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臨床工学学科

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臨 床 工 学 学 科

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- 175 -

臨床工学学科カリキュラムツリー

1 年 次3 年 次 2 年 次

DP1:

チーム医

療における他

職種

との

協働を理解し、高い

コミュニケーション力

と共

に医

療倫

理と規

範意識を身につけ

ている。

DP2:

幅広い知識と技術・技能を修得し、実践的な能力を身

につけている。

DP3:

自ら課題を見出し、客観的分析から課題解決に向け

て取り組むことができる力を身につけている。

キャリア教育論

臨床

実習

電気

数理

電気

工学

電気

工学

電子

工学

チーム医

療論

接遇

マナー・人

間学

生物

化学

数学

物理

血液

浄化

装置

学Ⅰ

内科

・外

科学

神経

血液

感染

関係

法規

医用

生体

工学

概論

計測

工学

物性

工学

材料

工学

基礎

分野

専門

基礎

分野

専門

分野

公衆

衛生

解剖

生理

病理

学概

医学

概論

応用

数学

システム情

報処

理工

理工

学演

習Ⅰ

電子

工学

機械

工学

理工

学演

習Ⅱ

統計

電気

・電

子工

学総

合実

理工

学演

習Ⅲ

システム・情

報処

理実

情報

処理

工学

演習

呼吸

療法

装置

学Ⅰ

呼吸

療法

装置

学Ⅱ

呼吸

療法

装置

学Ⅲ

体外

循環

装置

学Ⅰ

体外

循環

装置

学Ⅱ

体外

循環

装置

学Ⅲ

血液

浄化

装置

学Ⅱ

画像

診断

機器

医用

治療

機器

学実

生体

計測

装置

学実

医用

治療

機器

生体

計測

装置

学Ⅰ

生体

計測

装置

学Ⅱ

医用

機器

安全

管理

呼吸

療法

装置

学実

体外

循環

装置

学実

習血

液浄

化装

置学

実習

医用

機器

安全

管理

学実

血液

浄化

装置

学実

習Ⅱ

臨床

技能

実習

基礎

医学

実習

看護

学概

臨床生

化学

臨床

生理

臨床

免疫

臨床

検査

保健

体育

医学

用語

心理

英語

文章

消化

器科

呼吸

器科

循環

器科

腎・泌

尿器

科学

代謝

内分

泌学

麻酔

・集

中治

療学

臨床

工学

概論

臨床

医学

総論

臨床

薬理

学医

用生

体工

学演

医用

機器

学演

臨床

工学

演習

生体

機能

代行

技術

学演

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3 年 次

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- 235 -

2019年度 前学期 時 間 割 臨床工学学科 3年

月 火 水 木 金 土

19:00~

10:30

生体計測装置学実習

医用治療機器学実習

川﨑,米村

臨床薬理学

川﨑,米村,古澤

システム・情報処理実習

緒方

210:40~

12:10

理工学演習Ⅲ

古澤

医用機器学演習

米村

情報処理工学演習

藤井

313:10~

14:40

臨床工学概論

藤井

医用治療機器学実習川﨑,米村

臨床技能実習藤井

臨床工学演習

藤井

414:50~

16:20

キャリア教育

CE講師

生体機能代行技術学演習

※「時間割」は変更されることがあります。

医用機器安全管理学実習

藤井

システム・情報処理実習

藤井

血液浄化装置学実習

吉田

体外循環装置学実習

芦村

呼吸療法装置学実習

生体計測装置学実習

医用治療機器学実習川﨑,米村

臨床技能実習藤井

ME・国家試験対策

CE講師

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- 236 -

目次:臨床工学学科3年次

キャリア教育論 ……………………………………………………………………………… 237

臨床薬理学 …………………………………………………………………………………… 238

理工学演習Ⅲ ………………………………………………………………………………… 239

システム・情報処理実習 …………………………………………………………………… 240

情報処理工学演習 …………………………………………………………………………… 241

臨床工学概論 ………………………………………………………………………………… 242

医用生体工学演習 …………………………………………………………………………… 243

医用治療機器学実習 ………………………………………………………………………… 244

生体計測装置学実習 ………………………………………………………………………… 245

医用機器学演習 ……………………………………………………………………………… 246

呼吸療法装置学実習 ………………………………………………………………………… 247

体外循環装置学実習 ………………………………………………………………………… 248

血液浄化装置学実習 ………………………………………………………………………… 248

生体機能代行技術学演習 …………………………………………………………………… 249

医用機器安全管理学実習 …………………………………………………………………… 250

臨床工学演習 ………………………………………………………………………………… 251

臨床技能実習 ………………………………………………………………………………… 252

臨床実習 ……………………………………………………………………………………… 253

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容

科学的思考の基盤

人間と生活 科目名 キャリア教育論

代 表 講 師 藤 井 裕 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 講 義 単位数 1 学期:回数 前期:15回(30時間)

学習の目標 臨床工学技士として、望ましい職業観・勤労観に関する知識や技能を身につけると共に、自己の個

性を理解し、進路を選択する能力・態度を育てる。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド 担当講師

