qpic2017年度 第6回グラフィック講座

Post on 24-Jan-2018

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第6回グラフィック講座!

QGJ実習お疲れさまでした!!

予定だよ。

ショートカットキー

便利な機能

レイヤー

拡張子

色空間

陰影とHSV

人外(動物系)の描き方(おまけだよ)

ショートカットキー

ショートカットキーとは

ツールや加工編集のとき、いちいちマウスを使うと大変…!

→ショートカットキーを使う!(CTRLキー)

→キーを自分で設定する!

よく使うショートカットキー

CTRL(⌘ Cmd) + S = 保存、上書き保存

命のコマンド。

CTRL + Z = 元に戻す

双璧を成すレベルで使います。

CTRL + C = コピー

CTRL + X = 切りとり

CTRL + V = ペースト

セットで覚えると意外と使う。

これは絵を描くとき以外にも使えるよ。

他にもCTRLキーを使うショートカットもたくさんあるけど、基本はこの5つ

マイショートカットキー

イラストソフトで「ショートカットキーの設定」ができる!(FireAlpacaはできないよ!)

ツール(ペン、消しゴム、選択…)、加工、

キャンバス(反転、回転、拡大縮小…)

さくさんの場合(クリスタ)

Q = 塗りつぶし

A = ペン S = 消しゴム G = グラデーション

Z = 元に戻す X = やり直し

W = エアブラシ

T = テキスト

E = 筆

] = 拡大P = 鉛筆

R = 左右反転

\ = 縮小 N = 操作

M = 選択範囲

便利な機能

どんなのがあるの?

デジタルならではの便利な機能がたくさん!

→キャンバスの操作

→加工

→フォント

→(トーン、フキダシ)

→レイヤー(後述)

左右反転

「描けた!と思っても…??

バランスって難しい

何も考えずに描いてると「ほぼ確実に」バランスは崩れます

→こまめに「左右反転」をして、

確認することが大切!

様々な加工

デジタルは加工が楽!

加工するとなんかいい感じになるよ

HSV操作(S +20) ガウスぼかし(10) メッシュ変形

フォント

フォントは無限大(詳しくはデザイン講座)

HGS創英角ポップ体

MS ゴシック

トーン、ふきだし、コマ割り

漫画に使うトーン、ふきだし、コマ作成

CSPP(有料)、MedibangPaint(無料!)

漫画も描けるよ

「コマ割り」「フキダシ」「トーン」があれば漫画描けるね

FireAlpaca、MedibangPaintは、

無料でありながら有能!

本格的に描きたい人は、

CSPEを買おう(27,000円)

レイヤー

結局レイヤーって何

デジタル絵は、レイヤー(層)の重ね合わせ

レイヤーのしくみ

今選択しているレイヤーにしか描画できない

描画は、上のレイヤーのものが一番上にくる

(下に描いた絵は、存在はしているが、

目には見えない)

その他、編集・加工もそのレイヤーのみ

適用される

何がいいのかわからない

描き分けができる!

一部を描いたり消したりするのが楽

加工しやすい!

トーンカーブ、拡大縮小、移動

レイヤー自体に効果を付けられる!(レイヤー効果)

乗算・発光・スクリーン・オーバーレイ

透明度の変化

例1↓消すのが大変…

同じレイヤーで描くと…

線画レイヤー色レイヤー

例2

中にしましま描きたい!

色レイヤー+上に新レイヤー(クリッピング)

クリッピング

下のレイヤーに描画された部分にのみ描画する機能

レイヤーの「クリッピング」にチェック

クリッピング解除クリッピングあり

うまく使いこなそう

クリッピングは重ね掛けもできるよ

似たような機能として、「マスク」や「ロック」などがあるよ

選択範囲も使いこなせるとより楽に!

それでもわからん。

レイヤー機能は感性なので無理もないです。

ぶっちゃけ、人が見るのは「完成品」で、レイヤーは

「過程」にすぎないから別に使わなくても(たぶん)描ける

拡張子

拡張子

よく見る・使う拡張子

PNG(Portable Network Graphics)

フルカラー、透過OK、RGB色空間のみ

→イラスト

JPG(Joint Photographic Experts)

フルカラー、透過×、CMYK可能、画像劣化

→写真(ドット絵は死ぬ)

GIF(Graphics Interchange Format)

容量が小さい、透過OK、256色

→アニメーション、イラスト

TIFF(Tagged Image File Format)

フルカラー、高画質、容量がアホ

→写真(Webでは使えない)

BMP(Bitmap)

フルカラー、非圧縮(容量アホ)

→イラスト(Webでは使えない)

PSD(PhotoShop Document)

Photoshop専用、レイヤー形式が保存

だいたいのイラストソフトは開ける

イラストソフト専用拡張子

clip、ai、mdp、sai、etc.

