先進事例に学ぶ! 独自のメソッドによる ソーシャル活用の本質と考え方

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企業はソーシャルメディアをどう活用するべきなのか?Webマーケティング老舗のデジミホが考える、明日から使える独自のソーシャルメソッドを公開します。

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先進事例に学ぶ!

独自のメソッドによる

ソーシャル活用の本質と考え方

株式会社デジミホ

取締役 兼 Webマーケティングサービス部 部長

岩永 直也

1

Copyright (C) 2011 DIGIMIHO Co., Ltd. All rights reserved.

| PAGE NUMBER 2 会社概要

株式会社デジミホ 【 DIGIMIHO Co., LTD. 】 会社名

設立 2004年10月12日

社員数 26名

事業内容

■ Webマーケティングサービス

WEBマーケティングコンサルサービス

マーケットリサーチ・ユーザーニーズ調査

WEBサイト戦略設計

競合他社分析・評価

■ マーケティング戦略に基づいたWebインテグレーション(制作・開発)サービス

WEBマーケティング戦略設計

データ解析・分析

WEBサイト構造化設計・コンテンツ開発

WEBサイト分析・評価

WEBサイト構築

WEBサイト運用

ランディングページ開発

各種素材開発

WEBシステム設計・開発

ネット広告素材開発

モバイルサイト構築

Copyright (C) 2011 DIGIMIHO Co., Ltd. All rights reserved.

| PAGE NUMBER 3 サービス提供実績

BtoB , BtoC , ECサイト , 等 業種、業態問わず様々なお客様に

Webマーケティングサービスをご提供しています

ソーシャルメディア

4

ソーシャルメディアの企業アカウント についてお聞きします!

あなたの会社ではどんな目的で ソーシャルメディアを運用していますか?

※会社で運用をしていない方、ご存知ない方は、 「これから運用するとしたら」とお考えください

活用目的

5

この先のページは

まだ見ないでください

6

ここで、企業が行っている

ソーシャルメディアの事例を

1つ紹介します

7

NIKEiD

ナイキ製品のオーダーメイドサービス

NIKEiD 事例

8

日本国内では2000年にサービス開始

シューズ・アパレルなどの製品について WEBサイト上でユーザーがカスタマイズを

行えるオーダーメイドサービス

NIKEiD 事例

9

NIKEiD 事例

ベースになるシューズを選ぶ

10

NIKEiD 事例

パーツのカラーを選んでいく

11

NIKEiD 事例

自分オリジナルなデザインのシューズをつくる

12

NIKEiD 事例

13

NIKEiD 事例

14

サービスのコアターゲットは 10~20代の男女。

サービスの主な窓口はECサイト。

ユーザー層が合致しているmixiで、 キャンペーン

「NIKEiD FRIEND STUDIO」 が行われた。

(2011年5月31日~6月20日)

