第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果第4章...
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第4章
高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
目 次
1.調査票記入者 .................................................................. 1
(1)記入者 .................................................................... 1
(2)現在の入所施設の種類 ...................................................... 1
2.回答者(調査対象者)の属性 .................................................... 2
(1)性別・年齢 ................................................................ 2
(2)入所前の家族状況 .......................................................... 3
(3)施設への入所年数 .......................................................... 3
(4)申し込みから入所までの待機期間 ............................................ 4
(5)入所理由 .................................................................. 4
(6)希望している施設への入所状況 .............................................. 5
(7)介護度 .................................................................... 6
(8)介護保険料の負担感 ........................................................ 6
3.介護保険のサ-ビスについて .................................................... 7
(1)入所以前の居宅介護サ-ビスの利用状況 ...................................... 7
(2)サ-ビスを利用しながら、自宅での生活継続ができなかった理由 ................. 7
(3)居宅介護サ-ビスの利用による自宅生活継続の可能性 .......................... 8
4.現在の入所施設での暮らしについて .............................................. 9
(1)入所している施設を選んだ方法 .............................................. 9
(2)施設を選んだ時に重視したこと .............................................. 9
(3)入所している施設の居室 ................................................... 10
(4)個室での暮らしの希望 ..................................................... 10
5.入所施設のサ-ビスの満足度 ................................................... 11
(1)個々のサ-ビスの満足度 ................................................... 11
(2)施設サ-ビスの全般的な満足度 ............................................. 12
6.入所後の変化 ................................................................. 13
(1)日常生活の変化 ........................................................... 13
(2)身体的な状態の変化 ....................................................... 14
(3)要介護状態を改善するための訓練状況 ....................................... 14
(4)介護度の変化 ............................................................. 15
(5)1か月の入所費用(総額) ................................................. 15
(6)1か月の入所費用(自己負担分)の負担感 ................................... 16
7.認定者の認知症状況について ................................................... 16
(1)本人の認知症の症状の有無 ................................................. 16
(2)入所後の認知症の改善具合 ................................................. 17
