― pnp新聞― p― pnp新聞― 子 ど も た ち 自 身 が 決 め て 良 い の か...
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― PNP新聞 ―
三学期のスタートを切った一月八日。第2回持続可
能な研究発表会が行われた。
開始早々、皆の度肝を抜いたのが、突如現れたスー
ツを着た白塗りの男。冬休み中にあまりの寒さに調
子を崩したペパ太郎氏の弟と名乗ったこの男。調子
を崩した兄の代わりにアシスタントを買って出た。白
光りする兄と比べ、所々にムラのある光沢のない肌
つやに「本当の兄弟か?」と疑問視する声も上がった。
発行年月日
二〇十八年三月二〇日
前回の反省から、今回の発表会では順位をつけず、
賞品もなしで、それぞれのチームが今年一年の研
究の成果を発表した。持ち時間が3分という限ら
れた時間の中で、今年一年の成果をまとめきるこ
とは至難の業であり、タイムキーパーが知らせる
「3分経ちますよ~」のベルを無視・・・
気にせず発
表を続けるチームが続出した。どのチームの実践
も着実に成果を上げており、写真や動画を交えな
がら児童生徒の変容をわかりやすくプレゼンにま
とめていた。
当日はゲストコメンテーターとして研究アドバイ
ザーの田村順一氏と日本福祉大学教授の金森克
発行人
プレスチーム
ずいぶん
ご無沙汰いた
しました。
プレスも結構
息切れしてま
した。
編集者のひとこと
それぞれの学部で対象となる子どもとペパ太郎くんとの関わりを研究してきた個別事例チームの実践を3月20日(火)に報告していただきます。ペパ太郎くんとの密な関わりによって、みあいの子どもたちはどのような変容を遂げたのか・・・乞うご期待!!
INFOMATION
個別事例チームの研究実践の発表がありますよ~
PNP新聞第5号
浩氏がお越しく
ださった。
何はともあれ、
今年度の研究は
これで一段落と
言うことになり、
ほっと胸をなで
下ろした職員も
多いが、二年目
に突入するこの
研究を次年度に
しっかりと引き
継ぎを行うこと
が今後の当面の
課題である。
― PNP新聞 ―
子どもたち自身が決めて良いのか
も。」といった貴重な御意見をいた
だいた。また、研究アドバイザーの
田村順一氏からは「結果として人
形を教師が操作し、しゃべらせてい
るような形態となっているが、子ど
もたちがペッパーに擬人的なシンパ
シーを感じている。そこを教育的に
どう捉えるかが今後の課題。」とい
う今後の研究に関する課題につい
て御助言いただいた。今回いただい
た様々な方からの御意見、御助言
を今後の研究に役立てていってほし
い。
【文責:
小学部SA記者】
二月十六日(金)、パナソニック教育財団助成研究に係る公開授業が行われた。
岐阜や川崎、遠くは東北からも参観者が訪れた。参加人数は十五名。各学部のペパ太郎くんとの
授業を参観頂いた。参観授業は写真の通り。
研究協議の中
で、参加者の
日本福祉大学
教授金森克浩
氏からは「子
どもたちにと
ってのペッパー
の位置付け、
性格付けが大
事。友達なの
?教師が従え
ているものな
の?どんな存
在なのかは
深い霧の立ち込め、見通しの悪い中スタートしたこの研究も、なんとか一年を終えました。これも、それも、あれも、どれも、皆様のご尽力あってのものでございます。感謝、感謝、感謝しかありません。ありがとうございました。また来年度もよろしくおねがいいたします。
画:金森克浩氏