もうひとつの美術館・・・新たな挑戦もうひとつの美術館・・・新たな挑戦...
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もうひとつの美術館・・・新たな挑戦 みささ美術館「運営方針」平成 24 年 12 月 企画観光課
目 次 第１章 みささ美術館の経緯
１．建 設 01
２．運 営 01
３．経 営 04
４．休 館 05
５．再開館 06
６．問題点 07
第２章 みささ美術館の方針検討
１．みささ美術館の位置付け 09
２．町民アンケート調査 10
３．まちづくり戦略会議 11
４．廃止・休館・存続 11
第３章 みささ美術館の今後の方針
１．観光的視点からみたみささ美術館 13
２．「展示館」の活用 15
３．「創作館」の活用 15
４．運営方法 16
５．活用にあたっての今後の検討事項、課題等 18
６．具体的な方針一覧 19
第４章 参考資料
１．町民アンケート調査の結果 21
２．まちづくり戦略会議の提案 28
３．収蔵品 33
はじめに
昭和 59 年の開館から 28 年が経過した“みささ美術館”―。
地域の民芸品等を保存・伝習していくための施設として開館したみささ美術館は、時代
に合わせて運営内容を変えていきながら美術品の展示を中心とする施設として運営が続け
られてきましたが、その運営に年間 2 千万円程度の費用がかかっていたことから、行財政
改革によって平成 16 年に休館することを余儀なくされました。
しかし、みささ美術館はその後、施設の有効活用を望む町民の声を背景に、2年間の時を
経て再開館に向けた検討がなされ平成 18 年、その運営方針を町民のための文化活動拠点施
設として位置付け再館。現在に至っています。
みささ美術館は、その建設経過から正式な美術館という位置付けではないものの、全国
的に公立美術館のほとんどが経営難に直面している中にあって、みささ美術館もその例外
ではありません。
みささ美術館を今後、どうしていくのか―。
採算性だけで判断することは望ましくないとされる公共施設にあっても、収益施設とな
っていない現在のみささ美術館については、廃止・休館・運営という選択肢がある中で、
観光地・三朝温泉にあるこの施設をどう判断していくのが最適なのか。みささ美術館のあ
り方について、今後の方針を示します。
目 次
第 1
開館
１．
み
昭和
この
場に、
振興農
地域民
は、メ
作館
な民俗
当時、
２．
①展
が
指
人
1 章 み
館以降、28 年
建 設
ささ美術館は
59 年 5 月に
の施設は、当
、昭和 58 年
農林漁業対策
民芸品等保存
メーンとなる
（230 ㎡）」、
俗資料の展示
、大きな期待
運 営
展示館
1 階にはロ
が特徴の「展
中でも、平
指の収集家、
人前後であっ
みささ美術
年間にわた
は、郷土に残
に開館しまし
当時の三朝温
年 2 月から建
策事業の補助
存伝習施設
る鉄筋コンク
、「炭焼き小
示、工芸技術
待が寄せられ
ロビーと展示
展示館」では
平成 2 年 4、門脇好登氏
った入館者数
術館の経
地域
みさ
時代
避け
みさ
残る民族資料
した。 温泉会館（現
建設が始まっ
助 8,461 万円
「みささ美術
クリート 2 階
小屋（58 ㎡）
術の体験をす
れました。
示室、収蔵庫
は開館以降、
月から翌年
氏所有のガン
数がその年に
経緯
域文化の伝承
ささ美術館－
代に即した活
けて通れない
ささ美術館は
料を保存し、
現在のブラン
たもので、総
円を受けて建
術館・工芸セ
階建の「展示
」からなり、
することがで
庫を設け、2さまざまな
3 月まで開催
ンダーラ美術
には 24,000
承のために、
－。
活用方法と運
い課題を抱え
は今、その存
伝統技術を
ンナールみさ
総事業費は
建設されたも
センター」と
館（延べ 86、美術品はも
できる自慢の
階は全て展示
な特別展が開
催された倉吉
術の展示“歓喜
人を超えるな
その役割を
運営経費とい
え 存在価値が問
を伝承してい
ささ）裏にあ
1 億 5,515 万
ものです。 と名付けられ
3 ㎡）」と、木
もとより、町
の施設として
示室となり、
開催されてき
吉市在住で質
喜仏展”では
など、話題と
を果たしてき
いう
問われていま
いくことを目
あった町営テ
万円。第 3 期
れたみささ美
木造平屋建の
町内に残る文
て、その完成
、切り立った
きました。 質・量とも世
は、それまで
となりました
きた
ます。
目的に
テニス
期山村
美術館
の「創
文化的
成には
た屋根
世界屈
8,000た。
の
た
美
6良
宮
の
井
特
庸
て
館
め
縦
示
また、平成
のをきっかけ
た後も家族か
美術館の展示
このほか、
63 年には町
良東大寺長老
宮本包則氏の
の刀剣展”、
井寛次郎氏の
特別展”、平
庸氏の書画を
るなど、展示
てきました
館者数及び経
そして、平
め、日本画家
縦 2.25ｍ、横
示され、みさ
成 4 年には故
けに、“無弟
から原版を含
示を大きく特
展示館では
町制 35 周年
老・清水公照
の傑作を一堂
平成 6 年に
の作品を集め
平成 11 年には
を展示した
示館では毎年
（3～4頁に特
経営状況の推
平成 9 年には
家・濱田台兒
横 1.75ｍも
ささ美術館の
故長谷川富三
弟コレクショ
含む作品が多
特徴付けるも
は、休館とな
を記念して画
照師の仏像や
堂に展示した
には日本を代
めた“河井寛
は東大寺宝巌
“公庸ふるさ
年数多くの来
特別展一覧を
推移を掲載）
は、特色ある
兒氏の絵画
ある大作は展
の目玉となっ
三郎氏から無
ン展”を開催
多数寄贈され
ものとなりま
なった平成 1画聖“菅楯彦
や書による“
た“宮本包則
代表する陶芸
寛次郎先醒を
巌院住職・清
さと展”を開
来館者を楽し
を、5～6頁
。 る美術館とす
“投入堂”を
展示館ロビー
っています。
無弟作品 450催。平成 16れたこともあ
ました。 6 年 3 月まで
彦展”が開か
“花まんだら
則と郷土 家・河
を偲ぶ 清水公 開催す しませ に入
するた を購入。 ーに展
0 点の板画が
6 年に長谷川
あり、無弟作
で数々の特別
かれたほか、
ら展”、平成 5
が町に寄贈さ
川氏が亡くな
作品展は、み
別展を開催。
平成 4 年に
5 年には名刀
された
なられ
みささ
昭和
には奈
刀工・
②創
は
彫
陶
作
て
林
町
地
成
工
併
な
芸
移
創作館
展示館の隣
は開館当時、
彫刻室などと
陶芸、竹細工
作活動が体験
て人気を集め
ところが、
林課から教育
町内の間伐材
地内に建てら
「木工センタ
成したことに
工部門はとち
併せて竹細工
なりました。
また、平成
「ふるさと健
芸部門も創作
移設し、平成
隣に建てられ
、木地室、陶
として区分け
工などの製作
験できる工芸
めました。 、みささ美術
育委員会に移
材を有効活用
られていた木
ター・とちの
に伴い、みさ
ちの木工房に
工実演も平成
。 成 5 年には、
健康むら」が
作体験ができ
成 6 年以降、
れた「創作館
陶芸室、編組
けされ、木工
作者を配置。
芸センターと
術館の所管が
移った平成 3用するために
木工品加工施
の木工房」が
ささ美術館の
に移設。これ
成 4 年に廃止
横手地内に
がオープン。
きる観光施設
みささ美術
【み
年
昭和
平
館」 組室、 工や
創 とし
が農 3 年、 に牧 施設 が完 の木 れに 止と
に 陶
設として売り
術館は展示館
みささ美術館
年 度
和 59 開館（美
60
61
62 手描き
63 ﾙｰﾌﾞﾙ
平成元 三朝温
2 ガンダ
3 花まん
4 無弟コ
り出すことと
館のみの営業
館の主な特別
特別展・
美術品展示、陶芸
き友禅作家・山
美術館所蔵絵
温泉ゆかりの名士
ダーラ美術と歓
んだら展、木工
コレクション展
となったふる
業となりまし
別展・出来事
主な出来事
芸、木工、竹細工、
山本純之助展
絵画復刻版 40 点
士墨跡展、石田
歓喜仏展
工部門移転
展開始、竹細工
るさと健康む
した。
】
炭焼き）
点展示
田茂輝展
工廃止
むらに
年 度
平成
1
1
1
1
③炭
黒
明
製
理
炭
て
３．
み
を支
入
館
を
ま
った
とな
度
成 5 宮本包則
6 河井寛次
7 浜田庄司
8 日本刀名
9 絵画“投
10 菅楯彦展
11 公庸ふる
12 公庸いろ
13 日本刀名
炭焼き小屋
展示館の裏
黒炭の製造販
明展示してい
製作者が継続
理由にわずか
以降、長年
炭焼き小屋は
ています。
経 営
みささ美術館
支出としなが
入館料につい
も行い、1 日
2,000 円とし
また、物品販
たものの、木
なったことか
特別展・主な
則刀剣展、陶芸
次郎先醒を偲ぶ
司先生の仕事展
作展
投入堂”購入 2
展
さと展
ろは展
作展
裏側に建てら
販売と炭の製
いた「炭焼き
続できなくな
か数年で休止
年使用されて
は、平成 17
館の経営は、
がら運営が続
いては、特別
日当たりの使
し、個展や会
販売について
木工部門のと
から、その金
な出来事
