外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科...

21
外科 外科 外科 外科 後期臨床研修 後期臨床研修 後期臨床研修 後期臨床研修 当外科は、独立型の研修施設として、初臨床研修間を終えた後臨床研修医(通称レジデン ト)を原則3年間受け入れることとする。また同に、大学機関で研修を行っているレジデントも受け 入れる(当施設での研修間は短くなるが)ことから、各施設共通のカリキュラムであることが必要で、 目外科学会が提唱する専門医養成のカリキュラムを、当外科の後臨床研修カリキュラムの基 に置くこととした。 I. 基本的事項 1 修練内容 (1) 臨床に携わる外科医の養成を目的とする。 (2) 外科専門医の資格が修得できる内容とする。 (3) 初臨床研修カリキュラムでの牧急医学より、さらに外科的内容に重点をおいた枚 命・牧急医学を必修とする。 (4) 経験必須症例および経験技術などの到達目標を明確にする。 2 修練期間 外科専門医受験資格としては、修練カリキュラムにおける到達目標の達成度が重視され、一 定以上の修練間が必要であり(詰定修練施設において)、一定以上の修練間としては、 初臨床研修間を含んで4年以上とされている。 当施設における後臨床研修間は3年であるが、到達目標に達成していれば、2年終了 後専門医の受験は可能である。当施設は、日外科学会の詰める詰定修練施設であり、ま た目枚急医学会の詰定施設でもあることから、当施設のみで到達目標に達成すれば受験 資格を得ることができる。 II. カリキュラム内容 1 一般目標 1専門医として、適切な外科の臨床的判断能力と問題解決能力を修得する。 2手術を適切に実施できる能力を修得する。

Upload: others

Post on 06-Mar-2020

11 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

外科外科外科外科 後期臨床研修後期臨床研修後期臨床研修後期臨床研修プログラムプログラムプログラムプログラム

当外科は、独立型の研修施設として、初期臨床研修期間を終えた後期臨床研修医(通称レジデン

ト)を原則3年間受け入れることとする。また同時に、大学機関で研修を行っているレジデントも受け

入れる(当施設での研修期間は短くなるが)ことから、各施設共通のカリキュラムであることが必要で、

目本外科学会が提唱する専門医養成のカリキュラムを、当外科の後期臨床研修カリキュラムの基

本に置くこととした。

I. 基本的事項

1 修練内容

(1) 臨床に携わる外科医の養成を目的とする。

(2) 外科専門医の資格が修得できる内容とする。

(3) 初期臨床研修カリキュラムでの牧急医学より、さらに外科的内容に重点をおいた枚

命・牧急医学を必修とする。

(4) 経験必須症例および経験技術などの到達目標を明確にする。

2 修練期間

外科専門医受験資格としては、修練カリキュラムにおける到達目標の達成度が重視され、一

定以上の修練期間が必要であり(詰定修練施設において)、一定以上の修練期間としては、

初期臨床研修期間を含んで4年以上とされている。

当施設における後期臨床研修期間は3年であるが、到達目標に達成していれば、2年終了

後専門医の受験は可能である。当施設は、日本外科学会の詰める詰定修練施設であり、ま

た目本枚急医学会の詰定施設でもあることから、当施設のみで到達目標に達成すれば受験

資格を得ることができる。

II. カリキュラム内容

1 一般目標

(1) 専門医として、適切な外科の臨床的判断能力と問題解決能力を修得する。

(2) 手術を適切に実施できる能力を修得する。

Page 2: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

(3) 医の倫理に配慮し、外科診療を行う上での適切な態度と習慣を身に付ける。

(4) 外科学の進歩に合わせた生涯学習を行うための方略の基本を修得する。

(5) 外科総合カリキュラムとして学習する。

(6) 外科の基本的問題解決に必要な基礎的知識、技能および態度を修得する。

* 基礎的知識とは、外科に必要な局所解剖、病理・腫傷学、病態生理、輸液・輸血、

血液凝固と線溶現象、栄養・代謝学、感染症、免疫学、創傷治癒、周術期管理、

麻酔学、集中治療、牧急医学(外傷・熱傷)などすべてを包括する。

(7) 実地臨床症例を教師とし、体験から自己学習を促進する。

2 到達目標(1)~(5)

