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かなぎん 2008 ディスクロージャー 平成20年9月中間期

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  • 神奈川銀行2008年中間期ディスクロージャー誌

    「かなぎん2008ディスクロージャー平成20年9月中間期」平成21年1月発行

    発行編集 神奈川銀行 総合企画部〒231-0033 横浜市中区長者町9-166TEL 045-261-2641

    かなぎん2008ディスクロージャー平成20年9月中間期

    005_0124528082101.indd 1 2009/01/15 23:51:52名称未設定-4 1 2009/01/21 9:50:55

  • 平素より神奈川銀行をお引き立ていただきまして、誠にありがとうございます。この度、当行をより一層ご理解いただき、身近な銀行としてご利用いただけるよう、本誌を発刊いたしました。本誌では当行の経営方針や業務内容などを紹介しておりますので、ご参考にしていただければ幸いに存じます。さて、昨今の金融情勢に目を向けますと、米国サブプライムローン問題に端を発した欧米金融機関の破綻や巨額な損失の発生、大幅な株価下落など、世界的な金融不安は一層深刻なものとなっております。国内においても、景気の低迷が鮮明となり、株価や為替の急激な変動により経営に打撃を受けている企業も少なくありません。このような厳しい状況の下、当行では地域に存在感のある金融機関を目指し、平成19年4月より3か年に亘る第7次中期経営計画「かなぎん“New Wave”プラン」を進めております。この計画に基づき、地域金融機関としての本分である「地元金融取引の推進」に注力した結果、世界的な金融危機にも大きく影響を受けることなく、平成20年9月中間期では安定した収益を確保することができました。店舗の充実にも力を入れており、本年1月13日に横須賀支店がリニューアルオープンいたしました。今後も、同3月に相模台支店のリニューアルオープン、同12月には高座渋谷支店(小田急線高座渋谷駅前)の新規出店を予定しており、お客様との接点をより一層深め、お客様の満足度、利便性の向上に役職員一同全力をあげて取組んでいるところであります。これからも弛むことなく、折り返し地点を迎えた「かなぎん“New Wave”プラン」の達成に向けて努力するとともに、「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」として皆さまのご期待に応えていきたいと考えています。どうか地元とともに歩む神奈川銀行に、今後ともかわらぬご支援、ご愛顧をたまわりますようお願い申しあげます。

    平成21年1月

    取締役会長 取締役頭取

    1

    ごあいさつ

    ◎本書は、銀行法第21条に基づいて作成した資料です。

    40

    開示項目一覧

    ◆概況および組織に関する事項大株主一覧………………………………………………… 11◆主要な業務に関する事項営業の概況………………………………………………… 3主要な経営指標等の推移………………………………… 18○主要な業務の状況を示す指標業務粗利益・業務粗利益率……………………………… 23資金運用収支……………………………………………… 23役務取引等収支…………………………………………… 23特定取引収支……………………………………………… 23その他業務収支…………………………………………… 23資金運用・調達勘定の平均残高等…………………… 23,24受取利息および支払利息の増減………………………… 25総資産経常利益率………………………………………… 23資本経常利益率…………………………………………… 23総資産中間純利益率……………………………………… 23資本中間純利益率………………………………………… 23○預金に関する指標預金科目別平均残高……………………………………… 26定期預金の残存期間別残高……………………………… 26○貸出金等に関する指標貸出金平均残高…………………………………………… 27貸出金の残存期間別残高………………………………… 27担保種類別の貸出金残高………………………………… 27担保種類別の支払承諾見返額…………………………… 27使途別貸出金残高………………………………………… 27業種別貸出金残高等……………………………………… 28中小企業等に対する貸出金残高等……………………… 28特定海外債権残高………………………………………… 28預貸率……………………………………………………… 25○有価証券に関する指標商品有価証券の平均残高………………………………… 29有価証券の残存期間別残高……………………………… 29有価証券の平均残高……………………………………… 29預証率……………………………………………………… 25

    ◆財産の状況に関する事項中間貸借対照表…………………………………………… 19中間損益計算書…………………………………………… 19中間株主資本等変動計算書……………………………… 20リスク管理債権………………………………………… 5,28自己資本の充実の状況等………………………… 4,32~39有価証券の時価等情報…………………………………… 30金銭の信託の時価等情報………………………………… 31デリバティブ取引情報…………………………………… 31貸倒引当金の残高等……………………………………… 28貸出金償却の額…………………………………………… 28金商法監査について……………………………………… 10

    本ページの項目と、該当ページに記載されている項目の

    題名が違う場合もあります。

    ◆主要な業務に関する事項営業の概況…………………………………………… 13(3)主要な経営指標等の推移………………………………… 13

    ◆財産の状況に関する事項中間連結貸借対照表……………………………………… 14中間連結損益計算書……………………………………… 14中間連結株主資本等変動計算書………………………… 15リスク管理債権…………………………………………… 28連結自己資本の充実の状況等…………………… 4,32~39セグメント情報…………………………………………… 17金商法監査について……………………………………… 10

    金融再生法施行規則に基づく開示項目

    破産更生債権及びこれらに準ずる債権……………… 5,28危険債権………………………………………………… 5,28要管理債権……………………………………………… 5,28正常債権………………………………………………… 5,28

    その他開示項目

    ◆概況・組織経営方針…………………………………………………… 6店舗一覧…………………………………………………… 11

    ◆経理・経営内容業務純益…………………………………………………… 18役務取引の状況…………………………………………… 24その他業務利益の内訳…………………………………… 24営業経費の内訳…………………………………………… 25従業員1人当たり預金・貸出金残高…………………… 251店舗当たり預金・貸出金残高………………………… 25中間連結キャッシュ・フロー計算書…………………… 15

    ◆資金調達預金科目別残高…………………………………………… 26預金者別残高……………………………………………… 26資金調達原価……………………………………………… 23

    ◆資金運用貸出金残高………………………………………………… 27消費者ローン・住宅ローン残高………………………… 27保有有価証券中間期末残高……………………………… 29

    ◆その他地域貢献について…………………………………………7,8トピックス………………………………………………… 9中間決算公告……………………………………………… 40

    【単体情報】 【連結情報】

    銀行法施行規則に基づく開示項目

    中間決算公告

    銀行法第20条に基づく中間決算公告につきましては、ホームページ上に掲載しています。アドレス:http://www.kanagawabank.co.jp画面左側「決算公告」をご参照下さい。

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  • 2

    ごあいさつ ……………………………………………………………… 1経営内容………………………………………………………………… 3経営方針………………………………………………………………… 6地域とともに…………………………………………………………… 7トピックス ……………………………………………………………… 9資料編……………………………………………………………………10当行の株式 ………………………………………………………………11店舗のご案内……………………………………………………………11中間決算公告……………………………………………………………40開示項目一覧……………………………………………………………40

    目  次

    プロフィール かなぎんの歩み

    名 称:株式会社 神奈川銀行

    設 立:昭和28年7月30日(営業開始:昭和28年8月14日)

    本 店 所 在 地:横浜市中区長者町9-166

    資 本 金:5,191百万円

    預 金:3,969億円

    貸 出 金:3,093億円

    自己資本比率:9.84%(単体、国内基準)

    店 舗 数:33店舗

    従 業 員 数:469人

    ホームページアドレス :http://www.kanagawabank.co.jp(平成20年9月30日現在)

    昭和28年 7月 株式会社神奈川相互銀行設立(資本金50百万円)

