第2章 子どもと家庭を取り巻く環境の状況 · 2019-09-02 ·...

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6

5,102 5,201 5,139 5,020 4,924 4,838

20,592 20,956 20,869 20,807 20,586 20,288

5,357 6,582 6,695 6,909 7,164 7,410

31,05132,739 32,703 32,736 32,674 32,536

0

10,000

20,000

30,000

40,000

平成21年

平成22年

平成23年

平成24年

平成25年

平成26年

(人)

第2章 子どもと家庭を取り巻く環境の状況

1 清水町の人口動態等の現状

(1)人口推移 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

清水町の人口推移をみると、総人口は平成22年から横ばいで

す。平成26年4月1日現在で32,536人となっています。また、

年齢3区分別人口構成の推移を見ると、0歳から14歳までの割

合は減少し、15歳から64歳の生産年齢人口の割合は減少し、

65歳以上の割合は増加しており、少子高齢化が進んでいます。

【 人口推移 】

資料:住民基本台帳(各年4月1日現在 平成 21 年~平成 24 年は外国人人口を含む)

写真

0~14歳 15~64歳 65歳以上

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7

323 313 309 320 285 306

306 347 318 307 324 293

322 352 329 313 299 311

306343 331 335 309 296

335327 333 328 333 306

328332 319 330 320 321

1,9202,014

1,939 1,933 1,870 1,833

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

平成21年

平成22年

平成23年

平成24年

平成25年

平成26年

(人)

【 年齢3区分別人口構成の推移 】

資料:住民基本台帳(各年4月1日現在 平成 21 年~平成 24 年は外国人人口を含む)

(2)子どもの人口推移 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

清水町の子どもの人口推移をみると、0歳から5歳までの子どもの人口は、平成22

年をピークとして減少しており、平成26年4月1日現在で1,833人となっています。

【 子どもの人口推移 】

資料:住民基本台帳(各年4月1日現在 平成 21 年~平成 24 年は外国人人口を含む)

0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児

0~14歳 15~64歳 65歳以上

16.4

15.9

15.7

15.3

15.1

14.9

66.3

64.0

63.8

63.6

63.0

62.4

17.3

20.1

20.5

21.1

21.9

22.8

0 20 40 60 80 100

平成21年

平成22年

平成23年

平成24年

平成25年

平成26年

(%)

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(3)世帯構成の状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

清水町の世帯構成の推移をみると、核家族世帯の占める割合が最も高く約6割を占

めていますが、減少傾向にあります。一方、単独世帯の占める割合が増加しており、

平成2年の18.5%から平成22年では25.4%と、10年間で6.9ポイント増加していま

す。

平成22年で静岡県、全国と比べ、核家族世帯の割合が高くなっています。また、核

家族世帯の内訳の状況をみると、静岡県、全国と比べ、夫婦と子供から成る世帯の割

合が高くなっています。

【 世帯構成の推移 】

資料:国勢調査

【 核家族世帯の内訳 】

割合

世帯数

清水町 静岡県 全国

夫婦のみの世帯 2,439 世帯 32.9% 34.8% 35.1%

夫婦と子どもからなる世帯 3,867 世帯 52.1% 50.1% 49.4%

男親と子どもからなる世帯 161 世帯 2.2% 2.4% 2.3%

女親と子どもからなる世帯 956 世帯 12.9% 12.8% 13.2%

核家族世帯合計 7,423 世帯 100.0% 100.0% 100.0%

資料:国勢調査

20.4 21.3 23.6 26.8 32.4

13.9 13.8 13.6 16.8 11.3

65.7 64.056.4 56.3

18.525.4

15.8 15.6

64.8 62.6 61.0

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 平成22年(静岡県)

平成22年(全国)

(%)

単独世帯 その他の世帯 核家族世帯

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9

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

15~19歳

20~24歳

25~29歳

30~34歳

35~39歳

40~44歳

45~49歳

50~54歳

55~59歳

60~64歳

65歳以上

(%)

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

15~19歳

20~24歳

25~29歳

30~34歳

35~39歳

40~44歳

45~49歳

50~54歳

55~59歳

60~64歳

65歳以上

(%)

