愛知県の資金調達・運用管理の 工夫と強化の取組み …0 0...
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愛知県の資金調達・運用管理の工夫と強化の取組み
愛知県総務部財政課 財務資金室 道地 孝史
平成27年10月6日
1
1
製造業
33.2%
サービス業
16.1% 卸売・小売業
13.3%
不動産業
10.7%
運輸業
5.4%
建設業
4.4%
情報通信業
3.5% その他
13.4%
名古屋市のほか30万人以上の都市が5市集中
愛知県の概要
人口（H27.4.1現在） 県内総生産（H24年度）
人 構成比 増減率 兆円 構成比 増減率
愛知県 7,441,315 100.0% 0.19% 34.4 100.0% 5.1%
名古屋市 2,274,511 30.6% 0.28% 11.8 34.4% △1.2%
尾張地域（名古屋市除く） 2,833,911 38.1% 0.18% 10.0 28.9% 4.1%
西三河地域 1,580,447 21.2% 0.28% 9.6 27.9% 14.3%
東三河地域 752,446 10.1% △0.29% 3.0 8.8% 6.1% 出典：総務省統計局、内閣府経済社会総合研究所、愛知県統計課
岡崎市
38万人
豊田市
42万人
豊橋市
37万人
春日井市
31万人
一宮市
38万人
名古屋市
227万人
地域別の人口及び総生産
人口
人口増減率
県内総生産（名目）
1人当たりの県民所得
（自然増減率）
（社会増減率）
7,455千人
0.05％
0.12％
34兆3,592億円
343万7千円
（H26.10.1現在）
（全国平均△0.17％、H26.10.1現在）
（全国平均△0.20％）
（全国平均＋0.03％）
（全国シェア6.9％、H24年度）
（H24年度）
4位
5位
2位
6位
3位
2位
年齢区分別人口の割合
年少（0～14歳）
生産年齢（15～64歳）
14.0％
62.9％
（H26.10.1現在）
（全国平均12.8％）
（全国平均61.3％）
4位
5位
老年（65歳以上） 23.2％ （全国平均26.0％） 45位
0.17％
県内総生産の経済活動別内訳（構成比）
輸送用機械
17.9%
その他
15.3%
全国屈指の人口と経済規模
全国
2
2
取組１ 組織 - 財務資金室の設置
取組２ 県債発行 ① 県債発行部門の一元化 ② 県債発行の中心は市場公募債 ③ 年間発行総額の維持 ④ 商品性の向上 ⑤ 投資家との対話を重視した起債運営、IRの強化 ⑥ 格付の取得 ⑦ 銀行等引受債
取組３ 資金管理 – 資金管理の一元化
取組４ 基金運用 – 減債基金、その他基金
愛知県の資金調達・運用管理の工夫と強化の取組み
3
3
財政課 財政課
工夫と強化の取組み １ –組織-
平成25年度 財政課内に財務資金室を設置
従前 平成25年度～
県債発行
公債費管理
減債基金等の管理
宝くじ
財政健全化法
財務書類 等
県債発行
公債費管理
資金管理
歳計現金の管理
減債基金等の管理
設置の目的
資金事務体制の強化／専門的かつ迅速な意思決定
財務資金室
財務
宝くじ
財政健全化法
財務書類 等
資金運用・資金調達を効果的に行い、県財政に寄与
予算G
課長
財務資金Ｇ 8名 室長
予算G
課長
財政G 財政G
主幹（予算） 主幹（予算）
主幹（財政） 主幹（財政）
資金Ｇ ５名
4
4
29,193 30,677 31,379 31,858 31,606 31,374 31,089 30,757 30,232 29,372 28,451 27,735 26,877 26,335 25,918
1,945 2,483
3,890 5,010 5,826 6,693 7,453 9,493 13,315 16,921 19,871 22,696 25,273 26,845 28,188
31,138 33,160
35,269 36,868 37,432 38,067 38,542
40,250
43,547
46,293 48,322
50,431 52,150 53,180 54,106
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
35,000
40,000
45,000
50,000
55,000
H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
工夫と強化の取組み １ –組織-
（億円）
（注） 1 H25年度までは決算額、H26年度は決算見込額、H27年度は9月補正予算案ベース
2 は、臨時財政対策債、減収補塡債(特例分)等
国の制度に基づく 特例的な県債が 拡大
通常の県債 （建設事業債） 残高は減少
（年度）
■ 財務資金室設置の背景
県債残高の状況（一般会計ベース）
その1） 県債残高の増嵩 ～特例的な県債の増発により平成24年度末に5兆年を突破
