第2部 科目の授業計画(シラバス)109 平成19年度...

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第2部 科目の授業計画(シラバス)

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  • 1. 人間形成科目

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject ライフデザイン Life Design科目区分 人間形成科目 科目コード 9001 単位数 2 単位 開講時期 1 年次後期必修・選択の別 必修科目(電子情報コース)/必修科目(電気電子コース)/必修科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:後藤 淳 Jun GOTO

    連絡先(学内担当):4 号館 4 階 青井研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  生き抜く力と方法について考えるための端緒として、自分自身に関する直視と解析から始める。他人や社会に対する漠然とした不安や怖れを直視するために、心理学や倫理学における人間観を援用する。就職を通して将来設計を行うための前提として、対人・対社会関係を構築する自己基盤を創造する。

    キーワードkeywords

    自己分析、自己表現、幸福、責任、労働self-analysis, self-expression, happiness, responsibility, labor

    授業の到達目標 ・ 現在の自分を分析した結果を表現すると共に、一層の変革可能性を探る姿勢をとることができる。(C6)・ 対人関係や社会関係における自分の位置付けを理解できる。(C6)・ 現在の「私」に立って、自分の生涯に関するラフプランを描くことができる。

    教員からの一言 ・ 自分の中にあるさまざまな「私」を見つめてほしい。・ 卒業時の自分をイメージして、大学生活を展望してほしい。

    関連科目 人間のこころ教 材 教科書 講義内で配布する資料を使用する。

    参考書授業計画 第 1 回:導入講義:授業の進め方と概要の説明、成績評価法など   注:第 1 回授業の中で、成績評価を含めた科目全体の重要情報を伝えるので必ず出席しなさい。 第 2 回:自分を知る 1(主観的自己と客観的自己) 第 3 回:自分を知る 2(心理学的機制) 第 4 回:自分を表現する(三種類の人間関係の中でのコミュニケーションとマナー) 第 5 回:自分を隠す(長所と短所) *レポート:「私が見る私」第 6 回:幸福(幸福になると幸福である、自己満足と自己充足) 第 7 回:中間試験 第 8 回:責任 1(積極的責任と消極的責任) 第 9 回:責任 2(法的責任と倫理的責任) 第 10 回:「シーシュポスの神話」1(労働は不条理であるのか) 第 11 回:「シーシュポスの神話」2(労働は不条理であるのか) *レポート:「働くということ」 第 12 回:人生を描く 1(やりたいこととできること) 第 13 回:人生を描く 2(可能性と限界) 第 14 回:まとめ(自己外化としての労働について考える) 第 15 回:定期試験

    成績評価基準  1st レポート(10%)、2nd レポート(10%)、中間試験(26%)、定期試験(28%)、講義内演習(26%)備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 産業技術と倫理 Ethics of Industrial Engineers科目区分 人間形成科目 科目コード 9002 単位数 2 単位 開講時期 1 年次後期必修・選択の別 必修科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name: 西田 治男 Haruo NISHIDA

    連絡先(学内担当):4 号館 4 階 青井研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  技術者は、その専門的知識をもとに様々な社会ニーズに応える仕事している。専門的な知識・技術であるがため、その利用の是非は技術者本人の判断に委ねられている。そのため技術者はその知識・技術の利用・判断に責任を持つ必要があり、ここに技術者の倫理が問われる根拠がある。本科目では、産業技術者のおかれた立場・環境の変遷と現状の理解を通して、これからの技術者としての倫理的な判断と行動についての一般的概念を修得する。

    キーワードkeywords

    産業技術、技術者倫理、企業の社会的責任、PL 法、リスク、知的財産、著作権、環境倫理industrial technologies, engineering ethics, corporate social responsibility, product liability, risk, intellectual property, copyright, environmental ethics

    授業の到達目標 ・ 共同体の一員であるということの認識と自己の行為の倫理性が共同体に与える影響を考えられる。(C7)・ 技術者の本質であるものづくりに倫理が強く結びついていることを認識できる。(A9)・ 企業倫理に根ざした新しい経営論理を把握できる。・ 知的財産や営業秘密の意味を理解し、それらの権利問題について解釈できる。・ 製造物責任や環境影響について理解し、技術者の考え方の中に社会や環境への配慮が必要であることを認識できる。 (A9, C7)教員からの一言 ・ 新聞、書籍などから科学技術が関係した過去から現在までの事件、事故、ニュースなどをピックアップし、それに対す る感想や自分なりの判断を加えて欲しい(演習の中で一部活用する)。関連科目 ライフデザイン、キャリアデザイン、インターンシップⅠ、Ⅱ教 材 教科書 プリント

    参考書 大貫・坂下・瀬口編「工学倫理の条件」晃洋書房、米国 NSPE 倫理審査委員会編「科学技術者倫理の事例と考察」丸善、工学院大学教育委員会「技術者の倫理」(2004) 他

    授業計画第 1 回:導入講義:授業の進め方と概要の説明、成績評価法、産業技術と倫理とは何か   注:第 1 回授業の中で、成績評価を含めた科目全体の重要情報を伝えるので必ず出席しなさい。 第 2 回:倫理とは何か 共同体に成立する倫理体系の理解(演習) 第 3 回:技術者にとっての倫理 ものづくりの倫理の理解(演習) 第 4 回:技術者とは何か 歴史の中の技術者 専門職としての技術者(演習) 第 5 回:技術者倫理と企業倫理 経営の倫理と企業・技術者の倫理的責任の理解(演習)第 6 回:内部告発の倫理 内部告発を巡る社会と企業の変化の理解(演習) 第 7 回:製造物責任法(PL 法)を理解する (演習) 第 8 回:安全性とリスク リスクコミュニケーションの理解(臨時試験)   注:臨時試験の欠席者で理由書を届出た者には別途再臨時試験を実施する。 第 9 回:知的財産と営業秘密 特許法の概要と職務発明、守秘義務の理解(演習) 第 10 回:環境・資源の倫理 1 環境問題と産業技術についての概要(演習) 第 11 回:環境・資源の倫理 2 循環型社会の構築の理解(演習) 第 12 回:研究の倫理 発見と発明、先取権の尊重原則などの理解(演習) 第 13 回:国際化と異文化摩擦および科学技術と公共性についての理解(演習) 第 14 回:定期試験に向けた総合演習(60 分)と解説(30 分)   注:この総合演習は成績に反映しないが、重要であるため特に出席を求める。 第 15 回:定期試験(60 分)   注:試験範囲は第 1 回から前回までの授業総てとする。

    成績評価基準  定期試験(60%)、臨時試験(20%)と授業中の演習(20%)の成績を総計して評価点とする。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 建学のこころ Establishment Mind of Our School科目区分 人間形成科目 科目コード 9003 単位数 1 単位 開講時期 1 年次前期必修・選択の別 選択科目担 当 者 氏名 name:河済 博文 Hirofumi KAWAZUMI

    連絡先(代表者):5 号館 G1 階 河済研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け 近畿大学の建学の精神は、世耕弘一初代総長の言葉による「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」の育成です。そのために産業理工学部でも、人格形成を目指す教養教育を重視し、そして、高い教養、未来志向の広い視野、健全な批判精神を身につけさせつつ、即戦力となる専門教育を行っています。学生として、その教育目的を自らのものとして理解し、将来設計に向けた動機付けができることを目指します。

    キーワードkeywords

    創立者、歴史と伝統、教育理念、ライフデザイン、同窓会founder of the school, history and tradition, education philosophy, life design, alumni association

    授業の到達目標・ 自分が学ぶ大学の建学の精神が説明できる。・ 自分が学ぶ大学の教育理念が説明できる。・ 自分が学ぶ大学の歴史と伝統を知り、その一員としての自覚と誇りを持つことができる。・ 上記のことから、自らのライフデザインに積極的に取り組めるようになる。

    教員からの一言・ この講義を通して、目的意識を持って勉学に取り組むことの大切さを、自らじっくりと考えてください。

    関連科目 ライフデザイン,就職計画 I,II 教 材 教科書 講義毎に適時、資料を配付します。

    参考書 近畿大学建学者世耕弘一「学ぶこころ」近畿大学 日本図書センタ-授業計画第 1 回:導入講義:授業の進め方と概要の説明、成績評価法    注:第 2 回以降、毎回、講義の終わりにリフレクションペーパで講義内容を整理してもらいます。第 2 回:近畿大学学園および産業理工学部の歴史と教育の理念・目的・目標。第 3 回:近畿大学の建学の精神 I(創立者の生涯とその教育理念)。 第 4 回:近畿大学の建学の精神 II(近畿大学の発展と近大気質)。第 5 回:活躍する卒業生 I(大学生活を振り返って)第 6 回:活躍する卒業生 II(近畿大学のネットワーク)第 7 回:地域社会における産業理工学部の役割 第 8 回:建学のこころとライフデザイン     これまでの講義内容を元に自らのライフデザインを行ってみます。