(4)女性の労働状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

清水町の女性の年齢別労働力率は、出産・育児期に落ち込み、再び増加するM字カ

ーブを描いています。しかし、落ち込みの大きい30歳から34歳までの労働力率は

年々上昇し、M字カーブの落ち込みは緩やかになっています。平成22年でみると、ほ

とんどの年代において、労働力率が全国平均と比べて高く、特に40歳代後半以降の労

働力率は大きく上回っています。

また、女性の未婚・既婚別労働力率をみると、20歳代から30歳代において既婚に

比べ未婚の労働力率が30ポイント以上高くなっており、特に30歳から34歳まででは

43.0ポイントの差となっています。

【 女性の年齢別労働力率 】

資料:国勢調査

【 女性の未婚・既婚別労働力率(平成 22 年) 】

資料:国勢調査 未婚 既婚

平成12年 平成17年 平成22年 平成22年(全国)

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清水町の共働き世帯の状況をみると、子どものいる共働き世帯数は、平成22年で

2,437世帯となっています。

また、子どものいる世帯のうち、共働き世帯の占める割合は、約5割となっており

微増で推移しています。

【 共働き世帯の状況 】

資料:国勢調査

(5)出生の動向 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

清水町の出生数及び出生率の推移をみると、出生数は平成21年の371人をピーク

に、平成22年以降減少を続け、平成24年では269人となっています。

出生率は、平成19年の10.9以降減少傾向にあり、平成24年で8.3となっています。

平成19年時点から静岡県の出生率を上回って推移してきましたが、その差は年々なく

なり、平成24年では静岡県の平均を0.1ポイント下回っています。

【 出生数及び出生率(人口千対)の推移 】

資料:人口動態統計

子どものいる共働き世帯数

子どものいる世帯のうち、共働き世帯の占める割合

a

2,487 2,472 2,437

49.1 49.450.3

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

平成12年 平成17年 平成22年

(世帯)

40

45

50

55

60

(%)

371

269

328338339

304

10.19.4

10.9 10.8 10.4

8.38.6 8.6 8.49.0 8.8

8.4

0

100

200

300

400

平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年

(人)

0.0

4.0

8.0

12.0

16.0

20.0

(人口千対)

出生数(清水町) 出生率(清水町) 出生率(静岡県)

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2 保育サービス等の現状

(1)保育所(園)・幼稚園入所状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

清水町の保育所(園)の在籍児童数は増加傾向にあります。また、公立幼稚園の園

児数は年々減少し、平成26年度には379人となっています。

【 保育所(園)・幼稚園在籍児童・園児数 】

平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度

公立保育所(園) 320 人 325 人 332 人 318 人 221 人

私立保育所(園) 105 人 98 人 107 人 147 人 272 人

公立幼稚園 436 人 428 人 427 人 415 人 379 人

資料:庁内資料

(2)待機児童数の推移 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

清水町の待機児童数は、平成21年度から23年度にかけて増加していましたが、保

育定員を増加した結果、平成24年度以降は減少しています。しかし、依然として待機

児童はおり、平成25年度には2人となっています。

【 待機児童数の推移 】

待機児童

年度 保育定員0歳 1歳 2歳 3歳 4歳以上

待機児童

平成 21 年度 450 人 1 人 3 人 1 人 0人 0人 5 人

平成 22 年度 450 人 3 人 2 人 1 人 0人 0人 6 人

平成 23 年度 470 人 7 人 3 人 1 人 1人 0人 12 人

平成 24 年度 470 人 0 人 2 人 1 人 0人 0人 3 人

平成 25 年度 560 人 0 人 2 人 0 人 0人 0人 2 人

資料:庁内資料(各年度1月現在)

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(3)特別保育の実施状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

① 保育所における延長保育

清水町の延長保育は、現在5園で実施しています。年間延べ利用人数はわずかに増

加傾向にあり、平成25年度には4,404人と、平成21年度に比べ1.1倍となっていま

す。

【 延長保育の利用状況 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

実施園数 4 園 4 園 4 園 4園 5 園

年間延べ利用人数 3,880 人 4,184 人 4,414 人 4,797 人 4,404 人

資料:庁内資料

② 乳児保育

清水町の乳児保育は、平成25年度現在4園で実施しています。年齢別でみると、2

歳が最も多く、いずれの年齢においても年々増加傾向にあります。

なお、平成26年度からは5園で実施しています。

【 乳児保育の利用状況 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

実施園数 3 園 3 園 3 園 3園 4 園

0歳 28 人 34 人 43 人 35 人 49 人

1歳 72 人 72 人 71 人 75 人 77 人

2歳 84 人 87 人 92 人 89 人 96 人

資料:庁内資料

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③ 公立幼稚園における延長保育(預かり保育として実施)

