の痕 - national research institute for cultural …...心 臟 痙 攣 を し 既 に 危 か り...
TRANSCRIPT
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○東京白瀧幾之助より伯林和田英作宛
(明治三十二年十月九日)
言語に不自由なき君の事なればさして心に懸る事もなかりしかども
かに手の屆く計りの海でさへ南の早手かナ
ラへの吹く時は忽ちに眼は眩ひ胸苦しく
は旣に彼の世の人であるかの如くに心細く殊に本年は雨繁く不順にて
脚氣病赤痢の流行さへ烈しきに况して波濤
く忽ち暑く
忽ちに
き不順を
して長き〳〵海上を何の恙も無
く伯林の都に着き玉ひし事恭悅とも慶賀とも何に譬へ
も無き目出度事遙に萬歲を三呼致候
扨何から話そうやら先づ兄の御兩
と御家族一同は至極御無事の事黑田久米兩師を初め磯谷連中一同も此夏
中は無事でありしが去月十三日久米師の令閨俄然發病愛兒を殘して永眠せられ候さらぬだに物哀れなる今日此
頃桐の葉の落るに付けても久米師の如何に
せらるるならんと餘
の見る目も最と氣の毒に堪へず磯谷
も
一昨日夜
卒然心臟痙攣を
し既に危かりしかども醫師の手當早かりし爲め幸ひに命は取留めしのみならず元
氣も幾んど
素に復し候へ共用心こそ肝
とて醫師の忠吿に依り未だに伏褥致居候開會の凖備最中にて諸事不
に候
此夏
は別段記す
の事も無い湯淺君が妻君の里に旅行して
中事故あつて京都に一ケ月計滯留して大原女の
身と景色二三枚やつて來た中々面白く出來た
の痕(九)
-
島君が妻君を
へた仲は無論睦ましい
七月から僕と小林君は相州下浦へ出掛た此處は三崎より三里手
で浦賀より二里先だチヨイトいゝ處だつた安
でネ靈岸島から十六錢で行けるのさ小林君は家內中引纏めて或る農家の座
を借りて二ケ月越居たよ僕は
二十五錢の宿料で同じく八月々末
居た磯谷
も來た一
も一ケ月餘居たおかみさんも一夜泊りに來る僕の國
の友人も來て居て中々賑であつた
島君も僕が歸る際に來たよ本年の夏は俄かにベラボ
に暑かつたもんだから
海岸の旅行者は非常であつたが此の下浦抔は未だ世間に知られて居ないから僕等の爲に却て都合がよかつた
今年は君が居ない處へ以て來て黑田久米兩師が
會掛の方の一件で何處へも出掛けられないだろう北君は例
の大作で是亦何處へも出掛けないと來て居るから何んでも數でこなさなければと無やみと板計り書いた僕は昨
から今春へ掛けての畵は一枚も無い
二ケ月も下浦に居たけれども粕計りで一枚もいゝ獲物はなかつた漸く三尺
計りの日向の小僧が一枚位なものさ隨
なさけない始末だ九月の中旬頃から不相變子供を四人計り集めて盜人見
附けての流でやつて居るが子今四五日中には出來る積りだが何んだかあやしいもんだ
小林君は彼の地で六ツかしい大物を始めたよ何しろ日向の圖だから隨
困
したが子色はいつもよりうまくいつ
たよ今少し出來上つて居ない個
もある
湯淺君は漸く此間
子から引上た數は
合に出來なかつたが代物は上等だそうだ僕は未だ見に行かない景色に
中々うまいのがあるそうだ
北君は彼の大物をとう〳〵やつ附けたよ手早いのにはいつもながら驚かせる
の痕(九)
-
湯淺君の圖は「逍遙」小林君のは「海岸の光景」僕のは「蓄
器」だ圖
などは何れ切拔