8.今後の生活について ........................................................... 17
(1)他の施設への入所や自宅での生活の希望 ..................................... 17
(2)退所し、住み慣れた地域で生活するために必要な条件 ......................... 19
9.自由記述 ..................................................................... 20
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
1
1.調査票記入者
(1)記入者
この調査の記入者はどなたですか。(1つに○)
調査票の記入者は、「本人」の回答は 4.1%
と少なく、「本人の子」(59.6%)や「本人の配
偶者(夫または妻)」(12.2%)が多くなってい
る。
(2)現在の入所施設の種類
現在の入所施設の種類はどちらですか。(1つに○)
現在入所している施設の種類は、「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」が 59.6%、「介護付
きの有料老人ホーム」が 18.9%、「介護老人保健施設」が 16.9%となっている。
本人
4.1%
本人の配偶者
(夫または妻)12.2%
本人の子
59.6%
本人の子の配偶者
(夫または妻)7.2%
本人の兄弟姉妹
6.9%
本人の孫
0.3%
施設職員
2.8% その他
6.1%
無回答
0.8%
n
(639)
59.6% 18.9% 16.9%
2.2%
0.5%0.6%
1.3%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) 介護付きの有料老人ホーム
介護老人保健施設 介護付きのケアハウス
介護療養型医療施設 その他
無回答
n=(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
2
2.回答者(調査対象者)の属性
(1)性別・年齢
問1 ご本人の性別、年齢についてうかがいます。(それぞれ1つに○)
①性別
性別は、「男性」が 25.8%、「女性」が 73.9%で女
性が男性の3倍弱となっている。
②年齢(令和元年 11月 1日現在)
年齢は、「75 歳以上」が 88.7%を占め、「65~74
歳」が 8.5%となっている。
男性
25.8%
女性
73.9%
無回答
0.3%
n
(639)
64歳以下
2.5%65~74歳
8.5%
75歳以上
88.7%
無回答
0.3%
n
(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
3
(2)入所前の家族状況
問2 入所前のご家族の状況についてうかがいます。(1つに○)
入所前の家族状況は「子どもと同居」が
39.0%と多く、次いで「ひとり暮らし」
(33.6%)、「夫婦のみ」(18.9%)の順となっ
ている。
(3)施設への入所年数
問3 現在暮らしている施設に入所されて、どのくらいですか。(1つに○)
現在暮らしている施設に入所してからの年
数は、「1年未満」(25.8%)、「1年~2年未満」
(23.9%)が2割台、「5年以上」(16.0%)、
「2年~3年未満」(15.0%)、「3年~4年未
満」(11.0%)が1割台となっている。
ひとり暮らし
33.6%
夫婦のみ
18.9%
子どもと同居
39.0%
兄弟姉妹と同居
1.6%
その他
6.4%
無回答
0.5%
n
(639)
1年未満
25.8%
1年~2年未満
23.9%2年~3年未満
15.0%
3年~4年未満
11.0%
4年~5年未満
7.4%
5年以上
16.0%
無回答
0.9%
n
(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
4
(4)申し込みから入所までの待機期間
問4 申し込みから入所するまでの待機期間は、どのくらいありましたか。(1つに○)
申し込みから入所までの待機期間は
「3か月未満」が 60.3%、「3か月~6か
月未満」が 19.4%となっており、7割以
上の人は半年未満の期間となっている。
一方、「6か月~1年未満」は 8.8%、「1
年~2年未満」は 4.5%、「2年以上」は
2.5%となり、半年よりも長かった人が
15.8%となっている。
(5)入所理由
問5 主に、どのような理由で入所されましたか。(3つまで○)
入所理由は、「症状が進み家族では介護が困難」が 65.6%で最も多く、次いで「家族の体力・気力
の限界」(30.4%)、「介護者がいない」(27.2%)、「家族による介護より、プロの介護の方がよい」
(23.0%)の順となっている。
3か月未満
60.3%3か月~6か月未満
19.4%
6か月~1年未満
8.8%
1年~2年未満
4.5%
2年以上
2.5%
わからない
2.5%無回答
2.0%
n
(639)
65.6%
30.4%
27.2%
23.0%
14.1%
13.1%
12.8%
12.7%
1.4%
7.4%
0.8%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
症状が進み家族では介護が困難
家族の体力・気力の限界
介護者がいない
家族による介護より、プロの介護の方がよい
住宅事情から
リハビリが必要
本人の希望
家族との関係から
在宅サービスと施設の費用負担があまりかわらない
その他
無回答
(n=639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
5