NIKEiD 事例

15

キャンペーンの目的は、

これまでこのサービスを

利用していない多くのユーザーに

製品をカスタマイズする楽しさを

体験してもらうこと

NIKEiD 事例

16

キャンペーンでは 3つのデザインの中から

1つを選ぶ。

選んだデザインの シューズに関して

各パーツの色を選ぶ

NIKEiD 事例

17

そのページへの導線として マイミクのmixi画面の

広告枠に自分がデザイン したシューズのバナーが

表示される

自分がデザインした シューズが公開され、

他のユーザーが評価する

名前

シューズ名

プロフィール 写真

NIKEiD 事例

18

NIKEiD 事例

19

キャンペーンの効果

NIKEiDサイトへのトラフィック:2倍

カスタマイズ対象商品(Nike Dunk)の売上

前年同期費で5倍以上

NIKEiD 事例

20

このように、ソーシャルメディアを

うまく活用することによって、

効果的な施策を行うことが可能に

なります。

21

いま多くの企業で

ソーシャルメディアに関する

取り組みを始めています。

そして、その目的は様々です。

22

デジミホでは様々な事例を集め

それらを整理しました。

ソーシャルメディアに関する

1つの見方ですが、その利用目的は

大きく次のように分類できると考えます。

23

ブランド力向上

プロモーション

顧客満足度向上

採用活動

キャンペーンの実施、クーポンの配布、 商品・サービスの告知など

認知・好意・イメージの向上 市場における存在感・ユーザーの関与度の向上

既存顧客の満足度向上

採用情報の発信 候補者・応募者・内定者とのコミュニケーション

情報収集 ユーザーの意識・行動に関する情報収集

ソーシャルメディア利用目的の5分類

24

ソーシャルメディアを

効果的に活用していくためには、

どういう順序で何を進めていくかが結構肝心。

ブランド力向上

プロモーション

顧客満足度向上

採用活動

情報収集

どんな目的でも必要になる

ソーシャルメディア上での

基本的な関係づくり

25

ブランド力向上

プロモーション

顧客満足度向上

採用活動

情報収集

ソーシャル メディア上での

基本的な 関係づくり

具体的な取り組み内容について考えると、 先を見据え、ソーシャルメディア内でユーザーと

どんなコミュニケーションをとるか考えることも肝心。

・ターゲット(誰に)

・発信する情報内容(何を)

・投げかけ方(どのように)

などの、基本スタンス 26

ブランド力向上

プロモーション

顧客満足度向上

採用活動

情報収集

ソーシャル メディア上での

基本的な 関係づくり

さらに、具体的な目的に合わせた施策を打つ際にも、 新しいツールや手法がどんどん出現するため

それらを踏まえ綿密に設計を行うことが重要です。

・ツールの利用

・ソーシャルメディア上の広告の利用

・他のWEBサイトとの連携

などの、具体的な方法論 27

ブランド力向上

プロモーション

顧客満足度向上

採用活動

情報収集

ソーシャル メディア上での

基本的な 関係づくり

そして、取り組みの効果測定を行い、 目的を達成するための改善をしていくこと

すなわち、動きながら変えていくことも重要です。

・KPIの設定

・効果測定手法の検討

・改善施策への落とし込み

などの、PDCAサイクルの設計 28

このように、

ソーシャルメディアに正しく取り組んでいくためには

その目的の設定や進める順序などが大切です

ただ・・・ 29

それ以上に大切なことが

あるのではないかと。

30

ここまでで説明したとおり、

ソーシャルメディア“の”

目的を明確にすることは大切ですが

ソーシャルメディア“が”

目的になってしまってはいけません

31

ソーシャルメディアを使うことも

企業が何らかの目的を果たす上での

1つの手段のはず

32

その元々の目的にきちんと目を向けて

ソーシャルメディアへの取り組みを

考えるべきです。

いまの世の中のソーシャルメディアに

関する様々な情報に流されると、

そこを見逃しかねません。

33

簡単にまとめると

34

企業戦略上の ある目的

ソーシャル メディア活動

営業活動 広告・PR 研究開発

特定の目的を達成する手段として ソーシャルメディアを用いる場合、

35

企業戦略上の ある目的

営業活動 広告 ・PR

研究開発

目的をちゃんと見据え、そこまでの 道すじを組み立てて取り組むことが必要

ソーシャルメディア活動

ソーシャルメディア活動の中で達成したい目的

日々の更新業務 組織・体制 投稿頻度

基本スタンス 誰に何を

どのように

ツール・方法論 アプリ・ WEB連携

PDCA改善プロセス

36

企業戦略上の ある目的

営業活動 広告 ・PR

研究開発

そのようにして具体的に定めたソーシャルメディア 活動の延長線上に、目的の達成が存在します

ソーシャルメディア活動

ソーシャルメディア活動の中で達成したい目的

日々の更新業務 組織・体制 投稿頻度

基本スタンス 誰に何を

どのように

ツール・方法論 アプリ・ WEB連携

PDCA改善プロセス

最適化

37

企業戦略上の ある目的

営業活動 広告 ・PR

研究開発

ソーシャルメディアの活動だけに着目するのでは、 うまくいってもその先につながらない可能性が高い

ソーシャルメディア活動

ソーシャルメディア活動の中で達成したい目的

Facebook ページ制作 テクニック

情報発信媒体 のうちの1つ という認識

目新しい ソーシャル

アプリ

若干の ノウハウ

38

最終的な目的を見据え

そのための道すじをちゃんと考えて、

運用上もそれに則って活動を

進めていくことが大切です。

39

ただ、現在のソーシャルメディアを取り巻く

世の中の実態をみていると難しさも感じます。

その理由は主に2点。

①特定のプラットフォームが前提になる

⇒具体的なテクニックが先行しがち

②急激な普及とそれに伴う世の中の期待感

⇒とにかく取り組むこと自体への切迫感が強い

40

デジミホでは、

企業がソーシャルメディア活動を効果的に

行う上で気をつけなければならないことについて、

「カーナビメソッド」 (Car Navigation Method)

