月刊︵仮︶ imonee vol - may-queen.sakura.ne.jp · 40...

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柏原新道(長野県) 2010.10.10私の初めての北アルプスは柏原新道だった。ネットでたまたま見つけたイラストマップ、「北アルプス入門コース」の文字、種池山荘のHPでは柏原新道の写真と説明が詳細に載っていたため、勇気を出してチャレンジ !!! これが、私と北アルプスの出逢いだった。まさか私が、この先、北アルプスをテン泊縦走するまでになるなんて(初級ルートだけど)、この時は知る由もなかった。実は、この柏原新道でさえ、途中で怖くなって引き返しそうになった私。それでも何とか種池山荘に到着。怖い親父がいるかも(偏見)と思うと中を覗くことも出来ず、500mlのウーロン茶一本だけで何とかしのいで扇沢に下山しました。すごい疲れたよー。

私が前泊した旅館は、何か不気味な雰囲気を漂わせていた(ただの妄想)。半地下のような1階の和室で、ただならぬ気配を感じていた私は怖くて部屋を出られず、寒がりでトイレが近い性分なのに、廊下のトイレに行くことが出来なかった(バカ)。結局、夜寝る前と、朝起きた時の2回しか行かなかった(十分だって?)。テレビの横にある昭和の臭いのする小さな鏡台は、貞子でも映っていそうな雰囲気。引出しを開けると、一本の長い髪の毛が…(嘘)。廊下の先には小さな浴室があり、怖いとか言いながら私はしっかり浸かってきた(温泉なのよ)。私が入った時洗い場に一人いたが、すぐに出て行った。しかし、よく考えたら、こんなビジネス旅館に女性客がいるだろうか…?(←お前がそうだろ!) フロントの人は親切でした。

vol.40月刊︵仮︶ImoNee

2019.9

いたって真面目な

ゆるふわ適当アバウト登山情報チラ誌

疲労と時間不足で辿り着けなかった爺ヶ岳素晴らしい山岳風景に興奮

紅葉が素晴らしかった

THE水平道(※実際には水平道より少し上の道です)種池山荘

40 怒られるのを覚悟で、私は、こもれび山荘の扉を開けた。受付にいたのは若い女性。少しホッとしながら、「予約してないンですけど、泊まれますか…?」とおそるおそる聞いてみた。女性は近くにいた男性スタッフに確認し、「大丈夫です」と。食事は昼食用に持ってきたおにぎりが残っていたし、何より後ろめたくて人と接したくなかったので、素泊まりにした。いちおう、「あの、広河原まで行けばタクシー呼べますか…?」と聞いてみると、さっきの男性スタッフが「呼べるけどゲートが閉まるから不可能」と不機嫌な顔で答えた。ああ、怒ってる…。私よりずっと若造なのに…と思いつつも、山でそんなことは関係ない。バスに乗り遅れた不注意な登山者など、冷たくあしらわれて当然なのだ。その後女性が寝床に案内してくれた。日曜日なのでまだ余裕はあったが、ほんとに大部屋の雑魚寝であった。おにぎりをつまんで横になると、一階の食堂から小屋番らしき男性の声が聞こえてきた。「山は早出早着が基本。無謀な登山はやめましょう」ああ、耳が痛い。(続く)

週刊実話甲斐駒岳第8回

編 集 長 か ら 一 言イチャ モン

今月のQuizこれは

どこ(山・山域等)にあるでしょう?

先日、会社の同僚の友人が亡くなったそうです。まだ50歳ですが、脳梗塞とかそんな感じだと思う。仕事中、気持ちが悪くなってトイレに駆け込み、そのまま出て来ないので心配して見に行ったらもう意識がなくなっていたらしい。お子さんが4人もいるのに…。人の死はわからないものである。崖から滑落しても奇跡的に軽症で助かる人もいれば、転んだだけなのに打ち所が悪く、亡くなってしまう人もいる。時々、私は“私の命を誰かに分けてあげられた   らいいのに”と思ってしまう。別に死にたいわけじゃないけど、長生きしたい理由も特にないから。苦しまないで眠れるなら、母と一緒に逝ってもいい。母はよく「一緒に死んでくれ」と言っていたから。でももうそんなことも言えないほど認知症が進んでしまった。燕山荘で食べたチーズinハンバーグをまた食べたいと思ってたら、今日の仕出し弁当はチーズがけハンバーグだった。美味しかった。そういえばよく母と一緒にへたくそなハンバーグを作って食べたなぁ、としみじみ思い出す。

※先月号の答えは西沢渓谷でした!(^▽^)