(1) 外科診療に必要な下記の基礎的知識を習熟し、臨床応用できる。

① 局所解剖:手術をはじめとする外科診療上で必要な局所解剖について述べる

ことができる。

② 病理学:外科病理学に基礎を理解している。

③ 腫傷学:

(a) 発癌、転移形成およびTNM分類について述べることができる。

(b) 手術、化学療法および放射線療法の適応を述べることができる。

(c) 抗癌剤と放射線療法の合併症について理解している。

④ 病態生理:

(a) 周術期管理などに必要な病態生理を理解している。

(b) 手術侵襲の大きさと手術のリスクを判断することができる。

⑤ 輸液・輸血:周術期・外傷患者に対する輸液・輸血について、述べることができ

る。

⑥ 血液凝固と線溶現象:

(a) 出血傾向を鑑別できる。

(b) 血栓症の予防、診断および治療の方法について述べることができる。

⑦ 栄養・代謝学:

(a) 病態や疾患に応じて必要熱量を計算し、適切な経腸、経静脈栄養剤の投

与、管理について述べることができる。

(b) 外傷、千術などの侵襲に対する生体反応と代謝の変化を理解できる。

⑧ 感染症:

(a) 臓器や疾病特有の細菌の知識を持ち、抗生物質を適切に選択することが

できる。

(b) 術後発熱の鑑別ができる。

Page 3: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

(c) 抗生物質の副作用、合併症を理解できる。

(d) 破傷風トキソイドと破傷風免疫ヒトグロブリンの適応を述べることができる。

⑨ 免疫学:

(a) アナフィラキシーショックを理解できる。

(b) GVHDの予防、診断および治療方法について述べることができる。

(c) 組織適合と拒絶反応について述べることができる。

⑩ 創傷治癒:創傷治癒の基本を述べることができる。

⑪ 周術期の管理:病態別の検査計圃、治療計圃を立てることができる。

⑫ 麻酔学:

(a) 局所・浸潤麻酔の原理と局所麻酔薬の極量を述べることができる。

(b) 脊椎麻酔の原理を述べることができる。

(c) 気管内挿管による全身麻酔の原理を述べることができる。

(d) 硬膜外麻酔による全身麻酔の原理を述べることができる。

⑬ 集中治療:

(a) 集中治療について述べることができる。

(b) レスピレークの基本的な管理について述べることができる。

(c) DIC とMOFを理解できる。

⑭ 救急医学

(a) 蘇生術について述べることができる。

(b) ショックを理解できる。

(c) 重症外傷を理解できる。

(d) 重症熱傷を理解できる。

(2) 外科診療に必要な検査・処置・麻酔手技に習熟し、それらの臨床応用ができる。

① 下記の検査手技ができる。

(a) 超音波診断:自身で実施し、病態を診断できる。

(b) エックス線単純、CT、MRI:適応を決定し、読影することができる。

(c) 上・下部消化管造影、血管造影など:適応を決定し、読影することができ

る。

(d) 内視鏡検査:上・下郎消化管内視鏡検査、気管支ファイバースコピー、食

道ファイバースコピー、術中胆道鏡検査、ERCP などの必性を判断するこ

とができる。

(e) 心臓カテーテルおよびシネアンギオグラフィー:必要性を判断することがで

きる。

(f) 食道内圧検査、食道 pH モニクー検査、直腸内圧検査、デフェコグラムな

どの消化管機能検査:適応を決定し、結果を解釈できる。

② 周術期管理ができる。

Page 4: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

(a) 周術期の補正輸液と維持療法を行うことができる。

(b) 輸血量を決定し、成分輸血を指示できる。

(c) 出血傾向に対処できる。

(d) 血栓症の治療について述べることができる。

(e) 経腸栄養の投与と管理ができる。

(f) 抗菌性抗生物質の適正な使用ができる。

(g) 抗菌性抗生物質の副作用・合併症に対処できる。

(h) デブリードマン、切開およびドレナージを適切にできる。

③ 次の麻酔手技を安全に行うことができる。

(a) 局所・浸潤麻酔

(b) 脊椎麻酔

(c) 気管内挿管による全身麻酔

④ 外傷の診断・治療ができる。

(a) すべての専門鎖域の外傷の初期治療ができる。

(b) 多発外傷における治療の優先度を判断し、トリアージを行うことができる。

(c) 緊急手術の適応を判断し、それに対処することができる。

⑤ 以下の手技を含む外科的クリテイカル・ケアができる。

(a) 心肺蘇生法-ALS(気管内挿管、直流除細動を含む)

(b) 動脈穿剌

(c) 中心静脈カテーテルおよび Swan-Ganz カテーテルの挿入と、それによる

循環管理

(d) レスピレークによる呼吸管理

(e) 熱傷初期輸液療法

(f) 気管切開、輪状甲状軟骨切開

(g) 心嚢穿刺および開窓術

(h) 胸腔ドレナージ

(i) ショックの診断と原因別治療。 輸液、輸血、成分輸血、薬物療法を含む

(j) DIC、SIRS、CARS、MOF の診断と治療

(k) 抗癌剤と放射線療法の合併症に対処することができる。

⑥ 外科系サブスペシャリテイ(消化器外科、呼吸器外科、心臓・血管外科、小見

外科など)の分野の初期治療ができ、かつ、専門医への転送の必要性を判断

することができる。

(3) 一定レベルの手術を適切に実施できる能力を修得し、その臨床応用ができる。

① 一般外科に包含される下記領域の手術を実施することができる。括弧内の数

宇は術者または助手として経験する各領域の最低症例数を示す。

(a) 消化管および腹部内臓の千術(80 例)

Page 5: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

(b) 乳腺および皮膚、軟部組織(15 例)

(c) 呼吸器(15 例)

(d) 心臓・大血管(10 例)

(e) 抹消血管(15 例)ただし頭蓋内血管を除く

(f) 頭頸部、内分泌外科(15 例)皮膚、顔面、唾液腺、甲状腺、上皮小体など

(g) 小児外科(15 例)

(h) 内視鏡下手術(腹腔鏡・胸腔鏡を含む)(20 例)上記のうち、各分野にお

ける各種手術

(i) 各臓器の外傷(多発外傷を含む)(10 例)

*1: 術者となるときは指導医のもとに執刀する。

*2:

1) 研修期間中に術者または助手として 350 例以上を経験する。

2) 前記の鎖域別分野の最低症例数を術者または助手として経験する。

3) 前記の鎖域別分野にかかわらず、術者としての経験が 120 例以上で

あること。ただし、4年次以降に研修医師の執刀に際し、指導のために

助手(teaching assistant)をしたときは、術者の症例とみなすことがで

きる。

4) 上記の具体的疾患名・手術手技名については後頁に添付した「参考

手術手技一覧」に定める。

② 局所麻酔、腰椎麻酔、硬膜外麻酔、気管内挿管による全身麻酔の基礎知識

を習得し、かつこれらの麻酔をかけることができる。

(4) 外科診療を行う上で、医の倫理に基づいた適切な態度と習慣を身につける。

① 指導医とともに on the job training に参加することにより、協調による外科グル

ープ診療を行うことができる。

② コメデイカルスクッフと協調・協力してチーム医療を実践することができる。

③ 外科診療における適切なインフオームド・コンセントを得ることができる。

④ ターミナル・ケアを適切に行うことができる。

⑤ 研修医や学生などに外科診療の指導をすることができる。

⑥ 確実な知識と不確実なものを明確に識別し、知識が不確実なときや判断に迷う

ときには、文献や指導医の肋言などの教育資源を活用することができる。

(5) 外科学の進歩に合わせた生涯学習を行う方略の基本を習得し実行できる。

① カンファレンス、その他の学術集会に出席し、積極的に討論に参加することが

できる。

② 専門の学術出版物や研究発表に接し、批判的吟味をすることができる。

③ 学術集会や学術出版物に症例報告や臨床研究の結果を発表することができ

る。

④ 学術研究の目的で、または奨励の直面している問題解決のため、資料の収集

Page 6: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

や文献検索を独力で行うことができる。

付記付記付記付記

上記のカリキュラムで、外科の専門医を養成する為に必要とする項目はほとんど網羅されていると

考えるが、当施設において時代に則した上記以外に必要な項目があれば、その時々にこのカリキ

ュラムに加えて充実したものとなるよう変更していくこととする。

Page 7: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

研修研修研修研修コースコースコースコース一覧一覧一覧一覧

コース一覧

コース名 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目

一 般 ・ 消 化 器 外 科

C6001

一般・消化器

外科 P1201

(*) 一般・消化器

外科 P1202

一般・消化器外科 P2401

(*):後期研修 2年目においては各科(心臓外科・肺外科・脳外科・小児外科)3ヵ月ローテ

ートする

コース別指導医一覧

コース名 指導医氏名 診療科経験年数

一般・消化器外科 C6001 窪地 淳 27年

一般・消化器外科 P0601 窪地 淳 27年

一般・消化器外科 P1201 窪地 淳 27年

一般・消化器外科 P1202 窪地 淳 27年

一般・消化器外科 P2401 窪地 淳 27年

Page 8: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

一般一般一般一般・・・・消化器外科消化器外科消化器外科消化器外科 CCCC6001600160016001

1 診療科(専門領域)

一般・消化器外科

2 コースの概要

・ 初期臨床研修終了後の5年間は、一般・消化器外科の専門医に必要な技量を身に着ける

為のコースとして設定している。

・ 一般・消化器外科の修練を行うとともに、幅広い外科診療を可能とする為に呼吸器外科

(3ヶ月)、心臓血管外科(3 ヶ月)、小児外科(3 ヶ月)および脳外科(3 ヶ月)の修

練期間をも組み込み、呼吸器外科、心臓血管科および脳外科の修練は当院で行い、小児

外科の修練は主に国立成育医療センターで行うこととしている。

・ 最初の3年間は外科専門医資格取得に必要な要綱を満たす修練内容とし、その内1年間

は上記の課程をコースに組み入れ、2年間は一般・消化器外科で集中的に基本的な手術

手技および全身管理を修練する外科基礎コ-スと位置付ける。

・ 基礎コースを経験した後の2年間は一般・消化器外科の専門性を高めた修練期間とし、

乳腺、血管外科を専門とするコースも選択可能とする。

3 取得資格

外科専門医の取得を目指す。

その後、消化器外科領域や乳腺などの専門医制度の定める基準を満たすべき技量の習得を

可能とする。

4 目標(長期、短期、一般)

[長期目標] 外科専門医取得後はさらに研讃を積み、消化器外科や乳腺の専門医資格を習

得する為の専門的知識の習得を目指す。

[一般目標] 医療安全に配盧した質の高い一般・消化器外科の診療能力を身につけること

を一般目標とする。

5 取得手技

基本的外科手術手技を身に着けた後、3年間で外科専門医修練カリキュラムに定める到達

目標の手術手技を習得する。更にその後の2年間で消化器外科および乳腺領域の専門医取

得に必要な専門性の高い手術手技(鏡下手術手技を含む)や知識の習得を図る。

6 研修期間

5年

7 募集人数

2名

8 診療科の実績と経験目標症例数

Page 9: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

症例数と手術件数の調査年度 平成 15 年

主要疾患主要疾患主要疾患主要疾患 入院数入院数入院数入院数 経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数((((5555年間年間年間年間))))

