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SSS 1
2011年9月
株式会社 戦略スタッフ・サービス
Strategic Staff Services Corporation
Copyrights©2011 SSS Corporation
TPSアジャイル開発手法導入支援サービスのご紹介
感謝
感激
感動
SSS 2
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目 次
1. はじめに --- TPS-Agileについて ---
2. TPSアジャイル開発手法導入支援サービスの概要
3. 研修コースの体系と内容紹介
4. 指導コンサルタントの紹介
(付録) アジャイル検定のご案内
SSS 3
Copyrights©2011 SSS Corporation
はじめに --- TPS-Agileについて ---
2001年のアジャイル宣言(Agile Manifesto)以来、幾多のアジャイル開発の手法が紹介され、またプロジェクト事例が報告されております。最近では、アジャイルという開発手法の定義も大規模開発プロジェクトや分散開発プロジェクトなどの出現で曖昧になり、ウォーターフォール的な要素を加味された事例まで出現しております。
本来のアジャイル開発である機敏性、柔軟性、高品質、ユーザーとの協業などを追及するアジャイル開発を規律あるアジャイルとかリーン(Lean)アジャイルと別称して、差別化するような風潮も見られます。
本来のアジャイル開発とは、TPS(トヨタ生産方式)の概念(精神)をソフトウエア開発の現場に適応させたプラクティス(手法)群であるはずでしたが、残念ながら忠実にこの本来のTPSを追求しているプロジェクトが尐ない様に見受けられます。
弊社(戦略スタッフ・サービス)が提供するアジャイル開発導入のコンサルテーション(指導)はこの本来あるべきアジャイル開発の姿を追及しております。
TPS(トヨタ生産方式)のソフトウエア開発版であるべきです。TPS-Agileと言う名称は、この様な意味を込めて命名いたしました。弊社は、徹底したTPS流のアジャイル開発を目指します。
また、この開発手法は開発者個人の興味や見せるテクニックの為ではありません。品質を追求し、お客様満足を高める為に、早く本当に価値ある信頼できるプログラムをインテグラルな手法を活用して、ビジネスとして成り立たせることであります。TPSの基本的考え方である『人づくり』とお客様満足度第一の為にムダを廃除してジャスト・イン・タイム(Just In Time)の思想を実現する事です。
XPやScrumで紹介されている手法(メソドロジー、テクニック)は、このジャスト・イン・タイムの思想を実現する為の有益かつ実効的な手法です。
従って弊社のコンサルテーション(指導)の基本は、XPとScrumのハイブリッド型でのアジャイル開発になります。
これらの手法を徹底的に利用すれば、確実にTPS流アジャイル開発が実現できます。
弊社の過去3年間の指導プロジェクトの全てがそれを証明しております。
また、新しい技術の習得やパラダイム・シフトを乗り越えるような変化する時には、『修・破・離』のプロセスを経て新しい技を確実に自分の技として定着し、奥義を窮める事ができます。アジャイル開発手法の導入時には、この『修・破・離』の考えの通りですし、その徹底が必要です。
SSS 4
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アジャイル開発を導入し、成功を収めるために
一般的に申し上げて、アジャイル開発を導入すると言う事は、単に新しいテクニック(技術)やプラクティス(手法)をソフトウエア開発現場で実施するという事ではありません。企業にとって大きなソフトウエア開発に対するパラダイム・シフトを起すと言う事です。このパラダイム・シフトによる企業内への影響は多方面にわたります。
ソフトウエア開発に対する考え方の変革とそのような変革に対応する管理システムの変更、新しい管理方式に対応する管理者の育成と、ソフトウエア開発現場での新しいテクニック(技術)とプラクティス(手法)に対する理解と実践、その上での、御社固有の技術への発展、昇華を目指すものとなります。
