第679号 - med...平成2 0年3月1日発行 昭和...
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平成20年3月10日発行 昭和27年8月21日第3種郵便物認可〔山形県医師会会報〕
第679号
表 紙 写 真
「夜景(お台場)」
お台場のレインボーブリッジの夜景でここ数年年始をすごしている
ほど良い都会への距離感は心安らぐ風景だ
上山市 青 山 新 吾
第22回山形県医家美術展出展
生 涯 教 育 の お 知 ら せ
会の名称及び主催者又は連絡先取得単位主な演題及び講師開催日時及び場所
第124回済生館症例検討会
山形市立病院済生館
023-625-5555 野村
日医生涯教育
3単位
内科外科系疾患症例検討会4月9日(水)
1900~2030山形市
山形市立病院済生館
山形県医師会ITフェア
山形県医師会
023-631-4350 栗原
日医生涯教育
5単位
「オンライン請求特定健診についてと日レセの現状」
日本医師会総合政策研究機構主任研究員 秋元 宏
4月13日(日) 1300~1500山形市
山形国際ホテル
山形県臨床内科医会学術講演会
山形県臨床内科医会
023-631-4350 鈴木
日医生涯教育
3単位
「いかにスムーズに外来インスリン導入を始めるか」
順天堂大学医学部糖尿病内分泌代謝学
准教授 弘世貴久
4月25日(金) 1900~2030山形市
ホテルメトロホリタン山形
第42回東北アレルギー懇話会
万有製薬叙023-632-4270 斉藤
日医生涯教育
3単位
「IL-4IL-3のアレルギー疾患における重要性」佐賀大学医学部分子医化学分野 出原賢二
「アレルギー性鼻炎(花粉症)の最新治療
―「患者満足度」の観点から―」
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 荻野 敏
4月26日(土) 1500~1900山形市
山形国際ホテル
がんネットTVカンファレンス
会の名称及び申込先取得単位会 場開催日時及びテーマ(担当)
多地点合同
メディカルカンファレンス
県立がん生活習慣病センター
023-685-2752 安達
日医生涯教育
3単位
山形県立中央病院
第4会議室(3階)
4月3日(木) 1630~1800下咽頭がんに対する咽頭温存手術の現状と展望(東)
4月10日(木) 1630~1800新しい治療法のトピックス
―高精度放射線治療について―(愛知)
4月17日(木) 1630~1800膵がん切除術に対する補助療法(大阪)
4月24日(木) 1630~1800大腸がん肝移転切除成績の向上を目指して
補助化学療法か術前化学療法か(東)
生涯教育のお知らせ
がんネットTVカンファレンス
お知らせ
日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
児童生徒の心電図判定基準の改定について 3
YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半錘」放送中 6
山形県健康診査の判定基準について 7
山形県赤十字血液センターからのお知らせ 11 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて 12勤務医のページ
創立60周年と病院統合 酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田宮 和朗 13郡市地区医師会コーナー
新米開業医の独り言 新庄市最上郡医師会 吉田 信 15寄 稿
専門店デース 山形市 武田 和夫 16 山形県の偉人卯「小倉金之助」 山形市 武田 昌孝 17学 術
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高橋 敬治 18筆 硯
病院機能評価受審で見えたこと 山形県医師会常任理事 武田 憲夫 20県医師会だより
山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について 23 郡市地区医師会長会議 39 第11回常任理事会 41 第11回全理事会 49 第29回山形県医師会学校医大会 55 勤務医委員会勤務医との懇談会 56 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会 58 県医日誌 60 会員異動 62医師国保だより 63医師会協同組合だより 66厚生年金基金だより 67編集後記 68
1山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
目 次
〔ホームページ〕httpwwwyamagatamedorjp 〔Eメール〕ken-ishiyamagatamedorjp
2 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成2222222222222222222222222222222222222222200000000000000000000000000000000000000000年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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日本医師会認定産業医制度の実施に伴う平成20年度の「認定産業医新規申請」「認定産業医
更新申請」及び「研修会指定申請」の締切日を下記のとおりと致しますのでお知らせします
1認定産業医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定産業医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
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日本医師会認定健康スポーツ医制度の実施に伴う平成20年度の「認定健康スポーツ医新規申請」「認定健康スポーツ医更新申請」及び「講習会研修会指定申請」の締切日を下記のとおり
と致しますのでお知らせします
1認定健康スポーツ医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定健康スポーツ医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3講習会再研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
3山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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平成17年度に開催された山形県医師会循環器検診中央委員会において児童生徒の心電図判
定基準の見直しを行うことが決定されその後改定内容について協議検討を重ねて参りましたが
今般次の通り児童生徒の心電図判定基準を改定し平成20年4月1日より新基準にて実施致
すことになりましたのでご協力下さいますようお願いします
児童生徒の心電図判定基準(平成20年度改定)判定の区分法
A判定二次以降の検診に抽出すべき所見要精査
B判定所見としては判定には必要だが二次検診には必ずしも抽出しなくてもよい所見
(ただしB判定が複数ある場合は判読者の裁量でA判定に変更可能である)
判読者の裁量で次年度再検あるいは再検不要とする 異常なし
1心拍数
①洞性頻脈
A判定心拍数 ≧180分 B判定心拍数 ≧150分(小学生)≧140分(中学生以上)②洞性徐脈
B判定心拍数 <45分(小学生)<40分(中学生以上)
2 QRS電気軸 B判定左軸偏位minus30degからminus90deg未満 極端な軸偏位minus90degからminus180deg未満
3 心室内伝導①完全右脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒Rrsquo>RでVAT≧005秒(V1またはV2)(小学生) QRS幅≧012秒Rrsquo>RでVAT≧006秒(V1またはV2)(中学生以上) 間欠性完全右脚ブロック
②不完全右脚ブロック
A判定QRS幅<010秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(小学生) QRS幅<012秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(中学生以上) B判定QRS幅<010秒でRrsquo>R(V1またはV2)(小学生) QRS幅<012秒でRrsquo>R(V1またはV2)(中学生以上)③心室内伝導障害
A判定QRS幅≧010秒(小学生) QRS幅≧012秒(中学生以上)④完全左脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒でVAT≧005秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(小学生) QRS幅≧012秒でVAT≧006秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(中学生以上) 間欠性完全左脚ブロック
4 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
⑤不完全左脚ブロック
A判定QRS幅<010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(小学生) 012秒>QRS幅≧010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(中学生以上)⑥左脚前枝ブロック
A判定QRS幅<010秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus30deg以上の左軸偏位(小学生) QRS幅<012秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)⑦二枝ブロック
A判定完全右脚ブロックとminus30deg以上の左軸偏位(小学生) 完全右脚ブロックとminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)
4房室伝導
①3度(完全)房室ブロック A判定
②2度房室ブロック(MobitzⅡ型21房室ブロックWenckebach型) A判定③PR(PQ)時間PR延長またはⅠ度房室ブロック A判定 PR時間>028秒 PR時間>024秒(ただし小学生のみ中高校生ではB判定)④WPW症候群 A判定WPW型PR時間<010秒QRS幅≧010秒でVAT>005秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(小学生) WPW型PR時間<012秒QRS幅≧012秒でVAT>006秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(中学生以上) WPW型(間欠性)⑤人工ペースメーカー A判定
5調律
①上室性期外収縮
A判定多形(源)性上室性期外収縮
多発性または2連発上室性期外収縮
B判定単形(源)性上室性期外収縮
②心室性期外収縮 A判定
③心室頻拍 A判定
④固有心室調律 A判定
⑤心房細動 A判定
⑥心房粗動 A判定
⑦心房粗細動 A判定
⑧上室性頻拍 A判定
⑨洞停止または洞房ブロック A判定
⑩接合部調律 B判定
⑪房室解離 A判定
⑫補充収縮または補充調律 B判定
⑬鑑別不能の不整脈 A判定
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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救救
去去
山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい山形県健康診査の判定基準についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
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救救
去去
製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
救救救
去去去
山形県医師会では会員専用ホームページ
を開設しておりますこのホームページでは
会員および医療機関の情報県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております
会員の先生方の専用ページとなっておりア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます
会員専用ホームページのアカウントユーザ名
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
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さい
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れた会員には県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
しますご希望の会員は是非お申し込みく
ださい
花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagasa-mlyamagatamedorjp)を立ち
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花笠MLは県医師会会員どうしが情報意
見交換を行う場を提供しますまたこの趣
旨を通じて地域医療の発展更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです
未加入の会員はこれを機会に是非ご参加
ください
申し込み先 周知文書の自動配信メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は本会宛
メール(ken-ishiyamagatamedorjp)にて
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httpwwwyamagatamedorjp会員専用ホームページ
httpsmemberyamagatamedorjpメールアドレス
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hanagasa-mlyamagatamedorjp
花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
13
当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
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壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊
斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
-
- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
-
- 寄稿
-
- 専門店デース
- 山形県の偉人11
-
- 学術
-
- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-
表 紙 写 真
「夜景(お台場)」
お台場のレインボーブリッジの夜景でここ数年年始をすごしている
ほど良い都会への距離感は心安らぐ風景だ
上山市 青 山 新 吾
第22回山形県医家美術展出展
生 涯 教 育 の お 知 ら せ
会の名称及び主催者又は連絡先取得単位主な演題及び講師開催日時及び場所
第124回済生館症例検討会
山形市立病院済生館
023-625-5555 野村
日医生涯教育
3単位
内科外科系疾患症例検討会4月9日(水)
1900~2030山形市
山形市立病院済生館
山形県医師会ITフェア
山形県医師会
023-631-4350 栗原
日医生涯教育
5単位
「オンライン請求特定健診についてと日レセの現状」
日本医師会総合政策研究機構主任研究員 秋元 宏
4月13日(日) 1300~1500山形市
山形国際ホテル
山形県臨床内科医会学術講演会
山形県臨床内科医会
023-631-4350 鈴木
日医生涯教育
3単位
「いかにスムーズに外来インスリン導入を始めるか」
順天堂大学医学部糖尿病内分泌代謝学
准教授 弘世貴久
4月25日(金) 1900~2030山形市
ホテルメトロホリタン山形
第42回東北アレルギー懇話会
万有製薬叙023-632-4270 斉藤
日医生涯教育
3単位
「IL-4IL-3のアレルギー疾患における重要性」佐賀大学医学部分子医化学分野 出原賢二
「アレルギー性鼻炎(花粉症)の最新治療
―「患者満足度」の観点から―」
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 荻野 敏
4月26日(土) 1500~1900山形市
山形国際ホテル
がんネットTVカンファレンス
会の名称及び申込先取得単位会 場開催日時及びテーマ(担当)
多地点合同
メディカルカンファレンス
県立がん生活習慣病センター
023-685-2752 安達
日医生涯教育
3単位
山形県立中央病院
第4会議室(3階)
4月3日(木) 1630~1800下咽頭がんに対する咽頭温存手術の現状と展望(東)
4月10日(木) 1630~1800新しい治療法のトピックス
―高精度放射線治療について―(愛知)
4月17日(木) 1630~1800膵がん切除術に対する補助療法(大阪)
4月24日(木) 1630~1800大腸がん肝移転切除成績の向上を目指して
補助化学療法か術前化学療法か(東)
生涯教育のお知らせ
がんネットTVカンファレンス
お知らせ
日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
児童生徒の心電図判定基準の改定について 3
YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半錘」放送中 6
山形県健康診査の判定基準について 7
山形県赤十字血液センターからのお知らせ 11 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて 12勤務医のページ
創立60周年と病院統合 酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田宮 和朗 13郡市地区医師会コーナー
新米開業医の独り言 新庄市最上郡医師会 吉田 信 15寄 稿
専門店デース 山形市 武田 和夫 16 山形県の偉人卯「小倉金之助」 山形市 武田 昌孝 17学 術
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高橋 敬治 18筆 硯
病院機能評価受審で見えたこと 山形県医師会常任理事 武田 憲夫 20県医師会だより
山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について 23 郡市地区医師会長会議 39 第11回常任理事会 41 第11回全理事会 49 第29回山形県医師会学校医大会 55 勤務医委員会勤務医との懇談会 56 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会 58 県医日誌 60 会員異動 62医師国保だより 63医師会協同組合だより 66厚生年金基金だより 67編集後記 68
1山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
目 次
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2 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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救救
去去
日本医師会認定産業医制度の実施に伴う平成20年度の「認定産業医新規申請」「認定産業医
更新申請」及び「研修会指定申請」の締切日を下記のとおりと致しますのでお知らせします
1認定産業医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定産業医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康スススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツ医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成2222222222222222222222222222222222222222200000000000000000000000000000000000000000年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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日本医師会認定健康スポーツ医制度の実施に伴う平成20年度の「認定健康スポーツ医新規申請」「認定健康スポーツ医更新申請」及び「講習会研修会指定申請」の締切日を下記のとおり
と致しますのでお知らせします
1認定健康スポーツ医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定健康スポーツ医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3講習会再研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
3山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい児童生徒の心電図判定基準の改定についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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平成17年度に開催された山形県医師会循環器検診中央委員会において児童生徒の心電図判
定基準の見直しを行うことが決定されその後改定内容について協議検討を重ねて参りましたが
今般次の通り児童生徒の心電図判定基準を改定し平成20年4月1日より新基準にて実施致
すことになりましたのでご協力下さいますようお願いします
児童生徒の心電図判定基準(平成20年度改定)判定の区分法
A判定二次以降の検診に抽出すべき所見要精査
B判定所見としては判定には必要だが二次検診には必ずしも抽出しなくてもよい所見
(ただしB判定が複数ある場合は判読者の裁量でA判定に変更可能である)
判読者の裁量で次年度再検あるいは再検不要とする 異常なし
1心拍数
①洞性頻脈
A判定心拍数 ≧180分 B判定心拍数 ≧150分(小学生)≧140分(中学生以上)②洞性徐脈
B判定心拍数 <45分(小学生)<40分(中学生以上)
2 QRS電気軸 B判定左軸偏位minus30degからminus90deg未満 極端な軸偏位minus90degからminus180deg未満
3 心室内伝導①完全右脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒Rrsquo>RでVAT≧005秒(V1またはV2)(小学生) QRS幅≧012秒Rrsquo>RでVAT≧006秒(V1またはV2)(中学生以上) 間欠性完全右脚ブロック
②不完全右脚ブロック
A判定QRS幅<010秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(小学生) QRS幅<012秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(中学生以上) B判定QRS幅<010秒でRrsquo>R(V1またはV2)(小学生) QRS幅<012秒でRrsquo>R(V1またはV2)(中学生以上)③心室内伝導障害
A判定QRS幅≧010秒(小学生) QRS幅≧012秒(中学生以上)④完全左脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒でVAT≧005秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(小学生) QRS幅≧012秒でVAT≧006秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(中学生以上) 間欠性完全左脚ブロック
4 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
⑤不完全左脚ブロック
A判定QRS幅<010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(小学生) 012秒>QRS幅≧010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(中学生以上)⑥左脚前枝ブロック
A判定QRS幅<010秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus30deg以上の左軸偏位(小学生) QRS幅<012秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)⑦二枝ブロック
A判定完全右脚ブロックとminus30deg以上の左軸偏位(小学生) 完全右脚ブロックとminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)
4房室伝導
①3度(完全)房室ブロック A判定
②2度房室ブロック(MobitzⅡ型21房室ブロックWenckebach型) A判定③PR(PQ)時間PR延長またはⅠ度房室ブロック A判定 PR時間>028秒 PR時間>024秒(ただし小学生のみ中高校生ではB判定)④WPW症候群 A判定WPW型PR時間<010秒QRS幅≧010秒でVAT>005秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(小学生) WPW型PR時間<012秒QRS幅≧012秒でVAT>006秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(中学生以上) WPW型(間欠性)⑤人工ペースメーカー A判定
5調律
①上室性期外収縮
A判定多形(源)性上室性期外収縮
多発性または2連発上室性期外収縮
B判定単形(源)性上室性期外収縮
②心室性期外収縮 A判定
③心室頻拍 A判定
④固有心室調律 A判定
⑤心房細動 A判定
⑥心房粗動 A判定
⑦心房粗細動 A判定
⑧上室性頻拍 A判定
⑨洞停止または洞房ブロック A判定
⑩接合部調律 B判定
⑪房室解離 A判定
⑫補充収縮または補充調律 B判定
⑬鑑別不能の不整脈 A判定
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番YBCラジオ番組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ66666666666666666666666666666666666666666時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時「朝だ元気だ6時半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中」放送中揮
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山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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机
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救救
去去
平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
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机
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救救
去去
製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
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当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
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斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
-
- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
-
- 寄稿
-
- 専門店デース
- 山形県の偉人11
-
- 学術
-
- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-
生 涯 教 育 の お 知 ら せ
会の名称及び主催者又は連絡先取得単位主な演題及び講師開催日時及び場所
第124回済生館症例検討会
山形市立病院済生館
023-625-5555 野村
日医生涯教育
3単位
内科外科系疾患症例検討会4月9日(水)
1900~2030山形市
山形市立病院済生館
山形県医師会ITフェア
山形県医師会
023-631-4350 栗原
日医生涯教育
5単位
「オンライン請求特定健診についてと日レセの現状」
日本医師会総合政策研究機構主任研究員 秋元 宏
4月13日(日) 1300~1500山形市
山形国際ホテル
山形県臨床内科医会学術講演会
山形県臨床内科医会
023-631-4350 鈴木
日医生涯教育
3単位
「いかにスムーズに外来インスリン導入を始めるか」
順天堂大学医学部糖尿病内分泌代謝学
准教授 弘世貴久
4月25日(金) 1900~2030山形市
ホテルメトロホリタン山形
第42回東北アレルギー懇話会
万有製薬叙023-632-4270 斉藤
日医生涯教育
3単位
「IL-4IL-3のアレルギー疾患における重要性」佐賀大学医学部分子医化学分野 出原賢二
「アレルギー性鼻炎(花粉症)の最新治療
―「患者満足度」の観点から―」
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 荻野 敏
4月26日(土) 1500~1900山形市
山形国際ホテル
がんネットTVカンファレンス
会の名称及び申込先取得単位会 場開催日時及びテーマ(担当)
多地点合同
メディカルカンファレンス
県立がん生活習慣病センター
023-685-2752 安達
日医生涯教育
3単位
山形県立中央病院
第4会議室(3階)
4月3日(木) 1630~1800下咽頭がんに対する咽頭温存手術の現状と展望(東)
4月10日(木) 1630~1800新しい治療法のトピックス
―高精度放射線治療について―(愛知)
4月17日(木) 1630~1800膵がん切除術に対する補助療法(大阪)
4月24日(木) 1630~1800大腸がん肝移転切除成績の向上を目指して
補助化学療法か術前化学療法か(東)
生涯教育のお知らせ
がんネットTVカンファレンス
お知らせ
日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
児童生徒の心電図判定基準の改定について 3
YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半錘」放送中 6
山形県健康診査の判定基準について 7
山形県赤十字血液センターからのお知らせ 11 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて 12勤務医のページ
創立60周年と病院統合 酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田宮 和朗 13郡市地区医師会コーナー
新米開業医の独り言 新庄市最上郡医師会 吉田 信 15寄 稿
専門店デース 山形市 武田 和夫 16 山形県の偉人卯「小倉金之助」 山形市 武田 昌孝 17学 術
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高橋 敬治 18筆 硯
病院機能評価受審で見えたこと 山形県医師会常任理事 武田 憲夫 20県医師会だより
山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について 23 郡市地区医師会長会議 39 第11回常任理事会 41 第11回全理事会 49 第29回山形県医師会学校医大会 55 勤務医委員会勤務医との懇談会 56 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会 58 県医日誌 60 会員異動 62医師国保だより 63医師会協同組合だより 66厚生年金基金だより 67編集後記 68
1山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
目 次
〔ホームページ〕httpwwwyamagatamedorjp 〔Eメール〕ken-ishiyamagatamedorjp
2 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成2222222222222222222222222222222222222222200000000000000000000000000000000000000000年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