甲状腺・副甲状腺疾患 10 10

乳腺疾患(再発症例を含む) 235 120

食道疾患(同上) 76 30

胃・十二指腸疾患(同上) 183(EMR 症例を含む) 100

小腸疾患(腸閉塞を含む) 102 50

大腸疾患(虫垂・肛門疾患除外) 369 100

虫垂炎 127 100

肛門疾患 34 20

肝臓疾患(転移症例を含む) 36 15

胆道系疾患 130 50

豚臓疾患 29 10

牌臓疾患 1 1

血管系疾患 93 40

成人ヘルニア 127 100

その他 94

経験目標症例数:担当医としての目標症例数であり、時期により変動するものである

手術手術手術手術 件数件数件数件数 経験目標件数経験目標件数経験目標件数経験目標件数((((5555年間年間年間年間))))

食道切除術 22 5

胃切除術 86 75(うち術者15)

結腸切除術 93 75(うち術者15)

直腸切除・切断術 52 40(うち術者8)

小腸切除術 12 10(うち術者5)

腸閉塞解除術 34 25(うち術者10)

肝切除術 14 10(うち術者1)

豚切除術 5 5

胆嚢切除・胆道再建術 101 70(うち術者20)

乳腺手術 100 70(うち術者20)

甲状腺手術 10 8(うち術者2)

大血管・末梢血管手術 89 60(うち術者8)

ヘルニア手術 127 100(うち術者60)

虫垂切除術 64 50(うち術者30)

痔核・痔ろう手術 32 20(うち術者12)

(鏡下手術) (91)

2005200520052005 年手術件数年手術件数年手術件数年手術件数 1013101310131013

経験目標症例数:時期により、変動あり

Page 10: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

9 診療科の指導体制

診療科医師数 常勤:12名

非常勤:6名

診療科研修の指導に当たる医師数 12名

主として研修指導に当たる医師 氏名:窪地 淳

診療科経験年数:27年

10 コンセプト

乳腺甲状腺を含め、消化器疾患の手術を広範囲に扱っていると共に、救急患者および緊急

手術にも積極的に対応しており、外科医としての全身管理、手術手技が十分に習得できる

環境にある。このような環境の元に外科医としての的確な判断力が身につくよう育成する。

また、現時点では内視鏡的治療や化学療法、放射線療法も当科において積極的に取り入れ

ていると共に、緩和医療や栄養管理に対しても中心的に活動しており、巾広い知識を習得

し全人的医療を心得た医療人を育成する。

11 関連領域の研修に関して

施設内での研修可否 可能

施設外との交流研修可否 可能

研修領域の決定 研修活動を通して、本人の希望を重視した決

定を考盧する。

12 共通領域研修について

・ 医療安全推進講演会の開催

・ 内科・消化器・外科合同カンファレンスの開催(毎週月曜日)NST 勉強会

・ 創傷治癒勉強会

・ CPC など

Page 11: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

一般一般一般一般・・・・消化器外科消化器外科消化器外科消化器外科 PPPP0601060106010601

1 診療科(専門領域)

一般・消化器外科

2 コースの概要

3 取得資格

4 目標(長期、短期、一般)

5 取得手技

基本的外科手術手技と基本的全身管理の習得

6 研修期間

6ヶ月

7 募集人数

計2名(4月受け入れコースと 10 月受け入れコースそれぞれ1名とする)

8 診療科の実績と経験目標症例数

症例数と手術件数の調査年度 平成 15 年

主要疾患主要疾患主要疾患主要疾患 入院数入院数入院数入院数 経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数((((6666 ケケケケ月月月月))))

甲状腺・副甲状腺疾患 10

乳腺疾患(再発症例を含む) 235

食道疾患(同上) 76 1

胃・十二指腸疾患(同上) 183(EMR 症例を含む) 15

小腸疾患(腸閉塞を含む) 102 8

大腸疾患(虫垂・肛門疾患除外) 369 15

虫垂炎 127 10

肝臓疾患(転移症例を含む) 36 2

胆道系疾患 130 10

豚臓疾患 29 1

牌臓疾患 1

血管系疾患 93 7

成人ヘルニア 127 10

その他 94

経験目標症例数:担当医としての目標症例数であり、時期により変動するものである

Page 12: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

手術手術手術手術 件数件数件数件数 経験目標件数経験目標件数経験目標件数経験目標件数((((6666 ケケケケ月月月月))))