    8月 横浜市中区弁天通4-62において営業開始

    昭和30年 5月 神奈川県中小企業会館内に本店移転

    昭和51年 6月 預金業務オンライン開始

    昭和53年 11月 新本店(現在地)完成、移転

    昭和60年 10月 外国為替業務開始

    昭和62年 6月 有価証券売買業務開始

    平成元年 4月 普通銀行へ転換、株式会社神奈川銀行となる

    平成 3年 1月 サンデーバンキング開始

    平成 7年 1月 信託代理店業務開始

    7月 株式会社かなぎんビジネスサービス(現・連結子会社)設立

    平成10年 1月 新オンラインシステム開始

    12月 証券投資信託の窓口販売業務開始

    平成12年 10月 第三者割当増資により新資本金51億91百万円

    平成13年 4月 住宅ローン関連の長期火災保険の窓口販売業務開始

    平成14年 10月 個人年金保険の窓口販売業務開始

    平成17年 12月 横浜銀行とのATM利用手数料の相互優遇開始

    平成18年 7月 株式会社かなぎんオフィスサービス(現・連結子会社)設立

    平成19年 3月 セブン銀行とのATM利用提携を開始

    11月 新店舗「センター北支店」オープン

    010_0124528082101.indd 2 2009/01/15 23:52:36

  • 3

    経営内容

    平成20年度中間期業績の概要

    営業の経過および成果このような経済金融環境のもとで、当行は株主の皆さまやお取引先のご支援のもとに、役職員が一体となり経営体質の強化と業績の向上に努力を重ねてまいりました。当中間期の主な業務施策としては、地域密着型金融を引続き推進しており、不動産担保や保証に過度に依存しない融資への積極的な取組みの一環として、企業の事業そのものに着目し、棚卸資産を担保とする「ABL(動産担保型融資)」の取扱いを初めて行いました。また、お客様との接点をより一層深めるとともに、お客様の満足度、利便性の向上を図るため、新規出店及びリニューアルに積極的に取組んでおります。

    対処すべき課題金融機関におきましては、お客様のニーズの多様化・高度化が進むことにより、皆さまの信頼にお応えする経営体質の強化と金融サービスの向上が一層求められるところとなっております。このような環境の中にあって、当行では平成19年4月から、より一層の「地域密着の徹底」「経営体質の強化」「組織力の強化」を基本方針に掲げた第7次中期経営計画「かなぎん“New Wave”プラン」を進めており、地域金融機関としての本分である「地元金融取引の推進」に注力するとともに、お客様のニーズに対応した商品や、目線に立ったサービスを提供し、更なるお客様満足度の向上を図っています。これからも「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」を私たちの理念として、当行役職員一体となってその社会的使命をはたしてまいりたいと存じますので、かわらぬご支援をたまわりますようお願い申し上げます。

    経済金融環境当上半期におけるわが国経済は、前半ではサブプライムローン問題の収束期待や中国を始めとしたアジア経済の拡大などから比較的堅調に推移いたしましたが、7月以降は米国発の金融危機の深刻化に伴い、世界経済の不透明感の高まりにより株価下落や円高進行になるなど、日本経済の先行きに対する懸念が次第に増す展開となりました。先行きにつきましても、9月の米大手証券の経営破綻を契機に投資家のリスク回避の動きが世界的に加速し、内外の景気減速懸念から米国を始めとした主要国の株価指数が大幅調整となり、不安定な展開となっております。

    項 目 平成18年度中間期 平成19年度中間期 平成20年度中間期預金残高 374,420 393,047 396,981うち個人預金 297,406 319,291 326,050

    貸出金残高 320,559 311,704 309,312自己資本比率(国内基準) 8.97% 9.48% 9.84%Tier1比率 8.09% 8.66% 9.09%

    項 目 平成18年度中間期 平成19年度中間期 平成20年度中間期業務粗利益 4,585 4,663 4,505経費 3,238 3,368 3,502一般貸倒引当金繰入額 108 276 △   32業務純益 1,238 1,017 1,035臨時損益 △  206 △  686 △  501うち株式関係損益 103 302 0うち不良債権処理額 272 889 454

    経常利益 1,032 331 534中間純利益 638 321 321

    預金・貸出金等

    損益状況

    (単位:百万円)

    (単位:百万円)

    主要計数

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  • 4

    損益状況

    銀行の本業から生じる業務純益につきましては、資金の効率的調達・運用による収益力の向上に努めました結果、前年同月に比べて18百万円増加し、10億35百万円となりました。また、不良債権処理費用が4億35百万円減少したことなどにより、経常利益は前年同月に比べて2億3百万円増加し、5億34百万円となりました。中間純利益についても3億21百万円となり、前年同月と同水準を維持しております。

    収益の推移

    (百万円)

    1,500

    1,000

    500

     業務純益   経常利益   中間純利益

    321321

    638

    平成20年9月

    1,0351,017

    平成18年9月 平成19年9月

    1,238

    534

    331

    1,032

    0

    預金・貸出金

    ●預金預金は、地域密着の営業態勢を推進し、個人預金を中心に安定した資金の調達に努めた結果、前年同月に比べて39億円増加し、3,969億円となりました。

    ●貸出金貸出金は、地元中小企業向けの融資を中心に積極的に行ってきましたが、前年同月に比べて24億円減少し、3,093億円となりました。

    預金・貸出金残高の推移

    (億円)

    4,000

    3,000

    2,000

    1,000

    3,205 3,0933,117

    平成20年9月平成18年9月

    3,7443,9693,930

    平成19年9月0

     預金  貸出金

    自己資本比率は、自己資本の総資産(リスクアセット)に対する割合で、銀行の健全性を示す基本的かつ重要な指標です。また、Tier1比率は自己資本のうち基本的項目で算出した中核的自己資本比率をいいます。当行の平成20年9月末の自己資本比率は、単体9.84%(連結9.85%)と国内基準行が健全とされる4%を大きく上回っています。また、Tier1比率も単体9.09%(連結9.11%)となっています。今後も良質な資産の積み上げを図るとともに、内部留保の拡充により自己資本比率の一層の向上に努めてまいります。

    自己資本比率の推移

    (%)

    10.00

    8.00

    6.00

    4.00

    2.00

    平成20年9月平成18年9月

    8.979.849.48

    平成19年9月0

    自己資本比率 Tier1比率

    8.66 9.098.09

    当行では自己資本比率を平成19年3月末より、「銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし、自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)」に基づき、この新基準で算出しています。なお、平成18年9月末は、旧基準で算出しています。

    自己資本比率

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  • 5

    経営内容

    不良債権の状況

    ※これらの債権は「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」第6条に基づき区分し、同法律第7条に基づき公表しています。

    区 分平成18年度中間期 平成19年度中間期 平成20年度中間期

    構成比 構成比 構成比

    リスク管理債権(合計) 161 5.0 164 5.3 171 5.6

    破綻先債権 6 0.2 4 0.1 9 0.3

    延滞債権 112 3.5 135 4.4 141 4.6

    3ヵ月以上延滞債権 1 0.0 1 0.1 2 0.1

    貸出条件緩和債権 41 1.3 23 0.7 18 0.6

    貸出金残高(末残) 3,205 100.0 3,117 100.0 3,093 100.0

    (単位:億円、 %)

    不良債権の処理状況について当行では資産の健全性強化を経営の重要課題と位置づけ、不良債権の新規発生防止などに取組んでおります。平成20年度中間期におきましても、お客様の信頼をより強固なものとするため、厳正な自己査定の結果を踏まえて、基準に則り、適正に償却・引当を実施いたしました。その結果、金融再生法の開示基準による不良債権は172億円となり、総与信に対する比率は5.56%となりました。また、これらの債権に対する担保・保証等、貸倒引当金による保全率は83.8%となっております。

    金融再生法に基づく資産査定額ならびに保全状況 (単位:億円)

    リスク管理債権の状況

    区 分

    平成19年度 平成20年度中間期

    債権残高 債権残高A

    担保・保証等保全額 貸倒引当金

    保全引当金計B

    保全率B/A(%)

    破産更生債権及びこれらに準ずる債権 26 30 25 5 30 100.0

    危険債権 132 121 89 16 105 86.8

    要管理債権 21 20 7 1 9 43.5

    小計 180 172 121 22 144 83.8

    正常債権 2,916 2,933

    合計 3,096 3,105

    正 常 債 権94.44%

    破産更生債権及びこれらに準ずる債権0.98%

    危険債権3.91%

    要管理債権0.67%

    金融再生法に基づく開示債権の構成比 ―用語解説―[金融再生法に基づく開示債権]◆破産更生債権及びこれらに準ずる債権破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立

