秋田県秋田屋 株 『コメ(玄米)をシンガポール、 …...•...
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【取り組む際に生じた課題】• 輸出規則・規制に関する情報の不足。• 輸出に関するノウハウの習得。• 輸出米ルートの確立。
【対応の結果】• 計画的な輸出の実現。• 流通コストの削減と常時新鮮な白米を供給することにより販売量の拡大。
平成26年に樽見内営農組合(横手市)とコメ卸売業(有)フジタプランニング(兵庫県)が共同出資し、玄米を輸出する会社として設立。
日本産の高品質な白米を販売するためシンガポールで現地精米を実施し、競合他社との差別化を図る。
輸出量(t) 出荷時期
平成27年度 70通年
(年6回出荷)平成26年度 46
平成25年度 27
コメ(玄米)
【主な品目】
シンガポール、英国
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 東南アジアを中心に日本産米の輸出拡大により、将来的には200トンを目指す。
【生じた課題への対応】• 国内の輸出業者との連携。
• 輸出相手国バイヤーとの信頼関係の構築(産地PRに水田圃場、作業場視察等)。
【連絡先】 担当者名:渡部一男、TEL:0182-38-8172
【活用した施策・支援】 農林水産業成長化産業ファンド「東北6次産業化サポート投資事業」シンガポールフード&ホテルアジア2016へ参加
(平成20年度より輸出開始(樽見内営農組合))
秋田県 秋田屋(株)『コメ(玄米)をシンガポール、英国へ』
米
現地精米施設(シンガポール)
現地精米したコメ
【取り組む際に生じた課題】• 輸出に関する情報の不足(現地輸入規制等)。• 契約書類、貿易実務への対応。• 代金回収リスクへの対応。
【ウェブサイト】 http://ja-obako.or.jp/
【対応の結果】• 代金回収リスクが低くなり、継続取引。• 社内での貿易実務習得が進み、生産者も含めモチベーション向上。
ロシアバイヤーとの契約締結を機に、直接輸出に取り組む。
バイヤーを招聘し、産地視察を実施したほか、生産者を現地に派遣し、現地の食材を利用した調理実演・試食等のPR活動を実施し、継続取引につなげる。
輸出額(万円) 輸出量(t) 出荷時期
平成27年度 365.6 12.7 27年5月~28年3月
コメ(あきたこまち)
【主な品目】
ロシア(ウラジオストク)
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 現地市場価格を考慮した価格の提案、コスト削減。• 日本産米の知名度向上、ブランドの定着。• (極東地域からロシア全土への)販売地域の拡大。
【生じた課題への対応】• ジェトロならびにインポーターからの情報提供。• 輸出有望案件発掘支援事業専門家からの指導。• (独)日本貿易保険の活用。
【連絡先】 担当者名:高橋 直哉、菊地 光 TEL:0187-86-0884
【活用した支援・施策】 ジェトロ各種施策(輸出有望案件発掘支援事業、海外バイヤーとの商談会参加、商談スキルセミナー、貿易実務講座)、平成28年度秋田県海外展開支援事業費補助金(多分野企業連携枠)
(平成27年度より直接輸出開始)
秋田県 JA秋田おばこ『コメ(あきたこまち)をロシアへ』
米
ウラジオストクで調理実演・試食イベント
ウラジオストク小売店でのあきたこまち陳列風景
【取り組む際に生じた課題】• 天候や生育状況による数量不足。
【ウェブサイト】 http://www.ak.zennoh.or.jp/
【対応の結果】• 規格・等級変更による価格差発生。• オリジナル品種のブランド評価向上。
香港での試食販売
りんごオリジナル品種「秋田紅あかり」
JA全農あきたでは、香港に本県のオリジナル品種である「秋田紅あかり」や特産の「北限の桃」を輸出。
「秋田紅あかり」は、鮮やかな紅色で酸味が少なく極甘であることや、 「北限の桃」も大玉で味が良いことから、香港での評価は高く、年々輸出量が拡大。
輸出額(万円) 輸出量(t) 出荷時期
平成27年度 382 6.5
9~12月平成26年度 274 4.9
平成25年度 210 2.7
りんご、もも
