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(鎌倉市)の課題 課題分野 複数選択可) ③子育て ④働き方 ⑤防災 ⑥農林水産業 ⑦地域ビジネス ⑧観光 ⑨官民協働サービス ⑪オープンデータ 該当地域 神奈川県鎌倉市 解決したい地域課題 ●出来るだけ具体的な数値を 用いて記載ください ●目指すべき将来像等が示 せる場合は合わせて記載く ださい 新たな働き方の提案:鎌倉でのテレワークを推進し、健康経営・生産性向上・ワークライフバラン スの向上を目指す。また、ビジネスマン、フリーランス、子育てや介護中の方、定年退職したシ ニアの方々も、皆が共に働き、同時に暮らすというワークスタイル&ライフスタイルを実現し、生 涯現役で輝き続けることができる社会を築く。そして、鎌倉で新たな交流を生み、新しいビジネス や価値を創造し、人々の生活を豊かにする、そんな好循環を生むまちづくりに取組む。 課題1:少子高齢化の進行 <鎌 倉 市:年少人口11.9%・生産年齢人口57.3%・老年人口30.5%(2015年)> <全国平均:年少人口12.4%・生産年齢人口62.9%・老年人口23.6%(2015年)> 課題2:これまでの転入超過がここ数年転入転出が拮抗状態(人口減少が進行しつつある) <社会増:20051,851人・2010574人・2015302人> 課題3:若年層転出の原因は通勤(働く場所が少ないこと、キャリアの継続が困難なども原因とる) 201520歳代の転出総数1,781人・転入総数1,566人(▲215人)> ソリューション提案に 対するアピールポイント ・オフィス開設に関するリフォーム経費・賃料補助制度(情報通信業・シェアードオフィ ス)による支援が可能 担当者 複数でも可) 所属】 鎌倉市 【役職】共創計画部長 【氏名】比留間 連絡先 TEL :0467-23-3000(内線2500Mail :[email protected]

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Page 1: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

(鎌倉市)の課題

課題分野(※複数選択可)

③子育て ④働き方 ⑤防災 ⑥農林水産業 ⑦地域ビジネス ⑧観光⑨官民協働サービス ⑪オープンデータ

該当地域 神奈川県鎌倉市

解決したい地域課題

●出来るだけ具体的な数値を用いて記載ください

●目指すべき将来像等が示せる場合は合わせて記載ください

新たな働き方の提案:鎌倉でのテレワークを推進し、健康経営・生産性向上・ワークライフバランスの向上を目指す。また、ビジネスマン、フリーランス、子育てや介護中の方、定年退職したシニアの方々も、皆が共に働き、同時に暮らすというワークスタイル&ライフスタイルを実現し、生涯現役で輝き続けることができる社会を築く。そして、鎌倉で新たな交流を生み、新しいビジネスや価値を創造し、人々の生活を豊かにする、そんな好循環を生むまちづくりに取組む。課題1:少子高齢化の進行

<鎌倉市:年少人口11.9%・生産年齢人口57.3%・老年人口30.5%(2015年)><全国平均:年少人口12.4%・生産年齢人口62.9%・老年人口23.6%(2015年)>

課題2:これまでの転入超過がここ数年転入転出が拮抗状態(人口減少が進行しつつある)<社会増:2005年1,851人・2010年574人・2015年302人>

課題3:若年層転出の原因は通勤(働く場所が少ないこと、キャリアの継続が困難なども原因となる)<2015年20歳代の転出総数1,781人・転入総数1,566人(▲215人)>

ソリューション提案に対するアピールポイント

・オフィス開設に関するリフォーム経費・賃料補助制度(情報通信業・シェアードオフィス)による支援が可能

担当者(※複数でも可)

【所属】 鎌倉市 【役職】共創計画部長 【氏名】比留間 彰

連絡先TEL :0467-23-3000(内線2500)Mail :[email protected]

Page 2: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

テレワークで通勤を少なくし、ライフワークバランスの充実したライフスタイルを確立

東京から55分

東京

横浜

鎌倉 横浜から25分

毎日通勤のために2時間を消費・1年間で480時間(20日)を消費

満員電車での通勤で心身ともに疲れ精神的・身体的余裕の低下生産性の低下子育て・介護との両立ができず・・・ 等々

東京・新宿・品川

鎌倉・北鎌倉・大船

都心まで約1時間のアクセスではあるが(鎌倉駅~東京駅)

