石川県特定高性能農業機械導入計画...3...

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石川県特定高性能農業機械導入計画 石川県特定高性能農業機械導入計画 石川県特定高性能農業機械導入計画 石川県特定高性能農業機械導入計画 平成22年2月 平成22年2月 平成22年2月 平成22年2月 石川県農林水産部

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Page 1: 石川県特定高性能農業機械導入計画...3 特定高性能農業機械を導入する者の備えるべき条件その他特定高性能農業機械の 導入を効果的に行うために必要な条件の整備に関する事項

石川県特定高性能農業機械導入計画石川県特定高性能農業機械導入計画石川県特定高性能農業機械導入計画石川県特定高性能農業機械導入計画

平成22年2月平成22年2月平成22年2月平成22年2月

石川県農林水産部

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目 次

利用あたって ……………………………………………………………………………… 1

1 特定高性能農業機械の導入に関する目標 ………………………………………… 3

2 計画の期間 …………………………………………………………………………… 5

3 特定高性能農業機械を導入する者の備えるべき条件その他特定高性能農業

機械の導入を効果的に行うために必要な条件の整備に関する事項 ………… 6

4 特定高性能農業機械の導入及び利用に関する事項 ……………………………… 8

5 特定高性能農業機械を使用した農作業の安全性の確保に関する事項 ………… 10

6 その他特定高性能農業機械の導入に関し必要な事項 …………………………… 12

別紙1 経営改善目標の作成について ……………………………………………… 14

別紙2 トラクターと作業機との組合せ …………………………………………… 15

別紙3 トラクターと動力噴霧機との組合せ ……………………………………… 17

別紙4 トラクターとフォーレージハーベスターとの組合せ …………………… 17

別紙5 トラクターとポテトハーベスターとの組合せ …………………………… 18

別紙6 トラクターとビートハーベスターとの組合せ …………………………… 18

参考資料

1 天候からみて安全性を考慮した月別機械作業可能日数率 ……………………… 19

2 農業機械の年間固定費 ……………………………………………………………… 20

3 主要農業機械の格納所要床面積(例) …………………………………………… 23

4 実作業率基準表 ……………………………………………………………………… 24

5 ほ場作業効率の基準 ………………………………………………………………… 25

6 標準作業体系 ………………………………………………………………………… 26

7 導入農業機械の能力算出表 ………………………………………………………… 29

8 関係通達等 …………………………………………………………………………… 35

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利用にあたって1.この計画は、(1)「農業機械化促進法(昭和28年法律第252号)」(2)「高性能農業機械等の試験研究、実用化の促進及び導入に関する基本方針(平成20年5月16日農林水産省告示第741号)(3)「特定高性能農業機械の導入に関する計画の策定及びその取扱いについて-ガイドライン-(平成20年8月7日付け20生産第2358号生産局長、経営局長、農村振興局長通知)」に基づき、本県における高性能な農業機械の適正な導入と効率的な利用を推進するために作成したものである。2.この計画の利用期間は平成22年度から26年度までである。3.この計画においては、農業機械化促進法に定める特定高性能農業機械のうち、本県において既に導入され、または今後かなりの導入が見込まれる農業機械を対象とした。4.利用規模の下限面積は、効率的な利用が可能となる土地条件、作物栽培条件下での機械の作業能力から算出される標準的作業面積及び平均的な作業受託料金から算出される経済的利用面積を総合的に検討して決定した。しかしながら、作業期間、実作業率は、営農条件の良い地区にあっては、この指針を相当上回る利用面積の確保に努める必要がある。5.対象とした農業機械は以下のとおりである。(1)稲作用・トラクター …………………… 30ps級 40ps級 50ps級 80ps級・乗用型田植機 ………………… 4条 5条 6条 8条 10条・水田用乗用型多目的作業機(水田用栽培管理ビークル)…………………… 植付け6条以上、薬剤吐出量3ç/分以上、有効散布幅5m以上・コンバイン …………………… 3条(自脱) 4条(自脱) 5条(自脱) 6条(自脱)普通型(2m級)(2)麦、大豆、ソバ、ハトムギ作用・トラクター …………………… 30ps級 40ps級 50ps級 80ps級・コンバイン …………………… 3条(自脱) 4条(自脱) 5条(自脱) 6条(自脱)専用型(刈幅1.4m)普通型(2m級)

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(3)野菜作用・トラクター …………………… 30ps級 40ps級 50ps級 80ps級・ブームスプレヤー…………………… 吐出量30~55ç/分 55~70ç/分・乗用型全自動移植機 ………… 2条(4)果樹作用・トラクター ……………………(SSとの組み合わせにより決まる。)・スピードスプレヤー(SS)…………………… 吐出量20~50ç/分 50~70ç/分 70ç/分以上(5)飼料作物、牧草用・トラクター ……………………(収穫調製機との組み合わにより決まる。)・フォーレージハーベスター…………………… 刃幅1.0~1.2m 1.2~1.5m 1.5m以上・簡易草地更新機 ……………… 作業幅2m級6.特定高性能農業機械以外のものであって、その効率的利用推進の観点から特に指導が必要となっているものについては、特定高性能農業機械に準じて利用規模の目安を示した。

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1 特定高性能農業機械の導入に関する目標(1) 平成26年度における特定高性能農業機械の種類別利用面積種 類 作目 面 積 種 別 利用面積 左の割合 標準的なほ場区画(ha) (ha) (%)トラクター 水 稲 26,400 30ps級 4,530 17.2 30a区画以上40ps級 2,930 11.150ps級以上 4,300 16.3計 26,400 - 11,760 44.5乗用型田植機 水 稲 26,400 4条植 4,800 18.2 30a区画以上5条植 7,500 28.46条植 8,000 30.38条植以上 3,500 13.3計 26,400 - 23,800 90.2水田用乗用型 水 稲 26,400 - 30a区画以上多目的作業機計 26,400 -コンバイン 水 稲 26,400 3条刈(自脱) 3,500 13.3 30a区画以上4条刈(自脱) 8,000 30.35条刈(自脱) 4,000 15.26条刈(自脱) 2,000 7.6計 26,400 - 17,500 66.3(参考)主要農業機械の普及状況及び目標1 トラクター普及台数 20ps級 20~30 30~40 40~50 50ps級 水稲における 利用率 水稲作付区 分 未満 ps級 ps級 ps級 以上 実利用面積 面 積(台) (台) (台) (台) (台) (台) (ha) (%) (ha)現状(H21) 15,813 7,495 6,515 1,090 344 369 25,886 98 26,400目標(H26) 15,170 7,120 6,190 1,110 360 390 26,140 98 26,400H26/H21 96 95 95 102 105 106 101 100 1002 田植機 普及台数 2条 3条 4条 5条 6条以上 利用面積 利用率 水稲作付区 分 うち 面 積(台) (台) (台) (台) (台) (台) 8 条 (ha) (%) (ha)以上現状(H21) 15,159 1,476 96 8,066 3,766 1,755 322 24,840 93 26,400目標(H26) 13,090 1,180 70 6,450 3,460 1,930 360 24,860 93 26,400H26/H21 86 80 73 80 92 110 112 100 100 1003 コンバイン(自脱型)普及 2条刈 3条刈 4条刈 5条刈 6条刈 利用面積 利用率 水稲作付区 分 台数 面 積(台) (台) (台) (台) (台) (台) (ha) (%) (ha)現状(H21) 15,387 10,565 3,796 724 233 69 25,158 95 26,400目標(H26) 13,720 8,980 3,600 830 240 70 25,220 96 26,400H26/H21 89 85 95 115 103 101 100 101 100

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(2) 特定高性能農業機械の利用規模の下限 利用規模 標準的な作目 機械の種類 左の種別 利用目的 の下限 ほ場区画(ha)水 稲 トラクター 30ps級 代かき 8 30a区画40ps級 1050ps級 1280ps級 15乗用型田植機 4条植 田植え 55条植 76条植 98条植 1210条植 15水田用乗用型多目的作業機 植付け6条以上 田植え(水田用栽培管理ビークル) 薬剤吐出量3ç/分以上 防除 8有効散布幅5m以上 施肥等コンバイン 3条刈 刈取り 74条刈 105条刈 166条刈 18普通型(2m級) 19麦、大豆 トラクター 30ps級 耕起 7 30a区画40ps級 950ps級 1180ps級 15コンバイン(麦) 3条刈 刈取り 54条刈 脱粒 85条刈 116条刈 13普通型(2m級) 17コンバイン(大豆) 専用型(刈幅1.4m) 刈取り 8普通型(2m級) 脱粒 16ソバ コンバイン 専用型(刈幅1.4m) 刈取り 10普通型(2m級) 14ハトムギ コンバイン 普通型(2m級) 刈取り 14野 菜 トラクター 30ps級 耕起 740ps級 畦立 950ps級 1180ps級 15ブームスプレヤー 薬剤吐出量 防除 30ç /分以上55ç/分未満 6 55ç /分以上70ç/分未満 8乗用型全自動移植機 2条 移植 5

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利用規模 標準的な作目 機械の種類 左の種別 利用目的 の下限 ほ場区画(ha)果樹 トラクター スピードスプレヤーとの組み合わせにより決まる。スピードスプレヤー 薬剤吐出量 防除20ç/分以上50ç/分未満 350ç/分以上70ç/分未満 670ç/分以上 9飼料作物 トラクター 収穫調製作業機との組み合わにより決まる。及び牧草 フォーレージハーベスター 刃幅1.0m以上1.2m未満 収穫 71.2m以上1.5m未満 121.5m以上 17簡易草地更新機 作業幅2m級 播種 18(留意事項)(1) 一年二作に利用する場合の利用規模の下限は、それぞれの作目についての作業面積の和となる。(2) 次の場合には、4輪駆動又は種別の大きいトラクターの導入について検討すること。ア 特に高い動力を要する作業又は重粘な土壌のほ場における利用イ 8度以上の傾斜地における利用(3) 各種作業機への適応トラクターについては、別紙2「トラクターと作業機との組合わせ」を参照すること。(4) 簡易草地更新機に適応するトラクターの大きさは、60ps級以上とするが、一般に、傾斜地若しくは湿地における作業の場合又は降雨後の作業等走行性に影響ある場合には、1段上のものを使用する。2 計画の期間平成22年度から5年間とする。

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3 特定高性能農業機械を導入する者の備えるべき条件その他特定高性能農業機械の