揮
机
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寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
救救
去去
日本医師会認定産業医制度の実施に伴う平成20年度の「認定産業医新規申請」「認定産業医
更新申請」及び「研修会指定申請」の締切日を下記のとおりと致しますのでお知らせします
1認定産業医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定産業医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
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救救
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日本医師会認定健康スポーツ医制度の実施に伴う平成20年度の「認定健康スポーツ医新規申請」「認定健康スポーツ医更新申請」及び「講習会研修会指定申請」の締切日を下記のとおり
と致しますのでお知らせします
1認定健康スポーツ医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定健康スポーツ医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3講習会再研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
3山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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平成17年度に開催された山形県医師会循環器検診中央委員会において児童生徒の心電図判
定基準の見直しを行うことが決定されその後改定内容について協議検討を重ねて参りましたが
今般次の通り児童生徒の心電図判定基準を改定し平成20年4月1日より新基準にて実施致
すことになりましたのでご協力下さいますようお願いします
児童生徒の心電図判定基準(平成20年度改定)判定の区分法
A判定二次以降の検診に抽出すべき所見要精査
B判定所見としては判定には必要だが二次検診には必ずしも抽出しなくてもよい所見
(ただしB判定が複数ある場合は判読者の裁量でA判定に変更可能である)
判読者の裁量で次年度再検あるいは再検不要とする 異常なし
1心拍数
①洞性頻脈
A判定心拍数 ≧180分 B判定心拍数 ≧150分(小学生)≧140分(中学生以上)②洞性徐脈
B判定心拍数 <45分(小学生)<40分(中学生以上)
2 QRS電気軸 B判定左軸偏位minus30degからminus90deg未満 極端な軸偏位minus90degからminus180deg未満
3 心室内伝導①完全右脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒Rrsquo>RでVAT≧005秒(V1またはV2)(小学生) QRS幅≧012秒Rrsquo>RでVAT≧006秒(V1またはV2)(中学生以上) 間欠性完全右脚ブロック
②不完全右脚ブロック
A判定QRS幅<010秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(小学生) QRS幅<012秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(中学生以上) B判定QRS幅<010秒でRrsquo>R(V1またはV2)(小学生) QRS幅<012秒でRrsquo>R(V1またはV2)(中学生以上)③心室内伝導障害
A判定QRS幅≧010秒(小学生) QRS幅≧012秒(中学生以上)④完全左脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒でVAT≧005秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(小学生) QRS幅≧012秒でVAT≧006秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(中学生以上) 間欠性完全左脚ブロック
4 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
⑤不完全左脚ブロック
A判定QRS幅<010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(小学生) 012秒>QRS幅≧010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(中学生以上)⑥左脚前枝ブロック
A判定QRS幅<010秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus30deg以上の左軸偏位(小学生) QRS幅<012秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)⑦二枝ブロック
A判定完全右脚ブロックとminus30deg以上の左軸偏位(小学生) 完全右脚ブロックとminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)
4房室伝導
①3度(完全)房室ブロック A判定
②2度房室ブロック(MobitzⅡ型21房室ブロックWenckebach型) A判定③PR(PQ)時間PR延長またはⅠ度房室ブロック A判定 PR時間>028秒 PR時間>024秒(ただし小学生のみ中高校生ではB判定)④WPW症候群 A判定WPW型PR時間<010秒QRS幅≧010秒でVAT>005秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(小学生) WPW型PR時間<012秒QRS幅≧012秒でVAT>006秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(中学生以上) WPW型(間欠性)⑤人工ペースメーカー A判定
5調律
①上室性期外収縮
A判定多形(源)性上室性期外収縮
多発性または2連発上室性期外収縮
B判定単形(源)性上室性期外収縮
②心室性期外収縮 A判定
③心室頻拍 A判定
④固有心室調律 A判定
⑤心房細動 A判定
⑥心房粗動 A判定
⑦心房粗細動 A判定
⑧上室性頻拍 A判定
⑨洞停止または洞房ブロック A判定
⑩接合部調律 B判定
⑪房室解離 A判定
⑫補充収縮または補充調律 B判定
⑬鑑別不能の不整脈 A判定
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい山形県健康診査の判定基準についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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去去
平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
揮
机
机
寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
救救
去去
製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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救救救
去去去
山形県医師会では会員専用ホームページ
を開設しておりますこのホームページでは
会員および医療機関の情報県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております
会員の先生方の専用ページとなっておりア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます
会員専用ホームページのアカウントユーザ名
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
パスワード
生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁
(例)1950年1月2日の方500102
準会員の方は本会までお申し込みくだ
さい
周知文書の自動配信 周知文書あるいは県医師会からのお知らせ
をメールを利用して行っております希望さ
れた会員には県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
しますご希望の会員は是非お申し込みく
ださい
花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagasa-mlyamagatamedorjp)を立ち
上げております
花笠MLは県医師会会員どうしが情報意
見交換を行う場を提供しますまたこの趣
旨を通じて地域医療の発展更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです
未加入の会員はこれを機会に是非ご参加
ください
申し込み先 周知文書の自動配信メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は本会宛
メール(ken-ishiyamagatamedorjp)にて
お申し込みください
山形県医師会ホームページ
httpwwwyamagatamedorjp会員専用ホームページ
httpsmemberyamagatamedorjpメールアドレス
ken-ishiyamagatamedorjp花笠MLアドレス
hanagasa-mlyamagatamedorjp
花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
13
当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊
壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊
斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
-
- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
-
- 寄稿
-
- 専門店デース
- 山形県の偉人11
-
- 学術
-
- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-
がんネットTVカンファレンス
会の名称及び申込先取得単位会 場開催日時及びテーマ(担当)
多地点合同
メディカルカンファレンス
県立がん生活習慣病センター
023-685-2752 安達
日医生涯教育
3単位
山形県立中央病院
第4会議室(3階)
4月3日(木) 1630~1800下咽頭がんに対する咽頭温存手術の現状と展望(東)
4月10日(木) 1630~1800新しい治療法のトピックス
―高精度放射線治療について―(愛知)
4月17日(木) 1630~1800膵がん切除術に対する補助療法(大阪)
4月24日(木) 1630~1800大腸がん肝移転切除成績の向上を目指して
補助化学療法か術前化学療法か(東)
生涯教育のお知らせ
がんネットTVカンファレンス
お知らせ
日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
児童生徒の心電図判定基準の改定について 3
YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半錘」放送中 6
山形県健康診査の判定基準について 7
山形県赤十字血液センターからのお知らせ 11 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて 12勤務医のページ
創立60周年と病院統合 酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田宮 和朗 13郡市地区医師会コーナー
新米開業医の独り言 新庄市最上郡医師会 吉田 信 15寄 稿
専門店デース 山形市 武田 和夫 16 山形県の偉人卯「小倉金之助」 山形市 武田 昌孝 17学 術
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高橋 敬治 18筆 硯
病院機能評価受審で見えたこと 山形県医師会常任理事 武田 憲夫 20県医師会だより
山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について 23 郡市地区医師会長会議 39 第11回常任理事会 41 第11回全理事会 49 第29回山形県医師会学校医大会 55 勤務医委員会勤務医との懇談会 56 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会 58 県医日誌 60 会員異動 62医師国保だより 63医師会協同組合だより 66厚生年金基金だより 67編集後記 68
1山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
目 次
〔ホームページ〕httpwwwyamagatamedorjp 〔Eメール〕ken-ishiyamagatamedorjp
2 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成2222222222222222222222222222222222222222200000000000000000000000000000000000000000年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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去去
日本医師会認定産業医制度の実施に伴う平成20年度の「認定産業医新規申請」「認定産業医
更新申請」及び「研修会指定申請」の締切日を下記のとおりと致しますのでお知らせします
1認定産業医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定産業医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康スススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツ医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成2222222222222222222222222222222222222222200000000000000000000000000000000000000000年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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日本医師会認定健康スポーツ医制度の実施に伴う平成20年度の「認定健康スポーツ医新規申請」「認定健康スポーツ医更新申請」及び「講習会研修会指定申請」の締切日を下記のとおり
と致しますのでお知らせします
1認定健康スポーツ医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定健康スポーツ医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3講習会再研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
3山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい児童生徒の心電図判定基準の改定についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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救救
去去
平成17年度に開催された山形県医師会循環器検診中央委員会において児童生徒の心電図判
定基準の見直しを行うことが決定されその後改定内容について協議検討を重ねて参りましたが
今般次の通り児童生徒の心電図判定基準を改定し平成20年4月1日より新基準にて実施致
すことになりましたのでご協力下さいますようお願いします
児童生徒の心電図判定基準(平成20年度改定)判定の区分法
A判定二次以降の検診に抽出すべき所見要精査
B判定所見としては判定には必要だが二次検診には必ずしも抽出しなくてもよい所見
(ただしB判定が複数ある場合は判読者の裁量でA判定に変更可能である)
判読者の裁量で次年度再検あるいは再検不要とする 異常なし
1心拍数
①洞性頻脈
A判定心拍数 ≧180分 B判定心拍数 ≧150分(小学生)≧140分(中学生以上)②洞性徐脈
B判定心拍数 <45分(小学生)<40分(中学生以上)
2 QRS電気軸 B判定左軸偏位minus30degからminus90deg未満 極端な軸偏位minus90degからminus180deg未満
3 心室内伝導①完全右脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒Rrsquo>RでVAT≧005秒(V1またはV2)(小学生) QRS幅≧012秒Rrsquo>RでVAT≧006秒(V1またはV2)(中学生以上) 間欠性完全右脚ブロック
②不完全右脚ブロック
A判定QRS幅<010秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(小学生) QRS幅<012秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(中学生以上) B判定QRS幅<010秒でRrsquo>R(V1またはV2)(小学生) QRS幅<012秒でRrsquo>R(V1またはV2)(中学生以上)③心室内伝導障害
A判定QRS幅≧010秒(小学生) QRS幅≧012秒(中学生以上)④完全左脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒でVAT≧005秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(小学生) QRS幅≧012秒でVAT≧006秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(中学生以上) 間欠性完全左脚ブロック
4 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
⑤不完全左脚ブロック
A判定QRS幅<010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(小学生) 012秒>QRS幅≧010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(中学生以上)⑥左脚前枝ブロック
A判定QRS幅<010秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus30deg以上の左軸偏位(小学生) QRS幅<012秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)⑦二枝ブロック
A判定完全右脚ブロックとminus30deg以上の左軸偏位(小学生) 完全右脚ブロックとminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)
4房室伝導
①3度(完全)房室ブロック A判定
②2度房室ブロック(MobitzⅡ型21房室ブロックWenckebach型) A判定③PR(PQ)時間PR延長またはⅠ度房室ブロック A判定 PR時間>028秒 PR時間>024秒(ただし小学生のみ中高校生ではB判定)④WPW症候群 A判定WPW型PR時間<010秒QRS幅≧010秒でVAT>005秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(小学生) WPW型PR時間<012秒QRS幅≧012秒でVAT>006秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(中学生以上) WPW型(間欠性)⑤人工ペースメーカー A判定
5調律
①上室性期外収縮
A判定多形(源)性上室性期外収縮
多発性または2連発上室性期外収縮
B判定単形(源)性上室性期外収縮
②心室性期外収縮 A判定
③心室頻拍 A判定
④固有心室調律 A判定
⑤心房細動 A判定
⑥心房粗動 A判定
⑦心房粗細動 A判定
⑧上室性頻拍 A判定
⑨洞停止または洞房ブロック A判定
⑩接合部調律 B判定
⑪房室解離 A判定
⑫補充収縮または補充調律 B判定
⑬鑑別不能の不整脈 A判定
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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机
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救救
去去
山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい山形県健康診査の判定基準についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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救救
去去
平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
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救救
去去
製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
救救救
去去去
山形県医師会では会員専用ホームページ
を開設しておりますこのホームページでは
会員および医療機関の情報県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております
会員の先生方の専用ページとなっておりア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます
会員専用ホームページのアカウントユーザ名
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
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さい
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れた会員には県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
しますご希望の会員は是非お申し込みく
ださい
花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagasa-mlyamagatamedorjp)を立ち
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花笠MLは県医師会会員どうしが情報意
見交換を行う場を提供しますまたこの趣
旨を通じて地域医療の発展更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです
未加入の会員はこれを機会に是非ご参加
ください
申し込み先 周知文書の自動配信メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は本会宛
メール(ken-ishiyamagatamedorjp)にて
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httpwwwyamagatamedorjp会員専用ホームページ
httpsmemberyamagatamedorjpメールアドレス
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hanagasa-mlyamagatamedorjp
花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
13
当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
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壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊
斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
-
- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
-
- 寄稿
-
- 専門店デース
- 山形県の偉人11
-
- 学術
-
- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-
生涯教育のお知らせ
がんネットTVカンファレンス
お知らせ
日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について 2
児童生徒の心電図判定基準の改定について 3
YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半錘」放送中 6
山形県健康診査の判定基準について 7
山形県赤十字血液センターからのお知らせ 11 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及び
メールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて 12勤務医のページ
創立60周年と病院統合 酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田宮 和朗 13郡市地区医師会コーナー
新米開業医の独り言 新庄市最上郡医師会 吉田 信 15寄 稿
専門店デース 山形市 武田 和夫 16 山形県の偉人卯「小倉金之助」 山形市 武田 昌孝 17学 術
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高橋 敬治 18筆 硯
病院機能評価受審で見えたこと 山形県医師会常任理事 武田 憲夫 20県医師会だより
山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について 23 郡市地区医師会長会議 39 第11回常任理事会 41 第11回全理事会 49 第29回山形県医師会学校医大会 55 勤務医委員会勤務医との懇談会 56 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会 58 県医日誌 60 会員異動 62医師国保だより 63医師会協同組合だより 66厚生年金基金だより 67編集後記 68
1山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
目 次
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2 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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救救
去去
日本医師会認定産業医制度の実施に伴う平成20年度の「認定産業医新規申請」「認定産業医
更新申請」及び「研修会指定申請」の締切日を下記のとおりと致しますのでお知らせします
1認定産業医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定産業医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康スススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツ医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成2222222222222222222222222222222222222222200000000000000000000000000000000000000000年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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日本医師会認定健康スポーツ医制度の実施に伴う平成20年度の「認定健康スポーツ医新規申請」「認定健康スポーツ医更新申請」及び「講習会研修会指定申請」の締切日を下記のとおり
と致しますのでお知らせします
1認定健康スポーツ医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定健康スポーツ医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3講習会再研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
3山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児児童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童童生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生生徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒徒ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心心電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電電図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図図判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改改定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい児童生徒の心電図判定基準の改定についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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平成17年度に開催された山形県医師会循環器検診中央委員会において児童生徒の心電図判
定基準の見直しを行うことが決定されその後改定内容について協議検討を重ねて参りましたが
今般次の通り児童生徒の心電図判定基準を改定し平成20年4月1日より新基準にて実施致
すことになりましたのでご協力下さいますようお願いします
児童生徒の心電図判定基準(平成20年度改定)判定の区分法
A判定二次以降の検診に抽出すべき所見要精査
B判定所見としては判定には必要だが二次検診には必ずしも抽出しなくてもよい所見
(ただしB判定が複数ある場合は判読者の裁量でA判定に変更可能である)
判読者の裁量で次年度再検あるいは再検不要とする 異常なし
1心拍数
①洞性頻脈
A判定心拍数 ≧180分 B判定心拍数 ≧150分(小学生)≧140分(中学生以上)②洞性徐脈
B判定心拍数 <45分(小学生)<40分(中学生以上)
2 QRS電気軸 B判定左軸偏位minus30degからminus90deg未満 極端な軸偏位minus90degからminus180deg未満
3 心室内伝導①完全右脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒Rrsquo>RでVAT≧005秒(V1またはV2)(小学生) QRS幅≧012秒Rrsquo>RでVAT≧006秒(V1またはV2)(中学生以上) 間欠性完全右脚ブロック
②不完全右脚ブロック
A判定QRS幅<010秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(小学生) QRS幅<012秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(中学生以上) B判定QRS幅<010秒でRrsquo>R(V1またはV2)(小学生) QRS幅<012秒でRrsquo>R(V1またはV2)(中学生以上)③心室内伝導障害
A判定QRS幅≧010秒(小学生) QRS幅≧012秒(中学生以上)④完全左脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒でVAT≧005秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(小学生) QRS幅≧012秒でVAT≧006秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(中学生以上) 間欠性完全左脚ブロック
4 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
⑤不完全左脚ブロック
A判定QRS幅<010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(小学生) 012秒>QRS幅≧010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(中学生以上)⑥左脚前枝ブロック