テレワークの推進に向けた取組み

Page 3: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

• 都内へ通勤というライフスタイルを転換し、鎌倉における新たなライフスタイルを創造• 女性や高齢者等の社会参加の促進(女性活躍、埋もれたナレッジの発掘)• さらなるデジタル技術やコワーキングスペースの整備誘発により「働くまち」創造に寄与• 鎌倉市民のみならず、東京等からの若年層誘致(クリエイティブ人財確保)• 東京一極集中から湘南・三浦半島地域に新たな圏域(生活・経済等)を形成

テレワーク推進により期待する効果

テレワークの推進に向けた取組み

Page 4: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

鎌倉で働き、暮らし、遊び、心身共に充実した新しいライフスタイルを確立

企業誘致を行う土地が限られた鎌倉の新たな産業振興施策としてテレワークを推奨

若年層の流出は「働く場」がないこと

テレワークの推進に向けた取組み

Page 5: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

地方創生加速化交付金を活用し、空き家・空き店舗を活用し、新たなビジネススタイルを発信するIT事業者などを支援

テレワークの推進に向けた取組み

鎌倉ビジネスサポートプラン(鎌倉市企業整備費等補助金)を創設

情報通信業を営む事業者、情報通信業を含むシェアードオフィス設置に対し、リフォーム助成、賃料補助などの支援を行う。

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低未利用の公的不動産利活用の検討

梶原四丁目用地(野村総研跡地)

扇湖山荘

資生堂鎌倉工場跡

鎌倉市役所

深沢地域整備事業用地(行政施設用地)

市街化調整区域平成14年に寄附受納土地面積約17万㎡既存建物あり

市街化調整区域昭和9年築の歴史的建造物平成22年に寄附受納土地面積約4.7万㎡

跡地の一部を寄附受納予定土地面積約5.2千㎡

土地面積約2.6万㎡総合体育館・消防本部の建設を予定

土地面積約1.4万㎡本庁舎は移転して整備する方針を決定

「働くまち鎌倉」をつくる

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鎌倉市役所(現在地)

市民サービスの提供・公共施設再編と民間機能の導入による賑わいや憩いの創出

深沢地域整備事業用地

本庁舎の移転先とし、消防本部や総合体育館と一体となったシビックエリアの形成

(行政施設用地)

低未利用の公的不動産利活用の検討

「働くまち鎌倉」をつくる

Page 8: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

梶原四丁目用地(野村総研跡地)

自然環境を生かした利活用と企業誘致扇湖山荘自然環境を生かした歴史・文化を継承する利活用と旧邸宅群の一つのシンボルとして先導的な活用(宿泊施設等)

資生堂鎌倉工場跡地(寄附予定地)

市民サービスの提供・公共施設再編と民間機能の導入による賑わいや憩いの創出

低未利用の公的不動産利活用の検討

「働くまち鎌倉」をつくる

Page 9: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

鎌倉テレワーク・ライフスタイルの発展プロセス

通勤地獄からの解放

大企業テレワーカー市内企業ビジネスマン市内企業クリエイターフリーランス・テレワーカー

市職員・団体職員テレワーカー

地域にコミットした働き方鎌倉の社会課題をジブンゴト化

鎌倉での交流を期待し、テレワーカーが到来

第1段階

市内テレワーカーの増加テレワーカー同士の

交流促進

新規事業創造起業の増殖

ワークライフバランスの充実

第3段階第2段階

社会課題解決に向け

「働くまち鎌倉」をつくる

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観光から交流へ 交流から関係へ 繋がる価値を考える鎌倉

鎌倉の歴史資産

鎌倉の地理的資産(海岸・景観)

鎌倉のブランド資産鎌倉の聖地巡礼資産

+

シャエリングエコノミーサービスの提供

(長期民泊・シェアバイク・カーシェア等)

