味の素株式会社(2802 first presentation...トウモロコシやキャッサバ...

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味の素株式会社(2802) First Presentation グローバル財務部 IRグループ(201911月更新版) Copyright © 2019 Ajinomoto Co., Inc. All rights reserved.

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Page 1: 味の素株式会社(2802 First Presentation...トウモロコシやキャッサバ のデンプン ブドウ糖がつながったもの 分解すればブドウ糖になる 酵素で分解

味の素株式会社(2802)

First Presentation

グローバル財務部 IRグループ(2019年11月更新版)

Copyright © 2019 Ajinomoto Co., Inc. All rights reserved.

Page 2: 味の素株式会社(2802 First Presentation...トウモロコシやキャッサバ のデンプン ブドウ糖がつながったもの 分解すればブドウ糖になる 酵素で分解

1.当社概要 (2018年度)

*事業利益 : 当社が経営管理のため独自に定義した利益指標。売上高 - 売上原価 - 販売費、研究開発費及び一般管理費 + 持分法による損益。

Copyright © 2019 Ajinomoto Co., Inc. All rights reserved. 1

本社所在地 東京都中央区京橋1-15-1

創業 1909年

従業員数 34,504人

資本金 798億円

売上高 1兆1,274億円

事業利益 926億円

法人数 128

(内、海外法人数) 89

事業展開 35の国と地域

製品展開エリア 130超

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2.アミノ酸とは

約10万種類のタンパク質

タンパク質を構成する20種類のアミノ酸

イソロイシン グリシン

ロイシン アラニン

リジン セリン

メチオニン アスパラギン酸

フェニルアラニン アスパラギン

スレオニン グルタミン酸

トリプトファン グルタミン

バリン アルギニン

ヒスチジン システイン

チロシン

プロリン

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3.創業のきっかけ

1908年 「うま味」の発見 (池田菊苗博士)

1909年 「日本人の栄養状態を改善したい」との

思いから事業化 (創業者 鈴木三郎助)Copyright © 2019 Ajinomoto Co., Inc. All rights reserved. 3

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4.乳児でも感じるうま味

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トウモロコシやキャッサバのデンプン

ブドウ糖がつながったもの分解すればブドウ糖になる

酵素で分解

サトウキビから抽出された糖蜜に含まれるブドウ糖

ブドウ糖

ブドウ糖

グルタミン酸

発酵

グルタミン酸生産菌

発酵法によるグルタミン酸の生産

5.アミノ酸の原料と生産方法

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6.世界で認められるグルタミン酸ナトリウム(MSG)の安全性

公的機関によるMSGの安全性に関する評価

○1958 FDA designates MSG as Generally Recognized as Safe.

○1979 National Academy of Science in US confirms MSG is safe as

a food ingredient.

○1987 Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives places

MSG in the safest category for food additives.

○1991 European Community’s Scientific Committee for food confirm

safety of MSG

○1992 American Medical Association concludes normal MSG levels in

diet are safe.

○1995 FDA reaffirm MSG is safe upon a report from the Federation

of American Societies for Experimental Biology.

○2003 Food and Standards Australia New Zealand declared MSG is safe.

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栄養機能

生理機能

反応性呈味機能

甘味料

調味料

加工食品

冷凍食品

製薬カスタムサービス

ケミカル

香粧品

健康ケア

アミノインデックス

医薬用アミノ酸

輸液

動物栄養

アミノ酸機能

当社技術

事業

調理時短ニーズ

健康な生活

減塩・減糖・減脂

食肉需要の増加

ロコモ・メタボ

アンメットメディカルニーズ

疾患発症リスク診断

情報処理能力の向上

自然派化粧品ニーズ

社会課題の解決

栄養バランス改善

睡眠の質改善

7.アミノ酸をベースにした事業展開

味覚・嗜好性評価

おいしさ設計

素材物性改良

造粒・加工

統計解析

高感度迅速分析

健康機能評価配合・乳化

栄養機能評価

重合・フィルム化

機能性評価

ハイブリッド製造プロセス

日本食品

ヘルスケア

海外食品

ライフ

サポート

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8.セグメント別売上高・事業利益 (FY18実績)

日本食品3,750

海外食品4,816

ライフサポート1,079

ヘルスケア1,353

その他274

売上高

日本食品298

海外食品423

ライフサポート95

ヘルスケア120

その他

▲12

事業利益*

FY18

11,274億円FY18

926億円

*事業利益 : 当社が経営管理のため独自に定義した利益指標。売上高ー売上原価ー販売費、研究開発費及び一般管理費+持分法による損益。

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9.味の素グループの目指す姿「確かなグローバル・スペシャリティ・カンパニー」に向けたロードマップ

グローバル食品企業トップ10クラス1)

としての持続成長グローバル食品企業トップ10クラスへの飛躍

確かなグローバル・スペシャリティカンパニーとしてのサステナブルな価値創造

EPS成長率

ROE

事業利益率

事業利益額

海外(コンシューマー食品)

売上成長率2)

956億円

FY17実績

13%

9.6%

8.6%

FY20目標(連続成長)FY19修正予想

▲38%

3.0%

7.7%

880億円

グローバル食品企業トップ10クラス水準1)

利益を創出し続けられる強い事業構造への変革の実現により、グローバルトップ10クラス入りを目指す。

926億円

8.2%

4.7%

▲49%

1,370億円~

10%

10%~

年二桁成長

年二桁成長

1. IFRS基準で、グローバルトップ10クラスは事業利益額1,300億円以上と定義; 2. 現地通貨ベース; 3. 冷凍食品含む

1,500億円

1,300億円

5%3)