【主な品目】
香港
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 現地での評価が年々高まっており、今後も輸出量の増加が見込まれることから、
販促活動を展開し、認知度の向上を図る。
【生じた課題への対応】• 県内産地との連携による数量確保。
【連絡先】 担当者名:園芸畜産部 園芸課 南本竜一、TEL:018-864-2491
(平成24年度より輸出開始)
秋田県 JA全農あきた『りんご、ももを香港へ』
青果物
【取り組む際に生じた課題】• 輸出に関する情報の不足。輸出に必要なタイ国の認証。• 輸送方法や代金決済方法の確立。
【ウェブサイト】 http://www.akitasmile.com/ http://common3.pref.akita.lg.jp/akitagyuu/
【対応の結果】• 通年供給可能な体制が確立された。• ブランドとしての価値向上や国内での評価向上に寄与。• 平成28年6月、タイで知事のトップセールスを実施し大きな反響を得た。
見 本
輸出体制構築に向けた関係者の基本契約締結
現地でのトップセールス
牛肉(秋田県産黒毛和牛「秋田牛」)
【主な品目】
タイ
【主な輸出先国・地域】
平成28年1月、「秋田牛」を販売する当社、輸出事務や輸送・代金決済を担うヤマトグループ、タイの食品輸入会社ノーブル・モノ(Noble Mono)社の三者が基本契約締結。
「秋田牛」のタイへの輸出体制を確立し、県が地元銀行と連携したトップセールスによる販売促進。
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 知事をはじめとしたトップセールスや、現地での秋田牛フェア実施店の拡大に
よる知名度向上。• 販路拡大に向けた輸入事業者との連携強化。• 現地食肉事業者への牛肉カット技術の指導による、新たな調理方法の提案。
【生じた課題への対応】• タイに駐在事務所を置く北都銀行の仲介により、現地で食品輸入会社の設立を
検討。• 平成27年6月に食肉処理施設認定を取得し、タイへの通年輸出体制を確立。
【連絡先】 担当者名:近江谷、TEL:018-882-3462
【活用した施策・支援】 平成28年度 You Love秋田産推進事業
(平成27年度より輸出開始)
秋田県 (株)秋田県食肉流通公社『秋田牛をタイ王国へ』
畜産物
試食イベント
輸出額(万円) 輸出量(t) 出荷時期
平成28年度(~8月) 300 0.5通年
平成27年度 100 0.2
【取り組む際に生じた課題】• 輸出に関するノウハウの習得。• 現地の輸出規制への対応。• 現地ニーズ等の把握。
【ウェブサイト】 http://www.assp.co.jp/
【対応の結果】• 輸出品の認知度の向上。• 台湾現地での人的ネットワークの拡充及び情報収集力・発信力の向上。
現地展示会での試食販売の様子
現地バイヤーを対象とした商談会を台北市で開催
◆ 平成24年に、6次産業化で攻める農業への転換を目指す企業として設立され、アグリビジネス参入サービス、マーケティングサービス、情報戦略サービス等を軸に事業展開している。
◆ 平成26年に、台湾駐在員事務所を設立し、県産農産物を原料とした菓子の輸出に取り組んでいるほか、県等の委託を受け、台湾現地での商談会や県産食品のプロモーションの企画運営を行うなど、県の輸出振興の一端を担っている。
菓子等
【主な品目】
台湾
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【今後の課題・展望】• 現地ニーズに合致した商品の開発・改良の促進。• 販売チャネルの拡大を図り、一層の輸出拡大。
【生じた課題への対応】• 現地に駐在員事務所を設立。• 現地事務所を拠点に、マーケット調査を行いながら販路を開拓。• 台北市において、商談会の開催や県産食品のプロモーション等を積極的に展開。
【連絡先】 担当者名:アグリ業務開発・海外戦略室 佐藤幸樹 TEL:018-836-4931
秋田県 (株)あきた食彩プロデュース『県産農水加工品を台湾へ』
加工食品
【輸出実績】 (平成26年より輸出開始)