古来より新しい技術を習得し、自分の技にするためのプロセスとして、『修(守)』、『破』、『離』といわれております。まさにアジャイル開発の導入では、関係者のこの様なプロセスの実行と努力が求められます。
『修(守)』: 技術や手法の基本を学び、愚直にその基本を実践して、身体に覚えるステップ
新しい外部の形式知を学ぶ
『破』: 体得した新しい技術、手法をカイゼンに起因する対象技術、手法のみ、自身で改良を加えるステップ
学んだ形式知を暗黙知化する
カイゼンとは、結果的に品質、納期、コストを改善する為に実施し、検証できなければならない。また開発チーム全員の総意でなければならない。
『離』: 自身で改良を加えた技術、手法を定着する為に、その技術、手法を形式知化する為に作業標準(規約)を作成するステップ
確立された暗黙知を再び形式知化する
以上の三つのステップを経て、はじめて新しい技術、手法が御社の固有技術となります。これがソフトウエア生産技術力となります。
弊社がご支援申し上げる内容は、この様なステップを御社の皆様方がご自身で実行できるようにする事です。
その結果がアジャイル開発導入の成功となります。
SSS 5
Copyrights©2011 SSS Corporation
尐し具体的な内容を紹介いたします。
TPSアジャイル開発導入でのパラダイム・シフトとは、
①変革の為の考え方(思想)とそれに対応する管理システム、管理者の育成は、TPS(トヨタ生産方式)の徹底です。
②現場での新しいテクニック(技術)、プラクティス(手法)は、エクストリーム・プログラミング(XP)の各種手法とスクラム(Scrum)のプロセス管理の実施です。
この様な御社でのパラダイム・シフトをご支援する為に、弊社が提供するサービスは、
①開発チーム(現場)の方々への、エクストリーム・プログラミング(XP)の各種技術、手法を体系立てて研修し、基礎技術の徹底をご支援いたします。。
更に、スクラム(Scrum)のプロセスとこのプロセスの成功の鍵となる『ストーリーとタスク』についての理解を徹底いたします。
(ストーリーとタスクについての研修コースを国内で提供しているのは弊社のみです。)
②開発チーム(現場)の方々が、従来の単能工(スペシャリスト)から多能工へと変革いただく為に、必要なシステム思考の研修を実施します。 (システム思考の研修コースを現在実施しているのは、国内で弊社のみです。)
③開発チーム(部門)の関係者の皆様への、メンタリング(意識付け)を定点観測(毎週訪問)で実施します。
④管理者の皆様に新しい管理方式を検討頂ける様に、新しい考え方(TPS)の学習をご支援いたします。
(TPSに関しましては、(株)豊田マネージメント研究所高木副社長様、カイゼン&ムダ取りに関しましては、(株)JPEC 山田社長様と協業いたしております。)
アジャイル・リーダーシップ
SSS 6
要件定義プランニング・セッション
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トヨタウェイ 経営者・管理者 セミナー経営者
開発チーム
(現場)
管理者
スクラムマスター
アジャイル開発実践研修コース
ユーザーストーリー&スクラム 入門
要求定義 ストーリー&計画 イタレーション
(6日)(2日)
(0.5日)
(1.5~2.5 日)
プロセス
システム思考入門
TPSアジャイル開発手法導入支援サービス 概要
アジャイル開発メンタリング・サービス
期間は別途相談
アジャイル開発実践研修コースは、弊社との提携企業の(株)テクノロジックアートが担当します。
アジャイル・リーダーシップは、弊社と共同開発しました(株)アイネットが担当します。
<メンタリング・サービス>
アジャイル開発の開発チーム、管理者の皆様のご不安、迷いの相談並びにプロジェクト成功の為に効果的なスクラムマスターの役割の指導とプロジェクト運営、開発チームの育成と開発プロセス改善の支援を行ないます。
<要件定義プランニング・セッション>
プロジェクトに関わるステーク・ホルダーの皆様を対象にアジャイル開発プロジェクトの対象となるシステムの要求定義および開発計画立案、経済性評価などプロジェクトの企画を支援する実践形式でのセッション(ファシリテーション)合宿セッションにより効率的にプロジェクト計画が短期間で作成出来ます。
アジャイル・アーキテクチャー
(2日)
