社会保障給付費の推移等 - 内閣府ホームページ...社会保障給付費の推移等...

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社会保障給付費の推移等 2016年度の社会保障給付費(予算ベース)は約118兆円。 2012年の推計によると、2025年には約150兆円に達する。医療・介護の伸びが大きい。 0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 60.00 70.00 80.00 90.00 100.00 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 年金 医療 福祉その他 1人当たり社会保障給付費 年金 福祉その他 医療 一人当たり社会保障給付費(右目盛) 2010 (平成22) 1990 (平成2) 1980 (昭和55) 1970 (昭和45) 1960 (昭和35) 1950 (昭和25) (兆円) (万円) 47.4 24.8 3.5 0.1 0.7 105.2 2000 (平成12) 2016 (予算ベース) 資料:国立社会保障・人口問題研究所「平成26年度社会保障費用統計」、2015年度、2016年度(予算ベース)は厚生労働省推計、 2016年度の国民所得額は「平成28年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(平成28122日閣議決定)」 (注)図中の数値は、1950,1960,1970,1980,1990,2000及び2010並びに2016年度(予算ベース)の社会保障給付費(兆円)である。 118.3 1970 1980 1990 2000 2010 2016 (予算ベース) 国民所得額(兆円)A 61.0 203.9 346.9 375.2 352.7 385.9 給付費総額(兆円)B 3.5(100.0%) 24.8(100.0%) 47.4(100.0%) 78.3(100.0%) 105.2(100.0%) 118.3(100.0%) (内訳) 年金 0.9( 24.3%) 10.5( 42.2%) 24.0( 50.7%) 41.2( 52.6%) 53.0( 50.4%) 56.7( 47.9%) 医療 2.1( 58.9%) 10.7( 43.3%) 18.4( 38.8%) 26.0( 33.2%) 32.9( 31.3%) 37.9( 32.0%) 福祉その他 0.6( 16.8%) 3.6( 14.5%) 5.0( 10.5%) 11.1( 14.2%) 19.3( 18.4%) 23.7( 20.0%) B/A 5.77% 12.15% 13.66% 20.88% 29.83% 30.65% 78.3 社会保障給付費の推移 10 社会保障に係る費用の将来推計について 0 20 40 60 80 100 120 140 160 131.8兆円 23.6%144.8兆円 23.7%2012年度 479.6兆円》 2015年度 509.8兆円》 2020年度 558.0兆円》 2025年度 610.6兆円》 (兆円) 年金 医療 介護 子ども子育て その他 109.5兆円 22.8%119.8兆円 23.5%134.4兆円 24.1%148.9兆円 24.4%平成24年3月に厚生労働省において作成したもの 注1:「社会保障改革の具体策、工程及び費用試算」を踏まえ、充実と重点化・効率化の効果を反映している。 (ただし、「医療介護等 ②保険者機能の強化を通じた医療・介護保険制度のセーフティネット機能の強化・給付の重点化、逆進性対策」 および 「年金」の効果は、反映していない。) 注2:上図の子ども・子育ては、新システム制度の実施等を前提に、保育所、幼稚園、延長保育、地域子育て支援拠点、一時預かり、子どものための現金給付、育児休業 給付、出産手当金、社会的養護、妊婦健診等を含めた計数である。 注3:( )内は対GDP比である。《 》内はGDP額である。 118.7兆円 23.3%現状投影 改革後 ○給付費は、2012年度の109.5兆円(GDP比22.8%)から2025年度の148.9兆円(GDP比24.4%)へ増加 ○2025年度にかけて、医療・介護の給付費が急激に増加 GDP 1.3倍 介護 GDP比1.8医療 GDP比7.3年金 GDP比11.2介護 GDP比3.2医療 GDP比8.9年金 GDP比9.953.8兆円 35.1兆円 8.4兆円 60.4兆円 54.0兆円 19.8兆円