【取り組む際に生じた課題】• 輸出に関するノウハウの習得。• 現地ニーズ等の把握。• 現地外食サービス事業の運営・管理ノウハウの習得。
【ウェブサイト】 http://www.sato-yoske.co.jp/
【対応の結果】• 自社ブランドや稲庭うどんの認知度およびブランド価値の向上。• 海外での開発メニューを国内店舗にも採用する等のシナジー効果を獲得。
香港店舗「うどん・鍋 稲庭」
台湾店舗「稲庭養助」
伝統的製法を守る佐藤養助の稲庭うどんを、市販用、業務用向けに現地販売することにより、海外における認知度の向上、売り上げの拡大を図る。
調理法・味・サービスを含めた「佐藤養助の伝統の味」をそのまま海外でも提供するために、外食サービス事業を店舗展開。
稲庭うどん
【主な品目】
香港、台湾、韓国、シンガポール
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 輸出対象国の拡大と多店舗化。• 現地ニーズに合致したメニュー開発の促進。
【生じた課題への対応】• 現地商談会への参加や百貨店での催事等のプロモーションを積極的に展開。• 現地パートナーと連携し、外食サービス事業を店舗展開。• 現地従業員を早期に日本で研修させたり、日本人従業員を現地に派遣するなど、
社の運営方針の徹底。
【連絡先】 担当者名:営業部 麻生雅樹 総務部 今野弘志、TEL:0183-43-2226
【活用した施策・支援】 平成24~25年度サービス産業個別企業支援事業(ジェトロ)を活用
(平成21年度より輸出開始)
秋田県 (有)佐藤養助商店『稲庭うどんを東アジアへ』
加工食品
輸出量(食分) 出荷時期
平成27年度 206,000
通年平成26年度 175,000
平成25年度 200,000
【取り組む際に生じた課題】• ブランドイメージを大切にできる新規ルートの開拓。• 酒類の取引に必要な複雑な制度や税制に関する商習慣の違い。• 米国での日本酒に対する理解不足。
【対応の結果】• 国内外での知名度アップ、「美酒王国秋田」のブランド化。• 国内の問屋に左右されない新市場の開拓。• 和食だけでなくフランス料理店等、現地の様々な食文化に日本酒が浸透。• 平成27年度は、取引商社の合併の影響により注文数が減少。
秋田酒輸出促進協議会米国向けパンフレット
ニューヨークの展示会に出展
秋田酒輸出促進協議会(ASPEC)加盟5蔵では、平成20年8月から、米国の高級レストランや酒販店向けに、「美酒王国秋田」をアピールし、日本酒を輸出。
日本酒の「秋田」ブランドを確立させるため、独自の販売ルートを開拓。
輸出額(万円) 輸出量(KL) 出荷時期
平成27年度 約2,504 約19 9月、12月、3月
平成26年度 約4,285 約32 5月、8月、1月、2月、3月
平成25年度 約5,200 約38 5月、8月、9月、12月、2月
日本酒
【主な品目】
米国
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 海外における日本食文化の発展と、「美酒王国秋田」の更なるブランド力強化。
• 日系市場だけでなく、現地のインポーターを使う事により、現地の市場に入り込むべく努力。
【生じた課題への対応】• 日本酒の輸出は日本の食材を扱う商社や卸会社を通じた輸出が大半を占める
中、現地の酒類専門業者に着目し、独自に販売ルートを開拓。• 料理学校でのセミナー等で日本酒と日本文化の普及に努めている。
【連絡先】 担当者名:(株)秋田県酒類卸(担当:藤井) TEL:018-862-3876
【活用した施策・支援】 フェニックスプラン21事業平成22年度輸出総合支援事業(輸出に取り組む事業者向け支援)
(平成20年度より輸出開始)
秋田県 秋田酒輸出促進協議会(ASPEC)『日本酒を米国へ』
アルコール飲料
【取り組む際に生じた課題】• 輸出に関する情報の不足。• 現地消費者の購買力を高めるため、値頃感が実感できる商品の選定やPR方法。• 商品の販路開拓。
【ウェブサイト】 http://www.a-trade.or.jp
【対応の結果】• 会員企業が継続して商談会、フェアに参加し、輸出ノウハウを蓄積している。• 飲食店を中心にめん類、お菓子類が定番商品として常時販売されるようになった。• 新規に輸出に取り組む事業者も増え、更なる裾野の拡大が期待される。