A判定QRS幅<010秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus30deg以上の左軸偏位(小学生) QRS幅<012秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)⑦二枝ブロック
A判定完全右脚ブロックとminus30deg以上の左軸偏位(小学生) 完全右脚ブロックとminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)
4房室伝導
①3度(完全)房室ブロック A判定
②2度房室ブロック(MobitzⅡ型21房室ブロックWenckebach型) A判定③PR(PQ)時間PR延長またはⅠ度房室ブロック A判定 PR時間>028秒 PR時間>024秒(ただし小学生のみ中高校生ではB判定)④WPW症候群 A判定WPW型PR時間<010秒QRS幅≧010秒でVAT>005秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(小学生) WPW型PR時間<012秒QRS幅≧012秒でVAT>006秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(中学生以上) WPW型(間欠性)⑤人工ペースメーカー A判定
5調律
①上室性期外収縮
A判定多形(源)性上室性期外収縮
多発性または2連発上室性期外収縮
B判定単形(源)性上室性期外収縮
②心室性期外収縮 A判定
③心室頻拍 A判定
④固有心室調律 A判定
⑤心房細動 A判定
⑥心房粗動 A判定
⑦心房粗細動 A判定
⑧上室性頻拍 A判定
⑨洞停止または洞房ブロック A判定
⑩接合部調律 B判定
⑪房室解離 A判定
⑫補充収縮または補充調律 B判定
⑬鑑別不能の不整脈 A判定
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番YBCラジオ番組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ66666666666666666666666666666666666666666時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時「朝だ元気だ6時半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中」放送中揮
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山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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机
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救救
去去
平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
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机
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救救
去去
製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
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当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
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斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
-
- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
-
- 寄稿
-
- 専門店デース
- 山形県の偉人11
-
- 学術
-
- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-
2 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産産業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業業医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成2222222222222222222222222222222222222222200000000000000000000000000000000000000000年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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机
机
寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
救救
去去
日本医師会認定産業医制度の実施に伴う平成20年度の「認定産業医新規申請」「認定産業医
更新申請」及び「研修会指定申請」の締切日を下記のとおりと致しますのでお知らせします
1認定産業医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定産業医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本本医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康スススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツツ医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制制度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平平成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成成2222222222222222222222222222222222222222200000000000000000000000000000000000000000年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年年度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度度認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認認定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびび更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更更新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新新申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申申請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請請日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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救救
去去
日本医師会認定健康スポーツ医制度の実施に伴う平成20年度の「認定健康スポーツ医新規申請」「認定健康スポーツ医更新申請」及び「講習会研修会指定申請」の締切日を下記のとおり
と致しますのでお知らせします
1認定健康スポーツ医申請締切日(新規申請) 陰 平成20年4月10日 隠 平成20年8月5日 韻 平成20年11月25日
2認定健康スポーツ医申請締切日(更新申請) 陰 平成20年6月5日
(有効期限が 平成20年9月272829日)
隠 平成20年10月5日(有効期限が
平成21年1月242526日) 韻 平成21年2月5日
(有効期限が 平成21年5月232431日)
3講習会再研修会指定申請締切日 陰 平成20年4月20日
(平成20年6月以降開催分) 隠 平成20年6月20日
(平成20年8月以降開催分) 韻 平成20年8月20日
(平成20年10月以降開催分) 吋 平成20年10月20日
(平成20年12月以降開催分) 右 平成20年12月10日
(平成21年2月以降開催分) 宇 平成21年2月20日
(平成21年4月以降開催分)
3山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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平成17年度に開催された山形県医師会循環器検診中央委員会において児童生徒の心電図判
定基準の見直しを行うことが決定されその後改定内容について協議検討を重ねて参りましたが
今般次の通り児童生徒の心電図判定基準を改定し平成20年4月1日より新基準にて実施致
すことになりましたのでご協力下さいますようお願いします
児童生徒の心電図判定基準(平成20年度改定)判定の区分法
A判定二次以降の検診に抽出すべき所見要精査
B判定所見としては判定には必要だが二次検診には必ずしも抽出しなくてもよい所見
(ただしB判定が複数ある場合は判読者の裁量でA判定に変更可能である)
判読者の裁量で次年度再検あるいは再検不要とする 異常なし
1心拍数
①洞性頻脈
A判定心拍数 ≧180分 B判定心拍数 ≧150分(小学生)≧140分(中学生以上)②洞性徐脈
B判定心拍数 <45分(小学生)<40分(中学生以上)
2 QRS電気軸 B判定左軸偏位minus30degからminus90deg未満 極端な軸偏位minus90degからminus180deg未満
3 心室内伝導①完全右脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒Rrsquo>RでVAT≧005秒(V1またはV2)(小学生) QRS幅≧012秒Rrsquo>RでVAT≧006秒(V1またはV2)(中学生以上) 間欠性完全右脚ブロック
②不完全右脚ブロック
A判定QRS幅<010秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(小学生) QRS幅<012秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(中学生以上) B判定QRS幅<010秒でRrsquo>R(V1またはV2)(小学生) QRS幅<012秒でRrsquo>R(V1またはV2)(中学生以上)③心室内伝導障害
A判定QRS幅≧010秒(小学生) QRS幅≧012秒(中学生以上)④完全左脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒でVAT≧005秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(小学生) QRS幅≧012秒でVAT≧006秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(中学生以上) 間欠性完全左脚ブロック
4 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
⑤不完全左脚ブロック
A判定QRS幅<010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(小学生) 012秒>QRS幅≧010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(中学生以上)⑥左脚前枝ブロック
A判定QRS幅<010秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus30deg以上の左軸偏位(小学生) QRS幅<012秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)⑦二枝ブロック
A判定完全右脚ブロックとminus30deg以上の左軸偏位(小学生) 完全右脚ブロックとminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)
4房室伝導
①3度(完全)房室ブロック A判定
②2度房室ブロック(MobitzⅡ型21房室ブロックWenckebach型) A判定③PR(PQ)時間PR延長またはⅠ度房室ブロック A判定 PR時間>028秒 PR時間>024秒(ただし小学生のみ中高校生ではB判定)④WPW症候群 A判定WPW型PR時間<010秒QRS幅≧010秒でVAT>005秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(小学生) WPW型PR時間<012秒QRS幅≧012秒でVAT>006秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(中学生以上) WPW型(間欠性)⑤人工ペースメーカー A判定
5調律
①上室性期外収縮
A判定多形(源)性上室性期外収縮
多発性または2連発上室性期外収縮
B判定単形(源)性上室性期外収縮
②心室性期外収縮 A判定
③心室頻拍 A判定
④固有心室調律 A判定
⑤心房細動 A判定
⑥心房粗動 A判定
⑦心房粗細動 A判定
⑧上室性頻拍 A判定
⑨洞停止または洞房ブロック A判定
⑩接合部調律 B判定
⑪房室解離 A判定
⑫補充収縮または補充調律 B判定
⑬鑑別不能の不整脈 A判定
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい山形県健康診査の判定基準についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
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救救
去去
製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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山形県医師会では会員専用ホームページ
を開設しておりますこのホームページでは
会員および医療機関の情報県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております
会員の先生方の専用ページとなっておりア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます
会員専用ホームページのアカウントユーザ名
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
パスワード
生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁
(例)1950年1月2日の方500102
準会員の方は本会までお申し込みくだ
さい
周知文書の自動配信 周知文書あるいは県医師会からのお知らせ
をメールを利用して行っております希望さ
れた会員には県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
しますご希望の会員は是非お申し込みく
ださい
花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagasa-mlyamagatamedorjp)を立ち
上げております
花笠MLは県医師会会員どうしが情報意
見交換を行う場を提供しますまたこの趣
旨を通じて地域医療の発展更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです
未加入の会員はこれを機会に是非ご参加
ください
申し込み先 周知文書の自動配信メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は本会宛
メール(ken-ishiyamagatamedorjp)にて
お申し込みください
山形県医師会ホームページ
httpwwwyamagatamedorjp会員専用ホームページ
httpsmemberyamagatamedorjpメールアドレス
ken-ishiyamagatamedorjp花笠MLアドレス
hanagasa-mlyamagatamedorjp
花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
13
当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
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斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
-
- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
-
- 寄稿
-
- 専門店デース
- 山形県の偉人11
-
- 学術
-
- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-
3山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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平成17年度に開催された山形県医師会循環器検診中央委員会において児童生徒の心電図判
定基準の見直しを行うことが決定されその後改定内容について協議検討を重ねて参りましたが
今般次の通り児童生徒の心電図判定基準を改定し平成20年4月1日より新基準にて実施致
すことになりましたのでご協力下さいますようお願いします
児童生徒の心電図判定基準(平成20年度改定)判定の区分法
A判定二次以降の検診に抽出すべき所見要精査
B判定所見としては判定には必要だが二次検診には必ずしも抽出しなくてもよい所見
(ただしB判定が複数ある場合は判読者の裁量でA判定に変更可能である)
判読者の裁量で次年度再検あるいは再検不要とする 異常なし
1心拍数
①洞性頻脈
A判定心拍数 ≧180分 B判定心拍数 ≧150分(小学生)≧140分(中学生以上)②洞性徐脈
B判定心拍数 <45分(小学生)<40分(中学生以上)
2 QRS電気軸 B判定左軸偏位minus30degからminus90deg未満 極端な軸偏位minus90degからminus180deg未満
3 心室内伝導①完全右脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒Rrsquo>RでVAT≧005秒(V1またはV2)(小学生) QRS幅≧012秒Rrsquo>RでVAT≧006秒(V1またはV2)(中学生以上) 間欠性完全右脚ブロック
②不完全右脚ブロック
A判定QRS幅<010秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(小学生) QRS幅<012秒Rrsquo>R(V1またはV2)でRrsquoV1≧SV1(中学生以上) B判定QRS幅<010秒でRrsquo>R(V1またはV2)(小学生) QRS幅<012秒でRrsquo>R(V1またはV2)(中学生以上)③心室内伝導障害
A判定QRS幅≧010秒(小学生) QRS幅≧012秒(中学生以上)④完全左脚ブロック
A判定QRS幅≧010秒でVAT≧005秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(小学生) QRS幅≧012秒でVAT≧006秒(ⅠⅡaVLV5V6のいずれか)でQ波がない(中学生以上) 間欠性完全左脚ブロック
4 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
⑤不完全左脚ブロック
A判定QRS幅<010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(小学生) 012秒>QRS幅≧010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(中学生以上)⑥左脚前枝ブロック
A判定QRS幅<010秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus30deg以上の左軸偏位(小学生) QRS幅<012秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)⑦二枝ブロック
A判定完全右脚ブロックとminus30deg以上の左軸偏位(小学生) 完全右脚ブロックとminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)
4房室伝導
①3度(完全)房室ブロック A判定
②2度房室ブロック(MobitzⅡ型21房室ブロックWenckebach型) A判定③PR(PQ)時間PR延長またはⅠ度房室ブロック A判定 PR時間>028秒 PR時間>024秒(ただし小学生のみ中高校生ではB判定)④WPW症候群 A判定WPW型PR時間<010秒QRS幅≧010秒でVAT>005秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(小学生) WPW型PR時間<012秒QRS幅≧012秒でVAT>006秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(中学生以上) WPW型(間欠性)⑤人工ペースメーカー A判定
5調律
①上室性期外収縮
A判定多形(源)性上室性期外収縮
多発性または2連発上室性期外収縮
B判定単形(源)性上室性期外収縮
②心室性期外収縮 A判定
③心室頻拍 A判定
④固有心室調律 A判定
⑤心房細動 A判定
⑥心房粗動 A判定
⑦心房粗細動 A判定
⑧上室性頻拍 A判定
⑨洞停止または洞房ブロック A判定
⑩接合部調律 B判定
⑪房室解離 A判定
⑫補充収縮または補充調律 B判定
⑬鑑別不能の不整脈 A判定
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい山形県健康診査の判定基準についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
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寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
救救
去去
製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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救救救
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山形県医師会では会員専用ホームページ
を開設しておりますこのホームページでは
会員および医療機関の情報県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております
会員の先生方の専用ページとなっておりア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます
会員専用ホームページのアカウントユーザ名
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
パスワード
生年月日西暦下2桁+月2桁+日2桁
(例)1950年1月2日の方500102
準会員の方は本会までお申し込みくだ
さい
周知文書の自動配信 周知文書あるいは県医師会からのお知らせ
をメールを利用して行っております希望さ
れた会員には県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
しますご希望の会員は是非お申し込みく
ださい
花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagasa-mlyamagatamedorjp)を立ち
上げております
花笠MLは県医師会会員どうしが情報意
見交換を行う場を提供しますまたこの趣
旨を通じて地域医療の発展更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです
未加入の会員はこれを機会に是非ご参加
ください
申し込み先 周知文書の自動配信メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は本会宛
メール(ken-ishiyamagatamedorjp)にて
お申し込みください
山形県医師会ホームページ
httpwwwyamagatamedorjp会員専用ホームページ
httpsmemberyamagatamedorjpメールアドレス
ken-ishiyamagatamedorjp花笠MLアドレス
hanagasa-mlyamagatamedorjp
花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
13
当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
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回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
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斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
-
- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
-
- 寄稿
-
- 専門店デース
- 山形県の偉人11
-
- 学術
-
- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-
4 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
⑤不完全左脚ブロック
A判定QRS幅<010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(小学生) 012秒>QRS幅≧010秒R-Rrsquo型でRrsquo≧R(V5またはV6)でQ波がない(中学生以上)⑥左脚前枝ブロック
A判定QRS幅<010秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus30deg以上の左軸偏位(小学生) QRS幅<012秒QⅠ≧0025mVでQⅠ幅<003秒とminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)⑦二枝ブロック
A判定完全右脚ブロックとminus30deg以上の左軸偏位(小学生) 完全右脚ブロックとminus45deg以上の左軸偏位(中学生以上)
4房室伝導
①3度(完全)房室ブロック A判定
②2度房室ブロック(MobitzⅡ型21房室ブロックWenckebach型) A判定③PR(PQ)時間PR延長またはⅠ度房室ブロック A判定 PR時間>028秒 PR時間>024秒(ただし小学生のみ中高校生ではB判定)④WPW症候群 A判定WPW型PR時間<010秒QRS幅≧010秒でVAT>005秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(小学生) WPW型PR時間<012秒QRS幅≧012秒でVAT>006秒 (ⅠⅡaVLV4~V6のいずれか)(中学生以上) WPW型(間欠性)⑤人工ペースメーカー A判定
5調律
①上室性期外収縮
A判定多形(源)性上室性期外収縮
多発性または2連発上室性期外収縮
B判定単形(源)性上室性期外収縮
②心室性期外収縮 A判定
③心室頻拍 A判定
④固有心室調律 A判定
⑤心房細動 A判定
⑥心房粗動 A判定
⑦心房粗細動 A判定
⑧上室性頻拍 A判定
⑨洞停止または洞房ブロック A判定
⑩接合部調律 B判定
⑪房室解離 A判定
⑫補充収縮または補充調律 B判定
⑬鑑別不能の不整脈 A判定
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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救救
去去
山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
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救救
去去
平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
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救救
去去
製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄寄
救救救
去去去
山形県医師会では会員専用ホームページ
を開設しておりますこのホームページでは
会員および医療機関の情報県医師会および
各地区医師会の行事などを公開しております
会員の先生方の専用ページとなっておりア
クセスするためにはアカウントが必要となり
ます
会員専用ホームページのアカウントユーザ名
y+日医会員番号(日医刊行物送付番号)
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(例)1950年1月2日の方500102
準会員の方は本会までお申し込みくだ
さい
周知文書の自動配信 周知文書あるいは県医師会からのお知らせ
をメールを利用して行っております希望さ
れた会員には県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
しますご希望の会員は是非お申し込みく
ださい
花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagasa-mlyamagatamedorjp)を立ち
上げております
花笠MLは県医師会会員どうしが情報意
見交換を行う場を提供しますまたこの趣
旨を通じて地域医療の発展更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです
未加入の会員はこれを機会に是非ご参加
ください
申し込み先 周知文書の自動配信メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は本会宛
メール(ken-ishiyamagatamedorjp)にて
お申し込みください
山形県医師会ホームページ
httpwwwyamagatamedorjp会員専用ホームページ
httpsmemberyamagatamedorjpメールアドレス
ken-ishiyamagatamedorjp花笠MLアドレス
hanagasa-mlyamagatamedorjp
花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
13
当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
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壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊
斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
-
- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
-
- 寄稿
-
- 専門店デース
- 山形県の偉人11
-
- 学術
-
- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-
5山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
6Q波①幅広いQ波 A判定QR≧13でQ≧003秒(ⅠⅡV2~V6のいずれか) Q≧004秒(ⅠⅡV1~V6のいずれか) QⅢ≧005秒でQaVF≧01mV QaVF≧005秒②QSパターン A判定胸壁上右隣の誘導に初期Rがある時のQSパターン(V2~V6のいずれか) QSパターン(V1~V3のすべてV1~V4のすべてまたはV1~V5のすべて) QSパターン(V6) QSパターン(ⅠまたはⅡ) QSパターン(ⅢおよびaVF)
7RS波①右室肥大
A判定右側胸部誘導の右室肥大パターンV1でqRsqRまたはR型 V1がR>SでRV1≧20mV(中学生以上の女子≧15mV) ②左室肥大
A判定左側胸部誘導(V5またはV6)のST-Tの肥大性変化 RV6≧30mV(中学生以上の女子≧25mV) SV1+RV6≧50mV(中学生以上の女子≧40mV) QV5<QV6でQV6≧05mV
8ST接合部とST区間 A判定ST-J降下≧005mVでST区間が水平または下り坂(ⅠⅡaVLaVFV1~V6のい ずれか)(ただしaVFのみの場合中高校生の女子ではB判定)9T波 A判定T陰性または二相性で陰性部≧05mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主 として上向き]V3~V6のいずれか)(ただし小学生の胸部誘導はV4~V6のいずれか) T陰性または二相性で05mV>陰性部≧01mV(ⅠⅡaVL [R≧05mV]aVF [QRSが主として上向き]V4~V6のいずれか)(ただしaVFのみではB判定) B判定V3付近でT波が陰性か二相性でその前後の誘導では陽性(孤立性陰性T波)