導入を効果的に行うために必要な条件の整備に関する事項(1) 導入する者の備えるべき条件ア 利用規模の下限以上の作業面積等を確保すること。特定高性能農業機械の導入に当たっての利用規模は、基本的には特定高性能農業機械の種類及び大きさの区分ごとの利用規模の下限以上を目標とする。その具体的な決定に当たっては、下記の事項等について検討するものとする。① 圃場の区画及びまとまり、農道の整備状況、作業上の障害物の有無等の土地条件② 当該地域における農業労賃及び作業請負料金の動向③ 対象作物の作業適期、作付体系等の作物栽培条件④ 当該機械の作業に係る関連機械施設との組み合わせ状況⑤ トラクターを耕起、代かき、防除等に使用する等汎用的利用を行う場合の能率制限因子となる作業の可能面積イ 特定高性能農業機械の操作技能を有する者がいること。特定高性能農業機械の操作に必要な技能を有する者は、県知事が農業機械の利用組織等におけるオペレーター若しくは受託者として活動するために必要な専門知識を修得した者として認定した者(以下「農業機械士」という。)又は農業機械士と同等の技術を有していると県知事が認める者とする。ウ 経営改善の達成が見込まれること。労働時間の低減、農業所得の増加等経営改善を達成する見込みについては、特定高性能農業機械を導入しようとする農業者が別紙1の「経営改善目標の作成について」に基づいて作成した経営改善目標が、農業経営基盤強化促進法(昭和55年法律第65号)第5条に規定する県知事が定める農業経営基盤の強化の促進に関する基本方針及び同法第6条に規定する市町長が定める農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想に即し、適切であると認められることが必要である。なお、補助事業及び制度資金により特定高性能農業機械を導入する場合、「経営改善目標の作成について」は当該事業等の事業計画の作成をもってこれに代えることとする。(2) ほ場条件、栽培管理条件及び関連機械施設条件ア ほ場条件 (単位:ha)ほ場条件整備 平成21年度にお 左の基準に基づく整備予定面積 平成26年度におい地 目 の基準 いて左の基準を て左の基準を備え備えている面積 H22 H23 H24 H25 H26 ている面積田 30a区画以上 23,201 90 80 80 80 80 23,611うち1ha以上 6,004 40 30 30 30 30 6,164※平成21年度面積は見込み (農業基盤課調べ)

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イ 栽培管理条件作 目 栽培管理条件整備の基準水稲 1.1集団(ほ区)若しくは集団の内が区分されている場合には、1区分(耕区)が同一水系に属するか、又は同一の水管理等が行われていることが望ましい。2.作付体系、作期、肥培管理等が適正かつ計画的に行われていること。3.作期幅の拡大が図られるよう品種及び作期の組合せが考慮されていること。4.区画のまとまりごとに品種及び耕種法がそろえられていることが望ましい。麦・大豆 1.1集団(ほ区)若しくは集団の内が区分されている場合には、1区分 (耕区)が同一水系に属するか、又は同一の水管理等が行われていることが望ましい。2.作付体系、作期、肥培管理等が適正かつ計画的に行われていること。3.排水対策を講じること。野菜 1.作付体系、作期、肥培管理等が適正かつ計画的に行われていること。2.品種や栽培方法ごとに集団的に栽培されていることが望ましい。果樹 1.立木仕立果樹園の場合は、散布作業が容易かつ安全に行えるとともに、農薬の散布効果が上がるよう樹形が整えられていること。2.棚作り果樹園の場合は、棚の高さが成熟時の果樹の垂下の程度を予定して散布作業に支障のないよう整備されているとともに、支柱、アンカー等が散布作業の障害とならないように整備されていること。ウ 関連機械施設条件関連機械施設名 関連機械施設条件整備の基準格納施設 1.施設の床面積は、トラクター、作業機及び装備品(以下「トラクター等」という。)の格納所要床面積に、トラクター及び作業機の装備品の交換・脱着作業に必要な面積、トラクター等の日常点検に必要な面積並びに床面の形状と出入口の位置等に応じた道路面積を加えたものであること。2.1の床面積に見合う格納施設の年間所要経費(施設の減価償却費、修理費、資本利子、租税公課及び保険料)は、格納するトラクター等の購入費の総額に比較して妥当なものであること。3.施設の出入口は、その高さがトラクター等の高さに応じたものであること。育苗施設等 1.苗の必要量が円滑に供給されるよう、育苗施設等が整備されていること。2.苗を効率的かつ安全に運搬するための運搬車及び運搬用具(苗棚等)が機械の能率に合わせて準備されていること。乾燥施設 1.収穫物を速やかに乾燥施設まで搬送できるよう、運搬車又は運搬用具がコンバインの能力にあわせて準備されていること。2.コンバインの収穫量に見合った適正な規模の乾燥機又は乾燥施設が設置されていること。

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4 特定高性能農業機械の導入及び利用に関する事項(1) 特定高性能農業機械の利用に関する技術の研修及び指導に関する事項ア 農業機械作業従事者の研修の実施 (単位:人)平成21年度 研 修 計 画 平成26年度研 修 の 種 類 までの研修 までの研修修了者の数 H22 H23 H24 H25 H26 修了者の数農業機械士養成研修 1,436 30 30 30 30 30 1,586※21年度研修修了者数は見込み (生産流通課調べ)イ 農業機械士の認定計画 (単位:人)平成21年度 認 定 計 画 平成26年度区 分 までの認定 までの認定者数 H22 H23 H24 H25 H26 者数農業機械士 1,230 25 25 25 25 25 1,355※21年度認定者数は見込み (生産流通課調べ)ウ 農業機械士等の養成及び配置に関する方針高性能農業機械の利用効率を高めるとともに、機械による事故防止と円滑な機械化の促進に資するため、石川県農業機械研修所において機械利用に関する知識及び技能取得の研修を実施し、高度化技術・知識を有する農業機械士を養成する。また、これらの研修を修了し、特定高性能農業機械等の利用技能を有する者と認められた農業機械士等を地域農業の担い手として、特に農業機械の共同利用を推進する場合には、その管理者等として位置づける等のその技能を活用するものとする。エ 県、市町における指導体制の整備市町、農業団体等と連携を密にし、地域の実態に応じた機械化を進める。また、農業普及指導員の技術向上に努めるとともに、現地機械研修等を実施し、農業従事者の技術水準の向上を図る。(2) 特定高性能農業機械の導入及び利用に際して留意すべき事項ア 農業機械による燃料消費量の低減に向けた適正な点検整備及び作業方法の実践農業機械の燃料消費量の低減のための適正な点検整備及び作業方法を示した「農業機械の省エネ利用マニュアル」の普及促進を通じて、農業機械の省エネルギー利用を推進するものとする。イ 農業機械の効率的な稼働に向けたほ場外の移動時間の短縮等に資するほ場の面的集積の促進

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ほ場の面的集積は、ほ場間の移動時間短縮によりほ場内の作業時間が確保でき、機械の効率利用の観点から重要であるため、担い手の規模拡大等に当たっては、ほ場のとりまとめに留意するものとする。ウ 作物及び品種の組合せ並びに作期分散技術の導入を通じた農業機械の稼働日数の確保作物及び品種の組合せや作期分散技術の導入により、農業機械の稼働日数を拡大する場合、「品目別生産コスト縮減戦略」等を参考として、集中している作業の分散をねらった結果、他の作業が集中してしまうことがないよう留意して進めるものとする。エ 集落営農において農業機械を共同で利用する場合における既存の農業機械の処分、作業委託の活用等を通じた効率的な機械利用体系の構築農業機械を共同で利用する場合は、下記に留意し、効率的な機械利用体系の構築を図るものとする。① 共同利用を行う農家集団にあっては、既に所有している農業機械を含めた全体的な有効利用についての調整があらかじめ当該集団によって行われていること。② 農業サービス事業体のうち農業機械の管理運営等を直接行う農協等事業体にあっては受託者の受託面積の拡大及び資質向上について配慮されていること。

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5 特定高性能農業機械を使用した農作業の安全性の確保に関する事項(1) 型式検査に合格し、又は安全鑑定基準に適合した機械の導入並びにこれらの機械の適正な利用・管理農業機械の導入に当たっては、乗用型トラクターの安全キャブ・フレームをはじめとして、事故の防止や事故時の被害軽減に大きな効果のある安全装置等が装備された型式検査合格機や安全鑑定適合機から選択されるよう指導する。また、安全性能に優れた機械であっても、日頃の点検整備や管理が不十分な場合には、思わぬ不具合が発生し、そのことが事故につながることもあることから、日常的な点検に加えて農業機械の整備等に関して一定の技術を有する者(「農業機械整備施設設置基準」(昭和44年5月31日付け44農政第2258号農林事務次官依命通知)の2の(1)のアからオまでで示された者)等による定期的な整備の実施等、適切な管理の励行を図るものとする。(2) 地域の実情に応じた農作業安全管理体制の整備、農作業安全指針の策定及び周知徹底事故防止のためには、農業者自身が高い安全意識を持って作業に当たることが不可欠である。このため、県や市町等の各地域段階において、地域の農作業の特徴や事故発生の実態を踏まえた、農作業安全のための指針を策定し、その周知徹底を図る等、農業者に対するきめ細かい安全指導・啓発のための取組を行うとともに、こうした取組が効果的に行えるよう、行政機関のみならず、農業機械の流通・利用等に係る関係機関等との連携強化に向けた体制の整備を図るものとする。(3) 農道、ほ場等の農作業環境の点検及び危険箇所の改善並びに安全で快適な農作業現場の構築農業機械による事故は、機械、作業者、作業環境の3つの要因が相まって発生するものとされている。このため、ヒヤリ・ハット情報の収集等により危険箇所を適切に把握し、地域内の危険箇所、事故多発箇所を示した危険マップの作成・配布等を通じてその周知を図るとともに、農道、ほ場等における危険箇所の改善・整備に努めることとする。また、道路上での追突事故等防止に有効な低速車マーク等の危険回避資材の農業機械への装着を指導するとともに、労働負荷が軽減された働きやすい作業環境の整備が、事故の未然防止につながることから、安全で快適な農作業現場の構築に向けて、取組を強化するものとする。(4) 女性、高齢農業者等の個々の安全知識や機械操作技術レベルに応じた研修・講習会の実施による安全意識の啓発指導女性や高齢者による農業機械による作業が増加する実態を踏まえ、それぞれの作業経験や体格、体力等に応じた安全な機械操作に関する指導体制の整備を図るものとする。特に高齢農業者では、加齢による心身機能(視力、聴力、判断力等)の低下等を原因とする事故の発生が多くなっており、今後、定年帰農者の増加等によりさらなる高齢化の進展が見込まれることから、高齢者の安全意識啓発に向けた取組の充実・強化を図るものとする。(5) 道路交通及び雇用労働者の保護に関する関係法令等の周知徹底経営面積の拡大等により、乗用型農業機械による道路走行の機会が多くなること、農業機械が関係する交通事故が増えていることから、道路交通の安全等を目的とする道路運送