芸部門移転
ぶ展
展
6,723 千円
られ、白炭や
製造過程を説
き小屋」は、
なったことを
止しました。
ていなかった
年に撤去さ
「入館料」
続けられてき
別展を除き一
使用料は第 1会議の開催に
ては、平成元
と陶芸部門の
金額は激減し
年
平
や 説
を
た れ
と「物品販売
きました。
一般が 200 円
展示を 6,00にも対応でき
元年から 2 年
の移転に伴い
していきまし
年 度
平成 14 大三
15 郷土
16 休館
17 休館
18 再館
19 バラ
20 Ｎゲ
21 高砂
22 歓喜
売」を収入と
円で、小・中
00 円、第 2 展
きるようにな
年にかけて 9い、展示館ロ
した。
特別展・
三徳山展
土の民芸作品展
館
館、炭焼き窯撤
館、町民作品展
ラ展開始
ゲージ展開始、
砂淳二写真展 8
喜仏返却
とし、「人件費
中学生が 50 円
展示室を 4,0なっていまし
900 万円程度
ロビーでの販
主な出来事
展
撤去
展開始
空調改修
8,523 人
費」と「管理
円。展示館で
000 円、視聴
した。 度の売り上げ
販売物のみの
理費」
では貸
聴覚室
げがあ
の収入
【み
年 度
昭和
平成
一
2 名
館等
空調
み
2,0 ４．
平
集客
作品
み、
を休
を行
理
ささ美術館の
度 入館者
（人）
59 6,807
60 4,744
61 5,605
62 7,22
63 8,380
成元 7,605
2 24,372
3 19,360
4 14,91
5 13,645
6 11,427
7 13,908
8 14,427
9 9,275
一方、人件費
名～3 名の臨
等の施設を管
調費や警備費
みささ美術館
000 万円前後
休 館
平成 5 年以降
客力に直接影
品コレクシ
しかし、平成
、その一環と
休館にしまし
行う等の残務
していくため
の経営状況】
入館料
7 1,033
4 871
5 1,028
1 328
0 1,518
5 1,228
2 8,246
0 6,659
1 5,405
5 5,780
7 4,895
8 5,991
7 5,743
5 3,969
費については
臨時職員によ
管理運営して
費をはじめ、
館の経営状況
後の町費負担
降、展示館の
影響すると言
ョンの展示を
成 15 年に市
として、平成
した。そして
務整理を行い
めの空調や警
収 入
物 販
3,300
4,905
3,696
6,577
6,279
9,162
8,428
2,879
4,156
707
375
369
1,126
426
は開館以降、
よって運営が
ていくための
特別展の開
況は、昭和
担が続いてお
のみの営業と
言われる多額
を中心に運営
市町村合併か
成 16 年に木
て、みささ美
いましたが、
警備等の費用
計
4,333
5,776
4,724
6,905
7,797
10,390
16,674
9,538
9,561
6,487
5,270
6,360
6,869
4,395
平成 16 年
が行われてき
の費用で、美
開催費等とな
59 年の開館
おり、休館と
となっていた
額の費用が必
営が続けられ
ら単独自立
木工センター
美術館につい
、この休館中
用には年間 2
支
人件費 管
12,158 1
9,082 2
11,131 1
12,139 1
12,542
13,846 1
16,887 1
19,586 1
20,648 1
15,775 1
16,178
14,923 1
16,053 1
16,151 3
の休館となる
ました。また
美術品を適切
なっています
館から平成
なるまでその
たみささ美術
必要となる特
れてきました
に方針転換し
ーを廃止。同年
いては、職員
中においても
200 万円程度
出
管理費 計
10,712 22
25,729 34
13,573 24
12,158 24
9,566 22
17,861 31
15,336 32
16,284 35
11,107 31
10,571 26
8,924 25
10,804 25
10,787 26
37,462 53
るまで専任者
た、管理費に
切に保存管理
す。 16 年の休館
の改善には至
館では、その
特別展が開け
た。 した町は行財
年 3 月 31 日
員 1 人を残し
も、所蔵して
度がかかって
（単位：千
差引計
2,870 Δ18
4,811 Δ29
4,704 Δ19
4,297 Δ17
2,108 Δ14
1,707 Δ21
2,223 Δ15
5,870 Δ26
1,755 Δ22
6,346 Δ19
5,102 Δ19
5,727 Δ19
6,840 Δ19
3,613 Δ49
者を配置。加
については、
理していくた
館となるまで
至りませんで
の経営状況か
けないまま、
財政改革に取
日でみささ美
し、収蔵品の
ている美術品
ていました。
千円）
引額
8,537
9,035
9,980
7,392
4,311
1,317
5,549
6,332
2,194
9,859
9,832
9,367
9,971
9,218
加えて
展示
ための
で毎年
でした。
から、
無弟
取り組
美術館
の整理
品を管
年 度
平成
５．
み
円程
にみ
年間
火曜
ま
再開
町内
入館
ア
とい
のの
ンテ
館
度 入館者
（人）
10 7,697
11 7,946
12 8,340
13 8,51
14 11,918
15 5,720
16 0
17 0
18 3,962
19 5,260
20 4,935
21 17,078
22 7,052
23 9,61
再開館
みささ美術館
程度の管理費
みささ美術館
この再開館に
間の管理費を
曜日までの週
また、展示は
開館にあた
内の文化サー
館料を無料と
さらに、再開
グループを立
いう目標で
の、創作館を
ティアに協力
としての運営
※平成 18 年度
入館料
7 3,070
6 3,138
0 3,031
1 3,051
8 2,585
0 2,188
0 0
0 0
2 0
0 0
5 0
8 0
2 0
1 0
館の休館期間
費がかかって
館は平成 18にあたって町
を 200 万円以
週 4 日間とし
は、約 600り運営方針の
ークル等が作
として再開館
開館にあたっ
立ち上げ、美
したが、結果
を文化サーク
力を仰ぎなが
営を目指して
度以降は単独で
収 入
物 販
345
694
912
741
587
540
0
0
123
170
114
240
207
325
間は平成 18ていたことや
年 4 月から
町は、それま
以下に抑える
しました。
点を所蔵し
の柱としてい
作品やコレク
館に至りまし
っては、その
美術館の運営
果としてボラ
クルにアトリ
がらハーブや
てきました。
での人件費が算
計
3,415
3,832
3,943
3,792
3,172
2,728
0
0
123
170
114
240
207
325
年 3 月 31 日
や、町民や観
ら再開館する
までの運営方
るため、専任
ている無弟作
いた“地域に
クションを無
した。 の条件となっ
営に協力して
ランティアグ
リエ工房とし
やバラを植栽
算出できないた
支
人件費 管
16,309
16,104
16,542
17,595
17,181
15,511
0
0
5,000
5,000
5,000
5,000
5,000
5,000
日までの 2 年
観光関係者か
こととなり
方針を変換。
任職員を 1 名
作品を中心に
に根ざした文
無料で展示で
っていた文化
ていただきな
グループの立
して開放した
栽するなど、
ため概算費用
出
管理費 計
7,911 24
8,991 25
8,908 25
6,295 23
7,043 24
6,511 22
2,593 2
1,800 1
2,056 7
2,011 7
5,071 10
1,718 6
1,680 6
1,732 6
年間で、休館
からの再開館
ました。 再開館の条
名とし、開館
に常設展示す
化活動の拠点
できるように
化団体を組織
ながら文化活
立ち上げには
たほか、展示
より親しま
5,000 千円で
差引計
4,220 Δ20
5,095 Δ21
5,450 Δ21
3,890 Δ20
4,224 Δ21
2,022 Δ19
2,593 Δ2
1,800 Δ1
7,056 Δ6
7,011 Δ6
0,071 Δ9
6,718 Δ6
6,680 Δ6
6,732 Δ6
館中も年間 2館を望む声を
条件となって
館日を金曜日
することと併
点”とするた
にし、これに
織してボラン
活動の促進を
は至らなかっ
示館周辺には
まれるみささ
算出。
引額
0,805
1,263
1,507
0,098
1,052
9,294
2,593
1,800
6,933
6,841
9,957
6,478
6,473
6,407
200 万
を背景
ていた
日から
併せ、
ため、
伴い、
ンティ
を図る
ったも
はボラ
さ美術
全国
６．
み
内容
決策
決策
国的に公立美
問題点
みささ美術館
容や創作活動