    成績評価基準  毎回のリフレクションペーパ(50%)と最終回のライフデザインシート(50%)により評価します。備 考 この科目を修得していないと、学業成績優秀者奨励金の選抜対象になることができません。

    学業特待生と部活動特待生は、この科目を修得しないと資格が継続できません。

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject スポーツ科学Ⅰ Sports Science I科目区分 人間形成科目 科目コード 9004 単位数 1 単位 開講時期 1 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:橋本 浩 Hiroshi HASHIMOTO

    連絡先(代表者):3 号館 4 階 橋本研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  スポーツ科学Ⅰでは、高等学校まで学習したスポーツ教材を中心にして、Sports for all(誰でもスポーツを・誰とでもスポーツ・どこででもスポーツ)をねらいとし日常生活にスポーツを取り入れて、体を動かす喜びや楽しさの再体験を目標とした授業です。

    キーワードkeywords

    個人種目、対人individual games, inter-personal

    授業の到達目標 ・ 基本技術の修得

    教員からの一言 ・ 個一技の修得

    関連科目 生涯スポーツⅠ・Ⅱ、健康科学教 材 教科書

    参考書 荻村伊智朗「実践卓球」(基礎技術編)大修館書店授業計画第 1 回:導入講義:授業概要の説明第 2 回:身体能力テストⅠ:柔軟性、筋力 第 3 回:身体能力テストⅡ:持久力、平衡性 第 4 回:基本練習Ⅰ:フォーハンドストローク 第 5 回:基本練習Ⅱ:サーブ、スマッシュ第 6 回:応用練習:ゲーム形式による攻防 第 7 回:視聴覚授業:卓球実技ビデオ 第 8 回:審判法:シングルス、ダブルスゲームの進め方 第 9 回:練習試合及び組み合わせⅠ:シングルス戦 第 10 回:練習試合及び組み合わせⅡ:ダブルス戦 第 11 回:シングルスゲームⅠ:リーグ戦 第 12 回:シングルスゲームⅡ:トーナメント戦 第 13 回:ダブルスゲームⅠ:リーグ戦 第 14 回:ダブルスゲームⅡ:トーナメント戦 第 15 回:技術能力テスト

    成績評価基準  試合成績を評価点とする。備 考 下級履修は可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject スポーツ科学Ⅱ Sports Science II科目区分 人間形成科目 科目コード 9005 単位数 1 単位 開講時期 1 年次後期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:橋本 浩 Hiroshi HASHIMOTO

    連絡先(代表者):3 号館 4 階 橋本研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  スポーツ科学Ⅱでは、スポーツ科学Ⅰをベースに技術面やゲームメークをより専門的に学習し、トレーニングで個人のレベルアップをねらいゲームメークでは、作戦、システムについて学習します。

    キーワードkeywords

    球技、団体種目ball games, group games

    授業の到達目標 ・ ゲーム展開の修得

    教員からの一言 ・ 身体操作の工夫

    関連科目 生涯スポーツⅠ・Ⅱ、健康科学教 材 教科書 なし

    参考書 稲垣安二「バスケットボール」泰流社授業計画第 1 回:導入講義:授業概要の説明 第 2 回:基本的な技術練習Ⅰ:ハンドリング、ドリブル 第 3 回:基本的な技術練習Ⅱ:セットショット、ジャンプショット、パス&ショット 第 4 回:基本的な技術練習Ⅲ:ドリブル、ショット、パス 第 5 回:基本的な技術練習Ⅳ:ピボットプレイ、フットワーク 第 6 回:基礎技術ゲーム:シューティングゲーム、ハンドリングショット第 7 回:応用的な技術:ディフェンス法、アウトナンバー攻撃 第 8 回:基本的な戦術Ⅰ:パス&ラン(2 対 2、3 対 3) 第 9 回:基本的な戦術Ⅱ:スクリーンプレイ(2 対 2、3 対 3) 第 10 回:基本的な戦術・ゲーム:技術・戦術を実戦へ応用する 第 11 回:班別対抗戦Ⅰ:ゲームの運営方法 第 12 回:班別対抗戦Ⅱ:ルールの理解 第 13 回:班別対抗戦Ⅲ:リーグ戦・3 on 3 ゲーム 第 14 回:班別対抗戦Ⅳ:トーナメント戦 第 15 回:技術能力テスト:レイアップショット

    成績評価基準  試合成績を評価点とする。備 考 下級履修は可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject ジャーナリズム概論 Journalism Introduction科目区分 人間形成科目 科目コード 9006 単位数 2 単位 開講時期 1 年次後期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:久門 守 Mamoru HISAKADO

    連絡先(代表者):[email protected]連絡先(学内担当):4 号館 4 階 青井研究室 [email protected]

    授業の概要及び位置付け  多メディア時代だが、ジャーナリズム活動の枢軸を担っているのは新聞である。他のメディアの動向もにらみながら、この印刷メディアについて理解を深め、ニュース原稿や紙面の制作過程まで立ち入って、広く情報を読み解く力を養う。また、簡単な記事作成に挑戦する。 取材や執筆には守らなければならない職業倫理がある。だが、近年は取材前線、 編集現場で深刻な倫理上の問題が発生している。インターネットの急速な発達と普及で、だれもがジャーナリストになることが可能な時代を迎えているだけに、マスコミ倫理と誤報の背景についてはやや立ち入って考察する。キーワードkeywords

    だれが、なにを、いつ、どこで、なぜ、どのようにwho, what, when, where, why, how

    授業の到達目標 ・ 5W1H を理解する。・ 「書く立場」と「書かれる立場」への認識を深める。・ 人権感覚をみがく。・ 記事(ニュース原稿)の問題点に気付く力を養う。・ 読者・視聴者が関心を持つニュースへの感性を豊かにする。教員からの一言 ・ 授業ではかなりの分量の新聞記事や資料(いずれも複写)を配ります。素早く目を通して、概要をつかんでください。 いろいろな場面で辞書類が役立ちます。関連科目 マスコミ史教 材 教科書 なし

    参考書 そのつど紹介授業計画 第 1 回:導入講義:新聞記事の読み方、授業の進め方と概要の説明、成績評価法など   注:第 1 回授業の中で、成績評価を含めた科目全体の重要情報を伝えますので、必ず出席してください。     欠席をすると不利益が生じるかもしれません。 第 2 回:メディアのかたち―新聞もいろいろ。テレビもいろいろ。 第 3 回:紙面が出来るまで―印刷メディアも情報は第一段階ですべてデジタル化。 第 4 回:ニュースとは―N・E・W・Sそのままに「東西南北」。要素があり、それによって価値が決まる。 第 5 回:記事の種類―かつて記者の多くが口にした「数え歌」にも記事の種類が織り込まれている。 第 6 回:取材のイロハ―その瞬間に立ち会うことはほとんどない。取材はひたすら聞き、尋ね、調べる行為。第 7 回:人の死と報道―記事作成(300 ~ 400 字で予定稿「あなたの死亡記事」を書いてみよう)。     注・記事は採点します。 第 8 回:取材最前線―外国人記者が「障壁」だとして廃止を求める記者クラブ制度とは。 第 9 回:マスコミ倫理―取材活動や執筆には、厳しく守らなければならない約束ごとがある。 第 10 回:誤報 ・ 虚報―がんばって取材をしても誤ることがある。ニュースを捏造すれば首が飛ぶ。 第 11 回:差別語・不快語―表現は必ずしも自由ではない。人権侵害は許されない。 第 12 回:ジェンダーの視点―女性の進出で変わってきた紙面・編集局の空気。 第 13 回:ジャーナリストって―ネットで急増している新たな「書き手」もジャーナリストだ。 第 14 回:まとめ―福澤諭吉のことば「読む者」と「読まるゝ者」とは。 第 15 回:定期試験(60 分)   注:デスクになったつもりで 3 本の新聞記事を点検し、誤りや問題点を記述式で指摘します。

    成績評価基準  記事作成(30%)と定期試験(70%)の成績を総計して評価点とする。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 生涯スポーツⅠ Sports Life I科目区分 人間形成科目 科目コード 9007 単位数 1 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:橋本 浩 Hiroshi HASHIMOTO

    連絡先(代表者):3 号館 4 階 橋本研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  健康・体力づくりの必要性とその方法について理解し運動実践を行い生涯に向けての身体活動や身体運動への積極的な姿勢や態度を育成する。

