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最新市場調査資料
2019年版
電動化車両・関連部品市場の現状と
将来予測
総 合 技 研 株式会社
Ⅰ.電動化車両の市場動向
1.パワートレイン 種類と電動化レベル ··························································( 1)
2.主要国(日本・欧州・米国・中国・その他)における排ガス規制の動向·············( 3)
3.電動化車両関連カーメーカー業界マップ······················································( 9)
4.種類・国 地域別市場動向·········································································( 10)
1)種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)別
市場規模:2015~2030年予測···················( 10)
2)国 地域(日本・欧州・北米・中国・ASEAN 他)別
市場規模:2015~2030年予測···················( 11)
3)種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)別
国 地域(日本・欧州・北米・中国・ASEAN 他)内訳:2015~2030年予測···( 12)
4)国 地域(日本・欧州・北米・中国・ASEAN 他)別
種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)内訳:2015~2030年予測···( 17)
5)EV・PHV主要車種のセグメント······················································( 22)
6)国 地域(日本・欧州・北米・中国・ASEAN 他)別
電動化率と車両セグメント動向:2015~2030年予測·············( 24)
7)国 地域(日本・欧州・北米・中国・ASEAN 他)別
エンジン搭載率動向:2015~2030年予測·············( 28)
8)中国市場の特色,中国自主ブランド電動化
車両(EV・PHV)の市場的位置付け·············( 30)
5.カーメーカー(ブランド)販売動向 ···························································( 32)
1)日・欧・米・中・その他 系別カーメーカー
全体販売台数:2015~2030年予測 ·············( 32)
2)日・欧・米・中・その他 系別カーメーカー種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)別
販売台数内訳:2015~2030年予測·············( 33)
3)種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)別カーメーカー系(日・欧・米・中・他)別
販売台数内訳:2015~2030年予測·············( 38)
4)種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)別カーメーカー別
販売台数:2015~2019年見込み·············( 43)
5)種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)別カーメーカー
上位10社シェア:2018・2019年見込み ·······( 46)
6)パワートレイン電動化とカーメーカーの方向性 ·······································( 48)
7)カーメーカーにおける電動化対応,新ブランド,高級化路線······················( 50)
6.主要車種販売動向···················································································( 52)
1)EV 国 地域(世界・欧州・独・仏・米・中・日)別
主要車種販売台数:2015~2019年上期 ·······( 52)
2)PHV 国 地域(世界・欧州・独・仏・米・中・日)別
主要車種販売台数:2015~2019年上期 ·······( 71)
7.基本データ····························································································( 87)