リーン・スタジオ(6ヶ月)
(2日)
管理者向けスクラム入門(0.5日)
リファクタリング基礎 (C#)
(1日)
TDD基礎 (C#)(1日)
TDDとリファクタリング入門 (C#)
(1日)
アジャイル入門XP (C#)
(1日)
アジャイル開発 研修コース体系
7
デザイン・パターン入門
(1日)
リファクタリング基礎(Java)
(1日)
TDD基礎(Java)(1日)
TDDとリファクタリング入門(Java)(1日)
アジャイル入門XP (Java)
(1日)
システム思考法入門
(2日)
アジャイル・アーキテクチャー ACDM
(2日)
アジャイル入門スクラム
(1日)
スクラムとユーザーストーリー
(2日)
管理者の為のスクラム(半日)
アジャイル・リーダーシップ
(2日)
アジャイル開発経営者セミナー
(半日)
アジャイル・チーム (開発エンジニア) スクラム・マスター 経営者・管理者
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SSS 8
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1.デザインパターン入門 (期 間 : 1日間)
★コース概要 : GoF (Gang of Four)の23のデザインパターンの中から、特に開発現場でよく使われるものを取り上げ、実装コードを交えながら解説します。デザインパターンを理解することで、実践的なオブジェクト指向設計のノウハウを得る事ができます。アジャイル開発においても、デザインパターンは設計手法として、もしくはエンジニア間のコミュニケーションのための共通言語として重要です。
★学習目標 : デザインパターンの概要と基礎的なパターンを理解する。
★対象言語 : Java / C# / C++
★コース内容 : 1.パターン概要2.Template Methodパターン3.Abstract Factoryパターン5.Compositeパターン6.Observerパターン※1 紹介するパターンは変更される事があります
★前提知識 : 一般的なソフトウエア開発の手順(プロセス)の知識
★講義時間 : 午前10時~午後5時
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 9
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2.アジャイル開発(エクストリームプログラミング)入門 (期 間 : 1日間)
★コース概要 : 近年ますます注目度が増しているアジャイル開発手法についての概要を学習します。実際にアジャイル開発を実践される方にとって役立つプロジェクトの進め方に重点を置いた解説を行いながら、どの様に品質を確保するのか、何故生産性が上がるのか、その仕組みを解説します。
アジャイル開発を実際に始める際に、チームメンバー全員が最低限知るべき内容を網羅しています。
★学習目標 : アジャイル開発手法とXP/Scrumについて基本的な知識を得る
★コース内容 : 1.アジャイルプロセスとは2.アジャイルプロセスの背景3.Scrum概説4.XPとは5.プラクティス6.プロセス(チーム演習)7.アジャイル開発のからくり8.アジャイル開発の適用局面9.付録(開発実例)
★前提知識 : 一般的なソフトウエア開発の手順(プロセス)の知識
★講義時間 : 午前10時~午後5時
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 10
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3.テスト駆動開発(TDD)・リファクタリング入門 (期 間 : 1日間)
★コース概要 : アジャイル開発の中でもキープラクティスの一つであるテスト駆動開発(TDD)とリファクタリングについて、その概要と基礎的な技法を理解します。
簡単なプログラミング演習を行いながら、TDDとリファクタリングの本質的な意味と基礎的な技法を理解します。TDDとリファクタリングは、技術的には別の手法ですが、本来密接な関係があります。このコースではそれぞれの手法がどの様なものか、合わせて解説することで、理解を深めていただきます。また以降の実践的なTDDとリファクタリングを習得する為の基礎となります。
