硬変, 肝癌へと進展することがある. この肝硬変へと進行する肝線維化の指標として肝生検がゴールデンスタンダードとして

用いられ, 補助診断としてヒアルロン酸やⅣ型コラーゲンなどが検査されてきた. 肝生検は診断効率が高い検査だが, 非侵襲的とはいえず, 施行には原則として入院

が必要となるため患者側の負担も大きく, より簡便で特異的に肝線維化の進行度を診断できるマーカーが期待されていた.

M2BPGi(Mac－2結合蛋白糖鎖修飾異性体)は2015年1月に新規保険収載された新しい肝線維化マーカーである. 肝線維化が進行するとM2BPのタンパク質部分自

体は変化しないが, 糖鎖構造部分が変化するという性質がある. M2BPGiは肝線維化の進行と高い相関性を持ち, 変化した糖鎖のみに反応するレクチンを用い, 糖鎖

に変化が生じ産生された異常糖タンパク質を迅速かつ特異的に検出するものである. M2BPGiは肝線維化の進展度を反映し, ステージの上昇により高値になるとさ

れている. 肝癌は日本において癌死の第3位を占めるが, M2BPGiは肝硬変から肝癌への発症予測や肝癌切除術後生存の術前予測にも有用であるという発表もされて

いる.

異常値を示す病態・疾患

臨床情報





変更適用日

他情報・変更履歴変更履歴

2

1

2016年4月25日平成28年度診療報酬改定

2016年4月1日

2017年1月4日報告日数変更

2017年1月4日

5

4 2017年4月21日最低採取量・容器変更([2mL]⇒[3mL])

2017年3月10日

2018年4月6日平成30年度診療報酬改定

2018年4月1日

7

6 2019年8月29日診療報酬・検体ラベル表示・関連検査項目変更

2019年9月6日

2020年4月2日令和2年度診療報酬改定

2020年4月1日(中医協答申) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/pdf_rezept/000593372.pdf

8 2020年12月16日採血容器変更

2020年12月17日(案内文) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/information/20-p036.pdf

URI https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6941.html

Last Updated : 16 Mar. 2021, 13:47

2015年8月4日新規作成・KINGオーダリング開始

2015年8月7日

文書更新日変更内容

3

Ver.


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