そのソフトでしか使えない

レイヤー形式が保存

結局どうすりゃいいの

基本はpng!!

ドット絵は絶対絶対jpgはやめましょう。

色んなイラストソフトで共有するときは、psdが便利だよ

色空間

一番伝えたいところです。

基本表現色

三種類あるよ

カラーRGB、基本

モノクロ(トーン)白・黒の二色漫画など

グレースケールV0~V255のみ漫画など

色空間

色の定量的な表現

→RGB

→HSV

→HSL

→CMYK

RGB = (151, 239, 78)

HSV = (93, 68%, 94%)

CMYK = (46%, 0%, 81%, 0%)

RGB色空間

Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)

R:G:B = (x, y, z) (0~255)

「光」で色を出力

プログラム上でも使います。

HSV空間

H(Hue)、S(Saturation)、V(Value)

色相・彩度・明度

H:0~255 S:0~100% V:0~100%

HSBとも(明度:Brightness)

同系色を作りやすいので、使いやすい!!

HSL色空間

H(Hue)、S(Saturation)、L(Lightness)

色相、彩度、輝度

色の明るさの違い?

色の明るさが反映されるので、

カラー→グレースケール変換が綺麗!

CMYK色空間

C(Cyan)、M(Magenta)、

Y(Yellow)、K(Key Plate)

すべて0~100%

プリンターのインクなど、印刷出力

で、結局何なの

RGB色空間がすべてではない。

世の中すべてのものが光を放つわけではない。

デジタル絵を印刷すると色味が変わる!!

RGB CMYK

なんで?

紙は光を放ちませんね。

CMYK色空間は、RGB色空間よりも表現できる色が少ない(色がくすむ)

特に彩度が強い色、青系の色、肌色は注意!

もっと言っちゃうと

ディスプレイによっても若干色が変わる!!

• ディスプレイごとに発光の仕様も違う

• 例えば、スマートフォン・PC

Qpic内でCMYKを意識するとき

学祭

ポスター、ビラ、そのほか頒布物

ボードゲーム

カード、説明書

(同人活動)

同人誌、グッズ

どうすりゃいいんだよ

Photoshopで出力(一番いい)

クリスタでプロファイルの埋め込み(psd)

極力彩度の高い色は避ける、肌色に注意

陰影とHSV

1

43

2

HSV色空間で同系色をつくる!

非常に作りやすい

H(色相)S(彩度)V(明度)のずらし方で絵の雰囲気も変わる(変わってた、よね?)

2 V(明度)をずらす

下地の色の明度Vのみ、

値を小さくする

リアルな絵向け

少し暗く見えちゃうかも

2 S(彩度)をずらす

下地の色の彩度Sのみ、

値を大きくする

ポップ、デフォルメ向け

かわいさを出せる、ただ

塗り方の統一

3 V(明度)とS(彩度)をずらす

下地の色の明度Vの値を小さく、彩度Sの

値を大きくする

彩度の高すぎ、明度の低すぎに

注意!

右下にスライドするイメージ(環は色相、縦軸は明度、横軸は彩度)

1 HSVすべてずらす

HSVをちょっとずつ、ずらす(3の応用)

完全に別の色を作るイメージ

アニメ系

1(HSV

)

4(S)3(SV)

2(V)

人外(動物系)の描き方

描いたもの。

① 基本は人と同じ!(二足)

四足も、骨格自体は人を描くときとあまり変わらないよ(アタリ)

② マズルを描こう

結構重要な要素

鼻~口あたりにかけて出っ張っている部分

③ もふもふ感を出そう

毛でおおわれてる感じ

毛量で雰囲気も変わるよ。

④ 特徴を強調しよう

首元~お腹にかけて色が白い(ことが多い)

(フェチズムを感じる人が多いらしい)

犬歯を描くとそれっぽくなるよ

尻尾、忘れずに!

⑤ 動物の画像をちゃんと見よう!

動物によって、結構違うところが多い

(手足、尻尾、毛の色・量、マズル)

特徴を強調すると、描き分けやすい(と思う)

(私は描き分けが苦手)

ポケモンは意外と難しい。練習になるよ!

まとめだよ

ショートカットキーを活用しよう!

(CTRL + Sは必ず覚えてね)

左右反転でバランス確認!

加工をうまく活用しよう!

レイヤー機能は非常に便利!

使っていくうちに、便利さがわかるよ

色空間を使い分けよう!特に印刷出力ではCMYK色空間で表現されることに注意!!

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