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社会保障給付費の推移等

2016年度の社会保障給付費(予算ベース)は約118兆円。 2012年の推計によると、2025年には約150兆円に達する。医療・介護の伸びが大きい。

0.00

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100

110

120

年金

医療

福祉その他

1人当たり社会保障給付費年金

福祉その他

医療

一人当たり社会保障給付費(右目盛)

2010(平成22)

1990(平成2)

1980(昭和55)

1970(昭和45)

1960(昭和35)

1950(昭和25)

(兆円) (万円)

47.4

24.8

3.50.1 0.7

105.2

2000(平成12)

2016(予算ベース)

資料:国立社会保障・人口問題研究所「平成26年度社会保障費用統計」、2015年度、2016年度(予算ベース)は厚生労働省推計、

2016年度の国民所得額は「平成28年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(平成28年1月22日閣議決定)」

(注)図中の数値は、1950,1960,1970,1980,1990,2000及び2010並びに2016年度(予算ベース)の社会保障給付費(兆円)である。

118.31970 1980 1990 2000 2010

2016(予算ベース)

国民所得額(兆円)A 61.0 203.9 346.9 375.2 352.7 385.9

給付費総額(兆円)B 3.5(100.0%) 24.8(100.0%) 47.4(100.0%) 78.3(100.0%) 105.2(100.0%) 118.3(100.0%)

(内訳) 年金 0.9( 24.3%) 10.5( 42.2%) 24.0( 50.7%) 41.2( 52.6%) 53.0( 50.4%) 56.7( 47.9%)

医療 2.1( 58.9%) 10.7( 43.3%) 18.4( 38.8%) 26.0( 33.2%) 32.9( 31.3%) 37.9( 32.0%)

福祉その他 0.6( 16.8%) 3.6( 14.5%) 5.0( 10.5%) 11.1( 14.2%) 19.3( 18.4%) 23.7( 20.0%)

B/A 5.77% 12.15% 13.66% 20.88% 29.83% 30.65%

78.3

社会保障給付費の推移

10

社会保障に係る費用の将来推計について

0

20

40

60

80

100

120

140

160131.8兆円

(23.6%)

144.8兆円

(23.7%)

2012年度《479.6兆円》

2015年度《509.8兆円》

2020年度《558.0兆円》

2025年度《610.6兆円》

(兆円)

年金

医療

介護

子ども子育て

その他

109.5兆円(22.8%)

119.8兆円(23.5%)

134.4兆円(24.1%)

148.9兆円(24.4%)

※ 平成24年3月に厚生労働省において作成したもの注1:「社会保障改革の具体策、工程及び費用試算」を踏まえ、充実と重点化・効率化の効果を反映している。

(ただし、「Ⅱ 医療介護等 ②保険者機能の強化を通じた医療・介護保険制度のセーフティネット機能の強化・給付の重点化、逆進性対策」および 「Ⅲ 年金」の効果は、反映していない。)

注2:上図の子ども・子育ては、新システム制度の実施等を前提に、保育所、幼稚園、延長保育、地域子育て支援拠点、一時預かり、子どものための現金給付、育児休業給付、出産手当金、社会的養護、妊婦健診等を含めた計数である。

注3:( )内は対GDP比である。《 》内はGDP額である。

118.7兆円(23.3%)

現状投影改革後

○給付費は、2012年度の109.5兆円(GDP比22.8%)から2025年度の148.9兆円(GDP比24.4%)へ増加○2025年度にかけて、医療・介護の給付費が急激に増加

GDP1.3倍

介護GDP比1.8%

医療GDP比7.3%

年金GDP比11.2%

介護GDP比3.2%

医療GDP比8.9%

年金GDP比9.9%

53.8兆円

35.1兆円8.4兆円

60.4兆円

54.0兆円

19.8兆円

社会保障給付費の財源内訳は各制度ごとに異なるが、全体でみると、保険料は約6割、国及び地方の公費が約4割となっている。

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社会保障給付費の推移等

一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移

(注1)26年度以前は決算額、27年度は補正後予算額、28年度は予算額による。(注2)公債発行額は、4条公債発行額及び特例公債発行額の合計である。

(出所)財務省 「一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移」

都道府県

厚生年金

保険料(労使折半)