第1回 概 論 キャリア教育の目的と目標 藤井 裕

第2回 小論文の書き方 小論文を書く上でのポイントを習得する 〃

第3回 小論文の練習 例題を参考にして、小論文の組み立て方を習得する 〃

第4回 一般常識 一般常識問題を解く 古澤 竜太

第5回 適性検査(1) 適性検査(SPI)を用いて個々の特性について知る 〃

第6回 適性検査(2) 適性検査(SPI)を用いて個々の特性について知る 〃

第7回 適性検査(3) 適性検査(SPI)を用いて個々の特性について知る 〃

第8回 履歴書(1) 履歴書の意味と重要性 龍 則道

第9回 履歴書(2) 学歴・職歴・資格取得の履歴について考える 〃

第10回 個人特性(1) 個人分析表を用いて個々の特性について知る

グループワーク 〃

第11回 個人特性(2) 個人分析表をもとにしてアピールポイントを考える

グループワーク 〃

第12回 面接(1) 面接の種類と注意すべき事項 川﨑 悦子米村 佳代

第13回 面接(2) 個人面接を通して現状と改善点について考える

グループワーク 〃

第14回 面接(3) 集団面接を通して他から見た自己について考える

グループワーク 〃

第15回 面接(4) 集団面接を通して他から見た自己について考える

グループワーク 〃

テキスト・教材等 プリント等

成 績 評 価 の 方 法 小論文、グループワークにおける取り組み等で評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容

臨床工学に必要な

医 学 的 基 礎 科目名 臨 床 薬 理 学

代 表 講 師 川 﨑 悦 子 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 講 義 単位数 2 学期:回数 前期:15回(30時間)

学 習 の 目 標 薬物の体内での動態・作用・副作用を学ぶ。併せて代表疾患の病態を理解し、用いられる薬の作用機序と

治療効果および副作用と禁忌について学び、実際に臨床で使用される薬の概要について理解する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド 担当講師

第1回 薬理学の概念 薬の歴史、体内使用目的、医薬品と法令 古澤 竜太

第2回 薬理作用と薬効 薬の作用と薬物受容体、薬物の体内動態、プラシーボ効果 〃

第3回 薬の有害作用 有害作用とは、薬物アレルギー、薬物依存 〃

第4回 薬の適用 内服、注射、吸入 〃

第5回 化学療法① 抗生物質各論、合成化学療法薬 米村 佳代

第6回 化学療法② がんの化学療法、免疫抑制薬 〃

第7回 心臓・血管系に作用する

薬物① ジキタリス、狭心症治療薬、抗高血圧薬 〃

第8回 心臓・血管系に作用する

薬物② 抗動脈硬化薬、血管拡張薬、利尿薬 〃

第9回 物質代謝に作用する薬

物、その他

ホルモンおよびホルモン拮抗薬、ビタミン製剤、オータコイド

ヒスタミンと抗ヒスタミン薬 〃

第10回 末梢での神経活動に作用

する薬物 自律神経系の薬の作用、交感神経作用薬、副交感神経作用薬 川﨑 悦子

第11回 中枢神経系に作用する薬

物① 中枢神経系のはたらきと薬物、全身麻酔薬、睡眠薬・抗不安薬 〃

第12回 中枢神経系に作用する薬

物②

抗精神病薬、抗うつ薬、パーキンソン症候群治療薬、

抗てんかん薬、麻酔性鎮痛薬 〃

第13回 呼吸器・消化器・生殖器

に作用する薬物

呼吸器系に作用する薬物、消化器系に作用する薬物、

生殖器に作用する薬物 〃

第14回 生物学的製剤 ワクチン、トキソイド、抗毒薬、人血液製剤、

ヒト免疫グロブリン製剤、サイトカイン 〃

第15回 試 験 筆記試験 古澤 竜太

テキスト・教材等 『臨床工学技士標準テキスト』金原出版

プリント

成 績 評 価 の 方 法 定期試験、提出物、小テストなどを総合的に評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

臨床工学に必要な 理 工 学 的 基 礎

科目名 理工学演習Ⅲ

代 表 講 師 古 澤 竜 太 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 演 習 単位数 1 学期:回数 後期:15回(30時間)

学習の目標 臨床工学技士に必要な理工学系科目の総合的な演習を行い、ME2種試験や国家試験の過去問題と

応用問題を解くことができる。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 電気工学① 直流回路の基礎法則

第2回 電気工学② 複雑な直流回路、コンデンサ、コイル

第3回 電気工学③ 電磁気

第4回 電気工学④ 交流回路の基礎法則

第5回 電気回路⑤ フィルタ、微分・積分回路

第6回 電子工学① 半導体、ダイオード

第7回 電気工学② トランジスタ、オペアンプ

第8回 電子工学③ オペアンプ、フリップフロップ回路

第9回 電子工学④ CMRR

第10回 機械工学① 等加速度直線運動、力のつり合い、摩擦力、モーメント

第11回 機械工学② 波、音、熱

第12回 機械工学③ バネ、ヤング率、ポアソン比

第13回 機械工学④ レイノルズ数、ポアズイユの式、ニュートン流体、非ニュートン流体

第14回 総合演習 1~13回までの総合演習

第15回 試 験 定期試験

テキスト・教材等 プリント

成 績 評 価 の 方 法 定期試験、提出物、小テストなどを総合的に評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容