食道切除術 22 1

胃切除術 86 5(うち術者1)

結腸切除術 93 7(うち術者1)

直腸切除・切断術 52 3

小腸切除術 12 1

腸閉塞解除術 34 3

肝切除術 14 1

豚切除術 5

胆嚢切除・胆道再建術 101 8(うち術者1)

乳腺手術 100

甲状腺手術 10

大血管・末梢血管手術 89 7

ヘルニア手術 127 10(うち術者5)

虫垂切除術 64 5(うち術者3)

痔核・痔ろう手術 32 2(うち術者1)

(鏡下手術) (91)

2005200520052005 年手術件数年手術件数年手術件数年手術件数 1013101310131013

経験目標症例数:時期により、変動あり

9 診療科の指導体制

診療科医師数 常勤:12名

非常勤:6名

診療科研修の指導に当たる医師数 12名

主として研修指導に当たる医師 氏名:窪地 淳

診療科経験年数:27年

10 コンセプト

将来一般・消化器外科以外の外科系診療科を専門とするものを対象として組んだプログラ

ムで、必要最低限の基礎的知識、手技を習得すること目標としている。

11 関連領域の研修に関して

施設内での研修可否

施設外との交流研修可否

研修領域の決定

12 共通領域研修について

Page 13: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

一般一般一般一般・・・・消化器外科消化器外科消化器外科消化器外科 PPPP1212121200001111

1 診療科(専門領域)

一般・消化器外科

2 コースの概要

3 取得資格

4 目標(長期、短期、一般)

[短期目標]

一般・消化器外科領域の解剖、生理を理解し、疾患臨床の基礎を身につけると共に、外科

手術の基本的手技を経験する。また、全身管理の基礎を身につける。また一般・消化器外

科を将来専門としない医師の為のプログラムでもあり、外科専門医の資格取得に必要な症

例を経験する。

5 取得手技

基本的外科手術手技と基本的全身管理の習得

6 研修期間

1年

7 募集人数

2名

8 診療科の実績と経験目標症例数

症例数と手術件数の調査年度 平成 15 年

主要疾患主要疾患主要疾患主要疾患 入院数入院数入院数入院数 経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数((((1111年間年間年間年間))))

甲状腺・副甲状腺疾患 10 1

乳腺疾患(再発症例を含む) 235 15

食道疾患(同上) 76 1

胃・十二指腸疾患(同上) 183(EMR 症例を含む) 30

小腸疾患(腸閉塞を含む) 102 15

大腸疾患(虫垂・肛門疾患除外) 369 30

虫垂炎 127 15

肛門疾患 34 4

肝臓疾患(転移症例を含む) 36 3

胆道系疾患 130 15

豚臓疾患 29 2

Page 14: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

牌臓疾患 1

血管系疾患 93 10

成人ヘルニア 127 20

その他 94

経験目標症例数:担当医としての目標症例数であり、時期により変動するものである

手術手術手術手術 件数件数件数件数 経験目標件数経験目標件数経験目標件数経験目標件数((((1111年間年間年間年間))))

食道切除術 22 1

胃切除術 86 5

結腸切除術 93 7

直腸切除・切断術 52 3

小腸切除術 12 1

腸閉塞解除術 34 3

肝切除術 14 1

豚切除術 5 1

胆嚢切除・胆道再建術 101 15(うち術者1)

乳腺手術 100 15

甲状腺手術 10 1

大血管・末梢血管手術 89 10(うち術者2)

ヘルニア手術 127 20(うち術者10)

虫垂切除術 64 10(うち術者5)

痔核・痔ろう手術 32 4(うち術者1)

(鏡下手術) (91)