として提唱しています。

41

カーナビを使う時には、 最初に明確な目的地を設定します。 そしてその目的地に至るルートを選択する。 途中、渋滞していたらルートを変える。 常に現在位置を確認しながら走ることで、 無駄な回り道をせずに 最終的な目的地に到着します。

42

最初に明確な目的地を設定します。 企業戦略上の

目的

ソーシャル メディア活動の

設計

KPI効果測定・ PDCAプロセス

企業戦略上の 目的の達成

43

最終的な目的地に到着します。

そしてその目的地に至るルートを選択する。

途中、渋滞していたらルートを変える。

常に現在位置を確認しながら走ることで、

無駄な回り道をせずに

企業戦略上の ある目的

最初に明確な目的地を設定します。

44

そしてその目的地に至るルートを選択する。

企業戦略上の ある目的

営業活動 広告 ・PR

研究開発 ソーシャルメディア活動

ソーシャルメディア活動の中で達成したい目的

日々の更新業務 組織・体制 投稿頻度

基本スタンス 誰に何を

どのように

ツール・方法論 アプリ・ WEB連携

45

企業戦略上の ある目的

営業活動 広告 ・PR

研究開発 ソーシャルメディア活動

ソーシャルメディア活動の中で達成したい目的

日々の更新業務 組織・体制 投稿頻度

基本スタンス 誰に何を

どのように

ツール・方法論 アプリ・ WEB連携

PDCA改善プロセス

最適化

途中、渋滞していたらルートを変える。 常に現在位置を確認しながら走ることで、 無駄な回り道をせずに

46

企業戦略上の ある目的

営業活動 広告 ・PR

研究開発 ソーシャルメディア活動

ソーシャルメディア活動の中で達成したい目的

日々の更新業務 組織・体制 投稿頻度

基本スタンス 誰に何を

どのように

ツール・方法論 アプリ・ WEB連携

PDCA改善プロセス

最適化

最終的な目的地に到着します。

47

このように、ソーシャルメディアに

正しく取り組んでいくうえで、

「カーナビで目的にたどり着くプロセス」

が1つの参考になります。

48

この共通点を捉え、

デジミホでは企業のソーシャルメディア

活動を成功させるための道すじを

設計するこのプロセスを

「カーナビメソッド」と呼んでいます。

49

日々のソーシャルメディア活動において

最終的な目的を見失わずに取り組みを続けることは

簡単なことではないと思います。

そこで、身近な「カーナビ」にあてはめて

取り組みの肝の部分をイメージしてもらうことが、

このメソッドを通してソーシャルメディアを

運用される方に期待していることです。

50

また、少し事例を見てみます。

このカーナビメソッドにあてはめながら 考えてみましょう。

51

NIKEiD 事例

52

さきほど紹介したNIKEiD

現状の利用者以外に サービスを体験してもらい、 売上を高めること

企業戦略上の ある目的

ソーシャルメディア活動

ソーシャルメディア活動の中で達成したい目的

日々の更新業務 組織・体制 投稿頻度

基本スタンス 誰に何を

どのように

ツール・方法論 アプリ・ WEB連携

PDCA改善プロセス

最適化

NIKEiD 事例

【ブランド力向上】【プロモーション】

多くの人にサービスを知ってもらい、 興味を持ってもらうこと

期間限定のキャンペーンなので、 日々の更新やPDCA改善プロセスは

考慮の対象から外して考えた。

簡単な操作で楽しめ、 NIKEiDの醍醐味を体験してもらう

より多くの人に体験してもらうために ソーシャルバナーを活用する

53

日本生命 事例

Facebookページ

Facebookアプリ:おめでとうウォール

1日に1回程度更新。 季節や保険に関するエピソードなどの話題を 通じて、「ずっともっとサービス」という 安心と幸せを感じてもらうための取り組みの 一環としてのコミュニケーションを実現する。