臨床工学に必要な医療情報

技術とシステム工学の基礎科目名 システム・情報処理実習

代 表 講 師 緒 方 公 一 (所属:熊本大学大学院先端科学研究部)

藤 井 裕 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 講義・実習 単位数 1 学期:回数 前期:23回(46時間)

学習の目標 コンピュータ関連項目の学習と実習を通して,システムの取り扱いについて理解を深める。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド 担当講師

第1回 情報の表現 ビット,バイト,n進法,基数変換 緒方 公一

第2回 情報の表現 数値情報の表し方(整数,表現範囲) 〃

第3回 情報の表現 文字,画像情報の表し方 〃

第4回 情報の表現 アナログとディジタル,標本化定理 〃

第5回 コンピュータの基本 コンピュータの構成,ファイルの種類と操作 〃

第6回 プログラム プログラムの開発と言語,BASIC実習1 〃

第7回 プログラム BASIC実習2 〃

第8回 情報の記憶とデータ 記憶媒体とアクセス方式,データベース 〃

第9回 インターフェースと通信 マン・マシン・インターフェース,通信システム 〃

第10回 インターネット インターネットの歴史と現在,プロトコル 〃

第11回 ネットワーク構成 ネットワーク,LAN,無線LAN 〃

第12回 ネットワークとサービス 種々のネットサービス,IoT(Internet of Things) 〃

第13回 コンピュータの利用と諸問題 セキュリティ,マナー,リスクと問題点 〃

第14回 実習まとめ 総合演習実習とまとめ 〃

第15回 試 験 第 1回〜14 回までの内容の筆記試験 〃

第16回 表計算ソフトの基礎 スプレッドシートの例と、使用目的について理解する 藤井 裕

第17回 エクセル演習① 表計算ソフトの「エクセル」の入力とセルの書式 〃

第18回 エクセル演習② エクセルの関数を使う。 〃

第19回 エクセル演習③ エクセルでグラフを作成する。 〃

第20回 データベース データベースの基礎と「アクセス」の活用 〃

第21回 プレゼンテーション プレゼンテーションの作り方 〃

第22回 パワーポイント① パワーポイントを使ってスライドを作る 〃

第23回 パワーポイント② パワーポイントを使ったプレゼンテーション 〃

テキスト・教材等 ・『医療系スタッフのための情報システム入門-コンピュータで何ができるか-』秀潤社(緒方) ・配布資料(藤井)

成 績 評 価 の 方 法 ・定期試験と出席状況等で評価する。(緒方) ・課題レポートの提出で評価する。欠席、授業態度等で減点する。(藤井)

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学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

臨床工学に必要な医療情報技術とシステム工学の基礎

科目名 情報処理工学演習

代 表 講 師 藤 井 裕 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 講義・演習 単位数 1 学期:回数 前期:15回(30時間)

学習の目標 医療機器の管理に必要なコンピュータと情報処理の知識について修得し、医療情報処理について理

解する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 10進数と2進数 10進数と2進数、16進数、8進数の演算について演習を通して理解する。

第2回 デジタルデータ A/D変換について演習を行い、データサイズについて演習を通して理解す

る。

第3回 理論回路 ブール代数と論理回路について演習を通して理解する。

第4回 コンピュータの構成 コンピュータの基本構成と特徴について演習を通して理解する。

第5回 デバイスと記憶装置 各種デバイスと記憶装置の特徴について演習を通して理解する。

第6回 OSとプログラム OSと高級言語、プログラミング言語について演習を通して理解する。

第7回 フローチャート プログラミングの基礎とフローチャートの演習を通して理解する。

第8回 ネットワーク ネットワーク技術とプロトコルについて演習を通して理解する。

第9回 通信手段 通信技術と圧縮解凍技術について演習を通して理解する。

第10回 変調と復調 アナログ変調とパルス変調、デジタル変調について演習を通して理解す

る。

第11回 インターネット インターネット技術とメール送受信について演習を通して理解する。

第12回 セキュリティ 電子署名や秘密鍵等について理解し、マルウェアからの防御を演習を通し

て理解する。

第13回 制御法 各種制御法とブロック線図について演習を通して理解する。

第14回 伝達関数 伝達関数と時定数について演習を通して理解する。

第15回 試 験 第1回から第14回までの内容で筆記試験を行う。

テキスト・教材等 『臨床工学講座 医用情報処理工学』医歯薬出版

成 績 評 価 の 方 法 定期試験と小テストで評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容 医用生体工学 科目名 臨床工学概論

代 表 講 師 藤 井 裕 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 講 義 単位数 2 学期:回数 前期:15回(30時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士業務に携わった経験を持つ教員が、最先端の医療工学について講義する。