    キーワードkeywords

    球技、団体種目ball games, group games

    授業の到達目標 ・ 応用技術の修得・ 仲間とのチームワークづくり

    教員からの一言 ・ 運動技術の達成

    関連科目 スポーツ科学Ⅰ・Ⅱ、健康科学教 材 教科書 なし

    参考書 吉村正「ソフトボール教室」大修館書店授業計画 第 1 回:導入講義:授業概要の説明 第 2 回:体力測定Ⅰ:形態 第 3 回:体力測定Ⅱ:機能第 4 回:基本練習Ⅰ:キャッチボール 第 5 回:基本練習Ⅱ:トスバッティング 第 6 回:基本練習Ⅲ:フリーバッティング 第 7 回:応用練習Ⅰ:シートノック 第 8 回:応用練習Ⅱ:内野と外野の連携プレー 第 9 回:視聴覚授業:ソフトボール実技ビデオ 第 10 回:ゲームⅠ:チーム編成、審判法 第 11 回:ゲームⅡ:5 回戦でのリーグ戦 第 12 回:ゲームⅢ:5 回戦でのリーグ戦 第 13 回:ゲームⅣ:7 回戦でのトーナメント戦 第 14 回:ゲームⅤ:7 回戦でのトーナメント戦 第 15 回:技術能力テスト

    成績評価基準  試合成績を評価点とする。備 考 下級履修は可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 生涯スポーツⅡ Sports Life II科目区分 人間形成科目 科目コード 9008 単位数 1 単位 開講時期 2 年次後期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:橋本 浩 Hiroshi HASHIMOTO

    連絡先(代表者):3 号館 4 階 橋本研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  仲間づくりの喜びと共に、人と協力しながら目標をクリヤーしていく達成感とスポーツへの参加・健康の維持・自己体力把握の基礎知識などを高める。

    キーワードkeywords

    仲間づくり、戦術friendship, tactics

    授業の到達目標 ・ ゲームを通しての仲間との交流

    教員からの一言 ・ 運動技術の習熟

    関連科目 スポーツ科学Ⅰ・Ⅱ、健康科学教 材 教科書 なし

    参考書 豊田博「バレーボール」ベースボール・マガジン社授業計画 第 1 回:導入講義:授業概要の説明 第 2 回:基本練習Ⅰ:対人パス・トス 第 3 回:基本練習Ⅱ:スパイク・サーブ第 4 回:基本練習Ⅲ:ブロック 第 5 回:応用練習Ⅰ:サーブレシーブ 第 6 回:応用練習Ⅱ:円陣パス第 7 回:応用練習Ⅲ:移動パス 第 8 回:視聴覚授業:バレーボール実技ビデオ 第 9 回:ゲーム形式練習Ⅰ:チーム編成 第 10 回:ゲーム形式練習Ⅱ:サーブ・レシーブ・スパイク中心 第 11 回:ゲームⅠ:リーグ戦、審判法第 12 回:ゲームⅡ:リーグ戦 第 13 回:ゲームⅢ:トーナメント戦 第 14 回:ゲームⅣ:トーナメント戦第 15 回:技術能力テスト

    成績評価基準  試合成績を評価点とする。備 考 下級履修は可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 就職計画Ⅰ Planning Your Future I科目区分 人間形成科目 科目コード 9009 単位数 2 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:石川 義二 Yoshiji ISHIKAWA

    連絡先(代表者):有限会社戦略人事室 [email protected]連絡先(学内担当):4 号館 4 階 青井研究室 [email protected]

    授業の概要及び位置付け  仕事を取り巻く環境が大きく変わる中、これからの日本人が取りうる選択肢やスタンスを考えていく。仕事を通じてどのような豊かさを創造していくのか(キャリアデザイン)、その方法について事例を研究し、学生自身の未来そして現在を様々な角度から考えていく。

    キーワードkeywords

    キャリア、大学生活と仕事、ワークスタイルの研究、目標設定career, university life and work, study of work-style, objective planning

    授業の到達目標 ・ キャリアデザインの意味と必要性を理解できる・ 働く意味を理解し、世の中にあるワークスタイルに目を向けることができる・ キャリア目標の設定と行動計画を策定できる

    教員からの一言 ・ 集中講義形式なので体力的には大変かもしれないが、ワークが中心の授業です。・ キャリアデザイン力は企業が求める自立型人材になるために必要なスキルです。

    関連科目 就職計画 II教 材 教科書 CAREER DESIGN NOTE I

    参考書 日本経済新聞、テレビおよび日経ビジネス等の雑誌からの情報授業計画 第 1 回:(導入講義)キャリアデザインとは   注:第 1 回授業の中で、成績評価を含めた科目全体の重要情報を伝えるので必ず出席しなさい。     欠席すると大きな不利益が生じます。第 2 回:あなたは仕事派?それとも会社派? 第 3 回:大学生活の充実と将来の仕事の関連性 第 4 回:大学生活を充実させよう 第 5 回:「大学生活充実計画」を企画しよう 第 6 回:大学生の就職事情~正社員とフリーター 第 7 回:ワークスタイルの研究 1 ~企業で働く~ 第 8 回:ワークスタイルの研究 2 ~公的機関で働く~ 第 9 回:ワークスタイルの研究 3 ~海外で働く~第 10 回:ワークスタイルの研究 4 ~独立して働く~ 第 11 回:将来の活躍をイメージしよう 第 12 回:社会と大学のつながり 第 13 回:社会で必要となる力って何だろう 第 14 回:目標設定と行動計画第 15 回:キャリアデザインの本質を再認識する

    成績評価基準  最終レポート(100%)備 考 上級および下級履修可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 就職計画Ⅱ Planning Your Future II科目区分 人間形成科目 科目コード 9010 単位数 2 単位 開講時期 2 年次後期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:石川 義二 Yoshiji ISHIKAWA

    連絡先(代表者):有限会社戦略人事室 [email protected]連絡先(学内担当):4 号館 4 階 青井研究室 [email protected]

    授業の概要及び位置付け  企業が求める人材像を明らかにした上で現在の自分との比較をおこない、足りない点を自覚する。ワークを通して企画力、表現力を身に付ける。

    キーワードkeywords

    キャリア、企業が求める能力、自己分析、表現力、企画力career, ability required by enterprise, self-analysis, presentation ability, planning ability

    授業の到達目標 ・ 企業の求める人材像を理解し、それに近づくための能力を磨く・ 口頭表現力、文章表現力のコツをつかむ・ 体験を通して「企画をすること」の意味を理解する

    教員からの一言 ・ 集中講義形式なので体力的には大変かもしれないが、ワークおよびプレゼンが中心の授業です。・ ワークを通して企業が求める能力を磨きます。

    関連科目 就職計画Ⅰ教 材 教科書

    参考書 日本経済新聞、テレビおよび日経ビジネス等の雑誌からの情報授業計画 第 1 回:(導入講義)授業の進め方と概要の説明、成績評価法   注:第 1 回授業の中で、成績評価を含めた科目全体の重要情報を伝えるので必ず出席しなさい。     欠席すると大きな不利益が生じます。 第 2 回:現代の大学生の就職事情 ~企業の求める人材~第 3 回:チームで実現可能な企画を立てよう 第 4 回:企画の立て方、まとめ方 第 5 回:プレゼンテーション 1 第 6 回:プレゼンテーション 2第 7 回:プレゼンテーション 3 第 8 回:プレゼンテーション 4 第 9 回:プレゼンテーション 5 第 10 回:自己資源を知る~知識・能力・価値観・興味 第 11 回:自分について文章で表現する 1 第 12 回:自分について文章で表現する 2 第 13 回:自分について文章で表現する 3 第 14 回:聞いたことを自分の言葉でまとめる 第 15 回:まとめ~授業のまとめと 3 年次冬までの行動計画

    成績評価基準  中間発表(50%)、最終レポート(50%)備 考 上級および下級履修可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 環境学入門 Introduction of Environmentology科目区分 人間形成科目 科目コード 9011 単位数 2 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 必修科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:菊川 清 Kiyoshi KIKUKAWA

    連絡先(代表者):2 号館 1 階 菊川研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け ・ 身近な環境汚染から地球規模の環境問題までの現状を概観する。・ 環境問題の原因としての 20 世紀を特徴づける大量生産、大量消費、大量廃棄の社会経済システムを概観する。・ 環境問題の本質的な解決には、人間と社会、環境の調和を実現する必要があることを理解し、そのために社会の持続可 能な発展を保障する循環型社会経済システムをどう構築するのか、考察する。キーワードkeywords

    地球環境問題、社会経済システム、持続可能な社会、地球生態系、環境倫理学、環境経済学global environmental problem, socioeconomics system, durable society, global ecosystem,environmental ethics, environment economics