策を模索しな
しかし、社会
策を見出すに
みささ
所管が教
日から 5設として
現在は
の開催や
頭に充実
部委託の
していく
美術館のほと
館の再開館は
動推進の問題
ながら 6 年間
会教育施設と
には至らず、
美術館の課題
育委員会か
日に変更さ
は、開館時間
1 名の臨時
施設全体の管
した管理運
検討や、安
ことが必要
とんどは経営
は、その条件
題、施設老朽
間にわたって
という位置付
現在まで課
題や問題点
ら企画観光課
れたものの
間の再考も含
時職員の配置
管理を行うに
営を行ってい
定稼働する
となっていま
営難に直面…
件となってい
朽化の問題な
て運営が行わ
付けと、限ら
課題を残した
としては、ま
課に移った平
、観光面も視
含めて開館日
置によって管理
にはおのず
いくためには
ことができる
ます。
…
いた年間の運
など、多くの
われてきまし
られた予算や
たままの運営
まず「運営上
平成 24 年 4視野に入館者
日を増やして
理運営が行わ
と限界があり
は、展示内容
るボランティ
運営費や人件
の課題や問題
した。 や人員配置の
営となってい
上の課題」が
月からは、開
者の増加を目
ていく必要が
われています
ります。経費
容の方針転換
ィア団体の構
件費の問題、
題を抱えた中
の中で抜本的
います。
があります。
開館日が週
目指すべき施
があります。
すが、特別展
費の削減を念
換と併せて外
構築等を目指
展示
中、解
的な解
4施
展
念
外
指
また、
いては「
がら文化
増加させ
開館以
人材、施
料であっ
さらに
がありま
みささ美
がい者に
客施設と
このこ
ルが活用
っていま
の改修は
良くも悪し
展示内容の
サークル等
るのにつなが
降、愛称と
設の特徴を最
ても来館者が
、開館以降 2す。開館以
術館では、施
対応してい
は言えない状
とは創作館
しているに
す。これら
、早急に対応
きも無弟作品
問題」があ
の特別展の開
がってきたの
なっている
最大限にいか
が増加してい
28 年が経過
降、施設の修
施設の一番の
ない手洗いな
状況となって
においても同
とどまり、そ
の施設を有効
応していかな
品の展示が特
ります。再開
開催を行って
のかを再考し
“美術館”に
かした展示や
いく仕組みづ
したみささ美
修繕に多額の
の特徴となっ
など、バリア
ています。
同様で、その
その機能を果
効に活用し運
なければなら
特徴となって
開館以降、こ
てきましたが
していく必要
にこだわるこ
や貸館等の内
づくりが求め
美術館には
の費用を投じ
っている展示
アフリー化が
の機能も現在
果たしている
運営を続けて
らない課題と
ているみささ
この作品を常
が、その内容
要があります
ことなく、地
内容を模索し
められていま
「施設の維持
じることがで
示館屋根の錆
が必要な箇所
在は、一部の
るとは言い難
ていくのであ
となっていま
さ美術館にお
常設展示しな
容が入館者を
す。 地域の特徴や
し、たとえ有
ます。 持管理の課題
できなかった
錆びの他、障
所もあり、誘
の文化サーク
難い状況とな
あれば、施設
ます。
お
な
を
や
有
題」
た
障
誘
ク
な
設
第２
１．
み
観光
光施
検討
弦楽
試み
を展
会で
を超
ンや
奏家
う
ま
なせ
般
らず
体
２章 み
みささ美術
みささ美術館
光課に移管
施設」へと位
討していくこ
この検討にあ
楽器の展示
みとして取
展示したほか
では、浴衣姿
超える来館者
やヴィオラな
家もその反響
えで、貴重な
また、同様の
せたかしの世
900 円、高校
ず、30 日間
をアンパンマ
みささ美術
術館の位置
館の再開館か
されたことに
位置付けが変
こととなりま
あたり、町で
と演奏会を行
り組んだもの
か、創作体験
姿の観光客や
者となりまし
など弦楽器の
響効果に満足
な特別展とな
の理由で取
世界展」を開
校・大学生
の無休期間中
マンとメルヘ
術館の方
本当
みさ
町民
みさ
見つ
置付け
から 6 年が経
に伴い、みさ
変わり、通常
ました。 では、地元に
行う「弦展」
ので、展示館
験や弦楽器の
や毎回訪れる
した。そして
の重厚な音色
足。弦展の開
なりました。
り組んだ貸館
開催。新日本
600 円、小
中 16,000 人
ヘンの世界に
方針検討
当に必要な施
ささ美術館が
民皆さんと一
ささ美術館の
つめ直しまし
経過した平成
ささ美術館は
常の運営を行
に所縁のある
」を開催。こ
館全館をヴァ
の展示に囲ま
る町民もある
て、展示館 2色が館内全体
開催は、みさ
館業務ではそ
本海新聞社中
・中学生 30人を超える入
に仕立てた展
討
施設なのか…
が建設された
一緒に
の在り方を
した。
成 24 年、その
はこれまでの
行いながら、
る若手の弦楽
この催しは、
ァイオリンな
まれた中での
るなど、39 日
2 階で開かれ
体に効果的に
ささ美術館の
その後、アン
中部本社が主
00 円の入館料
入館者があり
展示のほか、
…
た意義を踏ま
の所管が教育
の「社会教育
その観点で
楽器製作家と
貸館業務を
など弦楽器の
の演奏会を開
日間の実開催
れた演奏会で
に響きわたる
の新たな活用
ンパンマンの
主催したこの
料が必要であ
ました。弦展
ほとんど活
まえ
育委員会から
育施設」から
で今後のあり
と演奏家によ
を充実させて
の製作過程と
開催。特に、
催期間中 2,0では、ヴァイ
るなど、プロ
用を模索して
の作者である
の特別展では
あったにもか
展同様、展示
活用されてい
ら企画
ら「観
り方を
より、
ていく
と作品
演奏
000 人
イオリ
ロの演
ていく
る「や
は、一
かかわ
示館全
なか
った
地に
２．
町
成
を実
ア
の
ては
答結
そ
ず、
15す
ま
ただ
その
た創作館では
における施設
町民アンケ
町では、み
24 年 7 月 3実施。73 名
アンケート調
「必要性」
は、約 40％結果となりま
そして、今後
、多目的展示
％、建物の貸
るご意見も
また、このア
だくことと
の内容につい
は関連グッズ
設活用を考え
ケート調査
ささ美術館の
日から 23 日
の皆さんか
調査の内容は
と「今後の活
％の方が必要
ました。 後の活用方法
示施設として
貸し出しが 15％の方から
アンケート調
していたこと
いては、第 4
ズが販売され
えていくうえ
査
のあり方を検
日までの 21らご意見をお
は、伸び悩む
活用方法」を
要と回答。約
法については
ての活用を求
14％、観光体
らありました
調査では、み
とから、様々
4 章に資料と
れ、子ども達
えで貴重なも
検討していく
日間、「みさ
お寄せいただ
む入館者と厳
を町民皆さん
30％の方が
は、美術館と
求める声が 2体験施設とし
た。 みささ美術館
々な観点で多
として掲載し
達の賑やかな
ものとなりま
くうえで参考
さ美術館に関
だきました。
厳しい財政状
んに伺ったも
が不要、残る
としての存続
20％と最も多
しての活用が
館の活用につ
多くのご意見
しています。
な声が響き渡
ました。
考とさせてい
関する町民ア
状況を背景に
ものでしたが
る 30％はわか
続が必要・不
多く、美術館
が 12％と続き
ついて、ご自
見をお寄せい
渡る様子は、
いただくため
アンケート調
に、みささ美
が、必要性に
からないとす
不必要にかか
館としての活
き、閉鎖すべ
自由にご意見
いただきまし
観光
め、平
調査」
美術館
につい
する回
かわら
活用が
べきと
見をい
した。
３．
町
町で
毎年
施策
にテ
状
さ美
とな
４．
先
別す
して
今
とな
まちづくり
町民皆さんか
では平成 22この会議では
年テーマを定
策等へのご提
テーマを絞
を把握してい
このご意見は
美術館を活用
なっています
廃止・休館
先に示したア
すると、み
ていくご意見
今後のあり方
なる所要経費
り戦略会議
からのご意見
2 年度から「
は、▽子育て
定め、公募等
提案をいただ
り、現地調査
いただいたう
は、前項のア
用していく
す。
館・存続
アンケート調
ささ美術館を
見とに分ける
方を検討して
費等を想定す
議
見をお伺いし
「三朝町まち
て▽地域づく
等により 10だくものです
査と併せて
うえで、多く
アンケート調
うえで重要と
調査結果やま
を「廃止」又
ることができ
ていくに際し
すると、次頁
し、効率かつ
ちづくり戦略
くり▽観光振
数名の方に委
すが、平成 244 回の会議
くのご意見を
調査の結果同
となる項目や
まちづくり戦
又は「休止」
きます。 して、それぞ
頁のようにな
つ効果的な行
会議」を開催
振興▽ふるさ
委員となって
4年度は「みさ
を開催。委員
を伺いました
同様、第 4 章
や改善点など
戦略会議にお
にすべきと
ぞれ想定され
なります。
行政運営を進
催しています
さと健康むら
ていただき、
ささ美術館の
員皆さんにみ
た。 章に掲載して
どに対して多
おいてお伺い
というご意見
れる利点と欠
進める機会と
す。 らの活用―な
、町が行って