学習の目標

現在の医療現場における臨床工学技士の業務とその役割を理解すると同時に、最先端技術を学ぶ。

また将来臨床工学技士として医療職に就くにあたって、発展的に考えていかなければならない事柄に

ついて検討する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド 担当講師

第1回 手術室の構造 手術室の構造と保守管理について理解し、SSI防止を学ぶ。 藤井 裕

第2回 手術室の医療機器 手術台や無影灯など、周術期で使用する医療機器について学

ぶ。 〃

第3回 感染管理 医療関連感染対策と標準予防策について学ぶ。 〃

第4回 滅菌消毒法 滅菌の種類と方法、滅菌の評価について学ぶ。 〃

第5回 物品管理 SUDの中央管理(SPDシステム)について学ぶ。 〃

第6回 地域包括ケアシステム 地域包括ケアシステムと臨床工学技士について学ぶ。 龍 則道

第7回 在宅医療 在宅透析や在宅呼吸療法などの在宅医療における臨床工学技

士の現状について学ぶ。 〃

第8回 へき地医療 へき地医療における臨床工学技士の現状について学ぶ。 〃

第9回 在宅医療・へき地医療の

今後

在宅医療・へき地医療における臨床工学技士の今後について

グループワークを通して考え、意見交換する。 〃

第10回 医療機器と中央管理 医療機器の中央管理と中央材料部の役割について学ぶ。 藤井 裕

第11回 手術用ロボット ロボット手術とメンテナンス法、臨床工学技士の役割につい

て学ぶ。 〃

第12回 内視鏡業務 臨床工学技士の業務として急速に拡大している内視鏡業務に

ついて学ぶ。 〃

第13回 血管連続撮影 心臓カテーテル検査室の業務について学ぶ。 〃

第14回 医療機器管理 院内における医療機器の管理と臨床工学技士の役割を学ぶ。 〃

第15回 試 験 1回~14回までの講義内容に関する試験を行う。 藤井 裕

テキスト・教材等 プリント等

成 績 評 価 の 方 法 筆記試験により評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容 医用生体工学 科目名 医用生体工学演習

代 表 講 師 龍 則 道 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 演 習 単位数 1 学期:回数 後期:15回(30時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士業務に携わった経験を持つ教員が、演習を通して生体物性及び計測装置について講

義・解説する。

学習の目標 国家試験合格に向けて医用生体工学(特に物性工学、計測工学)の分野ごとに問題演習と解説を行

い、基礎力および解答力を向上させることを目標とする。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 物性工学(1) 生体の電気特性 過去問題を使用した問題演習と解説

第2回 物性工学(2) 生体の力学特性 過去問題を使用した問題演習と解説

第3回 物性工学(3) 生体の熱特性、生体の光特性 過去問題を使用した問題演習と解説

第4回 物性工学(4) その他の生体特性 過去問題を使用した問題演習と解説

第5回 計測工学(1) 計測工学に必要な電気工学の基礎 過去問題を使用した問題演習と解説

第6回 計測工学(2) 計測工学に必要な電子工学の基礎 過去問題を使用した問題演習と解説

第7回 計測工学(3) 心電図、12誘導心電計、負荷心電計、医用テレメータの基礎 過去問題を使用した問題演習と解説

第8回 計測工学(4) 脳波計、誘発脳波、筋電計の基礎 過去問題を使用した問題演習と解説

第9回 計測工学(5) 観血式血圧計、非観血式血圧計の基礎 過去問題を使用した問題演習と解説

第10回 計測工学(6) 心拍出量計、血流計の基礎 過去問題を使用した問題演習と解説

第11回 計測工学(7) パルスオキシメータ、カプノメータ、呼吸機能検査装置の基礎 過去問題を使用した問題演習と解説

第12回 計測工学(8) 体温計、画像診断装置の基礎 過去問題を使用した問題演習と解説

第13回 総合演習(1) まとめと演習

第14回 総合演習(2) まとめと演習

第15回 試 験 筆記試験

テキスト・教材等 プリント

成 績 評 価 の 方 法 講義全般にわたっての理解を記述式の筆記試験により評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

医用機器学 科目名 医用治療機器学実習

代 表 講 師 米 村 佳 代 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 実 習 単位数 1 学期:回数 前期:23回(45時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士の教員の指導の下、治療機器の原理や操作に関する実習を行う。

学習の目標 本実習では臨床実習前までに修得しておくべき内容について実習する。

臨床実習前実習が行えるように基本的知識と技術を習得する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド 担当講師

第1回 基本技術①

米村 佳代

川﨑 悦子

第2回 基本技術②

第3回 基本技術③ 実習方法

第4回 基本技術④ ・治療機器の4項目について実習

第5回 基本技術⑤ ・8班に分かれ、3分野の実習を行う

第6回 基本技術⑥ ・実習後は実習日誌を記入し提出する

第7回 臨床技術①

第8回 臨床技術②

第9回 基本技術⑦

第10回 基本技術⑧ 実習内容

第11回 基本技術⑨ ・実習A 血液浄化装置

第12回 基本技術⑪ (血圧測定などを含む)

第13回 基本技術⑩ ・実習B 血液浄化装置

第14回 基本技術⑫ (穿刺介助などを含む)

第15回 臨床技術③ ・実習C ペースメーカ

第16回 臨床技術④

第17回 総合演習① ・実習D IABP

第18回 総合演習②

第19回 総合演習③

第20回 実技試験①

血液浄化装置について、習得した知識・技術について模擬患

者を用いたシミュレーション実習による実技試験を行う 第21回 実技試験②

第22回 実技試験③

第23回 筆記試験 ペースメーカ、IABPについて筆記試験を行う

テキスト・教材等 『臨床工学講座 生体機能代行装置学 血液浄化療法装置』医歯薬出版

『臨床工学講座 生体機能代行装置学 医用治療機器学』医歯薬出版

成 績 評 価 の 方 法 実技試験、筆記試験、実習日誌、実習の取り組みなどを総合的に評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容 医用機器学 科目名 生体計測装置学実習

