5gの普及・展開に向けた取組 -...
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5Gの普及・展開に向けた取組
五⼗嵐 ⼤和総務省 新世代移動通信システム推進室⻑
令和2年6⽉8⽇
※ 株式会社⼩学館様の「図鑑NEOメーカー」を⽤いて画像を作成。この図鑑は実在しておりません。
世界デジタルサミット2020セッション2「5G and Business」⽤資料
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1第5世代移動通信システム(5G)
2G 3G LTE/4G
低遅延
同時接続
移動体無線技術の⾼速・⼤容量化路線
超⾼速
多数同時接続
超低遅延
5G
<5Gの主要性能> 超高速超低遅延
多数同時接続
社会的なインパクト⼤
最⾼伝送速度 10Gbps 1ミリ秒程度の遅延100万台/km²の接続機器数
⇒2時間の映画を3秒でダウンロード(LTEは5分)
⇒ ロボット等の精緻な操作(LTEの10倍の精度)をリアルタイム通信で実現
⇒ ⾃宅部屋内の約100個の端末・センサーがネットに接続(LTEではスマホ、PCなど数個)
ロボットを遠隔制御
5Gは、AI/IoT時代のICT基盤
1993年 2001年 2010年 2020年
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2IoT時代の産業構造の変化
出典:日経コミュニケーション 2015年4月号を参考に総務省作成
スマートメーター分野
その他、IoT分野
自動車分野
産業機器分野
4Gの主な対象領域 IoT・5Gで広がる対象領域
端末数少ない
収益性高
端末数多い
スマホ
収益性低
これまでは、この領域でビジネス展開
今後はこの領域でパートナー作りを含めて
「ビジネス戦略」をたてることが必要
ホームセキュリティ分野
これから
かつて
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3B2B2Xモデル
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4携帯電話事業者による投資「共創」
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ 様ホームページよりhttps://www.nttdocomo-v.com/investmentarea/
KDDI株式会社 様ホームページよりhttps://www.kddi.com/ventures/koif/about/
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これまでの取組
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6多様な5Gサービスの展開に向けて
FY2019 2020 2021 2022 2023
割当てから2年以内に全都道府県でサービス開始
プレサービス開始
(2019年9⽉)
5年以内に全国の50%以上のメッシュで基地局展開※
5G⽤周波数割当て
商⽤サービス開始
(2020年3⽉)※申請4者の計画をあわせると、5G基盤展開率は98.0%であり、日本全国の事業可能性のあるエリアほぼ全てに5G基盤が展開される予定。
地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証(2020年度〜2022年度)
5G総合実証試験(2017年度〜2019年度)
5G⽤周波数次期割当ての検討
2019年4⽉ ラグビーW杯 東京オリンピック・パラリンピック
ローカル5Gの検討★2019年12月に一部制度化 順次、拡充
多様な5Gサービスの展開・推進
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7
FY2019 2020 2021 2022 2023
割当てから2年以内に全都道府県でサービス開始
プレサービス開始
(2019年9⽉)
5年以内に全国の50%以上のメッシュで基地局展開※
5G⽤周波数割当て
商⽤サービス開始
(2020年3⽉)※申請4者の計画をあわせると、5G基盤展開率は98.0%であり、日本全国の事業可能性のあるエリアほぼ全てに5G基盤が展開される予定。
地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証(2020年度〜2022年度)
5G総合実証試験(2017年度〜2019年度)
5G⽤周波数次期割当ての検討