    て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいいます。◆危険債権債務者が経営破綻の状態には至っていませんが、財

    政状態や経営成績が悪化し、契約通りの債権の返済を受けることが困難になる可能性の高い債権をいいます。◆要管理債権

    3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいいます。◆正常債権債務者の財政状態や経営成績に特に問題のない、上

    記に該当しない債権をいいます。[リスク管理債権]◆破綻先債権未収利息を収益不計上としている貸出金のうち、会

    社更生法、破産法、会社法など法律上の整理手続きの開始申立があった債務者または手形交換所において銀行取引停止処分を受けた債務者に対する貸出金をいいます。◆延滞債権未収利息を収益不計上としている貸出金のうち、破

    綻先債権及び経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金をいいます。◆3ヵ月以上延滞債権元金または利息の支払いが、約定返済日の翌日から

    3ヵ月以上延滞している貸出金で、破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸出金をいいます。◆貸出条件緩和債権債務者の経営再建または支援を図ることを目的とし

    て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄、その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権、3ヵ月以上延滞債権に該当しない貸出金をいいます。

    010_0124528082101.indd 5 2009/01/15 23:52:37

  • 6

    平成19年4月1日より、地域に存在感のある銀行を目指し、第7次中期経営計画「かなぎん“New Wave”プラン」を進めております。「地域密着の徹底」「経営体質の強化」「組織力の強化」を基本方針として、従来にも増して「お客様第一主義」に徹し、法令等遵守の徹底、リスク管理の強化を図り、健全経営を堅持いたします。「地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行」を私たちの理念として、全役職員が一体となって「かなぎん“New Wave”プラン」を達成するよう努力してまいります。

    『地域の皆さまから信頼され、支持され、地域とともに発展する銀行』

    目指すべき姿……地域に存在感のある銀行を目指して

    地域密着の徹底

    ・地元金融取引の推進による地域貢献度の向上・営業態勢の充実による顧客満足度の向上・相談・支援・情報の各機能充実による顧客利便性の向上

    〈平成21年度末〉

    ・資金量末残 4,500億円以上

    ・融資量末残 3,500億円以上

    ・業務純益 30億円以上

    ・当期純利益 12億円以上

    ・自己資本比率 9.00%以上

    ・Tier1比率 8.00%以上

    ・不良債権比率 3%台

    経営体質の強化

    ・ガバナンスの強化・コンプライアンス態勢の確立・リスク管理の強化・高度化・収益力の強化・効率的経営の確立

    組織力の強化・組織的対応力の強化・計画的な人材の育成・組織の活性化

    私たちの理念

    基本方針

    ・お客様第一主義の徹底・地域に存在感のある銀行・CSR重視の経営

    ・コンプライアンス態勢の確立・リスク管理態勢の確立・財務の健全性強化

    ・活気のある店頭づくり・若手、女性の積極的登用・働きがいのある職場(ESの向上)

    当行の将来像

    重点戦略

    基本計数目標

    地域に根差した銀行 健全経営の確立 活力のある組織

    経営方針

    経営計画

    第7次中期経営計画「かなぎん“New Wave”プラン」 平成19年4月1日~平成22年3月31日(3か年計画)

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  • 7

    地域とともに

    県内貸出に特化

    ABL(動産担保型融資)の取扱い

    当行は地域金融機関として、地域のお客様からお預かりした大切な預金の多くを、地元である神奈川県内の中小企業や個人への貸出に向けています。

    当行の神奈川県内のお客様向け貸出金残高は2,920億円であり、貸出金全体に占める割合は94.4%となっております。

    個人・中小企業向け貸出金残高は2,799億円であり、貸出金全体に占める割合は90.5%となっております。

    神奈川県内向け貸出金割合(平成20年9月30日現在) 個人・中小企業向け貸出金割合(平成20年9月30日現在)

    個人・中小企業向け貸出に特化

    地域への信用供与

    地域密着型金融の推進について

     当行では、中期経営計画「かなぎん“New Wave”プラン」において地域密着の徹底を基本方針としており、より一層地域に存在感のある銀行を目指すため、「地域密着型金融の推進に関する方針」(平成20年4月~平成22年3月)を策定しております。 本方針では、創業・新事業支援の強化、不動産担保や個人保証に過度に依存しない融資の徹底などを重点項目として掲げております。 本方針に基づき地域密着型金融を推進することによって、今後も地域経済の更なる発展に貢献できるよう取組んでいく所存です。

    神奈川県外向け貸出金5.6%

    その他貸出金9.5%

    個人ローン27.6%

    中小企業貸出金62.9%

    神奈川県内向け貸出金94.4%

    個人ローン+中小企業貸出金90.5%

    当行は、地域金融機関としてお取引先の資金調達ニーズに柔軟に対応し、不動産担保や保証に過度に依存しない融資への取組みを積極的に行っております。ABL(動産担保型融資)とは、企業の事業そ

    のものに着目し、従来資金調達に未活用であった商品在庫等の棚卸資産や売掛金を担保に融資するもので、当行では、平成20年8月に初の試みとして、「子持昆布」や「数の子」といった海産物在庫を担保とした融資を行いました。今後も、こうした取組みにより、中小企業金融の円滑化を図ってまいります。

    【ABLスキーム図】

    所有

    売掛先A

    売掛先B

    売掛先C

    お客様

    神奈川銀行

    借入申込

    動産担保融資

    譲渡担保棚卸資産

    (子持昆布・数の子など)

    子持昆布・数の子などを集合動産として動産譲渡登記

    売掛金

    売掛金売掛金

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  • 8

    地域サービスの充実

    ATMについて当行カード・通帳によるお取引

    セブン銀行との提携セブン銀行のATMがご利用いただけます。

    ・残高照会は無料でご利用になれます。・セブン銀行のカードで当行のATMは、ご利用になれません。

    月~金 105円 ご利用手数料無料 105円

    土・日・祝日 ご利用できません 105円 ご利用できません

    8:00 9:00 17:00 21:0018:008:45

    お 引 き 出 し

    お 預 け 入 れ〔� 〕横浜銀行とATM利用手数料の相互優遇横浜銀行とはATM利用手数料を相互優遇しています。

    月~金 105円 ご利用手数料無料 105円

    土・日・祝日 ご利用できません 105円 ご利用できません

    8:00 9:00 17:00 21:0018:008:45

    ・残高照会は無料でご利用になれます。・カードによるお振込には別途振込手数料(優遇対象外)がかかります。・お預け入れはお取扱いできません。

    お 引 き 出 し

    カードによるお振込〔� 〕

    月~金 105円 ご利用手数料無料 105円

    土・日・祝日 ご利用できません 105円 ご利用できません

    8:00 9:00 17:00 21:0018:008:45

    お 引 き 出 し

    カードによるお振込〔� 〕

    月~金 ご利用手数料無料

    土・日・祝日 ご利用できません ご利用手数料無料 ご利用できません

    8:00 9:00 17:00 21:00お 預 け 入 れ通 帳 記 帳残 高 照 会お 振 替暗証番号の変更支払限度額引下げ定期預金・積立定期預金のお預け入れ

    <振り込め詐欺にご注意ください>お知らせ

     平成20年6月21日より振り込め詐欺被害者の救済を目的とした「振り込め詐欺救済法」が施行されています。万が一被害に遭われた場合でも、被害金が返還される場合があります。

    連 絡 先 : 「お客さま相談窓口」 0 4 5- 2 6 1- 2 6 4 1(代表) 受付時間 : 午前9時から午後5時まで(銀行休業日は除きます)

     当行では、「お客さま相談窓口」を設置し、被害金の返還請求など振り込め詐欺救済法に関するお問合せを受け付けております。

     ご親族や弁護士などになりすまし、お金を詐取する「振り込め詐欺」の被害が多発しています。不審に思われたときは、お金を振り込む前に、

       「ご本人に確認」   「ご親族、最寄の警察署、当行窓口に相談」  してください。

    ・カードによるお振込には別途振込手数料がかかります。

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  • 9

    トピックス

    神奈川県の「クールネッサンス宣言」に係る連携神奈川県が進める地球温暖化防止への取組みである「クールネッサンス宣言」に賛同し、その中の「エコファイナンスプロジェクト」に関する連携を開始しました。連携の第1弾として、環境配慮型定期預金「グリーンECO