シンガポール百貨店のフェアに参加して会員企業と販売促進活動を実施。 稲庭うどん、かりんとう饅頭など新規取引先との事業展開を開始。
現地輸入・卸業者とのマッチングで県産品の商品PR。
輸出額(万円) 輸出量(t) 出荷時期
平成27年度 651 3,1242015年4月~2016年2月
平成26年度 362 1,753
平成25年度 433 2,076
清涼飲料水、めん類、お菓子類
【主な品目】
シンガポール
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 県産品の輸出拡大や販路開拓のためにフェアへの出展だけでなく、飲食店や輸
入卸業者への商品提案を行い通年供給体制を構築し輸出拡大を目指す。• 現地ニーズに合致した商品開発を進める。
【生じた課題への対応】• 百貨店、輸入業者と現地加工食品の流通状況や販売状況の情報交換。• POP等で商品の特徴を紹介し、百貨店等へ定番化に向けた販売価格の設定。• フェア出展商品及び新規商品の販路開拓のため現地輸入業者とのマッチング。
【連絡先】 担当者名:大野博之、TEL:018-896-7366
(平成21年度より輸出開始)
【活用した施策・支援】 秋田県産品輸出促進事業
伊勢丹シンガポール東北フェア販売促進活動
秋田県 (一社)秋田県貿易促進協会『加工食品をシンガポールへ』
その他
【取り組む際に生じた課題】• 輸出に関するノウハウの習得。• 現地の輸出規制への対応。• 現地ニーズ等の把握。
【ウェブサイト】 http://crosslink-akita.jp/index.html
【対応の結果】• 輸出品の認知度の向上や知名度やブランドとしての価値向上。• 飲食店等の業務用を中心に販路を拡大。
現地百貨店での試食販売の様子
試飲試食会の様子
◆ 平成18年に、農水産物及びその加工食品の輸出入並びに輸出入コンサルティングを業として会社を設立。
◆ 平成21年に、中国遼寧省大連市に独資で大連羽后貿易有限公司を設立し、日本酒、稲庭うどん、りんごジュース等の県産食品を中国へ輸出。
日本酒、稲庭うどん、りんごジュース等
【主な品目】
中国
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 更なる主要都市へ進出を図り、一層の輸出拡大。• 現地ニーズに合致した商品の開発・改良の促進。
【生じた課題への対応】• 現地有力者と連携し、現地法人を設立。• 現地事務所を拠点に、マーケット調査を行いながら販路を開拓。• 主要都市において商談会や百貨店での催事等のプロモーションを積極的に展開。
【連絡先】 担当者名:常務取締役 桜田公和、TEL:018-864-5518
【活用した施策・支援】 平成26年度農山漁村6次産業化対策事業補助金のうち輸出に取り組む事業者向け対策事業、秋田県貿易促進協会主催中国東北部県産品商談会への参加(平成26年)
(平成21年度より輸出開始)
輸出額(万円) 輸出量(kg) 出荷時期
平成27年度 480 6,694
4~12月平成26年度 430 6,334
平成25年度 450 6,935
秋田県 (有)クロスリンク『県産食品を中国へ』
その他
【取り組む際に生じた課題】• 青森産りんごと比べて知名度の低さ。• 現地で要望される品質レベルの向上。• 台湾における他産地りんごとの競合による輸出量の伸び悩み。
【対応の結果】• スマートフレッシュ処理により現地での品質評価が向上した。また、スマートフ
レッシュ処理により中生種から晩生種まで切れ間のない販売を実施。• 朝日町の知名度向上、ブランドマークである『天狗マーク』の知名度の向上。• 輸出国の開拓、輸出量の増加。
現地スーパーでのトップセールスの様子
現地でのフェアブース
スマートフレッシュ処理の実施。 現地バイヤーとの意見交換や現地視察を実施。 各国において、りんごキャンペーンやトップセールスの実施。 りんご生産者、JA担当者を現地に派遣し試食販売等のPRを実施。
輸出額(万円) 輸出量(t) 出荷時期
平成27年度 2,200 71.8
10~12月平成26年度 1,240 38.5
平成25年度 662 23.7
