ふくしまのいま ・ 鎌田 千瑛美

Post on 02-Jul-2015

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2013年 9月 22日(日)午後一時より徳島県で開催され、UST中継される「ふくしまととくしまをつなぐ未来ダイアログ」(http://www.ustream.tv/channel/fukutokudialog)第一部登壇者資料です。 登壇者:一般社団法人ふくしま連携復興センター 理事 任意団体peach heart 共同代表 鎌田 千瑛美

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一般社団法人ふくしま連携復興センター 理事 任意団体peach heart 共同代表

鎌田 千瑛美

ふくしまのいま

面積13,782.75km² (全国第3位) 県庁所在地:福島市 (東京→約270km JR新幹線→約90分)

福島県といえば…

・会津 ⇒鶴ヶ城、白虎隊、 喜多方ラーメン ・中通り ⇒フルーツ王国 (桃、梨、りんご) ⇒猪苗代湖 ・浜通り ⇒野馬追 ⇒ハワイアンズ (フラガール)

東日本大震災 津波によって失った故郷

福島第一原子力発電所事故

『南相馬市小高地区』 (2013/7/28時点)

富岡町スタディーツアー (2014/6/24)

警戒区域バリケードで町が区切られる(富岡)

放置されたままの車(富岡駅前)

<この2年間でやってきたこと>

共にこれからを生きる 『友達づくり』の繋ぎ役

これから子どもを生み育てる世代 <女子たちが本音で繋がる場づくり>

<福島の原発事故は違う?>

福島 直後から絶えず問われた『選択』 避難するorしない? 食べる?食べない?

気にし続ける?気にしない? 国や東電の責任?自分自身の責任?

原子力損害賠償、除染、汚染水、 町外コミュニティ、差別と分断…

専門家でも意見が分かれる中、 正解がないことを認めなければ

生きられなかった

「個」の多様性が認められる社会への挑戦

<福島で活動する「繋ぎ役」として>

未曽有の状況の中、手法や、 既存の枠組みに囚われすぎない。

正解のない「いま」を

「ここ」で生きる人たちと、 ともに考え続けた。

「復興とは~」「~あるべき」論 ⇒自らが考え抜き、多様な「個」同士が

対話し、理解し合うことで、 ともに行動する社会へ。

そして、いま。

繋がりの先に、これからの未来を想像し、 「新たな価値」を創造する フェーズが求められている。

<現在の課題> 「ヒト」「仕組み化・制度・モデル」「カネ」

新しいモデル、仕組みへの障害。

違う言語・想い同士を 「繋ぐ(通訳)役」が少ない。

マネジメント、全体や未来を見通す力。 広報力、見える化・見にいく化、実践力。

最終的には、適材適所、「ヒト」である。 「友達」と、ともに、行動すること。

『新しい東北創造会議』より「寄る辺」と「苗床」

提言※一部抜粋

告立 ふくしまキュン♡キュン♡大學 設立

『楽しい』『キュン♡』 人が動く原動力をふくしまの地から

気づき、動きはじめた、ふくしまのいま。①

かーちゃんの力プロジェクト協議会 渡辺とみ子さんの言葉

あきらめないことにしたの たくさん悔しい思いをしたよね たくさん、たくさん泣いたよね でも、生きてる やっぱり止まっては駄目だよ どんなに小さな一歩でも前へ進んだら ほらね。 実ってくれたんだもの 植物は、こんな状況の中でも頑張っているんだもの だから私は あきらめないことにしたの

気づき、動きはじめた、ふくしまのいま。②

県立相馬高校 松村教諭の言葉

大震災でハンデを背負ったのだろうか? 答えは「NO」だ。 私たちは、間違いなく強くなった。 私たちフクシマ人が世界から希望をもらうのではない。 私たちの生き様が、世界に希望を与えるのだ。

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