2019年4⽉ ラグビーW杯 東京オリンピック・パラリンピック
ローカル5Gの検討★2019年12月に一部制度化 順次、拡充
多様な5Gサービスの展開に向けて
多様な5Gサービスの展開・推進【3.7GHz帯】 【4.5GHz帯】
4500
NTTドコモ
【28GHz帯】
NTTドコモ楽天モバイル
楽天モバイルKDDI/沖縄セルラー電話3600 3700 3800
ソフトバンク KDDI/沖縄セルラー電話3900 4000 4100
NTTドコモ
ソフトバンク27.0 27.4 27.8 29.1 29.5 GHz28.2
4600 MHz
KDDI/沖縄セルラー電話
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85G割当指標における全国展開確保に関する考え方
都市部・地⽅都市森林・海⽔域
産業展開困難エリア
これまでの指標(⼈⼝カバー率)で優先的に整備されてきたエリア
ルーラル郊外
特に5G展開を期待されているエリア(社会課題解決・地⽅創⽣等)
従来の⼈⼝等のカバレッジの広さを評価する指標に代え以下のような点を評価する指標を設定① 「全国への展開可能性の確保」→ 5Gを展開する可能性を広範に確保できているか② 「地⽅での早期サービス開始」→ 全都道府県におけるサービス開始時期③ 「サービスの多様性の確保」 → 全国における特定基地局の開設数や5G利活⽤に関する計画
5G時代は“⼈だけ”から“あらゆるモノ”がサービスの対象に→ 産業展開の可能性がある場所に 5Gに地域課題解決や地⽅創⽣への活⽤が期待される→地⽅での早期エリア展開も評価
基本的考え方
開設指針指標ポイント
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9多様な5Gサービスの展開に向けて
FY2019 2020 2021 2022 2023
割当てから2年以内に全都道府県でサービス開始
プレサービス開始
(2019年9⽉)
5年以内に全国の50%以上のメッシュで基地局展開※
5G⽤周波数割当て
商⽤サービス開始
(2020年3⽉)※申請4者の計画をあわせると、5G基盤展開率は98.0%であり、日本全国の事業可能性のあるエリアほぼ全てに5G基盤が展開される予定。
地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証(2020年度〜2022年度)
5G総合実証試験(2017年度〜2019年度)
5G⽤周波数次期割当ての検討
2019年4⽉ ラグビーW杯 東京オリンピック・パラリンピック
ローカル5Gの検討★2019年12月に一部制度化 順次、拡充
多様な5Gサービスの展開・推進
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105G総合実証試験の実施
ICTインフラ8つの課題
実証テーマ(2017)
実証テーマ(2018) 実証テーマ(2019)
労働⼒ ・建機遠隔操作・テレワーク・建機遠隔操作・テレワーク・スマート⼯場
・クレーン作業の安全確保・建機の遠隔操縦等
地場産業 - ・スマート農業 ・酪農・畜産業の⾼効率化・軽種⾺育成⽀援
観光 ・⾼精細コンテンツ配信・インバウンド対策・8Kパブリック
ビューイング・VRを利⽤した観光振興・イベント運営⽀援
教育 - ・スマートスクール ・伝統芸能の伝承
モビリティ ・隊列⾛⾏ ・隊列⾛⾏ ・隊列⾛⾏・⾞両遠隔監視・悪天候での運転補助
医療・介護 ・遠隔医療 ・遠隔医療・遠隔⾼度診療・救急搬送⾼度化・介護施設⾒守り
防災・減災 ・防災倉庫 ・スマートハイウェイ・ドローン空撮・鉄道地下区間における安全確保
⽀援
⾏政サービス - ・除雪⾞⾛⾏⽀援 ・除雪⾞⾛⾏⽀援・⼭岳登⼭者⾒守り
全国での5Gサービス開始
5G利活⽤アイデアコンテストの開催
地域から出された利活⽤アイデアの実証
事業者提案型の実証 地域課題解決型の実証2020~
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115G総合実証の様子
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12多様な5Gサービスの展開に向けて
FY2019 2020 2021 2022 2023
割当てから2年以内に全都道府県でサービス開始
プレサービス開始
(2019年9⽉)
5年以内に全国の50%以上のメッシュで基地局展開※
5G⽤周波数割当て
商⽤サービス開始
(2020年3⽉)※申請4者の計画をあわせると、5G基盤展開率は98.0%であり、日本全国の事業可能性のあるエリアほぼ全てに5G基盤が展開される予定。