    定期預金」を発売いたしました。この定期は、発売終了後に募集残高の0.01%に相当する金額を「かながわトラストみどり基金」に寄付するもので、寄付金は県内の緑地の買い入れや保全等に活用されます。今後も地域に根差した活動を通じて、環境に配慮した取組みを進めてまいります。

    インターンシップの受入れ県内の大学生を受入れる、横浜商工会議所主催の「インターンシップ制度」へ3年連続で参加しております。銀行業務全般の研修、営業店の就業体験を通じて、学生の皆さまの職業意識の醸成、将来の職業選択に役立てていただきたいと考えております。

    〈相模台支店完成予想図(平成21年3月予定)〉〈横須賀支店〉

    店舗の充実平成21年1月13日に、横須賀支店がリニューアルオープンいたしました。また、平成21年3月に「相模台支店」

    のリニューアルオープン、同12月には当行34番目の店舗となる「高座渋谷支店」の新規出店を予定しております。当行では、お客様との接点をより一層深めるとともに、お客様の満足度、利便性の向上を図るため、新規出店及びリニューアルに積極的に取組んでおります。

    010_0124528082101.indd 9 2009/01/15 23:52:44

  • 10

    12 関係会社の状況等13 経営指標等の推移14 中間連結財務諸表等

    経理の状況中間連結貸借対照表中間連結損益計算書中間連結株主資本等変動計算書中間連結キャッシュ・フロー計算書

    原則として、金額は単位未満を切り捨てて表示しています。

    また、構成比等については小数点以下第2位を四捨五入して表

    示しています。

    平成19年度中間期は、平成19年4月1日から平成19年9月30日ま

    での期間、または平成19年9月30日現在をさします。

    平成20年度中間期は、平成20年4月1日から平20年9月30日まで

    の期間、または平成20年9月30日現在をさします。

    18 経営指標等の推移18 損益の概要19 中間財務諸表等

    経理の状況中間貸借対照表中間損益計算書中間株主資本等変動計算書

    23 諸比率・諸効率等利回り・利鞘利益率粗利益資金運用・調達勘定の平均残高等役務取引の状況その他業務利益の内訳受取利息・支払利息の増減分析営業経費の内訳預貸率預証率効率

    26 資金調達預金科目別残高預金者別預金残高定期預金残存期間別残高

    27 資金運用貸出金科目別残高貸出金残存期間別残高貸出金および支払承諾見返の担保別内訳貸出金使途別内訳消費者ローン残高貸出金業種別内訳中小企業等に対する貸出金貸出金償却額特定海外債権残高特定海外債権引当勘定貸倒引当金内訳金融再生法基準の開示債権リスク管理債権商品有価証券平均残高有価証券残高有価証券の残存期間別残高有価証券関係金銭の信託関係その他有価証券評価差額金デリバティブ取引情報

    32 自己資本の充実の状況等40 中間決算公告・開示項目一覧

    平成19年度中間期並びに平成20年度中間期の中間連結財務諸

    表並びに中間財務諸表は、金融商品取引法第193条の2第1項の規

    定に基づき、新日本有限責任監査法人の監査証明を受けており

    ます。

    資料編

    連 結 情 報

    当行の株式・店舗のご案内11 単 体 情 報ページ ページ

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  • 11

    当行の株式

    株式の総数(平成20年9月30日現在)

    発行可能株式総数 10,000,000 株発行済株式数(普通株式) 4,474,900 株

    資本金の推移 単位:百万円

    大株主の状況(平成20年9月30日現在)

    氏名または名称 所有株式数(株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)横浜振興株式会社 430,608 9.62日本木槽木管株式会社 371,620 8.30横浜商事株式会社 328,091 7.33日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4) 263,000 5.87丸全昭和運輸株式会社 132,280 2.95株式会社みずほコーポレート銀行 131,673 2.94財団法人はまぎん産業文化振興財団 104,998 2.34株式会社横浜銀行 102,648 2.29馬淵建設株式会社 100,675 2.24神奈川銀行行員持株会 77,418 1.73

    計 2,043,011 45.65

    店舗のご案内

    店舗のご案内(平成20年12月31日現在)

    店舗名 住所 電話番号本店営業部 〒231-0033 横浜市中区長者町9-166 045-261-2641洪福寺支店 〒220-0072 横浜市西区浅間町5-384-1 045-311-3021横浜橋通支店 〒232-0021 横浜市南区真金町1-1 045-231-7035上大岡支店 〒233-0007 横浜市港南区大久保1-20-54 045-842-1861六角橋支店 〒221-0802 横浜市神奈川区六角橋2-28-22 045-481-6345中田支店 〒245-0014 横浜市泉区中田南3-1-7 045-802-1365富岡支店 〒236-0052 横浜市金沢区富岡西7-15-17 045-771-3651井土ヶ谷支店 〒232-0051 横浜市南区井土ヶ谷上町21-36 045-712-2111芹ヶ谷支店 〒233-0006 横浜市港南区芹が谷2-8-33 045-823-1351蒔田支店 〒232-0044 横浜市南区榎町2-41 045-742-2611本牧支店 〒231-0824 横浜市中区本牧三之谷3-23 045-623-3811末吉支店 〒230-0011 横浜市鶴見区上末吉5-5-22 045-575-2323瀬谷支店 〒246-0032 横浜市瀬谷区南台2-11-3 045-303-0321岡村支店 〒235-0021 横浜市磯子区岡村8-1-28 045-761-3314根岸支店 〒235-0007 横浜市磯子区西町4-19 045-754-3311弥生台支店 〒245-0008 横浜市泉区弥生台13-6 045-813-3711

    横浜西口支店 〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-23-2      TSプラザビル1F 045-411-2011

    店舗名 住所 電話番号戸部支店 〒220-0051 横浜市西区中央1-8-20 045-319-1385センター北支店 〒224-0003 横浜市都筑区中川中央1-29-24 045-910-2230横須賀支店 〒238-0006 横須賀市日の出町1-15-1 046-823-1480長井支店 〒238-0316 横須賀市長井1-17-20 046-856-3141平塚支店 〒254-0052 平塚市平塚2-31-9 0463-31-2981茅ヶ崎支店 〒253-0056 茅ヶ崎市共恵1-2-24 0467-82-7171辻堂支店 〒251-0047 藤沢市辻堂1-1-15 0466-36-3155藤沢支店 〒251-0052 藤沢市藤沢520 0466-23-2641六会支店 〒252-0813 藤沢市亀井野2-3-1 0466-82-0551川崎支店 〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町11-2 044-244-7538中原支店 〒211-0016 川崎市中原区市ノ坪30-1 044-722-9121渡田支店 〒210-0841 川崎市川崎区渡田向町29-16 044-245-9781

    相模台支店 〒228-0813 相模原市松が枝町18-14    (仮店舗) 042-743-4511

    下大槻支店 〒257-0004 秦野市下大槻410 0463-77-2567桜ヶ丘支店 〒242-0024 大和市福田5528 046-268-1001高村支店 〒254-0914 平塚市高村203 0463-34-1011※ 相模台支店は、建替えのため仮店舗にて営業しております。※ 横須賀支店は、平成21年1月13日移転後の住所です。

    *増資額は資本金の増加額を表示しています。

    増資年月日 増資額 新資本金昭和53年 4月 1日 300 900昭和63年10月 1日 280 1,180平成 2年 4月 1日 926 2,106平成 5年 3月31日 1,123 3,230平成12年10月 1日 1,961 5,191

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  • 12

    連結情報

    関係会社の状況等

    当行グループは、当行および連結子会社2社で構成され、銀行業務を中心に、証券業務、信託業務などの金融サービスを提供してい

    ます。

    当行グループの事業に係わる位置づけは次のとおりです。

    事業の内容(平成20年12月31日現在)