「愛知県債」の信用と商品性を向上させ、低利で安定的な調達を目指す
5
5
工夫と強化の取組み １ –組織-
（注） 1 H25年度までは決算額、H26年度は決算見込額、H27年度は9月補正予算案ベース
■ 財務資金室設置の背景
474 588 675 750 820 1,121
1,416 1,805
2,128 2,641
3,193 3,721
4,418 5,023
5,533
134
505
1,288 1,295
1,298
1,300
1,061
883
883 4
407
259
350
474 588 675 750 820
1,662
2,180
3,443 3,423
3,939
4,493 4,782
5,301
5,906
5,537
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
積立ルール変更 （発行額の1/30を積立）
満期一括償還ルール分は確実に積立て （年度）
翌年度分を前倒し積立
将来の償還に備える積立
満期一括償還ルール分の積立
このうち880億円を財源対応のためH27当初予算の公債費に充当
（億円）
減債基金残高の状況
その2） 減債基金を始め県資金が増加 ～減債基金残高 平成23年度末に4千億円を突破
日々の資金調達・資金運用の結果は県財政に大きな影響を与える状況
6
6
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
2,183 1,522 1,473 1,607 1,488 1,456
859 950 1,097 904 1,046 1,355
1,194
886 931 875
2,153
3,995
3,916 3,276 3,264
3,028 2,325
2,106
5,101
3,481
4,187 4,294
5,731
8,155
7,085
6,327 6,702
6,514
5,720 5,709
3,377
2,408 2,404 2,482
3,641
5,442
4,774
4,226 4,361
3,932
3,371 3,461
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
特例的な県債（臨時財政対策債等） 通常の県債（建設事業債）
借換債含み
■ 本県歳入予算における県債の位置付け
地方消費税
清算金
2,544
10%
諸収入
2,275
9%
国庫支出金
2,047
8%
繰入金
1,553
6%
地方交付税
400
2%
その他
1,742
7%
県債
3,317億円
13.3%
県債発行額の推移（一般会計）
（注） 1 県営住宅管理事業特別会計分を含む
2 棒グラフは新発債であり、折れ線グラフは借換債含みの額
3 H25年度までは決算額、H26年度は決算見込額、H27年度は9月補正予算案ベース
歳入2兆5千億円のうち、県債が13.3％を占める 県税に次ぐ歳入の重要な柱
平成20年度以降、 特例的な県債の発行が増大
H27年度 一般会計歳入予算
2兆4,908億円 （9月補正予算案ベース）
県税11,030 44％
7
7
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
2,792
3,198
3,429 3,467
3,604 3,603
3,744
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
■ 本県歳出予算における公債費の位置付け
公債費を始めとする義務的経費が 53％を占める
公債費は、平成21年度以降、増嵩し、足許、 高止まり傾向
公債費の推移（一般会計）
公債費
3,744
公共事業
1,560
単独事業
1,208
災害復旧事業
10
単独補助金
983
貸付金
1,836
繰出金
405
その他
5,677
義務的経費
公債費 扶助費 人件費
1兆3,229億円 （53％）
（注） H25年度までは決算額、H26年度は決算見込額、H27年度は9月補正予算案ベース
H27年度 一般会計歳出予算
2兆4,908億円 （9月補正予算案ベース）
人件費 6,924
扶助費2,561
8
8
投資家との窓口を一本化
財政課が市場公募債で培ったノウハウ、資本市場での認知度を活かし、企業会計
を含めたオール県庁として、より一層低利かつ安定的な資金調達を目指す
区分 平成27年度 県債予算額
県債発行業務
従前 平成25年度～
一般会計 3,317 財政課（資金G）
財政課 財務資金室
公債管理特別会計 2,247 財政課（資金G）
その他の特別会計 80 財政課（資金G）
企業会計 276 企業庁、病院事業庁
合計 5,920
■ 県債発行の取組み①
県債発行部門の一元化
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