清水町の預かり保育のは、平成25年度現在4園で実施しています。年間延べ人数は

徐々に増加傾向にあり、平成25年度には321人と、平成21年度に比べ1.5倍となっ

ています。

【 預かり保育の利用状況 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

実施園数 4 園 4 園 4 園 4園 4 園

年間延べ利用人数 216 人 276 人 296 人 285 人 321 人

資料:庁内資料

④ 保育所における休日保育

清水町の保育所における休日保育は、平成25年度現在1園で実施しています。年間

延べ利用人数については、30人未満で推移しています。

【 休日保育の利用状況 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

実施園数 1 園 1 園 1 園 1園 1 園

年間延べ利用人数 23 人 8 人 28 人 12 人 10 人

資料:庁内資料

⑤ 保育所における一時保育(緊急リフレッシュ保育として実施)

清水町の緊急リフレッシュ保育は、平成25年度に1か所増え、5か所で実施してい

ます。年間延べ利用人数については、平成25年度現在539人で、年々増加していま

す。

【 緊急リフレッシュ保育の利用状況 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

実施園数 4 か所 4 か所 4か所 4か所 5 か所

年間延べ利用人数 475 人 490 人 486 人 514 人 539 人

資料:庁内資料

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⑥ 子育て総合支援センターにおける一時保育

清水町の子育て総合支援センターにおける一時保育の年間延べ利用人数は、平成25

年度現在、335人と平成21年度に比べ、0.7倍となっています。

【 子育て総合支援センターにおける一時保育の利用状況 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

年間延べ利用人数 497 人 554 人 283 人 364 人 335 人

資料:庁内資料

⑦ 病児・病後児保育

清水町の病児・病後児保育は、平成25年度から私立保育所1園にて実施しています。

なお、平成26年度からは私立保育所3園で実施しています。

【 病児・病後児保育の利用状況 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

実施園数 - - - - 1 園

月平均利用人員 - - - - 6 人

資料:庁内資料

※平成 25 年度から実施

⑧ 障がい児保育

清水町の障がい児保育は、平成25年度現在5園で実施しており、月平均利用人員は

4人となっています。

【 障がい児保育の利用状況 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

実施園数 4 園 4 園 4 園 4園 5 園

月平均利用人員 2 人 3 人 2 人 5人 4 人

資料:庁内資料

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(4)放課後児童クラブ(学童保育)の状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

① 放課後児童クラブ(学童保育)の現況

清水町の放課後児童クラブ(学童保育)は、平成26年度現在3クラブで実施してい

ます。

【 放課後児童クラブ(学童保育)の利用状況の推移 】

項目 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度

実施クラブ数 3 クラブ 3 クラブ 3クラブ 3クラブ 3 クラブ

定員数 140 人 160 人 180 人 180 人 180 人

部屋定員数 148 人 164 人 173 人 190 人 193 人

資料:庁内資料

(5)ファミリー・サポート・センター事業の状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

① ファミリー・サポート・センター事業の会員数

清水町のファミリー・サポート・センター事業の会員数は、お願い会員、まかせて

会員、どっちも会員すべて横ばいで推移しています。

【 ファミリー・サポート・センター事業の会員数の推移 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

お願い会員数 119 人 101 人 105 人 105 人 114 人

まかせて会員数 29 人 29 人 30 人 30 人 30 人

どっちも会員数 10 人 12 人 14 人 13 人 13 人

資料:庁内資料

② 援助活動件数

清水町の援助活動件数は年々増加傾向にあり、平成25年度は158人と平成21年度

の1.9倍となっています。

【 援助活動件数の推移 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

援助活動件数 84 人 53 人 62 人 41 人 158 人

資料:庁内資料

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(6)各種手当・医療費助成の受給状況の状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

