不動産物件登録の動向分析を主導 - talend - a cloud data ......ダウンタイ...

Post on 28-Mar-2021

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Bright MLS社(Bright MLS, Inc.)は、不動産情報テクノロジーのリーディングプロバイダーであり、米国の不動産物件登録システム、Multiple Listing Service(MLS)の1つとして、2015年にはシステム全体で510億ドル近くの売上を実現しています。1993年に設立された同社は中部大西洋地域の45,000人以上の不動産専門家をサポートし、不動産専門家と住宅購入者及び売り手の不動産取引プロセスを改善するための、クラス最高のデスクトップ/モバイル/クラウドベースのテクノロジーポートフォリオを顧客に提供しています。

同社は、Zillow.com、Realtor.com、Homes.comのようなポータルサイト、仲介業者のWebサイト、ワシントンポストなどの新聞に物件登録として掲載される、仲介業者、代理店、パートナーからのデータの流れを管理しています。

適切な指標を顧客に提供するための データの収集と分析Bailey氏によると、意思決定を支援するためのより多くのデータに対する需要が、Webに精通したミレニアル世代の不動産仲介業者や代理店によって牽引されています。「当社は何年も物件登録の情報収集で業界を主導してきましたが、このような情報は人目に触れるものではありませんでした」と、Bailey氏は語ります。「しかし、すべてのものがオンラインで動かされ、モバイルが不可欠になっている現在、その情報を公開する準備が整いました。これは、不動産業者が情報に基づいた意思決定を行ううえで役立ちます。」

すでに物件登録データをシンジケート化して複数の場所に提供しているBright MLS社のビッグデータ戦略は、物件登録の動向、閲覧回数など、不動産専門家が抱える質問に答えることです。同社は他の取引情報も提供したいと考えています。

「Talendの強力な機能を活用して、15〜20のWebサイトや他の組織のデータをさまざまな方法で収集するプロジェクトに着手しました」と、Bailey氏は言います。

Bailey氏によると、Bright MLS社はそれぞれの場所からのデータのタイムリーな監視及び要求のためにTalendプラットフォームを活用しています。データは、すぐに

使用可能なTalendのコネクターを使用して、強力なAmazon Redshiftインスタンスに移されます。Bailey氏は次のように述べています。「Bright MLSが構築した分析とビジネスインテリジェンスのプラットフォームは、Amazon Redshiftの機能を活用してすべての集計と統計計算を行い、顧客である仲介業者と代理店に適切なデータと適切な指標を提供します。Bailey氏によると、Bright MLS社はAmazon Web Services(AWS)を使用する本番環境でTalendを運用しながら、引き続きAmazonプラットフォームのRedshiftインスタンスにデータを投入しています。このプロジェクトには、同社が独自に開発したソフトウェアも含まれています。

意思決定に必要な情報の公開「見込み購入者がZillow.comにアクセスして不動産を閲覧するとき、ページには不動産業者に連絡するフォームが表示されます。Bright MLSの目標は、Zillowだけでなく多くのサイトでの物件登録をめぐる動向をすべてキャプチャーし、その情報すべての物件を販売する不動産専門家と売り手自身が確認できるようにすることです。」

さらに同社では、特定地域内で同様の物件登録を検索するための独自のアルゴリズムを実行しています。これにより、対象物件と15〜20の異なる場所での類似物件を、価格、Webトラフィック、ページビュー、リードなどについて比較して表示できます。「そのために、TalendとAmazon Redshiftを介して複数のシステムからデータを取り込んでリンクさせます。これによって、仲介業者や代理店向けのセルフサービスポータルを通じて情報を公開できます」と、Bailey氏は述べています。

1億件以上のレコードと今後のデータ急増Bright MLS社は、取得した情報をAmazon Redshift内でリレーショナルデータベース化するために、Googleアナリティクスのカスタムトラッキングスクリプト及びその他のカスタムトラッキングスクリプトを実装しています。現在1億〜1億2,500万件のレコードを保有している同社は、近い将来データウェアハウスに1日あたり数百万件ものレコードを追加するようになる可能性があります。