2005200520052005 年手術件数年手術件数年手術件数年手術件数 1013101310131013

経験目標症例数:修練時期により異なることあり。短期研修であることから、術者として

の手術経験数も上記通りとならないこともある。

9 診療科の指導体制

診療科医師数 常勤:12名

非常勤:6名

診療科研修の指導に当たる医師数 12名

主として研修指導に当たる医師 氏名:窪地 淳

診療科経験年数:27年

10 コンセプト

将来一般・消化器外科以外の外科系診療科を専門とするものの後期研修 1 年目のプログラ

ムであるとともに、一般・消化器外科以外の外科系診療科を専門とするものをも対象として

組んだプログラムで、外科専門医の資格取得に必要な最低限の基礎的知識、手技を習得す

Page 15: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

ることを目標としている。

11 関連領域の研修に関して

施設内での研修可否

施設外との交流研修可否

研修領域の決定

12 共通領域研修について

Page 16: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

一般一般一般一般・・・・消化器外科消化器外科消化器外科消化器外科 PPPP1202120212021202

1 診療科(専門領域)

一般・消化器外科

2 コースの概要

3 取得資格

4 目標(長期、短期、一般)

[短期目標]

・ 一般・消化器外科を一年目のプログラム(P1201)の元で1年間経験した後、心臓外科、

肺外科、脳外科および小児外科を各3ヶ月経験し、その後更に一般・消化器外科領域の

解剖、生理を理解し、疾患臨床の基礎を確実に身につけ、外科専門医の資格取得に十分

な臨床経験を踏むことを、この期間の目標とする。

・ 外科手術の基本的手技を繰り返し経験し、専門医として必要なレベルにまで熟練するこ

と、また全身管理の基礎をより確実なものとし、独立して患者管理ができるようになる

ことを目標とする。

5 取得手技

・ よりレベルの高い外科手術手技と全身管理の習得

・ 内視鏡検査および治療の習得 など

6 研修期間

1年

7 募集人数

2名

8 診療科の実績と経験目標症例数

症例数と手術件数の調査年度 平成 15 年

主要疾患主要疾患主要疾患主要疾患 入院数入院数入院数入院数 経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数((((1111年間年間年間年間))))

甲状腺・副甲状腺疾患 10 1

乳腺疾患(再発症例を含む) 235 15

食道疾患(同上) 76 1

胃・十二指腸疾患(同上) 183(EMR症例を含む) 30

小腸疾患(腸閉塞を含む) 102 15

大腸疾患(虫垂・肛門疾患除外) 369 30

虫垂炎 127 15

Page 17: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

肛門疾患 34 4

肝臓疾患(転移症例を含む) 36 3

胆道系疾患 130 15

豚臓疾患 29 2

牌臓疾患 1

血管系疾患 93 10

成人ヘルニア 127 20

その他 94

経験目標症例数:担当医としての目標症例数であり、時期により変動するものである

手術手術手術手術 件数件数件数件数 経験目標件数経験目標件数経験目標件数経験目標件数((((1111年間年間年間年間))))

食道切除術 22 1

胃切除術 86 5

結腸切除術 93 7

直腸切除・切断術 52 3

小腸切除術 12 1

腸閉塞解除術 34 3

肝切除術 14 1

豚切除術 5 1

胆嚢切除・胆道再建術 101 15(うち術者1)

乳腺手術 100 15

甲状腺手術 10 1

大血管・末梢血管手術 89 10(うち術者2)

ヘルニア手術 127 20(うち術者10)

虫垂切除術 64 10(うち術者5)

痔核・痔ろう手術 32 4(うち術者1)

(鏡下手術) (91)

2005年手術件数 1013

経験目標症例数:修練時期により異なることあり。短期研修であることから、術者として

の手術経験数も上記通りとならないこともある。

9 診療科の指導体制

診療科医師数 常勤:12名

非常勤:6名

診療科研修の指導に当たる医師数 12名

主として研修指導に当たる医師 氏名:窪地 淳

Page 18: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

診療科経験年数:27年

10 コンセプト

将来一般・消化器外科を専門とするものを対象として組んだプログラムで、外科専門医の

資格取得に必要なレベルの基礎的知識、手技を習得すること目標としている。

11 関連領域の研修に関して

施設内での研修可否

施設外との交流研修可否

研修領域の決定

12 共通領域研修について

Page 19: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

一般一般一般一般・・・・消化器外科消化器外科消化器外科消化器外科 PPPP2424242401010101

1 診療科(専門領域)