の活用につい
みささ美術館
ていますが、
多くの貴重な
いしたご意見
見と、「充実
欠点、それに
して、
など、
ている
いて」
館の現
みさ
な提案
見を大
存続」
に必要
町
三朝
“そ
①「廃止
展示館
年間 200人件費が
体経費に加
さらに
保が必要
はかかり続
②「休館
展示館
は年間数
要望に応
え、収蔵
かかり続
③「充実
既存の
観光施
法を見直
し、展示
この場
よっては
点として
相応しい
町では、みさ
朝町における
その方針”を
」する場合
や創作館等
万円近くか
不要となり
加えて、約
、現在、み
になってく
続けていく
」する場合
や創作館を
百万円かか
えられない
品を維持管理
けることとな
存続」する場
運営方法に対
設としてみ
していかな
を始めとす
合、利点と
三朝温泉街
は、施設の
運営経費が必
ささ美術館の
る今後の「み
を第 3 章以降
、施設の解体
かかっている
ます。逆に欠
2,500 万円の
ささ美術館に
るとともに、
こととなりま
閉館し、展示
っている人件
ことと、町の
理していくた
なります。
場合
対しては、多
ささ美術館の
ければならな
る運営全般の
しては、存続
に新しい観光
改修費はも
必要となって
のこれまでの
みささ美術館
降で示します
体撤去を行
管理費と年
欠点としては
の補助金の返
にある収蔵品
、その品質を
ます。
示や創作活動
件費が不要
の財産である
ための費用と
多くの課題や
の運営を充実
ないことはも
の見直し、施
続要望に応え
光拠点が増え
とより、観光
てきます。
の経緯や町民
館のあり方」
す。
う廃止とした
間数百万円か
は存続要望に
返還が必要と
品を処分しな
を維持管理し
動を全て中止
となりますが
る収蔵品の活
として年間 2
や問題点があ
実し継続して
もちろん、開
施設の改修が
えることがで
えることが期
光拠点施設と
民皆さんから
について検
たの場合、利
かかることが
に応えられな
となります。
ない限り、保
していくため
止する場合、
が、欠点とし
活用ができな
200 万円近く
あります。 ていく場合、
開館時間や開
が必要となり
できるほか、
期待できます
として発展さ
らのご意見等
検討を重ねて
利点としては
が想定される
ないほか、解
保管場所の確
めの管理費用
利点として
しては、存続
ないことに加
くの管理費が
管理運営方
開館日の見直
ります。 活用方法に
す。一方、欠
させていくに
等を踏まえな
てきました。
は
る
解
確
用
て
続
加
が
方
直
に
欠
に
がら、
第 3
１．
三
移行
廃業
な
温泉
そ
ま
の
しづ
泉資
観光
を歩
きの
とな
ねま
誘客
見直
3 章 み
観光的視点
三朝温泉は、
行等様々な要
業が相次ぎ、
りました。
泉街全体とし
そうした中、
ちづくりの方
日帰り客のた
づくり」を目
資源の個性を
光客に外歩き
歩く人を増や
こうした視点
の核となる拠
なりうる施設
ません。しか
客に結びつい
直していく必
みささ美術
点からみた
、長引く景気
要因から観光
、旅館ととも
こうした空き
してまちなみ
、平成 24年に
方針として
ために三朝温
目標として掲
を表現」等
きの楽しさを
やし、にぎわ
点でみささ美
拠点施設とは
設であり、美
かしながら、
いていないこ
必要があると
術館の今
温泉
みさ
この
その
多目
その
新た
たみささ美術
気低迷、観光
光客が年々減
もに歩んでき
き家、空き店
みをどう守っ
に提出された
「観光客に旅
温泉ならでは
掲げ、個別目
6 項目があ
を提供し、旅
わいを創出す
美術館をみる
は言えないも
美術館を閉館
、現状のみさ
ことから、ま
と考えられま
今後の方
泉観光地・三
ささ美術館は
の環境を最大
の存在意義を
目的展示施設
の運営方法も
たな“挑戦”
術館
光客の趣向の
減少し、三朝
きた飲食店、
店舗は、温泉
っていくかが
た三朝温泉街
旅館から温泉
はの温泉情緒
目標として、
げられてい
旅館にこもら
することが不
ると、立地が
ものの、まち
館することは
ささ美術館が
まち歩きの核
ます。
方針
三朝温泉
は今後、
大限に活かし
を示すため
設、文化創作
も改め
”を始めます
の変化に.よる
朝温泉街は、
土産物店等
泉地の景観も
が、喫緊の課
街再生プロジ
泉街に出て歩
緒、湯、食、
「まちあるき
ます。温泉街
らせない仕掛
不可欠となっ
が温泉街の中
ち歩きを促す
は、温泉街再
が、運営方法
核施設の１つ
し
作活動拠点と
す
る団体旅行か
昭和 55 年を
等の空き店舗
も乱す要因と
課題となって
ジェクトの第
歩いてもらう
遊が楽しめ
きの核となる
街を再生して
掛け作りが重
っています。
中心ではない
すための重要
再生に水をさ
法等の問題に
つとなるよう
として
から個人旅行
をピークに旅
舗も目立つよ
となるなど、
ています。 第一期報告書
うこと、温泉
める新たなも
る拠点整備」
ていくために
重要であり、
いために、ま
要なツールの
さす結果にな
により、必ず
う、運営方法
行への
旅館の
ように
三朝
書では、
泉地で
もてな
、「温
には、
まち
まち歩
の１つ
なりか
ずしも
法等を
てい
光客
も
客
館者
む声
入館
十分
能性
み
して
設で
って
点
歩
要で
こうした中、
いただく新た
客が出歩きや
らい旅館から
この結果、弦
も散見される
者アンケー
声が多数あ
館者数 16,0分“魅力的な
性を秘めてい
みささ美術館
てきましたが
で開催する
ており、美術
こうしたこ
という視点に
きの核施設
であるといえ
、今年 6 月か
たな試みとし
やすいと考え
らも観光客の
弦展には期間
るなど、試み
トにおいても
りました。さ
000 人を記録
な誘客施設と
いる施設であ
館は、平成 1が、文化団体
ことができる
術館の運営に
とから、この
に加え、観光
として位置付
えます。
から 7 月に
して、弦展開
えられる夕食
の方に呼びか
間中、2,000みとしては一
も展示、演奏
さらに、貸館
録するなど、
となる”もの
あるといえま
18 年の再開
体等の活動拠
ることから、
に行き詰まっ
のみささ美術
光誘客施設と
付け、温泉街
かけて開催
開催中の毎週
食前の午後 5かけていただ
人を超える
一定の成果が
奏会に対する
館として取り
みささ美術
のであり、三
ます。 館以降、地域
拠点、展示施
、美術館での
ってきた要因
術館という貴
としての視点
街再生の一翼
した「弦展」
週末に演奏会
5 時に設定し
だくよう働き
来館者があ
があったもの
る満足度は非
り組んだ「や
術館は、展示
三朝町にとっ
域に根ざした
施設としては
の開催は、効
因のひとつと
貴重な財産を
点で運営を見
翼を担ってい
」では、観光
会を実施。演
し、旅館にチ
きかけを行い
り、演奏会に
のと考えられ
非常に高く、
やなせたかし
示内容、運営
って貴重な資
た文化活動の
は、総合文化
効果に対する
となっていま
を活かすため
見直し、みさ
いく施設とし
光客にまちを
演奏会の時間
チラシを配置
いました。
には浴衣姿の
れます。また
再度の開催
しの世界展」
営方法によっ
資産になりう
の拠点として
化ホール等他
るコストが高
ました。 め、文化活動
ささ美術館を
していくこと
を歩い
間も観
置して
の観光
た、来
催を望
でも
ては、
うる可
て運営
他の施
高くな
動の拠
をまち
とが重
２．
み
美術
た工
図
設の
書、
観
親
活用
目的
３．
創
ほ
立地
若手
な活
る観
「展示館」
みささ美術館
術館」の愛称
工芸技術及び
る」という条
の愛称である
、建築、工芸
観光的視点か
しまれてきた
用。併せて、
的施設として
「創作館」
創作館につい
とんど活用
地と文化的雰
手芸術家、創
活用を図る
観光客への創
の活用
館の正式名称
称で親しまれ
び文化的所産
条例の設置目
る「みささ美
芸美術等）に
から展示館を
た「みささ美
、弦展で好評
て多用途に活
の活用
いては、現在
されていない
雰囲気を活か
創作家等の活
ことにより、
創作体験の提
称は「地域民
れてきました
産を保存伝習
目的に沿うも
美術館」とい
に限らない展
を活用する場
美術館」とい
評だった演奏
活用していく
在、一部の文
いのが実態で
かし、創作活
活動拠点とし
、その芸術家
提供など、展
民芸品等保存
た。現状の展
習し、農林業
ものとはいえ
いう名称にち
展示内容とな
場合、施設の
いう愛称にも
奏会、創作体
くことが望ま
文化サークル
です。みささ
活動等の体験
して提供し、
家、創作家の
展示館の活用
存伝習施設」
展示内容は、
業資源の活用
えず、「Ｎゲー
ちなんだいわ
なっています
の設置目的を
も縛られない
体験の会場等
ましいと思わ
ルの創作活動
さ美術館の長
験施設として
文化芸術版
の作品の企画
用との相乗効
ですが、開
「山村におい
用と町民の就
ージ鉄道展」
わゆる美術品
す。 を観光的視点
い“多目的展
等として体感
われます。
動に活用され
長所である静