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車両法、道路交通法等の周知及びその順守を徹底する。また、農業経営における法人化の進展等に伴い、雇用労働者の割合が増加していることから、雇用労働者の安全確保等を義務付けた労働安全衛生法等関係法令の周知・徹底により、雇用労働者の農作業事故の防止を図るものとする。(6) 農作業事故の発生実態及びその原因の把握・分析並びにこれらの情報の効果的な活用1から5までの取組の効率的な実施のためには、農作業事故の発生実態や原因を迅速かつ正確に把握することが不可欠であることから、様々な情報源を活用して、詳細な事故情報の収集・分析に努めるとともに、それらの情報の効果的な発信により、農業者の安全意識の啓発等に活用するものとする。(7) 農業作業事故防止及び労災加入促進のための指導体制の整備関係機関と一体となり、全県的な事故防止の啓発指導を行うとともに、農業者の労働者災害補償保険法に基づく保険(労災保険)への加入を積極的に推進していくこととする。

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6 その他特定高性能農業機械の導入に関し必要な事項(1) 修理整備体制の整備ア 整備施設の設置平成26年度における施設数 (参考)平成21年度における施設数大型 中型 小型 計 大型 中型 小型 計31 20 14 65 31 21 16 68注:整備施設の分類は、「農業機械整備施設設置基準について」(昭和44年5月31日付け44農政第2258号農林事務次官依命通達)による。イ 点検整備等の体制に対する指導の方針農業機械の点検整備体制の強化を図るため、全農いしかわ県本部、石川県農業機械商業協同組合と一体となり、農業機械整備事業者に対し、未認定施設の認定促進や整備施設等の充実等を指導するとともに、中古農業機械等の性能、安全性等の確保に必要な整備及び評価に関する知識・技能を習得させるための研修等を実施することとする。(2) 組織的利用に関する事項共同利用を行う農家集団及び農業サービス事業体における特定高性能農業機械の組織的利用については、ア 共同利用を行う農家集団にあっては、利用規模の下限以上の面積が員内利用面積として確保されるよう、既に所有している農業機械を含めた全体的な有効利用についての調整があらかじめ当該集団によって行われていること。イ 農業サービス事業体のうち農業機械の管理運営等を直接行う農協等事業体にあっては、利用規模の下限以上の面積が受託利用面積として確保されるよう、委託志向農家の委託面積の把握があらかじめなされているとともに、受託者の資質向上について配慮されていること。等に留意するものとする。

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(3) 特定高性能農業機械以外の利用規模の目安作物 農業機械 左の種別 利用目的 利用規模 標 準 的の種類 の 下 限 ほ場区画水稲 トラクター 20ps級 代かき 6ha 20a区画未満田植機 4条(歩行) 田植え 4無人ヘリコプ 20ps級 防除 100ターコンバイン 2条刈 刈取り 4種子用コンバ 2条刈 刈取り 3イン 3条刈 6マニュア 1,000kg級 堆肥散布 10スプレッダー麦 コンバイン 2条刈 麦刈取り 3大豆 トレンチャー 34ps以上(トラクター搭載式) 排水溝掘り 6播種機 3連(トラクターアタッチ) 麦、大豆播種 5培土機 乗用2連 大豆中耕、培土 8選粒、選別機 500kg級 大豆選粒、選別 10乾燥機 800kg級 大豆乾燥 3野菜 トラクター 20ps級 耕起、畦立て 5移植機 1条用 定植 2動力噴霧機 可搬式 21ç/分 防除 2搭載式 33ç/分 3果樹 動力噴霧機 17ç/分(可搬式) 防除 2トレンチャー 8ps(歩行自走式) 植え溝堀り 5有機物施用溝切り24ps(トラクター搭載式) 排水溝切り 6支柱架設用溝掘り12ps(乗用自走式) 深耕 8飼料 フォーレージ 刃幅0.8m~1.0m未満 収穫 6作物 ハーベスター及び牧草

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別紙1 経営改善目標の作成について特定高性能農業機械を導入しようとする者は、次の様式にしたがい、経営改善目標を作成する。 10a当たり生産性営農 経営 労 働 作付 単収 機械類型 規模 力 面積 投下 装備農業 費用 うち 労働(kg/ 所得 合計 農機具費 労働費 時間(ha) (人)(ha) 10a) (円) (円) (円) (円) (hr)現 況( 年)目 標( 年)記載上の留意事項1 目標は原則として5年後とする。2 経営規模は、自作地、借地、受託等に区分して記入する。3 労働力は、自家労働力及び雇用労働力に区分して記入する。4 作付面積は、作目別に記入する。5 機械装備は、機械の機種ごと、性能、台数、導入方法、利用形態(個人利用、共同利用)、新規導入又は既導入の区別を記入する。

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別紙2 トラクターと作業機との組合せ トラクターの大きさ作業機名 作業内容 備 考Ⅰ30PS級 Ⅱ40~50PS級 Ⅲ60~80PS級 Ⅳ90PS級ボトムプラウ 耕起 水田用 水田用 水田用 刃幅×連数30㎝×3 30㎝×4 30㎝×6 ( " は イ ン(12"×3) (12"×4) (12"×6) チ)畑用 畑用 畑用 畑用30~36㎝×1~2 36㎝×2~3 36㎝×3~4 41㎝×4(12~14" (14"×2~3) (14"×3~4) (16"×4)×1~2) 41㎝×2 41㎝×3 46㎝×3~436×41㎝×1 (16"×2) (16"×3) (18"×3~4)(14~16"×1) 46~51㎝×1 46~51㎝×2 51㎝×2(18~20"×1) (18~20"×2) (20"×2)56㎝×1 66㎝×1(22"×1) (26"×1)60㎝×1(24"×1)チゼルプラウ 耕起 1.8m 2.1m 2.7m 作業幅駆動ディスクプラウ 耕起 1.4~1.9m 1.9m - - 作業幅(ツーウェイ型)ロータリー 耕起・砕土 1.8m未満 1.8~2.2m 2.0~2.8m 2.6~3.0m 作業幅深耕ロータリー 耕起・砕土 1.4~1.6m 1.5~1.8m - - 作業幅ロータリーハロー 砕土 - 2.2~3.3m 2.4~3.3m - 作業幅ディスクハロー 砕土 46㎝×20~24 51㎝×24~32 51㎝×28~36 ディスク直(18"×20~24) (20"×24~32) (20"×28~36) 径×枚数51㎝×20~24 56㎝×24~32 56㎝×28~36(20"×20~24) (22"×24~32) (22"×28~36)バーチカルハロー 砕土 1.9~2.1m 1.9~2.3m 2.3~3.0m 作業幅代かき機 砕土・代かき 3.0m未満 2.4~3.8m 3.5~5.0m 4.5~5.5m 作業幅レベラー(レーザーレ 均平 2.1m未満 2.1~3.2m 2.1~4.0m 2.4~5.0m 作業幅ベラーを含む)カルチパッカー 砕土・鎮圧 2.0~2.4m 2.0~3.0m 2.4~6.0m 3.0~8.0m 作業幅(K型ローラーを含む)ローラー 鎮圧・砕土 2.4m未満 2.4~2.7m 2.4~2.7m - 作業幅ライムソアー 石灰散布 2.4m未満 2.4~3.6m 3.6~3.9m - 作業幅マニュアスプレッダー 堆肥散布 2,000kg未満 2,000~ 3,000~ 4,500~ 積載重量3,000kg 4,500kg 5,000kg尿散布機(スラリースプレッダ 液状ふん尿散 2,000㍑未満 2,000~ 3,000~ - タンク容量を含む) 布 3,000㍑ 6,000㍑スラリー 液状ふん尿注 1,500㍑未満 1,500~ 2,000~ 3,000~ タンク容量インジェクター 入 2,000㍑ 3,000㍑ 4,000㍑ブロードキャスター(とう載式) 粒状肥料散布 260㍑未満 260~500㍑ 500~1,000㍑ - ホッパー容(けん引式) 2,000㍑未満 2,000~ - - 量3,000㍑

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トラクターの大きさ作業機名 作業内容 備 考Ⅰ30PS級 Ⅱ40~50PS級 Ⅲ60~80PS級 Ⅳ90PS級不耕起播種機 施肥播種 1.6m(8条) 1.6m(8条) 2.0m(10条) 2.4m(12条) 水稲用(V溝直播機) 2.0m(10条) 2.4m(12条) 条間20㎝作業幅・作業条数(汎用型) 播種 4~6条 作業条数打込み式代かき同時 播種 8条 8~9条 作業条数点播機ドリルシーダー 施 肥 ・ 播 種 12条未満 12~24条 24条 - 作業条数(条播)プランター 施肥・播種 2~4条 4条 4~6条 - 作業条数(点播)ポテトプランター 施肥・播種 2条 2~4条 4条 - 作業条数(点播)トランスプランター 移植 2条 2~4条 4条 - 作業条数ウィーダー 除草 3~4m 3~4m - - 作業幅ロータリーホー 中耕・除草 3~4畦 4~5畦 4~5畦 - 作業畦数カルチベーター 中耕・除草 3~4畦 4~5畦 4~5畦 - 作業畦数ロータリーカルチベーター 中耕・除草 3~4畦 4~5畦 4~5畦 - 作業畦数モアー(レシプロ) 牧草刈取 1.8m未満 1.8~2.1m - - 作業幅(フレール) 1.5m未満 1.5~1.8m - - 作業幅(ドラム) 1.4m未満 1.4~1.6m 1.6~2.1m - 作業幅(ディスク) 1.5m未満 1.5~1.8m 1.8~2.4m - 作業幅モアーコンディショナー 刈取圧砕 - 1.6~1.8m 1.8~2.7m 2.7~3.7m 作業幅テッダーレーキ 反転集草(チェーン) 2.4m未満 2.4~3.0m - - 作業幅(ロータリー) 2.5~4.0m 4.0~6.7m 4.0~6.7m - 作業幅(シリンダー) 2.6~3.0m 2.6~3.0m - - 作業幅ヘーレーキ 集草 4.0m未満 4.0~5.6m 4.0~5.6m - 作業幅(フィンガホイール)へーべーラー 梱包(タイト) 1.3~1.6m 1.6~1.9m 1.9m - ピックアップ幅(ロール) 1.2m未満 1.2~1.5m 1.5~1.8m - ピックアップ幅細断型ロールベーラ 梱包 0.8~0.86m 0.8~0.86m 0.8~0.86m 0.8~0.86m 成形室直径(密封機能なし) (定置作業) (伴走作業) (1条コーンハーベスタ (2条コーンハーベスタとの併用による との併用によるワンマン作業) ワンマン作業)1.0m 1.0m 1.0m(定置 /伴走作 (1条コーンハーベスタ (2条コーンハーベスタ業) との併用による との併用によるワンマン作業) ワンマン作業)(密封機能付き) 1.0m 1.15m 1.15m(定置 /伴走作 (定置作業) (伴走作業)業)ベールラッパー ラッピング 0.85~1.6m 0.85~1.6m 0.85~1.6m 1.2~1.6m 梱包サイズロータリーカッター 刈株処理 1.5m未満 1.5~2.8m - - 作業幅