    授業の到達目標 ・ 身近な環境汚染と地球温暖化を中心とする地球環境問題の現状を理解する。(A9, C7)・ 40 億年を超える地球環境の歴史を学ぶことで、地球環境を決定する要因と環境改善の考え方を理解する。(C7)・ 身近な問題から地球規模まで、全ての環境問題が現在の消費型社会経済システムと深く結びついていることを理解する。 (A9, B7, C7)・ 消費型から循環型へ社会経済システムの転換に必要な考え方を、環境倫理学や環境経済学の視点から考察できる。(B7)・ 地球の一市民として、次の世代に良好な環境を残すために行動するための基礎知識がある。(B7, C7)教員からの一言 ・ 環境問題に関する情報は、身の回りに溢れています。情報に能動的にアクセスし、考える習慣を身につけましょう。・ 環境問題を解決するためには、理系、文系に拘らない幅広い視野が求められます。・ 環境問題解決に「正解」はありません。いろいろな考え方があります。疑問に思ったら、すぐに質問しよう。関連科目 環境と化学、環境と生物、産業技術と倫理教 材 教科書 小林辰男・青木慎一「環境問題入門」日経文庫ベーシック (日本経済新聞社)

    参考書 浦野紘平「みんなの地球」オーム社、瀬戸昌之他「文科系のための環境論・入門」有斐閣アルマ授業計画 第 1 回:導入講義-講義全体の概要説明:環境学とは何か?本科目の目指す目標を示します。講義の進め方、評価の仕     方を説明します。 第 2 回:環境とは何か?地球の地殻圏、水圏および大気圏に生物圏が関る地球システムであることを、地球誕生からの     地球の環境変動を生物圏の進化と絶滅をキーワードに学びます。 第 3 回:環境問題とは何か?加害者・被害者が明確だった公害から温暖化や大気汚染など地球規模の被害へ 第 4 回:地球温暖化(1)地球の気候を決める要因を地球のエネルギーバランスの問題として学び、南極やグリーンラン     ド氷床に閉じ込められた古代大気組成から古気候を再現できることを学びます。 第 5 回:地球温暖化(2)人間活動によって現在進行している大気組成の変動が地球環境に与える影響について考える。 第 6 回:地球温暖化(3)地球のエネルギーバランスと物質循環について、地球生態系という概念から学ぶとともに、地     球温暖化が、大きくなりすぎた人間社会の問題として捉えられることを学びます。 第 7 回:地球温暖化(4)地球温暖化防止と経済的手段について、環境経済学の概念を学びます。 第 8 回:地球環境で主要な課題となるエネルギー問題について学びます。 第 9 回:大きくなりすぎた人間社会の問題を、物質循環の概念から学びます。特に、大量生産、大量消費、大量廃棄の     社会経済システムがもたらした、廃棄物汚染の問題について学びます。 第 10 回:使い捨て社会から循環型社会への移行への必然性と課題について学びます。 第 11 回:リサイクル法制度について、個々の具体的な事例に基づいて学びます。 第 12 回:持続可能な社会へ企業と消費者の対応と役割について学びます。 第 13 回:持続可能な社会へ人間の生き方の基本を問い直す環境倫理学の視点について学びます。 第 14 回:環境問題全体について総括的に整理して学びます。 第 15 回:定期試験。

    成績評価基準  定期試験の成績(60%)と授業中に随時行うミニテスト(30%)およびレポート(10%)により評価します。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 情報学入門 Introduction to Information and Computer Sciences科目区分 人間形成科目 科目コード 9012 単位数 2 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 names:情報学科全教員

    連絡先(代表者):長田研究室 5 号館 2 階 [email protected]授業の概要及び位置付け  情報学入門は、情報学がどのようなものであるか、情報学にはどのような専門分野があるのかなど、文字通り、情報学へ案内するための授業である。そのために情報学科の全教員がそれぞれの専門分野において情報学と関連した話題を取り上げてミニ講義を行う。それと同時に講義内容の要点を記録したノートを取り、与えられた設問に対してレポートを作成することを通じて、コミュニケーションの基本である『相手の話を聞き取る能力』を養うことも目標としている。

    キーワードkeywords

    情報学、ノートの取り方、聞き取り能力、レポート作成information and computer sciences, note taking, listening skill, report writing

    授業の到達目標 ・ 板書、OHP、パワーポイントなどの講義手段にかかわらず、講義内容の要点を記録したノートを取ることができる。・ 情報学において、どのような専門分野があるかを知っている。・ 情報学のいくつかの最新のトピックスを知っている。・ 情報学に関連した専門分野を知っている。

    教員からの一言 ・ 必ずノートを用意しましょう。・ 講義内容に基づいた設問についてレポートを作成し、 期日までに担当教員に提出して下さい。

    関連科目教 材 教科書 特に指定しない。

    参考書授業計画 第 1 回:導入講義 : 授業の進め方と概要の説明、成績評価法について説明します。第 2 回:ミニ講義 1「情報学とは何か」(大木担当)、講義終了後、設問について期日までにレポートを提出する。     (以下のミニ講義においても、 講義終了後、設問について、 期日までに、レポートの提出を必ず行います。)第 3 回:ミニ講義 2「簡単なアルゴリズムについて」(景川担当)第 4 回:ミニ講義 3「3 次元地理情報システム」(森担当)第 5 回:ミニ講義 4「インターネットとセキュリティ」(山崎担当)第 6 回:ミニ講義 5「情報と数学」(藤原担当)第 7 回:ミニ講義 6「情報編集と論文作成」(金光担当)第 8 回:ミニ講義 7「情報と論理」(塚田担当)第 9 回:ミニ講義 8「言語処理入門」(長田担当)第 10 回:ミニ講義 9「プログラム作りを楽しもう」(高橋担当)第 11 回:ミニ講義 10「携帯電話,PHS, IP 電話 , CD, MD, MP3 ~音をデジタル化する」(勝瀬担当)第 12 回:ミニ講義 11「CG とアニメーション」(馬場担当)第 13 回:ミニ講義 12「情報通信と符号理論」(戒田担当)第 14 回:ミニ講義 13「ユビキタス社会における情報システムの役割」(大木担当)第 15 回:終了講義 情報学入門のまとめを行う。

    成績評価基準  レポートで評価する。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 経済学の基礎 Basic of Economics科目区分 人間形成科目 科目コード 9013 単位数 2 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 選択必修科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:永原 丞 Susumu NAGAHARA

    連絡先(代表者):3 号館 4 階 永原研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  基礎理論Ⅰでは、産業資本の蓄積は如何にして実現できるか、さらに資本主義が発展するにつれて資本の有機的構成は何故に高度化せざるを得ないのかを理解させ、産業の設備投資拡大と賃金労働者の相対的貧困化との関係について講義する。基礎理論Ⅱでは、資本主義社会で発生する失業の原因・形態を理解させる。具体的には、J.M. ケインズの有効需要理論・乗数理論・流動性選好理論を講義の柱に据え、景気の浮揚策と政府が果たす役割について講義する。

    キーワードkeywords

    労働の二重性、労働力価値、相対的過剰人口、有効需要の原理、乗数効果two-fold character of labor, value of labor power, relative surplus-population, theory of effective demand, multiplier effect

    授業の到達目標 ・ 貧困の発生原因を科学的に分析・思考する能力を身に付ける。・ 資本主義社会における労・使の対立が発生する根本的な原因を科学的に分析・思考する能力を身に付ける。・ 資本主義経済の運動法則が理解でき、経済を見る目、考える力を身に付ける。(A9)・ 基礎理論Ⅰ・Ⅱを学ぶことによって経済的社会観が形成できる。

    教員からの一言 ・ 社会科学系の科目は全てに共通することであるが、授業をよく聞きノートをとり、自分で得心がいかないとか、理解で きないときは質問することです。さらに図書館などの文献を活用しながら、考え、説明、論述できるようになってほしい。

    関連科目 社会科学系科目と関連づけて学ぶと楽しい教 材 教科書 講義中に随時資料を配付する

    参考書 斉藤道愛 他「経済学の基礎」学文社授業計画 第 1 回:導入講義(講義の目的、講義方法、成績判定など) 第 2 回:経済学の基礎理論Ⅰ ①労働過程 第 3 回:          ②価値増殖過程 第 4 回:          ③剰余価値率と労働日 第 5 回:          ④絶対的剰余価値生産と相対的剰余価値生産について第 6 回:          ⑤資本主義的生産様式の生成と展開(機械と大工業) 第 7 回:経済学の基礎理論Ⅱ ①「一般理論」誕生の背景第 8 回:          ②有効需要の原理 第 9 回:          ③乗数理論の展開 第 10 回:          ④利子率の決定 第 11 回:          ⑤流動性選好説 第 12 回:          ⑥ケインズ革命と現代インフレーション 第 13 回:          ⑦日本資本主義の形成と展開、発展 第 14 回:前期のまとめ 第 15 回:前期定期試験