地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証(2020年度〜2022年度)
5G総合実証試験(2017年度〜2019年度)
5G⽤周波数次期割当ての検討
2019年4⽉ ラグビーW杯 東京オリンピック・パラリンピック
ローカル5Gの検討★2019年12月に一部制度化 順次、拡充
多様な5Gサービスの展開・推進
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13ローカル5G
ローカル5Gは、地域や産業の個別のニーズに応じて地域の企業や⾃治体等の様々な主体が、⾃らの建物内や敷地内でスポット的に柔軟に構築できる5Gシステム。
⼀部の周波数帯で先⾏して2019年12⽉に制度化、免許申請受付を開始。 携帯事業者の5Gサービスと異なり、
携帯事業者によるエリア展開が遅れる地域において5Gシステムを先⾏して構築可能。 使⽤⽤途に応じて必要となる性能を柔軟に設定することが可能。 他の場所の通信障害や災害などの影響を受けにくい。
Wi-Fiと⽐較して、無線局免許に基づく安定的な利⽤が可能。
建物内や敷地内で⾃営の5Gネットワークとして活⽤ゼネコンが建設現場で導⼊建機遠隔制御
事業主が⼯場へ導⼊スマートファクトリ
農家が農業を⾼度化する⾃動農場管理
⾃治体等が導⼊河川等の監視
センサー、4K/8K
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今後の取組
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15特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律の概要
デジタル技術の急速な発展や我が国を取り巻く国際経済環境等の変化に伴い、Society5.0の実現に不可⽋な社会基盤となる特定⾼度情報通信技術活⽤システム(5G、ドローン)のサイバーセキュリティ等を確保しながら、その適切な開発供給及び導⼊を⾏う重要性が増⼤。
このため、我が国における産業基盤を構築することの重要性も踏まえ、特定⾼度情報通信技術活⽤システムの開発供給及び導⼊を促進するための措置を講ずることにより、サイバーセキュリティ等を確保しつつ特定⾼度情報通信技術活⽤システムの普及を図る必要。
【認定基準】①安全性・信頼性(セキュリティ、ベンダー企業の信頼性)②供給安定性③オープン性(国際標準規格に準拠、グローバル連携)
国/指針の策定(経産省・総務省+関係省庁)
開発供給計画認定に基づく⽀援措置• ツーステップローン※2• 中⼩企業投資育成株式会社法特例
• 中⼩企業信⽤保険法特例
導⼊計画認定に基づく⽀援措置• 5G投資促進税制(税額控除15%、特別償却30%、固定資産税減免1/2(3年間)※1)• ツーステップローン※2• 中⼩企業投資育成株式会社法特例
• 中⼩企業信⽤保険法特例
事業所管⼤⾂
経産・総務⼤⾂※3
認定・⽀援
認定・⽀援
【講ずる措置の全体像(イメージ)】システム導⼊事業者
(通信キャリア・製造事業者等)(導⼊計画の作成)
半導体 通信設備 ソフトウェア
開発供給事業者(ベンダー)
(開発供給計画の作成)
特定⾼度情報通信技術活⽤システム①全国5G
情報通信機器サプライチェーン
申請
申請
③ドローン②ローカル5G
※1︓固定資産税については、ローカル5Gのみ※2︓ツーステップローンについては、5Gが対象※3︓ドローンについては、主務⼤⾂は経産⼤⾂
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16多様な5Gサービスの展開に向けて
FY2019 2020 2021 2022 2023
割当てから2年以内に全都道府県でサービス開始
プレサービス開始
(2019年9⽉)
5年以内に全国の50%以上のメッシュで基地局展開※
5G⽤周波数割当て
商⽤サービス開始
(2020年3⽉)※申請4者の計画をあわせると、5G基盤展開率は98.0%であり、日本全国の事業可能性のあるエリアほぼ全てに5G基盤が展開される予定。
地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証(2020年度〜2022年度)
5G総合実証試験(2017年度〜2019年度)
5G⽤周波数次期割当ての検討
2019年4⽉ ラグビーW杯 東京オリンピック・パラリンピック
ローカル5Gの検討★2019年12月に一部制度化 順次、拡充
多様な5Gサービスの展開・推進