★学習目標 : テスト駆動開発(TDD)とリファクタリングの概要を理解する。
★対象言語 : Java / C#
★学習内容 : 1.テスト駆動開発概要2.演習:足し算3.演習:宴会料金計算その14.リファクタリング概要5.演習:宴会料金計算その26.まとめ
★前提知識 : アジャイル開発手法についての概要を理解していること対象プログラミング言語で基本的なプログラミングができること(アジャイル開発入門、又はXP入門の受講を推奨)
★講義時間 : 午前10時~午後5時
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 11
Copyrights©2011 SSS Corporation
4.テスト駆動開発(TDD)基礎 (期 間 : 1日間)
★コース概要 : より実践的なテスト駆動開発(TDD)について学習します。実際にプログラミングを行いながら演習形式で、進化的設計、Mockの使用方法など実践的なTDDを体験します。演習の一部はペアプログラミングで行います。TDDで「進化的設計」をどの様に実施していくのか、Mockを使う方法はどのようにするのか、実際に開発する際に必要となる実践的なTDDを体験できます。また単体テスト以外に、より大きなレベルでのテストの自動化についても紹介します。
★学習目標 : 実開発においてテスト駆動開発(TDD)の手法を利用した設計・開発が行なえる。
★対象言語 : Java / C#
★学習内容 : 1.テスト駆動開発(TDD)概要2.演習:三角形3.演習:ツアーリスト4.テスト駆動開発(TDD)のパターン5.その他のテスト紹介(テストの自動化)6.まとめ
★前提知識 : アジャイル開発手法とテスト駆動開発(TDD)についての概要を理解していることオブジェクト指向プログラミングについて理解していること対象プログラミング言語で基本的なプログラミングができること(テスト駆動開発(TDD)・リファクタリング入門の受講が前提)
★講義時間 : 午前10時~午後5時
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 12
Copyrights©2011 SSS Corporation
5.リファクタリング基礎 (期 間 :1日間)
★コース概要 : プログラミングレベルでの設計改善の手法であるリファクタリングについて、実際にプログラミングを行いながら演習形式で学習します。リファクタリングの中でも比較的規模の大きいパターンを使用したリファクタリングやコンポーネントレベルの実用的なリファクタリングに特化してます。リファクタリングの中でも、中規模以上のパターンを利用したリファクタリングを体験します。また詳細部分からどのようにコンポーネント化をするのか、そのテクニックを解説します。
★学習目標 : 実開発においてリファクタリングを使用した設計改善が行える
★対象言語 : Java / C#
★学習内容 : 1.リファクタリングとパターン2.演習:Template Methodの適用3.コンポーネントベースのリファクタリング4.演習:Componentの抽出5.まとめ
★前提知識 : アジャイル開発手法とテスト駆動開発(TDD)及びリファクタリングについての概要を理解していることオブジェクト指向プログラミングについて理解していること基本的なGoFデザインパターンを知っていること対象プログラミング言語で基本的なプログラミングができること(テスト駆動開発(TDD)・リファクタリング入門の受講が前提)
★講義時間 : 午前10時~午後5時*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 13
Copyrights©2011 SSS Corporation
<環境について>Java言語によるトレーニングの想定となります。受講生お一人につき、以下の環境のあるPCが1台ずつ必要です。PC間のネットワークは不要です。
・Eclipse
・JUnit4
⇒通常Eclipseをインストールすると一緒についてきます。・USBメモリが接続可能であること⇒講習時に基となるソースコードをお渡しします。これが不可の場合、あらかじめコードをお渡ししますのでPCにコピーしておいていただく必要があります。