    【金融事業】〈銀行業務〉

    当行の本店のほか32支店においては、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、これらの業務に付帯する代理業務を行

    い、地域特化型の銀行として地域に密着した金融サービスに積極的に取組んでいます。

    〈証券業務〉

    当行の有価証券関連部門においては、商品有価証券売買業務、国債等公共債および証券投資信託の窓口販売業務、有価証券投資業務

    を行っています。

    〈信託業務〉

    当行においては、信託の代理店業務を行っています。

    【その他の事業】連結子会社においては、当行への人材派遣、債権書類管理等の業務を行っています。

    〈当行グループの事業系統図〉

    本店ほか支店32か店

    連結子会社  2社㈱かなぎんビジネスサービス(当行への人材派遣・事務関係帳票類・用品類管理等業務)㈱かなぎんオフィスサービス(債権書類等管理業務)

    会 社 名 : 株式会社かなぎんビジネスサービス

    所 在 地 : 横浜市中区長者町9-166

    事 業 内 容 : 人材派遣、物品配送業務

    設 立 日 : 平成7年7月3日設立登記

    資 本 金 : 10百万円

    議 決 権 の所 有 割 合

    : 100%

    当行との関係内容

    役員の兼任等 : 2(2)人

    営業上の取引 : 業務受託および預金取引関係

    設備の賃貸借 : 当行より建物の一部賃借

    会 社 名 : 株式会社かなぎんオフィスサービス

    所 在 地 : 横浜市中区長者町9-166

    事 業 内 容 : 債権書類等管理業務

    設 立 日 : 平成18年7月7日設立登記

    資 本 金 : 10百万円

    議 決 権 の所 有 割 合

    : 100%

    当行との関係内容

    役員の兼任等 : 3(3)人

    営業上の取引 : 業務受託および預金取引関係

    設備の賃貸借 : 当行より建物の一部賃借

    関係会社の状況

    *1. 上記連結子会社のうち、有価証券届出書または、有価証券報告書を提出している会社はありません。2. 「当行との関係内容」の「役員の兼任等」欄の(  )内は、当行の役員(内書き)です。

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  • 13

    平成18年度中間期

    平成19年度中間期

    平成20年度中間期 平成18年度 平成19年度

    連結経常収益 百万円 5,414 5,851 5,516 10,734 11,624

    連結経常利益 百万円 1,039 338 536 2,358 1,408

    連結中間純利益 百万円 645 326 323 ― ―

    連結当期純利益 百万円 ― ― ― 1,689 1,022

    連結純資産額 百万円 22,308 23,288 23,040 23,761 23,465

    連結総資産額 百万円 406,787  426,129 427,036 428,750 429,833

    1株当たり純資産額 円 4,993.96 5,215.26 5,160.44 5,319.92 5,255.33

    1株当たり中間純利益 円 144.45 73.17 72.47 ― ―

    1株当たり当期純利益 円 ― ― ― 378.32 228.87

    潜在株式調整後1株当たり中間純利益 円 ― ― ― ― ―

    潜在株式調整後1株当たり当期純利益 円 ― ― ― ― ―

    自己資本比率 % 5.48 5.46 5.39 5.54 5.45

    連結自己資本比率(国内基準) % 8.98 9.50 9.85 8.95 9.75

    営業活動によるキャッシュ・フロー 百万円 △ 7,872 2,391 △ 8,176 12,839 18,095

    投資活動によるキャッシュ・フロー 百万円 1,326 △ 4,330 5,593 △ 17,158 △ 17,216

    財務活動によるキャッシュ・フロー 百万円 △ 113 △ 115 △ 112 △ 227 △ 229

    現金及び現金同等物の中間期末残高 百万円 4,007 4,067 4,075 ― ―

    現金及び現金同等物の期末残高 百万円 ― ― ― 6,121 6,770

    従業員数 人 447 452 483 421 442

     平成20年度中間期の経済金融環境等は3頁に記載したとおりです。 当中間期の業績につきましては、以下のとおりとなりました。 預金は、前連結会計年度末比44億56百万円減少し、当中間連結期末残高は3,969億29百万円となりました。貸出金は、前連結会計年度末比10億30百万円増加し、当中間連結期末残高は3,093億12百万円となりました。有価証券は、前連結会計年度末比75億6百万円減少し、当中間連結期末残高は948億67百万円となりました。

     損益につきましては、資金の効率的調達・運用による収益力の向上に取組みました結果、当中間期の経常収益は55億16百万円、経

    常利益は5億36百万円、中間純利益は3億23百万円となりました。

    経営指標等の推移[連結]

    当行グループの営業の概況

    主要な経営指標等の推移《連結》

    *1. 当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。2. 平成18年度中間期及び平成19年度中間期及び平成20年度中間期の潜在株式調整後1株当たり中間純利益は、潜在株式がないので記載しておりません。 平成18年度及び平成19年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないので記載しておりません。3. 自己資本比率は、期末純資産の部合計を期末資産の部合計で除して算出しております。4. 連結自己資本比率は、平成18年度末から、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。当行は国内基準を採用しております。なお、平成18年度中間期は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成5年大蔵省告示第55号に定められた算式に基づき算出しております。

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  • 14

    連結情報

    中間財務諸表等[連結]

    当行の中間連結財務諸表は、「中間連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成11年大蔵省令第24号。以下「中間連

    結財務諸表規則」という。)に基づいて作成していますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」(昭

    和57年大蔵省令第10号)に準拠しています。

    なお、前中間連結会計期間(平成19年度中間期)は改正前の中間連結財務諸表規則及び銀行法施行規則に基づき作成し、当中間連結

    会計期間(平成20年度中間期)は改正後の中間連結財務諸表規則及び銀行法施行規則に基づき作成しています。

    経理の状況

    区  分 平成19年度中間期平成20年度中間期

    現金預け金 5,669 5,200

    コールローン及び買入手形 13,200 11,221

    買入金銭債権 76 54

    有価証券 90,441 94,867

    貸出金 311,704 309,312

    外国為替 3 31

    その他資産 2,012 1,721

    有形固定資産 4,813 5,530

    無形固定資産 29 29

    繰延税金資産 1,500 1,683

    支払承諾見返 866 639

    貸倒引当金 △ 4,187 △ 3,254

    資産の部合計 426,129 427,036

    預金 392,994 396,929

    譲渡性預金 3,960 2,288

    その他負債 3,375 2,514

    賞与引当金 205 196

    退職給付引当金 512 473

    役員退職慰労引当金 86 119

    睡眠預金払戻損失引当金 53 50

    再評価に係る繰延税金負債 785 784

    支払承諾 866 639

    負債の部合計 402,840 403,995

    資本金 5,191 5,191

    資本剰余金 4,101 4,101

    利益剰余金 11,925 12,723

    自己株式 △ 33 △ 36

    株主資本合計 21,184 21,979

    その他有価証券評価差額金 1,133 92

    土地再評価差額金 971 969

    評価・換算差額等合計 2,104 1,061

    純資産の部合計 23,288 23,040

    負債及び純資産の部合計 426,129 427,036

    中間連結貸借対照表 単位:百万円 中間連結損益計算書 単位:百万円

    区  分 平成19年度中間期平成20年度中間期

    経常収益 5,851 5,516

    資金運用収益 4,967 4,898

    (うち貸出金利息) (4,434) (4,306)

    (うち有価証券利息配当金) (490) (556)

    役務取引等収益 527 479

    その他業務収益 21 19

    その他経常収益 335 118

    経常費用 5,513 4,979

    資金調達費用 599 671

    (うち預金利息) (597) (668)

    役務取引等費用 251 220

    その他業務費用 11 10

    営業経費 3,409 3,567

    その他経常費用 1,241 509

    経常利益 338 536

    特別利益 420 38

    償却債権取立益 38

    特別損失 71 8

    固定資産処分損 4

    減損損失 3

    税金等調整前中間純利益 686 567

    法人税、住民税及び事業税 909 19

    法人税等調整額 △ 549 224

    法人税等合計 243

    中間純利益 326 323

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  • 15

    中間財務諸表等[連結]