ての活用のほ
版チャレンジ
画展示、芸術
効果が期待で
開館以来「み
いて伝承され
就業機会の増
などのよう
品（絵画、彫
点で見直し、
展示施設”と
感型、体験型
れているほか
静かで落ち着
ほか、将来有
ジショップの
術家、創作家
できます。
みささ
れてき 増大を
うに施
彫刻、
長年
として
型の多
かは、
着いた
有望な
のよう
家によ
他
が、
芸術
も見
４．
公
均で
超
公
に
をた
る
る
めに
て、
先の
他団体におい
、みささ美術
術家等にとっ
見込めるもの
運営方法
公立美術館の
で収益率（歳
えるという実
公立美術館は
もひとつぐ
たどる美術館
ことは可能で
を得ないのが
このように税
に税金を使っ
、投入した税
の経費削減だ
いても、廃校
術館のもつ静
って、他所に
のと期待でき
の収支につい
歳出に対する
実態がありま
は、運営経費
らいは美術館
館も少なくあ
であり、必要
が実情です。
税金で運営せ
って運営して
税金に見合
だけに陥れば
校となった校
静かで落ち着
にはない特別
きます。
いて、平成 1る歳入の比率
ます。 費の 8 割を税
館を」という
ありません。
要なことです
せざるを得な
ていくのかと
う効果が得ら
ば、本来の行
校舎等を活用
着いた雰囲気
別な魅力があ
16 年 3 月 2率）が 18.7%
税金でまかな
う甘さから公
。運営方法の
すが、美術館
ない美術館の
という“大儀
られるものに
行政目的が達
用したこのよ
気と展示館を
あり、公募に
8 日付の産経
%、収益率が
なっているの
公立美術館を
の改善により
館で収益を上
の運営をして
儀”が必要と
にしていく必
達成できず、
ような事例は
を併設してい
により有望な
経新聞東京版
が 10％に満た
のが現状であ
を作り、破綻
り収支を多少
上げることは
ていくに当た
となります。
必要があり、
本末転倒と
は見受けられ
いる立地は、
な芸術家等の
版によると全
たない館が 3
あり、「うちの
綻、閉館とい
少なりとも改
は、困難と言
たっては、何
その大儀に
それを忘れ
なります。
れます
若手
の参加
全国平
3 割を
のまち
いう道
改善す
言わざ
何のた
に対し
れて目
文化
振興
が図
具
間等
よっ
に、
きの
ま
ど任
料
の努
す
す
ない
料期
とで
益改
興の視点に加
図れるかを考
具体的な運営
等を見直し、
っては開館時
、弦展で好評
の核施設とし
また、現在、
任せきりとな
とし、入館者
努力を促す仕
ることによ
さらに、入館
ることが望ま
いため、誘客
期間、有料期
で効果的な施
改善のための
このように柔
加え、観光的
考え、大胆か
営に当たって
、誘客が期待
時間を変更し
評だった夕方
しての機能を
、展示に当た
なっている実
者数に応じて
仕組みをつく
り、集客の見
館料について
ましいと思わ
客することを
期間、特別展
施設運営が出
の努力を行っ
柔軟で効率的
的視点に立っ
かつ効率的な
ては、誘客施
待できる特別
したりするな
方からの演奏
を発揮できる
たって、出展
実態がありま
て展示料を減
くることで、
見込めない展
ては、収支改
われますが、
を最優先し、
展示料金期間
出来ると思わ
っていく必要
的な運営を行
って美術館を
な運営に努め
施設であると
別展の期間中
など柔軟な対
奏会のような
るようにする
展者は、展示
ますが、町が
減免するなど
、展示内容の
展示は、自ず
改善と受益者
、有料にして
、固定的な料
間を設定する
われます。た
要があります
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ということを
中は無休にし
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なイベントを
ることが求め
示料無料で展
が企画実施す
ど、出展者に
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ずと減ってい
者負担の原則
ても前述のと
料金体系とは
るなど柔軟に
ただし、関連
す。 ためには、地
に運営すれば
重要となりま
を考慮して、
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いくことが望
を企画実施す
められます。
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いくことが予
則に則り、原
とおり大きな
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ます。
開館日、開
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望まれます。
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理等も町にほ
外は原則とし
充実と集客の
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予想されます
原則として有
な収益改善は
示内容に応じ
る仕組みとす
ど物販の充実
や地方公務員
な誘客
開館時
ットに
さら
まち歩
ほとん
して有
のため
そう
す。 有料と
は望め
じて無
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法等
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指定
販等
あ
５．
み
運営
有無
これ
観光
ま
え、
街全
営
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よる制約、人
界があります
力を導入して
定管理者制度
等の充実など
ります。
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みささ美術館
営財源の不足
無など多くの
れらの課題を
光客の倍増と
また、みさ
、温泉街にお
全体の再生に
しても投資に
ることも必要
ていくことを
人的配置等の
す。大胆かつ
ていくことが
度の導入にな
ど、「誘客の
たっての今
館を以上のよ
足、創作館へ
の課題が山積
を克服し、貴
と三朝温泉の
さ美術館の活
おけるみささ
においてみさ
に見合う効果
要となってき
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の問題から現
つ柔軟で効率
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今後の検討事
ような新たな
への入居する
積みとなって
貴重な資産で
の再生を図っ
活用を美術館
さ美術館の役
ささ美術館の
果がないと判
きます。これ
方針」としま
現在のように
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す。ただし、
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略的な指定管理
事項、課題
な視点で活用
る芸術家等の
ています。行
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っていくこと
館単体で考え
役割を明確に
の役割が不要
判断された場
れらを踏まえ
ます。
に町の直営で
のためには、
“大儀”を忘
開館日や開館
理者制度」と
題等
用して行くに
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行政、町民、
さ美術館を戦
とが必要です
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にしていくこ
要と判断され
場合は、思い
え、新しい美術
で管理運営し
指定管理者
忘れ、単に経
館時間の設定
となるように
に当たっては
定管理者を引
関係団体等
戦略的に活用
す。 なく、温泉街
ことも重要と
れた場合や、
い切って閉館
術館の活用に
していくこと
者制度により
経費削減のた
定、企画展示
にしていく必
は、施設の老
引き受ける団
等が一体とな
用することに
街全体の再生
となります。
新たな視点
館、廃止の決
に向けて“挑
には、
り民間
ための
示、物
必要が
老朽化、
団体の
なって
より、
生を考
温泉
点で運
決断を
挑戦”
6．具
み
後の
1
具体的な方
みささ美術館
の検討事項”
1.観光的視
①みささ
・温泉街
・観光誘
・最小
２．「展示館
①観光的
・観光
・誘客
・創作
・施設
３．「創作館
①創作活
②文化芸
・若手
・若手
・温泉街
方針一覧
館の「今後の
”に分類し、
点からみた
美術館を温泉
街再生を図
誘客施設、ま
のコストで活
館」の活用
視点に立った
客の視点に立
の核となる子
体験、演奏会
の長所であ
館」の活用