1)自動車地域(日本・欧州・北米・中国・ASEAN 他)別
販売台数推移:2015~2030年予測·············( 87)
2)自動車地域(日本・欧州・北米・中国・ASEAN 他)別
生産台数推移:2015~2030年予測·············( 90)
目 次
Ⅱ.電動化車両関連部品の市場動向
1.ハイブリッド化技術の概要 ·······································································( 93)
2.電動化車両別パワートレインシステム構成と補機類に与える影響······················( 95)
3.ハイブリッド化が部品業界に与えるプラスの影響 ··········································( 97)
4.ハイブリッド化が部品業界に与えるマイナスの影響 ·······································( 99)
5.代表的電動化車両関連部品調達先(日系分)················································(100)
6.電動化車両関連部品の市場動向 ·································································(102)
1)次世代エンジン···················································································(102)
①エンジン形式数の削減動向
②モジュール化エンジンの開発事例
③次世代エンジンの開発動向と開発事例
④エンジン搭載率推移とエンジンの位置付け
2)トランスミッション ·············································································(120)
①トランスミッション種類と採用車
②電動化車両のトランスミッション
③電動化車両用減速機と採用事例
④電動アクスル化動向
⑤減速機搭載率推移と市場規模:2015~2030年予測,メーカーシェア:2018年
3)駆動・発電用モータ&ジェネレータ(MGU) ··········································(127)
①HEV・PHV・EVに用いられるモータ概要
②EV・HEVに用いられるモータ種別・搭載数と将来像
③ハイブリッド方式と搭載モータ数
④納入マップ
⑤市場規模:2015~2030予測,メーカーシェア:2018年
4)48Vマイルドハイブリッドシステム用ISG・BAS ······························(134)
①ISG・BASの採用例と使い分け
②48VマイルドハイブリッドシステムにおけるISG・BASの位置付け
③納入マップ
④市場規模:2015~2030年予測,メーカーシェア:2018年
5)PCU(インバータ,DC/DCコンバータ) ··········································(137)
①電動パワートレインにおけるPCUの位置付け
②事業化領域とサプライチェーン
③インバータ納入マップ
④DC/DCコンバータ納入マップ
⑤PCU市場規模:2015~2030年予測
⑥インバータ・DC/DCコンバータ メーカーシェア:2018年
6)電池パック(電池,BMS) ·································································(143)
①セルからパック化までの工程
②電動化車両主要車種の電池パック容量
③電池パック業界
④電池納入マップ
⑤BMS納入マップ
⑥電池市場規模:2015~2030年予測,メーカーシェア:2018年
⑦電動化車両(EV/PHV/フルHEV/48V-HEV)別電池の市場規模
内訳:2015~2030年予測
⑧BMS市場規模:2015~2030年予測,メーカーシェア:2018年
7)電動パワートレイン冷却システム ···························································(154)
①電動化車両に用いられる冷却システム・部品
②冷却システム電動化背景
③電動ウォータポンプ納入マップ
④電動ウォータポンプ市場規模:2015~2030年予測,メーカーシェア:2018年
8)カーエアコンシステム ··········································································(159)
①パワートレイン別カーエアコンシステムの概要
②パワートレイン電動化にともなうカーエアコンシステムの変化
③電動コンプレッサ納入マップ
④電動コンプレッサ市場規模:2015~2030年予測,メーカーシェア:2018年