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17地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証
地域の様々な主体によるローカル5G等を活⽤した地域課題解決の実現を⽬指す。本実証事業後の当該地域における実装及び他地域への横展開を推進するための体制を
構築。 【令和2年度当初予算: 37.4億円(新規)】※
プロジェクト プロジェクト プロジェクトプロジェクト
農業 防災
…
地域課題解決モデル
地域課題解決モデルの実証
モビリティ
地域課題解決モデル
… 地域課題解決モデル
地域課題解決モデル
地場産業 等
実証システム等の環境の整備
⾼度無線システムの技術実証
地域主体、ベンダ等からなるコンソーシアム事業イメージ
※このほか、令和元年度補正予算6.4億円を含み、合計43.8億円を確保
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18令和2年度開発実証課題(予定)
⼀次産業(農業、漁業) 4件• 農機(⾃動トラクター等)の⾃動運転やビッグデータ活⽤等によるスマート農業、定住促進• 農機(摘採ロボット等)の遠隔監視制御やドローン・AI活⽤等による農作業の⾃動化、地域の就業促進• スマートグラスを活⽤した熟練農業者技術の「⾒える化」• 海中ドローン制御による養殖漁場環境の遠隔監視制御
インフラ・モビリティ 3件• 公道での⾃動運転⾞両の遠隔監視、操縦管制及び路⾞間協調• ⾼精細映像のAI解析による鉄道インフラの維持・管理• 港湾での作業機器遠隔操作による⽣産性向上、労働環境改善
医療・ヘルスケア 3件• ⼭間部の診療所等における、患者の⾼精細映像や⽣体データ等を⽤いた遠隔状態確認、リハビリ・健康医療指導• スマートグラスと⾼精細映像を活⽤した、本⼟病院の専⾨医から離島医療機関の医師への診察⽀援、患者のケアサポート• 病院内/病院間における⾼精細映像を⽤いた診察⽀援、超低遅延を活かしたAI処理による内視鏡検査
⼯場 4件• 製造現場の管理・制御の⾼度化、映像解析等を活⽤した作業ミス検知やリアルタイム技術⽀援• MR(Mixed Reality)システムの導⼊等による⽣産設備開発⼯程の効率化• ⾼精細映像やAIの活⽤による品質⾃動検査、遠隔作業⽀援• Wi-Fiなどの活⽤が困難な製造現場の無線化
観光・⽂化・スポーツ 3件• リッチコンテンツを有した観光ガイドや、クラウド型リアルタイム同時翻訳提供による、観光客の回遊性向上• スポーツ施設におけるeスポーツイベントの利便性・機能向上• ⾼精度MR等を活⽤した新たな観光体験や、複数の⾃動運転⾞両の遠隔監視・制御
働き⽅改⾰ 1件• イノベーション拠点(地⽅都市と⾸都圏の産業⽀援施設)間でのリアルコミュニケーションの実現による働き⽅改⾰
防災・防犯 2件• 河川等の⾼精細カメラ映像とAI活⽤による防災情報⼀元化、リアルな災害情報提供による住⺠の避難⾏動の促進• ⾃律型ドローン・ロボットや⾼精細映像のAI解析等を⽤いた警備システムの⾼度化
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19多様な5Gサービスの展開に向けて
FY2019 2020 2021 2022 2023
割当てから2年以内に全都道府県でサービス開始
プレサービス開始
(2019年9⽉)
5年以内に全国の50%以上のメッシュで基地局展開※
5G⽤周波数割当て
商⽤サービス開始
(2020年3⽉)※申請4者の計画をあわせると、5G基盤展開率は98.0%であり、日本全国の事業可能性のあるエリアほぼ全てに5G基盤が展開される予定。
地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証(2020年度〜2022年度)
5G総合実証試験(2017年度〜2019年度)
5G⽤周波数次期割当ての検討
2019年4⽉ ラグビーW杯 東京オリンピック・パラリンピック
ローカル5Gの検討★2019年12月に一部制度化 順次、拡充
多様な5Gサービスの展開・推進
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20携帯電話等の周波数帯
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さらに追加も(ミリ波)
周波数 700MHz 800MHz 900MHz 1.5GHz 1.7GHz 2GHz 2.5GHz 3.4GHz3.5GHz3.7GHz4.5GHz28GHz
世代
他の無線通信シス
テム
• 特定ラジオマイク• 地上デジタ