10その他①低電位差
B判定QRS<05mV(ⅠⅡⅢのすべて)またはQRS<10mV(V1~V6のすべて)②心房負荷
B判定P≧030mV(ⅡⅢaVFV1のいずれか) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生) P幅≧012秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(中学生) P幅≧010秒(ⅠⅡaVLのいずれか)(小学生)またはP幅≧012秒(ⅠⅡ aVLのいずれか)(中学生以上)がありP2相性で陽性部<陰性部(V1またはV2)③右胸心 A判定
6 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCラララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番番YBCラジオ番組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組組「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝朝だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元元気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気気だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ66666666666666666666666666666666666666666時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時時「朝だ元気だ6時半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半半」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放放送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送送中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中中」放送中揮
揮
机
机
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山形県医師会では月曜日から金曜日まで
毎日朝6時30分から15分間県民向けにYBC
ラジオで健康情報番組「朝だ元気だ6時
半錘」放送中です
健康に役立つ楽しい番組ですので患者さ
んに聴取をお勧め下さい
3月~4月の放送予定は下記のとおりです
【放送時間月曜日から金曜日の毎朝6時30分~6時45分】
医療機関名出演者テーマ放送日
県 立 中 央 病 院間部 克裕医療を取り巻く様々な問題情報連携の必要性
3月31日~4月4日
県 立 中 央 病 院鈴木恵美子忙しいママパパへ~小児科との上手な付き合い方~
4月7日~11日
川 越 医 院神村 裕子バランスとれていますか4月14日~18日
笠島耳鼻咽喉科医院笠島 和子健康な学校生活を4月21日~25日
④QT延長 A判定Bazettの式ではQTc≧045(ただし心拍数≧75はQTc≧050とし 050>QTc≧045ではB判定) Fridericiaの式ではQTc≧045(注) (注1)Bazettの式 QTc=QTradicRR (注2)Fridericiaの式 QTc=QT3radicRR⑤Brugada症候群 A判定右側胸部誘導ST上昇coved型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で02mV 以上STが上昇しかつST-T部位がcoved型をとるもの)(注) B判定右側胸部誘導ST上昇saddle back型(右側胸部誘導V1 V2 V3のいずれかでJ点で 02mV以上STが上昇しかつST-T部位がsaddle back型をとるもの)(注) (注3)J点は左側胸部誘導のQRS終末点の時相とする (注4)coved type ST上昇とsaddle back typeのST上昇
coved type saddle back type
7山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健健康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康康診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診診査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査査ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判判定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定定基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基基準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準準にににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい山形県健康診査の判定基準についてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて揮
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平成20年4月1日からは基本健康診査に変わって医療保険者が特定健康診査を実施することになりました これに伴い特定健康診査の判定基準は山形県健康診査実施要領に定められましたが39歳以下の一般健康診査の判定基準については従来の基本健康診査の判定基準に準じて下記のとおり定めた旨山形県健康福祉部保健薬務課長より連絡がありましたので参考とされますようお知らせいたします なお主な変更点は太字にしておりますが指導区分の要観察AB要医療のCDが従来と大きく変わっておりますのでご留意下さい
健 康 診 査 判 定 基 準
備 考要医療要指導
B要観察A
異常認めずO
指 導 区 分D要医療C要精査
受診勧奨判定値保健指導判定値基準値特定健診判定区分160以上または100以上
140~159または90~99
130~139または85~89
129以下かつ84以下
収縮期
拡張期
血圧(mmHg)
循
環
器
系
蛋白(+~)は 30mgdl以上を目安Mは生理中
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)蛋 白尿
(++)以上(+)(minus)~(plusmn)M潜 血
判定基準は別紙
篠蔀実質O心電図篠蔀実質O
眼 底
H4 S04H3 S34
H3 S01H3 S2 H02 S34
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
Hが0~1で出血白斑(浮腫)がある場合は実とするがSが3~4の場合は蔀とする
240以上220~239149以下150~219総コレステロール
(mgdl)脂
質
34以下35~3940以上HdLコレステロール(mgdl)
140以上120~139119以下LdLコレステロール(mgdl)
300以上150~299149以下中 性 脂 肪(mgdl)
51以上31~5030以下AST<GOT>(IUl)肝機能
51以上31~5030以下ALT<GPT>(IUl)101以上51~10050以下γ-GT<γ-GTP>(IUl)11以上10以下男クレアチニン
(mgdl)腎機能 09以上08以下女
随時血糖の場合140~199精密検査200以上治療とする
(plusmn) 以 上(minus)尿 糖血糖等
126以上100~12599以下空腹時 血糖(mgdl)
61以上52~6051以下ヘモグロビンAlc() 120以下180以上121~130131~179男血色素
(gdl)貧
血
110以下160以上111~120121~159女399以下400~419420以上男赤血球
(104μl) 349以下350~379380以上女329以下330~389390以上男ヘマトクリット
() 299以下300~359360以上女
BMIによる高度肥満 350以上中等度肥満 300~349軽度肥満 250~299普通 185~249
肥満度 やせ 184以下注)他の検査値と総合しABの判定は医師の判断に委ねる
注)1 「要医療」とは必ずしも薬物による治療(の開始)を意味しない 2 総コレステロール中性脂肪空腹時検査を原則とする(12~16時間の絶食後採血) 3 BMI(ボディマスインデックス) 体重(kg)divide[身長(m)]2 4 印(空腹時血糖ヘモグロビンAlc)はいずれかの項目の実施でも可 5 上表の「空腹時血糖並びにHbAlc」の判定値はメタボリックシンドロームの判定基準とは異なるので要注意 6 印は特定健康診査の検査項目並びに判定値
8 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
所 見 程度区分
QRS軸偏位 1 右軸 (+120deg~-150deg) 質
2 左軸 ( -30deg~ -90deg) 質
3 不定軸 質
4 極端な偏位( -90deg~-149deg) 蔀
刺激生成異常
1 洞性頻脈(100~119) 質
( ≧120) 蔀
2 洞性徐脈( 40~ 49) 質
( < 40) 蔀
3 洞停止洞機能不全疑 蔀
4 心房細動 蔀
5 心房粗動 篠
6 上室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性連発性 蔀
7 心室性期外収縮
散発性(全記録波形の110以下) 質 頻発性 蔀
多源性連発RonT 篠
8 人工ペースメーカー 篠
刺激伝導異常
1 洞房ブロック 蔀
2 房室ブロック1度( ≧022秒) 実 3 房室ブロック実度 蔀
4 房室ブロック蔀度 篠
5 不完全右脚ブロック 質
6 ブルガダ型心電図 蔀
V12でJ波高≧02mVで ST-Tの形態がcoved型 あるいはsaddle back型 7 完全右脚ブロック 質
8 左脚ブロック 蔀
9 心室内ブロック 蔀
10 左脚前枝ブロック 実
11 早期興奮症候群(WPW) 質
12 早期興奮症候群(LGL) 質
別紙
心 電 図 判 定 基 準
所 見 程度区分
波形の異常
1 P波
右房負荷 蔀
(P実蔀aVF≧025mV且つPv1尖鋭増高化) 左房負荷 蔀
(P質実2峰性且つPv1後半の陰性部分大) 2 QQS型 蔀
(≧004秒≧003秒で深さがR波高の13以上) 3 R波減高 質
4 右室肥大
RV1≧07mV+RS V1≧10+右軸偏位 蔀 5 左室肥大
RV5(6)+SV1≧40mV 且つRV5(6)≧26mV 質
RV5(6)+SV1≧50mV 且つRV5(6)≧26mV 蔀
6 低電位(QRS質実蔀<05mV) 質 (QRSV1~6<10mV) 蔀
7 ST低下 軽度(005~01mV) 蔀
(質実aVLaVFV1~6にある場合) 高度(01mV以上) 篠
8 T波 軽度(平低と05mV未満の陰性T) 蔀 (質実V3~605mV以上のRを持つaVL) 高度(05mV以上の陰性T) 篠
(質実aVLaVFV3~6にある場合) 9 QT延長(QTc≧048秒) 蔀
10 陰性U波 蔀
その他の異常
O 異常なし質 要観察 軽度の所見のみで問題の無いもの年1~2回心電図検査を実 要指導 数ヶ月以内に再検査を蔀 要精査篠 要医療
判
定
9山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
手引き
1完全不完全右脚ブロックはV1でR<R であること
2心室内ブロックとは右脚ブロックでも左脚ブロックでもないがQRS幅が0120秒以上のもの
3左脚前枝ブロックのQRS電気軸はminus60deg以上であること
4左房負荷の後半の陰性部分大とはMorris指数≧004mm秒
(V1におけるPの陰性部分深さammtimes幅b秒)
5QQS型は (イ) WPW症候群完全左脚ブロックがあれば取り上げない
(ロ) aVLでの異常Q波は≧004秒以上でR波が3mm以上のこと
(ハ) QS型がV1のみに認められた場合は異常としない
(ニ) aVFの異常Q波は≧005秒以上のこと
(ホ) 蔀の異常Q波は≧005秒以上かつaVFのQ波が01mV以上のこと
6ST低下についての01mV以内のjunctional ST低下は問題としない
7T平低とはR波の120以下
8「その他の異常」について
(イ) 左脚後枝ブロックが認められた場合には「その他の異常」に記載し蔀
(ロ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロックを伴う場合は蔀とする
(ハ) 左脚前枝ブロックに完全右脚ブロック及び第質度房室ブロックを伴う場合は篠とする
(ニ) 他に判定基準に載っていないが記載すべき異常所見が認められた場合には「その他の異常」
の項に程度区分を付記して記入する
(房室解離補充収縮移動ペースメーカー右胸心心筋梗塞疑ST上昇など)
9ブルガダ型心電図ではcoved型が高リスクとされる
coved型 sadle back型
10 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
S所見(細動脈硬化性変化)区分
程度H所見(高血圧性変化)
区分程度
正常0 度正常0 度
交叉現象(+)細動脈反射(+)(このうち1つ以上あること)
1 度細動脈狭細(+)細動脈口径不同(+)(このうち1つ以上あること)
1 度
交叉現象(++)または銅線状2 度細動脈狭細(++)細動脈口径不同(++)2 度
交叉現象(++)及び銅線状または銀線状または白線状交叉現象(+++)または銀線状又は白線状
3 度
2度の変化に加えて出血点出血斑綿花状白斑または網膜浮腫のみられるものただし網膜中心静脈閉塞症を除く
3 度
交叉現象(+++)及び銀線状か白線状4 度
上記3度の所見に加えて乳頭浮腫のあるもの
4 度
判定不能
H所見が0または1度で出血硬性白斑軟性白斑浮腫のいずれかがあるもの
そ の 他
判定不能
眼 底 検 査 判 定 基 準
眼底検査の程度区分は下記Scheie分類(変法)のH所見S所見を組み合わせて行う
Scheie分類(変法)
篠蔀実質0区 分
H4 S0~4H3 S3~4
H3 S0~1H3 S2 H0~2 S3~4
眼科受診
H2 S0H2 S1H0 S2H1 S2H2 S2
H1 S0H0 S1H1 S1
H0 S0
所 見
注)1網膜中心静脈血栓(閉塞症)は眼科的治療上から蔀~篠
2「その他」該当者は実とするがS3~4の場合は蔀とする
健康診査の指導区分及び指導内容
指 導 内 容指 導 区 分
現在異常ないが年1~2回の健診を勧めるO(異常認めず)
わずかな異常所見で日常の活動を制限する必要はないが年2回ぐらいの健診を勧める
A(要観察)
異常所見があるので2~3ヶ月後の再検査を勧める自覚症状がある場合は早期受診を勧める
B(要指導)
明らかな異常があるので精密検査を勧めるC(要精査)
医師の診察を勧める現在治療中の場合は治療を継続させる
D(要医療)
現在治療中の人が一般健康診査を受診した場合の判定はD判定とする
11山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十十字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字字血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血血液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液液セセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセセンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかかからららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知ららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら山形県赤十字血液センターからのお知らせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせせ揮
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製剤業務の集約化について 日本赤十字社血液事業本部では血液製造供給業務の合理化を図る目的で全国50箇所の血液センターの業務を下図のように集約する計画であります
東北ブロックでは血液センター毎に実施していた検査業務を山形センターが平成18年4月秋田岩手両センターが平成19年9月に宮城センターへ集約いたしました平成20年度中には青森福島両センターの集約を行い東北ブロック6センター全ての検査業務を宮城センターに集約する計画で作業
が進んでおります
製剤業務の集約についても全国的に推進が図られており東北ブロックでは北3県を岩手センターに
南3県を宮城センターに集約する方向で検討が進められております山形センターは他センターに先行
し今年4月に宮城センターへ業務を移管します
血液センター組織の将来構想
山形センターは製剤業務移管後も従来どおり血液製剤を円滑にかつ安定的供給に努めます
供給体制については次のとおりとなります
1供給体制
Aセンター Bセンター
採 血
検 査
製 剤
供 給
医 療 機 関
Cセンター
(結果)
♯ ♯ 検体原料血液
検体
$ 血液製剤
$
採 血
製 剤
供 給
採 血
供 給darr darr darr
集 約 後集 約 前
製 剤 名 出庫時間発注時間出庫時間発注時間
同 左同 左9401340
9301330赤血球製剤
同 左同 左9401340前日1200血小板製剤
同 左同 左9401340
9301330血漿製剤
940(前日17時調製)前日1500
1030(10時調製)1530
(15時調製)
前日1600
当日1100洗浄赤血球二
次加工製剤 同 左同 左使用予定に
合わせ出庫随 時
解凍赤血球
合成血
注 陰 上記以外の血液製剤の供給については事前に連絡願います 隠 「洗浄赤血球」「解凍赤血球」「合成血」等の二次加工製剤は宮城センターで予約制に よる製造といたしますので発注時刻の厳守をお願いします
血液製剤に係るお問い合わせは従来どおり山形県赤十字血液センター供給課までお願いします
なお献血推進採血並びに供給の諸業務には変更がありませんことを申し添えます
山形県赤十字血液センター 所長 石山 義信
12 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医医師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師師会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会会員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員員専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専専用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用用ホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペペーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーージジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジジのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンントトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトト及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及及山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびびメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににによよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよよるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周周知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知知文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文文書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書書ののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののの自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自自動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動動配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配配信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信信メメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンングググググググググググググググググググググググググググググググググググググググググリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリススススススススススススススススススススススススススススススススススススススススストトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトトにににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつつついいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて
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準会員の方は本会までお申し込みくだ
さい
周知文書の自動配信 周知文書あるいは県医師会からのお知らせ
をメールを利用して行っております希望さ
れた会員には県医師会会員用ホームページ
の「医師会ニュース」をメールにて配信いた
しますご希望の会員は是非お申し込みく
ださい
花笠メーリングリスト 会員専用のメーリングリスト「花笠ML」
(hanagasa-mlyamagatamedorjp)を立ち
上げております
花笠MLは県医師会会員どうしが情報意
見交換を行う場を提供しますまたこの趣
旨を通じて地域医療の発展更には医療全体
の向上に寄与することを願うものです
未加入の会員はこれを機会に是非ご参加
ください
申し込み先 周知文書の自動配信メーリングリスト「花
笠ML」への参加を希望される先生は本会宛
メール(ken-ishiyamagatamedorjp)にて
お申し込みください
山形県医師会ホームページ
httpwwwyamagatamedorjp会員専用ホームページ
httpsmemberyamagatamedorjpメールアドレス
ken-ishiyamagatamedorjp花笠MLアドレス
hanagasa-mlyamagatamedorjp
花笠メーリングリストでは現在下記のようなことについて意見交換をしております
斬診療所再診料据え置きは良いけれど 斬学校医大会で考えたこと 斬平成20年度診療報酬
改定について 斬日本医療メディエーター協会(JAHM)設立記念シンポジウム 斬外来管
理加算 斬Hibワクチン公費負担検討へ 斬中医協答申 斬地域医療崩壊 何が医師を追
い詰めるのか 斬日本医師会医療情報システム協議会 斬自院での健診 斬インフルエンザ
情報 斬睡眠相後退症候群を診てくださる先生を教えてください 斬乳癌懇話会のお誘い
13
当院は昭和22年に酒田市郊外の豊里地区に「公
立酒田病院」として開院昭和35年に山居町に
あった社会保険酒田病院(昭和28年開設)と統合し
「市立酒田病院」と改称昭和44年には千石町に
現在の西棟を新築し移転昭和63年には東棟を増
築しています平成17年11月新酒田市誕生に伴い
現在は「酒田市立酒田病院」に名称を改めていま
す
今年が病院創立60周年の記念の年ですが市立
酒田病院として最後の年になり本年4月からは
県立日本海病院と統合再編し地方独立行政法人
「日本海総合病院」として新たにスタートすること
になりました先日創立60年記念(お別れ)パー
ティを行いましたが多数の職員や元職員が集ま
り市立酒田病院らしい和気あいあいとしたパー
ティでした
私が市立酒田病院に赴任したのは昭和59年で
すそれからもう23年経過し病院職員のなかで
もかなり古い人間になってしまいました赴任当
時は先輩医師や患者さんから公立酒田病院(豊里
病院と言われていたようです)や社会保険病院の
ことも時々聞かされていましたが今では当時を
知っている方も殆どいなくなり話題になることも
なくなってしまいました
赴任した頃の病院を思い出すと内科の医師数
も4人位で外来は午後遅くまでかかっていまし
たが病棟は入院患者も少なく空床が目立ちのん
びりした病院でした後で聞くとその頃は市民に
もあまり信頼されていなかった病院であったよう
ですがだんだん患者も増加しいつの間にか非常
に忙しい病院になってしまったように思います
患者や市民の方に目を向け患者の立場に立った
医療を続けてきた事により患者や市民から信頼
される病院になったものと考えます
創立60周年記念誌が発行され多くの職員方々
が大変な苦労をしながら市立酒田病院を作り上げ
た様子がよくわかりますそのような苦労にもか
かわらず楽しく仕事が出来たと書いているのが印
象的です
公立酒田病院以来当病院に勤務した医師は内科
医のみでも158名です全科の医師看護師多
くの病院スタッフを合わせるとどれくらいの方々
がこの病院のために働いてきたか分かりません
大勢の方々のおかげで市立酒田病院がすばらしい
病院になったのだと思います本当にありがとう
ございました
先に書いたように4月からは県立日本海病院と
統合し地方独立行政法人「日本海総合病院」に
なります今後の自治体病院の運営の厳しさ北
庄内地区の医療環境や人口の推移その他種々の要
因を考慮し山形県酒田市などが協議し両病院の
統合が最適との結論に至ったものです
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
創立60周年と病院統合
酒田市立酒田病院 副院長兼内科科長 田 宮 和 朗
増築が完成するまでの3年間の移行期間は両
方の病院に診療科が分かれるなど患者さんやス
タッフにかなり負担がかかりますが平成23年の
完了期には日本海総合病院(648床程度)日本海
総合病院酒田医療センター(110床程度)を合わ
せると758床程度のとても大きな病院になる予定
です
現在統合を成功させるために各委員会などが
移行期や完了期に向け詰めの作業を行っています
性格の異なる2つの病院の統合はかなり大変な作
業になっていますが新法人理事長の栗谷院長の
各方面にわたる勢力的な交渉や調整により非常に
良い方向に進んでいるように思います
統合により両病院の不足部分を補うことでよ
り良い医療を提供することができ今後さらに市
民から信頼される病院になれば良いそのように
しなければならないと考えています
私としてはそろそろゆったりした人生を送りた
いと考えていた時期に病院統合の話が持ち上がり
統合の準備に参加させられることになってしまい
ましたこれも運命なのだから仕方がないと思っ
て諦めなさいと簡単にいう人もいます参加しな
ければならない以上は統合後の病院を市立酒田
病院の良さを継承し患者の立場に立った医療を提
供することができる病院にしたいと考えているこ
の頃です
14 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
15
平成19年4月に新庄市に開業をして早くも1
年が経ちました山形大学を卒業しそのまま山
形大学耳鼻咽喉科教室に入局後県内の様々な病
院で勤務医として働いてきました入局してから
も自分が開業するなどという考えは全くありま
せんでしたが数年前から少しずつ開業を意識す
るようになり最終的に開業の道を選びました
いざ開業してみると勤務医時代とは違う生活
スタイルとなり戸惑いも多くあります想像し
ていた以上に大変というのが実感であります唯
一楽になったのが夜中にボケベルで病院から呼
び出されなくなったことでしょうかそれでも最
初の頃はポケベルがなったと勘違いして夜中に
飛び起きたり救急車のサイレンが聞こえると憂
鬱になったりもしました最近はやっとゆっくり
眠れるようになりましたがhellip
さて最近新聞などで2008年度診療報酬改定の
記事をよくみます2年に一度大きく改訂されて
いるようですが勤務医時代はあまり気にした
ことはありませんでした今回は開業してから初
めての改訂ですのでいろいろと記事を読んでは
いるのですがあまりピンときません「今回の改
訂では医師不足が深刻化している勤務医の待遇
改善策として約1500億円を盛り込む方針」「病院
勤務医の待遇改善に向け特に医師不足が深刻な
産科小児科対策として危険度が高い妊婦の救
急搬送の受け入への評価に約150億円小児専門
病院への評価に約50億円などを盛り込む」など
などある新聞では「開業医の再診料を引き下げ
て勤務医不足対策の財源の一部を捻出する計画
だったが開業医を中心とする日本医師会が強く
反発厚労省が最終的に押し切られた勤務医不
足対策には1500億円を盛り込むものの開業医の
既得権益への切り込み不足は否めず『勤務医との
格差是正が不十分』との批判が高まるのは必至
だ」などとも書かれていました患者は自己負担
が少なくて済む病院を選ぶ傾向が強まり勤務医
の過重労働につながっているとの批判があるよう
ですでも実際にこんなこと本気で考えてわざ
わざ病院へ行く患者さんがどれくらいいるので
しょうか私も昨年まで勤務医でしたが再診料が
何点とか考えたことも気にしたこともありません
でした今回の改訂でどの程度影響を受けるかは
私のような新米開業医が想像もつきませんが決
められた範囲内でやるしかないようです
さて開業後1年が経過したわけですが開業
したからといってもちろんバラ色の人生が待って
いるわけではありません「今日は患者さんが少な
かったな明日はもっと来るだろうかhellip」「今日は
患者さんが結構来たな」など日々の患者の増減で
一喜一憂している状態です診療所の院長は臨
床家マネージャーとしての役割経営者として
の役割をバランスよく併せ持つ必要があると言わ
れているようですが今の自分はというとまさ
に「何でも屋」という言葉が合っているような気
がします開業してから一番大変なのは職員問題
ともいわれていますが幸いにもよいスタッフに
恵まれ医院の雰囲気はまずまずと思います現
在の医院の経営はなかなか厳しい状態ですが「患
者さんには優しく職員にも優しく自分には厳
しく」をモットーに無理をせず頑張っていければ
と思っています
山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
新米開業医の独り言
新庄市最上郡医師会 吉 田 信
駅前商店街を歩いていると所々にシャッター
を下ろしている店があるのは以前と同じだが10
年といわずとも数年前とも変わって来たことが感
じられる
一つは飲食店が増えたことだが全国チェーン
の若い人相手の居酒屋や一杯飲み屋が増え夫婦
であるいは子供たちと夕飯でもと思っても気楽
に入れる店がなくなった
少し昔は駅ビル内や駅前には壁の張り紙に出
来ます物はと色々料理の名が見られる食堂が
あったものだがそんな店が無くなったそして
蕎麦屋は蕎麦のみケーキ屋はケーキのみの専門
店が増えている一方何十年も昔から馴染みの旧
い蕎麦屋は鍋焼きうどんは勿論天丼などの飯
ものやラーメンもあり夏には冷やしラーメンも
メニューに現れる
吉野家など牛丼やさんはBSE騒ぎ以前には牛
丼一すじだったのだが今では「なか卯」も「松
屋」も牛丼以外のものも扱っているうどんも有
るし豚テキもカレーもあるミスタードーナツで
はドーナツ以外にチャーハンや坦々麺も入り口の
看板にあるいうなれば何でもあるコンビニ化で
あるそのコンビニでは食べ物が売り上げの大き
な比率を占めサンドイッチやおむすびコンビ
ニ弁当と共におでんなども人気がある野菜サ
ラダをパックで売るなら大根人参を扱っても
良いではないかと野菜を売るコンビニも出てきた
そうだ
一方専門にこだわって味噌ラーメン限定や寿
司だけの店もある東京のデパートの地下や駅ビ
ルを歩けばいろいろな専門店が並んでいる専
門店のとんかつも有名パテシエのケーキも有るの
で味にうるさい人でも一応満足するようである
東京駅や有名デパートなら銀座や築地の老舗
が店を出すだろう山形でも駅前なら豚カツ専門
蕎麦専門果物専門でも良かろうだが私の近所
の魚屋さんは「寄せ鍋」の材料に葱も大根も海老
や貝と一緒に届けてくれるデザートの果物に林
檎や蜜柑も配達する運ぶ荷物の重さからすれば
八百屋のようなものである
大きな病院に入院すると病気をたくさん抱え
た老人に呼吸器科循環器科胃腸科前立腺
は泌尿器科と大勢の医師が入れ替わり現れる退
院後の患者は各科を訪問して一日がかりである
西部開拓時代のドクホリデーは鉄砲の弾抜き
もお産も風邪も臨終の宣言も一人でやらざるを得
なかった今総合科総合医を作ろうとしている
老人を総合的に診療するというがハシゴ受診を
させず医療費を抑制しようというのだろう
しかし散らし鮨やラーメンも作ってくれた手軽
な食堂が専門店と同じ味が出ていないと文句を
つけられたらやっていられない総合科総合医
