会社概要hamadafs.co.jp/files/libs/348/201902271524176742.pdf会社概要 社 名 有限会社...
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会社概要
社 名 有限会社 シーバイオン(SeaBion)
所在地 香川県高松市松並町608番3
研究所 香川県高松市林町2217-16FROM香川5C
設 立 2002年 11月1日
資本金 300万円
組織体制
役員代表取締役 香川大学客員教授 蓮井 昌彦
取締役 香川大学名誉教授 岡崎勝一郎
事業内容
糖鎖、とくに海洋微生物マトリックスを応用した健康食品及び医薬品の研究開発。軟骨障害予防治療、化粧品、抗ウイルス及び抗がん剤に関する健康食品及び医薬品素材の研究開発を行う。
事業目標
海洋バイオの手法による糖鎖に関する特許など保有知的資源を製品化へ向けて研究開発して超高齢化社会を支える次世代健康・医療分野で社会に貢献する。
事業化の経緯
大学海洋微生物の生理生態
大学海洋微生物マトリックス
SeaBion社海洋微生物マトリックス
FROM香川海洋微生物マトリックス
■奥谷康一が異なる二種類の多糖類を混在して同時に生産する海洋微生物を発見した。(1992年)
■多糖の化学構造を解析し、硫酸多糖類、グリコサミノグリカンであることを明らかにした。(1993~1997
年)
■培養方法の制御方法を発明
■硫酸多糖類にアポトーシスを誘導することを発見
■グリコサミノグリカンオリゴ糖の製造方法を発明
■軟骨細胞生成促進を発見
・
■メラニン生成抑制を発見 ・・
特許出願状況 (2004.1.15現在)
出願件数 16件(PCT出願 2件)
公開中 4件
取得 1件
微生物マトリックスとは?
菌体
粘液層
多糖類からできている
明らかにされた海洋微生物マトリックス
コンドロイチンモチーフグリコサミノグリカン
O
NAc
O
OH
O
O HOOC
O
O
NAc
OHO
NAcO
OH
O
OH
O
O
D-ガラクトサミン
D-グルクロン酸L-ガラクトサミン
D-ガラクトサミン
ピルビン酸
H2C
H3C
CH2OH
CH2OH
COOH
海洋微生物マトリックス
(有)シーバイオン
グリコサミノグリカン グリコサミノグリカン
培養効果
再生医療
保湿・多粘・美白効果
多機能性化粧品
硫酸多糖
抗がん性抗ウイルス性
福島医大他大学
医薬品
開発の概要図
がん研
製品化の可能性
★変形性関節症(特公開2002-262900 他2)
★抗がん剤(特公開2002-179579 他2)
★美白化粧品(特願2003-171005)
★抗エイズウィルス剤(特許2083858 他
1)
高血糖及び高脂血症改善(特願2003-138471)
1.関節痛治療・予防健康食品市場分析
マーケットの状況・課題
・コンドロイチン硫酸とグルコサミンの合剤が軟骨疾患に効くとして健康食品としてヒットしている。
・高齢化の波を受けて今後更に拡大が予測。
市場規模 ・グリコサミン市場は150億円(日本国内)。
・アメリカ市場はその数倍。
競争優位点 ・オリゴ糖にすることで高吸収性を実現可能。
・海洋微生物由来であるため、工業的生産が可能で、安全で安定的な供給が可能。
現状 ・F社(健康食品通信販売会社)と提携。
・共同研究段階から商品化の準備中。
2.美白多機能性化粧品
マーケットの状況・課題
・保湿性や皮膚老化防止作用などの高機能成分を天然の薬用植物や微生物に求める研究が目立ちバイオテクノロジー技術を用いた戦略が注目されている。
・団塊ジュニアのアンチエイジング化粧品の市場が超有望。
市場規模 ・美白化粧品2500億円(2002年出荷額)。
・アジア(黄色人種)にも高い潜在需要。
競争優位点 ・アルブチに匹敵するメラニン生成の抑制を確認
・細胞賦活化作用、角質柔軟作用、保湿作用など多機能性を有している。
・天然成分をうたえる。海から・・・コンセプトが良い。
現状 ・S社(化粧品製造・販売会社)と提携。
・2005年3月に商品化の計画。
3.抗がん性健康食品
マーケットの状況・課題
・健康食品、特に抗がんの商品の乱立。特定保健医療食品化(効果効能を明記できる)が進む。
・キノコ類などの多糖へ関心が移行しているが、有効成分が特定されにくいため、特保化が困難。
市場規模 ・アガリクス出荷額220億円、ガン治療薬の世界市場は180億ドル。
競争優位点 ・有効成分が特定され明確なため、特保化・医薬化が可能。
・天然成分を工業的生産が可能。
現状 ・Y社(健康飲料製造販売会社)とS大学との共同研究中。