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トラクターの大きさ作業機名 作業内容 備 考Ⅰ30PS級 Ⅱ40~50PS級 Ⅲ60~80PS級 Ⅳ90PS級コーンピッカー とうもろこし 1条 1条 1~2条 - 作業条数収穫ポテト茎葉処理機 茎葉引抜き 2条 作業条数細断 (52kW(71PS)以上)地上部茎葉処 1.6~2m 1.6~2m 3m~ 作業幅理 3m~ポテトディガー 堀取 1条 1~2条 - - 作業条数ピーナツディガー 堀取 1~2条 2条 - - 作業条数ファームワゴン 運搬・荷下し 2,000kg未満 2,000~3,000kg 2,000~3,000kg - 積載重量ロードワゴン 拾上げ・運搬 1,500kg未満 1,500~3,000kg 3,000kg - 積載重量ベールワゴン 梱包・運搬 - 2,000kg未満 2,000~3,000kg 3,000~4,000kg 積載重量トレーラー(ワゴン) 運搬 1,000~2,000kg 2,000~3,000kg 3,000~4,000kg - 積載重量(2輪) (4輪) (4輪) (車輪数)フォーレージワゴン 運搬・荷下し - 5~7㎥ 12.5㎥ 17.7~27.0㎥ 積載重量(4輪) (4輪) (4輪) (車輪数)除雪機 除雪 1.3~1.6m 1.3~2.0m 2.0~2.7m - 作業幅サブソイラー 心土破砕(暗 1本×30~45㎝ 1~2本 1~3本 3本 チゼル数(ウイング付きを含む) きょを含む) ×30~45㎝ ×30~50㎝ ×30~60㎝ ×作業深さ心土作溝土層改良機 心土破砕 1~2本 2~3本 2~5本 2~5本 チゼル数×30~45㎝ ×30~50㎝ ×30~60㎝ ×40~80㎝ ×作業深さ別紙3 トラクターと動力噴霧機との組合せトラクターの大きさ作業機名 作業内容 備 考Ⅰ30PS級 Ⅱ40~50PS級 Ⅲ60~80PS級 Ⅳ90PS級動力噴霧機 農薬散布 400㍑未満 400~800㍑ 800~1,200㍑ - タンク容量(とう載式)(けん引式) 農薬散布 2,000㍑未満 2,000~3,500㍑ 3,500~ タンク容量5,000㍑別紙4 トラクターとフォーレージハーベスターとの組合せトラクターの大きさ作業機名 作業内容 備 考Ⅰ30PS級 Ⅱ40~50PS級 Ⅲ60~80PS級 Ⅳ90PS級フォーレージハーベスター 刈取・細断(フレール) 1.2m未満 1.2~1.8m - - 作業幅(ユニット型) - 1.5m未満 1.5~2.1m 2.1~2.7m ピックアップ幅(1条) (1~2条) (1~2条) (作業条数)コーン専用機 1条 1条 1~2条 2条 作業条数

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別紙5 トラクターとポテトハーベスターとの組合せトラクターの大きさ作業機名 作業内容 備 考Ⅰ30PS級 Ⅱ40~50PS級 Ⅲ60~80PS級 Ⅳ90PS級ポテトハーベスター 堀取・貯留 1条 1~2条 1~2条 - 作業条数別紙6 トラクターとビートハーベスターとの組合せトラクターの大きさ作業機名 作業内容 備 考Ⅰ30PS級 Ⅱ40~50PS級 Ⅲ60~80PS級 Ⅳ90PS級ビートハベスター 堀取・貯留 1条 1~2条 1~2条 2~3条 作業条数

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参考資料

1 天候からみて安全性を考慮した月別機械作業可能日数率月別 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月地点新潟 0 0 48 73 73 75 66 81 68 68 53 32高田 0 0 0 72 74 65 65 69 67 63 57 32富山 0 0 55 70 74 68 65 82 72 74 68 32輪島 0 0 58 75 77 67 68 81 78 77 62 35金沢 0 0 55 73 73 70 60 79 70 69 58 39福井 0 0 60 73 71 65 69 82 70 77 68 32敦賀 0 0 52 75 69 63 65 74 67 69 67 42<利用の仕方>1 この表は、主として機械作業の可能日数を推定するため、各地の日降水量10㎜以上の日数、6時及び14時現在の快晴、晴れ、曇りの月別合計日数、さらに冬季の積雪日数を考慮して月別機械作業可能日数を推定し、これを各月の日数で割って、月別機械作業可能日数率として%で表したものである。2 同じ機械作業でも土壌条件によって異なり、また機械作業の種類によって厳密には作業可能日数率は異なるものであるので、この表の数字は機械利用計画や負担面積の計算において、計画の安全性を高めるための一応の目安となる数字である。

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3 主要農業機械の格納所要床面積(例) (単位:㎡)機 種 所 要 機 種 所 要床面積 床面積トラクター(30ps級) 10.6 ドリルシーダー(13条) 11.4トラクター(50ps級) 12.1 トレンチャー(とう載式) 2.3トラクター(80ps級) 15.3 田植機(歩行型6条) 8.2ボトムプラウ(14~16″×1) 3.1 田植機(乗用型6条) 13.0ボトムプラウ(14~16″×2) 4.4 動力噴霧機(200~500ç) 5.0ボトムプラウ(16″×3) 7.3 動力散粉機(90~120ç) 2.8ロータリー(1.5m) 4.6 スピードスプレヤー(600ç) 11.7ロータリー(1.8m) 5.3 自脱型コンバイン(4~5条) 13.6ディスクハロー(16″×16) 5.2 普通型コンバイン(4.6m) 54.5ツースハロー(30本×3) 10.4 フォーレージハーベスター(1.3~1.6m) 13.6サブソイラー(1本爪) 2.1 フォーレージハーベスター(自走式) 26.8代かき機(2.0~2.5m) 5.6 テッダーレーキ(シリンダー) 9.2代かき機(2.6~3.3m) 6.9 ヘイベーラー(タイト) 20.4カルチパッカー(2.4m) 10.9 ファームワゴン(2t) 18.1ローラー(2.5m) 8.8 ポテトハーベスター(1条) 19.0マニュアスプレッダー(1.5t) 11.9 ビートハーベスター(1条) 20.1マニュアスプレッダー(3t) 15.1 ビーンハーベスター(2条) 10.5ライムソアー(320ç) 10.6 トレーラー(1t) 12.6ブロードキャスター(150~400ç) 2.8 トレーラー(2t) 16.1注:トラクター及び作業機の全長、全幅をもとに機械の間隔(トラクターその他大型機械は長さ2m、幅0.6m及び作業機は長さ1m、幅0.3m)を考慮して算出し、同じ機種でも銘柄によって異なるおおよその数値であることに留意する必要がある。

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4 実作業率基準表 (単位:%)実 作 業 率オペレーター オペレーター2人作 業 名 1人の場合 で交替する場合 主な対象作業機名ほ場の分散程度 ほ場の分散程度大 中 小 大 中 小耕うん 66 69 72 78 81 84 和犁、ボトムプラウ、ロータリー、駆動型ディスク砕土・均平 68 71 73 80 83 85 ディスクハロー、ロータリー、ツースハロー鎮圧 70 73 76 81 84 86 ローラー、カルチパッカー代かき 63 66 70 75 78 80 レーキ、水田ハロー、ロータリー施肥播種 55 60 65 70 74 77 マニュアスプレッダー、ライムソアー、ブロードキャスター、グレンドリル田植 59 63 70 70 75 80 田植機、施肥(側条)田植機液剤散布 62 64 66 69 73 75 動力噴霧機粉剤散布 69 73 75 73 78 82 動力散粉機粒剤散布 72 76 80 80 84 88 背負式動力散粉機、人力散粒機刈取結束 60 63 66 70 74 78 バインダー刈取脱穀 58 62 65 68 72 76 自脱型コンバイン、普通型コンバイン脱穀 70 75 80 75 80 85 自動脱穀機(ほ場脱穀)籾すり 85 85 85 85 85 85 自動籾すり機(屋内)運搬 75 78 80 80 83 85 トレーラー(全農:稲作機械化計画の手引)<利用の仕方>1 次のような前提条件をおいて作業別に計算した。(1) オペレーター2人で交替する場合は、1人の場合に比べて作業機の着脱、清掃時間、調整・整備時間を調査結果をもとに短縮した。(2) ほ場の分散程度は、大は100ha 5団地、中は50ha 3団地、小は30ha 1団地として移動距離を求め、トラクターは8km/時、その他5km/時として移動時間を求めた。2 この実作業率は、農道・路面の状態、耕地の分散程度、車庫~ほ場の移動距離、機械の利用組織と運営方法などによって異なるが、この表はこれらの条件を考慮して算出したもので、計画段階ではおおよその目安となる基準である。

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5 ほ場作業効率の基準 (単位:%)作業名 作業機名 ほ場作業効率 備 考耕起 駆動型ディスク 70(鋤込み) ボトムプラウ 70耕うん ロータリー 85 兼用型及び駆動型耕うん機ロータリー(畑耕起) 80 15PS以上のトラクターの場合ロータリー(水田耕起) 75 30PS未満のトラクターの場合70 30PS以上のトラクターの場合深耕ロータリー 80耕起砕土 砕土機付プラウ 62 ハイカットプラウ、プラウローターを含む心土破砕 サブソイラー 80 弾丸暗渠、振動式ドレーナ心土破砕・ トレンチャー 85 チェーントレンチャー作 溝 80 ロータリートレンチャー砕土 各種ロータリー 89 兼用型及び駆動型耕うん機駆動型ディスク 70ディスクハロー 80耕うん整地 ロータリーハロー 80均平 ツースハロー 80鎮圧 ローラー 70 カルチパッカーを含むカルチパッカー 70 ローラー類を含む代かき 水田ハロー 80 ロータリー+板を含む代かき機 85田植 田植機 65 歩行型6条60 乗用型4条、乗用型5条、乗用型6条施肥(側条)田植機 60(乗用標準)施肥 マニュアスプレッダー 60 1.5tライムソアー 50ブロードキャスター 55施肥・播種 湛水土壌中直播機 65グレンドリル 65 駆動型(歩行用)(ドリルシーダ) 55 直装型ドリル60 牽引型ドリル防除 背負式動力散粉機 65 粉粒剤散布動力噴霧機 65 水平噴管使用の場合、畦畔散布ノズルブームスプレヤー 65 使用の場合スピードスプレヤー 75中耕培土 培土機 70刈取結束 バインダー 75刈取脱穀 自脱型コンバイン 70 3~5条普通型コンバイン 65収穫調製 フォーレージハーベスター 75ヘイベーラー 60 (全農:稲作機械化計画の手引)