    単位:百万円中間連結株主資本等変動計算書 中間連結キャッシュ・フロー計算書 単位:百万円

    区  分 平成19年度中間期平成20年度中間期

    株主資本資本金前期末残高 5,191 5,191当中間期変動額当中間期変動額合計 ― ―当中間期末残高 5,191 5,191

    資本剰余金前期末残高 4,101 4,101当中間期変動額当中間期変動額合計 ― ―当中間期末残高 4,101 4,101

    利益剰余金前期末残高 11,710 12,509当中間期変動額剰余金の配当 △ 111 △ 111中間純利益 326 323土地再評価差額金の取崩 ― 2当中間期変動額合計 215 214当中間期末残高 11,925 12,723

    自己株式前期末残高 △ 29 △ 35当中間期変動額自己株式の取得 △ 4 △ 0当中間期変動額合計 △ 4 △ 0

    当中間期末残高 △ 33 △ 36株主資本合計前期末残高 20,973 21,766当中間期変動額剰余金の配当 △ 111 △ 111中間純利益 326 323自己株式の取得 △ 4 △ 0土地再評価差額金の取崩 ― 2当中間期変動額合計 210 213当中間期末残高 21,184 21,979

    評価・換算差額等その他有価証券評価差額金前期末残高 1,816 728当中間期変動額株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額) △ 683 △ 635当中間期変動額合計 △ 683 △ 635

    当中間期末残高 1,133 92土地再評価差額金前期末残高 971 971当中間期変動額株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額) ― △ 2当中間期変動額合計 ― △ 2当中間期末残高 971 969

    評価・換算差額等合計前期末残高 2,788 1,699当中間期変動額株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額) △ 683 △ 638当中間期変動額合計 △ 683 △ 638

    当中間期末残高 2,104 1,061純資産合計前期末残高 23,761 23,465当中間期変動額剰余金の配当 △ 111 △ 111中間純利益 326 323自己株式の取得 △ 4 △ 0土地再評価差額金の取崩 ― 2株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額) △ 683 △ 638当中間期変動額合計 △ 472 △ 424当中間期末残高 23,288 23,040

    区  分 平成19年度中間期平成20年度中間期

    営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前中間純利益 686 567減価償却費 120 155減損損失 ― 3貸倒引当金の増減(△) 907 △ 497賞与引当金の増減額(△は減少) 17 9退職給付引当金の増減額(△は減少) △ 505 △ 31役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △ 30 17睡眠預金払戻損失引当金の増減額(△は減少) 53 △ 6資金運用収益 △ 4,967 △ 4,898資金調達費用 599 671有価証券関係損益(△) △ 315 △ 11固定資産処分損益(△は益) 24 4貸出金の純増(△)減 9,259 △ 1,030預金の純増減(△) △ 6,446 △ 4,456譲渡性預金の純増減(△) 3,290 2,288預け金(日銀預け金を除く)の純増(△)減 △ 81 123コールローン等の純増(△)減 △ 4,881 △ 5,320外国為替(資産)の純増(△)減 26 △ 9外国為替(負債)の純増減(△) △ 0 ―資金運用による収入 4,901 4,889資金調達による支出 △ 361 △ 501その他の負債の増減額(△は減少) 641 538その他 △ 278 107小 計 2,658 △ 7,387

    法人税等の支払額 △ 266 △ 788営業活動によるキャッシュ・フロー 2,391 △ 8,176

    投資活動によるキャッシュ・フロー有価証券の取得による支出 △ 20,130 △ 10,535有価証券の売却による収入 453 244有価証券の償還による収入 15,558 16,719有形固定資産の取得による支出 △ 210 △ 833投資活動によるキャッシュ・フロー △ 4,330 5,593

    財務活動によるキャッシュ・フロー配当金の支払額 △ 111 △ 111自己株式の取得による支出 △ 4 △ 0財務活動によるキャッシュ・フロー △ 115 △ 112

    現金及び現金同等物に係る換算差額 ― ―現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △ 2,054 △ 2,695現金及び現金同等物の期首残高 6,121 6,770現金及び現金同等物の中間期末残高 4,067 4,075

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    連結情報

    中間財務諸表等[連結]

    ■中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成20年度中間期)1. 連結の範囲に関する事項 (1) 連結子会社 2社 主要な会社名  株式会社かなぎんビジネスサービス  株式会社かなぎんオフィスサービス (2) 非連結子会社 該当ありません。2. 持分法の適用に関する事項 非連結子会社及び関連会社がないため持分法適用会社はありません。3. 連結子会社の中間決算日等に関する事項 連結子会社の中間決算日と中間連結決算日とは一致しております。4. 会計処理基準に関する事項 (1) 商品有価証券の評価基準及び評価方法     商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は主として移動平均法により

    算定)により行っております。 (2) 有価証券の評価基準及び評価方法     有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償

    却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては、中間連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては、移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。

     (3) デリバティブ取引の評価基準及び評価方法    デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 (4) 減価償却の方法   ① 有形固定資産(リース資産を除く)     当行の有形固定資産は、定額法を採用し、年間減価償却費見積額を期間

    により按分し計上しております。また、主な耐用年数は次のとおりであります。

    建 物  3年~40年 その他  2年~20年    連結子会社の有形固定資産については、定率法を採用し、年間減価償却

    費見積額を期間により按分し計上しております。   ② 無形固定資産(リース資産を除く)    無形固定資産は定額法により償却しております。   ③ リース資産     所有権移転外ファイナンスリース取引に係る「有形固定資産」中のリー

    ス資産は、リース期間を耐用年数とした定額法によっております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。

     (5) 貸倒引当金の計上基準     当行の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとお

    り計上しております。     破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破

    綻先」という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。

         破綻懸念先で、与信額が一定額以上の大口債務者のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権等については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フロー見積法)等により引き当てております。

         上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。

         すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。

         なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は1,900百万円であります。

     (6) 賞与引当金の計上基準     賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する

    賞与の支給見込額のうち、当中間連結会計期間に帰属する額を計上しております。

     (7) 退職給付引当金の計上基準     退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末

    における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当中間連結会計期間末において発生していると認められる額を計上しております。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法は以下のとおりであります。

        過去勤務債務     その発生年度に全額を損益処理    数理計算上の差異      各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数

    (主として10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理

         なお、会計基準変更時差異については、15年による按分額を費用処理することとし、当中間連結会計期間においては同按分額に12分の6を乗じた額を計上しております。

     (8) 役員退職慰労引当金の計上基準     役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役

    員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当中間連結会計期間末までに発生していると認められる額を計上しております。

     (9) 睡眠預金払戻損失引当金の計上基準     睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者から

    の払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。

     (10) 外貨建資産・負債の換算基準     当行の外貨建資産及び負債は、主として中間連結決算日の為替相場によ

    る円換算額を付しております。 (11) リース取引の処理方法     当行及び連結子会社の所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、

    リース取引開始日が平成20年4月1日前に開始する連結会計年度に属するものについては、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。

     (12) 消費税等の会計処理     当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方

    式によっております。5. 中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

     中間連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、中間連結貸借対照表上の「現金預け金」のうち現金及び日本銀行への預け金であります。

    ■中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更(平成20年度中間期)(リース取引に関する会計基準) 所有権移転外ファイナンス・リース取引については、従来、賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっておりましたが、「リース取引に関する会計基準」(企業会計基準第13号平成19年3月30日)及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第16号同前)が平成20年4月1日以後開始する連結会計年度から適用されることになったことに伴い、当中間連結会計期間から同会計基準及び適用指針を適用しております。 これにより、従来の方法に比べ、「有形固定資産」中のリース資産は698百万円、「その他負債」中のリース債務は699百万円増加しております。これによる中間連結損益計算書に与える影響は軽微であります。

    ■注記事項(平成20年度中間期)(中間連結貸借対照表関係)

