20121117 01 dir-mtgスライド01

Post on 23-Jun-2015

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GARAGE Webディレクターセミナー

キュープラス株式会社 中村健太

WEB DIRECTION WORKSHOP

まあ初開催ということで

まず、 WEB DIRECTION WORKSHOP て何よ?

基本的な目的

キュープラス株式会社 中村健太

企業の抱える悩み Directors Mtgのやりたいこと

使えるディレクターが欲しい。 でも使えるディレクター自体が少ない。 ディレクターの教育のノウハウが無い。 教育しようにも時間とコストが高すぎる

ディレクターの地位向上 というよりは認知。 使えるディレクターを育成したい。 「ディレクターの不在というリスク」の存在を広めたい もっとディレクションのノウハウを共有化していきたい。 ディレクターにとってのマニュアルを作りたい。

ディレクターの重要性そのものを知らない。 ディレクターと営業をはき違えている。 そのため採用の基準がおかしい。

実際の問題点

キュープラス株式会社 中村健太

目的達成の前に立ちはだかる問題点

ディレクターの職域が曖昧すぎて理解されづらい

・ヒアリング ・折衝 ・素材手配やスケジューリング ・リソース管理 ・UI設計や原稿の作成 ・デザイン管理 ・アクセス解析 などなどなどなど・・・ どこまでがディレクターの職域と呼べるのか、企業やプロジェクトによって大きく異なる

だから・・・

未経験者にとって

別業種から見ると

企業からしてみると

どこまで学べばいいのか分からない。という不安から、選ぶには異常にハードルが高い職種に見える。 ⇒下地となるベース人数の不足

やること多い割に「報われない」職種に見えてしまい、 メリットが少なそうに映る。 ⇒ディレクターに対する地位の下落に遠からず影響

「何が出来る人を採用すればいいのか?」があまりにも不明確で「良いディレクターが欲しい」しか言えなくなる。 ⇒結局のところディレクター育成の弊害になってる。

ではDirectors Mtgは何をどうするべきなのか?

キュープラス株式会社 中村健太

「ディレクターって何やる人なの?」 を明確に示し

伝え、育て、それを広める

多分その先に、企業に取っての目的の達成とDirectors Mtgとしてのやりたいことの達成があると思う。

案件シミュレーション概要

キュープラス株式会社 中村健太

ディレクターとはなんだろう?

初回提案までの改善点とUI設計の基本

ディレクターの作るモノと頼むモノ チームの管理

ヒアリング ▼

要件まとめ ▼

コンセプト 提案資料作成

▼ 初期提案と折衝

各種マッピング ▼

ワイヤーフレーム作成 ▼

原稿/素材準備

モックアップ作成コントロール

▼ リソース管理

▼ デザイン管理

▼ 組み込み仕様指示

▼ 動作テスト

確認と修正 変更対応

▼ 最終調整

▼ リリース

▼ 報告

アクセス解析 ▼

改善提案

最終講義 最も改善するべきは

なにか

1回目の開催

トーク(担当:中村)・・・約40分

・ディレクションて何のため? ・ヒアリングからコンセプトシートまでの作り方

ワーク(参加者)・・・約2時間

・ヒアリング(囲み取材) ・コンセプトシート作成 ・初期提案資料作成とプレゼン ・採用する資料を選抜

2回目の開催

トーク(担当:中村)・・・約40分 ・UI設計の基本的な方法と考え方 ・コンテンツマップとディレクトリマップ ・ワイヤーフレームの作り方について(中村流)

ワーク(参加者)・・・約2時間 ・1回目に採用されたコンセプトに即して コンセプトマップ、ディレクトリマップ作成 ・原稿/素材についての準備方法などを決める ・実際にワイヤー「案」の作成 ・作成したワイヤー案についてのプレゼンを実施

その後はプロの制作チームで実際の制作に入る。

おまたせしました

というわけで はじまります。

トークセッション01

ディレクションて 何のため?