健康保険

(協会けんぽ)

保険料(労使折半)

基礎年金

保険料

雇用保険

保険料

介護保険

国民健康保険

保険料

市町村都道府県

保険料

都道府県

後期高齢者

医療制度

市町村

児童・障害福祉

都道府県

生活保護

児童手当

保険料(労使折半)

雇用保険

共済年金

保険料

保険料 66.3兆円

国庫

資産収入等

地方負担 13.1兆円

32.2兆円

市町村

市・

都道府県

保険料(労使折半)

保険料 10/10(全額事業主負担)

保険料 10/10 (全額事業主負担)

3/4

1/4 1/4

1/2

9/100

41/100

1/3

1/4

1/2

1/2

1/12

1/12

1/265歳以上:22/10040~64歳:28/100

1/21/2

1/8

1/8

1/4

75歳以上: 1/1075歳未満: 4/10

16.4%

83.6%

1/4

3/4

(失業給付)

労災保険

(雇用保険二事業)

(労使折半) 10/10

10/1010/10

(注) 保険料、国庫、地方負担の額は平成28年当初予算ベース。※2 保険料は事業主拠出金を含む。※3 雇用保険(失業給付)については、当分の間、国庫負担額(1/4)の55%に相当する額を負担。

※4 児童・障害福祉のうち、児童入所施設等の措置費の負担割合は、原則として、国1/2、都道府県・指定都市・中核市・児童相談所設置市1/2等となっている。※5 児童手当については、平成28年度当初予算ベースの割合を示したものであり、括弧書きは公務員負担分を除いた割合である。

55.5%(60.6%)

市町村

事業主拠出金16.7%(9.0%(公務員負担分を除く))

健康保険

(組合健保)

都道府県

13.9%(15.2%)

13.9%(15.2%)

※1、2

※1

(注)

※3

※4

※5

社会保障財源の全体像(イメージ) 厚労省作成資料社会保障財源の全体像(イメージ)

社会保障給付及び国民負担率の国際比較

[国民負担率=租税負担率+社会保障負担率](国民所得比:%) [潜在的な国民負担率=国民負担率+財政赤字対国民所得比]

国民負担率の国際比較

(注)1.日本は2016年度(平成28年度)見通し。諸外国は2013年実績。

2.財政赤字の国民所得比は、日本及びアメリカについては一般政府から社会保障基金を除いたベース、その他の

国は一般政府ベースである。

【諸外国出典】"National Accounts"(OECD)、"Revenue Statistics"(OECD)等

-6.7 -9.7

-4.7 -7.7 -0.1 -2.1

-5.8

26.1 24.1 24.2

35.9 30.4

49.9

40.7

17.8 17.5

8.3

10.6 22.2

5.7 26.9

-20

-10

0

10

20

30

40

50

60

70

80

日本 日本 アメリカ イギリス ドイツ スウェーデン フランス

(2016年度) (2013年度) (2013年) (2013年) (2013年) (2013年) (2013年)

社会保障負担率

租税負担率

財政赤字対国民所得比

潜在的な国民負担率(括弧内は対GDP比)

(%)

国民負担率(括弧内は対国内総生産(GDP)比)

37.2

(32.7)

(26.1)

(34.2)

(39.1)

(47.3)

(36.7)

(37.7)(29.8)

(39.8)

(39.2)

(38.1)(51.4)

(31.0)

(38.2)