    1.  貸出金のうち、破綻先債権額は927百万円、延滞債権額は14,168百万円であります。

     なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること、その他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。

     また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。

    2.  貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は203百万円であります。  なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から

    3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。

    3.  貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は1,889百万円であります。  なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。

    4.  破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は17,188百万円であります。なお、1.から4.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。

    5.  手形割引は、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた商業手形は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は、4,958百万円であります。

    6.  担保に供している資産は、次のとおりであります。  為替決済、公金受託事務等の取引の担保として、有価証券28,641百万円、預け金1百万円及びその他資産25百万円を差し入れております。

     また、その他資産のうち保証金は432百万円、敷金は155百万円であります。

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    中間財務諸表等[連結]

    7.  当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行額は、20,172百万円であります。

     なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当行ならびに連結される子会社の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約を見直し、与信保全上の措置等を講じております。

    8.  土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当行の事業用の土地については再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。

     再評価を行った年月日 平成10年3月31日  同法律第3条第3項に定める再評価の方法    土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2

    条第4号に定める地価税法の規定により地価税の課税価格の計算の基礎となる土地の価格を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価格に合理的な調整を行って算出する方法

    9.  有形固定資産の減価償却累計額 3,298百万円10.  有価証券中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する保証債務の額は300百万円であります。

    (中間連結損益計算書関係)  その他経常費用には、貸出金償却144百万円、貸倒引当金繰入額259百万円及び株式等償却71百万円を含んでおります。

    (中間連結株主資本等変動計算書関係)1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

    (単位:千株)前連結会計年度末株式数

    当中間連結会計期間増加株式数

    当中間連結会計期間減少株式数

    当中間連結会計期間末株式数 摘要

    発行済株式数普通株式 4,474 ― ― 4,474種類株式 ― ― ― ―合計 4,474 ― ― 4,474

    自己株式普通株式 9 0 ― 9 (注)種類株式 ― ― ― ―合計 9 0 ― 9

    (注) 普通株式の自己株式の増加は、単元未満株式の買取りによる増加であります。2. 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項  該当事項はありません。3. 配当に関する事項 (1) 当中間連結会計期間中の配当金支払額

    (決議) 株式の種類 配当金の総額(百万円)1株当たり配当額

    (円) 基準日 効力発生日

    平成20年5月16日取締役会 普通株式 111 25 平成20年3月31日 平成20年6月25日

     (2)  基準日が当中間連結会計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当中間連結会計期間の末日後となるもの

    (決議) 株式の種類 配当金の総額(百万円) 配当の原資1株当たり配当額

    (円) 基準日 効力発生日

    平成20年11月14日取締役会 普通株式 111 利益剰余金 25 平成20年9月30日 平成20年12月8日

    (中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)  現金及び現金同等物の中間期末残高と中間連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

    平成20年9月30日現在 (単位:百万円)現金預け金勘定 5,200定期預け金 △ 1普通預け金 △ 1,063郵便為替貯金 △ 60現金及び現金同等物 4,075

    (リース取引関係)1.  ファイナンス・リース取引 (1) 所有権移転外ファイナンス・リース取引   ① リース資産の内容    有形固定資産     主としてATM、営業店端末機   ② リース資産の減価償却の方法     中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4会計処理基準に

    関する事項」の「(4)減価償却の方法」に記載するとおりであります。 (2)  通常の賃貸借取引に係る方法に準じて会計処理を行っている所有権移転

    外ファイナンス・リース取引  ・ リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び中間連結会計期

    間末残高相当額   取得価額相当額

    有形固定資産 569百万円合計 569百万円

      減価償却累計額相当額有形固定資産 287百万円合計 287百万円

      中間連結会計期間末残高相当額有形固定資産 282百万円合計 282百万円

     ・未経過リース料中間連結会計期間末残高相当額1年内 107百万円1年超 178百万円合計 286百万円

     ・支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額支払リース料 56百万円減価償却費相当額 53百万円支払利息相当額 2百万円

     ・減価償却費相当額の算定方法     リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっておりま

    す。  ・利息相当額の算定方法     リース料総額とリース物件の取得価額相当額との差額を利息相当額とし、

    各中間連結会計期間への配分方法については、利息法によっております。2.  オペレーティング・リース取引 ・オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

    1年内 1百万円1年超 3百万円合計 4百万円

    (1株当たり情報)  1株当たり純資産額 5,160.44円  1株当たり中間純利益金額 72.47円  潜在株式調整後1株当たり中間純利益金額 ―円(注)1.  1株当たり純資産額及び1株当たり中間純利益金額の算定上の基礎は、次

    のとおりであります。 (1) 1株当たり純資産額     純資産の部の合計額 23,040百万円     普通株式に係る中間期末の純資産額 23,040百万円     1株当たり純資産額の算定に用いられた中間期末の普通株式の数 4,464千株 (2) 1株当たり中間純利益金額     1株当たり中間純利益金額     中間純利益 323百万円     普通株式に係る中間純利益 323百万円     普通株式の中間期中平均株式数 4,465千株  2.  潜在株式調整後1株当たり中間純利益金額については、潜在株式がないの

    で記載しておりません。

    ■セグメント情報(平成19年度中間期・平成20年度中間期)〈事業の種類別セグメント情報〉 前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間については、連結会社は銀行業以外に一部で証券、信託等の事業を営んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。〈所在地別セグメント情報〉 前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間については、在外子会社及び在外支店がないため、所在地別セグメント情報は該当ありません。〈国際業務経常収益〉 前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間については、国際業務経常収益が連結経常収益の10%未満のため、国際業務経常収益の記載を省略しております。

    ■連結自己資本比率(国内基準、平成19年度中間期・平成20年度中間期) 連結自己資本比率についてはP33をご覧下さい。

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    単体情報

    経営指標等の推移/損益の概要[単体]

    平成18年度中間期

    平成19年度中間期

    平成20年度中間期 平成18年度 平成19年度

    経常収益 百万円 5,414 5,852 5,517 10,735 11,626経常利益 百万円 1,032 331 534 2,350 1,400中間純利益 百万円 638 321 321 ― ―当期純利益 百万円 ― ― ― 1,682 1,016資本金 百万円 5,191 5,191 5,191 5,191 5,191発行済株式総数 千株 4,474 4,474 4,474 4,474 4,474純資産額 百万円 22,287 23,261 23,011 23,739 23,438総資産額 百万円 406,805 426,146 427,055 428,768 429,851預金残高 百万円 374,420 393,047 396,981 399,489 401,438貸出金残高 百万円 320,559 311,704 309,312 320,963 308,282有価証券残高 百万円 68,053 90,461 94,887 87,161 102,3931株当たり配当額 円 25 25 25 50 50自己資本比率 % 5.48 5.45 5.38 5.54 5.45単体自己資本比率(国内基準) % 8.97 9.48 9.84 8.94 9.74従業員数 人 433 439 469 408 429

    主要な経営指標等の推移《単体》

    *1. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。2. 自己資本比率は、期末純資産の部合計を期末資産の部合計で除して算出しております。3. 単体自己資本比率は、平成18年度末から、銀行法第14条の2の規定に基づく平成18年金融庁告示第19号に定められた算式に基づき算出しております。当行 は国内基準を採用しております。

    なお、平成18年度中間期は、銀行法第14条の2の規定に基づく平成5年大蔵省告示第55号に定められた算式に基づき算出しております。

    損益状況 単位:百万円

    平成19年度中間期(A)

    平成20年度中間期(B)

    増 減(B)-(A)

    業務粗利益 4,663 4,505 △ 158資金利益 4,367 4,227 △ 140役務取引等利益 276 258 △ 18その他業務利益 19 19 0経費(除く臨時処理分) 3,368 3,502 134人件費 1,698 1,805 107物件費 1,472 1,482 10税金 197 215 18業務純益(一般貸倒引当金繰入前) 1,294 1,002 △ 292一般貸倒引当金繰入額 276 △ 32 △ 308業務純益 1,017 1,035 18うち国債等債券損益(5勘定尻) 13 11 △ 2臨時損益 △ 686 △ 501 185うち株式等損益(3勘定尻) 302 0 △ 302うち不良債権処理額 889 454 △ 435貸出金償却 201 144 △ 57個別貸倒引当金純繰入額 688 292 △ 396特定債務者支援引当金繰入額 ― ― ―特定海外債権引当勘定繰入額 ― ― ―その他の債権売却損等 ― 18 18