(6)希望している施設への入所状況
問6 希望している施設に入れましたか。(1つに○)
希望している施設に入れたか聞いたところ、「希望している施設に入れた」が 84.0%を占めている。
【問6×入所施設別の集計】
入所施設別の希望している施設に入れたかは以下のとおりである。どの施設に関しても「希望して
いる施設に入れた」が最多の回答となっている。
希望している
施設に入れた
同じ種類の施設に
入れたが、
希望した
施設ではなかっ
た
希望した種類と異なる
種類の施設だっ
た
その他
無回答
639 537 31 21 37 13
100% 84.0% 4.9% 3.3% 5.8% 2.0%
381 338 21 4 15 3
100% 88.7% 5.5% 1.0% 3.9% 0.8%
108 86 3 8 7 4
100% 79.6% 2.8% 7.4% 6.5% 3.7%
3 2 1 - - -
100% 66.7% 33.3% - - -
121 94 6 8 10 3
100% 77.7% 5.0% 6.6% 8.3% 2.5%
14 10 - 1 3 -
100% 71.4% - 7.1% 21.4% -
4 3 - - 1 -
100% 75.0% - - 25.0% -
8 4 - - 1 3
100% 50.0% - - 12.5% 37.5%
上段:回答人数下段:構成比率
回答対象者数
問6 希望している施設に入れたか
全体
入所施設別
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
介護付きの有料老人ホーム
介護付きのケアハウス
その他
無回答
84.0%
4.9% 3.3% 5.8%
2.0%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
希望している施設に入れた
同じ種類の施設に入れたが、希望した施設ではなかった
希望した種類と異なる種類の施設だった
その他
無回答
n=(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
6
(7)介護度
問7 現在、認定されている要介護度は何ですか。(1つに○)
要支援(「要支援1」+「要支援2」)の認定者は 3.6%、要介護(「要介護1」~「要介護5」)の
認定者は 95.6%を占めている。また、要介護3以上が占める割合は 75.4%となっている。
(8)介護保険料の負担感
問8 介護保険料について、どう思いますか。(1つに○)
介護保険料の「負担が大きい」と思う人は 22.7%で、これに「やや負担を感じる」(36.8%)を合
わせると 59.5%となっている。一方、「負担は感じない」と「それほど負担を感じない」の合計は 13.6%
となっている。
1.7%1.9%7.7%
12.5% 22.7% 29.1% 23.6%0.8%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
要支援1 要支援2 要介護1 要介護2
要介護3 要介護4 要介護5 無回答
n=(639)
22.7% 36.8% 25.5% 11.3%
2.3%
1.4%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
負担が大きい やや負担を感じる
ふつう それほど負担を感じない
負担は感じない 無回答
n=(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
7
3.介護保険のサ-ビスについて
(1)入所以前の居宅介護サ-ビスの利用状況
問9 施設に入所する以前、自宅などで介護保険による居宅介護サービスを利用していましたか。 (1つに○)
入所以前に自宅などで介護保険による居宅介
護サービスを「利用していた」は 53.7%、「利用
していなかった」は 42.6%となっている。
(2)サ-ビスを利用しながら、自宅での生活継続ができなかった理由
【居宅介護サービスを利用していた方にうかがいます。】 問9-1 居宅介護サービスを利用しながら、自宅での生活が続けられなかった主な理由は何です か。(3つまで○)
居宅介護サービスを利用していた人の自宅での生活が続けられなかった主な理由は、「要介護状態
が進行して、自宅での生活が困難になった」が 76.7%で最も多く、次いで「家族などによる介護が限
界だった」が 45.5%、「家族の介護より、プロによる介護のほうがよい」(22.7%)、「住まいが在宅生
活に適していなかった」(17.8%)、「介護できる者がいなくなった」(16.0%)、「家族の介護負担が軽
減されなかった」(13.7%)の順となっている。
利用していた
53.7%
利用していなかった
42.6%
無回答
3.8%
n
(639)
76.7%
45.5%
22.7%
17.8%
16.0%
13.7%
10.8%
0.6%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
要介護状態が進行して、自宅での生活が困難になった
家族などによる介護が限界だった
家族の介護より、プロによる介護の方がよい
住まいが在宅生活に適していなかった
介護できる者がいなくなった
家族の介護負担が軽減されなかった
その他
無回答
(n=343)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
8
(3)居宅介護サ-ビスの利用による自宅生活継続の可能性
【居宅介護サービスを利用していなかった方にうかがいます。】 問 10 居宅介護サービスを利用すれば、自宅でも生活できたと思いますか。(1つに○)
居宅介護サービスを利用していなかった人に、サービスの利用により自宅でも生活が可能であっ