制度を作ってもCTやMRIを用いた検査をしない
と満足しない患者の家族から不十分な診療と訴
えられかねない何せ90歳超の入所者が死亡して
ノロウィルスが見つかれば新聞だねになる国であ
るわが国のマスコミは老人でも入院入所者なら
自然死はないと決めているのだろう
眼科医や耳鼻科医に病院の総合科診療当直を頼
んでも専門店デース蕎麦以外の天丼など出し
まセーン訴訟が怖い強制するなら病院を辞め
ますの時代は目前である
16 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
専 門 店 デ ー ス
山形市 武 田 和 夫
17山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山
形
県
の
偉
人
卯
山形市
武
田
昌
孝
小倉
金之助
國
家
主
義
與
心
国家 主義 に 留心 を 与 え
こっか
しゅぎ
りゅうしん
あた
責
務
成
均
惜
寸
陰
責務 の 成均 寸陰 を 惜 しむ
せきむ
せいきん
すんいん
お
數
學
精
神
高
科
學
数学 の 精神 科学 に 高 む
すうがく
せいしん
かがく
たか
莫
忘
名
世
去
來
今
忘 るなかれ 名世 去来今
わす
めいせい
きょらいこん
(侵韻平起転句拗体)
小 倉 金 之 助 (一八八五〜一九六二)
数学者科学史家
お
ぐら きん
の
すけ
酒田市船場町生れ昭和の初め頃から『階級の算術』などの論文によってわが国の科
学思想界の指導者となり史的唯物論にたった数学史の論文集『数学史研究』第一輯
和算や明治初期日本数学史を扱った同第二輯で科学史研究の先駆的業績を残す『科学
的精神と数学教育』は数学教育論の古典として知られる一貫して日本における封建的
反動的な権力に反対し国民の間に科学的精神を広めることを通じてそれを克服するこ
とを志向した戦後民主主義科学者協会結成とともに会長に推されまた長く日本科
学史学会会長であった官僚主義やファシズムと闘ってきたその生涯は『数学者の回想』
の中に記録されている
参考資料
県人文庫目録
常設展示二十二人
県立図書館
日本人名事典
三省堂
二
一
二
一
二
一
レ
18 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
慢性閉塞性腕疾患(COPD)は近年著しく増加
しているWHOは現在死因の1位2位を占めて
いる虚血性心疾患脳血管疾患に次いで2020年に
はCOPDが死因の第3位になると予測している
われわれは全国調査(NICE study)を行い40歳以
上人口の約85全国に約530万人のCOPD患者
がいると予測した
平成18年10月現在の山形県の総人口は120万人
である40歳以上の年代別人口構成とわれわれが
全国調査から得た各年代におけるCOPD発生率を
もとに山形県内のCOPD患者数を予測すると約
73000人いると予測できる
しかし実際に医療機関を受診している患者は極
めて少ない肺の機能は予備能力が大きく早期
には自覚症状がなく長い経過を経て徐々に病状
が進行し高齢で発症するため息切れなどの自覚
症状を年のせいだと誤認しているためである現
状では医療機関を受診する患者の多くが進行した
COPD患者である検診項目にスパイロを加えて
一秒率70以下のCOPD患者の早期発見への取り
組みを提案したい
COPDの診断にはスパイログラムが必須である
しかし陰40歳以上隠喫煙歴がある韻持続性の
咳吋痰があり右同年代の人に比べ息切れを感
じるなどのうち3項目以上該当する人はCOPDを
疑ってよい
COPDの原因は80~90喫煙でありCOPD患者
は喫煙に対する炎症反応が健常者より増幅されて
いるすなわちCOPDの発症は遺伝的な背景と
喫煙などの環境汚染因子との相互作用によるま
た女性は男性に比べてCOPDの発症に対して喫煙
による感受性が強く肺癌の発症に対する感受性
も高い
体重はCOPD患者の予後の規定因子であり体
重減少が大きいほど予後が悪いCOPD患者に対
し栄養補給を行い一定期間に体重増加が得られる
患者では予後が改善するまたCOPD患者の体重
減少には潜在的に遺伝因子が関与している
また肺気腫患者では肺炎球菌などの感染による
肺の炎症所見が軽度でも菌血症など高度の全身
性炎症反応が早期に出現することが示されている
さらにCOPDの急性増悪を引き起こす遺伝的素因
の存在が明らかにされている
これらのCOPD患者の発症と予後に及ぼす個々
の遺伝子多型の関与の解明では山形大学第一内
科呼吸器グルーグによる山形県COPDコホート研
究や高畠町のフィールドワークを基にした解析が
ありアメリカ胸部学会誌のeditorialでも取り上
げられるなど国際的に高い評価を得ている
COPDの中でも日本人に多い慢性肺気腫の破壊
された肺胞は再生不能であるが最近の吸入薬を主
とした治療薬の開発は目覚しく適切な治療薬の
慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
医療法人社団松伯会 至誠堂総合病院 高 橋 敬 治
19山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
導入により大幅な自覚症状の改善QOLの改善
が得られる国際的にコンセンサスが得られてい
る「GOLDガイドライン」の2006年改定版のCOPD
の定義の中でも「治簾と予防が可能な病気」と位
置づけされるようになった
具体的には長時間作用型の吸入気管支拡張薬
(β刺激薬としてはサルメテロールなど抗コリン
薬としてはチオトロピウム)貼付薬のβ刺激薬と
してツロブテロールのテープがありこれに内服
薬としてアミノフィリン製剤など作用機序の異な
る気管支拡張薬を組み合わせて用いるさらに予
測一秒量50以下の重症最重症例に対しては
吸入ステロイド薬の追加によりQOLが向上する
COPDにおけるQOL制限の最大の要因は呼吸困
難であるCOPDの呼吸困難は吸気困難であり
その機序は体動時の換気頻度の増加に伴う空気と
らえこみ(エアトラッピング現象)による吸気容
量の減少である抗コリン薬チオトロピウムの吸
入は空気とらえこみを抑制してCOPDの呼吸困難
を改善する点で画期的な吸入薬である
またCOPD治療薬のベースとして去痰薬カルボ
システインの使用を薦めたいこの去痰薬は最近
の大規模臨床試験の結果COPD患者の急性増悪
頻度の減少風邪罹患頻度の減少をもたらすこと
が明らかにされている
2006年GOLD改定版で特に強調されたことは
COPDの併存症である併存症は心筋梗塞狭心症
肺癌呼吸器感染症骨粗鬆症骨折抑うつ
糖尿病睡眠障害貧血緑内障などでありCOPD
の治療に際しては併存症に対する積極的な診断と
対策が必要である
同じCOPD患者であっても予後に関係する遺
伝的要因が個々に異なることが明らかにされたが
新たに開発された作用機序が異なる治療薬の組み
合わせ禁煙指導インフルエンザや肺炎球菌予
防ワクチン栄養管理リハビリテーションなど
の包括的治療体系が確立されその成果がでてき
ている
実際に第一線でCOPD治療に関わるのは実地臨
床医であり積極的な間診によるCOPD兆候の把
握その診断の鍵となるスパイロの普及禁煙指
導の取り組みなどCOPD診療に対する実地臨床
医が果たすべき役割は極めて重要と考えている
注GOLD(Global Initiative for Chronic
Obstructive Lung Disease)慢性閉塞性肺疾
患の診断治療予防に関するグローバルス
トラテジー(2006))
山形県立中央病院は昨年(2007年)10月病院機能評価ver5を受審しました前回の機
能評価は5年前2002年の10月にver31を取得しており今回は有効期限が切れる5年目の
再受審でしたこの5年間に社会からの医療への要求は質的にも量的にも格段に高まってお
りそれを反映し第3者機関としての病院機能評価機構の評価内容要求項目は格段に増えか
つそのレベルも大きくアップしておりました特に患者の権利と安全患者サービス医療
の質と安全などの項目が新たに追加されver3で6つの領域409の項目における評価でしたが
ver5では6領域532項目になっていましたまた個々の項目の内容もハードルは高くなり
症例検討会にしても科毎の医師の検討会は当然として各病棟の医師看護師との合同症例
検討会またリハビリMSW薬剤師など更に多職種が集まる検討会さらには定期的な医
師と看護師との病棟運営会議などが求められていますこれらは今日の安心安全のための
システムの確立チームワーク医療重視の立場から重要なことで本来なら病院で率先して取
り組んでいてしかるべきですがお互いに忙しいとの遠慮もありこの様な多職種参画の検討
会会議は当院ではほとんど開かれていませんでした
さてそもそも私が病院機能評価受審の責任者に指名されたのは受審の1年半前の2006
年(平成18年)4月でした前任の担当副院長斉藤徹先生が突然お辞めになったため私にお
鉢が回って来たのでした
医師にとって機能評価受審のための準備は昨今の勤務医の過重労働の原因の一つにも数え
上げられておりこの過重労働を何とか軽減しようと医師会の協力を強く要請していた私に
とって正に皮肉としか言いようのない立場に立たされた次第ですまた診療報酬上の恩恵も
ないことから機能評価受審が「無駄」「無意味」「何のメリットもない」と声高に言う方も
おりよほどの覚悟と忍耐力気力胆力がないとこの巨大な組織は動かせないなと悲壮な気
分でしたしかし現病院を機能評価という外圧なしに我々自らが医療内容を見直しシ
ステムを改良作成しマニュアルを作りより患者の立場に立ち安全安心が得られるも
のに改善させることが出来るとはとても思えません県立中央病院は県の先端的病院です
20 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
病院機能評価受審で見えたこと
山形県医師会常任理事 武 田 憲 夫
Ver5を取得しても経営的な意味はないとしても受審によるシステムのレベルアップは確実で
ありむしろ受審しないと言う安易な道を選ぶことによるレベルアップの機会放棄それによ
る世間の批判は計り知れないマイナスになると感じました幸い小田院長山形県は全面的
に受審を支援して下さるとの心強い言葉を懐にここは当院医療従事者の良心とプロ意識
モチベーションの高さに委ねるしかないと覚悟を決めましたしかしたとえ県と院長が支持
してくれると言っても実際の現場が動かなければ何にもなりませんところがさすが県立
中央病院人材豊富強力なコンピューター付きブルドーザー達が控えていましたこれまで
こつこつと準備をしてきていた内科の松田徹先生外科の飯澤肇先生更に以前からこまめ
に準備を重ねてきた看護部そしていざとなるとしっかり足固めをしてくれる事務部門です
彼らとは忙しい中2週間に1度は会議を開き議論し積極的に情報を集め方針が決まっ
たら皆を説得し推進実施と働きひとつ一つ難問を解決していきましたまた「病院の
将来のためにこの際みんなで頑張ろう」と言う師長の檄の下夜遅くまで機能評価のための
仕事をしていた病棟の師長看護師達問題が起きて困って話しに行くと二つ返事で直ちに
対応してくれた担当副看護部長皆機能評価と言うよりも良い病院になるためには今が頑
張りどころという気合いに溢れていましたまた個人的には私の科である脳神経外科医師
達の暖かい協力抜きにはこの仕事は出来ませんでした私のようなものでも一人欠けること
は少人数の科にとっては大変な日常診療の過重につながってきますでも彼らは私の新たな
仕事をしっかり理解してくれて文句一つ言わずに私が時々診療を抜けて機能評価の仕事する
ことを快く許してくれましたこの様な仲間がいることが何よりもの心の支えでした以後受
審までこれらの方々の滅私(古い言葉ですが本当です)の尽力協力忍耐力なしにはここ
まで来られなかったことははっきりしています
またこの一連の受審準備で我々機能評価推進本部委員全員が声を揃えて感謝していると
ころがあります長野赤十字病院です私の後輩が部長をしておりたまたまこの病院が2006
年の11月に機能評価ver5を受審合格していました規模的にも当院と同じ様なレベルのため
少しでも参考にさせていただきたいと訪問を申し込んだところ快諾して下さいました忙し
い病院であることは重々承知なのでほんの少し教えていただくだけでも有難いと伺ったと
ころ院長先生以下担当副院長担当事務の方などが総出で一日対応して下さり事細かく
お教えいただき最後には丹誠込めて作り上げた書類も殆ど見せて下さいました気分として
苦労してようやく作り上げた書類は他人が欲しいと言っても簡単にはやりたくないのが人
情というものでしょうところがどうぞご利用下さいと重要な書類をコピーまでして下さっ
たのですこれら書類は我々にとってその後の準備に重要な参考資料となりこの資料がな
ければ効率は上がらずどの様になっていたか分かりませんその心意気に感激した我々はも
し我々にこの様な要請があったら全てフリーに渡そう無駄なエネルギーを使わせないよう
21山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
にと誓ったのでした早速先日富山県立中央病院と山形大学から書類提供の要請があり
当院で作成したマニュアルをそのまま渡しました
さて機能評価が求めている部門は病院の全部門ですので基本的には全部門が同じ温度
で取り組み対応することが重要ですこの審査は全体の平均点を求めて合否を判定するの
ではなく1項目でも最低点(ランクC(殆ど)取り組んでいない)に評価されないようにし
なければなりませんすなわち殆どの部門が頑張って全部最高ランクのAを取っても1つ
の部門が気合いが入らず一項目でもCを取れば合格になりません当院では薬剤部の温度が
低かったため縷々説得し機能評価の意味を理解してもらおうとしても「こんなに忙しいの
に何故これ以上のことをしなければならないのか余計なことはしなくて良いでしょう」とま
でになってしまうと幾ら説得してもらちが明かずに受審を迎えましたその挙げ句やはり
機能評価機構からこの部門の一つの項目が唯一のC(落第点)を付けられてしまいましたすな
わち地域がん連携拠点病院であるにもかかわらず抗がん剤のミキシングをかなりの割合
で薬剤師ではなく看護師が行っていたことが「ランクC」と採点されたのです12月上旬に中
間報告として当院に改善の打診がありました事ここにいたってさすがの薬剤部も立ち上が
り抗がん剤を指示する医師の協力もあり新たな手順を作成し2月からは90近い薬剤師
のミキシング率となりました2月14日に再審査がありこの部分も合格点を頂きました
今社会は患者さんは我々医療に何を求めているかを各部署の長はしっかり把握し
ておく必要があることを肝に銘じるべきでしょう
そんなこんなで色々ありましたが何よりも最後には病院職員皆が協力して対応してくれた
ことが何よりも嬉しく有難いことでした最もハードルが高いと思われた二週間以内入
院サマリー達成率も直前には100となりましたこれにより我々現県立中央病院職員は
胸を張って次の世代にバトンタッチが出来ると思っています今後はこの度バージョンアッ
プさせた様々なシステム要綱マニュアルを見直し荒削りのところは整備し直し患者
さんにとってより安全で良質な医療を提供できるようより円熟し充実したものにする努力
が必要と思っております
22 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
23山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
山形県医師会第117回定例代議員会
並びに同第95回定例総会について
本会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会は去る2月24日(日)午前9時30分より県医師会
館二階大ホールにおいて開催され3月末日をもって任期満了となる本会役員等の改選が行われたほか
本会定款一部改正本会館移転用地建物購入資金借入平成19年度本会会計補正予算平成20年度事
業計画同予算同会費賦課同会費減免等について審議されそれぞれ原案どおり可決承認されました
本会役員選挙の結果については会長ほか本会役員全員が定数と同数のため無投票当選となり平
成20年4月1日より新たな決意をもって会務執行に当たることになりました
また代議員会終了後引続き午前10時から開催された第95回定例総会においても代議員会における
議決事項を承認し閉会しました
以下当日の審議の概略について報告します
山形県医師会第117回定例代議員会
日時 平成20年2月24日(日)午前9時30分~
会場 山形県医師会館 2階大ホール
出 席 者代 議 員 席
1 塚本 東明 2 片桐 茂 3 徳永 正靱 4 大内 清則 5 笠島 和子 6 伊藤 義彦 7 門馬 孝 8 金谷 透 9 大道寺七兵衛 10 中島 久雄11 金杉 浩 12 多田 悦巳 13 濱井 保名 14 鈴木 康紀 15 鶴宮 康16 橘 英郎 17 坂野 信 18 三條 忠夫 19 吉岡 信弥 20 神村 匡21 窓橋 介 22 和田 潤一 23 白田 寧 24 片桐 忠 25 原田 正夫26 佐藤 紀嗣 27 清治 邦夫 28 小室 淳 29 江口 儀太 31 三條 典男33 新澤 陽英 34 本間 清和 35 土門 斉 36 加藤久仁彦 37 菊池 章38 斎藤 一夫 39 佐藤 顕 40 中目 千之 41 土田 兼史 42 竹田 浩洋43 黒羽根洋司 44 斎藤 慎 45 上野 欣一 46 福原 晶子 47 柄澤 勉48 原田 正夫 49 粕川 俊彦 50 池田 英之 51 桑島 一郎 52 窓橋 秀昭53 仁科 盛之 54 島津 博達 55 島田 耕司 56 笹井 祐之 57 河田 純男58 加藤 丈夫 59 久保田 功 60 貞弘 光章
役 員
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄深尾 彰齋藤 忠明原田 順二
監 事 小林 正義中里 純大泉 晴史
顧 問 岸 陽一鈴木 伸男國井 一彦大友 尚竹内 輝博
県医師会だより
資格確認
定刻午前9時30分氏名点呼の結果代議員定
数61名中58名の出席代議員を確認代議員会は適
法に成立
会長の挨拶
有海躬行会長 本日は皆様には年度末のご多忙の
ところご出席いただきまし
てありがとうございます日
頃は本会事業にご理解とご
尽力を賜りお陰様で順調に
経過しておりますことをご
報告申し上げますとともに
厚く御礼申し上げます
小泉内閣に始まる財政経済主導の政策は安倍
福田内閣に引き継がれ国民は格差社会のなかで
極めて厳しい状況に追い込まれています市場原
理主義により競争を強いられ負ければ再チャレ
ンジせよと切り捨てられるのであります世界に
誇るべき国民皆保険制度を守り地域住民の健康の
ために努力することが私達の使命であります
低医療費政策は医療現場を混乱させ医師不足
偏在や救急医療産科小児科医療の崩壊が叫ば
れていますが幸いなことに本県では各郡市地区
医師会で開業医と勤務医が協力し合い地域医療を
支える動きがみられます誠に心強く医療人と
しての責任感と倫理観には心から敬服しておりま
す
診療報酬改定では医科本体042と満足できる
ものではありませんがこれまでの流れを阻止す
ることができました療養病床削減問題について
は本県の実情を勘案した病床数に落ち着きそうで
あります
新年度には後期高齢者医療制度特定健診特
定保健指導が開始され慎重な対応が求められま
すが判定基準等については県内で同一歩調をと
れるように各分野の協力をいただきました
医師法21条に関わる診療関連死は極めて重要
な問題ですからどのような方向に進みどんな
決着をみるのかを注意深く見守っていく必要があ
ります
最後になりますが新会館については昨年末ま
でに売買契約登記を完了し現在移転に向けて
の作業が進捗中であります
会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ
ましてご挨拶といたします
議事録署名人選任
9番 大道寺七兵衛 代議員
25番 原田 正夫 代議員
選 挙
本会会長ほか日本医師会予備代議員選挙まで候
補者がいずれも定数と同数のため定款施行細則
第13条の規定により投票によらないで当選人を
決定したい旨諮り次のとおり当選人と決定しま
した
敢 山形県医師会会長 (定員1名)
有海 躬行
柑 山形県医師会副会長 (定員3名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹
桓 山形県医師会理事 (定員12名)
齋藤 忠明吉岡 信弥
折居 和夫沓沢 茂夫
深尾 彰中條 明夫
三原 一郎原田 順二
清治 邦夫佐藤 泰司
武田 憲夫大内 清則
棺 山形県医師会監事 (定員3名)
小林 正義尾形 浩
大泉 晴史
款 山形県医師会裁定委員 (定員12名)
大塚 孝元中橋 章
新野 晃敏秋葉 知
広野 典男早坂 清
篠原 守信中村 純
24 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
野崎 昭高野 良介
阿部 貞義鈴木 清夫
歓 日本医師会代議員 (定員4名)
松下鈆三郎須藤 俊亮
栗谷 義樹有海 躬行
汗 日本医師会予備代議員 (定員4名)
中條 明夫三原 一郎
佐藤 泰司武田 憲夫
当選役員代表挨拶
有海躬行会長 ただいま新しい執行部の選任をい
ただきました誠にありがとうございます光栄
に存じておりますこれから問題山積の来年度の
事業に向けて誠心誠意間違いないように進め
てまいりたいと思いますなお各郡市地区を代
表される理事の先生方は先生方の負託を受けて
執行部に参加しておられますのでぜひとも地域
のお声を理事を通じてお寄せいただきたいあ
るいはご教示いただきたいと思うわけです心か
らお願い申し上げましてご挨拶とさせていただ
きますよろしくお願いいたします
報 告
敢 第117回日本医師会臨時代議員会の件
須藤副会長より報告があり了承
(詳細については日本医師会雑誌平成19年12
月1日号別冊参照)
議 事
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
栗谷副会長より第1号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入
資金借入の件
松下副会長より第2号議案について説明があ
り採決の結果別記原案のとおり可決承認され
ました
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予
算の件
山科理事より第3号議案について説明があり
採決の結果別記原案のとおり可決承認されました
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
有海会長より次のとおり説明があり採決の結
果別記原案のとおり可決決定しました
急激に変化する厳しい医療環境のなか課題は山
積していますが皆様の負託に応えるため先程お
認め頂いた新体制で努力することをお誓い申し上
げます
事業内容につきましてはこれまでのものに今
日的課題を追加しております
重点目標としては1医療の質の向上2
開業医と勤務医の団結と協調であります私達は
学術団体として地域住民に安全で良質な医療を提
供するために生涯教育に努めてきたところであり
ますまた勤務医の過重労働については県内各
病院医局の意見をお聴きして地域医療連携推進
委員会のもと各郡市地区医師会において医師同
士が支えあう工夫をお願いしてきました幸いな
ことに開業医勤務医間の連携体制が県内各地に
見られるようになったのは特記すべきことと思わ
れます勤務医の中には医師会は開業医のものと
いう考え方があったのは事実であるし地域医療
を充実させるには開業医と勤務医の団結と協調は
不可欠であることから相互の信頼に基づく活動を
期待したいと思います
1医療の質の向上事業では各種研修会講
習会等による生涯教育に努め高い倫理観に基づ
く良質で安全な医療を目指しますまた医療情報
ネットワークを活用して情報公開と内外広報に努
めます
2地域医療保健福祉活動では病診連携
に努め地域医療の充実を図ります学校保健産
業保健高齢者保健救急医療等に加え新たに
始まる特定健診特定保健指導に対応いたします
療養病床削減への準備も大切であります勤務医
の就労環境の改善と支援強化は新たな課題として
取り上げました会員の組織強化に役立つことを
期待しております
3公益法人制度改革は日医の動きに対応しな
がら移行への研究を進めます
4医業の健全化事業については医療制度改革
や診療報酬改定等に際し迅速な情報提供に努め
ますとくに後期高齢者医療制度開始にあたり慎
重に対応いたします会員の福祉事業の推進にも
努めてまいります
5医事問題対策事業では昨今診療関連死問
題がクローズアップされておりますが事の重大
性に鑑み慎重に対応いたします
6会館管理事業については新会館への移転と
機能充実を図ります同時に現会館の売却処分を
検討してまいります
以上が事業計画の骨子でありますが各担当理
事を中心に具体的な事業を策定し実行してまいり
ます会員の皆様の御指導と御協力をお願い申し
上げますとともに御承認賜りますようお願い申
し上げます
16番 橘 英郎代議員 この中で特に大きい2
番の4番目勤務医の就労環
境の改善と支援強化という
ことについて2月に医師会
と勤務医の先生方の話し合
いがあったというお話を聞
いておりますがどのように
強化とそれから改善がなさ
れるようなお話になったのか教えていただきたい
と思います
有海躬行会長 担当の栗谷副会長がお答えいたし
たいと思いますが勤務医の委員会は初めてと
言っていいぐらいの委員会ですので勤務医の先
生方のお考えやご意見はどんなふうなところに
あるのかということをまず把握することから始
めようということでつい先頃開催させていただ
きました
栗谷義樹副会長 それではかいつまんでご説明
申し上げます2月に勤務
医委員会委員県内の各基幹
病院からの勤務医会長と担
当役員が出席して協議が行
われましたいくつか項目が
ありましたけれども今まで
県医師会活動を考えるシン
ポジウムで企画されたさまざまなセミナーシン
ポジウム勤務医の過重労働の実態の報告それ
から各地域での取り組みです例えば河北病院
における開業医が病院に出向いたサポート型支援
体制を組んでいる実態とこれまでの成果もう
1つは新庄地区で取り組みが開始されておりま
す平日夜間の地区医師会員による夜間急病診療
所の取り組みあと複数の地域に渡っております
が特に勤務医の勤務環境が深刻な状況にある小
児科夜間救急についてのさまざまな取り組みなど
これまで医師会シンポジウム等で取り上げてきた
課題ですその後のそういった活動状況の現況
をつぶさにお聞きしたということですうまく
行っているところもありますし未だはっきりし
た結果が出ていないところもありますがこれを
今後どのように展開していくのか有海会長はこ
の勤務医の過重労働問題につきまして事業計画に
もあります通り前期から精力的に取り組んで来ら
れました分野ですので今後も県医師会として何
ができるのかということを推進して行くという
ことです
あともう1点は医療関連死に関する届出制度
いわゆる医療事故調に関する問題でしたこの時
のお話では最初に厚労省試案いわゆる二次試
案というものが出ましてそれに対して各医師
団体から不安と懸念更にはっきり反対という
声明が出されたところもありますこれに関しま
してはその後日本医師会のさまざまな説明
厚労省の試案の説明自民党案そういったもの
26 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
27山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
が出て来ております直近では厚労省から届出
に関わる事例の整理がなされて来ておりますので
この問題に関して落としどころがかなり接近し
て来ているというような状況です
ただ今なお完全にこの医師法21条に代わる
届出制度についてわれわれが安心して医療でき
るのかというような話につきましては昨日の地
区医師会長会議でも話題になったことですけれど
もなお事態の経過を少し慎重に見守る必要があ
ります日本医師会からも都道府県医師会の取
り組みあるいはこの試案に対するアンケート調
査が来ておりますし3月6日に都道府県から医
療安全担当役員が集められてこの問題に対して
さらなる日医の説明意見交換するという機会も
計画されておるところです
勤務医の過重労働につきましては今さまざま
なところで問題になっておりますけれどもよう
やくわずかではありますけれども勤務医の過
重労働問題に対処するという意味での診療報酬の
改定の項目があったということはある意味では
画期的なことと思われますただご案内のよう
に勤務医の側から見れば極めて不十分で果た
して実効があるのだろうかというような感覚とい
うのはずっとあります
今後もなお会長のもとで勤務医の過重労働
と具体的な県医師会の支援特に重点目標の中
の2番目に団結と協調ということが加えられて
おりますのでなお具体的な項目について鋭意
検討してまいる方針ですよろしくお願いいたし
ます
10番 中島久雄代議員 新たに事業計画の中に入
りました公益法人制度改革
への対応事業についてお伺
いいたしたいと思います今
後の方針として社団法人山
形県医師会が公益法人とし
て認可を受けるに当たりど
のような問題を認識されて
いるのかそれに対してどのような対策をお取り
になるのかお伺いしたいと思いますこの度
インターネットで公開されました常任理事会の報
告を見ますと年末の各県の医師会の対応で公
益法人化を図らないという県が2県ほどあったよ
うに思いますので山形県としてはその辺のとこ
ろをどういうふうにお考えになっていくのかこ
の公益法人化に関しては各地区医師会が県の
医師会の方針が定かでないとまだ手さぐりの状
態なんですが各地区医師会に対してどのよう
なご指導ご助言をお図りになるおつもりなのか
その辺のところもお伺いしたいと思います
須藤俊亮副会長 新法人制度につきましては現
在日本医師会定款諸規程検
討委員会で検討していると
ころでありますそれで日
本医師会としては公益法人
を目指すということですア
ンケート調査の結果はいま
先生おっしゃる通りに一般
法人でもいいという県の意見がありました例え
ば健診センターとか医師会立病院を持っている
ような医師会ですとそれが収益事業として扱わ
れてしまう場合には公益法人制度に抵触する
50に満たないということがあり得るとそうい
う場合には一般法人の方がいいのではないかとい
うことでありますけれども医師会立の健診セン
ターにしろ病院にしろ営利を目的とするもので
はないということで現在日本医師会の顧問弁
護士が内閣府と事例について別個交渉しておる
ところですそういう意味で日本医師会として
はあるいは県医師会としては郡市地区医師会
もぜひ新公益法人を目指していただきたいと考
えております
それからその制度が今度どのようになるかと
言いますと例えば今日は選挙いただいたわけ
ですけれども今度新法人になりますと現在
のような会長副会長という選挙はできないとい
うことが分かっておりますそのような形でそ
れではどうするかということで先ほどお話しま
した内閣府と日本医師会と話し合いまして現
在のような代議員で理事者を選ぶのはよろしいと
いう内諾は得てあるそうですただしこのよう
な形で会長副会長を選ぶということはできない
理事を選んでその中で理事者だけで代表あ
るいは会長副会長を選ぶというような形になっ
ていくということでいまその辺を煮詰めておる
ところです方針としては公益法人をぜひ目指
していただきたい扱いについてはなお細目
現在検討中でこれから少しずつ明らかになると
思いますがまだ流動的な面があって難しい面
があろうかと思いますけれども現在はそういう
ところです
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
上記第5号から第7号議案までは関連がある
ものとして一括上程され松下副会長よりそれぞ
れ提案理由の説明があり採決の結果別記原案
のとおり可決承認されました
協 議
40番 中目千之代議員 今日の事業計画の中にも
ありましたけれども皆さん
ご存じのように今年の4月
から特定健診特定保健指導
が始まりますのでその件に
関しまして23ご質問さ
せていただきたいと思います
特定健診には集団健診と個
別健診の2つあるわけですので分かりやすく
集団健診の方から話を始めさせていただきます
われわれ鶴岡地区医師会は健診センターを有し
ていますので山形市を中心とした村山地区では
どのように集団健診の料金を設定するのかなとい
うようなことを注視してよく見ていました去
年の暮れあたりから決まったことは 4851円で行
うということ必須項目だけですけれどもこれ
はよくよく調べてみましたら一民間団体である
結核成人病予防協会の基本料金であります村山
地区は3つの山形市医師会健診センターと寒河
江の成人病検査センターと結核成人病予防協会と
3つにエリアを分けてやっていますので地域で
もって格差つけることはできないという事情から
この料金で村山地区は行うということになります
鶴岡から見ますとどうも日本でも非常に 4800
円台というのは破格な超低料金ですのでこう
いった一民間団体の基本料金が先行するような形
で決まったような印象をわれわれは持ってしま
いますけれどもその辺の料金の決まった経緯を
お教え願いたいということが1点
2点目としては他の県では県医師会が主導し
てこの集団健診の料金を統一しているというと
ころが結構多くそれなりに6千円台7千円台
という非常にリーズナブルと言いますか健診
センターを運営している者にとってはそれなり
の値段で決めているところがあるわけですけれど
も県医師会としては21年度に向けてはどういう
ような対応を取ろうとしているのかその2点を
お教え願いたいと思います
板坂勝良常任理事 山形市の料金設定ということ
が入っていますけれども山
形市医師会健診センターの
仕事及び山形市医師会の健
診料金検討委員会にも入っ
ておりましたのでそちらも
兼ねてお答えいたしたいと
思います
まず料金設定がどうだったのかということの
前に今までの動きと今後の山形県医師会の態度
ということの方から先に話したいと思います
料金設定その他健診のやり方等についてはあ
る程度の危機感を持って対処していたつもりです
が1つは各市町村をまとめてくれる県の動き
それからもう1つは各保険者をまとめてくれる保
険者連合の動きが山形県では非常に遅かったと
思っています去年の8月段階で県医師会と県
知事との懇談会の時に私の方から県の方にぜ
ひ各市町村の特定健診を統一できるような格好で
指導願えませんかという話を出したんですが県
の方は全く動いてくれなかったということで各
市町村がそれぞれ独自にやり方を考えて今まで
進めているという状態だと思いますそれから
健保組合の方の動きも非常に遅く保険者協議会