Ⅲ.電動化車両の業界動向
1.カーメーカーの動向 ················································································(165)
1)脱ディーゼル・EVシフト動向 ······························································(165)
①日系カーメーカー
トヨタ 日産 三菱自動車 ホンダ マツダ SUBARU スズキ 他
②欧州系・米国系カーメーカー
VW Audi Daimler FCA Volvo Renault
GM Ford Tesla
③中国系カーメーカー
BYD BAIC Roewe Chery JAC
④その他カーメーカー
Hyundai Proton
2)環境規制対応策···················································································(198)
①主要国における環境規制及びEV導入計画
②各カーメーカーにおける対応策
トヨタ 日産 ホンダ 三菱自動車 スズキ
VW Daimler Volvo
BYD BYTON
3)電動化ロードマップ ·············································································(207)
①日系カーメーカー
トヨタ 日産 三菱自動車 ホンダ マツダ スズキ SUBARU
三菱ふそう いすゞ 日野 UD
②欧州系・米国系カーメーカー 他
VW Audi BMW PSA Volvo Hyundai
GM Ford Tesla Daimler
4)主要カーメーカーにおける販売計画·························································(214)
トヨタ 日産 ホンダ VW
5)カーメーカーにおける電動化車両用重要部品の研究開発動向 ························(215)
①バッテリー
②モーター
③ソーラー発電システム
④WPT
2.電動化車両概要······················································································(230)
1)EVの構成部品···················································································(230)
2)主要市販車車両概要 ·············································································(232)
【Ⅰ―3.電動化車両の市場動向】
9
電池
電池
環境車
EV
環境車電池
中大型EV
EV
次世代車
FCV
FCV
EV
排ガス
EV
PHV
EV
EV
PHV
3.電動化車両関連カーメーカー業界マップ
EV・PHV 合弁生産 電動化車両関連資本提携 EV・PHV 関連業務提携
スズキ
トヨタ マツダ
SUBARU ホンダ
JLR
BMW
Daimler
Volvo
Geely
GM
Ford
BYD
Zotye
Great Wall
日産
三菱自
Renault
VW
SAIC
JMC
FCA Tesla
PSA
Donfeng
FAW
BAIC
JAC
GAC
【Ⅰ-4.電動化車両 種類・国地域別市場動向】
17
2020年
予測………
2025年
予測………
2030年
予測
30 100 200
0.7 2.3 4.5
50 60 80
1.1 1.4 1.8
E 1,730 2,250 2,640
P 39.3 51.1 60.0
T 5 50 100
V 0.1 1.1 2.3
1,735 2,300 2,740
39.4 52.3 62.3
1,815 2,460 3,020
41.3 55.9 68.6
2,585 1,940 1,380
58.8 44.1 31.4
4,400 4,400 4,400
100.0 100.0 100.0
上段:台数 下段:比率
※輸入車
ICEV
計
フル
48V
EV
PHV
HEV
計
※
単位:千台,%
2015年 2016年 2017年 2018年2019年
見込み
11 15 18 26 20
0.3 0.4 0.4 0.6 0.4
14 9 36 26 26
0.3 0.2 0.8 0.6 0.6
E 1,074 1,276 1,385 1,450 1,730
P 25.5 30.7 31.5 33.0 37.9
T 3
V 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1
1,074 1,276 1,385 1,450 1,733