動等の体験施
術版チャレ
芸術家、創作
芸術家、創作
街等とタイア
の方針」につ
、次のような
たみささ美術
泉街再生の一
るうえで、み
まち歩きの核
活用するため
た“多目的展
立った展示、
子ども、女性
会など体験型
る静かで落ち
施設としての
ンジショップ
作家等への制
作家等による
アップした創
ついて、“施設
な具体策を講
術館
一翼を担うま
みささ美術館
核施設として
めに、多目的
展示施設”と
、イベントの
性をターゲッ
型、体感型の
ち着いた立地
の活用
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制作活動拠点
る観光客への
創作体験合宿
設の活用方法
講じていくこ
まち歩きの核
館は貴重な資
て運営方法の
的展示施設と
としての活用
の開催 ットにした展
の企画の充実
地、文化的雰
活用(外部人
点の提供及び
の創作体験等
宿等の開催
法”と“その
こととします
核施設への転
資産 の見直が必要
として活用
用
展示企画 実 雰囲気を活か
材の誘致) び展示館での
等の提供
の運営方法”
す。
転換
要
かした展示
の企画展示
、“今
５．
４．運営方
①開館日
・展示
・展示
・誘客
②柔軟な
・原則
③出展者
・出展
④誘客出
・体感型
・創作館
・他の祭
・旅館
⑤計画的
・観光
⑥施設利
・ゆっ
・美術館
⑦指定管
・行政
・他施
・経費
活用にあた
①施設の計
・老朽化施
②誘客、温
・施設の廃
方法
、開館時間の
内容による無
内容のターゲ
が見込めない
入館料設定
として入館は
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料を原則有料
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型、体験型の
館を活用した
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、商店等と一
な企画展示
客をターゲ
用者、観光客
たりくつろげ
館の案内看板
理者による施
制度に縛られ
設との同時管
削減だけでは
って今後の
画的な改修
施設の計画改
泉街の活性化
廃止も視野に
の見直し
無休期間の設
ゲットを考慮
い日、期間等
は有料。展示
ンティブ
料とし、一定
イベントの開
の展示、イベ
たイベント等
ント等と一体
一体となった
と時機を逸し
ットにする場
客のための施
げる休憩スペ
板の増設 施設運営
れない柔軟な
管理による効
はなく、誘客
の検討事項、
改修
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設定等 慮した柔軟な
等は大胆に休
示内容等によ
定の入館者数
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等の実施 体となった企
た誘客活動
しない広報の
場合、1 年前
施設整備
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客のための戦
課題等
に見合う効果
定管理期間単
みささ
な開館日、開
休館とする等、
り入館料を変
数になれば減
催
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前の企画立案
置
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戦略的な指定
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単位で検証）
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、効率重視の
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減免する仕組
案と広報の実
効率的な運営
定管理者制度
ない場合の決
の…新たな挑
設定 の柔軟な対応
仕組みの構築
組み等の構築
実施
営 度の導入
決断
な挑戦
応
築
築
第 4 章 参考資料
１．町民アンケート調査の結果
町では、今後のみささ美術館の方針を検討していくにあたり、みささ美術館の活用方
法について町民皆さんに「町民アンケート調査」へのご協力をお願いしました。 ここでは、アンケート調査の結果と、お寄せいただいたご意見を掲載しています。
【町民アンケート調査の方法】
・募集期間：平成 24 年 7 月 3 日～平成 24 年 7 月 23 日
・提出方法：「アンケート用紙」にご意見を記入していただき、各地区公民館等に備え付けてあ
る回収箱に入れていただくか、町への持参または郵送、ファクシミリ、電子メール
で受付。
・入手場所：各世帯への配布、各地区公民館、町役場、町ホームページ
【町民アンケート調査の内容】
①年齢、性別
②みささ美術館の三朝温泉におけ
る必要性
③みささ美術館の施設や敷地の活
用策
④ご自由なご意見
【町民アンケート調査の結果（回答者数 73 名）】
①あなたの年齢、性別を教えてください。
・30 代（2 名）、40 代（13 名）、50 代（19 名）、60 代（23 名）、70 代（6 名）
80 代（8 名）、無回答（2 名）
・男性（35 名）、女性代（38 名）
②みささ美術館は、温泉観光地「三朝温泉」に必要な施設だと思いますか？
・必要（32 名）、不要（21 名）、わからない（20 名）
③今後、みささ美術館の施設、敷地をどのように活用するのが良いと思いますか？
・多目的展示施設（22 名）、美術館（15 名）、建物の貸し出し（14 名）
観光体験施設（12 名）、物産品等販売施設（8 名）、閉鎖、潰す（5 名）
飲食店（4 名）、倉庫、書庫（4 名）、集会所、会議室（4 名）
観光案内所（3 名）、わからない（6 名） …複数回答
④みささ美術館の活用について自由にご意見をお聞かせください。
【みささ美術館の今後を「必要」と回答された方のご意見】
・観光施設も何もない三朝にとって、美術館まで無くなれば本当に何も無くなってしまいます。
町は今後の三朝をどう考えているのでしょうか。今後の発展も、アイデアも何も考えていない
のでしょう。観光で発展した三朝はもうどこにもありません。温泉街も既に死んだようです。
町民に聞く前に、こちらが町の考えを聞きたいですね。 ※美術館を閉鎖したいのが見え見え
です。形だけのアンケートだの、町民の意見だのともううんざりです。どうせいつもの様にも
う決めているのでしょう。いつまで同じことを繰り返すのでしょうか（50 代女性）。
・文化施設として残してほしい。現在催されている「弦展」も、とても良い企画だと思います。
もっとこういう企画をどんどん打ち出してほしいと思っています。場所的には、もう少し入っ
てみたいと思わせる工夫が必要な気がします。今のままだと、こんな所にあるのかと思わせて
しまいます。個人的には、以前のような体験工房（木工、竹細工など）もやりたいのですが、
もつと若い方が飛びつきそうな環境整備が必要なのではと思います（50 代女性）。
・みささ美術館は存続しなければなりません。この町に、自分の町に美術館があるということは、
とても素敵なことなのです。本当に有難いことなのです。泥臭い美術館であってよいと思いま
す。町に住む人達が自分のささやかな愉しみを展示できるからこそ励みにもなる。そういう在
り方が何よりだと思います。ただ、もう一つの面では、常設してある物がほしいと思います。
郷土の作り手の絵画、焼き物、彫刻などの工芸であっても良いと思います。良い作品を一つず
つ購入し、美術館に重さと別の愉しみを加えてほしい。郷土の作り手には全国で通用する作家
も多くありましょう。適切なオブザーバーが必要です。そのような良い作品が集まれば、観光
客も引き寄せる魅力を持つと思います（60 代女性）。
・まず第一に場所がとても悪いです。急な登り坂の途中にあり、また駐車場も狭いです。場所が
大体良い所ではありません。名前を変更して「三朝歴史館」にしてください。三朝温泉の歴史、
フランスとの交流等、特に三徳山宝物殿の第二宝物殿として利用されてはとどうですか。管理
は町役場の職員として新規採用されてはどうですか（50 代男性）。
・周辺をもっと整備して、洋風の庭園にする（50 代女性）。
・三朝温泉は温泉（ラジウム）がメーンですが、他にはこれというものが無く、観光客の楽しむ
場所がない。美術館周辺を整備して、三朝の良さを感じていただく。その中の一つとして美術
館を含めた環境整備が必要です（60 代女性）。
・玄関付近に足湯を設けるとか、温泉地にふさわしい工夫をしていただきたい（60 代女性）。
・転入者ですが、場所が悪く暗くて汚いです。人が集まるには華やかさも必要。個展をしたいと
思い見学に行ったけど、セキュリティも心配なので、宝物に何かあったらと思いとどまってい
る。美術館なら、もっと人通りの多い分かり易い場所に。 ※人口の少ない山奥では人が集ま
るには無理。倉庫などがよいのでは（60 代女性）。