    成績評価基準  定期試験(70%)と小テスト(30%)の成績で評価備 考 他学科履修可、上級履修不可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 日本経済を読む Readings from Japanese Economy科目区分 人間形成科目 科目コード 9014 単位数 2 単位 開講時期 2 年次後期必修・選択の別 選択必修科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:永原 丞 Susumu NAGAHARA

    連絡先(代表者):3 号館 4 階 永原研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  第二次世界大戦後の復興から今日の平成不況に至るまでの日本経済の変遷を、経済史・経済理論・経済政策を通して国際協調の必要性を理解する。資本主義国家は資本・労働・技術なくして存立し得ない。これを前提として本講義は構成されており、授業計画に基づいて受講することによって、戦後日本経済(成長・発展・衰退の原因など)について受講者各々がプレゼンテーションできるような教育、講義を行う。

    キーワードkeywords

    インフレーション、経済成長、有効需要、景気循環、マネーサプライ、外国為替相場inflation, economic growth, effective demand, business cycles, money supply, rate of foreign exchange

    授業の到達目標 ・ 日本経済の実態を読み解く力を身に付ける。・ 個々の企業や産業の収益と景気変動との連関について読み取れるようになる。・ 外国為替相場の変動要因を理解することによって、短期的な産業(企業)の生産および販売戦略を立案できる能力を身 に付ける。・ 理論や政策がどのように過去には生かされ使用されているのか、実際の問題を考える際にそれをどのように生かし使用 してゆけばよいのか、このような視点に立って今日の経済諸問題を解決できる能力を身に付ける。(A9)教員からの一言 ・ 社会科学系の科目は全てに共通することであるが、授業をよく聞きノートをとり、自分で得心がいかないとか、理解で きないときは質問することです。さらに図書館などの文献を活用しながら、考え、説明、論述できるようになってほしい。

    関連科目 社会科学系科目と関連づけて学ぶと楽しい教 材 教科書 講義中に随時資料を配付する

    参考書 金森久雄 他編著「日本経済読本」東洋経済新報社授業計画 第   1   回:導入講義(講義の目的、講義方法、成績判定など) 第 2、 3 回:戦後日本経済の歩み       戦後の復興から経済成長、平成不況に至るまでの日本経済社会の変遷を掴む。第 4、 3 回:景気変動はなぜ生じるのか       景気循環と経済成長とのメカニズムを理解する。 第 6、 7 回:産業構造と技術革新       高度経済成長期以降の技術革新の流れと産業構造の変化を学ぶ。 第 8、 9 回:為替レートの決定       急激な外国為替相場の変動に対し、国際協調は何故に必要性なのかを理解する。 第 10、11 回:国際収支と外国為替       国際間のモノの流れと金の流れを学び、国際的に調和のとれた経済構造への転換を理解する。 第 12、13 回:バブル経済とその崩壊       バブル経済の発生と崩壊がもたらした負の遺産とは何かを学ぶ。 第  14  回:後期のまとめ 第  15  回:後期定期試験

    成績評価基準  定期試験 (70%) と小テスト (30%) の成績で評価備 考 他学科履修可、上級履修不可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 数理科学Ⅰ Mathematical Sciences I科目区分 人間形成科目 科目コード 90151 単位数 2 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:金光 滋 Shigeru KANEMITSU

    連絡先(代表者):2 号館 3 階 金光研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  近年のインターネットの普及に伴い、通信の安全性と信頼性を確保するための暗号技術が重要視されている。そして、現在一般的に使用されている暗号には、古典的な整数論の結果が用いられている。本講義では、合同式を中心に初等整数論の基礎について学び、公開鍵暗号の一つである RSA 暗号の仕組みを理解することを目標とする。この科目は、数学が現実世界へ応用されていることを学ぶだけでなく、情報通信に関する科目へと繋がる。

    キーワードkeywords

    整数論、合同式、セキュリティ、RSA 暗号、インターネット number theory, congruence, security, RSA cryptography, internet

    授業の到達目標 ・ 合同式の性質を理解し、計算ができる。・ フェルマーの小定理とその拡張であるオイラーの定理が理解できる。・ 拡張ユークリッドの互除法が理解でき、計算ができる。・ RSA 暗号の仕組みが理解でき、具体例を計算できる。・ 巨大な数の素因数分解の困難性について理解でき、それが RSA 暗号の安全性を保証していることを理解できる。教員からの一言 ・ 予習や復習を含めて授業時間外での積極的な自学自習がなによりも大切です。授業を聞いてノートを取るだけでは授業 内容は身に付きません。解らないことはそのままにしないで質問しましょう。・ 1 年次の選択科目「数学Ⅰ・数学Ⅰ演習」と「数学Ⅱ・数学Ⅱ演習」を履修しておくことが望ましい。関連科目 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数理科学Ⅱ教 材 教科書 楫 元「工科系のための初等整数論入門」培風館

    参考書 戸川 美郎「ゼロからわかる数学―数論とその応用」朝倉書店授業計画 第 1 回:導入講義-講義全体の概要説明。本科目の目指す目標を示す。講義の進め方、評価の仕方の説明。インターネ     ットと情報セキュリティの重要性について考察する。 第 2 回:整数の基本性質-整数の加減乗除及び最大公約数や最小公倍数に関する基本性質について復習する。 第 3 回:ユークリッドの互除法- GCD を求めるアルゴリズムであるユークリッドの互除法について解説する。第 4 回:拡張ユークリッド互除法-一次不定方程式を求める拡張ユークリッド互除法について解説する。 第 5 回:素数と素因数分解-素数に関する性質と素因数分解を行う方法について解説する。 第 6 回:素数に関するアルゴリズム-様々な素数を探索するアルゴリズムと素因数分解アルゴリズムについて解説する。第 7 回:合同式の基本性質-合同式の基本性質について解説する。 第 8 回:合同式の計算-合同式の加減乗に関する性質について解説し、その応用について説明する。 第 9 回:中国式剰余定理-中国式剰余定理について解説し、その応用について説明する。 第 10 回:計算演習-これまでに解説した理論を使った計算演習を行う。 第 11 回:フェルマーの小定理-フェルマーの小定理について解説し、その応用について説明する。 第 12 回:オイラーの定理-オイラーの定理について解説し、その応用について説明する。 第 13 回:RSA 公開鍵暗号-これまでに解説した理論を用いて RSA 暗号の仕組みについて解説する。 第 14 回:定期試験に向けた総合演習(60 分)と解説(30 分) 第 15 回:定期試験(60 分)   注:試験範囲は第 1 回から前回までの授業総てとする。

    成績評価基準  定期試験(70%)と授業中の演習(30%)の成績を総計して評価点とする。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 数理科学 I(アドヴァンストクラス)Mathematical Sciences I (Honors Class)科目区分 人間形成科目 科目コード 90152 単位数 2 単位 開講時期 1 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:金光 滋 Shigeru KANEMITSU

    連絡先(代表者):2 号館 3 階 金光研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け This is a supplementary course to Math. and its Recitation. Only those students who are admitted can enroll in it. The lectures will be given in English. But fear not. The topics are those you learn in Math. and its Recitation Classes and should be inteligible to you. We do not presuppose any knowledge more than what you learn in junior high schools, but you are supposed to master what you learn during the class, which will be supposed to be known thenceforth.

    キーワードkeywords differentiation, exponential function, Euler’s formula, anti-derivative, integrals, partial fraction expansion,

    differential operators, Laplace operators, matirices, vectors, determinanats, regular matrices授業の到達目標 ・ To master differential and integral operations of one variable・ To be able to use complex numbers and complex functions・ To master the definition of complex functions given by infinite series・ To be able to decompose a rational function into partial fractions using residue calculus ・ To perceive infinitesimal manipulations as operators and extend that understanding to the Laplace and Fourier transf.教員からの一言 ・ No claims about the contents or the speed of the classes will not be accepted.・ 「数学Ⅰ」「数学演習 I」を必ず同時に受講すること。 期末試験は、この 2 科目の授業内容も含めて出題する.