代 表 講 師 龍 則 道 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 実 習 単位数 1 学期:回数 前期:23回(45時間)

実務経験教員の授 業 科 目

臨床工学技士の教員の指導の下、計測装置の原理や操作に関する実習を行う。

学習の目標

本実習では、臨床工学を学ぶ上で必要な基本知識としての計測の工学的側面と心電計をはじめとし

た各種生体計測装置の測定原理と特徴について学び、実技を通して操作技術を習得することを目標と

する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 オリエンテーション 実習の内容、方法について、評価方法など

第2回 事前講義・演習(1) 心電計の基本概要と操作

第3回 事前講義・演習(2) 血糖、尿検査の基本概要と操作

第4回 事前講義・演習(3) 超音波診断装置の基本概要と操作

第5回 事前講義・演習(4) 脳波計、筋電計の基本概要と操作

第6回 事前講義・演習(5) 生体情報モニタの基本概要と操作

第7回 事前講義・演習(6) 血圧計(観血式、非観血式)の基本概要と操作

第8回 事前講義・演習(7) 呼吸機能検査(スパイロ、パルス)の基本概要と操作

第9回 実習前のまとめ 総合演習

第10回 実習(1)

第11回 実習(2) 実習方法

第12回 実習(3) ・7グループに分かれ、各実習をおこなう。

第13回 実習(4) ・実習後はレポートを作成し、提出する。

第14回 実習(5) 実習内容

第15回 実習(6) ・実習A 心電計

第16回 実習(7) ・実習B 血糖、尿検査

第17回 実習(8) ・実習C 超音波診断装置

第18回 実習(9) ・実習D 脳波計、筋電計

第19回 実習(10) ・実習E 生体情報モニタ

第20回 実習(11) ・実習F 血圧計(観血式、非観血式)

第21回 実習(12) ・実習G 呼吸機能検査(スパイロ、パルス)

第22回 実習(13)

第23回 実習(14)

テキスト・教材等

『臨床検査学講座 生理機能検査学』医歯薬出版

『臨床工学講座 生体計測装置学』医歯薬出版

プリント

成 績 評 価 の 方 法 総合演習の評価20%、実習毎のレポート70%、実習の取り組み10%により総合的に評価す

る。

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容 医用機器学 科目名 医用機器学演習

代 表 講 師 川 﨑 悦 子 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 演 習 単位数 1 学期:回数 前期:15回(30時間)

実務経験教員の授 業 科 目

臨床工学技士業務に携わった経験を持つ教員が、演習を通して治療機器の原理及び特徴について講義・解説する。

学習の目標 ME2種試験および国家試験合格に向けて医用機器(特に治療機器)の分野ごとに問題演習と解説

を行い、基礎力および解答力向上を図る。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド 担当講師

第1回 レーザー装置 レーザー装置に関する過去問題を使用した問題演習と解説 米村 佳代

第2回 レーザー装置 レーザー装置に関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第3回 内視鏡装置 内視鏡装置に関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第4回 超音波治療機器 超音波治療機器に関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第5回 温熱治療機器 温熱治療機器に関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第6回 結石破砕装置 結石破砕装置に関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第7回 輸液ポンプ 輸液ポンプに関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第8回 除細動器 除細動器に関する過去問題を使用した問題演習と解説 川﨑 悦子

第9回 心臓ペースメーカ 心臓ペースメーカに関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第10回 心臓ペースメーカ 心臓ペースメーカに関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第11回 電気メス 電気メスに関する過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第12回 マイクロ波手術装置 マイクロ波手術装置に関する過去問題を使用した問題演習と解説

第13回 心血管系インターベンション装置

心血管系インターベンション装置に関する過去問題を使用した問題演習と解説

第14回 カテーテルアブレーション装置

カテーテルアブレーション装置に関する過去問題を使用した問題演習と解説

第15回 試 験 筆記試験 〃

テキスト・教材等 プリント

成 績 評 価 の 方 法 講義全般にわたっての理解を記述式の筆記試験により評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容 生体機能代行技術学 科目名 呼吸療法装置学実習

代 表 講 師 龍 則 道 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 実 習 単位数 1 学期:回数 前期:15回(30時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士の教員の指導の下、人工呼吸器や酸素療法に関する実習を行う。

学習の目標 人工呼吸器を中心とした呼吸療法について基本的知識を習得し、適切な操作および保守点検ができ

るようになることを目標とする。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 事前講義・演習(1) 人工呼吸器の基本構成と役割、換気モード

第2回 事前講義・演習(2) 人工呼吸器(サーボS、PB840、LTV1000、BiPAP Vision)の基本操作

第3回 基本技術(1)

第4回 基本技術(2) 実習方法

第5回 基本技術(3) ・5班に分かれ、5分野の始業点検および基本操作の実習を行う

第6回 基本技術(4) 実習内容

第7回 基本技術(5) ・実習A 人工呼吸器(サーボS)