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6 標準作業体系

水稲(移植)施 肥 耕 起 施 肥 代かき 田植え 除 草 排 水 防 除 施 肥 刈 取(土づくり) (基 肥) 溝切り (追 肥) 脱 穀ライムソアー プラウ 手播き ロータリー 田植機 散粒機 溝切機 動散 手まき 自脱型コンバインブロードキャスター ロータリー 動散 ドライブハロー 動散 ダスタ ー 動散 普通型コンバインマニュアスプレッダー乾 燥 調 製 秋 耕乾燥機 籾すり機 パワーディスクプラウロータリー麦(1) ドリル播種(条播)の標準型土壌改良 耕起砕土 除草剤営農排水 資材施用 施肥播種 溝掘り 散布 防 除 追 肥 刈取脱穀 乾 燥 調 製覆土鎮圧トレンチャー マニュアスプレッダー 1行程播種機 管理機 動力散布機 動力散布機 動力散布機 自脱型コンバイン 乾燥機 唐箕弾丸暗渠機 ライムソアー アップカット 溝掘機 ブームスプレヤー ブームスプレヤー ブロードキャスター 汎用型コンバイン ライスグレーダーブロードキャスター ロータリー+施肥機 無人ヘリコプター 乾式比重選別機+播種機(2) 全面全層播の標準型営農排水 土壌改良 耕 起 施 肥 砕土整地 播種覆土 防 除 追 肥 刈取脱穀 乾 燥 調 製資材施用 溝掘りトレンチャー+ マニュアスプレッダー ロータリー ライムソアー ロータリー 動力散布機 動力散布機 動力散布機 自脱型コンバイン 乾燥機 唐箕弾丸暗渠機 ライムソアー ブロードキャスター ブロードキャスター ブームスプレヤー ブロードキャスター 汎用型コンバイン ライスグレーダー暗きょ機 ブロードキャスター ドライブハロー 無人ヘリコプター 乾式比重選別機ロータリー溝掘機、管理機

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大豆(1) 標準型営農排水 土壌改良 耕 起 施肥砕土 除草剤 土寄せ 防 除 収 穫 仕 上 調 製資材施用 播種覆土 散布 乾 燥トレンチャー マニュアスプレッダー ロータリー ロータリーシーダー 動力散布機 土寄せ機 動力散布機 大豆コンバイン 大豆乾燥機 大豆選別機弾丸暗渠機 ライムソアー ブームスプレヤー 管理作業機 ブームスプレヤー 汎用型コンバイン明きょ機 ブロードキャスター 乗用作業機 無人ヘリコプター耕起・施肥播種・覆土1行程播種機(2) 小規模作型営農排水 土壌改良 耕 起 施 肥 砕土整地 播種 除草剤 土寄せ 防 除 刈 取 乾 燥 脱 粒 調 製資材施用 覆土 散布トレンチャー マニュアスプレッダー ロータリー ライムソアー 畦立て機 点播機 土寄せ機 動力散布機 ビーンハーベスター はさ干し 動力脱硫機 大豆選別機弾丸暗渠機 ライムソアー ブロードキャスター リッジャー 管理作業機 刈り払機 地干し明きょ機 ブロードキャスター 手刈機 ニオ積み野 菜堆肥散布 施 肥 耕 起 砕土整地 畦立て 播 種 中 耕 防 除 収 穫 運 搬(移 植) 除 草マニュアスプレッダー ライムソアー プラウ ロータリー リッジャー 播種機 リッジャー ブームスプレヤー 運搬車ブロードキャスター ロータリー ロータリーリッジャー プランター 管理機 管理機 トレーラートラック果 樹排 水 施 肥 下草刈り 防 除 摘果(花) 収穫運搬 剪 定土地整備トレンチャー トレンチャー ハンマーナイフ スピードスプレヤー トレーラーブロードキャスター トラックライムソアーマニュアスプレッダー

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飼料作物(1) 中・低水分牧草サイレージ体系耕 起 砕 土 整 地 施肥播種 覆 土 鎮 圧 刈 取 反 転 集 草プラウ ディスクハロー ツースハロー ブロードキャスター ツースハロー カルチパッカ ー モアー テッダー レーキローラー モアコンディショナー耕起・砕土ロータリーベーター耕起・施肥・播種簡易草地更新機 A:フォーレージハーベスター体系拾上げ・細断・積込み 運 搬 詰込み 貯 蔵フォーレージハーベスター ファームワゴン フォーレージブロアー サイロダンプトラックダンプトレーラーB:ロールベーラー体系梱 包 密 封 積込み 運 搬 貯 蔵カッティングロールベーラー ベールラッパー ベールグラブ トラックロールベーラー ダンプトレーラー(2) とうもろこしサイレージ体系堆肥散布 土壌改良資材散布 耕 起 砕 土 整 地 施肥・播種 鎮 圧 除草剤散布 収 穫 積込・運搬 詰込み 貯 蔵マニュアスプレッダー ライムソアー プラウ ディスクハロー ツースハロー コーンプランター カルチパッカー ブームスプレヤー コーンハーベスター ファームワゴン フォーレージブロアー サイロブロードキャスター ローラー フォーレージブロアー ダンプトレーラーダンプトレーラー耕起・砕土ロータリーベーター

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7 導入農業機械の能力算出表項 目 利用 1 台 当 た り の 能 力 既存機械 不 足 導入面積 作業量 必要単 適 応 時間当たり理論作業量 1日当たり作業量 作業可能日数 作業 圃場 実作 期間平均1日 期間中 理論必 台数 作業量 台数位 馬力等 回数 効率 業率 当たり作業量 作業量 要台数作 作業機幅 速度 作業量 作業時間 作業量 作業期間 期日 日数率 可能日数業 作業名 機名 ha PS等 m ㎞/hr ha hr ha 月/日 日 % 日 回 % % ha ha 台 台 ha ha 台~~~~注:1 上段は既存の機械、下段は導入しようとする機械について記入する。2 収穫機械については、ピーク時に対応できる能力とする。3 この様式によることが困難な場合は様式についてこだわらない。(添付資料) 刈 取 作 業早 中 晩 品 種 名 作付面積 比 率 備 考刈 取 期 間 期 日 日 数 率 可能日数 1日当たり刈取面積月 日~ 月 日 日 % 日 ha100各種事業導入計画の補足資料として添付すること。

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機械利用経費の計算方法の一覧計算方式 原価計算方式 費用計算方式費 用減価償却費 購入価格-残存価格 補助金を除いた実際の購入価格を用い年平均減価償却費= る。実際の購入価格について減価償却耐用年数 費を計上する。(圧縮計算)可変的な年間減価償却費購入価格-残存価格= ×年間使用時間数耐用時間数修 理 費 購入価格×総修理費係数 毎年の修理費の実績を計上する。固 年間平均修理費= 計画段階では原価計算方式に準ずる。耐用年数時間当たり平均修理費=購入価格×時間当たり修理費係数車 庫 費 年間車庫費=購入価格×車庫費係数 年間車庫費定 機械の占有面積=年間車庫総経費= 車庫の総面積計画段階では原価計算方式に準ずる。資本利子 年平均利子額 借入金については、借入条件によって費 諸 購入価格+残存価格 実際に支払利子を計上する。= ×年利率 自己資本利子は計上せず。負 2担 租税公課 年間租税公課=購入価格×租税公課率 実際に支払った租税公課を計上する。計画段階では原価計算方式に準ずる。金 保険料 年間保険料=購入価格×保険料率 実際に支払った保険料を計上する。計画段階では原価計算方式に準ずる。年間固定費率 年間固定費率 実際に応じて機種別に決めておくと便年間固定費(維持費の合計) 利である。= ×100 計画段階では原価計算方式に準ずる。購入価格燃 料 費 時間当たり燃料費 実際の燃料消費量に伴う費用を計上す=作業機別燃料消費量×単価 る。変 計画段階では原価計算方式に準ずる。潤 滑 油 費 燃料費の30%を計上する。 実際の消費実績で計上する。動 計画段階では原価計算方式に準ずる。労 働 費 オペレーター労費と補助作業者労賃に分 賃金の支払いを要しない家族労力は除費 け、そのときの雇用労賃水準をもとに時間 く。実際に支払った労賃を計上する。当たり労賃で評価して計上する。 従って、利用組織の運営とオペレーターの雇用形態によって異なる。運営管理費 原則として計上しない。 事務費や会議費、オペレーターの研修費、役員報酬などの管理運営のための諸経費を実績に応じて計上する。計画段階では利用料収入の10~20%の範囲で計上する。借入金に対する 計上しない。 原則として利益から支払費用に含めな元利金の返済金 いが農家の意識では費用として扱われる場合が多い。

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計算式1 ほ場作業量 U・B・E10ただし、S :ほ場作業量(ha/時)St :理論作業量(ha/時)E :ほ場作業効率U :作業速度(km/時)B :作業幅(m)〔掘削作業では行程間隔〕2 作業能率 1 1 YS St qただし、C :作業能率(時/ha)S :ほ場作業量(ha/時)Ct :理論作業能率(時/ha)St :理論作業量(ha/時)Y :ha当たり処理量(ton/ha、kg/ha、ç/ha又はm/ha)〔収穫作業ではha当たり収量、散布等作業ではha当たり資材必要量、掘削作業ではha当たり掘削距離〕q :機械の毎時処理量(ton/時、kg/時、ç/時又はm/時)〔収穫作業では機械の毎時処理能力、散布等作業では機械の毎時吐出し能力、掘削作業では機械の作業速度〕3 作業可能面積 H・K D・H・K D・H・K・EC C Ctただし、Ad:1日の作業可能面積(ha/日)A :年間の作業可能面積(ha)D :作業期間(日)H :1日の作業時間(時/日)K :実作業率〔1日の作業時間のうちほ場内作業時間の割合〕C :作業能率(時/ha)Ct :理論作業能率(時/ha)E :ほ場作業効率

S=S t・E =

C = C t = C t =

Ad= A=D・Ad=

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4 運搬車の必要台数ア アンローディングタイプのもの(主としてフォーレージハーベスターで、荷受け口にて運搬車の荷下ろし時間待ちを生じない状態の場合)(ア) ハーベスターが時間待ちをしないためにはL+I+J+WwL(イ) 運搬車がほ場で時間待ちをしないためにはL+I+JL+Whただし、N :運搬車の台数(台)L :ハーベスターによる積込み時間(時)〔ほ場におけるトレーラーのつけ換えや収穫物の積換えを含む〕Ww:運搬車のほ場での待ち時間(時)Wh:ハーベスターの待ち時間(時)I :往復運搬時間(時)J :荷下ろし時間(時)イ タンカータイプのもの(主としてコンバイン及びポテトハーベスター、ビートハーベスター、類別Ⅲのケーンハーベスター)G TL S・Yただし、N :運搬車の台数(台)G :運搬・荷下ろし時間(時)L :運搬車一杯分のほ場作業時間(時)I :往復運搬時間(時)J :荷下し時間(時)T :運搬車の積載量(ton)S :ほ場作業量(ha/時)Y :ha当たり処理量(ton/時)5 経費計算(年間)ア 固定費O=P・rただし、O :固定費(円)P :購入価格(円)r :固定比率(%)イ ha当たり変動費(f+W)・ΣCK