    関連科目 数学Ⅱ、数学演習Ⅱ、数理科学Ⅱ教 材 教科書 two books (only those who are adimitted are entitled to purchase them)

    参考書 金光滋著 「現代解析学 I」,「線形代数学」牧野書店授業計画 第 1 回:導入講義 Introduction and Notation 第 2 回:Operations in number systems 第 3 回:Differentiation and the complex number system 第 4 回:Composite functions第 5 回:Inverse trigonometric functions, limits, and infinite sums 第 6 回:Exponential and trigonometric functions 第 7 回:Exponential law and differentiation 第 8 回:The inverse tangent function 第 9 回:Newton-Leibniz rule and indefinite integrals 第 10 回:Finding anti-derivatives I 第 11 回:Finding anti-derivatives II 第 12 回:Partial fraction expansion 第 13 回:Introd. to linear algebra I 第 14 回:Introd. to linear algebra II 第 15 回:定期試験(90 分)

    成績評価基準  期末試験の成績(80%)と授業中に随時行うレポート(20%)により評価する。備 考 下級履修不可

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 数理科学Ⅱ Mathematical Sciences II科目区分 人間形成科目 科目コード 90161 単位数 2 単位 開講時期 2 年次後期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:金光 滋 Shigeru KANEMITSU

    連絡先(代表者):2 号館 3 階 金光研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  数学の一分野である「幾何学」とは、図形の性質について研究する分野である。本講義では、この中でも直感的に捉えることのできるテーマに焦点を絞り、図形を数学を用いて扱うことについて学ぶ。扱うテーマは「複素数と平面幾何」、「1次元と 2 次元のトポロジー」、「正多面体」などである。この科目は、図形をコンピュータで処理するための導入になるだけでなく、情報科学で用いられるグラフ理論へと繋がる。

    キーワードkeywords

    複素数、平面幾何、トポロジー、多面体、グラフ理論 complex number, euclidean geometry, topology, polyhedron, graph theory

    授業の到達目標 ・ 複素数を用いて、三角関数の公式を導くことができる。・ いくつかの平面幾何の問題を複素数を用いた問題として捉えることができる。・ 数学の問題には、解の存在判定とその解を実際に構成することの両面について考える必要があることが理解できる。・ 幾何の問題は視点を変えたモデル化が有効な場合があることを理解できる。・ 幾何の問題からアルゴリズムを見出すことができる。教員からの一言 ・ 予習や復習を含めて授業時間外での積極的な自学自習がなによりも大切です。授業を聞いてノートを取るだけでは授業 内容は身に付きません。解らないことはそのままにしないで質問しましょう。・ 1 年次の必修科目「数学 I・数学Ⅰ演習」と「数学Ⅱ・数学Ⅱ演習」を修得しておくことが望ましい。関連科目 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数理科学Ⅰ教 材 教科書 西山 享 「よくわかる幾何学」 丸善

    参考書 鈴木 晋一 「幾何の世界」 朝倉書店授業計画 第 1 回:導入講義-講義全体の概要説明。本科目の目指す目標を示す。講義の進め方、評価の仕方の説明。幾何学の歴     史とコンピュータによる図形処理について解説する。第 2 回:複素数の基本性質-複素数の基本的な性質について解説する。 第 3 回:複素数の極表示-複素数の極表示とオイラーの公式について解説する。 第 4 回:複素数の演算と複素数平面-複素数の四則演算が複素数平面上でどのように現れるか解説する。 第 5 回:正三角形とナポレオンの定理-ナポレオンの定理を紹介し、その複素数を用いた証明について解説する。 第 6 回:三角形の面積と複素数-三角形の面積と複素数の関係について解説する。第 7 回:多角形の面積-前回の結果を応用して、多角形の面積を複素数を用いて計算する方法について解説する。 第 8 回:一筆書き問題-一筆書き可能なグラフと不可能なグラフの違いについて解説する。 第 9 回:一筆書き定理とアルゴリズム-一筆書き可能かどうかを判定する方法と、一筆書き問題の解答を生成するアル     ゴリズムについて解説する。 第 10 回:メビウスの帯-メビウスの帯の切断について、正方形モデルを用いて解説する。 第 11 回:閉曲面-トーラスなどの閉曲面の構成方法について解説する。 第 12 回:三角形分割とオイラー数-三角形分割とオイラー数について解説し、閉曲面のオイラー数を計算する。 第 13 回:正多面体-正多面体が 5 種類しかないことの証明を示し、正多面体の双対性や包含関係、そして、ハミルトン     閉路について解説する。 第 14 回:定期試験に向けた総合演習(60 分)と解説(30 分) 第 15 回:定期試験(60 分)   注:試験範囲は第 1 回から前回までの授業総てとする。

    成績評価基準  定期試験(70%)と授業中の演習(30%)の成績を総計して評価点とする。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 数理科学Ⅱ(アドヴァンストクラス)Mathematical Sciences Ⅱ (Honors Class)科目区分 人間形成科目 科目コード 90162 単位数 2 単位 開講時期 1 年次後期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:金光 滋 Shigeru KANEMITSU

    連絡先(代表者):2 号館 3 階 金光研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け 「数学Ⅱ」、A クラスの授業を補完するものとして、微分方程式、多変数関数の解析学、より進んでベクトル値関数の解析学および線形代数学における基本的な問題である行列の対角化について学ぶ。これらの内容は理工系の学部における基礎科目としての数学において標準的なものである。先々での専門科目の学習において必要とされる数学の応用力を養う。

    キーワードkeywords

    微分方程式、ベクトル値関数、多変数関数の微分、ニ重積分、関数行列式、固有値、行列の対角化differential equation, vector-valued function, differentiation of functions of several variables, double integral, Jacobian, eigenvalue, diagonalization of matrices

    授業の到達目標・ 簡単な微分方程式が解ける。・ 多変数関数の微分・積分を理解する。・ 二重積分を累次積分として計算できる。・ 行列の対角化を理解し、主として 3 次正方行列に対して実行できる。

    教員からの一言・ アドヴァンストクラスの意義を理解して、意欲的に取り組んでほしい。・ 「数学Ⅱ」、「数学Ⅱ演習」と同時に履修してください。・ 講義を聞くだけでは決して実力は身に付かない。必ず教材の問題を数多く自分で解いて、解らない所は理解できるまで 質問することが大切です。関連科目 数理科学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅱ演習教 材 教科書 金光 滋 「微分積分学Ⅰ」、「演習線形代数」

    参考書 金光 滋 「現代解析学Ⅰ」、「線形代数学」 牧野書店授業計画第 1 回:導入講義:授業の位置付け、目標、進め方および使用する記号や約束事の説明第 2 回:微分方程式Ⅰ:易しい微分方程式を解く第 3 回:微分方程式Ⅱ:線形微分方程式を解く第 4 回:ベクトル値関数:ベクトル値関数の考え方を理解する 第 5 回:多変数関数の微分:偏微分の連鎖律を理解する 第 6 回:重積分:重積分を累次積分で計算する 第 7 回:重積分における変数変換:関数行列式の意味を理解し、具体例を計算する 第 8 回:重積分の応用:3 次元立体の体積を計算する 第 9 回:固有値:固有値の意義を理解する 第 10 回:固有空間:固有値の重複度と固有空間の次元について考察する 第 11 回:行列の三角化:行列の三角化とその応用を考察する 第 12 回:行列の対角化Ⅰ:行列の対角化可能性について論じる 第 13 回:行列の対角化Ⅱ:行列の対角化をまとめ、具体例を計算する 第 14 回:まとめ 第 15 回:定期試験

    成績評価基準 定期試験の成績(80%)、レポート(20%)により評価する。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 環境と化学 Environment and Chemistry科目区分 人間形成科目 科目コード 9017 単位数 2 単位 開講時期 2 年次後期必修・選択の別 選択必修科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:菊川 清 Kiyoshi KIKUKAWA

    連絡先(代表者):2 号館 1 階 菊川研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  人工化学物質が溢れる今、化学の基礎知識無しに快適で安全な生活を送ることはできません。一方、私たちの足元から地球規模まで、あらゆる場面で顕在化しつつある環境問題の理解と解決のためにも化学の知識は不可欠です。本講では、物質の構造、性質、変化を研究する学問としての化学の基礎知識を 「環境問題の理解と解決」 という視点から学びます。さらにエネルギー資源とエネルギーの流れ、および元素サイクルという概念についても学びます。キーワードkeywords

    原子、分子、イオン、化学反応式、エネルギー資源、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、元素サイクルatom, molecule, ion, chemical reaction formula, energy resource, air pollution, soil pollution,element cycle