（億円）
9
9
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
■ 県債発行の取組み②
県債発行の中心は市場公募債
本県の県債発行の考え方
民間資金を中心とした資金調達 ⇒ 平成27年度県債発行計画額の85％が民間資金
市場公募債 民間資金の
約7割
本県債の中心
銀行等引受債 民間資金の
約3割
定時償還債を積極的に活用
⇒県債残高の上昇幅の抑制を図る
市場には、 “豊富な資金” “様々な投資家層”
が存在
環境変化に関わらず、 将来にわたり 資金の安定調達が期待可
10
10
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
■ 県債発行の取組み③
年間発行総額の維持 ～平成20年度以降、毎年3,000億円以上の市場公募債を発行
愛知県 市場公募債の発行額推移
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
（億円）
（年度）
市場公募（個別10年） 市場公募（5年） 市場公募(2年) 市場公募(7年) 市場公募（15年）
市場公募（20年） 市場公募(30年) フレックス 共同発行（10年） あいち県民債（5年）
2,400
3,300
4,700 4,400
4,650 4,400
4,700
3,750
3,325
（注） H26までは実績額。H27は発行計画額。いずれもカレンダーベース（4月～3月）による
11
11
取組み 流動性の確保 投資家層の拡大
本県のベンチマーク債である10年債を毎月発行（平準発行） ○
5年債、20年債、30年債も定期的に発行（平準発行） ○ ○
1回当たりの発行額は100億円/回 以上 ○ ○
発行条件決定手法の多様化 10年債 年10回プレマ方式、年2回主幹事方式 他年限債 主幹事方式
○
フレックス枠を活用した機動的な起債運営① 投資家の増額ニーズへの対応
○ ○
フレックス枠を活用した機動的な起債運営② 年限多様化（2年債、3年債、7年債、15年債を発行）
○
あいち県民債（住民参加型市場公募債）の発行 ○
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
■ 県債発行の取組み④
愛知県債の商品性向上 ～低利で安定的な調達のために
公債費の抑制 ＝ 低利な条件での発行 ⇒ 愛知県債の商品性向上
安定的な資金調達 ＝ どのような市場環境においても発行可能
12
12
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計
共同債 100 100 100 300
5年債 200 200 400
10年債 150 150 150 150 150 200★ 150 150 150 150 200★ 150 1,900
20年債 100 100 200
フレックス枠 15年債150 100 30年債100 15年債100 50 500
県民債 25 25
計 3,325
平成27年度 市場公募債発行計画 （平成27年9月末時点）
（億円）
■ 県債発行の取組み④
愛知県債の商品性向上 ～低利で安定的な調達のために
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
20年債増額
★・・・主幹事方式
平時から様々な年限や条件決定方式で発行し、多種多
様な投資基準を持った幅広い投資家層を顧客として形成
することで、愛知県債の環境変化に対する耐性を強化
13
13
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
投資家との信頼関係を構築
投資家が本県債を安心してご購入いただけるよう
に、市場との対話を重視した起債運営を継続
市場ニーズを重視した機動的な起債運営
年限を予め定めないフレックス枠を設定して、投資
家のニーズに応じた年限債の発行や増額対応など
機動的な起債運営
投資家との対話を踏まえ、『市場における需給の
均衡点で条件決定』
投資家の本県債に対する需要動向を充分に踏ま
え、市場での納得感が得られる適正水準で、発行
条件を決定
直接対話の機会の重視
⇒ 財務資金室長を中心にして、個別投資家訪問を
実施
平成25年度実績 個別投資家訪問53件
平成26年度実績 個別投資家訪問51件
本県の財政状況などを投資家に説明し、愛知県債
が高い信用力を有し安全で有利な金融商品である
ことアピール
同時に、投資家の率直な要望・意見を聴取できる貴
重な機会
⇒ 本県債の商品性拡充の参考とする
IR活動の充実強化は財務資金室設置の目的の
一つ
起債運営のコンセプト
■ 県債発行の取組み⑤
投資家との対話を重視した起債運営、IRの強化
IRに対する取り組み
14
14
県内総生産は、全国第3位、国内総生産の7％を占め
る。製造業のウエートが極めて大きい産業構造である