ルテレビ• ITS
• 特定ラジオマイク• MCA(業務
⽤デジタル無線)
• MCA• RFID(無
線タグ)• 電波天⽂ • 気象援助 • PHS • 衛星通信(移動)
• 衛星通信(固定)
• 衛星通信(固定)
• 航空機電波⾼度計等
第2世代
第3.9世代
移⾏
BWA(第4世代と互換)
第4世代
第3.9世代
第3世代
第3.5世代
第2世代
移⾏
第5世代
第3.9世代 第3.9世代 第3.9世代第3.9世代
第3世代
第3.5世代 第3.5世代第3.5世代第3.5世代
第4世代 第4世代第4世代 第4世代第4世代 第4世代
第5世代 第5世代 第5世代 第5世代 第5世代 第5世代 第5世代 第5世代
2019年4⽉に割当て済
5G化を可能に
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214G用周波数の5G化
2019年4⽉に携帯電話事業者4社に5G⽤周波数を割当て。今後、既存の4G⽤周波数の5G化を可能とし、5Gの広域なカバーを実現。地域の産
業などにおける5Gの利活⽤を加速。 2020年3⽉に技術的条件を策定し、2020年夏を⽬途に制度整備。
LTE(4G)※
3.7/4.5GHz帯
3.7/4.5GHz帯
ミリ波
ミリ波
既存4G⽤周波数を5G化
ミリ波
⾯的なカバーに適した低い周波数帯
超⾼速を実現できる⾼い周波数帯
※5G未対応の端末でも4Gで使用可能
28GHz帯28GHz帯
28GHz帯
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22Society 5.0の実現
サイバー・フィジカル・システム(CPS)
サイバー空間と現実世界(フィジカル空間)が⼀体化する 2030年代の社会像
あらゆる場所で、都市と地⽅、国境、年齢、障碍の有無といった様々な壁・差違を取り除き、誰もが活躍できる社会
Inclusive包摂性
社会的なロスがない、便利で持続的に成⻑する社会
Sustainable持続可能性
不測の事態が発⽣しても、安⼼・安全が確保され、信頼の絆が揺るがない⼈間中⼼の社会
Trustful高信頼性
時空間同期
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23Beyond 5G 推進戦略~基本方針~
Beyond 5Gにおける国際競争⼒強化(Beyond 5Gインフラ市場シェア3割程度等)
Beyond 5Gの早期かつ円滑な導⼊
グローバル・ファースト イノベーションを⽣むエコシステムの構築 リソースの集中的投⼊
研究開発戦略 知財・標準化戦略 展開戦略
基本⽅針
世界最⾼レベルの研究開発環境の実現 ゲームチェンジの実現
Beyond 5G readyな環境の実現
2025年頃から順次要素技術を確⽴
Beyond 5G必須特許シェア10%以上
2030年度に44兆円の付加価値創出
Beyond 5G推進コンソーシアム(仮称)
戦略的パートナーとの国際連携体制の構築
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24Beyond 5Gに求められる機能等
拡張性
超低消費電⼒
Beyond 5G
超安全・信頼性
超⾼速・⼤容量 超低遅延 超多数同時接続
5Gの特徴的機能の更なる⾼度化
⾼速・⼤容量 低遅延 多数同時接続
5G持続可能で新たな価値の創造に資する機能の付加
⾃律性
•アクセス通信速度は5Gの10倍•コア通信速度は現在の100倍
•5Gの1/10の低遅延•CPSの完全同期の実現•補完ネットワークとの⾼度同期
•多数同時接続数は5Gの10倍
•現在の1/100の低消費電⼒•対策を講じなければ現在のIT関連消費電⼒が約36倍に(現在の総消費電⼒の1.5倍)
•セキュリティの常時確保•災害や障害からの瞬時復旧
•ゼロタッチで機器が⾃律的に連携•有線・無線を超えた最適なネットワークの構築 • 衛星やHAPSとのシームレスな接続(宇宙・海洋を含む)• 端末や窓など様々なものを基地局化
• 機器の相互連携によるあらゆる場所での通信
※ 緑字は、我が国が強みを持つ⼜は積極的に取り組んでいるものが含まれる分野の例
テラヘルツ波
オール光ネットワーク
完全仮想化
量⼦暗号
時空間同期(サイバー空間を含む。)
センシング
HAPS活⽤
インクルーシブインターフェース
低消費電⼒半導体
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ご清聴ありがとうございました
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