N = Ww≧ 0N = Wh≧ 0

N = G=I+J L =

V = f=1.3 e・g

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ただし、V :ha当たり変動費(円/ha)ΣC:ha当たり機械利用時間(時/ha)〔作業能率の総和〕f :時間当たり燃料及び潤滑油費(円/時)W :時間当たり労賃(円/時)K :実作業率〔1日の作業時間のうちほ場内作業時間の割合〕e :時間当たり燃料消費量(ç/時)g :燃料単価(円/ç)ウ ha当たり機械利用経費OXただし、Z :ha当たり機械利用経費(円/ha)O :固定費(円)X :利用規模(ha)V :ha当たり変動費(円/ha)エ 機械利用経費M = X・Zただし、M :機械利用経費(円)X :利用規模(ha)Z :ha当たり機械利用経費(円/ha)

Z = + V

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機械の作業請負面積の計算に必要な項目と手順(負担面積の計算に必要な項目) (各項目に影響する要因)ほ場の形、大きさ、土質①作業幅(m) ②作業速度(km/時) 栽培様式作業の精度オペレーターの技術③理論作業量(ha/時) 旋回回数 ほ場の形、大きさ資材補給時間 傾斜、土質④ほ場作業効率(%) ほ場内での調整時間 作業の種類ほ場内での移動時間 作業の方法圃場内での待ち時間 オペレーターの技術⑤作業能率(ha/時)(圃場作業量) 日長時間⑥1日の作業時間 作業適時間⑧1日の実作業時間 ほ場外の移動時間日常整備時間 農道、路面の状態⑦実作業率(%) 作業機の着脱時間 耕地の分散程度故障修理時間 車庫~ほ場の距離ほ場外で調整時間 機械利用組織と⑨1日のほ場作業量(ha/日) 小休止・待ち時間 運営方法作付の様式⑩作業期間 栽培方法と生育期間⑪作業期間中の日数 作目の適期内での競合⑬作業可能日数 降雨日数⑫作業可能日数率 故障修理日数定期整備日数⑭作業回数⑮機械の負担面積(ha) (経営ハンドブック)

作業能率1日の作業面積作業日数

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8 関係通達等補助事業及び制度資金によって導入される農業機械の選定について51農蚕第4888号昭和51年8月10日最終改正18生産第2101号平成18年12月18日地方農政局長沖縄総合事務局長 殿北海道知事 農林事務次官補助事業等によって導入される農業機械の選定について国の補助事業によって導入される機械の選定については、その適正を期するため、従来から「補助事業によって導入される農業機械の選定について」(昭和40年8月10日付け40農政A第1685号農林事務次官依命通知。以下「旧通知」という。)により指導してきたところであるが、昭和51年度から農業機械安全装備確認対策事業を新たに開始したことに伴い、今後は、補助事業及び農業近代化資金等の制度資金によって農業機械を導入する場合の機械の選定について、下記により指導することとされたので遺憾なきを期せられたい。また、旧通知は、廃止されたたので了知されたい。なお、「農業機械安全装備確認対策実施要綱」(昭和51年5月21日付け51農蚕第3190号農林事務次官依命通知。以下「要綱」という。)第4の1の(4)の規定に基づく農業機械化研究所理事長の報告が昭和52年3月以降になることにかんがみ、記の1の(2)及び2の部分については、農林省農蚕園芸局長が別に定める期日から適用することとされたので申し添える。以上、命により通知する。 記1.国から補助金及び交付金の交付を受けて行う事業並びに農業近代化資金等の制度資金によって農業機械を導入する場合の選定について(1)農業機械化促進法(昭和28年法律第252号)に基づく型式検査又は独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「研究機構」という。)が行う安全鑑定(以下「安全鑑定」という。)の対象機種の農業機械を導入する場合においては、型式検査に合格したもの又は研究機構により安全である旨の鑑定が行われたものの中から選定するものとする。なお、安全鑑定の対象機種の農業機械を導入する場合においては、当該機械の性能及び耐久性に関する試験研究の結果、当該機械の使用実績等を適正に勘案し、選定に遺憾なきを期するものとする。(2)型式検査又は安全鑑定の対象機種以外の機種の農業機械を導入する場合には、当該機械の安全性、性能及び耐久性に関する試験研究の成果、当該機械の使用実績等を適正に勘案し、選定に遺憾なきを期するものとする。(3)農業機械を試験研究、実験等の目的に供するため導入する場合には、(1)及び(2)によらないことができるものとする。2.経過措置型式検査又は安全鑑定の対象機種又は基準に変更があった場合における当該変更に係る機種の農業機械については、農林水産省生産局長が当該農業機械の流通状況等を考慮して別に定めるところにより取り扱うものとする。

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補助事業等により導入する農業機械に係る審査の適正化等について昭和60年4月5日付け60農蚕第1947号最終改正 平成18年12月18日付け18生産第2103号地 方 農 政 局 長内閣府沖縄総合事務局長 殿北 海 道 知 事 構造改善局長、農蚕園芸局長、畜産局長食品流通局長、林野庁長官各種の補助事業により農業機械を導入するに当たっては、従来から導入しようとする農業機械の利用計画等がそれぞれ事業の導入目的、利用条件等に合致したものとなるよう審査の適正化等の指導を行ってきたところであるが、昭和59年6月30日付け行管甲第127号をもって行政管理庁から農林水産省に対し農業機械に関する行政監察の結果に基づく勧告が行われたところである。ついては、今後補助事業により導入する農業機械の適正な導入、効率的な確保等を図るため、特に下記の事項に留意し、管内都道府県の指導につき遺憾のないようにされたい。記1 国から補助金及び交付金の交付を受けて行う事業(以下「補助事業等」という。)により導入する農業機械の利用面積の審査の適正化従来から特定高性能農業機械の導入を伴う各種の補助事業等の事業計画の認定等に当たっては、その内容が、農業機械化促進法(昭和28年法律第252号)第5条の2に基づき農林水産大臣が定めた高性能農業機械等の試験研究、実用化の促進及び導入に関する基本指針に即して、同法第5条の3に基づき都道府県知事が策定した特定高性能農業機械の導入計画(以下「導入計画」という。)に即したものとなるよう、特に利用規模の下限面積(以下「下限面積」という」。)を満たすものであるかどうかを確認するよう指導してきたところであるが、今回、その主旨の一層の徹底を期するため、今後、補助事業等により農業機械を導入するに当たっては、導入計画に定めた機種別、類別ごとの下限面積を審査の基準とすることとし、これにより一層の審査を適正に行うこと。また、導入計画に定めらていない農業機械を導入しようとする場合においても、当該機械の利用面積等利用計画の十分な審査を行うこと。2 補助事業等により導入する農業機械に係る諸条件の審査の適正化補助事業により農業機械を導入するに当たっては、補助事業等の目的等に即し、農業機械の適正な導入等を図るため、農業機械の利用技能を有する者の確保等組織的利用に関する事項、機械利用ほ場のまとまり等ほ場条件及び栽培方法等栽培管理条件について審査の徹底に努めるとともに、特に、転作のための共同利用機械を導入する場合においては、米政策改革基本要綱(平成15年7月4日付け15総合第1604号農林水産事務次官依命通知)第Ⅰ部の第5に基づく地域水田農業ビジョンとの整合性に配慮しつつ、導入機械の利用計画面積に占める転作田の割合等の審査を今後も適正に行うこと。また、既導入機械との調整を励行されるとともに、事業計画の審査に当たって、その調整状況を確認すること。3 補助事業等により導入した農業機械の利用確保農業機械の効率的な利用を図るため、利用計画に即した利用の確保が図られるよう指導の徹底に努めるとともに、特定高性能農業機械等について利用実績が低い場合には、事業主体に対し、自主的に改善方法等を講じさせるよう指導すること。

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農業用機械施設補助の整理合理化について5 7 予 第 4 0 1 号昭 和 5 7 年 4 月 5 日農林水産事務次官依命通知改正昭和60年4月5日60予第283号改正昭和62年5月20日62予第387号改正平成5年3月31日5予第184号改正平成9年4月1日9予第216号最終改正平成14年4月1日13予第535号昨今、行財政の合理化、効率化の見地から補助金等の整理合理化について強い要請があり、農業助成についても、補助金等の整理、統合・メニュー化、補助内容の見直し・重点化等が求められている。また、行政においても、昭和56年8月25日に「行財政改革に関する当面の基本方針」が閣議決定され、その中において補助金等の整理合理化の方向が示されたところである。このような状況に対処するため、農林水産省においては、昭和57年度予算において補助金等を大幅に統合・メニュー化する等補助金等についての見直しを行ってきたところであるが、この度その一環として、農業用機械施設補助について補助対象の重点化等の観点からより一層の整理合理化と補助対象の明確化を図ることとし、下記の通り補助対象とする範囲の基準を定めたので、御了知の上、趣旨の徹底と事業の円滑な遂行に遺憾のないようにされたい。なお、これに伴い、各補助事業の実施要領等に、農業用機械設備の補助についてはこの通達による旨を規定することとされたので、留意されたい。これと関連して、農林漁業金融公庫の主務大臣指定施設資金のうち農業用機械施設に対する融資枠を増加することとされたので、申し添える。また、この通達の制定に伴い、「農業用機械施設補助の整理合理化について」(昭和54年4月3日付け54予第265号農林水産大臣官房長通達)は廃止したので、御了知ありたい。おって、貴管内の都府県知事には、貴職から通知されたい。以上、命により通知する。 記1 農業用機械のうち、トラクターその他の汎用作業機械等の個別経営になじむ機械については、補助対象としない。その他の農業用機械については、地域における普及度等を考慮して対象作目等ごとに関係局庁の長が別に定める共同利用機械に限り補助対象とする。2 農業用施設のうち、温室、畜舎、サイロ、果樹棚等の個別経営になじむ施設については、補助対象としない。ただし、当該施設が実験展示又はモデル・パイロット的なもの等特別の事由があるもので、関係局庁の長が別に定める共同利用施設に限り補助対象とする。3 1及び2にかかわらず、農用地造成により創出された大規模経営に係る機械施設及び公共育成牧場に係る共同利用の機械施設は、補助対象とする。4 1及び2にかかわらず、地域による機械施設の普及度等を考慮し、次の事業に係る共同利用機械施設は、補助対象とする。(1)沖縄、南西諸島対策事業(2)活動火山対策事業(3)アイヌ農林漁業対策事業農業用機械施設の補助対象範囲の基準について