28 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
29山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
で去年の12月末でようやく代表保険者が決まっ
て具体的なものが今年の2月に出て来ました
県医師会として話し相手がいなかったということ
で県として全部まとめることが難しく残念な
がら20年度は他の県と違ってそのまま行ってし
まったという面があります21年度という話が出
ていたので20年度新しい執行部がどう対処す
るかということにはなると思います
山形県の健診の非常に大きな部分を占めている
結核成人病予防協会がありますので集団健診に
関してはその結核成人病予防協会の動きにある
程度引きずられるのがやむを得ないのかなと思い
ます県医師会でまとめようとすればその結核
成人病予防協会労働福祉協会とか県外から入っ
てくる健診団体を除いた山形鶴岡それから
寒河江のそれぞれのセンターと会員である先生
方の医療機関をまとめるかどうかということだと
思います会員の先生方のいる機関というのは
ほとんど個別健診になりますのでこれまた各市
町村がまとまってくれないと場合によっては県
医師会でまとめるよりも郡市医師会が各市町村
と1対1で話し合った方が早いと考えられます
県医師会でまとめた方がいいのかそれぞれのと
ころでやってもらった方がベターなのかというこ
とを今後検討していく必要があるのかなという
考えだと思います
それから料金の方に関しましては山形市医師
会健診センターには山形市から20年度の予算
を作るためにはどうしても12月までには料金を
示して欲しいということを言われておりました
それでこれ中目先生の方にもお話しもしました
し県全体としての話も中目先生からの話もあ
りましたし鶴岡寒河江それから結核成人病
予防協会の事務段階である程度の話し合いをし
ながら山形市医師会健診センターとしては山
形市に必須項目で6千円弱消費税入れると6千
円超すぐらいの料金を提示したというのが去年
の12月の初め頃ですその直後に結核成人病予
防協会の方が各保険者団体の方にいま中目先
生が言われた料金を提示されましたそれが市の
方にも結核成人病予防協会から提示されたと山
形市というのは山形市医師会健診センターだけ
で全部回りきれないということで結核成人病予
防協会とそれから寒河江の成人病センターにお
願いしてそれぞれ地区割を行っているというこ
となのでどうしても山形市としてはこの3つ
の健診センターの料金を一緒にしなければならな
いということがあります
そういうことで結核成人病予防協会から提示
された料金が一人歩きするような格好になってし
まいました
山形市としてはやはり安く提示されたのに
それより高くするということは公共機関としては
できないということで結核成人病予防協会の料
金をのまざるを得ませんでしたただ山形市は
必須項目じゃなくて詳細な項目まで含めた健診
をやると最初から言っており幸いにもヘモグ
ロビンA1c心電図等がそれほど安く設定され
ないので詳細な項目は消費税を入れると8千
ちょっとという全国から見て集団健診として
はそんなところかなという感じがするところまで
上がったのでその辺はホッとしていますけれど
もただ他の保険者から依頼されるのが必須部
分のみということが十分考えられますのでその
分は低くなってしまうということがありますそ
ういうことで山形市医師会としてもある程度
苦渋の選択であったということを理解して欲しい
と思っております
40番 中目千之代議員 2点目の県医師会は今後
どうするかもう1つ追加していいですか私は
なぜこのようなみみっちいと言いますか金額
にこだわったことをお話しするかと言いますと
今度はいまお話ありましたように開業医の先
生方の個別健診もあるわけです個別健診の料金
とそれから集団健診の料金は基本的に違って
います違っていますけれどもわれわれ医師会
というのは会員の収益を守る立場にありますので
鶴岡などは基本的に他と違って6月から9月
まで個別健診を行いますけれどもその時の従来
の基本健診これからの特定健診ですけれども
それの収入を自分の診療所の職員の夏のボーナス
に充てるというようなところもありますのでや
はり開業医の会員の収益を守るという立場にわれ
われはあるんですですからこれは単年度契約
ですから市の国保と毎年交渉しますそうなり
ますと必ず財政の無い市の方はいずれ集団健
診の方の料金も参考にしながら個別健診の料金
を医師会と交渉するという形を取ることが考えら
れますのでそうなるとこの 4851円という全
国でも非常に低い料金設定しかも山形県の中心
的な存在である村山地区がこのような料金を
取っているということは1つの悪しきスタン
ダードになるのではないかと危惧していることが
1点
それからもう1つは世の趨勢から言って来
年度料金をもう一遍交渉しますと言って料金を
上げることが具体的に現実にできるのだろうか
ということです私はできないと思います料金
を下げることはできても料金を上げることは難し
いしそれはメディアから叩かれる材料になると
思うんですですからおそらく私の感触ではこ
の 4851円がずっと村山地区では何年と続いてい
くのではないかと思っていますのでその点を踏
まえた上で県医師会が保険者ともう一度話し
合ってこの料金を抜本的に改定する意思がある
のかないのかという点を再度お聞きしておかな
いとわれわれ鶴岡で健診を行っている団体とか
あるいは開業医の収益を守る立場の医師会から言
いますと非常に今回のこの低料金の設定に関し
ては納得が行かないという気持ちもご理解願いた
いというふうに思いますしこういうものこそ
やはり医師会が主導して行うべきものだろうと私
は思います確かに今回は県の保険者側の統一が
なされなかったということは分かりますけれども
こういう問題こそが医師会が主導して医師会の
会員のためあるいは健診を行っている健診団体
のために動くという格好の場であったというふう
に私は思っていますのでぜひその点もお含み
いただいて今後の活動をしていただきたいと思
います
本間清和議長 ただいまのはご要望でよろしいで
すか関連してのご質問はありませんか
もしなければ他のご質問ご意見はありません
かないようですので本日の山形県医師会第117
回定例代議員会は閉会いたします
閉会
30 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
31山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
日時 平成20年2月24日(日)午前10時~
会場 山形県医師会館二階大ホール
1開会の挨拶 4報 告
2会長の挨拶 敢 山形県医師会第116回臨時代議員会議決事項
3議事録署名人選任 柑 山形県医師会第117回定例代議員会議決事項
片 桐 忠 先生 5協 議
黒羽根 洋 司 先生 第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
6協 議
7閉会の挨拶
山 形 県 医 師 会 第 95回 定 例 総 会
社団法人山形県医師会定款の一部を次のように改正する
第1条中「山形市荒楯町一丁目8番9号」を
「山形市松栄一丁目6番73号」に改める
この定款は平成20年5月1日から施行する
【参考】山形県医師会定款一部改正案比較対照表
定 款 一 部 改 正 案現 行 定 款
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市松栄一丁目6番73号に置く
名 称 及 び 事 務 所
第1条 本会は山形県医師会と称し事務所を
山形市荒楯町一丁目8番9号に置く
第1号議案 山形県医師会定款一部改正の件
山形県医師会定款一部改正
第2号議案 山形県医師会館移転用地建物購入資金借入の件
山形県医師会館移転用地建物購入資金借入
借入金額 120000000円
返済期間 10年(年間12000000円+利子)
金 利 150 変動金利
(定期預金金利に025スプレッド)
借 入 先 山形県医師信用組合
条 件 定期預金担保
32 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第3号議案 平成19年度山形県医師会会計補正予算の件
平成19年度山形県医師会会計補正予算 (単位 円)質 事業活動収支の部
1事業活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目30000142985000142955000会 費 収 入1
273500081400005405000会館建設積立金収入2270500002705000会館購入負担金収入322080001054100012749000補 助 金 等 収 入22208000847500010683000民間補助金収入322960004342700045723000事 業 収 入5229600022020004498000講習会研修会等収入3
099040009904000補正されなかった大科目に関わる額4474000206857000211331000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目2022000146886000144864000事 業 費 支 出1212800090620006934000救急医療体制整備費支出1017940001157000013364000生活習慣病対策費支出18168800031000001412000諸委員会費支出2034160005423300057649000管 理 費 支 出213860001545900016845000会 議 費 支 出3203000040000006030000租 税 公 課 支 出14
000補正されなかった大科目に関わる額1394000201119000202513000事 業 活 動 支 出 計308000057380008818000事 業 活 動 収 支 差 額
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目36225000105900037284000特定資産取崩収入136224000100036225000会館建設積立金取崩収入9
100001000会館購入負担金取崩収入10020002000補正されなかった大科目に関わる額
36225000106100037286000投 資 活 動 収 入 計
2投資活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目300002564200025612000特 定 資 産 支 出1
9735000151400005405000会館建設積立金支出9970500009705000会館購入負担金支出10
1534980001054000154552000固定資産取得支出21019250001000101926000土 地 購 入 支 出151573000100051574000建 物 購 入 支 出2
000補正されなかった大科目に関わる額15346800026696000180164000投 資 活 動 支 出 計117243000 25635000 142878000投 資 活 動 収 支 差 額1200000000120000000長期借入金収入2
33山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
重点目標
1医療の質の向上
2開業医と勤務医の団結と協調
Ⅰ 医療の質的向上事業
1生涯教育の推進
敢 研鑽と評価
契 各種研修会講習会等の開催
形 医学雑誌の発行
径 諸医学会への協力
恵 生涯教育推進方策の検討
慶 卒後臨床研修医制度に対する支援
柑 医政生命倫理問題の検討
桓 医療情報システムの拡充
契 医療情報ネットワークの拡充活用
形 情報公開の推進
径 日医標準レセプトソフト(ORCA)の
普及支援
2地域医療保健福祉活動の推進
敢 全県的医療システムの充実
契 病診並びに老健福祉施設等との連携
強化
形 救急医療防災救護体制の充実
径 地域医療調査事業の実施と評価
柑 広報活動事業
契 マスコミを活用した対外広報の充実
形 ITを活用した広報の推進
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目1200010000120001000借 入 金 収 入1
100001000短期借入金収入11200000000120000000長期借入金収入2
000補正されなかった大科目に関わる額1200010000120001000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目118900001189000借 入 金 支 出1100001000短期借入金返済支出1
118800001188000長期借入金返済支出2000補正されなかった大科目に関わる額
118900001189000財 務 活 動 支 出 計1188120000118812000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出比較増減()当初予算額補正予算額中科目大科目
7984000573300013717000予 備 費17984000573300013717000予 備 費1
3335000 25630000 28965000当 期 収 支 差 額33350002563000028965000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
第4号議案 平成20年度山形県医師会事業計画の件
平成20年度山形県医師会事業計画
桓 地域保健福祉事業の推進
契 地域保健検診の充実
形 特定健診特定保健指導対策
径 在宅医療並びに介護保険の推進
恵 健康スポーツ医学活動
慶 学校保健活動
慧 産業保健活動
憩 感染症等対策
掲 公害防止環境保全活動
3診療情報提供の推進
4勤務医の就労環境の改善と支援強化
5会員組織の強化
敢 会報の充実活用
柑 会員の加入促進
Ⅱ 公益法人制度改革への対応事業
蔀 医業の健全化事業
1保険医療制度改善の推進
2後期高齢者医療制度対策
3医療保険介護保険担当医の指導懇談
4医業税制対策
5医療従事者確保対策
篠 会員福祉に関する事業
1日医医師年金並びに日本医師従業員国民
年金基金への加入促進
2医師信用組合医師会協同組合の運営推進
3山形県医療機関厚生年金基金医師国保組
合等への協力
4会員親交事業の推進
偲 医事問題対策事業
1診療関連死問題の対応
柴 事務処理体制の改善事業
芝 会館管理事業
1新会館への移転機能充実
2現会館の売却処分
34 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第5号議案 平成20年度山形県医師会会計予算の件
平成20年度山形県医師会会計収支予算書平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
質 事業活動収支の部
(単位円) 1事業活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1636000142955000141319000会 費 収 入11566000134845000133279000会 費 収 入敢540500054050000会館建設積立金収入柑533500027050008040000会館購入負担金収入桓20390001274900010710000補 助 金 等 収 入2
010001000国 庫 補 助 金 収 入敢94900020650003014000地方公共団体補助金収入柑2988000106830007695000民 間 補 助 金 収 入桓
026050002605000負 担 金 収 入3026050002605000負 担 金 収 入敢010001000寄 付 金 収 入4010001000寄 付 金 収 入敢
35山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目43120004572300041411000事 業 収 入519270002142500019498000受 託 収 入敢2400001980000019560000団体保険取扱事務収入柑214500044980002353000講習会研修会等収入桓168900051160003427000会館維持管理収入6100800030240002016000賃 貸 料 収 入敢68100020920001411000会館維持協力収入柑26000021820002442000雑 収 入75850006800001265000諸 手 数 料 収 入敢25000162000137000使 用 料 収 入柑
02000020000受 取 利 息 収 入桓30000013200001020000雑 収 入棺9416000211331000201915000事 業 活 動 収 入 計
2事業活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1926000144864000142938000事 業 費 支 出1
026680002668000医 学 向 上 費 支 出敢100000034590002459000社会保険対策費支出柑
0200000200000医療経済対策費支出桓034410003441000産業保健対策費支出棺028000002800000学校保健対策費支出款
50000021000001600000地域医療活動費支出歓77600034640002688000介護在宅医療対策費支出汗
0300000300000緩和ケア従事者研修費支出漢0300000300000診療情報提供推進費支出澗
183400069340008768000救急医療体制整備費支出潅0300000300000健康スポーツ医学対策費支出環
126000290200027760000病診連携強化推進費支出甘0600000600000労災自賠責保険対策費支出監0600000600000医療政策対策費支出看0500000500000医療安全対策費支出竿0200000200000有床診療所対策費支出管
51800023280001810000医療情報推進費支出簡21040001336400011260000生活習慣病対策費支出緩
012000001200000福 祉 親 交 費 支 出缶78800014120002200000諸 委 員 会 費 支 出翰
023000002300000広 報 活 動 費 支 出肝6000001235700012957000会報等刊行費支出艦
017860001786000調 査 費 支 出莞100000702000602000図 書 購 入 費 支 出観
020000002000000渉 外 費 支 出諌010001000東北医連学会費支出貫010001000会史編纂刊行費支出還025300002530000郡市地区医師会連絡費支出鑑
2400038820003858000助 成 金 支 出間025510002551000ブロック医師会連絡費支出閑016000001600000委 託 費 支 出関050060005006000旅 費 交 通 費 支 出陥05267200052672000給 料 手 当 支 出韓081030008103000福 利 厚 生 費 支 出館010001000職 員 退 職 金 支 出舘0300000300000雑 支 出丸
36 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
実 投資活動収支の部
1投資活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目116260003728400025658000特定資産取崩収入1
010001000役員退職慰労積立金取崩収入敢010001000職員転退職死亡積立金取崩収入柑010001000車輌購入準備積立金取崩収入桓010001000東北医連学会準備積立金取崩収入棺
30000010500001350000事務合理化資金積立金取崩収入款010001000会館補修工事積立金取崩収入歓010001000会史編纂積立金取崩収入汗010001000災害対策積立金取崩収入漢
247300003622500011495000会館建設積立金取崩収入澗12804000100012805000会館購入負担金取崩収入潅
010001000財政維持積立金取崩収入環200020004000固定資産売却収入2100001000土 地 売 却 収 入敢100001000建 物 売 却 収 入柑010001000什器備品売却収入桓010001000車輌運搬具売却収入棺
116240003728600025662000投 資 活 動 収 入 計
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目70970005764900064746000管 理 費 支 出2
01209900012099000役 員 報 酬 支 出敢010001000役 員 退 職 金 支 出柑
11860001684500015659000会 議 費 支 出桓041200004120000通 信 費 支 出棺
42000024900002070000消 耗 品 費 支 出款010000001000000印 刷 費 支 出歓010000001000000消耗什器備品費支出汗019640001964000施 設 管 理 費 支 出漢010000001000000修 繕 費 支 出澗0300000300000車 輌 費 支 出潅028000002800000光 熱 水 費 支 出環0420000420000賃 借 料 支 出甘015600001560000保 険 料 支 出監
7470000603000013500000租 税 公 課 支 出看26700042550003988000負 担 金 支 出竿
0200000200000救 護 費 支 出管50000010000001500000表 彰 弔 慰 費 支 出簡10000005650001565000雑 支 出緩5171000202513000207684000事 業 活 動 支 出 計145870008818000 5769000事 業 活 動 収 支 差 額
37山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2投資活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目690002561200025543000特 定 資 産 支 出1
010000001000000役員退職慰労積立金支出敢060000006000000職員転退職死亡積立金支出柑0500000500000車輌購入準備積立金支出桓0500000500000東北医連学会準備積立金支出棺010000001000000事務合理化資金積立金支出款0500000500000会館補修工事積立金支出歓010001000会史編纂積立金支出汗010000001000000災害対策積立金支出漢
540400054050001000会館建設積立金支出澗5335000970500015040000会館購入負担金支出潅
010001000財政維持積立金支出環1531980001545520001354000固定資産取得支出21019250001019260001000土 地 購 入 支 出敢51573000515740001000建 物 購 入 支 出柑
010001000構 築 物 購 入 支 出桓30000010500001350000什器備品購入支出棺
010001000車 輌 購 入 支 出款15326700018016400026897000投 資 活 動 支 出 計141643000 142878000 1235000投 資 活 動 収 支 差 額
蔀 財務活動収支の部
1財務活動収入
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1199990001200010002000借 入 金 収 入1
010001000短 期 借 入 金 収 入敢1199990001200000001000長 期 借 入 金 収 入柑1199990001200010002000財 務 活 動 収 入 計
2財務活動支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目12612000118900013801000借 入 金 支 出1
010001000短期借入金返済支出敢12612000118800013800000長期借入金返済支出柑12612000118900013801000財 務 活 動 支 出 計132611000118812000 13799000財 務 活 動 収 支 差 額
篠 予備費支出
増減額()前年度補正後予 算 額
本年度予算額科 目
中 科 目大 科 目1288600013717000831000予 備 費11288600013717000831000予 備 費敢
7331000 28965000 21634000当 期 収 支 差 額73310002896500021634000前 期 繰 越 収 支 差 額
000次 期 繰 越 収 支 差 額
A 会員
A 1 132000円
(医業総収入 2500万円未満)
A 2 144000円
(医業総収入 2500万円以上)
半 免 66000円
B 会員
B 1 70000円(院長級)
B 2 60000円(医長級)
B 3 45000円(医 員)
B 4敢 45000円(臨床教授同助教授)
B 4柑 12000円
(基礎教授同助教授及び臨床講師
臨床助手同医員基礎助手同
研究生等)
半 免 22500円
C 会員 6000円(医師法に基づく研修医)
準 会 員 6000円
(山形県在住の医師で特別の事由に
より本会に入会し得ない者で郡市
地区医師会長が認めた者)
38 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第6号議案 平成20年度山形県医師会会費賦課の件
平成20年度山形県医師会会費賦課
本会会費賦課徴収規程第2条別表を次の通り定め平成20年度会費を徴収する
第7号議案 平成20年度山形県医師会会費減免の件
平成20年度山形県医師会会費減免
1高 齢 会 員
A 会員 58 名
B 会員 105 名
計 163 名
2病気等による減免会員
A 会員 4 名
B 会員 2 名
計 6 名
39山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
郡市地区医師会長
山下 英俊(山 大)徳永 正靱(山 形)
三條 忠夫(天東)髙橋 介(寒西)
青山 新吾(上 山)清治 邦夫(北村山)
須藤 俊亮(新最)本間 清和(酒 田)
中目 千之(鶴 岡)新野 晃敏(長西)
古川 和秀(米 沢)
県医役員
会 長 有海 躬行
副 会 長 松下斑三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
副 議 長 島津 博達
挨 拶 山形県医師会長 有海躬行
本日は久しぶりの会長会議だが今年を振り返
るといろいろな問題が出てきておりその都度
先生方のお力により何とかここまで過ごして来
たまもなくわれわれ執行部の任務が終了し
また新たに明日新しい執行部が発足する予定
になっている
特に私どもの医療は非常に追い込まれた状
況にあるということはご承知の通りだがその低
医療費政策はやはり昔から続いているわけで
勤務医の過重労働や産科小児科の問題ある
いは救急医療についてもそこに根本の問題があ
るということであるなんとかしてその歯止め
をかけて欲しいということでがんばっているが
中医協によると本体でプラス042となりこ
れまでの強い流れを踏みとどまることができたと
いうことで一応の評価をしたいただ医療費
全体としてはマイナス082でこれもまた医
療費削減政策の一端でありわれわれは声を大に
しながらその都度正しい方向を主張して行か
なければならないと思う特に医療が中央から地
方へという流れがあり国が全部面倒見るという
形ではなくなって来たつまり保健福祉も含め
てだが地域でもってその地域の医療を工夫し
て行かなくてはならないという時代が来ている
なぜならその予算的なところがそのようになっ
て来ているからである
そういうことでこれからわれわれ地区医師会
が自律的な形で工夫をしながら自分の地域を
守って行くこととなるそれには開業医とか勤
務医とか言っている時代ではないお互いにど
こかで支え合わなければ地域の医療は成り立っ
て行かないと思うその点では県内の先生方に
は非常にご苦労を願っており地域地域で1つの
考えをいろいろ具体化していただいている特に
勤務医開業医両者の創意工夫によってお互い
に助け合うという形もあちこちに芽生えて来て
いるこれは貧すれば鈍するということだけで
はなくてやはりそこにはわれわれ県内の医療
人の責任と倫理観が大きく働いており心からお
礼を申し上げたいと思う
なおこういう時代はこれから続いて行くので
心を1つにしてなんとか切り抜けて光を目指
郡 市 地 区 医 師 会 長 会 議
日 時平成20年2月23日(土) 午後4時~
会 場山形グランドホテル
して進んで行きたいと思う
本日は各郡市地区医師会の会長先生方をはじめ
関係の方々が出席しているので今日の医療あ
るいは県医師会の事業に対してのご意向やご意見
を拝聴しさらに来年新たな旅立ちということ
で進めていければと思っているなにとぞ忌憚の
ないご意見をいただきたい
報告協議
敢 平成20年度本会事業計画(案)について
有海会長より平成20年度本会事業計画(案)
について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
柑 平成20年度本会会計予算(案)について
松下副会長より平成20年度本会会計予算
(案)について資料によって説明
(詳細については本誌別掲の代議員会報告参照)
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事より特定健診特定保健指導
について資料によって説明
棺 郡市地区医師会提出議題について
各郡市地区医師会の活動状況について意見交
換し主な内容は次のとおりである
医療問題について
開業医と勤務医の連携について
定款の改正について
公益法人制度改革への対応事業について
平日休日夜間救急医療について
日本海病院統合について
過重労働問題について
医師不足について
40 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
41山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 佐藤 泰司三原 一郎武田 憲夫
板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 田中 正 先生(86歳)【山形市医師会】
死亡年月日 1月24日(木)告 別 式 1月27日(日)場 所 「セレモニーホール霞城」
(山形市)
喪 主 田中 はま子 様
会員氏名 小林政代 先生(92歳)【鶴岡地区医師会】
死亡年月日 1月28日(月)告 別 式 2月1日(金)場 所 「プリエール庄内」(庄内町)
喪 主 小林 洋 様
有海会長より田中 正先生と小林政代先生の
お二人の会員が逝去され所属医師会へお願いし
弔意を表した旨報告がありご冥福をお祈りした
2東北各県医師会長会議について
1月27日(日) ホテルメトロポリタン仙台有海会長出席
有海会長より主に日本医師会役員選挙につい
て協議した旨報告
3会館移転に伴う改修工事打合せ会について
1月30日(水) 県医師会館有海会長ほか役員出席
有海会長より新会館の設計改修工事に伴う
設計事務所の選定入居団体などについて協議し
た旨報告
4第29回山形県医師会学校医大会について2月2日(土) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
佐藤常任理事より学校保健功労者の表彰県
スポーツ保健課主査から「食育の取組み」寒河江
小学校教頭から「生活リズムの確立を目指して」
楯岡小学校養護教諭から「喫煙飲酒薬物乱用
防止教育」などについて事例発表していただき
好評であった旨報告
5福島県医師会創立60周年会館落成記念祝賀会について
2月3日(日) 福島市ホテル辰巳屋
有海会長出席
有海会長より新会館は立派な3階建てで祝
賀会には国会議員はじめ福島県知事福島市長な
ど大勢の出席者があり盛会であった旨報告
6日医生涯教育協力講座セミナーについて
2月9日(土) 山形国際ホテル
有海会長武田常任理事出席
武田常任理事より「生活習慣病の克服をめざし
て」のテーマで開催され基調講演のほか症例報
告が3題あり50名の出席者があった旨報告
第 11 回 常 任 理 事 会
日 時平成20年2月13日(水) 午後3時30分~会 場県医師会館酒田地区医師会館鶴岡地区医師会館(TV会議)
7会議行事等について
敢 日医定款諸規程検討委員会
1月23日(水) 日本医師会館須藤副会長出席報告
柑 第3回全国メディカルコントロール協議会
連絡会
1月25日(金) 静岡市グランシップ川前山形大学医学部教授出席
中條常任理事より報告
桓 禁煙推進山形県民大会打合せ会
1月29日(火) 県医師会館中條常任理事出席報告
棺 寒河江市西村山郡医師会並びに検査セン
ター役員等の合同新年会
1月30日(木) 寒河江市吉本旅館有海会長出席報告
款 在宅緩和ケア推進連絡協議会設立発起人会
1月30日(木) 県医師会館佐藤常任理事出席報告
歓 特定健診における判定基準等に関する打合
せ会
1月31日(木) 県医師会館有海会長板坂鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
汗 山形県小児救急電話相談事業事例検証会
2月4日(月) 県医師会館
伊藤事務局長出席報告
漢 平成19年度山形県救急業務高度化推進協議会
2月5日(火) 県総合研修センター
中條常任理事出席報告
澗 県保健薬務と肝炎対策打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
板坂常任理事出席報告
潅 平吹設計事務所と新会館改修工事打合せ会
2月6日(水) 県医師会館
有海会長出席報告
環 山形県医師国保組合理事会
2月7日(木) ホテルメトロポリタン山形
有海会長藤山理事出席
有海会長より報告
甘 日医健康スポーツ医学委員会
2月7日(木) 日本医師会館
中條常任理事出席報告
監 山形県ナースセンター事業運営委員会
2月8日(金) 山形県看護協会館
松下副会長出席報告
看 山形県献血推進協議会