25.5 30.7 31.5 33.0 37.9
1,099 1,300 1,439 1,502 1,779
26.0 31.3 32.8 34.2 38.9
3,121 2,850 2,951 2,888 2,791
74.0 68.7 67.2 65.8 61.1
4,220 4,150 4,390 4,390 4,570
100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
日本
ICEV
計
フル
48V
EV
PHV
HEV
計
※
4)国 地域(日本・欧州・北米・中国・ASEAN 他)別
種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)内訳:2015~2030予測
【Ⅰ-4.電動化車両 種類・国地域別市場動向】
30
単位:千台,%
比率 比率
自主ブランド EV・PHVに注力 10,000 41.2 9,000 39.1
合弁先ブランド 独・米・日・仏の旧モデル中心 14,300 58.8 14,000 60.9
24,300 100.0 23,000 100.0
傾 向 2018年2019年
見込み
全 体
単位:千台
カーメーカー 主要合弁相手先企業2018年販売台数
SAIC GM,VW,Volvo 7,050
Donfeng 日産,Renault,ホンダ,PSA 3,830
FAW トヨタ,マツダ,VW,Audi,GM 3,410
BAIC Daimler,Hyundai 2,400
GAC トヨタ,ホンダ,三菱自動車,FCA 2,140
Changan マツダ,スズキ,Ford 2,130
Geely Volvo,Daimler 1,520
Great Wall BMW 1,050
BYD Daimler 550※
民間
国営
単位:千台,%
自主 合弁・海外 計 自主 合弁・海外 計
740 69 809 1,000 84 1,084
91.5 8.5 100.0 92.3 7.7 100.0
192 30 222 150 32 182
86.5 13.5 100.0 82.4 17.6 100.0
60 60 60 60
100.0 100.0 100.0 100.0
932 159 1,091 1,150 176 1,326
85.4 14.6 100.0 86.7 13.3 100.0
全体
2018年 2019年 見込み
EV
PHV
フルHEV
8)中国市場の特色,中国自主ブランド電動化車両(EV・PHV)の市場的位置付け
中国市場ブランド別販売台数内訳:2018・2019年見込み
主要中国カーメーカー合弁相手先企業
※ガソリン車含む
電動化車両ブランド別販売台数内訳:2018・2019年見込み
【Ⅰ-4.電動化車両 種類・国地域別市場動向】
31
車種
1 中 BAIC EC-Series
2 中 JAC iEV
3 中 BYD e5
4 中 Chery eQ
5 中 BAIC EU-Series
カーメーカー 車種
1 中 BYD Qin
2 中 BYD Song
3 中 BYD Tang
4 中 SAIC Roewe Ei6
5 中 SAIC Roewe eRX5
カーメーカー
車種
1 中 BAIC EU-Series
2 中 BYD Yuan EV
3 中 BYD e5
4 中 Geely Emgrand EV
5 中 SAIC Roewe EIS EV
カーメーカー 車種
1 中 BYD Tang
2 独 VW Passat GTE
3 中 BYD Qin Pro
4 独 BMW 530e
5 中 SAIC Roewe Ei6
カーメーカー
EV・PHV販売上位車種:2018・2019年上期
2018年 EV 2018年 PHV
2019年上期 EV 2019年上期 PHV
・中国はこれまで国策として中国に進出する海外メーカーは中国企業との合弁を条件とし、単独
での進出を認めてこなかったため、中国には多くの合弁企業が存在する。合弁企業はVWやG
Mなど合弁先ブランド車を生産、基本的に旧モデルの生産が主力となるが、現行の主力モデル
の生産例もあり、合弁相手先企業の判断によりわかれる。
・中国カーメーカーは自主ブランド車も手がけており、SAICは705万台、販売しているが、
自主ブランド70万台、GMブランド197万台、VWブランド206万台、GM五菱ブラン
ド215万台の内訳となっている。合弁生産はEVやPHVなど電動化車両はまだ少なく、大
半はICEVとなっているが、今後、増える方向となっている。
・中国自動車市場は2018年で2,430万台、この中で自主ブランド車は1,000万台、全体
の41%を占める。残りの59%は独系,米系,日系など海外ブランド車となっている。ただ
し、EVやPHVなど電動化車両は中国カーメーカーによる自主ブランド車が中心となってい
る。かつての中国市場はVWやAudiなど海外カーメーカーのブランド力を頼った販売とな