たと思うか聞いたところ、「どのようなサービスを利用しても、自宅での生活は困難だったと思う」
が 73.2%と多くなっており、「居宅介護サービスを十分利用すれば、自宅で生活できたと思う」は
7.0%とわずかである。
【問 10×入所施設別の集計】
入所施設別の自宅生活継続の可能性は以下のとおりである。どの施設に関しても「どのようなサー
ビスを利用しても、自宅での生活は困難だったと思う」が最多の回答となっている。
7.0%
73.2% 18.4%
1.5%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
居宅介護サービスを十分利用すれば、自宅で生活できたと思う
どのようなサービスを利用しても、自宅での生活は困難だったと思う
わからない
無回答
n=(272)
居宅介護サ❘ビスを十分
利用すれば、
自宅で生活
できたと思う
どのようなサ❘ビスを利
用しても、
自宅での生活
は困難だっ
たと思う
わからない
無回答
272 19 199 50 4
100% 7.0% 73.2% 18.4% 1.5%
147 5 118 23 1
100% 3.4% 80.3% 15.6% 0.7%
53 6 40 6 1
100% 11.3% 75.5% 11.3% 1.9%
2 - 2 - -
100% - 100.0% - -
56 7 32 17 -
100% 12.5% 57.1% 30.4% -
8 1 4 2 1
100% 12.5% 50.0% 25.0% 12.5%
2 - 1 - 1
100% - 50.0% - 50.0%
4 - 2 2 -
100% - 50.0% 50.0% -
問10 自宅生活継続の可能性
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人保健施設
無回答
入所施設別
介護療養型医療施設
上段:回答人数下段:構成比率
回答対象者数
その他
全体
介護付きのケアハウス
介護付きの有料老人ホーム
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
9
4.現在の入所施設での暮らしについて
(1)入所している施設を選んだ方法
問 11 入所している施設は、どのように選びましたか。(1つに○)
入所している施設を選んだ方法は、「主に家
族の希望で選んだ」が 35.2%と多く、「ケアマ
ネジャーのすすめで選んだ」は 31.0%、「本人
と家族が相談して選んだ」は 15.3%となってい
る。
(2)施設を選んだ時に重視したこと
問 12 施設を選んだ時に重視したことは何ですか。(あてはまるものすべてに○)
施設を選んだ時に重視したことは、「自宅からの距離」が 57.9%で最も多く、次いで「早く入所で
きた(待機期間が短い等)」(53.1%)、「パンフレットや施設見学等を参考にして」(35.1%)、「ケア
マネジャーの説明を重視して」(32.2%)、「施設の評判が良かった」(11.9%)の順となっている。
主に本人の希望で
選んだ4.7%
主に家族の希望で
選んだ35.2%
本人と家族が相談して選んだ
15.3%
ケアマネジャーの
すすめで選んだ31.0%
その他
12.4%
無回答
1.4%
n
(639)
57.9%
53.1%
35.1%
32.2%
11.9%
4.2%
12.5%
0.8%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
自宅からの距離
早く入所できた(待機期間が短い等)
パンフレットや施設見学等を参考にして
ケアマネジャーの説明を重視して
施設の評判が良かった
知人が利用していた
その他
無回答
(n=639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
10
(3)入所している施設の居室
問 13 入所している施設のご本人の居室は、どのような部屋ですか。(1つに○)
入所している施設の本人の居室は、「個室
(1人部屋)」が 55.7%と多く、「2人部屋」
は7.4%、「3人以上の居室(多床室)」は36.2%
となっている。
(4)個室での暮らしの希望
問 14 個室での暮らしを希望していますか。(1つに○)
個室での暮らしを「希望している」は 44.9%
である一方、「希望していない」は 31.9%とな
っている。
個室(1人部屋)
55.7%
2人部屋
7.4%
3人以上の居室
(多床室)
36.2%
わからない
0.5%
無回答
0.3%
n
(639)
希望している
44.9%
希望していない
31.9%
わからない
20.0%
無回答
3.1%
n
(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
11
5.入所施設のサ-ビスの満足度
(1)個々のサ-ビスの満足度
問 15 入所している施設について、それぞれのサービスの満足度はいかがですか。 (項目ごとに、1つに○)
入所している施設のそれぞれのサービスの満足度は、いずれの項目も「満足」と「ほぼ満足」の合
計が過半数となっており、特に「居室の空間について」(85.2%)、「日ごろの介護、職員の接し方に
ついて」(80.8%)が8割台と多くなっている。一方、「不満」と「やや不満」の合計の割合が最も大
きいのは、「リハビリや生活訓練について」で 24.1%となっている。
24.4%
37.2%
35.4%
15.3%
19.6%
47.9%
48.0%
45.4%
37.2%
44.1%
11.4%
7.5%
12.4%
15.6%
9.4%
4.4%
1.1%
1.9%
8.5%
5.2%
9.1%
4.4%
3.9%
20.8%
19.6%
2.8%
1.7%
1.1%
2.5%
2.2%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(ア)食事について