2月12日(火) 県庁有海会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1いわゆる4疾病5事業ごとの医療連携体制の
構築について
須藤副会長より日本医師会常任理事から4
疾病5事業ごとの医療連携体制ではこれに参加
する個々の医療機関の名称が原則として医療計画
に記載されるが関連する医療機関の多くが記載
されるよう都道府県医療審議会等で対応してい
ただきたいとの通知がある旨説明
2医療法人の定款等の変更について
須藤副会長より日本医師会常任理事から医
療法人制度改革により敢3月末までに必要な定
款等の変更をしなければならないこと柑但し
経過措置が適用されて変更しなくても良い箇所
(「持分」に応じた払戻し請求の規定及び残余財産
の規定)があることなど医療法人の定款等の変
更について通知がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
42 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
43山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3公益法人制度改革への対応に関するアンケー
ト調査(結果報告)について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記アンケート調査結果が送付されている旨説明
4労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施
行及び平成10年労働省告示第88号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に基づき労働大臣が定める基準を定める件)の一部を改正する件の
適用について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記について通知があるが一般健康診断のうち
雇入時及び定期健康診断等の健康診断項目の改正
について通知がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
5「健康診断結果に基づき事業者が講ずべき措置
に関する指針の一部を改正する指針」の周知等
について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記指針の周知依頼がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
6平成20年度予算案における補助金事業に係るご依頼について
松下副会長より日本医師会長から都道府県
に対し標記補助金事業を的確に実施するよう要望
を行っていただきたいとの通知がある旨説明があ
り県へ申し入れることと決定
7医療関係者養成確保対策費等補助金について
松下副会長より日本医師会常任理事から標
記補助金について通知がある旨説明
8病院の施設整備動向調査のお願いについて
松下副会長より日本医師会長から独立行政
法人福祉医療機構が行う標記調査への協力依頼が
ある旨説明があり協力了承
9保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の
一部改正について
松下副会長より日本医師会長から標記規則
等の一部改正について通知があるが看護基礎教
育のカリキュラムの改正等が行われるとの通知が
ある旨説明
10地方厚生局再編後の保険医療指導監査等業務について
板坂常任理事より山形社会保険事務局から
標記業務の見直しについて通知がある旨説明
11山形県国民健康保険診療報酬審査委員会の委員定数の変更並びに委員の選出について
板坂常任理事より県国民健康保険団体連合会
理事長から標記委員の選出依頼がある旨説明が
あり委員の選出については審査委員の選任に
関する検討委員会を開催し対応することと決定
12中医協における公益側の裁定について
板坂常任理事より日本医師会副会長から中
医協における公益側の裁定について通知がある旨
説明
13フィブリノゲン製剤投与後の418例の肝炎等発症患者の症例等に関する調査について
佐藤常任理事より日本医師会長から標記調
査への協力依頼がある旨説明
14フィブリノゲン製剤を投与された方々に対するお知らせ等について
佐藤常任理事より日本医師会長から関係医
療機関に対して協力依頼の文書「フィブリノゲン
製剤を投与された方々に対するお知らせ等につい
て」を発出するとの通知がある旨説明
15「老人福祉法の一部を改正する法律の施行について(通知)」の送付について
佐藤常任理事より日本医師会常任理事から
老人福祉法の一部を改正し厚生連(農業協同組
合連合会)が特別養護老人ホームを設置すること
を認めることとした「老人福祉法の一部を改正す
る法律の施行について」通知がある旨説明
16インフルエンザワクチンの安定供給について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から融通用ワクチン20万本のうち16万本を一般に供給することとしたこと終盤に多
量にワクチンを返品した医療機関の名称の公表を
検討することなどインフルエンザワクチンの安
定供給について通知がある旨説明があり各郡市
地区医師会長あて通知することと決定(本会会員
用ホームページ「医師会ニュース」に掲載)
17インフルエンザの基礎知識に関するポスターの送付について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から厚生労働省ではインフルエンザの
基礎知識に関するポスターを作成し都道府県医
師会並びに郡市地区医師会あて送付するとの通知
がある旨説明
18山形県特定不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から国の
制度改革に伴い新たな基準が示され山形県特定
不妊治療費助成事業に係る医療機関の再指定につ
いて通知がある旨説明
19「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の施行について」及び「特定健康診査
及び特定保健指導の実施に関する基準に基づく
関連告示の公布について」の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記に関する周知依頼がある旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
20社会保険診療報酬支払基金「都道府県郡市区医師会が特定健康診査特定保健指導機関の
請求の事務代行等を行う場合の取扱いについ
て」及び保険者協議会中央連絡会「集合契約に
おける委任状の提出や契約事務経費の精算」等
について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
21支払基金への「電子情報処理組織の使用に関する届出(特定健診特定保健指導機関用)」に
ついて
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記について通知がある旨説明があり各郡市地
区医師会長あて通知することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1郡市地区医師会長会議への提出議題について
須藤副会長より郡市地区医師会長会議の提出
議題について協議願いたいとの説明があり議題
並びに説明者は次のとおり決定
敢 平成20年度本会事業計画(案)について有海会長
柑 平成20年度本会会計予算(案)について松下副会長
桓 特定健診特定保健指導について
鈴木常任理事
棺 郡市地区医師会提出議題について
款 その他
2第118回日本医師会定例代議員会並びに第66回日本医師会定例総会の開催について
4月1日(火)2日(水) 日本医師会館
須藤副会長より日本医師会長から標記開催
案内がある旨説明があり新代議員出席と決定
44 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
45山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
3平成19年度DV被害者支援対策関係機関連絡会議の開催について
2月19日(火) あこや会館
須藤副会長より県健康福祉部長から標記連
絡会議への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
4財団法人山形県腎等臓器移植推進機構理事会
の開催について
3月21日(金) あこや会館
須藤副会長より県腎等臓器移植推進機構理事
長から理事会への出席案内がある旨説明があり
有海会長出席と決定
5通常総会及び研修会の開催について
3月15日(土) 山形グランドホテル
須藤副会長よりやまがた被害者支援センター
理事長から通常総会及び研修会への出席案内が
ある旨説明があり欠席と決定
6第60回「保健文化賞」推薦候補者の依頼について
須藤副会長より日本医師会長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
7山形刑務所視察委員会委員候補者の推薦につ
いて
須藤副会長より山形刑務所長から標記候補
者の推薦依頼がある旨説明があり佐藤常任理事
を再推薦することと決定
8北方領土返還要求署名運動への協力について
須藤副会長より県北方領土返還促進協議会会
長から標記運動への協力依頼がある旨説明
9産業保健実践講習会開催に係る協力依頼につ
いて
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記講習会開催についての周知依頼がある旨説明
があり各郡市地区医師会長あて通知することと
決定
10平成20年度山形県教育委員会産業医の推薦について
須藤副会長より県教育委員会教育長から産
業医の推薦依頼がある旨説明があり齋藤善広先
生を再推薦することと決定
11『山形めまい研究会』への御後援のお願い3月8日(土) 山形国際ホテル
武田常任理事より山形めまい研究会代表世話
人から第10回研究会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
12主催シンポジウムにおける山形県医師会の後援について
3月13日(木) 山形市立病院済生館
武田常任理事より済生館館長からシンポジ
ウムへの後援依頼がある旨説明があり後援了承
13山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお願いについて
3月21日(金) グランドホクヨウ米沢
武田常任理事より県臨床内科医会会長から学術
講演会への後援依頼がある旨説明があり後援了承
14山形県臨床内科医会総会学術講演会への後援のお願いについて
3月24日(月) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
総会学術講演会への後援依頼がある旨説明があり
後援了承
15「女子医学生研修医との懇談会」開催について2月29日(金) 県立中央病院
武田常任理事より男女共同参画事業の一環と
して女子医学生研修医との懇談会開催を計画
した旨説明があり開催了承
16卒業証書授与式のご案内について3月6日(木) 鶴岡准看護学院
松下副会長より鶴岡准看護学院長から卒業
証書授与式への出席案内がある旨説明があり中
里監事出席と決定
17平成19年度酒田看護専門学校卒業証書授与式について
3月7日(金) 酒田市総合文化センター
松下副会長より酒田看護専門学校長から卒
業証書授与式への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長出席と決定
18山形県保健看護功労者知事感謝状贈呈者の推薦について
松下副会長より県健康福祉部長から標記贈
呈者の推薦依頼がある旨説明があり各郡市地区
医師会長あて通知することと決定
19都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び点数表参考資料の配布方法について
3月5日(水) 日本医師会館
板坂常任理事より日本医師会長から都道府
県医師会社会保険担当理事連絡協議会の開催及び
点数表参考資料の配布方法について通知がある旨
説明があり栗谷副会長板坂常任理事出席配
布方法については事務的に回答することと決定
20後期高齢者医療制度の広報について
板坂常任理事より県後期高齢者医療広域連合
長から医療機関へのポスターの配布診療報酬
点数改正講習会での広報など後期高齢者医療制
度についての広報依頼がある旨説明がありポス
ターは本会会報と一緒に送付することとし講習
会での説明を了承することと決定
21学ぶ遊ぶ元気にシニア「やまがたウェルフェア2008」名義後援のお願い
3月8日(土)9日(日) 山形ビッグウイング
佐藤常任理事より山形新聞社代表取締役社長
から「やまがたウェルフェア2008」への名義後援依頼がある旨説明があり了承
22平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)について
佐藤常任理事より寒河江市西村山郡医師会長
から平成20年秋の叙勲候補者(学校保健功労)の推薦があり各郡市地区医師会からの推薦が1
名であったこと締め切りが2月7日であったた
め会長専決で県スポーツ保健課へ推薦した旨報
告があり了承
23「子育て応援団 すこやか2008」第1回実行委員会の開催について
2月15日(金) 山形メディアタワー
佐藤常任理事より山形放送叙から第1回実
行委員会への出席案内がある旨説明があり欠席
と決定
24感染症危機管理対策協議会の開催について3月5日(水) 日本医師会館
佐藤常任理事より日本医師会長から標記協
議会への出席案内がある旨説明があり出席者に
ついては佐藤常任理事に一任と決定
46 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
47山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
25平成20年度山形県教職員健康審査会の委員の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり全員再
推薦することと決定
26理事候補者の推薦について
佐藤常任理事より県介護支援専門員協会会長
から理事候補者の推薦依頼がある旨説明があり
折居和夫先生を再推薦することと決定
27「女性の健康週間」の実施について3月1日(土)~8日(土)
佐藤常任理事より県健康福祉部長から「女性
の健康週間」の実施について通知がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて通知することと決定
28平成20年度精神保健性に関する相談事業嘱託医等の推薦について
佐藤常任理事より県教育委員会教育長から
標記嘱託医等の推薦依頼がある旨説明があり全
員再推薦することと決定
29第2回山形県がん対策推進計画策定委員会の開催について
2月21日(木) 県庁
鈴木常任理事より県健康福祉部長から標記
委員会への出席案内がある旨説明があり有海会
長鈴木常任理事出席と決定
30第34回山形県公衆衛生学会第3回運営委員会の開催について
3月5日(水) 県立保健医療大学
中條常任理事より第34回山形県公衆衛生学会長から第3回運営委員会への出席案内がある旨
説明があり有海会長中條常任理事出席と決定
31「2008年第4回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム山形」大会参与就任
のお願い
中條常任理事より第4回スペシャルオリン
ピックス日本冬季ナショナルゲーム山形実行委
員会委員長から有海会長への参与就任依頼があ
る旨説明があり受諾することと決定
32「院内保育所を含む医師就労支援の現況に関する調査」協力のお願い
栗谷副会長より日本医師会長から標記調査
への協力依頼がある旨説明があり協力了承
33定点調査研究事業の参加医療機関募集について
三原常任理事より日本医師会常任理事からレ
セプトデータ収集分析のための「定点調査研究事
業の参加医療機関」募集について通知がある旨説明
34「がん医療における緩和ケアに関する医師の意識調査」再度ご協力のお願い等の送付について
三原常任理事より日本医師会長から標記調
査に対する再度の協力依頼を送付したとの通知が
ある旨説明
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1「診療所治療費未払い実態調査」の結果報告に
ついて
板坂常任理事より日本医師会常任理事から
標記調査の結果報告が送付されている旨説明
2定期の予防接種実施要領の改正点について
佐藤常任理事より日本医師会感染症危機管理
対策室長から本年4月1日より中学1年及び
高校3年生に対する麻しん風しんの予防接種の
実施など定期の予防接種実施要領の改正点につ
いて通知がある旨説明があり各郡市地区医師会
長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1不動産取引のアンケート調査ご協力のお願い
について
須藤副会長より国土交通省から不動産取引
に関する照会がある旨説明があり事務的に回答
することと決定
2最終講義記念祝賀会のお知らせ
2月19日(火) レストラン オアシス
須藤副会長より山大医学部同窓会から標記
祝賀会への出席案内がある旨説明があり欠席と
決定
3平成20年度産業医研修事業の計画調査について
須藤副会長より産業医学振興財団理事長から
標記研修事業の計画について照会がある旨説明が
あり回答は須藤副会長に一任と決定
4集合契約参加医療保険者における「特定健康
診査」及び「特定保健指導」の実施に向けた事
務打ち合わせ会の開催について
2月18日(月) 村山総合支庁 西庁舎
鈴木常任理事より山形社会保険事務局長から
標記事務打ち合わせ会への出席案内がある旨説明
があり鈴木常任理事出席と決定
5山形県肝炎対策協議会委員の推薦について
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
協議会委員の推薦依頼がある旨説明があり板坂
常任理事門馬 孝先生佐藤 司先生堀内隆
三先生を推薦することと決定
6予防接種後健康状況調査実施機関の推薦につ
いて
佐藤常任理事より県健康福祉部長から標記
実施機関の推薦依頼がある旨説明があり全機関
を再推薦することと決定
720年度乳幼児等予防接種の広域実施意向について
須藤副会長より県保健薬務課から標記につ
いて連絡がある旨説明があり例年どおり対応す
ることとし詳細については須藤副会長に一任と
決定
佐藤常任理事より広域化を始めて数年経過し
たので接種料金の自己負担の問題広域化に参
加しない市町村への対応など県当局と話し合っ
ていただきたいとの意見があり須藤副会長に一
任と決定
8日本医師会「医療安全推進者養成講座」20年度実施要項について
須藤副会長より日本医師会長から「医療安全
推進者養成講座」20年度実施要項について通知がある旨説明
9医師連盟関係について
敢 「英仁会」へのご加入ご協賛について
伊藤事務局長より日本医師連盟委員長から
「英仁会」への加入申込書が50枚送付されてきている旨説明があり本県医師連盟執行委員へ
送付することと決定
10その他敢 第117回定例代議員会での質問事項について
伊藤事務局長より中目代議員から特定健
診特定保健指導に関する質問がある旨説明が
あり板坂常任理事並びに鈴木常任理事が答弁
することと決定
48 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
49山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
出席者
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任理事 三原 一郎武田 憲夫板坂 勝良
鈴木 明朗中條 明夫
理 事 大沼 央藤山 忠信山科 昭雄
深尾 彰齋藤 忠明
監 事 小林 正義中里 純
議 長 本間 清和
副 議 長 島津 博達
事 務 局 伊藤事務局長ほか事務局員
〔Ⅰ〕報告事項
1会員訃報について
会員氏名 渡辺 亮 先生(82歳)
【山形市医師会】
死亡年月日 2月16日(土)
告 別 式 2月19日(火)
場 所 「あおば斎苑鈴川」(山形市)
喪 主 渡辺とく子 様
有海会長より渡辺 亮先生がお亡くなりにな
り山形市医師会へお願いし弔意を表した旨報告
がありご冥福をお祈りした
2第11回常任理事会について
2月13日(水) 於県医師会館ほか
須藤副会長より第11回常任理事会報告は既に
メールで報告しているとおり報告事項7件通
知事項23件協議事項44件であった旨説明があり
それぞれ了承
3診療に関する相談申込状況(1月分)について
板坂常任理事より1月分の診療に関する相談
は県医師会での受付5件の診療病気に対する
苦情相談であった旨報告
4平成19年度都道府県医師会廃棄物担当理事連
絡協議会について
2月13日(火) 於日本医師会館
原田理事出席
有海会長より原田理事から報告書が届いてい
るので読んでいただきたい旨説明
5社会保険医療担当者の個別指導について
2月14日(木) 山形テルサ
立会 板坂常任理事
板坂常任理事より報告
2月21日(木) 山形テルサ
立会 大泉監事
次回の全理事会へ再提出することとした
第 11 回 全 理 事 会
日 時平成20年2月23日(土) 午後2時30分~
会 場山形グランドホテル
6平成19年度日本医師会医療情報システム協議
会について
2月16日(土)17日(日) 日本医師会館
有海会長須藤副会長佐藤三原
武田常任理事出席
三原常任理事より本県が担当で「国民医療と
IT~国民を守る 安心安全最善の医療を目
指して~」をテーマとして開催され16日は特
別講演「医療連携に必要なソシアルネットワーク
」「情報論から見た電子カルテの本質」シンポジ
ウム「レセプトオンライン化」が17日はシン
ポジウム「地域医療連携とIT」「医療系メーリン
グリスト」講演「ORCAプロジェクト」と「事
務局情報担当者セッション」が行われ本県内か
ら約20名が参加した旨報告
7本会勤務医委員会勤務医との懇談会について
2月20日(水) 県医師会館
有海会長ほか役員出席
武田常任理事より勤務医委員会委員と第一線
で活躍されている病院の先生方に集まっていただ
き来年度の勤務医の活動方針を検討するためご
意見を伺いまた医療事故調査委員会のあり方等
について意見交換した旨報告
8自賠責保険研修会について
2月20日(水) ホテルメトロポリタン山形
有海会長須藤副会長出席
須藤副会長より「自賠責保険制度と治療費の請
求」「大腿骨頸部骨折の診断と治療」についての講
演が行われた旨報告
9会議行事等について
敢 第3回四師会禁煙推進委員会
2月13日(水) 県医師会館
中條常任理事出席報告
柑 山形県医療審議会
2月18日(月) あこや会館
有海会長須藤松下栗谷副会長出席
有海会長より報告
桓 特定健診特定保健指導の集合契約の成立
に向けた概要説明会
2月18日(月) 村山総合支庁西庁舎
鈴木常任理事出席報告
棺 県保健薬務課と予防接種の広域化に関する
打合せ
2月18日(月) 県医師会館
須藤副会長出席報告
款 第2回山形県がん対策推進計画策定委員会
2月21日(木) 県庁
有海会長鈴木常任理事出席
鈴木常任理事より報告
歓 山形県医療機関厚生年金基金理事会代議
員会
2月21日(木) ホテルメトロポリタン山形
松下副会長中里監事出席
松下副会長より報告
汗 山形県医療審議会医療法人医師定員特例
部会
2月18日(月) あこや会館
須藤副会長出席報告
〔Ⅱ〕通知事項
1裁判員制度説明会の開催等に関する協力方に
ついて
須藤副会長より日本医師会長から標記に関
する協力依頼がある旨説明があり各郡市地区医
師会長あて通知することと決定
50 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
51山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被
害事例への対応について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記疑いのある患者を診察した場合は速やかに保
健所へ通報するなど周知依頼がある旨説明
3平成20年度日本医師会認定産業医制度実施に
伴う各種申請の受付期間等について
須藤副会長より日本医師会常任理事から標
記実施に伴う各種申請の受付期間等について通知
がある旨説明(詳細については本誌別掲)
4産業医活動の活性化に係る産業医への要請に
ついて
須藤副会長より日本医師会常任理事から産
業医活動のより一層の活性化を図るため産業医
から事業者に対して産業医活動の重要性に関し
て必要な助言などの要請がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
5診療(調剤)報酬請求書等の提出期限日につ
いて
板坂常任理事より県社会保険診療報酬支払基金
から標記提出期限日について通知がある旨説明
6血液凝固因子製剤を投与された方々に対する
お知らせ等について
有海会長より日本医師会長から13年度調査
研究の際に公表された医療機関等に対し協力依
頼の文書「血液凝固因子製剤を投与された方々に
対するお知らせ等について」を発出するのでそ
れらへの理解と協力依頼がある旨説明があり各
郡市地区医師会長あて通知することと決定
7健康診査における検査項目の判定基準について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から39歳
以下の一般健康診査等の判定基準について通知が
ある旨説明(詳細については本誌別掲)
8山形県健康診査実施要領の改正予定について
鈴木常任理事より県保健薬務課長から市町
村が実施している基本健康診査に関する部分を削
除し特定健康診査に関して挿入するなど山形
県健康診査実施要領の改正予定について通知があ
る旨説明
9厚生労働省「糖尿病等の生活習慣病対策の推
進に関する検討会」報告書の送付について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記報告書が送付されている旨説明があり各郡
市地区医師会長あて通知することと決定
10「主治医意見書」等作成支援ソフトウェア『医
見書』の機能追加について
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から「医見書」の機能追加について通知が
ある旨説明があり各郡市地区医師会長あて通知
することと決定
〔Ⅲ〕協議事項
1唐澤祥人日本医師会会長候補選挙対策本部事
務所開きのお知らせ
3月1日(土) パレスホテル
須藤副会長より唐澤祥人日本医師会会長候補
選挙対策本部長から事務所開きへの出席案内が
ある旨説明があり有海会長出席と決定
2日本医師会認定産業医制度研修会指定申請書
の提出について
4月10日(木) 山形市医師会館
須藤副会長より山形市医師会長から標記指
定申請がある旨説明があり日本医師会へ申請す
ることと決定
3日本医師会認定産業医申請(更新)について
須藤副会長より28名の会員並びに2名の非会
員から標記更新申請がある旨説明があり日本
医師会へ申請することと決定
なお非会員については本会への入会を勧奨す
ることとした
4山形県臨床内科医会学術講演会への後援のお
願いについて
4月25日(金) ホテルメトロポリタン山形
武田常任理事より県臨床内科医会会長から
学術講演会への後援依頼がある旨説明があり後
援了承
5山形県柔道整復施術療養費審査委員の推薦に
ついて
板坂常任理事より山形社会保険事務局長から
標記委員の推薦依頼がある旨説明があり徳永正
靱先生及び井田英雄先生を再推薦することと決定
6子ども予防接種週間中の接種人数の把握等に
ついて
伊藤事務局長より日本医師会感染症危機管理
対策室長から標記の調査依頼がある旨説明があ
り各郡市地区医師会長あて協力依頼し把握す
ることと決定
7戦略研究(腎疾患重症化予防のための戦略研
究)について
有海会長より日本医師会常任理事から腎疾
患重症化予防のための戦略研究について通知があ
る旨説明
8山形県がん診療連携協議会の設置に係る会議
の開催について
3月4日(火) 自治会館
鈴木常任理事より県がん診療連携協議会から
標記協議会の設置並びに協議会への出席案内があ
る旨説明があり有海会長出席と決定
9厚生労働科学特別研究事業「かかりつけ医に
よる2型糖尿病診療を支援するシステムの有効
性に関するパイロット研究(J-DOIT2)」結果報
告会の開催について
鈴木常任理事より日本医師会常任理事から
標記結果報告会への出席案内がある旨説明があり
欠席し資料を取り寄せることと決定
10地域がん登録事業についてアンケートのお願い
鈴木常任理事より宮崎県医師会会長から地
域がん登録事業の状況について照会がある旨説明
があり回答は鈴木常任理事に一任と決定
11「2008年第4回スペシャルオリンピックス日
本冬季ナショナルゲーム山形」大会のご案内
3月7日(金)~3月9日(日)
山形市総合スポーツセンター体育館 他
中條常任理事より山形実行委員会から標記大
会への出席案内がある旨説明があり欠席と決定
52 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
53山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
12認定健康スポーツ医申請(更新)について
中條常任理事より6名の会員から標記更新
申請がある旨説明があり日本医師会へ申請する
ことと決定
13「会員の為の日医ITフェア」についてのご
案内
三原常任理事より日本医師会総合政策研究機
構所長から標記ITフェアの開催案内がある旨
説明があり開催することとし詳細については
三原常任理事に一任と決定
14「新たな死因究明制度等」に関する都道府県
医師会担当理事連絡協議会の開催について
3月6日(木) 日本医師会館
栗谷副会長より日本医師会常任理事から標
記連絡協議会への出席案内がある旨説明があり
栗谷副会長板坂常任理事深尾理事出席と決定
追 加 要 項
〔 I 〕通知事項
1医師等資格確認検索システムの改修について
須藤副会長より日本医師会常任理事から厚
生労働省は医師法第6条第3項による2年ごとに
行われる届け出を行った人を対象に検索可能とす
る医師等資格確認検索システムの改修について
通知がある旨説明があり各郡市地区医師会長あ
て通知することと決定
2「助産師看護師教育の技術項目の卒業時の到
達度」について
松下副会長より日本医師会常任理事から看
護基礎教育における技術教育の効果を評価する際
の参考指標として作成された「助産師看護師教
育の技術項目の卒業時の到達度」について通知が
ある旨説明
3母子健康手帳の様式の改正について
有海会長より日本医師会長から母子健康手
帳の様式の改正について通知がある旨説明
4新生児集中治療管理室等に長期入院している
児童に対する適切な療養療育環境の確保等の
取組について
有海会長より日本医師会長から標記取組に
ついて通知がある旨説明があり各郡市地区医師
会長あて通知することと決定
〔 II 〕協議事項
1日本医師会役員及び裁定委員の選挙について
須藤副会長より日本医師会長から標記選挙
について通知がある旨説明があり東北医師会連
合会で対応することと決定
2新しい医療安全調査委員会設置に関するアン
ケート調査について
栗谷副会長より日本医師会長から標記委員
会設置に関して都道府県医師会としての意見を
求められている旨説明があり協議の結果「今後
明らかにしなければならない点はあるが創設す
べきである」と回答することとし明らかにしな
ければならない点については栗谷副会長板坂
武田常任理事深尾理事に一任と決定
3懇親会のご案内について
3月12日(水) 亀松閣
須藤副会長より損害保険ジャパンから懇親
会への出席案内がある旨説明があり正副会長
事務局長出席と決定
4平成20年度山形県「看護の日」及び「看護週
間」事業の実施に伴う後援について
松下副会長より実行委員長から標記事業へ
の後援依頼がある旨説明があり後援了承
5山形県介護保険審査会専門調査員の推薦につ
いて
有海会長より県健康福祉部長から標記専門
調査員の推薦依頼がある旨説明があり人選につ
いては佐藤常任理事に一任と決定
6山形県健康診査実施要領改正の説明会の開催
について
3月6日(木) 山形県職員研修所
鈴木常任理事より県保健薬務課長から標記
説明会への出席案内がある旨説明があり事務局
職員出席と決定
54 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
55山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
第29回本会学校医大会は去る2月2日(土)午後
1時30分より山形県医師会館において開催され
た
初めに栗谷副会長の開会の辞有海会長の挨拶
続いて学校保健功労者の表彰が行われ各地域
において学校保健活動に功績のあった会員9名が
県医師会長より表彰された
山形県教育委員会教育長(遠藤保健食育主幹
代理)から祝辞をいただいた後被表彰者を代表
して渡辺徳夫先生から謝辞があった
その後佐藤常任理事から「日本医師会学校保
健委員会」報告山形県教育庁スポーツ保健課主
査 齊藤るみ先生から「山形県の学校における食
育の取組」寒河江市立寒河江小学校教頭 伊藤順
一先生から「生活リズムの確立をめざして-チャ
レンジ『はやねはやおきあさごはん』の取り
組み-」村山市立楯岡小学校養護教諭 伊藤由美
先生から「自分の夢の実現に向けてよりよい意
思決定と行動ができる児童の育成~ライフスキル
プログラムを取り入れた喫煙飲酒薬物乱用防
止教育を通して~」と題して事例発表が行われた
この度学校保健功労者表彰を受けられたのは次
の方々です
誠におめでとうございます
平成19年度
学校保健功労被表彰者名簿
鶴 宮 康 先生(山形市)
安 部 淑 子 先生(天童市)
渡 辺 徳 夫 先生(寒河江市)
原 田 順 二 先生(上山市)
吾 妻 信 夫 先生(大石田町)
奥 山 綏 夫 先生(庄内町)
和 田 満 先生(鶴岡市)
新 野 晃 敏 先生(白鷹町)
松 田 俊 春 先生(米沢市)
第29回山形県医師会学校医大会
伊藤 順一 先生 伊藤 由美 先生
齊藤 るみ 先生
56 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会勤務医委員会勤務医との懇談会は去る
2月20日(水)午後3時30分より県医師会館2階大
ホールにおいて開催された
初めに有海会長より「本日は寒い中お集ま
りいただき心から感謝申し上げるご存じの通り