っていたが、今は自主ブランド車の商品力や販売力も高まりつつある。中国カーメーカーは自
主ブランド車での電動化車両の展開に注力してきたが、BYDとDaimlerのEV合弁企
業DENZAの様にEVでも合弁の動きが活発化している。
【Ⅰ-5.電動化車両 カーメーカー(ブランド)販売動向】
43
単位:千台,%
2015年 2016年 2017年 2018年2019年見込み
2016年 2017年 2017年 2019年
日系 日産 46 55 51 96 70 119.6 92.7 188.2 72.9
三菱自動車 2 2 1 1 1 100.0 50.0 100.0 100.0
ホンダ 1 1 100.0
計 48 57 52 98 72 118.8 91.2 188.5 73.5
欧州系 Renault 19 22 41 52 66 115.8 186.4 126.8 126.9
VW 8 7 10 18 32 87.5 142.9 180.0 177.8
Audi 2 8 400.0
BMW 24 24 45 35 40 100.0 187.5 77.8 114.3
Mercedes 2
Smart 6 5 25 25 28 83.3 500.0 100.0 112.0
PSA 3 5 5 8 10 166.7 100.0 160.0 125.0
JLR 7 20 285.7
その他 13 10 10 5 3 76.9 100.0 50.0 60.0
計 73 73 136 152 209 100.0 186.3 111.8 137.5
米国系 GM 3 4 31 32 38 133.3 775.0 103.2 118.8
Ford 2 1 2 4 5 50.0 200.0 200.0 125.0
Tesla 51 76 101 245 256 149.0 132.9 242.6 104.5
計 56 81 134 281 299 144.6 165.4 209.7 106.4
中国系 BYD 23 36 47 103 207 156.5 130.6 219.1 201.0
BAIC 47 64 103 227 238 136.2 160.9 220.4 104.8
Geely 10 17 25 50 71 170.0 147.1 200.0 142.0
SAIC 15 17 25 37 93 113.3 147.1 148.0 251.4
Zhidou 20 29 42 45 40 145.0 144.8 107.1 88.9
Zotye 22 27 37 38 33 122.7 137.0 102.7 86.8
Chery 16 21 36 66 76 131.3 171.4 183.3 115.2
JAC 10 19 29 50 35 190.0 152.6 172.4 70.0
その他 38 88 131 175 263 231.6 148.9 133.6 150.3
計 201 318 475 791 1,056 158.2 149.4 166.5 133.5
その他系 Hyundai 10 42 420.0
その他 42 70 85 113 136 166.7 121.4 132.9 120.4
計 42 70 85 123 178 166.7 121.4 144.7 144.7
420 599 882 1,445 1,814 142.6 147.2 163.8 125.5
カーメーカー
販売台数 対前年比
計
4)種類(EV・PHV・フルHEV・48V-HEV)別カーメーカー別
販売台数:2015~2019年見込み
EV
【Ⅰ―6 電動化車両 国地域別主要車種販売台数】
61
車種 販売台数(千台)
1 仏 Renault Zoe 15
2 日 日産 リーフ 2
3 独 BMW i3 2
4 独 Smart Fortwo ED 1
5 仏 Peugeot iOn 1
6 米 Tesla Model S 1
7 韓 Kia Soul EV 1
8 仏 Citroen C-Zero 1
カーメーカー
車種 販売台数(千台)
1 仏 Renault Zoe 17
2 日 日産 リーフ 5
3 仏 BMW i3 2
4 独 Smart Fortwo ED 1
5 仏 Peugeot iOn 1
6 米 Tesla Model S 1
7 仏 Citroen C-Zero 1
8 韓 Kia Soul EV 1
9 韓 Hyundai Ioniq Electric 1
カーメーカー
車種 販売台数(千台)
1 仏 Renault Zoe 9
2 米 Tesla Model S 3
3 日 日産 リーフ 2
4 韓 Kia Niro EV 1
5 独 BMW i3 1
6 韓 Hyundai Kona EV 1
7 独 Smart Fortwo ED 1
カーメーカー
2017年 フランス EV
2018年 フランス EV
2019年(上期) フランス EV
【Ⅱ-6.電動化車両関連部品 電池市場】
146
④電池納入マップ