【 各種手当受給者数の推移 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

児童手当 2,312 件 3,105 件 3,100 件 3,010 件 2,985 件

児童扶養手当 259 件 272 件 280 件 285 件 288 件

特別児童扶養手当 57 件 57 件 59 件 58 件 59 件

障害児手当 16 件 17 件 16 件 15 件 16 件

資料:庁内資料

【 各種医療費助成受給件数の推移 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

乳幼児医療費助成 2,279 件 2,231 件 2,268 件 2,384 件 2,138 件

母子家庭等

医療費助成 446 件 447 件 461 件 467 件 481 件

重度心身障害者

医療費助成 636 件 613 件 581 件 590 件 616 件

こども医療費助成 2,458 件 2,442 件 2,401 件 2,366 件 3,045 件

資料:庁内資料

(7)公園等の状況の状況 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

【 公園設置状況の推移 】

項目 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度

児童遊園地 15 か所 15 か所 15 か所 15 か所 15 か所

街区公園等 6 か所 7 か所 7か所 8か所 8 か所

総計 21 か所 22 か所 22 か所 23 か所 23 か所

資料:庁内資料

※児童遊園地・・・児童の健康増進や、情緒を豊かにすることを目的とし、児童のみならず地域住民全員の利用を

対象として整備された緑地や広場。

街区公園等・・・上の児童遊園地以外で都市公園法に定める近隣公園と街区公園及び 500 ㎡以上の緑地児童遊園。

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3 アンケートから見られる現状

(1)お子さんとご家族の状況について ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

① 子どもをみてもらえる親族・知人

・ 「緊急時もしくは用事の

際には祖父母等の親族にみ

て も ら え る 」 の 割 合 が

62.4%と最も高く、次いで

「日常的に祖父母等の親族

にみてもらえる」の割合が

30.1%、「緊急時もしくは

用事の際には子どもをみて

も ら え る 友 人 ・ 知 人 が い

る」の割合が14.4%となっ

ています。

② 母親と父親の就労状況

・ 母親は、「以前は就労して

いたが、現在は就労してい

ない」の割合が42.3%と最

も高く、次いで「フルタイ

ム(1週5日程度・1日8

時間程度の就労)で就労し

ており、産休・育休・介護

休業中ではない」の割合が

21.3%となっています。

・ 父親は、「フルタイム(1

週5日程度・1日8時間程

度の就労)で就労しており、

育 休 ・ 介 護 休 業 中 で は な

い」の割合が95.8%と最も

高くなっています。

【就学前児童調査】

【就学前児童調査】 %

フルタイム(1週5日程度・1日8時間程度の就労)で就労しており、産休・育休・介護休業中ではない

フルタイム(1週5日程度・1日8時間程度の就労)で就労しているが、産休・育休・介護休業中である

パート・アルバイト等(「フルタイム」以外の就労)で就労しており、産休・育休・介護休業中ではない

パート・アルバイト等(「フルタイム」以外の就労)で就労しているが、産休・育休・介護休業中である

以前は就労していたが、現在は就労していない

これまで就労したことがない

無回答

21.3

6.5

21.0

0.7

42.3

7.2

1.2

95.8

0.0

0.4

0.0

1.1

0.4

2.5

0 20 40 60 80 100

フルタイム

パート・アルバイ

就労していない

N = 604 %

日常的に祖父母等の親族にみてもらえる

緊急時もしくは用事の際には祖父母等の親族にみてもらえる

日常的に子どもをみてもらえる友人・知人がいる

緊急時もしくは用事の際には子どもをみてもらえる友人・知人がいる

いずれもいない

無回答

30.1

62.4

3.5

14.4

8.3

2.0

0 20 40 60 80 100

母親(N = 601)

父親(N = 571)

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(2)平日の定期的な教育・保育事業の利用状況について ● ● ● ● ● ● ●

① 平日利用している教育・保育事業

・ 幼稚園や保育所などの

「定期的な教育・保育の事

業」を利用している割合は

全体で68.5%となっていま

す。

・ その内訳は、「幼稚園(通

常の就園時間の利用)」の割

合が48.8%と最も高く、次

いで「公立・私立保育所

(国が定める最低基準に適

合した施設で都道府県等の

認可を受けたもの)→認可

保育所」の割合が48.1%と

なっています。

【就学前児童調査】

N = 414 %

幼稚園(通常の就園時間の利用)

幼稚園の預かり保育(通常の就園時間を延長して預かる事業のうち定期的な利用のみ)