山形県 朝日町果樹組合連絡会議『りんごを台湾等へ』
りんご
【主な品目】
台湾、マレーシア、タイ、フィリピン等
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 更なる品質の向上、新たな輸出国の確保を行い、平成30年までに輸出量100
トンを目指す。• 輸出事業による更なる農家の所得向上。• 輸出規格に合ったりんごの確保が課題。
【生じた課題への対応】• スマートフレッシュ処理を行うことでの品質維持を実施。• りんご生産者やJA職員等による現地でのプロモーション活動の実施。• 山形県国際経済振興機構等の協力による新たな輸出国の開拓。
【連絡先】 担当部署:朝日町農村振興課 TEL:0237-67-2114
【活用した施策・支援】 平成27年度やまがた農商工連携ファンド事業
青果物
(平成16年より開始)
【取り組む際に生じた課題】• 台湾向け生果実選果こん包施設の登録。• アメリカンチェリーとの価格競争。• ラ・フランスの食べ頃の周知。
【対応の結果】• 円滑に施設登録が完了。• 等級別に価格を提示したが、価格差は依然大きい。• 情報を提供したものの、食べ頃の判定に時間を要する。
国内の取引業者から台湾の業者を紹介され、輸出を開始。 本格輸出に向け、テスト輸出を実施し、現地消費者の嗜好性について調査。 ラ・フランス、さくらんぼについて需要があることを確認。
輸出量(t) 出荷時期
平成27年度 5.0 10月~11月
ラ・フランス、さくらんぼ
【主な品目】
台湾
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 価格差を埋める「品質・食味」の優位性をアピール。
【生じた課題への対応】• 県担当課によるこん包施設登録に向けた指導。• バイヤーに対して等級別による価格の提案。• バイヤーへの食べ頃に関する情報提供。
【連絡先】 担当者名:佐原広高、TEL:0238-84-6111
(平成27年度より輸出開始)
山形県 長井中央青果(株)『ラ・フランス、さくらんぼを台湾へ』
青果物
専用資材に梱包された「佐藤錦」
台湾のスーパーでの販売状況
【取り組む際に生じた課題】• 農産物の鮮度保持のため輸送方法の検討。
• 現地のニーズにあった品揃えと安定供給。
• 海外輸送にかかるコスト低減。
【ウェブサイト】 http://www.zennoh-yamagata.or.jp/
【対応の結果】• ニーズにあった品質の良い品目の継続的提案・出荷により、富裕層を中心に県
内産農産物の信頼度向上に繋なげる。
• 初年度の輸出額は、目標(1,020万円)を上回る。
百貨店内に設置した県内産農産物販売コーナー
商品が陳列された常設販売棚
これまでの輸出事業は、販売先でのイベントが中心であったが、より一層の事業確立をはかるため、百貨店との販売協定に着目。
百貨店内に常設販売棚を設置し、県内産農産物の継続的・安定的な販売に取り組む。
台湾における県内産農産物の販売拡大と山形ブランドを確立し、これを拠点に他のアジア諸国など、更なる輸出拡大を目指す。
輸出額(万円) 輸出量(t) 出荷時期
平成27年度 1,044 4.7 通年(11品目)
山形県 JA全農山形『さくらんぼ、ぶどう、ラ・フランス等を台湾へ』
さくらんぼ、ぶどう、ラ・フランス、コメ等
【主な品目】
台湾
【主な輸出先国・地域】
【輸出取組の概要】
【輸出実績】
【今後の課題・展望】• 引き続き本取組を継続して、台湾における県内産農産物販売拠点の確立をめざ
すとともに、台湾を拠点にアジアをはじめ、他国への輸出拡大を目指す。• 平成28年度目標値:輸出額1,274万円、輸出量6.5t。
【生じた課題への対応】• 棚保ちの短い品目を中心に、市場を介さず産地から直接台湾へ空輸することに
より、輸送期間を短縮して農産物の鮮度を保持。
• 県内各JAの協力を得ながら供給体制を構築し、現地バイヤーからの情報(ニーズ)にあった品目を確保し安定供給。
【連絡先】 担当部署:農業支援統括部山形ブランド推進課 TEL:023-634-8130
【活用した施策・支援】 平成27年度やまがた農商工連携ファンド事業
青果物
(平成27年度より百貨店との販売協定開始)