歴史資産や景観を目的とした日帰り観光をこれ以上増やすのではなく、テレワークの促進で、クリエイティブクラスを集約し、これまでにない無形資産を築き上げることで、交流を求めて鎌倉に来る人々を増やし、長期的には、移住を促して行く

鎌倉テレワーク・ライフスタイルの発展プロセス

これまでの来街者のほとんどが観光客

滞在時間短(日帰り)消費額少

交流を求めて来る人々(滞在時間長)21世紀鎌倉のライフスタイル資産・ナレッジ資産

禅ライフスタイル資産・ソーシャルキャピタル資産

テレワーク推進により新たな資産(価値)創造

新規事業創造・起業の他さらに新たな産業も

まちの魅力向上滞在時間長地域活性化

「働くまち鎌倉」をつくる

Page 11: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

企業から一定期間(3カ月間)研修生を受入れ、民間のノウハウを行政に導入し働き方改革を推進業務改善、AI・RPAの導入による事務の効率化に取組む

NECによるRPAの試行版のデモンストレーション

課題解決に向けて(地域フィールドラボへの参加)

市役所の働き方改革

NEC

富士通

サイボウズ

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一部職場でフリーアドレスを導入するなど、市役所も徐々に進化現在、職員のテレワーク実施に向けた取組みを進めている

市役所の働き方改革

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これまで取組んできた「持続可能なまち鎌倉」の創造をSDGs未来都市としてさらに推進

SDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業の選定を受ける

鎌倉市の新たな取組

Page 14: (鎌倉市)の課題 - 地域IoT官民ネット(LINCS)FabLab Kamakura FabCity Summit 鎌倉市の新たな取組 人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造

フランスで行われた各国のファボラボ関係者が集まる国際的なミーティング「世界ファボラボ会議」において、日本初となる「Fab City宣言」を行う(7月12日)

日本初となる「Fab City宣言」を行い、ものづくりによる地域活性化を目指す

FabLab Kamakura FabCity Summit

鎌倉市の新たな取組

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人財を育成し、市民力を高め、共創未来都市鎌倉を創造鎌倉をクリエーターの集まるまちに、そして、鎌倉の技術を世界に発信

身近な地域課題を解決するための道具をテクノロジーを使って自ら製作し、そして解決する

鎌倉市の新たな取組

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提出

LINEを活用した行政手続きの電子化

国内約7,600万人が利用するLINEを活用し、市民の利便性向上を目指す

情報発信の充実・行政サービスの効率化・各種手続きの電子化など

鎌倉市の新たな取組

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シニア世代にスマートスピーカーを経由し、音声アプリを提供して会話・発声の機会を創出。心身健康維持や認知症予防とともに地域や家族との繋がりをサポート

スマートスピーカーと音声アプリを使った実証実験

鎌倉市の新たな取組

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鎌倉市・コージェントラボ・ソフトバンクと「AI・RPAによる業務課題解決のための共同開発」

• 自治体が保有する情報の多くは文書(文書主義)• データ化し、自動分析するには、膨大な入力作業が必要• OCRの文字認識率はまだまだ発展途上

• AI-OCRの活用により手書き文字を認識させデータ化• RPAの活用によりデータの整理• 自然言語解析技術により市民の声の可視化と政策へのフィードバック

市民ニーズの把握とデータに基づく政策立案(新たな挑戦)

鎌倉市の新たな取組

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津波が来たら高いところへ逃げるプロジェクト

鎌倉市の新たな取組

鎌倉に住み・働き、鎌倉にコミットする人財が増え新たなコミュニティが活性化

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豊かな自然環境歴史的・文化的資産

SDGs未来都市・FabCity・鎌倉リビングラボ・カマコン×新たな動き伝統的なもの

少子高齢化の進行・災害対策・交通渋滞・観光客の集中・ごみ削減

鎌倉市が抱える課題

Society 5.0 等先端デジタル技術

市内企業・事業者団体等のノウハウ

テレワークの推進による

クリエイティブクラスの集約ナレッジの集積

×

オープンイノベーションプラットフォーム

社会課題の解決・新たな産業の創出

『住みたい・住み続けたいまち』 『持続可能な都市鎌倉』 の実現

鎌倉市が目指すまち

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