    授業の到達目標 ・ 物質の構造、性質、変化を「化学式」や「化学反応式」で理解します。 環境汚染の現状を理解し、環境改善するための 基礎知識を得ます。・ 日々の生活に必要なモノ(商品)の購入、使用、廃棄、およびエネルギー使用に際し、環境に優しい市民生活をおくる ための基礎知識を身につけます。(C7)・ また、市民として環境汚染に対して疑問を提起することができ、環境改善への取組に参加することができる基礎的な知 識を養います。(C7)教員からの一言 ・ 環境問題に関する情報は、身の回りに溢れています。情報に能動的にアクセスし、考える習慣を身につけましょう。・ 複雑に見える物質の変化も、化学反応式で見ればイメージ豊かで納得!目からウロコとはこのことです。・ 高等学校の 「化学」 を受講している必要はありません。2 年次前期の「環境学入門」の受講を勧めます。関連科目 環境学入門、環境と生物、(生物環境化学科の学生は環境化学Ⅰ、Ⅱ)教 材 教科書 浅野努 他「第 3 版化学-物質・エネルギー・環境」学術図書出版社

    参考書 環境省 「環境白書」、日本化学会編「本音で話そう地球温暖化」丸善㈱授業計画 第 1 回:導入講義-講義全体の概要説明。本科目の目指す目標を示します。講義の進め方、評価の仕方の説明。化学を     学ぶ上で必要な基礎的な単語 [ 単体、化合物、元素、分子、イオン、モルなど ] と国際標準単位を学びます。第 2 回:原子の構造と元素の周期律-原子から化合物を形作る化学結合の基礎となる原子の構造について学ぶとともに、     物質の性質と変化が、構成する原子の構造の特徴によって理解できることを学びます。 第 3 回:原子の結合-物質の構造-さまざまな化学結合と、それにより生まれる物質の構造と性質の特徴を学びます。第 4 回:物質の状態(1)-状態図とともに、金属結晶やイオン結晶、半導体など固体の特徴について学びます。第 5 回:物質の状態(2)-液体と気体の特徴とともに、溶液や混合気体の濃度の表し方を学びます。 第 6 回:エネルギーとエントロピー(1)-エネルギーの種類、熱力学第 1 法則と第 2 法則について学びます。 第 7 回:エネルギーとエントロピー(2)-環境問題におけるエントロピー概念の重要性について考察します。 第 8 回:化学変化の速度と平衡-反応式の見方と酸と塩基について学びます。第 9 回:エネルギー資源(1)-各種のエネルギー資源の利用状況と化石燃料、燃料電池および原子力エネルギーの特徴     について、地球温暖化を中心とした環境問題と関連させながら学びます。 第 10 回:エネルギー資源(2)-自然エネルギー資源などの新しいエネルギー資源について学ぶとともに、生物圏におけ     る物質とエネルギーの流れから、元素サイクルの概念を学びます。 第 11 回:地球と環境(1)-土壌と水の汚染、特に水俣病などの原因となった重金属汚染について学びます。 第 12 回:地球と環境(2)-大気汚染。地球環境問題の一つである酸性雨およびフロンガス汚染(オゾンホール)につい     て学びます。 第 13 回:地球と環境(3)-環境ホルモン(内分泌霍乱物質)やダイオキシンによる汚染の特徴について学びます。特に、     人工化学物質が極微量で予期せぬ結果をもたらすことがあることを理解します。また、ゴミを燃やすという非     常に単純な行為が、史上最強の毒物であるダイオキシンを発生させていることを学びます。 第 14 回:環境と化学に関する問題について、総括的に整理して学びます。 第 15 回:定期試験

    成績評価基準  定期試験の成績(60%)と授業中に随時行うミニテスト(30%)およびレポート(10%)により評価します。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 環境と生物(環境と生物②)Environment and Biology科目区分 人間形成科目 科目コード 90182 単位数 2 単位 開講時期 2 年次後期必修・選択の別 選択必修科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:飯山 悟 Satoru IIYAMA

    連絡先(代表者):5 号館 G1 階 飯山研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  生物学は生命を理解するうえで欠くことのできない科目である。本講では生物学の広い分野について平易にまとめるつもりであるが、要は「生物は形態的に多種多様であるが、生化学的には一様である」ことを学びとってほしい。そしてこの講義が生物に関心をもち、多くの生物に接する端緒となっていただければ幸いである。できれば環境によって生物や文明がどのように影響を受けるかも考えていく予定である。

    キーワードkeywords

    生命の起源、進化論、酵素、バイオリズム、セントラル ドグマ、遺伝子発現、遺伝子と病気、環境origin of life, theory of evolution, enzyme, biorhythm, central dogma, gene expression, gene and disease, environment

    授業の到達目標 ・ ダーウィン進化論における「突然変異」と「自然淘汰」の関係を理解する。・ 食べ物は生体内でどのように変化し、我々の体に役立っているのかを知る。・ 酵素は常温常圧でもなぜ反応を触媒できるのかを理解する。・ セントラル ドグマの個々の段階を把握し、遺伝情報の流れを描ける。・ 環境によってそこに住む人の生活や文明がいかに影響を受けるかを知る。(C7)教員からの一言 ・ 下等生物から高等生物までに共通する現象を学びとっていただきたい。・ 生物になじむには、身近な植物、花、そして動物の名前を覚えるのが近道である。

    関連科目 環境と化学教 材 教科書 特になし(ノート講義)

    参考書 中村運「一般教養生物学の基礎」培風館、F. ヘプナー「ゆかいな生物学」朝倉書店授業計画第 1 回:導入講義:授業の進め方と概要の説明、ノートのとり方、成績評価法など。   注:第 1 回授業の中で、成績評価を含めた科目全体の重要情報を伝えるので必ず出席してほしい。 第 2 回:生命の起源と化学進化、この地球上にいかにして無生物から生物ができたのか。 第 3 回:進化論、ダーウィンの提唱した「突然変異」と「自然淘汰」による進化のアイディア。 第 4 回:ダーウィン以外の進化論、さまざまな進化論を紹介し、どれがより優れているかを考えていただく。 第 5 回:食物と栄養、食べ物は体内でどのように作用し、エネルギーを生成して、生命を維持していくのか。 第 6 回:酵素、生体触媒とされる酵素なくしては生物が存在しえない理由を学んでほしい。 第 7 回:外部刺激への応答、下等生物から高等生物まで外部刺激への応答機構はよく似ている。 第 8 回:バイオリズム、細菌からヒトまで、体内の時間的調節を行う生物時計とはなにか。(臨時試験) 第 9 回:セントラル ドグマ、核酸と遺伝の研究がいかに融合し、セントラル ドグマに至ったのか。 第 10 回:遺伝子の発現、遺伝情報の発現機構はヒトもバクテリアもほぼ同じ。 第 11 回:遺伝子と病気、遺伝子上の突然変異がどのように病気に関係するのかの理解。 第 12 回:行動学、動物行動の観察がひいては人間理解につながることを悟らせる。 第 13 回:生物資源、魚種交替を例にとり、生物資源の大切さを考えさせる。 第 14 回:環境と生物、生物の種や成長に対する環境の圧力を知っていただく。 第 15 回:定期試験(60 分)

    成績評価基準  定期試験(80%)と臨時試験(20%)の成績を総計して評価点とする。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 初等物理学 I Introduction to Physics I科目区分 人間形成科目 科目コード 90191 単位数 2 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:豊田 文彦 Fumihiko TOYODA

    連絡先(代表者):2 号館 3 階 豊田研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  物理学の中で基礎となる力学を取り上げる。ニュートンの運動方程式から出てくる力学的エネルギー保存則、角運動量保存則についてどのような現象に現れてくるかを調べる。それらの応用として、天体の運動及び剛体の回転運動について理解を深める。 

    キーワードkeywords

    単位、質量、加速度、運動方程式、エネルギー保存則unit, mass, acceleration, equation of motion, energy conservation

    授業の到達目標 ・ 運動方程式を理解し、一次元運動(等加速度運動、単振動)を解く。・ 運動方程式から力学的エネルギー保存則を導く。・ 球座標を用いて、天体の運動を解く。・ ダークマター、ブラックホールなど宇宙の問題を理解する。

    教員からの一言 ・ 簡単な微分、積分を用いるのでそのつど解説をする。・ エネルギーと環境問題についても考える。

    関連科目 初等物理学Ⅱ教 材 教科書

    参考書 朝永 振一郎「物理学読本」みすず書房授業計画 第 1 回:導入講義:授業の進め方と概要の説明、成績評価法。第 2 回:数学的準備(ベクトル解析.微積分)。 第 3 回:運動法則確立までの歴史。 第 4 回:運動法則とその応用(等加速度運動) 第 5 回:単振動と振り子の等時性第 6 回:運動方程式とエネルギーの関係式 第 7 回:保存力と力学的エネルギー保存則第 8 回:万有引力と角運動量保存則 第 9 回:人工衛星の打ち上げと宇宙速度 第 10 回:ブラックホールとダークマター 第 11 回:運動量保存則と衝突問題 第 12 回:剛体の慣性モーメント 第 13 回:力のモーメントと剛体の運動 第 14 回:定期試験に向けた総合演習と解説 第 15 回:定期試験