・「美術館は必要な施設か」を言うならば、なぜ美術館を建てたのでしょうか。温泉に人を呼ぶ
のであれば美術館でなく、ホールでも作ったほうが良かったのでは。優先が温泉でなく美術優
先にしたらどうでしょう。どこに美術館があるのかわかりませんでした（50 代男性）。 ・観光客に案内を積極的に行い、200～300 円の入場料をとる（40 代男性）。
・飲食店、物産品等販売店は、コーナーにちょっと休憩ができて、珈琲が飲める程度なら賛成で
す。美術館休館以降、久し振りに美術館へ行ってきました。時間外でしたので余計にその感を
強くしたのかも知れませんが、「お化け屋敷か？」と思いました。外観だけで物を言ってはい
けないと思いますが、人が寄り付く、人が楽しく集まれる、観光客がふらっと立ち寄りたくな
るような、そんな雰囲気はとても感じません。平成 16 年以前の美術館を知っている者には「こ
れでは人は逃げる」の感ありで、とても寂しく思いました。 ※以前はよく、三朝へ来る人へ
「小さいけどゆったりとして、くつろげるとてもいい美術館」とよく宣伝していたものでした
（40 代男性）。
・各家庭にある書画、骨董、趣味で集めた物、自作の物などをそれぞれテーマごとに展示して観
光客を慰めたり、町民が楽しめれば良いと思う。綺麗な着物や人形などから、世界一の金賞を
とった三朝正宗や洋酒各種。素人写真展もおもしろい。焼き物の展示販売もよいではないか。
高くとまらず、町民みんなが智器であるを信じ、知識、智慈、智術を用いて成功に導くが美術
館を浮揚させる最善策と思考する。祈御健闘（80 代男性）。
・今の場所では良くない。遠くから見えない。ブランナールの奥にあるからである。来場される
人が遠くからでも見える所が良い。役場及び図書館の近くが良いと思う。 ※美術館という名
前はもったいがある。 ※観光客の中には美術館を求めて来る人が多いという統計がある（50
代男性）。
・施設を民間に貸し出す（60 代男性）。
・文化的個人、グループ、企業、学校、各種団体などへ有料（安価）で短期的にレンタルする（商
目的であれば料金ややＵＰ）。個別建物のみの運用では無く、隣接する国民宿舎と連動したパ
ッケージ販売を絶対にすべし。単独では利益は困難。そして町職員全員が三朝株式会社の営業
マンとして、全国の大学、高校、中学の夏や冬の林間学校にて誘致。ネットやパンフ、口コミ
など大々的に全力で働きかけるべきである。スペース不足の時はスポーツセンターも利用する
こと。それでも不足の時は、役場スペースも民間宿泊施設とジョイントすれば良い。
本来は、運営基軸となる利益をあげるべき事が第一で、それをもって町財政を潤し、町民税
なるをカバーして低く抑え、町民の健康増進やジリ貧の人口減少に歯止めをかけるべく、大都
会から若人の移住の促進安定化（住居の提供など）、子作りの全面支援をする。それに伴い、
施設が手狭になるのなら、建設中の新保育所の横にでも新規の「大人の学校」を建設し、県内
には全く無い新しい型の総合的な宿泊棟の付いた総合産学校を絶対に創るべし。国や県の支援
を最初は受けても。金儲けは「人財儲け」が基本の基。誘い水をまかずして何にも始まりませ
ん。優秀な町創生は、全く異なった新発想のクリエーター頼みだけでは不可能ですが、他から
「人という宝」を集わせなければ温泉街のように尻すぼみで終わりです。
それに、かつての松戸市の「すぐやる課」の如く、役人根性で“昼寝でもす～かな”ではな
く、何でも町民、町のことなら直ちに駆けつける。信念と意気を持って取り組まれることが肝
要である。小さな町だからこそ目が行き届くという利点をフルに活かし、多くの山林のある町
として。山野の中の一大開発（発電所も含む）、人の集まる施設（宿泊滞在、定箔型）、住みま
す体験、営農も然り、田畑の株主オーナーも然り、観光も然り、良き事を直ちに実行すべし。
手をこまねき机上の思案は二の次です。先ず動くこと。職員が不足なら「三朝役場応援サポー
ター（仮）」として在町民（Ｕターン者含む）から年齢不問で一大募集して、大げさに研修だ
とか何とか理屈をこねずに即日に取り掛かるべし。日本全国がダメなら全世界に呼び掛ければ
いいでしょう。そして行政利益（財政力）を増やし、予防医療にも積極的に取り組める「母体」
を創生すべし。
先ず、今の建物の外観も内部も総点検し総合レクレセンターとしての機能に合うように一大
改装が先にあるべきで、各議員や町長各位にも大いに改頭していただくべきが先決であろう
が、職員総意の「奮起」を大いに期待して止みません。先ず役場の職員の総員の意思が一致団
結して変革さりないと事は動きません。
資金は商工会他、各種の団体企業、銀行にも、町民個人にも「町民債」などを発行して、第
3 セクターではなく、第 4 セクターを起業して、全て常勤役員、株主として出動を掛ければい
いのです。
町民としての一大なる誇りを持たせずして、どうして町の展望がありましょうか。今期のよ
うな「チンケ？」なアンケート（例題付）如きで美術館（一億円如きの建物）位の運用は…な
どと駄弁っていても何のつっかえ棒にもなりゃしない。新しく更地にして一大駐車場にして他
所へ移して、総合学舎（トレセン）を新規に建設すべし。修繕事のラフォーリのような山間に
壮大な総合トレーニングセンター（宿泊棟付）、3,000 人以上収容可能な会議場も備えて、国
内国外からも常時、大勢の集客を図るイベントも開催可能な事業計画を大胆に行うべし。
それだけでも各地から人は寄ってくるし、温泉街への流入も同時に図れ、人口はもとより、
町中も活性化し、商店も増え、定期巡回バスも至便に運用でき、車を運転できない子どもや年
寄りも外出が容易にして便利になるのです。
イベントも死人が出る位の（例えば）大きな物でなければ、お金も人も町には落ちてこないの
です。中途半端な物を建てたりするから後々困るのです。売れもしません。根性を据えて、一大
改革に本腰を入れるべき時にあると考えます。他アイデアなど、工夫でもお話は何時でもお答え
するも決してやぶさかではありません。そうした考えを持った一人であると認知置きくだされば
幸甚です（60 代男性）。
【みささ美術館の今後を「不要」と回答された方のご意見】
・観光客及び地元民を集めるとすれば、中高年が愛するジャズやクラシックを最高の音響設備で
楽しめる場所をオープンすることです。世界的名機（この音を聴かないと損をするくらいのス
ピーカーなど）を置けば、噂が一人歩きして集客効果は最高です（50 代男性）。
・閉鎖する。入館者が少なく維持費もかかるため、必要が無いと思う。活用できない物をたくさ
ん造るのはやめてほしい。経費の無駄です。以前美術館へ行ったが玄関周りが雑草でがっかり
した（60 代男性）。
・解体し、駐車場とする。緊急時避難場所として使用する（60 代男性）。
・「なるほど良い事だ」というような観光施設を考えてほしい（70 代男性）。
・大体、場所が急勾配の所に位置して、途中より左折して且つ駐車場も狭いので、利用者にとっ
ては大変使いにくい。美術館の看板も無いので、観光客にとっても知らないほうが多い。今、
観光商工センターにある観光案内所を美術館のところに持ってきて、駐車場を拡大し、大きな
看板を取り付ければ良いと思います（70 代女性）。
・日帰りで三朝温泉に来られるお客が多いので、道の駅風の物産館があれば賑やかになると思う。
観光協会だけ残して、商工会も移動して、今の観光商工センターを駐車場にする（50 代女性）。
・潰す（90 代女性）。
【みささ美術
・一般的に立
町民にも親
・維持費が町
・三朝町の歴
術館の今後を「
地が良くない
親しみやすい内
町政を圧迫する
歴史博物館的な
「わからない」
。駐車場も狭い
内容にするべき
なら閉鎖もや
な物にしてはい
と回答された
いし、冬場など
き（50 代女性）
やむなし（80 代
いかがでしょう
た方のご意見】
ど坂道が危ない
。
代女性）。
か（40 代女性
い。観光客にも
性）。
もわかりにくいい。
２．まちづくり戦略会議の提案
町では、平成 24 年度に開催した「まちづくり戦略会議」のテーマを“みささ美術館の
在り方”とし、現在のみささ美術館の状況を踏まえていただきながら、みささ美術館の
見直し及び施設の多様な活用等について、11 名の委員の皆さんからご意見やご提案をい
ただきました。 会議では、みささ美術館の必要性や廃止・休館・運営を視野に意見交換を行っていた
だきましたが、ここでは、その中でも多数を占めた運営意見に絞り、“施設の活用”に向
けたご意見やご提案を項目ごとに整理しています。
【まちづくり戦略会議の概要】
・会議の目的：三朝町の主要施策について、町民各層を構成員とする「まちづくり戦略会議」を
設置し、事業の検証と新たな提案を聴取することで町政に反映させ、効率かつ効
果的な行政運営を進めるものとする。
・平成 24 年度の委員数：11 名（公募による委員 2 名含む）
・平成 24 年度のテーマ：みささ美術館の在り方について
・会議の開催
①5 月下 旬 ：委員各位による現地調査
②6 月 06 日：美術館の経過と現状に対する意見交換