信で
黑田師は漸く五六枚だ大物は例の「ナチ
ル・モルト」一枚だ小林君二十五六點湯淺君十點餘北君十二三點僕が
二十點
今年は畵が少ない積で會塲の位置も其積で充
にして狹く取つた處が學
連の畵が馬鹿に多くあるので山本君の
如きは四十枚位あるそうだ(未だ歸京しない)中澤君矢崎君等も
頃大に奮發し出して各十五六點位ある矢崎君
抔山本椎塚原田久保田森川柴崎の諸氏何んでも七八人で水戶の方へ出掛たが雨降を
つて少しも畵は出
來なかつたと大こぼし大不
で歸つて來た
先月中旬中澤矢崎高木の三君は小田原の方へ行て昨日歸京した
島君も可なり大きい物がある亦數もある中村君も今年は何か大物をやつて居るそうだ磯野君も少し大きい物
を書いたそうだ此の
り案外數がある處へ三宅君の水
が四十枚計り出るので生徒連の畵は鑑別をせなければ到
底塲中に
入り切らないだろうと云ふ事だ
此一日から開會する積であつたが今頃額緣を誂へる連中抔があつて一向纒まらないので此八日か十日頃でなけれ
ば開會は出來ない (以上六日夜
)
此間から雨が降り續いて居て畵が書けなかつたから一昨日初めて會に手傳に行つて見た處が畵は未だ
りし
きや出て居なかつた其筈でもあろうか山本森川抔未だ歸京しないんだもの不相變板ぺらが多いが皆中々よく出來
て居る吾々はとてもかなはない本年は凡て出來がよい何れも
步の早いのには驚くよ
會塲の設計は黑田師と佐野氏の役で塲取がいゝよ殊に佐野氏の戰
念の大きなプラ
トルがあるので一層目
の痕(九)
-
立つ
中の體裁は一寸こんなものだ
君の印度で書いた畵は未だ着かないが着
第出すよ
明十日から開會するのだ
第一番に祝する事を
れて居たが君も彌々巴里へ廻ることになつて御目出度う吾々もあやかりたいもんだネ
羽君はネ君の知つて居る
り雲州へ行つたのだがどう云ふ間
だつたか彼の地の學
は毛筆畵だつてネ生憎肝
心の
長が其時不在の爲めにとう〳〵敎師に爲らなかつたので其後
抔ポツ〳〵やつて居た
な事で只まご
〳〵して居たんだ其中に水戶の中學へ
長からの紹介で先月赴任したシミ〴〵
はないンだが此頃は中々うかれ
ては居られないのさ
頃大に不仕合でかわいそうだよ
久米師と合田氏
波氏は
會掛で何れ本年中には巴里へ出發されるから君の行く時
には賑かになるよ
外國であつて見れば尙
忠兵衛より大事の金を引き拔いて度々手紙だの雜誌を
つて吳れ玉ふ段は一同大に
謝
して居る
岡田君へは長い間御無沙汰して居るが君から宜布言て吳れ玉ひ何んでもいゝから出來て居るものを
り玉へツて
何も
らないから
がよろしくないと云つて吳れ玉ひ僕も手紙を出さうと思つて居るけれども實は矢張岡田君
と同一でネ
先づ何より身體を大切に自愛して吳れ玉ひ日本では今年は非常に脚氣が流行して北君も僕も此頃になつてから
の痕(九)
-
の痕(九)
やつて居る併し極輕いのだ君若し胃病が
つたら左の藥を食後々々に一
間乃至二
間やつて見玉ひ中々よくき
くよ
ケンチアナ
貳
錢
重
酸曹
參
錢
マグネシヤ
參
錢
自明治三十二年十月十日至十一月二十日
第四回白馬會展
會
於上野
園元
會第五號館開會
○出品目録
磯野吉雄
客員
本
區森川町
一番地
一
油畵
春のながれ
三〇円
二
仝
たそがれの萩
三五
三
仝
橋塲
六
四
仝
古池
六
五
仝
六
六
仝
河原の暮
八
七
仝
農
一五〇
八