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5 7 農 蚕 第 2 5 0 3 号昭 和 5 7 年 4 月 5 日農林水産省構造改善局長農林水産省農蚕園芸局長農林水産省畜産局長通知 通知農林水産省食品流通局長林 野 庁 長 官改正 昭和60年 4月 5日60農蚕第 1949号改正 昭和61年 4月 4日61農蚕第 1950号改正 昭和62年 5月20日62農蚕第 2838号改正 昭和63年 4月 7日63農蚕第 2012号改正 平成元年 5月29日元農蚕第 2635号改正 平成 2年 6月 7日 2農蚕第 2245号改正 平成 4年 4月 9日 4農蚕第 2438号改正 平成 5年 4月 1日 5農蚕第 2394号改正 平成 6年 4月 1日 6農蚕第 1403号改正 平成 7年 4月 1日 7農蚕第 1233号改正 平成 8年 4月 1日 8農産第 1424号改正 平成 9年 4月 1日 9農産第 1401号改正 平成11年 4月 1日11農産第 915号改正 平成12年 4月 1日12農産第 1444号改正 平成13年 4月 1日12生産第 2162号改正 平成14年 4月 1日13生産第10278号改正 平成15年 4月11日15生産第 133号改正 平成16年 3月19日15生産第 8017号改正 平成16年 4月 1日15生産第 8154号改正 平成17年 4月 1日16生産第 8146号改正 平成18年 3月31日17生産第 8314号改正 平成19年 3月30日18生産第 9049号改正 平成19年 7月30日19生産第 2820号改正 平成19年12月11日19生産第 5669号改正 平成20年 3月31日19生産第10146号改正 平成20年10月16日20生産第 3976号改正 平成21年 3月31日20生産第10027号改正 平成21年 3月31日20総合第 2210号改正 平成21年 3月31日20消安第13266号改正 平成21年 3月31日20経営第 7198号改正 平成21年 3月31日20農振第 2119号最終改正 平成21年 5月29日21生産第 1072号最終改正 平成21年 5月29日21総合第 317号最終改正 平成21年 5月29日21消安第 1733号最終改正 平成21年 5月29日21経営第 684号最終改正 平成21年 5月29日21農振第 437号農業用機械施設補助については、「農業用機械施設補助の整理合理化について」(昭和57年4月5日付け57予第401号農林水産事務次官依命通知。以下「次官通知」という。)により、補助対象とする範囲の基準が示されたところであるが、同通知の1の「別に定める共同利用機械」、2の「別に定める共同利用施設」については、下記のとおりとしたので、通知する。なお、貴局管内の都府県知事には、貴職から通知されたい。記

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1 次官通知の記の1の「別に定める共同利用機械」について次官通知の記の1において補助対象となる「別に定める共同利用機械」は、対象作物、対象地域ごとに別表1に掲げるとおりとする。ただし、上記にかかわらず、農産物自由化関連対策等に係る共同利用機械にあっては、別表第1に掲げるもののほか、次のものを補助対象とする。(1)強い農業づくり交付金、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金及び産地生産拡大プロジェクト支援事業ア かんしょ掘取機イ かんしょつるきり機ウ ポテトプランターエ 雑豆用コンバインオ 播種マルチ同時作業機(落花生の播種用に限る。)カ 落花生収穫期キ こんにゃくいも植付機ク 走行式動力噴霧機(こんきゃくいも用に限る。)ケ 弾丸暗渠機コ ディッチャーサ テッダーレーキ(北海道にあっては乗用トラクター用で、作業幅2.4メートル以上のチェーン型のもの、都府県にあっては乗用トラクター用で、作業幅3.3メートル以上のロータリー型のもの以外に限る。)シ ヘーレーキ(北海道にあっては乗用トラクター用で、作業幅4.0メートル以上のフィンガーホイル型のもの、都府県にあっては乗用トラクター用のものに限る。)ス 地域提案又は創意工夫発揮事業として、地域が掲げる目標達成のために必要と認められる機械ただし、アからカまで並びにケ及びコに掲げる機械については、雑豆、落花生、いも類、かんきつ、りんご、ぶどう及びももを対象とした場合に限る。(2)強い農業づくり交付金集落営農育成・確保緊急整備支援の取組を行う期間に限り、当該取組において事業実施主体が策定した「農業用機械の整理合理化計画」により導入することとされた農業用機械であって、農業機械化促進法(昭和28年法律第252号)第5条の3第1項の導入計画により導入を促進することとされた特定高性能農業機械並びに原油高騰対策の取組を行う期間に限り、当該取組において産地が策定した「農業生産省エネルギー化推進計画」により導入することとされた田植機、普通型コンバイン(米、麦及び大豆を含む複数作物の収穫機能を有するものに限る。)(3)食の安全・安心確保交付金及び地域バイオマス利活用交付金地域提案として、地域が掲げる目標達成のために必要と認められる機械(4)未来志向型技術革新対策事業ア 新需要創造対策事業事業実施主体が掲げる目標達成に必要と認める機械イ 技術革新波及対策事業(ア)国提案型対象事業ごとに別表第2に掲げる機械(イ)産地提案型産地が掲げる目標達成のために必要と認める機械ウ 生産性限界打破モデル実践事業対象作物ごとに別表第3に掲げる機械エ 農業支援ニュービジネス創出推進事業事業実施主体が掲げる目標達成のために必要と認められる機械(5)広域連携アグリビジネスモデル支援事業

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1の(1)のアからシまでの機械ただし、アからカまで並びにケ及びコに掲げる機械については、雑豆、落花生、いも類、かんきつ、りんご、ぶどう及びももを対象とした場合に限る。(6)農業生産地球温暖化総合対策事業土壌由来温室効果ガス発生抑制システム構築事業について別表第4に掲げる機械(7)施肥体系緊急転換対策事業ア 潅注施肥機イ 地域が掲げる目標達成のために必要と認められる機械(8)農山漁村活性化プロジェクト支援交付金のうち要件類別32において実施する事業別表第5に掲げる機械(9)国産原材料供給力強化対策事業別表第6に掲げる機械(10)畑作等緊急構造改革支援事業別表第7に掲げる機械(11)集落営農法人化等緊急整備推進事業集落営農法人化等緊急整備推進事業実施要綱(平成21年度5月29日付け21経営第980号農林水産事務次官通知)第3の1の(1)の集落営農法人化等緊急整備事業を実施するため、第3の3の(1)の集落営農法人化等支援計画により導入を促進することとされた特定高性能農業用機械(12)施肥体系緊急転換総合対策のうち施肥体系緊急転換対策事業ア 液肥散布機(農薬散布用の機械は除く。)イ 有機肥料散布機(様々な形状を有する有機質肥料を効率的に施肥する機能を有するものに限る。たい肥散布機(マニュアスプレッダー)は除く。)ウ 地域が掲げる、地域の有機資源の活用等による化学肥料施用量の低減に向けたモデル実証の取組に必要と認められる機械2 格納庫の取扱い格納庫については、補助対象機械を収容し、かつ、当該機械と併せて設置する場合に限り補助対象とする。この場合、補助対象に係る床面積規模は、補助対象機械の大きさ及び台数からみて合理的なものであるとともに、設置場所の立地条件等からみて、通路等の関連空間及び設置空間が適正に確保されているものとする。3 次官通知の記の2の「別に定める共同利用施設」について次官通知の記の2において補助対象となる「別に定める共同利用施設」は、次の(1)及び(2)に掲げるとおりとする。(1)別表第8に掲げる共同利用施設(2)未来志向型技術革新対策事業の新需要創造対策事業及び技術革新波及対策事業の産地提案型及び農業支援ニュービジネス創出推進事業にあっては、目標達成のために必要と認める施設

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別表第1対象作目等 稲 麦 類 豆 類農業用機械の種類 対象地域 北 海 道 都 府 県 北海道 都府県 北 海 道 都 府 県播種、定植用機械 田植機※(紙マルチ田植機で、 施肥播種同時作業機 施肥播種同時作業機(耕起及び砕土複数作業機を含み、回転式植 (耕起及び砕土機能を 機能を有するものを含み、1.4m以付機構を有し、乗用で、6条植 有するものを含み、作 上のものに限る。)以上のものに限る。) 業幅1.4m以上のものに限る。)水稲直播機(施肥等複数作業機を含み、出芽、苗立ちを安定させるための播種深度の調節機能等を有するものに限る。)収穫、調整用機械 豆用ピッカーローダー防除用機械等 無人ヘリコプター※※ 無人ヘリコプター※※ 弾丸暗きょ機(複合作業機を含む)栽培管理ビークル(乗用型で、 栽培管理ビークル(乗 栽培管理ビークル(乗用型で、中耕防除、施肥等生育期間中の管 用型で、中耕・培土、 ・培土、防除等生育期間中の管理理作業機能を有し、かつ、田 防除等生育期間中の管 作業能力を有するものに限る。)植作業のアタッチメントの装 理作業能力を有するも着が可能なものに限る。) のに限る。)レーザー式均平作業機(土層改良、耕うん整地作業機を含み、レーザー光線の受光により田面の高低差を感知して作業機を昇降させる機能を有するものに限る。)(注) 1) ※印の農業用機械については、都道府県段階の土地利用型農作物生産性向上指針等の生産性水準の目標に即して効率的な生産単位を育成する場合に限り補助対象とする。2) ※※印の農業用機械については、関係機関の濃密な指導の下に、当該機械を導入することにより、先進的技術の普及の拠点となる先導的なモデル地区を育成する場合に限り補助対象とする。3) 複合作業機とは、2以上の作業を1作業工程で行うことが可能な作業機をいう。対象作目等 い も 類 て ん 菜 特 産 農 産 物農業用機械の種類 対象地域 北 海 道 都 府 県 北 海 道 北 海 道 都 府 県播種、定植用機械 てん菜移植機(苗選別 い等の植付機(複装置付きの複合作業機 合作業機を含み、を含み、乗用トラクタ 乗用トラクターー用で4条植(傾斜畑の 用又は自走式で、ため4条植以上の作業 6条植以上のものが著しく困難な地域に に限る。)あっては、2条植)以上のものに限る。)収穫、調整用機械 ポテトハーベスター(ピックア ビートハーベスター そばの収穫機(乗 そば、はとむぎップ型又はフロアコンベア型 (タッパー付きに限 用トラクター用 等の収穫機(乗用の乗用トラクター用又は自走 る。) 又は自走式のも トラクター用又式のものに限る。) のに限る。ただ は自走式のものし、ハーベスタ に限る。ただし、ーを除く。) ハーベスターを除く。)こんにゃく芋ハーベスター防除用機械等 ベッドフォーマ(乗用トラクタ 茶複合管理機(乗ー用又は、自走式のものに限 用又は自走式のる。) ものに限る。)セパレータ(乗用トラクター用又は、自走式のものに限る。)