51.3

(注)1.日本は2016年度(平成28年度)見通し。諸外国は2013年実績。

2.財政赤字の国民所得比は、日本及びアメリカについては一般政府から社会保障基金を除いたベース、その他の

国は一般政府ベースである。

【諸外国出典】"National Accounts"(OECD)、"Revenue Statistics"(OECD)等

67.6

73.557.7

52.7

52.655.7

54.2

46.5

32.5

41.6

50.6

43.9

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(注)OECD:”Social Expenditure Database”等に基づき、厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官室で算出したもの。いずれも2011年。OECD社会支出基準に基づく社会支出データを用いているため、社会保障給付費よりも広い範囲の費用(公的住宅費用、施設整備費等)も計上されている。高齢化率は OECD: Elderly population (indicator)

11.1%7.6% 7.3%

10.7%14.1%

8.8%

7.7%8.1% 7.7%

8.0%

8.6%

6.7%

4.9%

3.6%8.7%

8.1%

8.6%

12.1%

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

40%

45%

日本 アメリカ イギリス ドイツ フランス スウェーデン

福祉その他

医療

年金

《1.6%》

《うち介護》

《0.0%》《0.5%》

《0.0%》

《0.4%》

《2.4%》

23.7%

19.3%

23.7%26.8%

31.4%

27.6%

《高 齢 化 率(2011年)》 《23.3%》 《13.3%》 《16.1%》 《21.0%》 《17.1%》 《18.6%》

社会保障給付の部門別の国際的な比較(対GDP比)

我が国の社会保障給付の規模を部門別に比較すると、・ 年金 ― 米英を上回るが、仏をやや下回る規模 ・ 医療 ― 米国や欧州諸国を概ね下回る規模・ その他の給付 ― 米国を上回るが、欧州諸国をかなり下回る規模 となっている。

所得分布と年齢別可処分所得の状況

13.7

27.2

22.1

18.4

7.7

4.5

2.0 1.5 0.6 0.5

1.9 1.31.8 2.9

10.1

14.8 14.9

12.3

9.4

6.7 7.2

18.4

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

高齢者世帯 標準4人世帯

(%)

(注)・「高齢者世帯」とは、65歳以上の者のみで構成するか、又はこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯をいう・「標準4人世帯」とは、夫婦と18歳未満の未婚の子2人の世帯である。

出典:平成27年国民生活基礎調査(同調査における平成26年1年間の所得)

高齢者世帯平均 297.3万円高齢者世帯中央値 240万円標準4人世帯平均 707.4万円標準4人世帯中央値 616万円

標準4人世帯高齢者世帯

標準4人世帯

高齢者世帯等の所得金額階級別世帯数の分布

出典:家計調査

110 118 135 133 128

91

21 27 33 32 21 15

-100

-50

0

50

100

150

200

25~34歳 35~44歳 45~54歳 55~64歳 65歳以上 夫婦高齢者世帯

可処分所得 直接税・社会保険料

※( )の割合は実収入に占める直接税・社会保険料の割合である

(注)・世帯員1人当たりの可処分所得、直接税・社会保険料、実収入は、1世帯当たりの1か月間の可処分所得、直接税・社会保険料、実収入を平均世帯人数で除した数値である。・年齢階級別の世帯は、二人以上世帯のうち勤労者世帯である。夫婦高齢者世帯は、65歳以降の夫婦一組の世帯のうち無職世帯である。

・実収入は、世帯員全員の現金収入(税込み)を合計したもので、勤め先収入のほか、事業・内職収入、公的年金等の社会保障給付、財産収入などが含まれる。家計調査においては、宝くじ当選金、損害保険金、遺産相続金、退職一時金などの不規則で経常的でない高額な受取は、実収入から除いてる。

(千円)

(16.3%) (18.8%)(19.7%) (19.4%)

(14.3%)(14.6%)

夫婦高齢者世帯(無職世帯)

(平均世帯人員) (3.46人) (3.78人) (3.53人) (3.01人) (2.63人) (2.0人)