公立・私立保育所(国が定める最低基準に適合した施設で都道府県等の認可を受けたもの)→認可保育所

認定こども園(幼稚園と保育施設の機能を併せ持つ施設)

家庭的保育(保育者の家庭等で子どもを保育する事業)→保育ママ

事業所内保育施設(企業が主に従業員用に運営する施設)

自治体の認証・認定保育施設(認可保育所ではないが、自治体が認証・認定した施設)

その他の認可外の保育施設(清水町子育て総合支援センターを含む)

居宅訪問型保育(保育者が子どもの家庭で保育する事業)→ベビーシッター

ファミリー・サポート・センター(地域住民が子どもを預かる事業)

その他

無回答

48.8

3.4

48.1

0.0

0.2

1.4

0.0

2.2

0.0

0.2

0.7

0.0

0 20 40 60 80 100

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19

② 平日利用したい教育・保育事業

・ 現在、利用している、利

用していないにかかわらず、

子どもの平日の教育・保育

の事業として、「定期的に」

利用したいと考える事業に

ついては、「幼稚園(通常の

就園時間の利用)」の割合が

52.0%と最も高く、次いで

「公立・私立保育所(国が

定める最低基準に適合した

施設で都道府県等の認可を

受けた定員20人以上のも

の)→認可保育所」の割合

が51.7%、「幼稚園の預か

り保育(通常の就園時間を

延長して預かる事業のうち

定期的な利用のみ)」の割合

が23.0%となっています。

【就学前児童調査】

N = 604 %

幼稚園(通常の就園時間の利用)

幼稚園の預かり保育(通常の就園時間を延長して預かる事業のうち定期的な利用のみ)

公立・私立保育所(国が定める最低基準に適合した施設で都道府県等の認可を受けた定員20人以上のもの)→認可保育所

認定こども園(幼稚園と保育施設の機能を併せ持つ施設)

小規模な保育施設(国が定める最低基準に適合した施設で市町村の認可を受けた定員概ね6~19人のもの)

家庭的保育(保育者の家庭等で5人以下の子どもを保育する事業)→保育ママ

事業所内保育施設(企業が主に従業員用に運営する施設)

自治体の認証・認定保育施設(認可保育所ではないが、自治体が認証・認定した施設)

その他の認可外の保育施設(子育て総合支援センター含)

居宅訪問型保育(保育者が子どもの家庭で保育する事業)→ベビーシッター

ファミリー・サポート・センター(地域住民が子どもを預かる事業)

その他

無回答

52.0

23.0

51.7

15.9

4.3

3.5

5.0

2.5

8.9

2.6

6.0

1.5

2.0

0 20 40 60 80 100

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(3)地域の子育て支援事業の利用状況について ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

① 地域子育て支援拠点事業の利用状況

・ 「利用していない」の割

合が70.2%と最も高く、次

いで「地域子育て支援拠点

事業(親子が集まって過ご

したり、相談をしたりする

場)」の割合が22.5%、「そ

の他清水町で実施している

類 似 の 事 業 」 の 割 合 が

13.2%となっています。

② 地域子育て支援拠点事業の利用希望

・ 地域子育て支援拠点事業

について、「新たに利用した

り、利用日数を増やしたい

とは思わない」の割合が

56.6%と最も高く、次いで

「利用していないが、今後

利 用 し た い 」 の 割 合 が

23.2%、「すでに利用して

いるが、今後利用日数を増

やしたい」の割合が14.2%

となっています。

【就学前児童調査】

【就学前児童調査】

N = 604 %

地域子育て支援拠点事業(親子が集まって過ごしたり、相談をする場)

その他清水町で実施している類似の事業

利用していない

無回答

22.5

13.2

70.2

1.3

0 20 40 60 80 100

N = 604 %

利用していないが、今後利用したい

すでに利用しているが、今後利用日数を増やしたい

新たに利用したり、利用日数を増やしたいとは思わない

無回答

23.2

14.2

56.6

6.0

0 20 40 60 80 100

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(4)一時預かり等の短時間サービスについて ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