ため、税収が当該業種の業況に大きく左右されてしま
うことは、本県財政の最大の懸念点。
中長期的に地方交付税に依存することなく「自立した
財政運営が行えるだけの財政力、税収基盤を有して
いる」と判断している。
基金で保有する手元流動性は比較的厚い水準が確保
されており、一般財源などの変動に十分対応できる。
県債残高については、通常の県債は減少しているも
のの、このところ臨時財政対策債などの特例債の発行
が高水準となっていることから、総額では一貫して増
加しており5兆円に迫っている。将来的な交付税措置
の動向について不透明な要素があるため、県債残高
総額についても留意した財政運営が望まれよう｡
（H27.3.25更新）
自動車産業を中心に、製造業が地域経済を牽引する
全国随一の工業県。1977年以降、製造品出荷額等は
都道府県中1位。
リニア中央新幹線の開業を睨み、中京大都市圏を
形成、自動車や航空宇宙産業などの育成に力を
入れる。
臨財債の発行が高水準で推移し県債残高削減の足か
せになっている。しかし、通常債の残高に限れば、愛・
地球博と中部国際空港のインフラ整備が一段落した
2005年度以降減少している。この傾向は今後も続く可
能性が高い。
2015年度から愛知県第六次行革大綱がスタートする。
通常債の残高は引き続き抑制する方針。とはいえ、税
収の振れが大きく、歳入に見合った歳出構造への転
換を進めることが引き続き課題だ。
（H27.1.14更新）
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-地方債として最高位の格付
同水準格付 日本国債
愛知県の格付は、発展した地域経済に支えられ、非常
に強固な自主財源基盤と高水準の流動性を持ち、
地方財政制度に代表される支援の枠組みによって支
えられている。一方、債務負担が非常に重いことは、
格付を制約している。
愛知県は、国際的な競争力を持つ自動車・機械産業
の集積地として、日本経済の成長を牽引している。
（H27.3.27更新）
（H27.9.17更新）
、東京都、
横浜市、大阪市 同水準格付
日本国債
S&P （スタンダートアンドプアーズ）
A＋（安定的） R&I （格付投資情報センター）
AA＋（安定的） JCR （日本格付研究所）
AAA
、静岡県、
埼玉県、栃木県 同水準格付
日本国債
■ 県債発行の取組み⑥
格付の取得 ～投資家に客観的な投資判断材料を複数提供（自治体としては唯一、3社から格付けを取得）
行革の推進及び財政規律の堅持により、現行の格付を維持する
15
15
借入先 三菱東京UFJ銀行 （指定金融機関）
左記以外の金融機関 （本県10年債シ団、地元信金等）
観点
安定調達 歳計現金等の相殺債務保護枠維持
調達手法の多様化 競争性を発揮した調達 県基金の運用先拡大
借入手法 相対交渉 見積合せ
（総コストが最安価な提案機関から借入）
借入区分 証書 証書・証券（提案による）
借入年限 償還方法
20年定時償還（据置なし） 10年定時償還（据置なし） その他年限
20年定時償還（据置なし） 10年定時償還（据置なし）
発行条件の 基準等
基準レート + スプレッド 基準レート：平均償還年限見合のT.S.R スプレッド：右記の見積合せの結果や、金融市
場環境等を勘案して、相対交渉の上、決定
基準レート + スプレッド 基準レート：平均償還年限見合のT.S.R スプレッド：見積合せの結果による（手数料等も
含めた総コストが最安価な提案）
■ 県債発行の取組み⑦
銀行等引受債について
工夫と強化の取組み ２ –県債発行-
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資金管理の取組み
資金管理の一元化
効率的な資金運用・資金調達のためには、 長期資金と短期資金を別々に管理するよ りも、長期・短期の資金を全部集めて、 不足分を調達し、余剰分を運用した方 が効率的
区分 従前 平成25年度以降
資金計画
会計局 会計課
財務資金室 短 期
一時借入金
歳計現金運用
長 期
県債発行 財政課 企業庁
病院事業庁
基金運用 財政課 他 財務資金室 他
■ 歳計現金の収支
※ 歳計現金運用は、会計局兼務の位置付け
※ 資金管理とは・・・長期及び短期の資金について、特定期間の調達・運用や特定時期の残高を 計画し、統制を図ること
会計年度 ＝ 歳入歳出予算に基づき 収支“均衡”
日々 ＝ プラス・マイナスの波 （個々の収入・支出の時期にバラツキ）
日々の収入・支出を見積もり、 残高に不足が生じる時は“一時借入”を、 余剰が生じる時は“資金運用”を行う
工夫と強化の取組み ３ –資金管理-
17
17
財政課が把握する予算、決算等の情報を活用し、収支をより精緻に見込む
収支見込みに合わせて県債発行
資金管理の取組み
資金管理の一元化による効果
効果１： 不用な支払準備金の精査・削減 （一時借入金利子の削減）