可処分所得

直接税・社会保険料

世帯主の年齢階級別 世帯員1人当たり可処分所得(2015年平均)

13

高齢者世帯では、所得額金額は現役世代より低位に分布し、100~200万円、200~300万円で、約半数を占める。 世帯員1人あたりの可処分所得(1ヶ月)は、世帯主の年齢が65歳以上の二人以上の世帯(勤労者世帯)では12.8万円、夫婦高齢者世

帯(無職世帯)では9.1万円となっている。

貯蓄現在高の分布、年齢階級別1世帯当たり貯蓄・負債

7.9

3.4 3.5 3.6 3.0 3.4

2.9 2.7 2.8 2.6

5.8

5.2 4.5 4.1 3.7

7.1 6.7

8.8

18.5

13.2

7.3 7.1

6.0 5.3 5.3

4.5 4.0

3.3 3.0

5.7 4.6

4.0 2.9 2.5

5.4

3.4 4.4

7.9

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

16.0

18.0

20.0

世帯主の年齢が65歳以上の世帯 世帯主の年齢が65歳未満の世帯

(%)

出典:家計調査(2015年)

世帯主の年齢が65歳未満の世帯

世帯主の年齢が65歳以上の世帯

世帯主の年齢別の貯蓄現在高階級別分(二人以上の世帯における1世 帯 当たり貯蓄現在高(2015年平均))

出典:家計調査

(万円)

貯蓄

負債

貯蓄-負債

世帯主の年齢階級別1世帯当たり貯蓄・負債(二人以上の世帯における1世 帯 当たり貯蓄・負債(2015年平均))

-237 -349

-44

1,106

2,206 2,306

-1,500

-1,000

-500

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

30歳未満 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳以上

貯蓄 負債 貯蓄-負債

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貯蓄額は、世帯主が65歳以上の世帯ほど、高位に分布。 貯蓄-負債の額は、年齢が高いほど大きくなり、60~69歳で2,206万円、70歳以上で2,306万円。

世帯1世帯当たり実質消費額、年齢別運動能力の向上度

15

高齢者の実質消費額は、順調に伸びてきており、現役世代よりも高い水準となっている。 運動能力の向上度は、現役世代より、高齢者の方が大きい。

経済・財政一体改革推進委員会第12回社会保障WG 資料3-2 鈴木委員提出資料抜粋

経済・財政一体改革推進委員会第12回社会保障WG 資料3-2 鈴木委員提出資料抜粋

高齢者の就労状況、年間収入階級別主な年間収入の種類別世帯分布

16

71.3 72.7 72.9 73.5 73.1 73.4 74.0 74.4 73.9 73.4 73.0 72.5 72.2 72.5 73.5 73.8 73.8 74.5 74.5

74.2 74.5 75.2 75.4 76.8

78.1 78.7

53.4 54.7 55.1 54.6 53.6 53.4 52.6 53.1 52.5 52.0 51.0 50.7 50.6 50.7 51.5 52.0 52.6 55.5

57.2 57.0

57.1 57.1 57.7

58.9 60.7 62.2

38.7 40.3 40.7 39.9 39.5 38.9 38.5 38.8 37.8 37.4 36.2 35.3 34.2 33.5 33.2 33.8 34.6 35.8 36.2 36.2 36.4 36.2 37.1

38.7 40.1

41.5

24.1 24.9 25.1 24.6 24.5 24.2 23.8 23.9 23.3 22.9 22.1 21.2 20.3 19.7 19.4 19.4 19.4 19.7 19.7 19.6 19.4 19.2 19.5 20.1 20.8 21.7

16.5 16.8 16.6 16.2 16.3 16.2 16.1 16.2 16.0 15.8 15.4 14.6 13.9 13.6 13.5 13.6 13.3 13.3 13.2 12.9 12.8 13.1 13.1 13.1 13.4 13.7