    その他臨時損益 △ 99 △ 47 52経常利益 331 534 203特別損益 348 30 △ 318うち固定資産処分損益 △ 24 △ 4 20固定資産処分損 24 4 △ 20

    税引前中間純利益 679 564 △ 115法人税、住民税及び事業税 907 18 △ 889法人税等調整額 △ 549 224 773中間純利益 321 321 0*1. 業務粗利益=資金運用収支+役務取引等収支+その他業務収支

    2. 業務純益=業務粗利益-経費(除く臨時処理分)-一般貸倒引当金繰入額3. 臨時損益とは、損益計算書中「その他経常収益・費用」から一般貸倒引当金繰入額を除き、退職給付費用のうち臨時費用処理分等を加えたものです。4. 国債等債券損益(5勘定尻)=国債等債券売却益(+国債等債券償還益)-国債等債券売却損(-国債等債券償還損)-国債等債券償却5. 株式等損益(3勘定尻)=株式等売却益-株式等売却損-株式等償却

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    中間財務諸表等[単体]

    当行の中間財務諸表は、「中間財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和52年大蔵省令第38号。以下「中間財務諸表

    等規則」という。)に基づいて作成していますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」(昭和57年大

    蔵省令第10号)に準拠しています。

    なお、前中間会計期間(平成19年度中間期)は、改正前の中間財務諸表等規則及び銀行法施行規則に基づき作成し、当中間会計期間

    (平成20年度中間期)は改正後の中間財務諸表等規則及び銀行法施行規則に基づき作成しています。

    経理の状況

    中間貸借対照表 単位:百万円

    区  分 平成19年度中間期平成20年度中間期

    現金預け金 5,669 5,200コールローン 13,200 11,221買入金銭債権 76 54有価証券 90,461 94,887 貸出金 311,704 309,312 外国為替 3 31その他資産 2,010 1,719有形固定資産 4,813 5,530無形固定資産 29 29繰延税金資産 1,500 1,683支払承諾見返 866 639貸倒引当金 △ 4,187 △ 3,254

    資産の部合計 426,146 427,055

    預金 393,047 396,981 譲渡性預金 3,960 2,288その他負債 3,366 2,509未払法人税等 28リース債務 699 その他の負債 1,781 賞与引当金 205 196退職給付引当金 512 473役員退職慰労引当金 86 119睡眠預金払戻損失引当金 53 50再評価に係る繰延税金負債 785 784支払承諾 866 639

    負債の部合計 402,884 404,043資本金 5,191 5,191資本剰余金 4,101 4,101資本準備金 4,101 4,101利益剰余金 11,898 12,693利益準備金 1,015 1,059その他利益剰余金 10,883 11,633別途積立金 7,492 7,492繰越利益剰余金 3,390 4,141

    自己株式 △ 33 △ 36株主資本合計 21,157 21,950

    その他有価証券評価差額金 1,133 92土地再評価差額金 971 969 評価・換算差額等合計 2,104 1,061純資産の部合計 23,261 23,011

    負債及び純資産の部合計 426,146 427,055

    中間損益計算書 単位:百万円

    区  分 平成19年度中間期平成20年度中間期

    経常収益 5,852 5,517資金運用収益 4,967 4,898(うち貸出金利息) (4,434) (4,306)(うち有価証券利息配当金) (490) (556)役務取引等収益 528 479その他業務収益 21 19その他経常収益 336 120

    経常費用 5,521 4,983資金調達費用 599 671(うち預金利息) (597) (668)役務取引等費用 251 220その他業務費用 1 -営業経費 3,426 3,581その他経常費用 1,241 509

    経常利益 331 534特別利益 420 38償却債権取立益 38

    特別損失 71 8固定資産処分損 4減損損失 3

    税引前中間純利益 679 564法人税、住民税及び事業税 907 18法人税等調整額 △ 549 224法人税等合計 243中間純利益 321 321

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    単体情報

    中間株主資本等変動計算書

    中間財務諸表等[単体]

    単位:百万円

    区  分 平成19年度中間期平成20年度中間期

    株主資本資本金前期末残高 5,191 5,191当中間期変動額当中間期変動額合計 ― ―当中間期末残高 5,191 5,191

    資本剰余金資本準備金前期末残高 4,101 4,101当中間期変動額当中間期変動額合計 ― ―当中間期末残高 4,101 4,101

    資本剰余金合計前期末残高 4,101 4,101当中間期変動額当中間期変動額合計 ― ―当中間期末残高 4,101 4,101

    利益剰余金利益準備金前期末残高 992 1,037当中間期変動額利益準備金の積立 22 22当中間期変動額合計 22 22当中間期末残高 1,015 1,059その他利益剰余金別途積立金前期末残高 7,492 7,492当中間期変動額当中間期変動額合計 ― ―当中間期末残高 7,492 7,492

    繰越利益剰余金前期末残高 3,203 3,951当中間期変動額利益準備金の積立 △ 22 △ 22剰余金の配当 △ 111 △ 111中間純利益 321 321土地再評価差額金の取崩 ― 2当中間期変動額合計 187 189当中間期末残高 3,390 4,141利益剰余金合計前期末残高 11,688 12,481当中間期変動額利益準備金の積立 ― ―剰余金の配当 △ 111 △ 111中間純利益 321 321土地再評価差額金の取崩 ― 2当中間期変動額合計 209 212当中間期末残高 11,898 12,693

    自己株式前期末残高 △ 29 △ 35当中間期変動額自己株式の取得 △ 4 △ 0当中間期変動額合計 △ 4 △ 0

    当中間期末残高 △ 33 △ 36株主資本合計前期末残高 20,951 21,738当中間期変動額剰余金の配当 △ 111 △ 111中間純利益 321 321自己株式の取得 △ 4 △ 0土地再評価差額金の取崩 ― 2当中間期変動額合計 205 211

    当中間期末残高 21,157 21,950

    区  分 平成19年度中間期平成20年度中間期

    評価・換算差額等その他有価証券評価差額金前期末残高 1,816 728当中間期変動額株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額) △ 683 △ 635当中間期変動額合計 △ 683 △ 635

    当中間期末残高 1,133 92土地再評価差額金前期末残高 971 971当中間期変動額株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額) ― △ 2当中間期変動額合計 ― △ 2当中間期末残高 971 969

    評価・換算差額等合計前期末残高 2,788 1,699当中間期変動額株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額) △ 683 △ 638当中間期変動額合計 △ 683 △ 638

    当中間期末残高 2,104 1,061純資産合計前期末残高 23,739 23,438当中間期変動額剰余金の配当 △ 111 △ 111中間純利益 321 321自己株式の取得 △ 4 △ 0土地再評価差額金の取崩 ― 2株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額) △ 683 △ 638当中間期変動額合計 △ 477 △ 426当中間期末残高 23,261 23,011

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    中間財務諸表等[単体]

    ■中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項(平成20年度中間期)1. 商品有価証券の評価基準及び評価方法  商品有価証券の評価は時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)により行っております。

    2. 有価証券の評価基準及び評価方法  有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては、中間決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。

    3. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法  デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。4. 固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産(リース資産を除く)     有形固定資産の減価償却は、定額法を採用し、年間減価償却費見積額を

    期間により按分し計上しております。また、主な耐用年数は次のとおりであります。

    建 物  3年~40年 その他  2年~20年 (2) 無形固定資産(リース資産を除く)     無形固定資産は、定額法により償却しております。 (3) リース資産     所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」中のリ

    ース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法によっております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。

    5. 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金     貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上

    しております。     破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破

    綻先」という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。

         破綻懸念先で、与信額が一定額以上の大口債務者のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権等については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方