仝
かれ野
八
九
仝
うつろ
一〇
〇一
仝
某の像
非賣品
一一
仝
いりあひ
六
二一
仝
くるゝ日
八〇
三一
仝
萩
一〇
四一
仝
風の日
一〇
五一
仝
の秋草
一五
六一
仝
殘の日
六
七一
仝
あけの月
六
八一
仝
水草
二五
九一
仝
夕やけ
八
〇二
仝
秋の花
二〇
一二
仝
林
六
-
根津
吉
客員
京橋區中橋和泉町
六番地
二二
油畵
海邊の晩暉
二〇
三二
仝
舟
八
四二
仝
林
八
五二
仝 海岸
五〇
六二
仝 波
八
七二
仝 銚子の海岸
一〇
八二
仝
冬枯
七
九二
仝
夕景
六
廣瀨
准會員
本
區本
三丁目
二十三番地
〇三
油畵
曇
一三
仝
書
二三
仝
一つ家
三三
仝
夏の河原
四三
仝
磯つたひ
五三
仝
夕月
六三
仝
冬枯
七三
仝
落陽
八三
仝
牽牛花
窪田喜作
客員
下谷區上野櫻木町
三十四番四號地
九三
油畵
磯
五
〇四
仝
風景
五
一四
仝
砂濱の曇
五
二四
仝
河原の
五〇
三四
仝
夏の夕
五
四四
仝
水郭
五
五四
仝
繕ひ
五
六四
仝
雨後の磯邊
五
七四
仝
の濱邊
五
八四
仝
河口夕照
五
九四
仝
げの
五
赤
麟作
客員
下谷區下根岸
八十三番地
〇五
油畵
社
四〇
一五
仝
針仕事
三〇
田中寅三
客員
下谷區下根岸
八十三番地
二五
油畵
曇天の夕
二五
三五
仝
市街
二五
金澤悌
郞
客員
麴町區
尾井町
六番地
四五
油畵
風景
五
の痕(九)
-
の痕(九)
五五
仝
茶店
五
六五
仝
風景
七五
仝
樹䕃
五
大束昌可
客員
本
區西片町
十番地
八五
油畵 景色
非賣品
九五
仝 村
仝
〇六
仝 路側の木立
仝
一六
仝
景色
仝
羽林
會員
京橋區日吉町
七番地
二六
油畵
いり日
八
三六
仝
雨中の
江市
八
四六
仝
野路 八
五六
仝
夏の田圃 八
郡司卯之助
客員
芝區愛宕町二丁目
十四番地長尾方
六六
油畵
田舍家
八
七六
仝
圓山の茶店
六
小西正太郞
客員
小石川區久堅町
五十六番地
八六
油畵
少女
書
九六
仝
池の端
〇七
仝
作畵
一七
仝
殘
二七
仝
河邊の夕
三七
仝
夕ぐもり
四七
仝
池
の
景
五七
仝
帆掛島
六七
仝
暮靄
七七
仝
怒濤
八七
仝
雨後の櫻花
九七
仝
田舍家
〇八
仝
水神の社
一八
仝
萩
二八
仝
いなむら
三八
仝
秋の河
四八
仝
村童
五八
仝
日向の萩
六八
仝
海中の岩山
七八
仝
湖景
八八
仝
斜陽
九八
仝
虹
〇九
仝
岬
-
山田榮吉
客員
下谷區
町二丁目
十五番地
一九
油畵
帆
三
二九
仝
鏡ケ浦雨景
三
鹽見
競
客員
本
區駒
千駄木林町
百四十八番地
三九
油畵 根岸の殘照
六
四九
仝 不
の
三
五九
仝
野水一帶
六九
仝
故鄕の暮
三
七九
仝
後
三
城
勉一郞
客員
神田區元佐久間町
十一番地中村方
八九
油畵
後 四〇
九九
仝
像 非賣品
大八木一郞
客員
神田區末廣町十八
番地渡邊方
〇〇一
油畵
木立
一〇一
仝
田舍
北
蓮藏
會員
芝區愛宕町二丁目
十四番地長尾方
二〇一
油畵
一〇
三〇一
仝
秋の末
非賣品
四〇一
仝
夕方の櫻
一〇
五〇一
仝
夕暮
一〇
六〇一
仝
兒
五〇〇
七〇一
仝
春の野
一〇
八〇一
仝
驛はづれ
八