「いいね!」を押すと誰でも使えるアプリ。 カードとメッセージを友達のウォールに送る ことができる。 いくつかあるデザインからカードを選び、 メッセージを入力して送信する。

54

日本生命 事例

企業戦略上の ある目的

ソーシャルメディア活動

ソーシャルメディア活動の中で達成したい目的

日々の更新業務 組織・体制 投稿頻度

基本スタンス 誰に何を

どのように

ツール・方法論 アプリ・ WEB連携

PDCA改善プロセス

最適化

多くのお客様と コミュニケーションを図ること

【ブランド力向上】【顧客満足度向上】

お客様と深い関係を築くこと (リピーター・新規顧客の獲得)

契約者とのつながりを強固にし、 新規顧客に向けて思いを伝える (「ずっともっとサービス」を体現)

友達同士で使える「おめでとうウォール」や「バースデーウォール」で新規顧客獲得のためのきっかけづくり

運用チームや窓口担当から様々な話題を1日に1回程度投稿 55

みなさんの会社の

ソーシャルメディア活動についても、

ぜひ一度このカーナビメソッドにあてはめて

その内容や方向性について

考えてみてください。

56

ソーシャルメディアを 用いることで達成したい

企業戦略上の目的

PDCA改善プロセス (KPI・効果測定・改善施策)

日々の更新業務 (組織・体制・ポリシー)

ツール・方法論 (ツール・広告・他サイト連携)

基本的スタンス (ターゲット・内容・発信方法)

ソーシャルメディア活動 の中で達成したい目的

ソーシャルメディア活動を成功に導くカーナビメソッド

ソーシャルメディア活動の設計

57

カーナビメソッドに関する 説明は以上です。

最後に、

現在のこの世の中の ソーシャルメディアの 隆盛に関連して、

58

デジミホが考える 5年後の未来像を紹介します。

59

5年後の世界・・・

60

WEBに実装される翻訳技術が

さらに発達します。

それにより、外国語のWEBページも

自然な日本語で読むことが

できるようになります。

61

62

逆に、日本語を使えない海外在住の外国人が

日本語のページを母国語で読めるようにも

なります。

そのため、国内向け・日本人向けに事業を

行っている企業でも、インターネットを通せば

国内向け事業の延長線上でグローバルな

ビジネスに踏み込むことができるようになります。

そして、そのような世界では

以下の3つの要素によって

企業の業績に差が生まれるでしょう

63

①事業のグローバル対応

②海外の文化や商慣習の理解

③ソーシャルメディア

①「事業のグローバル対応」

モノの流通だけでなく

ヒトやサービスの流通も含めて、

グローバルな市場がどんどん広がっています。

事業の軸足を国内に置いたとしても、

海外を意識した事業展開を行わずにいると

安定した事業運営が困難になってきます。

64

②「海外の文化や商慣習への理解」

たとえことばの壁が取り除かれても、

国内と同じ対応しかできないようでは

円滑なビジネスが進められません。

その国に合わせた対応を

行うことではじめて継続的・

安定的な業績が実現します。

65

③「ソーシャルメディア」

人と人とをつなぐのがソーシャルメディアの

役割であり、現状普及しているFacebookや

twitterなどもグローバルなもの。

ユーザー間のコミュニケーションや

企業側からのアプローチにおける垣根が低く、

また、企業が発した情報に興味を持った個人との

対話がその周囲に波及していく特性から、

認知媒体としても非常に重要になってきます。

66

いま普及が進んでいるとは言っても

まだどの企業もその活動は模索中です。

だからこそ、現在のこのタイミングです。

みなさんの会社でも、この先の未来を見据えて

正しい方法を用いたソーシャルメディアの

取り組みを検討してみてはいかがでしょうか。

67

以上です。 ご清聴ありがとうございました。

68

【お問い合せ先】 株式会社 デジミホ <http://www.digimiho.co.jp> 石原 靖士 (営業) 東京都港区南青山3-3-3リビエラ南青山ビルB館5F e-mail:ishihara.yasushi@digimiho.co.jp TEL:03-5412-7100 FAX:03-5412-7101

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