トークセッション01

どこからどこまでがWebディレクターの仕事なの?

プログラムとビジュアルデザイン以外の全部

By だから、Webディレクターはやめられない できるWebディレクターの成功戦略

島元 大輔さん

トークセッション01

もうちょい具体的にお願いします。

01 02 03

04 05

依頼者がWebで何をしたいか?を聞いて、 「じゃあどうするべきか?」をまとめる

で実際それを形にするならどうするか? を決める

具体的な形にするために必要なものを揃える

それを 「作ってもらう」

完成したものを管理し、育てていくための方針を決める

トークセッション01

つまり・・・

Webにおけるサービスなりビジネスをユーザーに届ける

そのためのあらゆる部分の根幹にいる人 それがWebディレクター

トークセッション01

ごめ。もちっとわかりやすく。

中村は「神輿の上の人」だと思ってます。

2DAYSやることおさらい

今日やること ・ディレクションってなにって話を聞いて ・コンセプトシートの作り方を聞いて ・ヒアリングを実際にやってみて ・コンセプトシートを作って、でプレゼンしてみる。

次回やること ・UI設計の考え方を聞いて ・各種マッピングの方法を聞いて ・でワイヤーの作り方を知る ・実際にディレクトリマップ(案)とコンテンツマップ(案) およびワイヤー(案)を作る ・作ったものでプレゼンする ※多分全員は無理だから独断と偏見でエコヒイ…ゲフゲフン…選抜します。

トークセッション02

コンセプトシート て何?

トークセッション02

まずコンセプトて何?

依頼者がWebで何をしたいか?を聞いて、 「じゃあどうするべきか?」をまとめる

01

これを効率良く共有できるよう、 考えだされたもの。

トークセッション02

たとえば?

ディズニー「夢と魔法の国」

ナナピ「7分でできるライフレシピ」 ⇒「みんなで作るくらしのレシピ」

トークセッション02

ごめ。もちっとわかりやすく。

コンセプトは 神輿が目指すべき「誰にでも分かる場所」

トークセッション02

ちなみに中村はこんな感じで書きます。

要素A 要素B

つまり〇〇すればいいんじゃね?

てことは「〇〇」ってことだよね。

例:クライアント側でやりたいこと 実現したいこと 現在抱える問題点など

例:現状やれない理由 実現に立ちはだかる問題 他社やマーケットの実情など

この部分がサイトコンセプトになる。

トークセッション02

コンセプトシート例:SUPER GT 2012 サイト構築提案より抜粋

イベントの目的 サイトとしての目的

つまり、 どうすればいい?

他会場がやってないことをやる。だからユーザーが知る。見る。共有する。そして、買う。

そのため、コンセプトは「当日まで観る価値のあるサイト」と提唱します。

GTの本体サイトにあるコンテンツだからもてぎには要らない。ではなく、一定期間だけでも 「本体サイトよりももてぎのサイトを見る」という状況を作れば目的は達成しやすくなる。

・より多くのチケットを販売し、来場者数を増やしたい。 ・単品より複数人(ファミリー)で来場して欲しい。 ・予選から決勝まで、できれば泊まり込みで来て欲しい。

・既に国内最高の観客動員数を誇るレースシリーズだけど、もてぎ での最終戦こそが最高に面白い!と認知を広める。 ・チームやドライバーの情報が見れる(もてぎ戦を見るかどうか を検討しているユーザーに他サイトへの移動を勧めるのはナンセ ンスなので) ・基本的なルール、楽しみ方をしっかり伝える。(辺にPOP路線を 狙う必要ななし。イベントのあり方がハードなのだから) ・チケットの販売数増加(前年比150%取りたい)

必要なのは・・・ チケットが買いやすいこと イベントやおトクなプランが分かりやすいこと 予選日の楽しさが伝わること

トークセッション02

じゃあまずは要素AとBをうまいことまとめるために、 クライアントに色々聞いてみよう。

実践!囲みヒアリングスタート

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