九〇一
仝
古寺夕陽
八
〇一一
仝
御殿山の
八
一一一
仝
森の夕日
八
二一一
仝
日の入
非賣品
三一一
仝
冬枯
八
小林萬吾
會員
芝區南佐久間町
一丁目三番地
四一一
油畵
夏の海邊
二〇
五一一
仝
かこひ舟
一〇
六一一
仝
冬野
一〇
七一一
仝
漁浦の晩景
一〇
八一一
仝
魚もらひ
一〇
九一一
仝
麥畑
一〇
〇二一
仝
邱
一〇
一二一
仝
の林
三〇
二二一
仝
海濱の晩景
一〇
三二一
仝
古寺の夕陽
一〇
四二一
仝
夕の森
三〇
の痕(九)
-
の痕(九)
五二一
仝
寄する
一〇
六二一
仝
のほし塲
一〇
七二一
仝
日中
一〇
八二一
仝
あみだて
一〇
九二一
仝
浦口の晩夏
三〇
〇三一
仝 にはとり
一〇
一三一
仝 にものゝ支度
一〇
二三一
仝
漁舟
一〇
三三一
仝
海邊の森
一〇
四三一
仝
漁村
八
小代爲重
會員
布區我善坊町
二十一地
五三一
油畵
夕暮の月 二〇
六三一
仝
像 非常品
七三一
仝
薔薇
二〇
八三一
仝
田畝の夕暮
二〇
九三一
仝
臺
の煮物
二〇
〇四一
仝
北條の海邊
二〇
一四一
仝
品川の臺塲
二〇
二四一
仝
西瓜畑
二〇
內野
猛
客員
下谷區中根岸町
七十八番地
三四一
油畵
夕景
四
四四一
仝
海邊
四
五四一
仝
田圃
五
六四一
仝
人家
四
高
木
一
客員
麴町區永田町二
丁目一番地
七四一
油畵
風景
五
八四一
仝
漁舟
五
山口津賀
客員
九四一
油畵
稻むら
〇五一
仝
雨
岡本
客員
下谷區谷中
町
四丁目一番地
一五一
油畵
殘
六
二五一
仝
枯林
非賣品
三五一
仝
澤邊の林
四
四五一
仝
麥秋
五
八條彌吉
客員
神田區末廣町
十八番地
五五一
油畵
夕景
一五
六五一
仝
夕暮
五
七五一
仝
魚つり
三〇
-
八五一
仝
芋畠
二〇
田慶
郞
客員
小石川區水
町百
〇七番地智願寺內
九五一
油畵
一八
〇六一
仝
海邊
一五
森川
之助 客員
下谷區下根岸町
八十三番地
一六一
油畵
風景
八
二六一
仝
仝
八
三六一
仝
仝
八
四六一
仝
仝
八
五六一
仝
仝
八
六六一
仝
仝 八
七六一
仝
仝 八
八六一
仝
仝 八
九六一
仝
雜草
三〇
〇七一
仝
漁村
四〇
一七一
仝
風景
八
二七一
仝
仝
八
三七一
仝
仝
八
四七一
仝
仝
八
五七一
仝
仝
八
六七一
仝
仝
八
七七一
仝
仝
八
八七一
仝
仝
八
田精三
客員
麴町區有樂町
二丁目三番地
九七一
油畵
墨陀の
非賣品
〇八一
仝
雲間を洩るゝ光
仝
一八一
仝
夕陽
仝
二八一
仝
夕照
仝
中
丸
廉一
客員
本
區西片町
十番地
三八一
油畵
水車
非賣品
四八一
仝
作
仝
五八一
仝
磯邊
仝
六八一
仝
作
仝
七八一
仝
仝
仝
白瀧幾之助
會員
芝區愛宕町二丁目
十四番地長尾方
八八一
油畵
驛はづれ
八
九八一
仝
海邊
八
〇九一
仝
茶見世
一五
一九一
仝
曇り
八
二九一
仝
歸牧
三五
の痕(九)
-
の痕(九)
三九一
仝
邱
八
四九一
仝
日暮
八
五九一
仝
屋
三五
六九一
仝
輪の岬
八
七九一
仝
番屋
八
八九一
仝 草苅童
五〇
九九一
仝 相州津久井の濱
八
〇〇二
仝
寢顏
八
一〇二
仝
風
八
二〇二
仝
細雨