カーメーカー
バッテリーメーカー
日系 その他
トヨタ 日産 ホンダ 三菱自 マツダ SUBARU スズキ Hyundai M&M
PEVE 〇※
パナソニック 〇 〇 〇
エンビジョン AESC 〇
ブルーエナジー 〇
ビークルエナジー 〇 〇
リチウムエナジー 〇
東芝 〇 〇 〇
CATL 〇 〇
LG Chem 〇 〇
SK 〇
※NiH
カーメーカー
部品メーカー
欧州系
VW Audi Porsche Daimler BMW Renault PSA Fiat Volvo JLR
内製 〇
PEVE 〇
AESC 〇
ビークルエナジー 〇
LG Chem 〇 〇 〇 〇 〇 〇
Samsung 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇
SK 〇
CATL 〇 〇 〇 〇
BYD 〇
SK供給予定 VW
CATL供給予定 VW,Daimler,PSA,JLR,Bosch(48V-HEV)
【Ⅱ-6.電動化車両関連部品 電池市場】
147
カーメーカー
部品メーカー
米国系
GM Ford Tesla Chrysler
パナソニック 〇
ビークルエナジー 〇 〇
LG Chem 〇 〇
Samsung 〇 〇
カーメーカー
部品メーカー
中国系
BYD BAIC SAIC Zhidou Zotye Chery JMC Changan JAC
LG Chem 〇
Samsung 〇
CATL 〇 〇 〇 〇
BYD 〇
Guoxuan 〇 〇
Tianjn Lishen 〇 〇
Farasis Energy 〇
BAK 〇 〇
EVE
National Battery 〇
CALB 〇
CARENE 〇 〇
Great Power 〇
CATL 寧徳時代新能源科技 BYD 比亜迪
Tianjn Lishen Battery 力神電池 Farasis Energy 孚能科技
BAK Battery 比克電池 EVE Energy 億緯鋰能
Beijing National Battery 国能電池 CALB 中航鋰電
CARENE New Energy 卡耐新能源
【Ⅱ-6.電動化車両関連部品 カーエアコン市場】
164
単位:千台,%
2015 2016 2017 20182019
見込み
1,800 2,200 2,900 4,100 5,000
― 122.2 131.8 141.4 122.0
2020
予測・・・
2025
予測・・・
2030
予測
6,000 9,000 13,000
120.0 ― ―
数量
年
数量
年
単位:千台,%
シェア
豊田織機 2,400 58.5
サンデン 1,000 24.4
その他 700 17.1
計 4,100 100.0
数量
④電動コンプレッサ市場規模:2015~2030年予測,メーカーシェア(2018年)
■市場規模
上段 実数 下段 対前年比
※上記市場規模は電動化車両向けのみ
■メーカーシェア:2018年
・電動コンプレッサは1990年代よりバスなどの商用車を中心に使われてきたが、乗用車に
おいてもパワートレインの電動化(HEV)にともない市場が本格的に立ち上がっている。
担当部品メーカーとしてはコンプレッサの電動化ではサンデンが業界に先がけ商品化、長い
実績を築いてきたが、豊田織機がデンソーの協力のもとトヨタのHEVに納入、この2社以
外ではパナソニック,三菱重工,Hanon(旧 Visteon)などがあり、一時は豊
田織機がシェア70%,サンデンがシェア25%の時代もあった。
・豊田織機はトヨタ(HEV 100%),日産(フーガ・エクストレイル HVなど),ホンダ
(アコード HVなど),VWなど、サンデンはホンダ(フィット HVなど),VW,Mer
cedesなど、パナソニックは日産(ノートe‐Powerなど)を担当、サンデンは欧
州市場に強く、中国市場も強化、海外勢ではHanonも中国市場を強化している。
・プリウスPHVではヒートポンプ暖房を採用、暖房能力を高めるためガスインジェクション
機能をもつ電動コンプレッサ(豊田織機)を使用している。これによりエンジン稼働時間が
少なく、エンジン排熱が小さくても外気より取り込める熱量が小さい寒冷時において暖房能
力を高めている。
・Daimler(Mercedes)はサンデンのCO2冷媒電動コンプレッサを採用を開
始している。CO2冷媒電動コンプレッサはもともとデンソーが車載用として開発していた
技術だが、大きさと重さでデンソーは車載用途を断念、かわって住宅用給湯器用途で成功し
ている。なおアイドリングストップシステムを採用するカーメーカーも多いが、コンプレッ
サは電動化せず、蓄熱エバポレータなどローコストの対策もあり、電動コンプレッサはHE
V,PHV,EVなど電動化車両での採用が主となる。
【Ⅲ-1.電動化車両業界動向 ロードマップ】
207
3)電動化ロードマップ
①日系カーメーカー
【国内カーメーカー(乗用車)】 年カーメーカー