第8回 基本技術(6) ・実習B 人工呼吸器(PB840)

第9回 基本技術(7) ・実習C 人工呼吸器(LTV1000)

第10回 基本技術(8) ・実習D 人工呼吸器(BiPAP Vision)

第11回 基本技術(9) ・実習E 酸素療法・吸入療法

第12回 基本技術(10)

第13回 総合実習(1) 実践を想定した始業点検および基本操作の実習

第14回 総合実習(2) 実践を想定した始業点検および基本操作の実習

第15回 試 験 筆記試験

テキスト・教材等 『臨床工学講座 生体機能代行装置学 呼吸療法装置』医歯薬出版

成 績 評 価 の 方 法 総合実習における実技評価45%、筆記試験45%、実習の取り組み10%として総合的に評価す

る。

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学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

生体機能代行技術学 科目名 体外循環装置学実習

代 表 講 師 芦 村 浩 一 (所属:熊本大学病院 ME機器センター)

授 業 形 態 講義・実習 単位数 1 学期:回数 前期:15回(30時間)

学習の目標 人工心肺回路の組立・充填法を学ぶと共に、体外循環操作法ならびにトラブル対応について学習する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 学内実習①

第2回 学内実習② 先発実習の学生が中心となって、学内実習を指導する。

第3回 学内実習③ 内容

第4回 学内実習④ 1.人工心肺回路の組立と充填法

第5回 学内実習⑤ 2.体外循環操作法とトラブル対応法

第6回 学内実習⑥ 3.心筋保護供給装置と血液濃縮装置の組立・充填・操作

第7回 学内実習⑦

第8回 学内実習⑧

第9回 実技実験①

第10回 実技実験① 人工心肺回路組立と充填法の、実技試験を実施

第11回 実技実験①

第12回 実技実験②

第13回 実技実験② 体外循環操作法とトラブル対応法の、実技試験を実施

第14回 実技実験②

第15回 筆記試験

テキスト・教材等 なし

成 績 評 価 の 方 法 実技試験①;25点 実技試験②;25点 筆記試験;50点

学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

生体機能代行技術学 科目名 血液浄化装置学実習

代 表 講 師 吉 田 豊 (所属:済生会熊本病院)

授 業 形 態 講義・実習 単位数 1 学期:回数 前期:15回(30時間)

学習の目標

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 HDについて HDの目的と原理について理解する

第2回 〃 HDの実際を学ぶ

第3回 院内実習1 プライミング

第4回 〃 2 〃

第5回 HDFについて HDFの目的と原理について理解する

第6回 水処理装置 水処理装置の構造と水質管理について学ぶ

第7回 患者監視装置1 各種監視装置の監視項目について理解する

第8回 〃 2 〃

第9回 急性血液浄化1 持続的血液浄化療法の原理と適応

第10回 〃 2 アフェレシス療法の原理と適応

第11回 院内実習3 プライミング

第12回 〃 4 〃

第13回 実技試験1 〃

第14回 〃 2 〃

第15回 試 験

テキスト・教材等 なし

成 績 評 価 の 方 法 実技、筆記、授業中の態度(居眠り等)、出欠

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学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

生体機能代行技術学 科目名 生体機能代行技術演習

代 表 講 師 龍 則 道 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 演 習 単位数 2 学期:回数 前・後期:30回(60時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士業務に携わった経験を持つ教員が、演習を通して呼吸療法及び血液浄化療法について講義・解説する。

学習の目標 国家試験合格に向けて生体機能代行装置の分野ごとに問題演習と解説を行い、基礎力および解答力

を向上させることを目標とする。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド 担当講師

第1回 呼吸療法装置(1) 呼吸器の解剖と生理 過去問題を使用した問題演習と解説 龍 則道

第2回 呼吸療法装置(2) 呼吸不全の病態 過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第3回 呼吸療法装置(3) 呼吸不全の病態 過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第4回 呼吸療法装置(4) 呼吸不全の病態 過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第5回 呼吸療法装置(5) 呼吸不全の病態 過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第6回 呼吸療法装置(6) 人工呼吸管理、換気モード 過去問題を使用した問題演習と解説

第7回 呼吸療法装置(7) 人工呼吸管理、換気モード 過去問題を使用した問題演習と解説

第8回 呼吸療法装置(8) 人工呼吸管理、換気モード 過去問題を使用した問題演習と解説

第9回 呼吸療法装置(9) 人工呼吸管理、換気モード 過去問題を使用した問題演習と解説

第10回 呼吸療法装置(10) 人工呼吸管理中のトラブル 過去問題を使用した問題演習と解説

第11回 呼吸療法装置(11) 酸素療法、吸入療法 過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第12回 呼吸療法装置(12) 高気圧酸素療法 過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第13回 呼吸療法装置(13) まとめ 過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第14回 呼吸療法装置(14) まとめ 過去問題を使用した問題演習と解説 〃