前述の1~5のコースでは下記の研修環境の設定が必要となります。
研修環境(教室と設備)は貴社にて準備をお願いいたします。ご希望あれば研修環境の賃借等ご相談下さい。(弊社にて設営の場合は、別途費用をお見積いたします。)
C#(.NET)によるトレーニングも可能です。ご相談ください。
6.アジャイル・アーキテクチャー研修 (期間: 2日間)
★コース目標: ACDM(Architecture Centric Design Method)アーキテクチャー中心設計手法の概要を理解し、アジャイル開発チームが実作業において、アーキテクチャーを設計し、そのアーキテクチャーを着実に実装できることを目的としている。ACDMを利用し、設計されたアーキテクチャーをスクラム、ユーザーストーリーでイタラティブ(反復的)に実装し、またリファクタリングを掛けられる様になる。
★学習内容 : 1.アーキテクチャーの原則 基本的なアーキテクチャー設計での原則の理解アーキテクチャーデザイン(設計)の定義アーキテクチャーデザインを導く要求の定義とそれらを捉え分析する手法の紹介アーキテクチャーデザイン作業の為のガイド
2.アーキテクチャーデザインプロセスの理解と体験ACDMのデザインフレームワークを用いて、アーキテクチャーデザインプロセスを体験する。
ステージ1:アーキテクチャードライバーの発見ステージ2:プロジェクトスコープの確立ステージ3:アーキテクチャーの作成と洗練ステージ4:アーキテクチャーの評価
*各ステージを演習を利用して段階的に理解します。3.演習問題
ステージ1からステージ4までの作業を演習問題を通して、体験します。4.演習問題発表5.まとめ
ステージ1からステージ4までの主要な成果物の確認とその後のアジャイル開発作業への連携を再確認します。
★対象者: 開発チーム・メンバー、スクラムマスター、管理者、ソフトウエアエンジニア志望の新人
★講義時間 : 各日とも午前10時~午後6時
Copyrights©2011 SSS Corporation
SSS 14*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 15
★コース目標: 抽象思考アプローチは、目的の目的を問うこと(目的展開)によって物事を本質から思考するという考え方です。トヨタではこの思考法を1963年に導入したと言われています。抽象思考アプローチは、アジャイル開発において、森を見ながら木を見ることを支援します。本来の目的、より上位の本質的な目的を考えることは、開発チームのメンバーがシステムの全体イメージを共有するための1つの有力な方法になります。また、課題に対して仮説を立てることにも大いに役立ちます。本講座はこの思考法を体験し、身に付けることを目標にしています。
★学習内容 : 1.抽象思考アプローチの概要抽象思考アプローチの用語、前提となる考え方などを説明します。
2.目的展開目的展開の概要、目的展開の例を説明します。目的展開演習1:目的展開例に習って目的を展開して頂き、まず体験して頂きます。
3.目的展開の手順、目的展開の注意事項の説明目的展開の手順、目的展開の注意事項など目的展開の具体的なやり方を説明します。目的展開演習2:目的展開演習1の目的を再度展開して頂き、目的展開のやり方を学んだことに対する成果を実感して頂きます。
4.演習演習1:手がかりを考え、目的展開を演習して頂きます。演習2:目的展開を行いシステムの全体イメージを構築して頂きます。演習3:不明確な要求のもと、目的展開を行いシステムの全体イメージを構築して頂きます。
※1 随時演習を行いながら進めていきます。★対象者: 開発チーム・メンバー、スクラムマスター、管理者、ソフトウエアエンジニア志望の新人
★講義時間 : 各日とも午前10時~午後6時
7.システム思考入門 (期 間 :2日間)
Copyrights©2011 SSS Corporation
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 16
Copyrights©2011 SSS Corporation
★コース目標: 反復型のプロセス(スクラム・プロセス)について理解し実施できるアジャイル開発の見積もりと計画の方法について理解し実施できる