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対象作目等 果樹・花き 桑 野 菜農業用機械の種類 対象地域 北 海 道 都 府 県 都 府 県 北 海 道 都 府 県播種、定植用機械 野菜全自動移植機にんにく植付機収穫、調整用機械 収穫作業機(振動式収穫作業機 桑収穫機(乗用のもの スイートコーン収穫機(加工用でか及び花き球根堀取機を除き、 に限る。) つ車輪式のものを除く。)収容装置付きで、乗用トラク にんじん収穫機(収容装置付きで、ター用又は自走式のものに限 自走式のものに限る。)る。) だいこん収穫機(挟持搬送装置付きで、乗用トラクター用又は自走式のものに限る。)結球性葉菜類収穫機※※(収容装置付きで乗用トラクター用又は自走式のものに限る。)ごぼう収穫機(鋏持搬送装置付きで乗用トラクター用又は自走式のものに限る。)たまねぎ収穫機非結球性葉菜類収穫機重量野菜運搬作業車(昇降装置(フォークリフト機能)を有するものに限る。) トマト(加工用に限る。)収穫機(一挙収穫型の自走式 の も の に 限る。)防除用機械等 傾斜地用多目的管理機(自走 野菜残さ収集機式のもので、防除機能を有し、かつその他の機能を2以上有す 無人ヘリコプター※※るものに限る。)風筒式防除機(自走式又は搭載 栽培管理ビークル型のものに限る。)無人作業機(自走式のものに限 畝立同時播種機る。)対象作目等 農作物種子 飼料作物(野草及び農業副産物を含む。)農業用機械の種類 対象地域 北 海 道 都 府 県 北 海 道 都 府 県播種・定植用機械 稲、飼料作物及び馬鈴し 牧草播種機※※※(複合作業機を含み、乗用トラクター用で、ょの種子生産用定植機 条播きにあっては、12条播き以上のものに限る。)稲、大豆、飼料作物及び 追播種機馬鈴しょの種子生産用播 とうもろこし播種機(複合作業機を含み、乗用トラクター用で、種機 4条播き以上のものに限る。)収穫、調整用機械 モアコンディショナー及びヘ モアコンディショナー及びヘイイコンディショナー(乗用トラ コンディショナー(乗用トラククター用又は自走式で、作業 ター用又は自走式で、作業幅1.幅1.8m(肉用牛を対象とするも 6m以上のものに限る。)のにあっては、1.6m)以上のものに限る。)フォレージハーベスター(乗用 フォレージハーベスター(乗用トラクター用又は自走式で、 トラクター用又は自走式のもの作業幅1.5m以上のユニット型 に限る。)のもの又はコーン専用機に限る。)テッダーレーキ(乗用トラクタ テッダーレーキ(乗用トラクター用で、作業幅4.0m以上のロ ー用で、作業幅3.3m以上のローータリー型のものに限る。) タリー型のものに限る。)ロールベーラー(ピックアップ幅1.2m以上のロール型、細断 ロールベーラー(ピックアップ型ロールベーラー又は稲発酵 幅1.0m以上のロール型、細断型粗飼料用ロールベーラーに限 ロールベーラー又は稲発酵粗飼る。 料用ロールベーーラに限る。梱包解体機、運搬機(積載量1.5トン以下のロードワゴンを除く。)

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梱包格納用機械サイレージ取出機、積込式(フロントローダー、ホイールローダー及びこれらに装着する飼料作物積込みアタッチメントに限る。)稲わら収集機アンモニア処理機防除用機械等 走行式動力噴霧機(稲、麦 家畜ふん尿土壌還元用機械(乗用トラクター用又自走式の家畜類、大豆、雑穀及び馬鈴 ふん尿散布機)しょ用を除く。)馬鈴しょ用茎葉処理機(乗用トラクター用又は自走式のものに限る。)(注) 4) 積込機のうち飼料作物積込アタッチメントのみを導入する場合は、他の飼料作物収穫機と併せて導入し、一連の収穫作業体系を確立する場合に限り、補助対象とする。対象作目等 草地等の造成・改良・整備、土壌・土壌改良 家畜ふん尿の処理利用農業用機械の種類 対象地域 北 海 道 都 府 県 北 海 道 都 府 県トラクターの類 車輪型農用トラクター 車輪型農用トラクター※※※(おおむね90PS ※※※(おおむね60PS以上のものに限る。) 以上のものに限る。)履帯型農用トラクター※※※ブルドーザー※※※作業用機械 乗用トラクター用又自走式の下記の機械 家畜ふん尿の処理利用に係る収集、運搬、深耕用機械※※※ 加工、散布、深耕施肥用機械(液肥運搬散心土破砕※※※、石抜、抜根用機械 布機については、容量300㍑以上のものに暗渠、明渠施行用機械 限る。)土壌改良用資材の収集、運搬、加工、散布用機械耕起、砕土、鎮圧、均平、砕石用機械※※※牧草播種機(複合作業機を含み、条播にあっては、12条播き以上のものに限る。)草地等の造成・改良・整備の用に障害物除去、基礎修正用機械(注) 5) ※※※印の農用機械については、畜産施策を総合的に推進するための飼料作物を対象とした事業を行う場合に限る補助対象とする。6) 草地等の造成・改良・整備、土壌・土層改良用機械が補助対象とされるのは、これらの機械の事業主体及び管理主体が市町村、農業協同組合、公社又は土地改良区である場合に限る。7) 草地等の造成・改良・整備、土壌・土層改良用機械には桑園改良整備用ルートレーキ、ディッチャー、ドレーナー、弾丸暗渠機、麦用ハンマーナイフモア及びレーキを、また、家畜ふん尿の処理利用機械にはフロントローダーを、それぞれ含まないものとする。ただし、畜産施策を総合的に推進するための事業を行う場合に限り、弾丸暗渠機、レーキ及びフロントローダーを補助対象とすることができるものとする。8) 本表の収集、運搬等の機械には汎用のあるトラック等は含まないものとする。9) 土壌改良用資材の運搬、散布用機械(堆きゅう肥の製造に係る原料の運搬に供するものを除く。)補助対象とされるのは、これらの機械が飼料作物に係るものである場合に限る。別表第2対象事業 施設園芸脱石油イノベーション推進事業補助対象農業機 農産物の運搬を目的とする電動運搬車(当該事業で整備するシステムから発生する電気エネ械 ルギーの利用を目的とするものに限る。)別表第3対象作物 麦 大豆 ばれいしょ補助対象農業機 チゼルプラウシーダ 不耕起播種機(前作麦で施肥を 深植播種機械 乗用刈倒し機 行い大豆作において施肥装置がピックアップアタッチメント 不要な場合に限る)

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対象作物 てん菜 野菜補助対象農業機 真空播種機 ロータリー(耕うん及び畝立て械 を同時に行うものに限る。)追従型野菜運搬機別表第4補助対象農業機 テッダーレーキ械 ロールべーラーロールグラブ別表第5対象事業 農山漁村活性化プロジェクト支援交付金のうち要件類別32において実施する事業補助対象農業機 レーザー式均平作業機(土層改良、耕うん整地作械 業機を含み、レーザー光線の受光により田面の高低差を感知して作業機を昇降させる機能を有するものに限る。)栽培管理ビークル(乗用方で、防除、施肥等生育期間中の管理作業機能を有し、かつ、田植作業アタッチメントの装着が可能なものに限る。)普通型コンバイン(複数作物の収穫機能を有するものに限る。)水稲播種機(施設等複合作業機を含み、出芽、苗立を安定させるための播種深度の調節機能等を有するものに限る。)別表第6対象事業 国産原材料供給力向上強化対策事業補助対象農業機 普通型コンバイン(稲を除く複数作物の収穫に使械 用するものとし、刃幅が麦類及び大豆の場合は2.5m以上、なたねの場合は1.2m以上のものに限る。)不耕起播種機(乗用トラクター用のもので、大豆作において施肥装置が不要な場合に限る。)チゼルプラウシーダロータリー(耕うん及び畝立てを同時に行うものに限る。)追従型野菜運搬機マメ科野菜収穫機別表第7対象作物 豆類 てん菜補助対象農業機 普通型コンバイン(稲を除く 播種機(複合作業機を含み、乗械 複数作物の収穫に使用するも 用トラクター用で、4条播き以ので、刃幅が2.5m以上のもの 上のものに限る。)に限る。)別表第8農業用施設の種類 補 助 対 象温室(ガラス室及びブ 育苗用の共同利用温室ラスチックハウス) 省エネルギーモデル温室(太陽熱、地熱水等の石油代替エネルギー利用型の共同利用温室に限る。)※周年栽培用高温抑制型温室(新規就農者に対するリース用施設に限る。)※※低コスト耐候性ハウス畜 舎 肉用牛経営及び養豚経営のための共同利用畜舎

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酪農営農において飼養管理作業の省力化を行うのに必要な共同利用フリーストール牛舎及び共同利用ミルキングパーラー畜産環境保全のための集団的経営移転を行うのに必要な共同利用畜舎養鶏経営において防疫体制の強化を行うのに必要な共同利用ウインドレス鶏舎サ イ ロ 肉用牛経営のための共同利用サイロ(スチールサイロを除 畜産環境保全のための集団的経営移転を行うのに必要な共同利用サイロく。) 飼料給与に関する新技術(麦を主体としたホールクロップサイレージの給与体系、コンプリートフィードの給与体系、ステージフィーディングの給与体系その他これに類する新技術をいう。)の実験展示のための共同利用サイロ蚕 室 稚蚕共同飼育用蚕室(共同催青に係る施設を含む。)自動飼育装置を装備したモデル共同利用壮蚕用蚕室(自動給桑装置を有するものに限る。)(注)1 本表の「共同利用」には、施設を分散して設置し、農業者が個別に利用するものを含まないものとする。2 ※印の農業用施設については、新規就農者(「青年等の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法」(平成7年法律第2号)に基づく認定就農者等)に対しリースすることを目的として、農業協同組合(農業協同組合連合会を含む。)及び市町村、公社等の公的主体に整備する場合に限定するものとし、夏期における温室内気温の上昇を抑制しうる構造を有することにより周年的な栽培を可能とする軒高3.5m以上の大容積温室又は床面積に対する屋根開口部面積が80%以上の開放型温室であり、5年以上の長期展帳性被覆資材を利用したものとする。3 ※※印の農業用施設については、耐風速50m/s(ただし、過去の最大瞬間風速が50m/s未満の地域においては、当該地域における過去の最大瞬間風速を耐風速値とすることができる。)以上又は耐雪荷重50kg/㎡以上の強度を有し、プラスチックフィルムを被覆資材とした共同で利用するハウスとし、かつ、設置コストが同規模、同強度の鉄骨ハウスの7割以下のもに限る。

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石川県特定高性能農業機械導入計画平成22年2月 発行石川県農林水産部生産流通課〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地TEL (076) 225-1622 FAX (076) 225-1624http://www.pref.ishikawa.jp/nousan/index.htmle-mail [email protected]