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GARAGE Webディレクターセミナー キュープラス株式会社 中村健太 WEB DIRECTION WORKSHOP

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GARAGE Webディレクターセミナー

キュープラス株式会社 中村健太

WEB DIRECTION WORKSHOP

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まあ初開催ということで

まず、 WEB DIRECTION WORKSHOP て何よ?

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基本的な目的

キュープラス株式会社 中村健太

企業の抱える悩み Directors Mtgのやりたいこと

使えるディレクターが欲しい。 でも使えるディレクター自体が少ない。 ディレクターの教育のノウハウが無い。 教育しようにも時間とコストが高すぎる

ディレクターの地位向上 というよりは認知。 使えるディレクターを育成したい。 「ディレクターの不在というリスク」の存在を広めたい もっとディレクションのノウハウを共有化していきたい。 ディレクターにとってのマニュアルを作りたい。

ディレクターの重要性そのものを知らない。 ディレクターと営業をはき違えている。 そのため採用の基準がおかしい。

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実際の問題点

キュープラス株式会社 中村健太

目的達成の前に立ちはだかる問題点

ディレクターの職域が曖昧すぎて理解されづらい

・ヒアリング ・折衝 ・素材手配やスケジューリング ・リソース管理 ・UI設計や原稿の作成 ・デザイン管理 ・アクセス解析 などなどなどなど・・・ どこまでがディレクターの職域と呼べるのか、企業やプロジェクトによって大きく異なる

だから・・・

未経験者にとって

別業種から見ると

企業からしてみると

どこまで学べばいいのか分からない。という不安から、選ぶには異常にハードルが高い職種に見える。 ⇒下地となるベース人数の不足

やること多い割に「報われない」職種に見えてしまい、 メリットが少なそうに映る。 ⇒ディレクターに対する地位の下落に遠からず影響

「何が出来る人を採用すればいいのか?」があまりにも不明確で「良いディレクターが欲しい」しか言えなくなる。 ⇒結局のところディレクター育成の弊害になってる。

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ではDirectors Mtgは何をどうするべきなのか?

キュープラス株式会社 中村健太

「ディレクターって何やる人なの?」 を明確に示し

伝え、育て、それを広める

多分その先に、企業に取っての目的の達成とDirectors Mtgとしてのやりたいことの達成があると思う。

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案件シミュレーション概要

キュープラス株式会社 中村健太

ディレクターとはなんだろう?

初回提案までの改善点とUI設計の基本

ディレクターの作るモノと頼むモノ チームの管理

ヒアリング ▼

要件まとめ ▼

コンセプト 提案資料作成

▼ 初期提案と折衝

各種マッピング ▼

ワイヤーフレーム作成 ▼

原稿/素材準備

モックアップ作成コントロール

▼ リソース管理

▼ デザイン管理

▼ 組み込み仕様指示

▼ 動作テスト

確認と修正 変更対応

▼ 最終調整

▼ リリース

▼ 報告

アクセス解析 ▼

改善提案

最終講義 最も改善するべきは

なにか

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1回目の開催

トーク(担当:中村)・・・約40分

・ディレクションて何のため? ・ヒアリングからコンセプトシートまでの作り方

ワーク(参加者)・・・約2時間

・ヒアリング(囲み取材) ・コンセプトシート作成 ・初期提案資料作成とプレゼン ・採用する資料を選抜

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2回目の開催

トーク(担当:中村)・・・約40分 ・UI設計の基本的な方法と考え方 ・コンテンツマップとディレクトリマップ ・ワイヤーフレームの作り方について(中村流)

ワーク(参加者)・・・約2時間 ・1回目に採用されたコンセプトに即して コンセプトマップ、ディレクトリマップ作成 ・原稿/素材についての準備方法などを決める ・実際にワイヤー「案」の作成 ・作成したワイヤー案についてのプレゼンを実施

その後はプロの制作チームで実際の制作に入る。

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おまたせしました

というわけで はじまります。

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トークセッション01

ディレクションて 何のため?