(イ)居室の空間について
(ウ)日ごろの介護、職員の接し方について
(エ)リハビリや生活訓練について
(オ)娯楽・レクリエーションについて
満足 ほぼ満足 やや不満 不満 わからない 無回答n=(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
12
(2)施設サ-ビスの全般的な満足度
問 16 入所している施設のサービスについて、全般的な満足度はいかがですか。(1つに○)
入所している施設のサービスの全般的な満足度は、「満足」が 23.3%、これに「ほぼ満足」(47.7%)
を合わせると 71.0%と多くなっている。一方、「不満」と「やや不満」の合計は 9.4%となっている。
【問 16×入所施設別の集計】
入所施設別の入所施設サービスの全般的な満足度は以下のとおりである。どの施設に関しても「満
足」と「ほぼ満足」の合計が過半数を占めている。
満足
ほぼ満足
ふつう
やや不満
不満
無回答
639 149 305 111 50 10 14 454 60
100% 23.3% 47.7% 17.4% 7.8% 1.6% 2.2% 71.0% 9.4%
381 95 178 62 29 6 11 273 35
100% 24.9% 46.7% 16.3% 7.6% 1.6% 2.9% 71.7% 9.2%
108 28 52 19 6 1 2 80 7
100% 25.9% 48.1% 17.6% 5.6% 0.9% 1.9% 74.1% 6.5%
3 1 2 - - - - 3 -
100% 33.3% 66.7% - - - - 100.0% -
121 20 59 25 13 3 1 79 16
100% 16.5% 48.8% 20.7% 10.7% 2.5% 0.8% 65.3% 13.2%
14 2 7 3 2 - - 9 2
100% 14.3% 50.0% 21.4% 14.3% - - 64.3% 14.3%
4 1 2 1 - - - 3 -
100% 25.0% 50.0% 25.0% - - - 75.0% -
8 2 5 1 - - - 7 -
100% 25.0% 62.5% 12.5% - - - 87.5% -
ほぼ満足
満足
上段:回答人数下段:構成比率
回答対象者数
問16 入所施設サービスの全般的な満足度
全体
入所施設別
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
介護付きの有料老人ホーム
介護付きのケアハウス
不満
やや不満
その他
無回答
23.3% 47.7% 17.4% 7.8%
1.6%
2.2%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
満足 ほぼ満足 ふつう やや不満 不満 無回答
n=(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
13
6.入所後の変化
(1)日常生活の変化
問 17 入所してから、日常生活は変わりましたか。(項目ごとに、1つに○)
(ア)生活習慣について
入所してからの生活習慣は、「規則正し
くなった」が 60.4%、「変わらない」が
35.4%となっている。「不規則になった」は
1.3%でわずかである。
(イ)生活の張りについて
生活に「張りが出た」は 18.9%、「変わ
らない」は 62.6%となっているが、「張り
がなくなった」も 15.2%みられる。
(ウ)本人の気持ちについて
本人の気持ちが「前向きになった」は
17.8%、「変わらない」は 65.6%となって
いるが、「ふさぎこみがちになった」も
13.5%みられる。
規則正しくなった
60.4%
変わらない
35.4%
不規則になった
1.3%
無回答
3.0%
n
(639)
張りが出た
18.9%
変わらない
62.6%
張りがなくなった
15.2%
無回答
3.3%
n
(639)
前向きになった
17.8%
変わらない
65.6%
ふさぎこみがちになった
13.5%
無回答
3.1%
n
(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
14
(エ)服装・身だしなみについて
服装・身だしなみを「気にするようになった」
は 11.7%、「変わらない」は 74.2%となってい
るが、「かまわなくなった」も 11.1%みられる。
(2)身体的な状態の変化
問 18 入所してから、身体的な状態は、改善しましたか。(1つに○)
入所してから、身体的な状態が「改善した」
は 24.7%、「変わらない」は 41.9%、「悪化した」
は 24.9%となっている。
(3)要介護状態を改善するための訓練状況
問 19 要介護状態を改善するための訓練を受けていますか。(1つに○)
要介護状態を改善するための「訓練を受けて
いる」は 33.6%、「機会はあるが希望していな
い」は 9.1%、「訓練を受ける機会がない」は
19.6%となっている。
気にするようになった
11.7%
変わらない
74.2%
かまわなくなった
11.1%
無回答
3.0%
n
(639)
改善した
24.7%
変わらない
41.9%
悪化した
24.9%
わからない
6.1%
無回答
2.3%
n
(639)
訓練を受けている
33.6%
機会はあるが
希望していない
9.1%訓練を受ける
機会がない19.6%
わからない
33.8%
無回答
3.9%
n
(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
15
(4)介護度の変化
問 20 入所してから、要介護度に変化はありましたか。(1つに○)
入所してから、介護度が「軽くなった」は