    成績評価基準  定期試験(60%)、小テスト(40%)の成績で評価点とする。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 初等物理学Ⅱ Introduction to Physics II科目区分 人間形成科目 科目コード 90201 単位数 2 単位 開講時期 2 年次後期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:豊田 文彦 Fumihiko TOYODA

    連絡先(代表者):2 号館 3 階 豊田研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  熱力学を取り上げる。熱力学第 1 法則ではエネルギー保存則が熱エネルギーを含めた形に拡張される事を確かめる。熱力学第 2 法則では物理現象の非可逆性とエントロピーについて考察する。又、これらの法則がミクロな見方(原子・分子)でどのように理解されるかを考える。 

    キーワードkeywords

    仕事、温度、熱、断熱変化、エントロピーwork, temperature, heat, adiabatic change, entropy

    授業の到達目標 ・ 熱と温度の関係を学び、熱エネルギーを含めたエネルギー保存則を理解する。・ 熱を仕事に変える原理を理解し、熱機関における熱力学的量を計算する。・ 不可逆過程の存在を知り、エントロピーの計算をする。・ ミクロの立場からエントロピーを理解する。

    教員からの一言 ・ 初等物理学 I を履修しているほうが望ましい。・ 簡単な微分、積分を使うのでそのつど解説しながら進める。

    関連科目 初等物理学 I教 材 教科書

    参考書 朝永 振一郎「物理学読本」みすず書房授業計画 第 1 回:導入講義:授業の進め方と概要の説明、成績評価法、エネルギーの定義 第 2 回:温度と物質の熱的性質 第 3 回:気体の熱膨張と熱気球の設計第 4 回:気体の分子運動論 第 5 回:熱力学第 1 法則第 6 回:理想気体の熱力学 第 7 回:熱機関の基本的過程 第 8 回:等温変化と断熱変化 第 9 回:カルノーサイクルと熱機関の効率 第 10 回:熱力学第 2 法則 第 11 回:熱機関の効率の上限 第 12 回:非可逆過程とエントロピー 第 13 回:ミクロの立場からのエントロピー 第 14 回:定期試験に向けた総合演習と解説。 第 15 回:定期試験(60 分)

    成績評価基準  定期試験(60%)、小テスト(40%)の成績で評価点とする。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 教養ドイツ語Ⅰ My German I科目区分 人間形成科目 科目コード 9021 単位数 2 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:松鵜 功記 Koki MATSUU

    連絡先(学内担当):4 号館 4 階 青井研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  ヨーロッパという多文化世界をより深く理解するためには、英語以外に新たにもうひとつ、ヨーロッパ文化に根ざした言語を学ぶことが重要である。さらに経済大国であるドイツは欧州連合(EU)においても少なからぬ影響力を保持している。授業では、初歩の文法を解説しながら、音声教材なども使って、ドイツ語の「話す」「聞く」「読む」「書く」をバランスよくトレーニングする。またドイツ語圏の歴史や文化、さらに EU などの現代ヨーロッパ事情についても適宜紹介していく。キーワードkeywords

    ドイツ語、EU およびドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス等)の文化、歴史German, culture and history of EU and the German category(Germany, Austria, Switzerland), history

    授業の到達目標 ・ ドイツ語検定 4 級程度の文法を理解する。・ 比較的簡単な文章をきちんと音読し、意味を把握できるようになる。・ ドイツ語圏およびヨーロッパの文化、事情について理解を深める。

    教員からの一言 ・ 受講に際しては毎回必ず辞書を持参すること。・ 授業全体の 3 分の 2 以上出席すること。・ ほぼ毎回小テストを実施する。語学は学習の積み重ねが重要である。この小テストにもしっかりと取り組んでほしい。

    関連科目 ヨーロッパ社会文化研究教 材 教科書 小野寿美子・西川明博・西巻丈児「ドイチュ ブラヴォ!」朝日出版社

    参考書 「クラウン独和辞典」三省堂授業計画 第 1 回:導入講義:授業の進め方と概要の説明、成績評価法、ドイツ語とドイツおよびその周辺について 第 2 回:アルファベット、発音 第 3 回:1 課 人称代名詞と動詞の現在人称変化(規則変化) 第 4 回:1 課 練習問題 第 5 回:2 課 名詞の性・数・格 第 6 回:2 課 練習問題 第 7 回:3 課 不規則動詞の現在人称変化 第 8 回:3 課 練習問題 第 9 回:4 課 名詞の複数形/定冠詞類/不定冠詞類 第 10 回:5 課 前置詞 第 11 回:5 課 練習問題 第 12 回:6 課 話法の助動詞 第 13 回:6 課 練習問題 第 14 回:授業のまとめ 第 15 回:定期試験

    成績評価基準  定期試験(6 割)、小テストと課題(4 割)で成績を評価する。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 教養ドイツ語Ⅱ My German II科目区分 人間形成科目 科目コード 9022 単位数 2 単位 開講時期 2 年次後期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:未定

    連絡先(代表者):授業の概要及び位置付け  ヨーロッパという多文化世界をより深く理解するためには、英語以外に新たにもうひとつ、ヨーロッパ文化に根ざした言語を学ぶことが重要である。さらに経済大国であるドイツは欧州連合(EU)においても少なからぬ影響力を保持している。授業は教養ドイツ語 I の続編として、過去形や完了形、受身形などでのドイツ語の表現を、「話す」「聞く」「読む」「書く」、とバランスよくトレーニングしていく。またドイツ語圏の歴史や文化、EU などの現代ヨーロッパ事情についても適宜紹介していく。

    キーワードkeywords

    ドイツ語、EU およびドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス等)の文化、歴史German, culture and history of EU and the German category(Germany, Austria, Switzerland), history

    授業の到達目標 ・ 辞書を用いて簡単なドイツ語のテキストがひととおり読めるようになること。・ 正確な発音と旅行の際に必要な程度のドイツ語会話ができるようになること。・ ドイツ語圏およびヨーロッパの文化、事情について理解を深めること。

    教員からの一言 ・ 受講に際しては毎回必ず辞書を持参すること。・ 授業全体の 3 分の 2 以上出席すること。・ 原則として「教養ドイツ語 I」を履修した者を対象とする。

    関連科目 教養ドイツ語Ⅰ教 材 教科書 Elisabeth Schmidt・須澤 通・浜 泰子「始めようドイツ語 Unterwegs mit Tobi 」郁文堂

    参考書 「クラウン独和辞典」三省堂授業計画 第 1 回:導入講義:授業の進め方と概要の説明、成績評価法、教養ドイツ語Ⅰの復習 第 2 回:Lektion6 Erzählen 旅行の思い出 第 3 回:Lektion6 Erzählen 旅行の思い出 第 4 回:Lektion6 Erzählen 旅行の思い出第 5 回:Lektion7 Einkaufen 買い物第 6 回:Lektion7 Einkaufen 買い物 第 7 回:Lektion7 Einkaufen 買い物 第 8 回:Lektion8 Einladen 招待 第 9 回:Lektion8 Einladen 招待 第 10 回:Lektion8 Einladen 招待 第 11 回:Lektion9 Abfliegen 出発 第 12 回:Lektion9 Abfliegen 出発 第 13 回:Lektion9 Abfliegen 出発 第 14 回:授業のまとめ 第 15 回:定期試験

    成績評価基準  定期試験、小テスト、授業への参加状況を総合的に見て評価する。備 考

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    平成 19 年度 近畿大学産業理工学部電気通信工学科 学習の手引

    科目名 subject 教養中国語Ⅰ My Chinese I科目区分 人間形成科目 科目コード 9023 単位数 2 単位 開講時期 2 年次前期必修・選択の別 自由科目(電子情報コース)/選択科目(電気電子コース)/選択科目(情報通信コース)担 当 者 氏名 name:海 沢洲 Takushu KAI

    連絡先(代表者):3 号館 4 階 海研究室 [email protected]授業の概要及び位置付け  中国語学習初心者を対象として、現代中国の言語および文化的背景の理解をも含めて授業を行う。

    キーワードkeywords

    中国語、中国Chinese, China

    授業の到達目標 ・ 中国における方言の分布とその背景にある地方文化、更に(普通話)標準語成立までを理解する。・ 現代の中国におけるラテン文字の音読。中国で使用されている漢字の修得。・ 動詞を伴う文章の作成。・ 形容詞を伴う文章の作成。・ 中国語検定準四級合格を目指す。

    教員