③6 月 27 日：美術館の活用に向けた提案
④7 月 18 日：美術館の活用に向けた提案
【まちづくり戦略会議における意見、提案内容】
１．運営について
①開館時間
・夕方 5 時の閉館を 6 時にしてはどうか。
・土曜日は開館時間を長くするとか、週末の朝の観光客をターゲットにして PR するなど、
集客につなげる工夫をしてはどうか。
②入館、使用料
・入館料を無料にするのでは無く、200～300 円ぐらいにしてはどうか。
・館の使用料は、出展者からお金を徴収するようにしてはどうか。
③運営手法
・集客が見込めるときにアンケート調査によりニーズを把握し、運営等の参考にできないか。
・美術館の活用を考えるうえで、冬期間のことも併せて考えたほうがよい。
・予算をかけなくても、できることを少しずつ実行していくこと。
・三朝の一番のシンボルは温泉なので、温泉客のために美術館を残していくことがいいので
はないか。
・「観光客にターゲットを絞って展示をする冬」、「地元向けにターゲットを絞って展示をす
る春」など、全てにおいてターゲットを絞って展示を行う。
・美術館だけを重視しないで「いろいろな施設の中の美術館」という観光資源としての活用
ができないものか。
・観光面を全面に出して運営を考えていってはどうか。
④宣伝効果
・もう少しマスコミを活用して PR した方が良い。
・NCN のテロップをさらに活用すべき。
・旅館と連携して、パンフレットを置かせていただくとか、旅館の従業員さんに展示内容を
観ていただき、直接お客様に PR していただくなど、まずは地元関係者に良い印象を持っ
ていただくことが大切。
２．館内整備について
①館内利用
・2 階の空間がかなりあり、もったいない。
・座ってくつろぐことができるスペースがほしい。
・お茶等を飲むことができるスペースがほしい。
３．館外整備について
①案内
・温泉街に美術館の看板が無く観光客に分かりづらい状態なので、温泉街に看板を建てたり、
旅館にパンフレットを置くことはできないか。
・ブランナールみささの入口の看板に「展示内容を表示」して PR を行ってはどうか。
②駐車場
・特別展示の時は、駐車場に車がいっぱいという先入観がある。
・満車の時に、他の駐車場がどこにあるのか分かりづらい。
・駐車場が狭い。駐車場がない。
③美術館の敷地内
・座ってくつろぐことができるスペースがほしい。
・お茶等を飲むことができるスペースがほしい。
・駐車場から美術館入口にかけて全体的に暗いので、明るくするように工夫する必要がある。
・恋谷橋から美術館までの道路、樹木などをさっぱりとし、案内看板の整備等により美術館
の存在がより分かりやすくなるようにする。
・美術館前に芝生を植えてベンチを置くなど、もっとすっきりした方が良い。
４．企画、活用について
①イベント企画
・夏休みの期間中、美術館に集まって絵を描くイベントをしてはどうか。
・定期的に特別展を開催しながら、特別展をしない時には三朝の特徴などの展示を行っては
どうか。また、県内の温泉地を展示紹介してはどうか。
・文化サークルの展示を行い、そこに観光客を呼んで町民と交流するようなイベントがあれ
ばいい。
・季節ごとにターゲットを決めて展示する企画であるとか、温泉地なので、温泉をテーマに
3 か月ぐらいの企画を考えるのはどうか。
・みささ美術館独自の「祭り」を企画してみてはどうか。来館したことがない町民も多いと
思うので、まずは町民から引き付ける。
・伝統ある消防団や町を代表するスポーツである野球の歴史編等の展示をしてはどうか。
・各地域協議会が期間を決めて「美術館に親しむ週間」等を実施してはどうか。
・美術館で花壇サークルの方々によるコンテストを実施してはどうか。来館者が投票し、ブ
ランナールみささの入浴券を賞品にするなどの企画はどうか。
②展示の充実
・「ここに来れば三朝町のことが分かる」といった内容の常設展示があってもよい。
・温泉に関連して「みささミスト」の生産過程や成分などの展示を行ってはどうか。
・温泉地を訪れる観光客の目的は“癒し”であると思う。その意味からも常設展となってい
る「無弟」展示は非常に良い。
・体感している感じがほしい。例えばクイズやスタンプなど、定期的にもう一度行こうと思
わせる仕掛けが必要。
・子ども達に美術品に触れることができる機会を与えるのはどうか。
・「トリックアート」のように、自分も体験できる展示があれば、子ども達も興味を持つの
ではないか。
・「昭和時代の生活品」を展示してはどうか。
・映画「恋谷橋」のロケ地と近いので、これを活かして、映画の写真や映像を展示するのは
どうか。
・町外のサークルに所属している町民の方や、倉吉博物館に展示して受賞されている方など
に作品を展示してもらってはどうか。
・三朝町に協力していただくことができる県外の有名な作家に、展示を依頼するのはどうか。
・展示のレイアウトを工夫すべき。
・館内の展示全体を、何かしら関連している作品で統一することもいいと思う。
・照明の工夫や、大きな美術館を真似て、展示作品を効果的に見せるという工夫が必要。
・間接照明やダウンライトの角度を変える工夫をして、要所は明るくした方が良いのではな
いか。
・誰にでも分かりやすく親しみやすい魅力的な展示をすることが必要。
③施設の活用拡大（展示館）
・高校生や中学生の美術部員の活動の場として活用してもらってはどうか。
・町外の生徒の作品を展示し、それを町内の生徒が観ることができるような機会を作れない
か。
・施設を県内外の高校や大学の合宿に利用していただき、旅館に安く宿泊していただくこ
とができるような仕組みを作ることはどうか。
・美術館にカフェを併設するとか、何か飲むことができる場所を提供してはどうか。
・何かしら美術館を利用された方への特典があれば良い。
・国際交流しているフランスのお土産販売を行ってはどうか。
・何かしら、参加や体験ができるような、ワークショップ的な活用ができないものか。
・施設をカフェや交流する場や体感する場として活用するとなれば、施設のネーミングを変
えた方が良い。
・ブラナナールみささと連携して、簡単な飲食を提供することは考えられないものか。
④施設の活
・温泉街
朝の美
スがあ
・土曜日
って盛
・自動販
⑤三朝温泉
・三朝温
をつく
・南苑寺
・ブラン
ていく
・温泉街
た良い
活用拡大（創作
街は喫茶店など
美味しい物を食
あれば良い。
や日曜日、祝
盛り上げていく
販売機を置き、
泉街にある施設
温泉を訪れた観
り、その中に
寺も含めたハイ
ナールみささ
のはどうか。
街を通って恋谷
いルートがある
作館）
どが少ないので
食べることがで
祝日だけでも「
のはどうか。
休憩スペース
設としての活用
観光客が 1～2
に美術館がある
キングコース
の食堂の利用
谷橋を渡り、美
ので、これを
で、ちょっと立
できたり、手軽
「朝市」や「フ
スとして活用し
用
時間過ごすこ
ると位置付けし
スを設定して、
も視野に入れ
美術館を訪れ、
を活かすことは
立ち寄ってお茶
に軽食をとっ
リーマーケッ
してはどうか。
とができるウ
し、観光客に P
美術館を PR
れ、恋谷橋も含
岩崎の前を通
はできないか。
茶を飲むことが
たりすること
ト」などを行
オーキングコ
PR していって
してはどうか
めた一帯を観
って河原風呂
ができるとか、
ができるスペ
行い、出展者を
ースや癒しの
てはどうか。
か。
観光スポットと
呂を眺めるとい
三
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を募
の場
し
いっ
３．収蔵品
現在、みささ美術館の収蔵品となっているのは、次のとおりです。
【町教育委員会整理資料】
①油彩画（10 点）：クロード・モネ（4 点）、ピエール=オーギュスト・ルノアール（2 点）、カミ
ーユ・ピサロ、ジャン=バティスト・クルーズ、ジャン=フランソワ・ミレー、ドガ（各 1 点）
②日本画（10 点）：三代 歌川豊国（2 点）、葛飾北斎、喜多川歌麿、三島右畔、初代 歌川広重、
水野年方、村上爽峰、長谷川富三郎、濱田台兒（各 1 点）
③版画（454 点）：長谷川富三郎（454 点）
④彫刻（8点）：作者不明（8 点）
⑤書跡（7点）：沢田簾三（2 点）、菅楯彦、岩垣翆城、清水公照、池田慶徳、野口雨情（各 1 点）
⑥陶磁（129 点）：五代 清水六兵衛（2 点）、龍山（2 点）、永楽善五郎、永楽和全、華善、楽山、
菅楯彦、宮下善寿、京都清国子兵衛、京陶芳、恒重、三代 伊藤陶山、出口王仁三郎、祥鳳、
飾月庵竹泉、新開寛山、杉木代一、膳尾青龍洞、大沢永山、谷口喜代治、東山、白井半七、美
山、木村盛和、陽炎園、禄山、和全（各 1 点）、作者不明（100 点）
⑦木工（13 点）：作者不明（13 点）
⑧染物（2点）：作者不明（2 点）
⑨水彩・素描（17 点）：清水千深（8 点）、菅楯彦（3 点）、山本恵三（2 点）、引田逸牛、橋本独
山、村岡昭己、作者不明（各 1 点）
⑩その他（32 点）：宮本包則翁（2 点）、清水公照、藤原正綱、藤原忠国、野口雨情、無銘（各 1
点）、作者不明（25 点）