11.3%、「変わらない」は 50.2%、「重くなった
(重度化した)」は 31.5%となっている。
(5)1か月の入所費用(総額)
問 21 入所にかかる1か月の費用(介護サービスの1割~3割負担や食費等の自己負担分の総額)は、どのくらいになりますか。(1つに○)
入所にかかる1か月の費用は、「15万円以上」が最も多い 29.1%で、次いで「10 万円~12 万5千
円未満」(20.8%)、「5万円~7万5千円未満」(20.3%)となっている。
2.5%
20.3% 16.9% 20.8% 8.9% 29.1%
1.4%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
5万円未満 5万円~7万5千円未満
7万5千円~10万円未満 10万円~12万5千円未満
12万5千円~15万円未満 15万円以上
無回答
n=(639)
軽くなった
11.3%
変わらない
50.2%
重くなった(重度化した)
31.5%
わからない
4.5%
無回答
2.5%
n
(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
16
(6)1か月の入所費用(自己負担分)の負担感
問 22 入所にかかる1か月の費用(自己負担分)について、どのように感じますか。(1つに○)
入所にかかる1か月の費用については、「妥当(ふつう)」が 40.7%、「どちらかといえば高い」が
28.6%、「高い」が 19.6%の順となっている。「高い」と「どちらかといえば高い」の合計は 48.2%
となっている。
7.認定者の認知症状況について
(1)本人の認知症の症状の有無
問 23 ご本人に、認知症の症状はみられますか。(1つに○)
本人に認知症の症状が「みられる」は 63.1%、
「みられない」は 24.9%となっている。
19.6% 28.6% 40.7%
6.4%1.1%3.6%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
高い どちらかといえば高い
妥当(ふつう) どちらかといえば安い
安い 無回答
n=(639)
みられる
63.1%みられない
24.9%
わからない
8.0%
無回答
4.1%
n
(639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
17
(2)入所後の認知症の改善具合
【問 23で「みられる」とお答えの方にうかがいます。】 問 23-1 入所してから、認知症の症状は、改善しましたか。(1つに○)
認知症の症状がみられる人について、入所して
から認知症の症状が「改善した」は 5.5%にとどま
り、「変わらない」は 40.0%となっている。一方、
「悪化した」は 49.1%となっている。
8.今後の生活について
(1)他の施設への入所や自宅での生活の希望
問 24 現在の施設を退所して、他の施設への入所や、ご自宅での生活を望んでいますか。(1つに○)
現在の施設については、「退所を希望していない」が 78.4%と多く、「他の施設への入所を希望」が
7.7%、「ご自宅での生活を希望」が 7.4%となっている。
改善した
5.5%
変わらない
40.0%
悪化した
49.1%
わからない
4.7%
無回答
0.7%
n
(403)
78.4%
7.7%
7.4%
3.1%
3.4%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
退所を希望していない
他の施設への入所を希望
ご自宅での生活を希望
その他
無回答
(n=639)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
18
【問 24×入所施設別の集計】
入所施設別の退所の希望等は以下のとおりである。どの施設に関しても「退所を希望していない」
が最多の回答となっている。一方、「介護老人保健施設」、「介護付きの有料老人ホーム」については
2割以上の回答者が、「介護付きのケアハウス」 については4割以上の回答者が「他の施設への入所
を希望」、「ご自宅での生活を希望」のいずれかを希望している。
【問 24 「2.他の施設への入所を希望」で希望する入所施設の種類】
他の施設へ入所を希望と回答した方の希望する施設の種類は、「特別養護老人ホーム」が 69.4%で
最多である。
69.4%
4.1%
4.1%
2.0%
0.0%
0.0%
0.0%
20.4%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
特別養護老人ホーム
介護療養型医療施設
有料老人ホーム
介護老人保健施設
介護医療院
ケアハウス
その他
無回答
(n=49)
退所を
希望していない
他の施設への
入所を希望
ご自宅での
生活を希望
その他
無回答
639 501 49 47 20 22
100% 78.4% 7.7% 7.4% 3.1% 3.4%
381 325 9 16 13 18
100% 85.3% 2.4% 4.2% 3.4% 4.7%
108 73 22 9 1 3
100% 67.6% 20.4% 8.3% 0.9% 2.8%
3 3 - - - -
100% 100.0% - - - -
121 85 15 16 4 1
100% 70.2% 12.4% 13.2% 3.3% 0.8%
14 8 2 4 - -
100% 57.1% 14.3% 28.6% - -
4 1 1 - 2 -
100% 25.0% 25.0% - 50.0% -
8 6 - 2 - -
100% 75.0% - 25.0% - -
上段:回答人数下段:構成比率
回答対象者数
問24 退所の希望等
全体
入所施設別
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人保健施設