61.9 62.4 62.6 62.2 61.8 61.4 61.4 61.5 60.7 59.9 59.5 58.9 57.9 57.6 57.6 57.7 57.9 58.1 57.8 56.9

56.6 56.5 56.5 56.9 57.3 57.6

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

45~49

50~54

55~59

60~64

65~69

65歳以上

70歳以上

年齢計

○ 60~64歳層で、雇用確保措置の導入が義務付けられた改正高齢法施行(2006年4月1日)後、就業率が上昇。○ 65~69歳層は、2004年に33.2%まで低下したが、近年は上昇傾向にある。

就業率の推移

(資料出所)総務省統計局「労働力調査」

65~69歳

70歳以上

65歳以上

60~64歳

平成18年(2006年)4月

高年齢者雇用確保措置義務化

(資料出所)平成27年11月13日 政府税制調査会 「経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理」

65歳~69歳の高齢者の就業率は41.5%。70歳以上高齢者の就業率は13.7%。 年間収入が多い世帯では、「勤め先収入」や「家賃・地代・利子・配当金」が主な収入とする世帯が多い。

年齢階級別受療率、要介護認定率

0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000

0歳

1~4

5~9

10~14

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~69

70~74

75~79

80~84

85~89

90歳以上

入 院

0 2000 4000 6000 8000 10000 12000 14000

0歳

1~4

5~9

10~14

15~19

20~24

25~29

30~34

35~39

40~44

45~49

50~54

55~59

60~64

65~69

70~74

75~79

80~84

85~89

90歳以上

外来

年齢階級別の受療率(人口10万対)

出典:平成26年患者調査 17

2.9%

6.3%

13.7%

29.4%

50.9%

72.3%

85.6%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

65-69 70-74 75-79 80-84 85-89 90-94 95-

各年齢階層別の認定率

65歳以上全体の認定率:18.1%

出典:総務省統計局人口推計及び介護給付費実態調査(平成27年10月審査分)

歳以上

75歳以上全体の認定率:32.7%

85歳以上全体の認定率:60.0%

年齢階級別の要介護認定率の推移

入院の受療率は年齢とともに上昇、外来の受療率は80~84歳が最も高くなっている。 要介護認定率は、75~79歳で13.7%、80~84歳で29.4%、85~89歳で50.9%、90~94歳で72.3%、95歳以上で85.6%。

医療費の動向、一人当たり医療費の地域差

平成27年度の国民医療費は約42.3兆円(実績見込み)。このうち後期高齢者医療費は約15.2兆円。平成27年度の対前年度伸び率は約3.8%。

一人当たり医療費が最も多い県と少ない県では約16万円の差がある。このうち、入院医療費による寄与が大きい。

4.1 5.9

8.911.2 11.7 11.7 11.7 11.6 11.6 11.3 11.3 11.4 12.0 12.7 13.3 13.7 14.2 14.5 15.2

16.0

20.6

27.0

30.1 31.1 31.0 31.5 32.1 33.1 33.1 34.1

34.8 36.0

37.4 38.6 39.2 40.1 40.8 42.3

(25.4%) (28.8%)

(33.1%)(37.2%) (37.5%) (37.9%) (36.9%) (36.1%) (35.1%) (34.0%) (33.0%) (32.8%) (33.4%) (34.0%) (34.5%) (34.9%) (35.4%) (35.6%) (35.9%)

4.8%

4.6%

5.3%5.9%

6.2% 6.2% 6.3% 6.4% 6.6% 6.5%6.7%

7.1%7.6%

7.8%8.1% 8.3% 8.3%

6.1%

5.9%

7.3%

8.0%8.5% 8.5% 8.6% 8.7% 9.0%8.8%8.9%

9.8%10.5% 10.6%

11.0%11.1% 11.1%

0%

1%

2%

3%

4%

5%

6%

7%

8%

9%

10%

11%

12%

0

10

20

30

40

50

1985 1990 1995 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

後期高齢者(老人)医療費 (兆円)※ ( )内は後期高齢者(老人)医療費の国民医療費に占める割合

国 民医療費の対GDP比

老人医療の対象年齢の引上げ70歳以上 → 75歳以上

(~H14.9) (H19.10~)