ユーザーストーリーは、ユースケースやシナリオとともにシステムの利用法に基づいたアプローチにより、ユーザーの要求を理解し記述するための技法です。アジャイル開発では、顧客の要求を開発チームが実装するために適するレベルのシステムの振る舞いまで具体化(詳細化)するための方法の1つとなります。本講座では、開発チーム・メンバーの方を対象に、ユーザーストーリーを用いて、アジャイル開発における計画の策定方法とスクラムの具体的なプロセスを、演習を交えながら学び、身に付けて頂きます。
※1 マイク・コーン(Mike Cohn)のユーザーストーリー(User Story)に準拠した内容です。
★学習内容 : Ⅰ.スクラムⅡ.アジャイルな計画概要
1.アジャイルな計画づくりとは何を(要求)、いつまでに(計画)作ればよいのか)2.スクラムプロセスの復習
Ⅲ.要求1.要求のレベル2.ストーリーへの展開(1)-システムの目的を展開、確認、共有する3.ストーリーへの展開(2)-システム・イメージ(全体像)を共有する4.振り返り5.ストーリーへの展開(3)-全体構成を作る、ユーザーストーリーを作る
Ⅳ.計画1.リリース計画と反復計画2.リリース計画の立案
(1)ユーザーストーリーを見積もる3.反復計画の立案
(1)ユーザーストーリーからタスクを洗い出す(2)タスクを見積もる
※2 随時演習を行いながら進めていきます。
★対象者: 開発チーム・メンバー、スクラムマスター、管理者、アジャイル開発を志すエンジニア★講義時間 : 各日とも午前9時30分~午後6時
8.スクラム入門 <ユーザーストーリー&スクラム> (期 間 :2日間)
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 17
Copyrights©2011 SSS Corporation
★目的: 管理職の方にアジャイル開発の一手法のスクラムプロセスの概要を理解して頂きます。また、管理者としての下支えの管理について学びます。
★期待効果: アジャイル・プロジェクトのリーダーとしてScrumプロセスの運営ができる。
ソフトウエア開発プロセスでのムダ取り、カイゼンを指導するヒントが得られる。
アジャイル開発の導入失敗のリスクを軽減できる。
実践的なアジャイル・プロジェクト運営の気づきが得られる。
★対象者: 管理者、スクラムマスター
★学習内容: TPSアジャイルとは、
スクラムマスターの仕事
ストーリー(戦略設計)とタスク(戦術設計)の管理ポイント
タイムボックス(イタレーション)
カイゼン活動(ムダ取り)
人づくり
9.管理者・スクラムマスター向けスクラム入門 (期 間 :0.5日間)
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 18
★目的: アジャイル開発の成功には、各メンバーのリーダーシップが最重要課題です。アジャイル開発に要求されるリーダーシップ特性と強化方法を学習し、各自の能力を自己評価して、リーダーシップ特性の能力強化計画を作成します。学習目標 ・アジャイル開発に必要なリーダーシップ特性と強化方法を理解し、説明ができます。 ・学習者自身のリーダーシップ特性能力を評価し、リーダーシップ実践強化計画を作成できます。
★期待効果: 下記能力向上をはかることができます。 ・ステークホルダーとの相互信頼の向上 ・コミュニケーション力向上 ・責任感(プロジェクト成功へのコミットメント) ・プラス思考の行動 ・ダイナミックで柔軟な対応 ・メンバーの成長とエンパワ
メント(自律) ・自己や他人のストレス・困難への対応 ・ビジョン作成能力向上 ・高いモチベーション ・ファシリテーション能力向上 ・高いパフォーマンスのチーム作り能力向上
★対象者: 部下を持つ管理者プロジェクト管理者、プロダクト・オーナー、スクラム・マスタースクラム、チームメンバー
★学習内容: 演習を通してワークショップを行いながらアジャイル・リーダーシップの実践力を習得します。1.はじめに 1)ねらいとすすめ方 2)自己紹介・コースへの期待2.アジャイル(スクラム)開発 1)アジャイルの背景 2)アジャイルマニュフェスト 3)アジャイル適用の効果
4)アジャイルのパラダイムシフト 5)アジャイルの導入 6)アジャイル(スクラム)チームの責任と役割7)アジャイル(スクラム)プロセスモデル 8)PMBOKとアジャイル 9)アジャイル(スクラム)の特徴