不動産物件登録の動向分析を主導

業界• 不動産

概要• 本社:米国

• 従業員 51〜 200人規模

ユースケース• 不動産物件の管理

課題• 仲介業者及び代理店向けに不動産物件登録の透明性を向上する

Talend製品• Talend Data Integration AWS

成果• 2015年にシステム全体で510億ドルの売上を実現

• 1億〜1億2,500万件の不動産物件レコード、及び1日あたり数百万件の追加レコード

• 1,000万〜1,500万件のレコードをAmazon Redshiftに読み込み。1日あたり400万件

ケーススタディ

“Talendを使用して不動産情報登録に関するビッグデータを集約し、仲介業者や代理店の売上向上を支援しています。

”Bright MLS社 テクノロジーソリューション&エンジニアリング担当バイスプレジデント Darren Bailey氏

www.talend.com ©Talend 2018. JP

システムは現在、Oracle 12cデータベース上で実行されています。いくつかのOracleデータソースはAmazon Redshiftにデータを取り込み、また、さらに多くのデータが追加され続けています。Bright MLS社は、複数のサードパーティソースからデータを収集するだけでなく、OracleデータベースからAmazon Redshiftに1,000万〜1,500万件のレコードを読み込んでいます。さらに、Bright MLS社は収集元のアプリケーション内でカスタムのGoogleトラッキングを実装しています。

「立ち入りを許可するために住宅に配置されたロックボックスを管理する組織や、不動産の展示を調整する第三者サービスなど、他の情報ソースからのデータも収集しています。これにより、物件登録のアクセス(表示)回数、不動産専門家のアクセス回数、これらのイベントが起こった日などがわかります」と、Bailey氏は述べています。最終的には、リアルタイムで物件登録をめぐる動向について真に360度の視野を提供したいと考えています。現在、当社のデータは1日1回集計されるので、可能な限り新しい状態が維持されています。Talendを使用することで、データをさらに頻繁に更新できることは明らかです。

Talendが選ばれる理由Bright MLS社がビッグデータプロジェクトにTalendを採用している理由について、Bailey氏は次のように述べています。「すぐに使用可能なソリューションであること、製品について組織的サポートが提供されること、プラットフォームの機能が強力であることは、いずれも以前の競合製品からTalendに切り替える意思決定を後押しした重要要素となりました。Talend Data Integration以上に優れたソリューションはないと判断しました。また、Talend Data QualityとESBのライセンスも取得し、取り組んでいるイニシアティブに使用する予定です。

Bailey氏は、Bright MLS社が選択を行う一環としてTalendのオープンソース版でジョブを構築したことに触れ、次のように述べています。「ジョブの構築が非常に迅速だったことからサブスクリプションライセンスを購入しましたが、サブスクリプション版への移行も単純なエクスポートとインポートで完了しました。ダウンタイムや影響もなく、データセキュリティやデータ品質に関する問題もありませんでした。実際のところ、Talendのサポートスタッフの助けを借りることなく、Talend Data Integrationを実装して本番環境でジョブとの統合を実行できました。」

Bailey氏によると、Talend Data IntegrationをBright MLS社に採用した他の主な理由として、特に冗長性と組み込みのソース制御での豊富な機能や、管理、監視、負荷分散機能の強化などが挙げられます。「これらの機能は、今後の分析プロジェクトの成功にとって非常に重要です」と、Bailey氏は述べます。「さらに、ビッグデータ、データクオリティ、ESB、マスタデータ管理の分野でBright MLSがすでに所有しているモジュールをベースとして構築できた点も重要です。」

「全体的な満足度が満点であることは確かです。パートナーシップも完璧で、当社にとって真の意味で最適な製品です。」

www.talend.com/contact | sales.jp@talend.com

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