第15回 試 験 筆記試験 〃

第16回 血液浄化装置学演習 腎臓の解剖と成り立ち 野田慎之介

第17回 血液浄化装置学演習 血液浄化療法の原理① 〃

第18回 血液浄化装置学演習 血液浄化療法の原理② 〃

第19回 血液浄化装置学演習 慢性腎不全・急性腎不全 〃

第20回 血液浄化装置学演習 透析の合併症① 〃

第 21 回 血液浄化装置学演習 透析の合併症② 〃

第22回 血液浄化装置学演習 透析と事故・トラブル 〃

第23回 血液浄化装置学演習 水処理装置、透析液供給装置、患者監視装置 〃

第24回 血液浄化装置学演習 透析液組成、濃度計算 〃

第25回 血液浄化装置学演習 バスキュラーアクセス 〃

第26回 血液浄化装置学演習 抗凝固剤 〃

第27回 血液浄化装置学演習 ダイアライザーの種類と特徴 〃

第28回 血液浄化装置学演習 クリアランス、UFR、LP 〃

第29回 血液浄化装置学演習 アフェレーシス 〃

第30回 試 験 筆記試験 〃

テキスト・教材等 『臨床工学講座 血液浄化療法装置』医歯薬出版 配布資料

成 績 評 価 の 方 法 定期試験、小テストなどを総合的に評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次

教育

内容 医用安全管理学 科目名 医用機器安全管理学実習

代 表 講 師 藤 井 裕 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 実 習 単位数 1 学期:回数 前期:23回(45時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士の教員の指導の下、医療機器安全管理に関する実習を行う。

学習の目標 医用機器を安全に取り扱うための基礎的な動作原理を学び、医療機器の保守点検法と評価法を修得

する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 オリエンテーション 実習の進め方、注意事項について理解する。

第2回 オリエンテーション 各種測定器の使用方法についての説明と取り扱い注意事項を理解する。

第3回 安全実習①

7班に分かれて(ア)から(キ)の実習を行う

実習(ア):漏れ電流

実習(イ):消費電流

実習(ウ):保守管理

実習(エ):電気メス

実習(オ):除細動器

実習(カ):輸液ポンプ

実習(キ):生体モニタ

第4回 安全実習②

第5回 安全実習③

第6回 安全実習④

第7回 安全実習⑤

第8回 安全実習⑥

第9回 安全実習⑦

第10回 安全実習⑧

第11回 安全実習⑨

第12回 安全実習⑩

第13回 安全実習⑪

第14回 安全実習⑫

第15回 安全実習⑬

第16回 安全実習⑭

第17回 喀痰吸引実習① 喀痰吸引についてトレーニング装置を用いて実習する。

第18回 喀痰吸引実習②

第19回 研究実習①

7班に分かれて、各班で研究テーマを決めて実習する。 第20回 研究実習②

第21回 研究実習③

第22回 研究実習④

第23回 試 験 研究テーマについてプレゼンテーションを行う。

テキスト・教材等 『臨床工学講座 医用機器安全管理学(第2版)』医歯薬出版

成 績 評 価 の 方 法 実技レポートと研究テーマ、プレゼンテーションを総合的に評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

医用安全管理学 科目名 臨床工学演習

代 表 講 師 藤 井 裕 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 演 習 単位数 2 学期:回数 前・後期:30回(60時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士業務に携わった経験を持つ教員が、演習を通して医療安全などの臨床工学について講義・解説する。

学習の目標 臨床工学技士に必要な安全管理と保守点検についての知識と技能について演習する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 麻酔器 麻酔器の構造とシステムについて演習し理解する。

第2回 医療ガスとボンベ 医療ガスの特徴と計算方法について演習し理解する。

第3回 保守点検法 各種医療機器の保守点検法について演習し理解する。

第4回 輸液ポンプ 輸液ポンプ・シリンジポンプについて演習し理解する。

第5回 信頼度 信頼度の計算とアベイラビリティについて計算演習を行い理解する。

第6回 漏れ電流 漏れ電流の種類と許容値について演習を通して理解する。

第7回 漏れ電流の測定 MD回路と漏れ電流測定法について演習し理解する。

第8回 単一故障状態 単一故障安全の考え方と単一故障安全について演習する。

第9回 特別な漏れ電流 特別な試験条件下における患者漏れ電流について理解する。

第10回 非接地配線方式 片側接地配線方式と非接地配線方式について演習し理解する。

第11回 生体とエネルギー 生体に影響を与える各種エネルギーについて演習し理解する。

第12回 電磁障害 電磁障害と比吸収率(SAR)について演習し理解する。

第13回 感染対策 標準予防策と感染管理、消毒薬について演習し理解する。

第14回 洗浄滅菌 各種滅菌法の特徴と物品洗浄法について演習し理解する。

第15回 試 験 第1回から第14回までの内容で筆記試験を行う

第16回 MEシステム ME システムと患者環境について理解する。

第17回 図記号 各種図記号と安全標識、アラームについて演習し理解する。

第18回 故障の解析 FTAとFMEA、バスタブカーブなど演習し理解する。

第19回 医用機器の分類 医療機器の分類とリスク管理について演習し理解する。

第20回 医用機器の安全管理 医療法と医用機器安全管理責任者について演習し理解する。

第21回 臨床工学技士法 臨床工学技士法と守秘義務、業務内容について演習し理解する。

第22回 関係法規 臨床工学を取り巻く各種法規と個人情報保護法について理解する。

第23回 医薬品医療機器等法 医薬品医療機器等法について理解し、リコールなどについて学ぶ。

第24回 立会とPL法 立会基準と製造物責任法について理解する。

第25回 セーフティマネジメント アベイラビリティとハインリッヒの法則等について演習し理解する。

第26回 医用安全① 医療安全全般について演習を行う。

第27回 医用安全② 医療安全全般について演習を行う。

第28回 医用安全③ 医療安全全般について演習を行う。

第29回 医用安全④ 医療安全全般について演習を行う。

第30回 試 験 第1回から第29回までの内容で筆記試験を行う

テキスト・教材等 『臨床工学講座 医用機器安全管理学(第2版)』医歯薬出版

成 績 評 価 の 方 法 筆記試験と小テストで評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

医用安全管理学 科目名 臨床技能実習

代 表 講 師 藤 井 裕 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)