① 病気やケガで通常の事業が利用できなかったこと、その主な対処方法

・ 1年間に、子どもが病気やケガで通常の事業が利用できなかったことが「あっ

た」の割合が66.4%、「なかった」の割合が30.2%となっています。

・ 対処方法として、「母親が休んだ」の割合が62.5%と最も高く、次いで「(同居

者を含む)親族・知人に子どもをみてもらった」の割合が34.5%、「父親又は母親

のうち就労していない方が子どもをみた」の割合が29.1%となっています。

【就学前児童調査】 【就学前児童調査】

N = 275 %

父親が休んだ

母親が休んだ

(同居者を含む)親族・知人に子どもをみてもらった

父親又は母親のうち就労していない方が子どもをみた

病児・病後児の保育を利用した

ベビーシッターを利用した

ファミリー・サポート・センターを利用した

仕方なく子どもだけで留守番をさせた

その他

無回答

16.7

62.5

34.5

29.1

1.8

0.0

0.0

0.7

2.5

1.1

0 20 40 60 80 100N = 414 %

あった

なかった

無回答

66.4

30.2

3.4

0 20 40 60 80 100

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② 不定期の教育・保育事業や宿泊を伴う一時預かり等の利用

・ 日中の定期的な保育や病

気のため以外に、私用、親

の通院、不定期の就労等の

目的で不定期に利用してい

る事業はあるかについて、

「利用していない」の割合

が81.5%と最も高くなって

います。

【就学前児童調査】

N = 604 %

一時預かり

幼稚園の預かり保育

ファミリー・サポート・センター

夜間養護等事業:トワイライトステイ

ベビーシッター

その他

利用していない

無回答

4.6

8.3

0.3

0.2

0.0

1.2

81.5

5.1

0 20 40 60 80 100

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(5)小学校就学後の放課後の過ごさせ方について ● ● ● ● ● ● ● ● ●

① 就学前児童(5歳)の保護者の小学校にあがってからの希望

・ 子ども(5歳)について、

小 学 校 低 学 年 ( 1 ~ 3 年

生)のうちは、放課後(平

日の小学校終了後)の時間

をどのような場所で過ごさ

せたいかでは、「自宅」の割

合が57.8%と最も高く、次

いで「習い事(ピアノ教室、

サッカークラブ、学習塾な

ど)」の割合が53.0%、「放

課 後 児 童 ク ラ ブ 〔 学 童 保

育〕」の割合が40.4%とな

っています。

・ 小学校高学年(4~6年

生)では、「自宅」の割合が

67.9%と最も高く、次いで

「習い事(ピアノ教室、サ

ッカークラブ、学習塾な

ど)」の割合が67.1%、「祖

父母宅や友人・知人宅」の

割合が29.8%となっていま

す。

【就学前児童調査】 %

自宅

祖父母宅や友人・知人宅

習い事(ピアノ教室、サッカークラブ、学習塾など)

こども交流館(サントムーンアネックス内)

放課後子ども教室

放課後児童クラブ〔学童保育〕

ファミリー・サポート・センター

その他(公民館、公園など)

無回答

57.8

25.7

53.0

2.6

17.4

40.4

0.5

16.7

6.3

67.9

29.8

67.1

3.3

17.2

25.0

0.3

19.0

6.3

0 20 40 60 80 100

低学年(1~3年生)(N = 604)

高学年(4~6年生)(N = 604)

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② 小学生の保護者の希望

・ 子どもについて、小学校

低学年(1~3年生)のう

ちは、放課後(平日の小学

校終了後)の時間をどのよ

うな場所で過ごさせたいか

について、「自宅」の割合が

77.3%と最も高く、次いで

「習い事(ピアノ教室、サ

ッ カ ー ク ラ ブ 、 学 習 塾 な

ど)」の割合が62.4%、「祖

父母宅や友人・知人宅」の

割合が32.4%となっていま

す。

・ 小学校高学年(4~6年

生)になったら、放課後

(平日の小学校終了後)の

時間をどのような場所で過

ごさせたいかについて、「自

宅」の割合が79.7%と最も

高く、次いで「習い事(ピ

アノ教室、サッカークラブ、

学 習 塾 な ど )」 の 割 合 が

74.6 % 、「 祖 父 母 宅 や 友

人 ・ 知 人 宅 」 の 割 合 が

34.9%となっています。

【小学生調査】 %

自宅

祖父母宅や友人・知人宅

習い事(ピアノ教室、サッカークラブ、学習塾など)

こども交流館(サントムーンアネックス内)

放課後子ども教室

放課後児童クラブ〔学童保育〕

ファミリー・サポート・センター

その他(公民館、公園など)