介護療養型医療施設
介護付きの有料老人ホーム
介護付きのケアハウス
その他
無回答
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
19
(2)退所し、住み慣れた地域で生活するために必要な条件
【問 24で「3.」と回答した方にうかがいます。】 問 24-1 現在の施設を退所し、自宅などの住み慣れた地域で生活するためには、どのような条 件が整うことが必要だと思いますか。(あてはまるものすべてに○)
自宅での生活を希望する人が、現在の施設を退所し、自宅などの住み慣れた地域で生活するために
必要な条件は、「介護に適した住まい(玄関・居室・トイレ・風呂などの段差の解消)」が 70.2%、
「家族がいない時も、付き添いの介護人が来てくれるサービス」が 68.1%、「家族以外で、24時間の
見守りや介護が充実した体制」が 61.7%の順となっている。一方で、「いずれにしても地域には戻れ
ないと思う」と 29.8%が回答している。
70.2%
68.1%
61.7%
38.3%
27.7%
21.3%
17.0%
4.3%
6.4%
29.8%
0.0%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
介護に適した住まい(玄関・居室
・トイレ・風呂などの段差の解消)
家族がいない時も、付き添いの
介護人が来てくれるサービス
家族以外で、24時間の見守りや
介護が充実した体制
ひとり暮らしでも、安心できる介護サービス体制
家族の意欲と、介護の技術・知識の向上
本人の自立に向けた意欲の向上
介護専門スタッフが常駐
している高齢者の共同住宅
その他
わからない
いずれにしても地域には戻れないと思う
無回答
(n=47)
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
20
9.自由記述
介護保険制度や高齢者福祉について、市へのご意見やご要望などがございましたらご自由にご記入ください。
介護保険制度や高齢者福祉について、意見や要望を自由に記述してもらったところ、175件の貴重
な回答があった。なお、1人が2つ以上の内容を記述している場合もあるため、合計件数は延べ件数
となる。
以下に代表的な意見を掲載する。
◆介護サービスの内容や施設に関すること(37件)
・介護ケアハウスに娯楽の部屋やリハビリ用具があればと思う。
・近隣にリハビリのできる介護施設が少なく、外部へ依頼することになり費用負担が重くなってい
る。ぜひ、リハビリのできる介護施設の増加を要望します。
・施設は病院ではないためあまり望んではいけないものと思いますが、看取りまでしてくれる施設
が増えてくれることを期待します。
・病院に入院して寝たきりになってしまい今の所に入れてもらいました。先のことを考えると特別
養護老人ホームも考えましたがまったく空きがありませんでした。
・男女の入所人数をもう少し公平にするべきと考えます。
◆保険料、サービス料等の経済的負担や補助に関すること(32件)
・増税や物価が上がって施設へ払う月々の料金が上がって行くと最終的に払いきれるかという不
安を持つことがあります。市からの補助金があるとホッとします。
・施設と病院間の送迎にも介護保険を適用してほしい(現在は施設の有料サービス)。
・介護負担割合が2割だったため、特別養護老人ホームでも費用は高くなりました。年金額による
ものと思いますが、1割負担と2割負担では倍額違うのでその線引きラインをもう少し考えて
もらいたかったです。
・2ヵ月に1度振り込まれる年金では毎月の利用料には全く足りず、預金だけでは不安です。あと
何年、何カ月生きていていいのか数えてしまいます。
◆制度やサービスへの感謝、評価(29件)
・介護保険のおかげで家族が仕事を辞めずに済みました。
・母は1人暮らしでしたが、あまり他の人と付き合を好まない人でした。入所後は皆さんと歌を歌
ったりして驚いています。見舞いに行くと、毎回食事が「おいしい」と完食しております。いつ
行っても施設の皆さんは明るく親切で、感謝の気持ちでいっぱいです。洋服も季節で持参します
が、毎回サッパリとして感心しております。
・介護保険制度を利用できて助かっています。手厚い福祉で我々は生活できることに感謝していま
す。また施設でお世話になることにより、介護者の自由が少しできました。30 年と長い介護か
ら自由な時間をいただけたことに生きる力にもなっております。これからは自分の体の悪い所
を治しながら楽しい日々にしたいと思っております。
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
21
◆福祉サービス等に携わる職員について(28件)
・介護職の人に対する給与等の改善を希望します。慣れる頃に退職する方が多いので残念に思いま
す。
・介護は本当に心身ともに大変です。施設の方には頭が下がります。今後、施設の入居者はどんど
ん増えます。しかし介護者は増えないような気がします。もっと職員への待遇を良くすべきだと
思います。どうぞ市から県へ、そして国へ声を上げて体質改善をお願いいたします。
・施設スタッフ個人による対応に差があるため、質の一定化になるよう教育プログラムを作っては
いかがか。認知症ではないが、脳の障がいで要介護となり、入居しているが、スタッフによる心
ない態度をとられると嫌な気持ちになることが度々ある。
◆行政への意見、要望(12件)
・介護施設を選ぶのに、福祉課の窓口ではパンフレットを渡されますが、その中から家族で決めて
くださいと云われても、書類だけではどこを選んでよいか分からず、とても困ります。状態に応
じた施設を相談できるシステムがほしいと思います。
・特別養護老人ホームの実態をきちんと把握してください。職員さんも頑張っている方もいます。