効果１により基金からの平均繰替額を減少
⇒ 基金が外部運用できる額 増加
減債基金債券運用計画を策定し、基金運用を高度化・効率化
効果２：減債基金の債券運用益の拡大
区 分 H24年度 H25年度 H26年度
歳計現金等残高（1日平均） △1,137 億円/日 △41 億円/日 614 億円/日
一時繰替額（1日平均額） 1,925 億円/日 1,251 億円/日 1,241 億円/日
一時繰替金支払利子 258 百万円 81 百万円 57 百万円
策定年度 長期債券運用額 完成時期
平成23年度 ラダー型運用2,000億円 平成29年度
・平成26年度上半期に前倒し完成 ・減債基金残高の更なる増加
平成26年度 ラダー型運用5,000億円 平成30年度
工夫と強化の取組み ３ –資金管理-
18
18
減債基金の運用
減債基金 ラダー型運用の拡大
平成30年度までに、5,000億円の長期債券のラダー型運用を構築 《しなやか県庁創造プランの個別取組事項》
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
H27H28H29H30H31H32H33H34H35H36H37H38H39H40H41H42H43H44H45H46H47H48H49H50
償還額
償還年度
30購入550億円
29購入1,045億円
28購入 782億円
27購入1,045億円
購入済
10年債 4,500億円 億円
20年債 500億円
国債
政府保証債
地方債
地方公共団体金融機構債
財投機関債 など
地方債を中心に運用
市場公募地方債の 流通市場の育成や 安定を図る観点
運用対象の債券
工夫と強化の取組み ４ –基金運用-
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その他の基金
庁内の基金の一元的な運用を検討
基金の運用は、減債基金、財政調整基金及び社会資本整備等推進基金は財務資金室で行い、 その他の35基金は庁内27課室が個別に運用
庁内の基金のほとんどは、歳計現金に通年繰替 → 1年未満の運用のため、低い運用利率に留まる
歳計現金の資金繰りは近年大幅に改善
庁内の基金の全てを通年繰替する必要性は低下
長期運用が可能な基金は、直接外部の金融機関に運用に出し、運用益を稼ぐ必要性が高まっている
「しなやか県庁創造プラン」（第六次行革大綱）の策定
基金所管課は1年以上の運用を行おうとしても、資金運用のノウハウが失われており、その再開は簡単ではない
基金所管課が新たに基金運用担当職員を配置する必要もなく合理的
現 状
歳計現金への繰替えの必要額等を踏まえて、
県庁の基金を財務資金室において一元的に運用する可能性や方法を検討
工夫と強化の取組み ４ –基金運用-
《しなやか県庁創造プランの個別取組事項》
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〈コンセプト〉
愛知県は、地理的にも日本の中心に
位置していることに加え、日本一の
Technology（技術）とTradition（伝
統）を誇る産業の中心地です。愛知
は、いつの時代も未来を拓く中心地
であり、人間にたとえれば心臓部・
“Heart” といえます。
また、“Heart” は愛知の「愛」でもあり
ます。
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愛知県庁本庁舎が、重要文化財に指定されました（平成26年12月）
指定の理由 愛知県庁舎は、昭和13(1938)年竣工。
名古屋市庁舎（昭和8年）とともに日本趣味を基調とした大規模庁舎建築が並立する都市景観を創り出している。
その設計は、平面や空間の計画においては、過度の記念性を排した合理主義に基づいてまとめながら、外観意匠においては、西洋的な様式と城郭天守の意匠を融合させて地域色を現すことにより「日本趣味」を顕現したといえる。
昭和前期における日本の建築思潮で課題となっていた「日本趣味」の表現を達成しており、特にすぐれた意匠と歴史価値を持っている。
愛知県 総務部財政課財務資金室
052 - 954 - 6045（ダイヤルイン） 電話 052 - 954 - 6901 FAX [email protected] E-mail
この資料に関するお問い合わせ先
2・3階 旧議場（現講堂） 5階 貴賓室 愛知県庁本庁舎と 名古屋市役所本庁舎
メイン 会場
愛・地球博記念公園
サテライト 会場
県内各地の公園や花の名所など
開催期間 平成27年9月12日（土）～ 同年11月8日（日）（58日間）
愛知万博10周年を記念して、平成27年秋に、
花と緑のイベント「第32回全国都市緑化あいち
フェア」（花と緑の夢あいち 2015）を開催します。
「花の王国あいち」の特色を生かした
「あいちの花」を大いにお楽しみください。
第32回全国都市緑化あいちフェア
ご清聴ありがとうございました