無回答

77.3

32.4

62.4

1.6

12.8

21.0

0.0

22.7

1.6

79.7

34.9

74.6

1.5

11.8

11.3

0.4

26.9

1.8

0 20 40 60 80 100

低学年(1~3年生)(N = 797)

高学年(4~6年生)(N = 814)

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(6)育児休業や短時間勤務制度など職場の両立支援制度について ● ●

① 育児休業の取得状況と、育児休業の取得日数

・ 「取得した(取得中である)」が母親は26.5%、父親は4.0%となっています。

・ 取得日数について母親では、「181日~365日」の割合が50.0%と最も高く、次

いで「501日以上」の割合が16.3%、「31日~180日」の割合が10.6%となって

います。父親では、「30日以下」の割合が100.0%となっています。

【就学前児童調査】 【就学前児童調査】 %

働いていなかった

取得した(取得中である)

取得していない

無回答

56.3

26.5

14.9

2.3

0.5

4.0

84.9

10.6

0 20 40 60 80 100

母親(N = 604)

父親(N = 604)

30日以下

31日~180 日

181 日~365 日

366 日~500 日

501 日以上

無回答

0.6

10.6

50.0

6.9

16.3

15.6

100.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0 20 40 60 80 100

母親(N = 160)

父親(N = 24)

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② 取得していない理由

【就学前児童調査】

単位:%

職場に育児休業を取りにくい雰囲気があ

仕事が忙しか

産休後に

仕事に早く復帰したか

仕事に戻るのが難しそうだ

昇給・昇格などが遅れそうだ

収入減となり

経済的に苦しくなる

保育所

などに預けることができた

配偶者が育児休業制度を利用した

配偶者が無職

祖父母等の親族にみてもらえるな

制度を利用する必要がなか

子育てや家事に専念するため退職した

職場に育児休業の制度がなか

就業規則に定め

がなか

有期雇用のため育児休業の取得要件を満たさなか

た 育児休業を取得できることを知らなか

産前産後の休暇

産前6週間

産後8週間

を取得で

きることを知らず

退職した

その他

無回答

母親 90 13.3 11.1 3.3 8.9 - 5.6 3.3 - 4.4 43.3 21.1 2.2 2.2 2.2 17.8 13.3

父親 513 31.8 37.4 0.4 3.7 5.7 29.6 0.6 18.5 36.3 0.8 13.5 0.6 2.1 0.0 6.4 7.0

・ 育児休業を取得していない理由は、母親で、「子育てや家事に専念するため退職し

た」の割合が43.3%と最も高く、次いで「職場に育児休業の制度がなかった(就業

規則に定めがなかった)」の割合が21.1%、「職場に育児休業を取りにくい雰囲気が

あった」の割合が13.3%となっています

・ 父親では、「仕事が忙しかった」の割合が37.4%と最も高く、次いで「配偶者が

無職、祖父母等の親族にみてもらえるなど、制度を利用する必要がなかった」の割

合が36.3%、「職場に育児休業を取りにくい雰囲気があった」の割合が31.8%とな

っています。

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(7)子育て全般について ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

① 町の子育て環境や支援への満足度について

・ 清水町は子育てしやすい

まちだと思いますかについ

て、就学前児童調査では、

「普通」の割合が49.5%と

最も高く、次いで「やや満

足」の割合が24.3%、「や

や不満」の割合が14.4%と

なっています。

・ 小学生調査では、「普通」

の割合が55.5%と最も高く、

次いで「やや満足」の割合

が18.3%、「やや不満」の

割合が13.6%となっていま

す。

【就学前児童・小学生調査】%

満足

やや満足

普通

やや不満

不満

無回答

6.3

24.3

49.5

14.4

4.5

1.0

3.9

18.3

55.5

13.6

4.7

3.9

0 20 40 60 80 100

就学前児童(N = 604)

小学生(N = 814)