八
三〇二
仝
夏雲
八
四〇二
仝
夏の富士
八
五〇二
仝
陽光 八
六〇二
仝
蓄音器 三五〇
七〇二
仝
稻田の斜陽
一〇
八〇二
仝
驟雨
八
三宅克巳
客員
長野懸小諸町
袋町
九〇二
水
畵
木蓮花
一五
〇一二
仝
倫敦ハムプステ
ツドヘス
非賣品
一一二
仝
秋
三〇
二一二
仝
ハムプス
テツド
の深林
非賣品
三一二
仝
山路
二〇
四一二
仝
米國ニユ
ウヘブンの冬枯
非賣品
五一二
仝
春景色
一五
六一二
仝
ハムプス
テツド
の夕陽
非賣品
七一二
仝
米國ニユ
ウヘブンの
春
仝
八一二
仝
伊太利人の像
仝
九一二
仝
千曲川
夏
一五
〇二二
仝
仝
春
一二
一二二
仝
日野春景
二五
二二二
仝
東京淀橋
一五
三二二
仝
米國ニユ
ウヘブンの
景
非賣品
四二二
仝
大久保村の春
一二
五二二
仝
ハムプステツドに於
て吾宿の花園
非賣品
六二二
仝
水に映ずる森
一五
七二二
仝
信州淺間山
二〇
八二二
仝
アンエルス郊外
非賣品
九二二
仝
札幌の森
六〇
〇三二
仝
ハムプステツドに於
て吾宿の
園
非賣品
一三二
仝
北海
錢函の景
一二
二三二
仝
白耳義アンエルス
非賣品
三三二
仝
白耳義の田舍
仝
-
四三二
仝
田舍
一〇
五三二
仝
巴里の市端れ
非賣品
六三二
仝
米國ニユ
ウヘブンの秋
仝
七三二
仝
仝
霜枯
仝
八三二
仝 信州千曲川
望
二〇
九三二
仝 玉川の雨後
一五
〇四二
仝
地中海より阿弗利加
洲を望む
非賣品
一四二
仝
石狩の夕陽
一五
二四二
仝
夕陽
三四二
仝
老
人
非賣品
四四二
仝
白耳義より和
蘭陀を望む
仝
五四二
仝
一五
六四二
仝
ハムプス
テツド
の森
非賣品
七四二
仝
春の曇
一五
八四二
仝
信州田中附
の景
一八
九四二
仝
信州小諸附
の景
二〇
〇五二
仝
春の田舍
一五
一五二
仝
郊
非賣品
佐野
昭
會員
布區芝森元町
一丁目廿七番地
二五二
石
膏
彫
像
第六師團戰
念標
山本森之助
准會員
下谷區下根岸八
十三番地森川方
三五二
油畵
作風景
一〇
四五二
仝
仝
一〇
五五二
仝
仝
一〇
六五二
仝
仝
一〇
七五二
仝
仝
一〇
八五二
仝
仝
一〇
九五二
仝
柳塘
四〇
〇六二
仝
作風景
一〇
一六二
仝
海濱
三〇
二六二
仝
海濱枯草
四〇
三六二
仝
作風景
一〇
四六二
仝
熱沙の山
九〇
五六二
仝
作風景
一〇
六六二
仝
仝
一〇
七六二
仝
田舍端午
非賣品
八六二
仝
廢園春色
四〇
九六二
仝
作風景
一〇
〇七二
仝
仝
一〇
一七二
仝
仝
一〇
二七二
仝
仝
一〇
の痕(九)
-
の痕(九)
三七二
仝
仝
一〇
四七二
仝
仝
一〇
安
仲太郞
會員
淺草區東三筋町
十九番地
五七二
油畵
風景
一五〇
六七二
仝 仝
二五
七七二
仝 仝
二五
岡田三郞助 會員 在巴里
八七二
油畵
自畵
像
非賣品
島武二
會員
本
區西片町十
番地にノ四二
九七二
油畵
作
非賣品
〇八二
仝
路 一五
一八二
仝
二〇
二八二
仝
馬 一五
三八二
仝
夕空
一〇
四八二
仝
雨
一五
五八二
仝
江
一〇
六八二
仝
晴
一五
七八二
仝
風景
一〇
八八二
仝
一五
九八二
仝
風景
一〇
〇九二
仝
濱邊
一〇