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トークセッション01

どこからどこまでがWebディレクターの仕事なの?

プログラムとビジュアルデザイン以外の全部

By だから、Webディレクターはやめられない できるWebディレクターの成功戦略

島元 大輔さん

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トークセッション01

もうちょい具体的にお願いします。

01 02 03

04 05

依頼者がWebで何をしたいか?を聞いて、 「じゃあどうするべきか?」をまとめる

で実際それを形にするならどうするか? を決める

具体的な形にするために必要なものを揃える

それを 「作ってもらう」

完成したものを管理し、育てていくための方針を決める

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トークセッション01

つまり・・・

Webにおけるサービスなりビジネスをユーザーに届ける

そのためのあらゆる部分の根幹にいる人 それがWebディレクター

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トークセッション01

ごめ。もちっとわかりやすく。

中村は「神輿の上の人」だと思ってます。

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2DAYSやることおさらい

今日やること ・ディレクションってなにって話を聞いて ・コンセプトシートの作り方を聞いて ・ヒアリングを実際にやってみて ・コンセプトシートを作って、でプレゼンしてみる。

次回やること ・UI設計の考え方を聞いて ・各種マッピングの方法を聞いて ・でワイヤーの作り方を知る ・実際にディレクトリマップ(案)とコンテンツマップ(案) およびワイヤー(案)を作る ・作ったものでプレゼンする ※多分全員は無理だから独断と偏見でエコヒイ…ゲフゲフン…選抜します。

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トークセッション02

コンセプトシート て何?

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トークセッション02

まずコンセプトて何?

依頼者がWebで何をしたいか?を聞いて、 「じゃあどうするべきか?」をまとめる

01

これを効率良く共有できるよう、 考えだされたもの。

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トークセッション02

たとえば?

ディズニー「夢と魔法の国」

ナナピ「7分でできるライフレシピ」 ⇒「みんなで作るくらしのレシピ」

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トークセッション02

ごめ。もちっとわかりやすく。

コンセプトは 神輿が目指すべき「誰にでも分かる場所」

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トークセッション02

ちなみに中村はこんな感じで書きます。

要素A 要素B

つまり〇〇すればいいんじゃね?

てことは「〇〇」ってことだよね。

例:クライアント側でやりたいこと 実現したいこと 現在抱える問題点など

例:現状やれない理由 実現に立ちはだかる問題 他社やマーケットの実情など

この部分がサイトコンセプトになる。

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トークセッション02

コンセプトシート例:SUPER GT 2012 サイト構築提案より抜粋

イベントの目的 サイトとしての目的

つまり、 どうすればいい?

他会場がやってないことをやる。だからユーザーが知る。見る。共有する。そして、買う。

そのため、コンセプトは「当日まで観る価値のあるサイト」と提唱します。

GTの本体サイトにあるコンテンツだからもてぎには要らない。ではなく、一定期間だけでも 「本体サイトよりももてぎのサイトを見る」という状況を作れば目的は達成しやすくなる。

・より多くのチケットを販売し、来場者数を増やしたい。 ・単品より複数人(ファミリー)で来場して欲しい。 ・予選から決勝まで、できれば泊まり込みで来て欲しい。

・既に国内最高の観客動員数を誇るレースシリーズだけど、もてぎ での最終戦こそが最高に面白い!と認知を広める。 ・チームやドライバーの情報が見れる(もてぎ戦を見るかどうか を検討しているユーザーに他サイトへの移動を勧めるのはナンセ ンスなので) ・基本的なルール、楽しみ方をしっかり伝える。(辺にPOP路線を 狙う必要ななし。イベントのあり方がハードなのだから) ・チケットの販売数増加(前年比150%取りたい)

必要なのは・・・ チケットが買いやすいこと イベントやおトクなプランが分かりやすいこと 予選日の楽しさが伝わること

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トークセッション02

じゃあまずは要素AとBをうまいことまとめるために、 クライアントに色々聞いてみよう。

実践!囲みヒアリングスタート