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6%3)

FY18実績

3%3)

次期中期経営計画と連動

成長戦略の再構築→

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10.財務戦略

• 設備投資・R&D・M&Aを三位一体でマネジメントし、成長領域へ傾斜配分– R&D: 各年度で290億円程度を維持(対売上高比率2.5%程度)

– 設備投資: 3年間で約2,300億円を投資– M&A: 戦略的M&A投資を積極的に実行

• 連結子会社の持分比率引き上げを通じた、当期利益向上を検討

• 配当性向30%を目途に、安定的かつ継続的に配当• 総還元性向50%~を目途に機動的な自己株式取得を検討

• FY17-FY19期間で3,500億円レベルの営業キャッシュフローを創出

• 売上高EBITDA率を13%台後半へ引き上げ

• 成長戦略に向け、D/Eレシオを50%程度にマネジメントしながら有利子負債を主体とし、資金調達を実施

資金調達

キャッシュフロー創出

成長投資

株主還元

FY18実績

営業CF:1,232億円

EBITDA率:12.9%

計 1,074億円R&D: 278億円設備投資: 796億円

M&A: 0億円

配当性向 59.7%

D/Eレシオ:36.3%

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11.味の素グループが考えるESG

食を通じて、家族や人と人がつながり、

多様なライフスタイルを実現できる

社会づくりに貢献します

モノづくりから消費の場面に至るまで、

社会とお客様と共に地域・地球との

共生に寄与します

グローバルトップクラスの多様な人財が、

お客様起点で地域と価値を共創します

先端バイオ・ファイン技術と

そこから生まれたおいしさ設計技術により、

おいしくからだに良い食で、

健康づくりに貢献します

• うま味を軸とした、たんぱく質・野菜が摂取出来る

おいしくからだに良いメニューをプロデュース

ASVを通じた価値創造ストーリー

グループが解決すべき社会課題と目指す創造価値味の素グループは、事業を通じて社会課題の解決に貢献することで、経済価値を向上させ、持続的な成長を実現してきます。

  社会 S

  環境 E

 ガバナンス G

食を通じて、家族や人と人がつながり、

多様なライフスタイルを実現できる

社会づくりに貢献します

モノづくりから消費の場面に至るまで、

社会とお客様と共に地域・地球との

共生に寄与します

グローバルトップクラスの多様な人財が、

お客様起点で地域と価値を共創します

先端バイオ・ファイン技術と

そこから生まれたおいしさ設計技術により、

おいしくからだに良い食で、

健康づくりに貢献します

• うま味を軸とした、たんぱく質・野菜が摂取出来る

おいしくからだに良いメニューをプロデュース

ASVを通じた価値創造ストーリー

グループが解決すべき社会課題と目指す創造価値味の素グループは、事業を通じて社会課題の解決に貢献することで、経済価値を向上させ、持続的な成長を実現してきます。

  社会 S

  環境 E

 ガバナンス G

食を通じて、家族や人と人がつながり、

多様なライフスタイルを実現できる

社会づくりに貢献します

モノづくりから消費の場面に至るまで、

社会とお客様と共に地域・地球との

共生に寄与します

グローバルトップクラスの多様な人財が、

お客様起点で地域と価値を共創します

先端バイオ・ファイン技術と

そこから生まれたおいしさ設計技術により、

おいしくからだに良い食で、

健康づくりに貢献します

• うま味を軸とした、たんぱく質・野菜が摂取出来る

おいしくからだに良いメニューをプロデュース

ASVを通じた価値創造ストーリー

グループが解決すべき社会課題と目指す創造価値味の素グループは、事業を通じて社会課題の解決に貢献することで、経済価値を向上させ、持続的な成長を実現してきます。

  社会 S

  環境 E

 ガバナンス G

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12.2020年度 統合目標

ASVを通じた

価値創造ストーリー

社会価値

<味の素グループの共通目標>経済価値 統合価値

・うま味を通じたたんぱく質・

野菜をおいしく摂取し、

 栄養バランス改善

  <当社グループ調味料による

肉・野菜の摂取量>

・共に食べる場の増加

  <当社グループ製品による

共食の場への貢献回数>

・おいしくスマートな

調理の実現

  <当社グループ製品を通じて

創出される時間>

・人々の快適な生活の実現

  <アミノ酸製品を通じた

快適な生活への貢献人数>

  環境 ③地球との共生

 地球環境への負荷を低減

  <調達・生産・消費を通じた

環境課題の解決>

コスト削減

 ▲約100億円※1

 ガバナンス④多様な人材による

地域との価値共創

 従業員の働きがいの向上

  <働きがいを実感している

従業員の割合>

ICT活用による業務効率化

 ▲約25億円※1

コーポレートブランド価値※2

 1,500 USD mil. ~

 (+850 USD mil ~)

  社会

①おいしくからだに良い食

で健康づくり

②つながり、多様な

ライフスタイル

売上高

 1兆3,500億円

 (+2,600億円)

S

E

G

※1コスト削減▲100億円、▲25億円はFY19対FY16

※2 インターブランド社調べ、「Japan's Best Global Brands 2016」 公表数値(FY15実績を基に算出)

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➢本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記載は、本資料の発表日現在における将来の見通し、計画のもととなる前提、予測を含んで記載しており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、今後様々な要因によって、大きく異なる結果となる可能性があります。

➢本資料には監査を受けていない概算値を含むため、数値が変更になる可能性があります。

➢本資料の金額は、切り捨てで表示しております。

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