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4 清水町の子ども・子育てを取り巻く課題

本町の子どもを取り巻く現状や、アンケート調査結果を踏まえ、本町の子ども・子

育てを取り巻く課題を整理しました。

(1)地域における子育てへの支援について ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

本町の共働き世帯の状況をみると、子どものいる世帯のうち、共働き世帯の占める

割合は上昇傾向にあります。女性の年齢別労働力率をみると、平成12年の国勢調査に

比べ、平成22年では、子育て世代の30歳代、40歳代の労働力率が高くなっており、

働く母親が増えてきていることがうかがえます。

子どもの教育・保育においては、幼児期の多様な活動を経験することにより、豊か

な感性とともに好奇心、探究心や思考力が養われ、その後の生活や学びの基礎となり

ます。また、幼児教育は生涯にわたる人格形成の基礎となります。

保護者の働き方などのライフスタイルの変化や幼児期からの教育の重要性などが相

まって、幼児教育・保育の充実が求められています。

アンケート調査結果をみると、平日の日常的な教育・保育事業の利用希望は、「幼稚

園」と「認可保育所」の割合が同程度となっています。また、0歳児から2歳児にお

いて保育所の利用を希望する傾向が増えています。

一方で、アンケート調査結果から、現在教育・保育施設を利用していない理由とし

て、まだ子どもが小さいために利用していない保護者もおり、子どもが小さい時は、

家庭で育児を行いたいと考えている親も多くいることがわかります。

今後、働く母親が増えれば、教育・保育施設の利用希望も高くなることと考えられ

ます。

現状と課題

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また、全国的に、児童虐待が問題となっています。この児童虐待は、保護者の子育

ての負担や不安、孤立感の高まりからくるものも多くあります。この深刻化している

児童虐待に対し、発生予防や早期発見・早期対応を行うことが必要であり、そのため

にも児童相談所や関係機関との連携を図りながら、虐待等の保護が必要な子どもと、

その家族に対する支援が必要です。

また、障がいのある子どもが身近な地域で安心して生活が送れるためにも、障がい

に対する社会的な理解が必要であるとともに、障がいのある子どもが自立し、社会参

加できるようにしていくことが必要です。さらに、発達の遅れや育児について不安等

を持つ保護者に対する相談支援の充実を図ることが必要です。

(2)子どもにとって良質な教育・保育の提供について ● ● ● ● ● ● ● ●

乳幼児期は家庭生活が中心であり、親の生活習慣が子どもに大きく影響することか

ら、親自身の健康づくりに対する働きかけが必要です。また、子どもの健康の確保及

び増進に向け、望ましい食生活や体育などによる体力の増進を図り、心身ともにたく

ましい子どもの育成が求められています。

また、乳幼児期の発達は、一人ひとりの個人差が大きいものであり、乳幼児期の発

達に応じた適切な保護者の関わりや子育て支援による子どもの健やかな発達を保障し

ていくことが必要です。

現状と課題

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(3)すべての子どもの育ちを支える環境の整備について ● ● ● ● ● ● ●

子どもたちに基礎的・基本的な知識・技能と思考力・判断力・表現力等、主体的に

学習に取り組む態度などの確かな学力を身に付けさせるため、教育内容・方法の一層

の充実を図ることが重要です。特に、自ら課題を発見し解決する力、他者と協働する

ためのコミュニケーション能力、物事を多様な観点から論理的に考察する力などの育

成を重視することが求められます。

また、親としての自覚を持ち、子どもと向き合いながら自分らしい子育てができる

よう、地域子育て支援拠点施設等における、家庭教育に関する情報や学習機会の提供

等を通して、家庭の教育機能を高めるとともに、子どもが放課後等自由に遊べるの場

など、地域における子どもの居場所づくりや家庭・地域での子育てを支援し、社会全

体で子どもを育てる活動を積極的に進める必要があります。

家庭の中のみでの孤独な子育てをなくし、子育て家庭が親子で集まり、相談や情報

交換、交流ができる場所や機会の提供に努めるとともに、子どもが自由に遊べる放課

後等の居場所づくりを進めます。

(4)仕事と子育ての両立について ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

働く母親が増えてきている中で、家庭で育児を行っていくためには、企業等の子育

てに関する理解も必要となります。アンケート調査結果をみると、子どもが生まれた

ときに育児休業を取得した母親の割合は26.5%となっており、 父親が取得した割合

は、4.0%となっています。

今後も、保護者が働きながら安心して子どもを生み育てることができるよう、教

育・保育の施設・事業の充実を図っていくとともに、ワーク・ライフ・バランスを普

及・啓発し、仕事と子育てを両立するための環境づくりを進めていくことが必要です。

現状と課題

現状と課題