空木岳長野県駒ヶ根市、飯島町、大桑村にまたがる標高2,864mの山。山名は、春に麓の伊那谷から見上げた時、空木岳の頂上だけ雪が残っているのが見え、その残雪模様が卯木(ウツギ)に似ているためという説と、ウツギの木が多いからという説もある(Wikipediaより)

山頂直下の避難小屋に泊まる予定が、「デるらしい」という噂に怖れおののき駒峰ヒュッテに変更。寝袋を持って行ったくせに出すのが面倒で小屋の寝袋を借りたのは私だ。池山尾根は長くながーく感じるが難しい所はない。山友にそそのかされ木曽駒までの縦走を試みるも、山頂から木曽殿越までの急な下りですでにアゴを出し、一人で伊奈川ダムに下ることに。怖くて半べそかいてたものの、地味だが誰にも会わない登山道は快適で、下山後は親切な人の車で駅まで乗せてもらいました♪

登山レベル:池山尾根は長い… 伊奈川ダムからのルートも長い…展望:すばらしい。山頂近くの大きな花崗岩を観察するのも楽しい。トイレ:池山尾根の登山口、駒峰ヒュッテ、木曽殿山荘にあり。他は知らん

正直に言うと、鍋やコッヘルの類いにはいくら使ったか全くわからない。鍋だけで4~5個あるし、やかんもある。まな板も二つ。水筒はサーモスの500mlを愛用していたが、去年壊してしまった(どうしたら壊れるのか?はナイショ♥)1ℓのも持ってるが、普段使いには大きすぎる。何年か前に大流行?したスープジャーも購入、冬の日帰りではおかゆ弁当が定番に。ヤマレコで流行ってたホットサンドメーカーも買ったなぁ。数回使った後、飽きたのか存在を忘れてしまったけど、思い出したのでまた今度山に持って行こう。メスティンは普通のとデカいのも持っている。焼き網も2つ持ってるが一度も使ってない。とりあえず買っちゃう私。今は固形燃料派だが実は最初はバーナーだった。怖いのでやめた。ジェットボイルも、プリムスのバーナー&鍋セットも買ったがろくに使わないまま兄にあげた。兄はヤフオクで売り、分け前をくれた。とにかく、調理関係の道具は計算不能。(次回に続く)

新連載第11回

↓このコーナーは、今まで山道具のために使った金額を振り返り合計してみようというどうでもいい企画です。

ここまでの合計➡先月迄の合計318,800円+調理器具類おおよそ10万円(適当)=418,800円(消費税抜き概算)大熊興業

甲斐路はすべて山の中である――(嘘)。血と汗と涙の南アルプス・ストーリー。

妄想登山今月の 実現率:50%

南アルプスの南のほうに行きたい④テント泊をあきらめれば、実現できそうな気がしてきた…(ヘタレ)

南アルプス南部は私の想像以上に手強いということがやっとわかってきた(遅いっ)。景色の変わらない樹林帯歩きが長く、想像以上に気力を奪われていく、しかしエスケープになる近道もない…。おそろしい。ひたすら登るしかない。というわけで、テントは諦めて小屋泊にすれば体力が持つのではないか? さうすれば送迎バスも利用できる。そうだ。そうしよう。(小屋泊は小屋泊で他人と雑魚寝のため清潔に気を遣わねばならないが…。えっ、当たり前だって?)

登りは椹島から赤石小屋が一番近いようだ。そして荒川小屋、千枚小屋と渡り歩き、下りは椹島より近そうな二軒小屋ロッヂにしよう。すべて標準コースタイムの1.5倍で計算しても8時間代で到着出来る。それなら私でも歩けそうだ。ギリギリだが…(汗)

しかし…。侮ってはいけない。地図上では見えにくい細かなアップダウン、意外と狭く険しい道、急で地味な樹林帯、エトセトラ、エトセトラ。だが、この縦走を歩き通せた時、私はきっと、ものすごく、南アルプスが好きになっているに違いないのだ。いや、今でも大好きだけどね。 椹島スタート!!!

赤石岳1泊目:赤石小屋(5km/ 5時間20分)

出典:ヤマプラ

千枚岳悪沢岳

(荒川)中岳

(荒川)前岳

2泊目:荒川小屋(6.6km/ 5時間35分)

3泊目:千枚小屋(6km/ 5時間30分)

ゴール:二軒小屋ロッヂ

(5.8

km/4時間30分)

山頂近くにある有名な駒石

小屋には全てテン場があるしできればテントで行きたいケド…

聖岳方面に進むのもいいな…

大倉尾根って…バカ尾根?

二軒小屋は来年泊まれるかな?

食事がおいしそう。

送迎バス目当てにここだけでも

 泊まろうか…

↓このルートは何となくヤダ

↓急勾配らしい…

絶対晴れますように!!!

絶景続き?

バスなら楽チン♪

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