一般・消化器外科

2 コースの概要

3 取得資格

4 目標(長期、短期、一般)

[短期目標]

一般・消化器外科領域の解剖、生理を理解し、疾患臨床の基礎を身につけた後、より専門

性の高い手術の手技を経験する。また、重症患者の全身管理を身につける。更に、鏡下手

術の手順を踏んだ基礎を身につけ、一定の基準に達した際には術者としての経験も積むこ

とができる。外科専門医取得後、関連する専門医資格取得に向けて臨床経験を重ねる。一

般・消化器外科の中でも、乳腺・血管に興味あるものには将来専門とする為の臨床経験を

積む。更に臨床経験と共に、臨床的研究にも積極的に参加する。また、内視鏡的治療や化

学療法・放射線療法など巾広い知識を習得し、習得した知識が正確に臨床の場に生かせる

よう熟練することを、この期間の目標とする。

5 取得手技

[短期取得手技]

・ 専門性の高い外科手術手技(鏡下手術を含む)と重症患者の全身管理の習得

・ 内視鏡的治療に必要な手技の習得

6 研修期間

2年

7 募集人数

2名

8 診療科の実績と経験目標症例数

症例数と手術件数の調査年度 平成 15 年

主要疾患主要疾患主要疾患主要疾患 入院数入院数入院数入院数 経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数経験目標症例数((((2222年間年間年間年間))))

甲状腺・副甲状腺疾患 10 5

乳腺疾患(再発症例を含む) 235 60

食道疾患(同上) 76 20

胃・十二指腸疾患(同上) 183(EMR症例を含む) 50

小腸疾患(腸閉塞を含む) 102 30

Page 20: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

大腸疾患(虫垂・肛門疾患除外) 369 60

虫垂炎 127 30

肛門疾患 34 10

肝臓疾患(転移症例を含む) 36 5

胆道系疾患 130 30

豚臓疾患 29 5

牌臓疾患 1 1

血管系疾患 93 25

成人ヘルニア 127 30

その他 94

経験目標症例数:担当医としての目標症例数であり、時期によって異なる可能性あり

手術手術手術手術 件数件数件数件数 経験目標件数経験目標件数経験目標件数経験目標件数((((2222年間年間年間年間))))

食道切除術 22 1

胃切除術 86 5

結腸切除術 93 7

直腸切除・切断術 52 3

小腸切除術 12 1

腸閉塞解除術 34 3

肝切除術 14 1

豚切除術 5 1

胆嚢切除・胆道再建術 101 15(うち術者1)

乳腺手術 100 15

甲状腺手術 10 1

大血管・末梢血管手術 89 10(うち術者2)

ヘルニア手術 127 20(うち術者10)

虫垂切除術 64 10(うち術者5)

痔核・痔ろう手術 32 4(うち術者1)

(鏡下手術) (91)

2005年手術件数 1013

経験目標症例数:修練時期により異なることあり。短期研修であることから、術者として

の手術経験数も上記通りとならないこともある。

9 診療科の指導体制

診療科医師数 常勤:12名

非常勤:6名

Page 21: 外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ...外科 後期臨床研修後期臨床研修ハュエメヘ 当外科は、独立型の研修施設として、初曋臨床研修曋間を終えた後曋臨床研修医(通称レジデン

診療科研修の指導に当たる医師数 12名

主として研修指導に当たる医師 氏名:窪地 淳

診療科経験年数:27年

10 コンセプト

将来一般・消化器外科を専門とするものを対象として組んだプログラムで、外科専門医の

資格取得後それぞれの領域における専門医資格取得に必要な専門性の高い知識や手技を習

得すること目標としていると共に、全人的医療を心得た医師の養成に答えるプログラムと

している。

11 関連領域の研修に関して

施設内での研修可否

施設外との交流研修可否

研修領域の決定

12 共通領域研修について