ですが人が足らなくてはそれなりになってしまうのでしょうね。
・二重になるとは思いますが、通知等重要なものは、家族の方にも届いたことがわかる工夫をして
いただきたい。施設からの連絡は、あるのですが、時期が過ぎての場合もあるので本人の現住所
へ届いた旨の葉書等、家族にも知らせていただくような工夫がほしいところです。
・介護タクシー(デマンド含む)等が同じ市内なのに地区によって利用できない。全市内での利用
促進してほしい。
・ゴミの扱いができない人が将来多くなってきます。その対策を伺います。
・税負担は公平なのに居住地区によりその機会を享受できるサービスに差が出てしまうのを見直
していただきたいと思います。
◆現在の状況や将来の不安(11件)
・現在の制度では正直資金の面、介護する側の精神的負担はどうすることもできない。自宅で生活
することを目標とするとよく言われますが、現状でも会社を休んで病院等に行かなければならず、
介護する側としてもこれ以上会社に迷惑をかけられず、自宅でお世話ということになったら介護
離職するしかなく生活ができなくなってしまいます。介護休暇なんて取得するのは中小企業では
とても無理。世の中の理解は全く進んでいないと考えます。
・団塊の世代に生まれた者々は、これから先家族子供も少なく、自宅での介護も不安。施設入所に
も金銭的負担が大変不安になります。安心して老後の生活ができるような介護制度を今から一般
市民にコメントできることを望みます。
・自宅で暮らすことが本人の一番の希望です。核家族化された現代では、どこかに障がいがでたら
1人暮らしは不可能と自分(記入者)の老後を含めて諦めの境地です。
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
22
◆介護保険制度の手続きや認定(更新)に関すること(7件)
・(在宅の時)ケアマネジャーのいるところ、入浴(在宅)、ヘルパーさん、介護用品のレンタル、
在宅医療の病院、かかりつけ薬局など、色々と数多く利用してとても便利だったが、それぞれと
書面での契約があり手続きがとても面倒だった。母のかわりに契約手続きをしていたが、自分で
も大変だった。年配の人には難しい手続きだと思う。手続きが一本化されるとありがたいです。
紙での書類が多く、保管が大変だった。
・我が家に関しては、介護保険制度やサービスを長年にわたり利用させていただき大変助かってい
ます。サービスを受け始める時や入所時等の手続きは、同居をしていてもなかなか大変なので、
離れて暮らす家族が手続きをするときは、もっと面倒なのだろうとは思います。
・高齢者施設や介護保険は、「家族のため」にあると認識しています。家族が高齢者介護のために
仕事をやめるようなことがあっては、共倒れとなってしまいます。納税者が減り、生活保護世帯
が増えることになりかねません。安易に在宅介護に誘導することのないよう、「現役の納税者」
が安心して生活できるよう、介護認定をこれ以上厳しくしないよう要望します。
◆認知症対策について(5件)
・母親が5~6年前に認知症と診断され、最初は家で見ていましたが、とても家では見られない状
態になっていきました。私自身も精神的におかしくなり、心療内科に通っていました。特別養護
老人ホーム2ヶ所に申し込みしていました。後から申し込みした方があまり待たずに入所でき、
本当にありがたかったです。とても親切で良く見ていただき、感謝しています。今は仕事にも行
かれて助かっています。
・入所したら急速に認知症が進んだ(原因はわからないが)その辺をチェックする制度(しくみ)
を望みます。
◆高齢者保健福祉・介護保険制度全般について(4件)
・要支援の時から利用させてもらっています。現在は要介護5となり寝たきりの本人ですが、まだ
体が動かせていた要支援の時に、もっとデイサービスや通所リハビリテーションを利用させてほ
しかったです。介護者も仕事を持っており、本人が体を動かせるために常に付き添うのは難しい
です。
・特別養護老人ホームを申込んでいるが要介護3でも入れない。現入所の老人ホームは月額 18 万
円ほど負担で、将来が不安です。特別養護老人ホームと同じような介護保険給付が受けられるよ
うに制度を改める必要があります。同等の介護負担を求められながら福祉体制の不備により特
別養護老人ホームに入所できず、住居費、食事代の支援も受けられないのは差別と言う他無いと
言いたい。
・母の場合は、姉や私がおりますので介護保険制度を利用するにあたり、施設入所手続きについて
も保証人が存在しますが、私自身の将来を考えますと、単身、身寄りのない高齢者は福祉制度か
ら外れてしまいます。生活保護を受けずに創意工夫し、節約しつつも快適な暮らしを試みており
ますが、身体的に無理な状態となった時、年金だけでは生活するのが難しくなります。保証人を
制度から除いてほしいと願っています。
第4章 高齢者生活実態調査<施設入所者>の結果
23
◆その他(10件)
・車いすでの外出ができるよう、道路、駐車場、トイレの整備を拡充させてください。今のところ、
大手の店にしか行くことができません。
・家族としては、自宅で面倒をみられないので施設には本当にありがたいと感謝しております。し
かし本人は、きっと家に居たいのだと思います。
・現在自分の父の妹(おば)の身元引受人になっていますが、父もなくなり、母も要支援2で同居
中、未就学児が2名と 9:00~15:00までのパートで自分自身がいっぱいいっぱいです。介護保
険被保険者だけでなく、被保険者に関わっている家族や近しい人もなにかサポートのようなも
のをしてもらえるといいのかなと思います。同じような状況の人と話す場所や相談できるとこ
ろ、体も心もケアしてくれるようなところなどがあったら利用したいと思います。特に腰痛がひ
どかったり、心が疲れたりしたときに医療機関を受診した際、補助などが受けられたらいいなと
思います。