一九二
仝
風景
非賣品
二九二
仝
夕映
一〇
和田英作
會員
在伯林
三九二
油畵
甲板
二五
四九二
仝
ミドルスバロオ
二五
五九二
仝
三島の富士
一五
六九二
仝
像
非賣品
七九二
仝
仝
仝
八九二
仝
子の海岸
仝
中村
治郞
會員
本
區湯島天神町
一丁目十五番地
九九二
油畵
暮春
一〇
〇〇三
仝
夕ぐれ
一〇
一〇三
仝
ねぎ畑
一〇
二〇三
仝
夏の
一〇
三〇三
仝
殘
一〇
四〇三
仝
田舍の春
一〇
長原孝太郞
會員
本
區千駄木
林町十一番地
五〇三
油畵
百合の
二〇
六〇三
仝
斜陽
二〇
-
黑田淸輝
會員
麴町區
河町六
丁目十四番地
七〇三
油畵
外山
士
非賣品
八〇三
仝
落
二五
九〇三
仝
晩秋
非賣品
〇一三
仝 黃昏
一五
一一三
仝 ナチユルモルト
非賣品
二一三
仝
少女
仝
三一三
仝
富士
一五
中澤弘光
客員
布區永坂町
一番地島津邸
四一三
油畵
賤民
五〇
五一三
仝
湖
の小雨 一五
六一三
仝
日ざかり 九
七一三
仝
雨中の漁
八
八一三
仝
秋の
非賣品
九一三
仝
川口
八
〇二三
仝
水口
二五
一二三
仝
水車
八
二二三
仝
濱の夕映
八
三二三
仝
漁村の小春
二五
四二三
仝
揚塲
八
Rodolphe W
ytsman
ロドルフ
井ツマン
會員
白
耳
義
ブルユクセル府
五二三
油畵
古
八〇〇
六二三
仝
河
の舟
三五〇
七二三
仝
殘暉(月の出)
九〇〇
湯
淺一郞
會員
赤坂區榎坂町
五番地
八二三
油畵
海邊の逍遙
九二三
仝
斜陽
〇三三
仝
比叡山
一三三
仝
雨
二三三
仝
夕月
三三三
仝
田圃
四三三
仝
上加茂之磧
五三三
仝
の
六三三
仝
七三三
仝
賣
女(京都)
八三三
仝
殘
矢崎千代治
客員
芝區愛宕町二丁目
十四番地長尾方
九三三
油畵
休車
二五円
〇四三
仝
湖
一五
一四三
仝
像
非賣品
の痕(九)
-
二四三
仝
廓外
二五
三四三
仝
首夏
八
四四三
仝
漁村
二五
五四三
仝
靜浦
一五
六四三
仝
黃昏
八
七四三
仝 假眠
三五
八四三
仝 淺秋
非賣品
九四三
仝
古驛
八
〇五三
仝
驛路
五〇
一五三
仝
廢村
八
二五三
仝
鐘樓
一五
三五三
仝
江村
一五
出口淸三郞
客員
淺草區東三筋町
四十番地
四五三
油畵
撒水 四〇
五五三
仝
景色
二〇
原田竹二郞
客員
本
區動坂町三百
五十七番地今井方
六五三
油畵
夏の海邊
八〇
七五三
仝
濱の夕暮
五
八五三
仝
晴れ
五
九五三
仝
山
五
〇六三
仝
春の景色
五
一六三
仝
春草
三〇
二六三
仝
春雨
五
三六三
仝
塔
一〇
四六三
仝
雨中の
五
五六三
仝
崖
三〇
六六三
仝
風景
五
七六三
仝
田舍の夕暮
三〇
八六三
仝
古井戶
五
M Me Juliette W
ytsuman
ジ
リエ
ト
井ツマン
會員
白
耳
義
ブルユクセル府
九六三
油畵
菊
三〇〇〇
柴崎恒信
客員
本
區湯島天神町
男坂下梅林館內
〇七三
油畵
海濱晩景
四〇円
一七三
仝
魚膓取り
五
二七三
仝
秋
一〇
三七三
仝
海濱
暑
五〇
四七三
仝
秋の夕
五
五七三
仝
秋
一〇
六七三
仝
秋
一〇
七七三
仝
風景
五
『光風』四二
明治四一年一二月
の痕(九)