3.アジャイル・リーダーシップ 1)リーダーシップとは 2)アジャイル(スクラム)に必要なリーダーシップ3)アジャイル・リーダーシップ・スタイル(コラボレーション型リーダーシップ) 4)サーバント・リーダーシップとは5)サーバント・リーダーシップ実践例 6)サーバントリーダーシップ特性 (傾聴・共感、癒し、気づき、説得、概念化・先見、スチュワードシップ、人々の成長、コミュニティ作り)
4.サーバントリーダーシップ強化プログラム作成5.サーバント・リーダーシップの効果6.おわりに 1)コースまとめと振り返り
★期間: 2日間 あるいは14時間
★その他 企業様対象コースです。この研修プログラムはPMI認定PMBOKトレーナーの株式会社アイネットとの共同開発です。PDUの14PDUが発給されます。
10.アジャイル・リーダーシップ (期 間 :2日間)
Copyrights©2011 SSS Corporation
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 19
Copyrights©2011 SSS Corporation
★コース目標: 反復型のプロセス(スクラム・プロセス)について理解できるアジャイル開発でのユーザー部門担当者としてシステム化依頼とシステム部門との協業方法について理解できる
アジャイル開発プロセス(スクラム)の具体的なプロセスを演習を通して学習します。またシステムの依頼をするユーザー部門として、どのようにシステム部門担当者に依頼すると間違いなく、伝えられるかご理解できます。
★学習内容 : Ⅰ.アジャイル開発1.ユーザーにとってシステム開発のあるべき姿とは、2.従来型開発と反復型開発3.アジャイル開発の概要4.スクラムの概要
Ⅲ.ユーザーストーリーとアジャイルな計画1.アジャイルな計画2.要求
要求のレベルストーリーへの展開(1)ストーリーへの展開(2)ストーリーへの展開(3)
3.見積りとスケジューリングリリース計画の立案反復計画の立案
※ 随時演習を行いながら進めていきます。
★対象者: ユーザー部門の方、ユーザー部門管理者の方★講義時間 : 各日とも午前9時30分~午後6時
11.ユーザー(依頼者/利用者)のためのアジャイル開発(期 間 :2日間)
*コースの内容は、予告無く改良、変更を加える事があります。
SSS 20
Copyrights©2011 SSS Corporation
指導コンサルタント:
戸田 孝一郎 米国スクラムアライアンス認定の公認スクラムマスター
日本アイ・ビー・エム人財ソリューション(株)認定IHCSインストラクター(アジャイル/スクラム)
日本コーチ協会会員
開発プロセス・リエンジニアリングのコンサルテーション
三井 伸行 米国スクラムアライアンス認定の公認スクラムマスター
日本アイ・ビー・エム人財ソリューション(株)認定IHCSインストラクター(アジャイル/スクラム)
日本情報処理学会正会員
アジャイル・エンジニア育成のコンサルテーション
ファシリテーター育成のコンサルテーション
山本 康子 米国スクラムアライアンス認定の公認スクラムマスター
中小企業診断士
株式会社 戦略スタッフ・サービス
(本社)〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル27F 電話:03-3242-6282 FAX:03-3242-6283
(ソフトピア・オフィス)〒503-0807 岐阜県大垣市今宿6-52-16 ドリームコア308 電話:090-8047-7043
お問い合わせはメール(TPS-agile_info@ask3s.net)にてお願いいたします。
アジャイル検定のご案内
(付録)
Copyrights©2010 SSS CorporationSSS 21
株式会社戦略スタッフ・サービス
特定非営利活動法人ドットNET分散開発ソフトピア・センター
(付録) ■ アジャイル検定の意義
近年、ソフトウェア開発に求められる要件は、より広範囲で厳しいものになっています。インターネットを初めとするIT(Information Technology)は日常生活に不可欠なものとなり、ソフトウェアには、より多くの要件を、高品質に、より短期間で提供することが求められています。