授 業 形 態 実 習 単位数 1 学期:回数 前期:23回(45時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士の教員の指導の下、血液浄化療法や人工呼吸療法に関する実習を行う。

学習の目標 臨床工学技士として必要な知識と技術について学び、生命維持管理装置およびその他の医療機器の

正しい操作法を修得する。

回 数 項 目 内 容 も し く は キ ー ワ ー ド

第1回 オリエンテーション 実習を行うに当たり、オリエンテーションを行う。

第2回 基本技術① コミュニケーション術について学ぶ。

第3回 基本技術② 感染予防対策(清潔・不潔の概念)を理解する。

第4回 臨床技術①

第5回 臨床技術② 実習方法

第6回 臨床技術③ ・4グループ8班に分かれ、各医療機器の操作法を修得する

第7回 臨床技術④ ・模擬入院患者に対して生命維持管理装置の装着と点検を行う

第8回 臨床技術⑤ ・実習日誌を記入し提出する

第9回 臨床技術⑥

第10回 臨床技術⑦ 実習内容

第11回 臨床技術⑧ ・実習A 血液浄化装置(血圧測定などを含む)

第12回 臨床技術⑨ ・実習B 血液浄化装置(穿刺介助などを含む)

第13回 臨床技術⑩ ・実習C 人工呼吸器(生体情報モニタなどを含む)

第14回 臨床技術⑪ ・実習D 人工呼吸器(IABPなどを含む)

第15回 臨床技術⑫

第16回 臨床技術⑬

第17回 臨床技術⑭

第18回 臨床技術⑮

第19回 臨床技術⑯

第20回 実技試験①

前項で習得した知識・技術について模擬患者を用いたシミュレーション実

習による実技試験を行う。

第21回 実技試験②

第22回 実技試験③

第23回 実技試験④

テキスト・教材等 『臨床工学講座 生体機能代行装置学 血液浄化療法装置』医歯薬出版

『臨床工学講座 生体機能代行装置学 呼吸療法装置』医歯薬出版

成 績 評 価 の 方 法 実技試験、実習日誌、実習の取り組みなどを総合的に評価する。

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学 科 臨床工学学科

3年次 教育 内容

臨床実習 科目名 臨 床 実 習

代 表 講 師 藤 井 裕 (所属:熊本総合医療リハビリテーション学院)・臨床実習指導者

授 業 形 態 実 習 単位数 6 学期:回数 後期:(270時間)

実務経験教員の 授 業 科 目

臨床工学技士に必要な能力を身に付けるため、医療機関において、実習指導者の指導の下、血液浄化実習、人工心肺実習及び医療機器管理実習を行う。

学習の目標

臨床実習指導者の指導を受けながら、医療機関の社会的役割とその中における臨床工学技士の果た

す役割について学ぶ。また、臨床現場に用いられている医療機器に触れることで、機器の操作方法や

安全管理技術について必要な知識と技能を修得する。

実習時間 項 目 内容、実習先、もしくはキーワード

学内オリエンテーション 臨床実習を行うにあたり、注意事項等を行う

2週間 血液浄化実習

透析室における血液浄化療法について学ぶ

(水処理装置、透析液供給装置、患者監視装置の操作と保守

透析経過表の記入法、透析の準備、穿刺介助、患者状態の観察

血液回収操作、患者の定期検査項目・検査値、バスキュラーアクセス

血液透析濾過法、オンライン血液透析法

その他の血液浄化法)

医療機器管理実習、集中治療室実習を含むことあり

2週間 人工心肺実習

手術室における人工心肺業務について学ぶ

(体外循環回路の組み立てとプライミング、術中モニタ

心臓血管外科手術の見学、各種血液検査、

脳分離体外循環、オフポンプCABG、

IABP、PCPS、補助人工心臓等の補助循環装置の適応と操作)

医療機器管理実習、集中治療室実習を含むことあり

2週間 医療機器管理実習

医療機器の保守管理について学ぶ

(MEセンターでの集中管理と、各部署管理、

集中治療室における人工呼吸器等の医療機器準備と日常管理、

高気圧酸素療法、心臓カテーテル検査室、内視鏡室、

医用ガスパイピングと医用電気設備、

清潔操作、術衣装着と介助法)

人工心肺実習、集中治療室実習を含むことあり

臨床実習報告会 臨床実習の成果報告

テキスト・教材等 臨床実習書

成 績 評 価 の 方 法 臨床実習指導者講評と臨床実習報告会の発表により評価する。