~2014 2015~2019 2020~
トヨタ ・2012年9月24日,iQをベースとしたEV「eQ」を2012年12月に限定発売すると発表。
・価格は360万円。・グローバルでの販売台数は100台となっている。
・2014年12月、燃料電池車「ミライ」を発売。
・中国市場において2019年にカローラPHV,レビンPHVを投入。
・欧州向けの乗用車から2018年内にディーゼルエンジン車をなくす方向。
・中国市場において2020年にC-HR/IZOAベースの電気自動車を投入。
・2030年までにEVやHVなどの電動車の販売を550万台以上に引き上げる。(550万台の内訳は、EV,FCVで100万台、HV,PHVで450万台となっている。)
日産 ・2010年に電気自動車リーフを発売。
・日産自動車では、2019年1月9日、日産リーフに新開発e-パワートレインを採用し、パフォーマンスと航続距離を向上させた日産リーフe+を追加設定したと発表している。
・総電力量62kWhのリチウムイオン電池を搭載。
・一充電走行距離が約40%向上。(WLTCモードで322kmから458kmへ延長。)・リーフe+は、日本では2019年1月23日、米国では2019年春、欧州では2019年半ばに発売される予定となっている。
・また、東風日産では、中国市場に投入するEV「シルフィ ゼロ・エミッション」の生産を2018年8月から開始。
・2021年にインフィニティ初の100%電気自動車を発売。
日産,ルノー,
三菱自動車
―
・ルノー日産アライアンスでは、2018年1月30日、2010年12月の初代日産リーフ発売以来、EVの世界累計販売台数が54万台を超えたと発表している。
・日産,ルノー,三菱自動車などで構成するルノー・日産連合では、2022年までに12車種のEVを投入する計画を発表している。
三菱自動車 ・2009年に電気自動車i-MiEVを発売。
・広汽三菱では、祺智EVの生産を開始すると発表。
・祺智EVは、北京,長沙,広州,深セン,杭州,天津など12の主要都市で2018年10月より販売を開始。その後、中国全土に展開する計画。
・三菱自動車のプラグインハイブリッド技術を2022年までにアライアンス共通のC~Dセグメントで採用する。
【Ⅲ―1.電動化車両業界動向 ロードマップ】
212
年
カーメーカー~2014 2015~2019 2020~
VW
―
・北京モーターショー2018において、JACフォルクスワーゲンの新ブランド「SOL」の第一号車「SOL E20X」を初公開。
・フォルクスワーゲングループとJACが設立した新合弁会社がJACフォルクスワーゲン。EVを共同開発・生産し、2018年内に中国市場に投入する予定。
・EV戦略として、2025年の世界販売目標の25%をEVとする計画としている。
・また、2025年までに30車種以上のEVを投入する計画としている。
・次世代EVの「ID.シリーズ」を投入していく方向としている。
第1弾:コンパクト EV「ID.」(2020 年発売予定)
第2弾:EV SUV「ID.CROZZ2(ID クロス)」(2020 年発売予定)
第3弾:EV ワーゲンバス「ID.BUZZ(ID バズ)」(2022 年発売予定)
第4弾:EV 高級サルーン「ID.VIZZION(ID ヴィジオン)」
BMW ・BMW i3は、BMWが2013年(日本では2014年)から販売しているコンパクトEVとなっている。
・BMW初の量産EVとして登場したi3は、軽量なカーボンファイバー製のボディに390㎞の航続距離を誇る電動パワートレインを搭載している。
・2013年9月、PHEVのi8の市販モデルを発表。
・現在、世界中で20万台以上が走行しているBMWの電動モデル(EV・PHEV)の内、約9万台以上がi3となっている。
・2025年における世界販売目標の15~25%をEVもしくはPHEVとする方向としている。
・BMWグループでは、2025年までに、25車種以上の電動パワートレイン車を発売する計画。その内、12車種はピュアEVを予定している。
Audi
―
・2018年内にEV「e-トロン(e-tron)」シリーズのSUVをベルギーのBrussels工場で生産し、欧州で発売。
・リチウムイオンバッテリーを搭載し、蓄電容量は95kWh と大容量となっている。
・1回の充電での航続距離は、欧州仕様の場合で、最大400㎞以上となっている。
・2020年以降は、スポーツバックやコンパクトクラスのEVを展開。
・最終的には全てのセグメントにおいて、電動化車両を展開していく方向としている。
2019年版
電動化車両・関連部品市場の現状と
将来予測
価 格:92,000円(消費税別)
発刊日:2019年10月29日
発刊者:総合技研株式会社
本 社:〒450-0003名古屋市中村区名駅南一丁目 28番 19号
名南クリヤマビル
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