このような環境の下、アジャイル開発手法に多くの注目が集まっています。プロセスやツールより個人とチーム内の相互作用を重視し、ビジネスニーズの変化に敏速に対応することに価値を見出す手法が、時代のニーズに合致したのです。
アジャイル開発は本来、理解しやすく、ソフトウェアを開発する「人」に重きを置く手法ではありますが、従来の開発手法とは全く違う考え方も含まれるため、誤解されがちでもあります。プロジェクトオーナー、マネージャー、メンバーがこのような誤解をしていたせいで、プロジェクト進捗方法を誤り、結果的にプロジェクトが失敗し、アジャイル開発手法に前向きに取り組んでいた人にさえよくない印象を与えることは、プロジェクトチームとアジャイル開発手法の両方にとって不幸なことです。
このような問題解決の一助として、アジャイル開発に対する正しい理解を広めるための一手段として「アジャイル検定」を制定します。この検定は、参考書籍やトレーニングコースと連動しており、アジャイル開発について正しい理解を得るにはどこに行けばよいかが分かります。また、その理解を確認するための手段としてこの検定を使うことができます。
アジャイル開発手法を採用しようとしているチームにとって、この検定は、メンバーを選定する際の一つの基準となりえます。この検定の結果を利用することで、チームは、メンバー(候補)がアジャイル開発についての最低限の技術的な知識とプロジェクト進捗方法に対する理解、共通語彙に対する理解を持っていることを確認できます。
私たちは、このアジャイル検定をきっかけに、さらに多くのソフトウェア開発チームがアジャイル開発手法を採用し、プロジェクトを成功させる一助としていただけることを期待しています。
Copyrights©2010 SSS CorporationSSS 22
(付録) ■ 検定体系• アジャイル検定は以下のような認定レベルを設け、スキルを段階的に認定します。 なお、各認定レベルの受験条件は下図の通り
となります。
Level 内容 受験資格 参考書籍
L2 後日公開予定 対応するトレーニングを受講済みであること 後日公開予定
L1 アジャイル開発チームのメンバーとして必要な知識を持っている 対応するトレーニングを受講済みであること ※下記参照
対応するトレーニング
・アジャイル開発入門 ・テスト駆動開発入門 ・リファクタリング基礎
※L1の参考書籍
・XPエクストリーム・プログラミング入門 - 変化を受け入れる第2版
【著作】 Kent Beck 【監訳】 長瀬嘉秀 【出版】 株式会社ピアソン・エデュケーション
・アジャイルソフトウェア開発
【著作】 Alistair Cockburn 【翻訳】 株式会社テクノロジックアート 【監訳】 長瀬嘉秀、今野睦【出版】 株式会社ピアソンエデュケーション
・テスト駆動開発入門
【著作】 Kent Beck 【翻訳】 株式会社テクノロジックアート 【監訳】 長瀬嘉秀【出版】 株式会社ピアソン・エデュケーション
・リファクタリング - プログラムの体質改善テクニック
【著作】 Martin Fowler 【翻訳】 児玉公信、平澤章、友野晶夫、梅沢真史【出版】 株式会社ピアソン・エデュケーション
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■ 受験方法
SSS 23
2010年1月18日(月)以降
下記URLより受付可能となります。
<認定試験URL> http://www.agilecert.org/
(付録) ■ 認定証
L1アジャイル太郎
L1
2009年6月1日
00000001
合格者受験合格者様へは右記認定証がPDFファイルとなりまして
メール送付されます。
不合格者不合格者様は受験後3ヶ月間は再受験できません。
事務局のご案内
アジャイル検定事務局(株式会社テクノロジックアート内)
〒113-0033
東京都文京区本郷4-1-4 コスモス本郷ビル9F
電話:03-5803-2788 FAX:03-5803-2989MAIL: info@Agilecert.org
Copyrights©2010 SSS CorporationSSS 24
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