勤務医の先生方は県内でも開業医より多いこ
れは全国的な流れであるが実状を見ると非常
に厳しい状況に置かれているとわれわれも認識
を持っているここ数年の間に私どももなんと
かいい方向に向けられないかということで先生
方のご意向をお伺いしシンポジウムを開催し過
重労働や勤務医の問題について話し合いをし少
しずつ学んで来た最近医師法21条の問題とい
うものが大きく取り上げられており忙しい上に
真面目にやっても刑事罰を食らうなんていうこと
は本当にわれわれにとっては耐えがたいことで
あってこれはなんとかクリアすることが必要で
あるまた勤務医の先生方のためにもなんと
か国からもやれることはやってもらって改善し
て行きたいというところである来年度は開業
医と勤務医の団結と協調というものを重点項目
重点目標として掲げさせていただいているこれ
はいずれ代議員会でご説明を申し上げるがな
んとかひとつみんなで力を合せてやろうという
ことであるので忌憚のないご意見を頂戴いたし
たいよろしくお願い申し上げる」との挨拶があ
り栗谷副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次の通りである
出席者
役 員
有海 躬行(山形県医師会長)
栗谷 義樹(山形県医師会副会長)
武田 憲夫(山形県医師会常任理事)
板坂 勝良(山形県医師会常任理事)
委 員
守本 和弘(山形市立病院済生館)
小林 達(朝日町立病院)
井田 英雄(山形県立総合療育訓練センター)
木内 博之(北村山公立病院)
病 院
細矢 貴亮
(山形大学医学部附属病院放射線部 教授)
木村 青史
(山形大学医学部附属病院第一外科 准教授)
江口真里子
(山形県立中央病院
放射線科医長 放射線部長 医局幹事)
金谷 透
(公立学校共済組合東北中央病院 診療部長)
瀬尾 伸夫
(社会福祉法人恩賜財団済生会
山形済生病院 統括診療部長)
中島 幸裕
(医療法人社団松柏会至誠堂総合病院 医局長)
多田 敏彦(山形県立河北病院 副院長)
國本 健太(北村山公立病院 脳神経外科医長)
石山 智敏
(山形県立新庄病院
地域医療部副部長 手術部副部長)
鈴木 義広
(山形県立日本海病院 教育研修部副部長)
佐藤 和彦
(鶴岡市立荘内病院
診療部主幹 脳神経外科医長)
後藤 智司
(公立置賜総合病院
心臓血管外科科長 医局長)
勤務医委員会勤務医との懇談会
57山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
〇要 項
1これまでの県医師会の「勤務医問題への動き」
に対するご意見
武田常任理事より資料によりこれまで県医師
会として勤務医の先生方へアンケート地域医
療連携体制委員会の設置知事との懇談会シン
ポジウムの開催などの取り組みについて県立河
北病院の多田副院長より県立河北病院の平日夜間
救急外来サポートシステムについて県立新庄病
院の石山地域医療部副部長より新庄最上地区で
立ち上げた夜間休日診療所についての説明などが
ありこれらのことに対して意見等が出され話
し合いを行った
2過重労働問題医師不足問題について
各出席者より当直の翌日は休みにして欲しい
勤務医の過重労働を改善するには現状では診療
を縮小する以外にない病院にも限界があること
を承知して欲しい等の意見があった
3「診療行為に係わる死因究明制度」について
武田常任理事より資料により診療行為に関
連した死亡の死因究明等のあり方に関する試案
(第二次試案)が出されてきた経緯および日本医師
会の見解等について栗谷副会長よりこれに対
する山形県の動きとして第二次試案が出た直後
に山形大学医学部長医学部附属病院長と一緒
に加藤紘一衆議院議員の秘書へ要望書を手渡した
旨の説明があった
また有海会長よりこのことについては今
より良くするためにはこのような制度をつくる
必要があると考えているとの説明があった
これらのことに対して意見等が出され話し合
いを行った
4病診連携について
定点の休日夜間診療所開業医のサポートなど
について意見交換した
5医師会に対する意見について
各出席者より最近開業された先生方にアン
ケート調査をやってはどうか等の意見があった
6その他
有海会長より医師信用組合医師会協同組合の
会員に対するサービス事業について説明があった
58 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
本会医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会は去る2月28
日(木)午後3時30分より県医師会館2階大ホール
において開催された
初めに有海会長より「この3つの委員会は今
日的課題がたくさんありそれぞれ連動していて
非常に関係が深いということで合同委員会を開催
させていただくことになった
今一番問題になっているのは医師が訴えられ
るという一つの風潮があり正しく一生懸命医療
に取り組んでいる方が訴えられるということであ
るそれも医師法21条の問題でそのようになって
いる昨今21条問題に関して全国的に問題になり
いろいろと議論が尽くされている調査委員会を
作って審議をしてその内容によっては警察へ
提出するというようなことを言っているのである
がただ委員の構成において果たして正確な或
いは正しい我々の考え方が認められるのかどうか
ということである一つには純学問的な医療関係
者が審議すればいい訳である特にしっかりした
仕組みがなければ萎縮医療になる正しい医療行
為がどうなれば担保できるかということが大きい
課題だろうと思うそれから異状死に関する定義
何処までを正しい医療とするのか或いは何処ま
でを異状と判定するのか内容がはっきりしてい
ないのでその辺が特に問題であるが我々も時
代に応じて慎重に対応していく必要があると思う
自浄作用はもう一生懸命なさっておられる訳で
医療安全対策についても慎重に検討されて実施さ
れている中でそれでも事故は起こり得るという
ことである
委員の先生方には病院の先生も診療所の先生
方もご出席なので忌憚のないご意見を頂戴しな
がらその辺を中心にご協議願いたい」との挨拶
があり須藤副会長の司会で協議が進められた
主な協議内容は次のとおりである
出席者
医事紛争処理委員会
委 員 長 有海 躬行
副委員長 須藤 俊亮松下鈆三郎栗谷 義樹
常任委員 板坂 勝良深尾 彰
委 員 中島 久雄宮脇 法親武田 雅身
原田 一博佐藤 宏篠原 守信
医療安全対策委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮
担当理事 板坂 勝良深尾 彰
委 員 長 小田 隆晴
委 員 細矢 貴亮大内 清則片桐 忠
佐藤 宏豊野 充
自浄作用活性化委員会
会 長 有海 躬行
副 会 長 須藤 俊亮松下鈆三郎
担当理事 板坂 勝良鈴木 明朗中條 明夫
藤山 忠信深尾 彰齋藤 忠明
原田 順二
副委員長 和田 潤一
委 員 門馬 孝神村 匡後藤 慎一
池田 英之
司会進行 須藤副会長
要 項
1平成19年度都道府県医師会医事紛争担当理事
連絡協議会について
平成19年12月13日(木) 於日医会館
日本医師会医師賠償責任保険の経過報告
須藤副会長より日本医師会医師賠償責任保険
の運営に関する経過報告等について説明があった
旨報告
医事紛争処理委員会医療安全対策委員会
自浄作用活性化委員会合同委員会
59山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
2医療安全調査委員会(仮称)について
須藤副会長より医療安全調査委員会(仮称)
の創設に関する最新の情報等について説明があり
意見交換を行った
3本県における医事紛争状況について
伊藤事務局長より本県の医事紛争状況等につ
いて説明
4診療に関する相談申込状況について
山形県医師会診療に関する相談申込状況
山形県医療安全相談窓口の状況
板坂常任理事より次のとおり説明
山形県医師会診療に関する相談申込状況は平
成16年は60件17年は49件18年は67件19年
相談申込状況は49件の相談があり医師医療
スタッフの態度に対する不満苦情が1番多く
次いで医療行為の内容医療機関の紹介希望な
どである
山形県の医療安全相談窓口の状況は医師会の
約6倍の241件の相談が寄せられており相談内
容は対応接遇健康相談が多い
山形県医師会会報への投稿についてお願い
1投稿者は本会の会員または会員との共著者であることを原則とします
2内容は学術論文随想短歌趣味に関するものなどなんでも結構です
3原稿は横書きとし(短歌俳句等は除く)当用漢字現代かなづかいを使って
下さい
明らかな誤字脱字等は情報広報部にて訂正いたします(外国語はパソコン
か活字体でとくに明瞭に)
4原稿用紙は原則として県医師会所定のもの(一行22字times21行)をご使用下さ
いご希望の方にはお送り致します(4枚で1頁)
5パソコン使用の場合はEメール添付FDCDを送付して頂いても結構です
6学術関係のものは臨床医家向きにお書き下さい
7原稿の締切は毎月月末です
8原稿の採否は情報広報部できめさせていただきます
9別刷希望の方はあらかじめお申し出下さい(30部以上の場合は実費をいただ
きます)
10その他については事務局(023-631-4350)にご照会下さい
解
廻
塊
快
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回回
壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊
壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊壊
斬2月 1日 山形県医師会役員等の選挙公示に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 2日 第29回山形県医師会学校医大会
を県医師会館で開催
斬 3日 福島県医師会創立60周年会館落
成記念祝賀会が福島市ホテル辰巳屋で開催
され有海会長出席
斬 4日 会報編集会議を県医師会館ほかで
開催
斬 山形県小児救急電話相談事業事例
検証会を県医師会館で開催
斬 5日 平成19年度山形県救急業務高度
化推進協議会が県総合研修センターで開催され
中條常任理事出席
斬 6日 県保健薬務課と肝炎対策打合せ会
を県医師会館で開催
斬 平吹設計事務所と新会館改修工事
打合せ会を県医師会館で開催
斬 7日 山形県医師国保組合理事会がホテルメ
トロホリタン山形で開催され有海会長藤山理事
出席
斬 日医健康スポーツ医学委員会が日
本医師会館で開催され中條常任理事出席
斬 8日 山形県ナースセンター事業運営委
員会が山形県看護協会館で開催され松下副
会長出席
斬 代議員会議案書を各郡市地区医師
会長並びに各代議員宛送付
斬 9日 日医生涯教育協力講座セミナーが山形
国際ホテルで開催され有海会長武田常任
理事出席
斬 12日 山形県献血推進協議会が県庁で開
催され有海会長出席
斬 13日 第11回常任理事会を県医師会館
ほかで開催
斬 平成19年度都道府県医師会廃棄
物担当理事連絡協議会が日本医師会館で開催
され原田理事出席
斬 第3回四師会禁煙推進委員会を県
医師会館で開催
斬 15日 労働安全衛生規則の一部を改正す
る省令の施行及び平成10年労働省告示第88
号(労働安全衛生規則第44条第3項の規定に
基づき労働大臣が定める基準を定める件)の
一部を改正する件の適用について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 「健康診断結果に基づき事業者が
講ずべき措置に関する指針の一部を改正する
指針」の周知等について各郡市地区医師会
長宛通知
斬 山形県緊急肝炎ウイルス検査事業
の実施について各郡市地区医師会長宛通知
斬 支払基金への「電子情報処理組織
の使用に関する届出(特定健診特定保健指
導機関用)」について各郡市地区医師会長宛
通知
斬 社会保険診療報酬支払基金「都道
府県郡市区医師会が特定健康診査特定保
健指導機関の請求の事務代行等を行う場合の
取扱いについて」及び保険者協議会中央連絡
会「集合契約における委任状の提出や契約事
務経費の精算」等について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 「特定健康診査及び特定保健指導
の実施に関する基準の施行について」及び
「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関
する基準に基づく関連告示の公布について」
各郡市地区医師会長宛通知
斬 山形県保健看護功労者知事感謝状
贈呈者の推薦依頼について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 第60回「保健文化賞」推薦候補者
の依頼について各郡市地区医師会長宛通知
斬 インフルエンザワクチンの安定供
60 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
61山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
給について各郡市地区医師会長宛通知
斬 定期の予防接種実施要領の改正点
について各郡市地区医師会長宛通知
斬 医療法人の定款等の変更について
各郡市地区医師会長宛通知
斬 1617日 平成19年度日本医師会医療情報
システム協議会が日本医師会館で開催され
有海会長須藤副会長佐藤三原武田常
任理事出席
斬 18日 山形県医療審議会があこや会館で
開催され有海会長須藤松下栗谷副会
長出席
斬 特定健診特定保健指導の集合契
約の成立に向けた概要説明会が村山総合支庁
西庁舎で開催され鈴木常任理事出席
斬 県保健薬務課と予防接種の広域化
に関する打合せを県医師会館で開催
斬 20日 勤務医委員会勤務医との懇談会
を県医師会館で開催
斬 自賠責研修会がホテルメトロホリタン山形
で開催され有海会長須藤副会長出席
斬 21日 第2回山形県がん対策推進計画策
定委員会が県庁で開催され有海会長鈴木
常任理事出席
斬 山形県医療機関厚生年金基金理事
会代議員会がホテルメトロホリタン山形で開催され
松下副会長中里監事出席
斬 「後期高齢者医療制度」のポスター
を各郡市地区医師会長宛送付
斬 23日 第11回全理事会郡市地区医師会
長会議合同懇親会を山形クラントホテルで開催
斬 平成19年度学校医講習会が日本
医師会館で開催され佐藤常任理事大泉監
事出席
斬 24日 第117回定例代議員会第95回定
例総会を県医師会館で開催
斬 25日 審査員の選任に係る検討委員会を
県医師会館で開催
斬 26日 第679回幹事会が支払基金で開催
され有海会長出席
斬 日本医師会認定産業医制度の平成
20年度認定及び更新申請について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 産業医活動の活性化に係る産業医
への要請について各郡市地区医師会長宛通知
斬 子ども予防接種週間中の接種人数
の把握等について各郡市地区医師会長宛通知
斬 血液凝固因子製剤を投与された
方々に対するお知らせ等について各郡市地
区医師会長宛通知
斬 医師等資格確認検索システムの改
修について各郡市地区医師会長宛通知
斬 新生児集中治療管理室等に長期入
院している児童に対する適切な療養療育環
境の確保等の取組について各郡市地区医師
会長宛通知
斬 裁判員制度説明会の開催等に関す
る協力方について各郡市地区医師会長宛通知
斬 本会第117回定例代議員会並びに
第95回定例総会の議決事項について各郡市
地区医師会長宛通知
斬 山形県医師会役員等の改選につい
て各郡市地区医師会長宛送付
斬 平成20年度山形県医師会会費に
ついて各郡市地区医師会長宛通知
斬 平成20年度山形県医師会会費減免
申請承認について各郡市地区医師会長宛通知
斬 「主治医意見書」等作成支援ソフト
ウェア『医見書』の機能追加について各郡
市地区医師会長宛通知
斬 厚生労働省「糖尿病等の生活習慣
病対策の推進に関する検討会」報告書を各郡
市地区医師会長宛送付
斬 27日 循環器検診研修会を酒田地区医師
会館で開催
斬 28日 医事紛争処理委員会医療安全対
策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
を県医師会館で開催
斬 29日 都道府県医師会事務局長連絡会が
日本医師会館で開催され伊藤事務局長市
村経理係長出席
斬 女子医学生研修医との懇談会を
県立中央病院で開催
斬 山形県介護学習センター介護機器
普及事業運営協議会運営委員会が介護学習
センターで開催され佐藤常任理事出席
62 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
会 員 異 動
2月29日現在会員数 1692名
A会員 733名 B会員 870名 C会員 0名 準会員 89名
異 動
備 考氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
現住所変更松 本 修B天童市東村山郡19 6 8
氏名変更渡 邊 孝 弘B新庄市最上郡20115
会員区分変更鈴 木 利 明BrarrA山 形 市2 1
新規開業黒 田 衛A山 形 市
住居表示変更伊 藤 嘉 昭A北 村 山 地 区2 6
現住所変更小野田 正 志B山 形 大 学213
退 会
備 考(移転先)氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
埼玉県伊 藤 淳B山 形 市191112
川 越 美 紀準山 形 市201 31
東京都三 角 幸 生B山 形 市2 1
西 山 恭 子B南陽市東置賜郡210
関 口 真 紀B山 形 大 学229
福島県竹 石 恭 知B山 形 大 学
会 員 訃 報
享 年氏 名郡市地区医師会死亡年月日
82歳渡 辺 亮山 形 市平成20年2月16日
入 会
旧勤務地氏 名会員区分郡市地区医師会月 日
山形市櫻 井 克 彦B山 形 市2 1
東置賜郡川西町寺 島 和 人A寒河江市西村山郡
東田川郡三川町黒 木 亮A酒 田 地 区
山形市渡 邉 哲B山 形 大 学215
63山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師国保だより
お知らせ
平成20年度 医師国保組合保険料1国保事業分保険料
組合員の資格を継続した後期高齢者医療制度該当組合員の保健事業にかかる保険料を新設
陰第1種組合員(医師)
所得割額 月額{(市町村民税課税標準額)times131000}times112 第1種組合員割額 月額 7100円 世帯員均等割額 月額 3800円 隠第2種組合員(従業員)
第2種組合員割額 月額 4000円 世帯員均等割額 月額 3800円 韻第3種組合員(後期高齢者医療制度該当医師資格継続組合員)
第3種組合員割額 月額 1000円(新規) 世帯員均等割額 月額 3800円
2介護納付金分保険料
国から指示された介護納付金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算出
介護保険第2号被保険者 月額 3000円(昨年度と同額)
3後期高齢者支援金分保険料
今年度から開始される後期高齢者医療制度に対する支援のための保険料で介護保険分と同様国か
ら指示された後期高齢者支援金の算定にかかる諸係数を基に保険料を算定
75歳未満の被保険者 月額 2500円(新規)
山形県医師国民健康保険組合公告第487号(組合会議員選挙)
本組合の組合会議員の任期は平成20年4月20日をもって満了となるため法令組合規約及び議員選挙規程の定めるところにより次のとおり組合会議員の選挙を行います
平成20年3月3日山形県医師国民健康保険組合
理事長 荒 井 冨記
1組合会議員の定数 議員選挙規程第2条の各選挙区における議員の定数は別表に掲げる組合会議員定数算出表による2選挙の期日 平成20年4月20日まで3選挙の方法 選挙規程第1条ただし書きの方法による選挙区毎の選挙 選挙規程第1条ただし書き「ただし各選挙区の選挙人の3分の2以上の同意があったときは投票を省略し申合わせによって他の方法で選出することができる」
4新組合会議員の任期 平成20年4月21日より平成22年4月20日
64 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
組合会議員定数算出表
(議員定数30人)備 考議員定数組合員数選挙区名
人人
9266山 形 市
252天童市東村山
262寒河江市西村山
121上 山 市
252北 村 山 地 区
134新庄市最上
495酒 田 地 区
4104鶴 岡 地 区
242南陽市東置賜
131長井市西置賜
254米 沢 市
30813合 計
(注)1議員の定数は国民健康保険法第26条及び組合規約第27条の規定によ り30人である 2議員定数の算出については平成20年1月1日現在の医師である組合 員について議員選挙規程第2条の定めるところにより比例配分
平成19年11月分の保険給付費の状況
本組合被保険者にかかる11月分の療養諸費及びその他の諸給付並びに老人保健該当者の医療諸費については次のとおりです
療養諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金組合負担額費 用 額日数件数区 分
薬剤一部負担金
円円円円円円円
入 院第1種組合員医
科
85007978000-1609014397558655846001067
4876165981828095432922472733203430255193入院外
3763334766341312-16312535392295736486031222入 院第 2 種組 合 員及 び世 帯 員 3322913119978301670654463106365015001055712入院外
8667242555429230586525016246217226543901728934計
113994730021823953011174835012879第1種組合員歯
科1124901526530062575615473442199630445244第 2 種 組 合 員
及 び 世 帯 員
1128912726530084399520774552947980573323計
1625105131267820111994230006064247330502404調 剤
2652470447840-225420418440691700(1051)(28)入院時食事療養費
5123500-370586451235011訪 問 看 護
4750753875-3266985258121802-24療 養 費
000-000-0移 送 費
1173518194747950080909812183662130675552-1686療 養 諸 費 合 計
91741173665347982065037511171260377241645870-13915本 年 度 累 計
11621084873-118911631161-1071前 年 度 同 期 比
1療養諸費
11月分の療養諸費の状況は組合負担額で入院9368千円入院外6878千円歯科2077千円診療費合計で18324千円となりました組合負担額の前年度同期比では入院4081増入院外108増歯科397減診療費計で1499増となっています また調剤は2383増と引き続き高くなっています
65山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
その他組合の諸給付備 考金 額件 数種 別
円
154976219高 額 療 養 費
第2種組合員1人3500001出産育児一時金
第1種組合員2人家族1人3000003葬 祭 費
第1種組合員3人3550004傷 病 手 当 金
255476227合 計
2その他組合の諸給付
11月分のその他の諸給付は高額療養費19件1549762円出産育児一時金1件350000円葬祭費3件300000円傷病手当金4件355000円を給付しました
老人保健該当者の医療諸費
1人当り費 用 額
1件当り費 用 額
他 法負 担 額
一 部 負 担 金老 人 保 健負 担 額
費 用 額日数件数区 分薬剤一部負担金
円円円円円円円
182843742880-12377725125128636290025317入 院
158041646762300115925343343475499830596334入 院 外
1939114370017571749905367477013559歯 科
3602730579623002572742995852812537500984410計
7230153420061337919027712516150214164薬 剤 の 支 給
1324270950-177060283556460616(681)(17)入院時食事療養費
000-00000入 所施設療養費
000-00000通 所
000-00000計
86815095012000078570211330301900352訪 問 看 護
2571788200187247068489408-5医 療 費
0000000-0移 送 費
457062737618230034604751242686915905574-581医 療 諸 費 計
45643233666154647036053578122630157158838382-4718本 年 度 累 計
3組合の老人保健該当者の医療諸費
11月分の老人保健該当者の医療諸費費用額は入院6363千円で老健該当者1人当たり前年同期比031増入院外5500千円で219増歯科675千円で686減診療費計12538千円で064増となりました11月分までの医療諸費累計では老人保健1人当たり費用額で330の増となっています
共済会の諸給付金の状況備 考金額件数種 別
円
会員3人3550004傷 病 見 舞 金
00傷 病 給 付 金
会員2人6500002死 亡 弔 慰 金
00出 産 給 付 金
00介 護 手 当 金
00高齢者褒賞給付金
00生存退会給付金
10050006合 計
5共済会の諸給付金の状況
11月分の共済会の諸給付は傷病見舞金4件355000円死亡弔慰金2件650000円を給付しました
4保険給付費支払額の状況
11月分の保険給付費は24391千円で前年に比べ5766千円の増加となっています
212532125321253208632086320863
258012580125801
274622746227462262422624226242
243912439124391239812398123981231942319423194
211192111921119
平成18年度平成19年度18年度実績月平均19年度当初予算月平均
234762347623476
平成19年度 保険給付費支払額の状況
66 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
医師会協同組合だより
お知らせ
山形県医師会協同組合役員選挙の公告
本組合定款第25条の規程に基づき平成20年5月30日を以って任期満了となる役員の選挙を下記の
通り来たる第34期組合通常総代会にて実施致します
つきまして立候補なさる組合員もしくは候補者を推薦なさる組合員は立候補届出書または推
薦届出書(被推薦者の承諾書を添付)を選挙期日10日前までに本組合事務局理事長宛届け出されるよ
う公示いたします
記
1選挙期日 平成20年5月24日(土)午後3時
1選挙場所 山形市香澄町三丁目4番5号
山形国際ホテル
1今回選挙する役員の定数
理事 12名
(理事長専務理事常務理事の役付理事は選出後の理事会にて互選する)
監事 3名
67山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
今回は理事会と代議員会を合同会議とし理
事会には代議員の方々にもオブザーバーとし
てご出席いただきました
日 時 平成20年2月21日 1630~1800
場 所 ホテルメトロポリタン山形 のぼり路の間
出 席 者 理 事 長 竹内 輝博
選定理事 佐藤 明中里 純
互選理事 仁科 盛之門馬 孝
伊藤 正明
選定代議員 梅津重三郎鈴木 伸男
互選代議員 舟山 尚松尾 正城
佐藤 忠宏矢尾板信孝
選定監事 松下斑三郎
互選監事 小原 正久
常務理事 磯部 勝
決定事項
議案第1号 第38回代議員会の開催について
議案第2号 第38回代議員会の議案について
以上了承と決定
報告事項
代議員会にて一括して報告
議決事項
議案第1号 平成20年度事業計画及び予算案に
ついて
議案第2号 基金規約の一部変更について
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
議案第3号 諸規程の一部変更について
財務及び会計規程の一部変更
議案第4号 代議員及び役員の任期満了に伴う
選挙について
以上了承と決定
報告事項
議案第1号 事業概況及び財政診断(四半期)結
果について
議案第2号 理事長専決処分について
敢 事業所関係の規約の一部変更について
柑 財務及び会計規程の一部変更について
桓 文書取扱規程の一部変更について
その他 厚生労働省通達「厚生年金基金における
加入員原簿の適正な管理等について」に伴
う基金の今後の取り組みについて
以上報告
総幹事報告(みずほ信託銀行)
今後の市場環境の見通しについて
みずほ信託銀行 常務執行役員運用本部長
大場昭義氏から報告された
説明内容
離婚時の第3号被保険者期間に係る厚生年金
の分割による規約変更について
平成16年厚生年金法改正により平成20年4月
施行と規定された「第3号分割」が実施されるの
に伴い基金の年金給付のうち代行相当部分につ
いて厚生年金本体と同じ減額改定をすることと
なります
分割により増額となる者に対しては代行部分
に係る増額分も国から支給されます基金では代
行部分を増額するための原資を社会保険庁へ移
換します
厚生労働省通達「厚生年金基金における加入
員原簿の適正な管理等について」に伴う基金の
今後の取り組みについて
平成20年度中を目途に各厚生年金基金事務局
において国の厚生年金被保険者記録と基金加入
員の記録の突き合わせを実施すること
また今後各基金からの加入員に対して定期
的に加入履歴将来の給付に関する情報等を通
知するよう努めること等と規定されました各基
金ではこれに基づき取り組むこととなります
厚生年金基金だより( No163)
第51回理事会報告
第38回代議員会報告
後半やっと冬らしくなった今年の冬もそろそろ
終わりを告げようとしており初春の強くなった
陽射しに周囲の雪も身の丈を低くしています
予想に反して好天に恵まれた3月5日 山形県
立保健医療大学を会場に第34回山形県公衆衛生
学会が県医師会担当で開催されました参加者は
市町村関係者14名学校関係者40名医療機関関
係者30名県機関関係者51名その他が35名合
計170名 でした一般口演演題も母子保健災害
看護学校保健精神保健福祉老人保健国際
保健健康づくり地域保健訪問看護感染症
予防公衆栄養歯科保健などと極めて多岐にわ
たる分野のものが54題 採用され大学内三箇所の
会場にて発表していただきました県内の公衆衛
生関連の調査研究事例が報告されそれぞれの
会場で活発に議論されたようです
特別講演として防衛医科大学校防衛医学講座
教授の山田憲彦先生をお招きし「災害時緊急医療
の高度化についてminusフレキシブルで迅速な対応の
キイminus」という演題でご講演いただきました災
害時の「情報の共有化」では単なるinformation
の共有ではなくintelligenceの共有が特にIT化が
進んでいる 現在では重要になってきている災害
対策では「想定原理主義」に陥ってはダメ広域
医療搬送やDMAT(災害派遣医療チーム)の素早
い出動の要はその地域の日常の救急医療が余裕
をもってなされているかどうかであるなどなど
示唆に富む内容でしたこのような学会が開催さ
れていることをご存知ない 先生方も居られるか
もしれませんのでこの場で報告させていただきま
した
(中條 明夫)
68 山形県医師会会報 平成20年3月 第679号
平成20年3月5日 印刷
平成20年3月10日 発行
山 形 県 医 師 会 会 報 第679号
¥ 525
本会会誌の誌代525円は山形県医師
会会費賦課微収規程第2条別表に定め
る会費の中に含まれる
発 行 者 有 海 躬 行 編 集 委 員 栗 谷 義 樹 佐 藤 泰 司 三 原 一 郎 中 條 明 夫
発 行 所 社団法人山形県医師会990-2432 山形市荒楯町一丁目8番9号 TEL 023-631-4350 FAX 023-631-4352
印 刷 所 誠 文 堂 印 刷 山形市本町一丁目7番50号
編 集 後 記
- 第679号
-
- 生涯学習のお知らせ
- がんネットTVカンファレンス
- 目次
- お知らせ
-
- 日本医師会認定産業医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 日本医師会認定健康スポーツ医制度の平成20年度認定及び更新申請日について
- 児童生徒の心電図判定基準の改定について
- YBCラジオ番組「朝だ元気だ6時半」放送中
- 山形県健康診査の判定基準について
- 山形県赤十字血液センターからのお知らせ
- 山形県医師会会員専用ホームページのアカウント及びメールによる周知文書の自動配信メーリングリストについて
-
- 勤務医のページ
-
- 創立60周年と病院統合
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- 郡市地区医師会コーナー
-
- 新米開業医の独り言
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- 寄稿
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- 専門店デース
- 山形県の偉人11
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- 学術
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- 慢性閉塞性肺疾患診療のニューストラテジー
-
- 筆硯
-
- 病院機能評価受審で見えたこと
-
- 県医師会だより
-
- 山形県医師会第117回定例代議員会並びに同第95回定例総会について
- 郡市地区医師会長会議
- 第11回常任理事会
- 第11回全理事会
- 第29回山形県医師会学校医大会
- 勤務医委員会勤務医との懇談会
- 医事紛争処理委員会医療安全対策委員会自浄作用活性化委員会合同委員会
- 県医日誌
- 会員異動
-
- 医師国保だより
- 医師会協同組合だより
- 厚生年金基金だより
- 編集後記
-