国 民医療費の対国民所 得比

国 民 医 療 費 (兆円)

注1 国民所得及びGDPは内閣府発表の国民経済計算による。

注2 2014年度、2015年度の国民医療費(及び後期高齢者医療費。以下同じ。)は実績見込みである。2014年度、2015年度分は、2013年度の国民医療費に2014年度、2015年度の

概算医療費の伸び率(上表の斜字体)を乗じることによって推計している。

※70-74歳の者の一部負担金割合の予算凍結措置解除(1割→2割)。2014年4月以降新たに70歳に達した者から2割とし、同年3月までに70歳に達した者は1割に据え置く。

(兆円)

(年度)

<対前年度伸び率>

1985

(S60)

1990

(H2)

1995

(H7)

2000

(H12)

2001

(H13)

2002

(H14)

2003

(H15)

2004

(H16)

2005

(H17)

2006

(H18)

2007

(H19)

2008

(H20)

2009

(H21)

2010

(H22)

2011

(H23)

2012

(H24)

2013

(H25)

2014

(H26)

2015

(H27)

国民医療費 6.1 4.5 4.5 ▲1.8 3.2 ▲0.5 1.9 1.8 3.2 ▲0.0 3.0 2.0 3.4 3.9 3.1 1.6 2.2 1.8 3.8

後期高齢者(老人)医療費 12.7 6.6 9.3 ▲5.1 4.1 0.6 ▲0.7 ▲0.7 0.6 ▲3.3 0.1 1.2 5.2 5.9 4.5 3.0 3.6 2.3 4.6

国民所得 7.2 8.1 1.1 1.7 ▲2.2 ▲0.8 1.2 0.5 1.1 1.1 0.8 ▲6.9 ▲3.0 2.4 ▲0.9 0.7 2.9 - -

GDP 7.2 8.6 1.8 0.8 ▲1.8 ▲0.7 0.8 0.2 0.5 0.7 0.8 ▲4.6 ▲3.2 1.3 ▲1.3 0.1 1.8 - -

(診療報酬改定) 0.2% ▲2.7% ▲1.0% ▲3.16% ▲0.82% 0.19% 0.004% 0.10%

(主な制度改正)

(%)

(実績見込み)

・介護保険制度施行・高齢者1割負担導入

(2000)

・高齢者1割負担徹底(2002)

・被用者本人3割負担等(2003)

・現役並み所得高齢者3割負担等(2006)

・未就学児2割負担(2008)

・70-74歳2割負担 (※)(2014)

医療費の動向

18(出所)経済・財政一体改革推進委員会第8回社会保障WG 資料3 厚生労働省提出資料抜粋

84 86 70 63 69

26

73 57 60

23

55 44

71

23

49

26 21 5

22 16 17 18 12 4

-23 -9 -6

-24

14

-28 -28 -21 -18

-35 -21

-12 -26 -28 -26 -30 -30 -34 -38

-28

-46 -41 -38

13

-1

10 16 9

36

-3

3 1

22

-1

4

-19

19

-5

5 5

14

-4 -2 -8 -14 -17 -10

10 1

-3

9

-23

3 0

-4 -8

2

-14 -21

-9 -12 -12 -5

-17 -11 -12

-21

-8 -20 -23

5

-3 -1 0 0

5

-6 -2 -4

9

-3

1

-6

1

-5

1 0

3

-4 -4 -4

-6 -2 -3

3

-2 0

2

-6 -3 0 -4 -4

2

-3 -4 -3 0 -3 -7

-2 -4 -4 -5 -4

0 -1

-80

-60

-40

-20

0

20

40

60

80

100

120

福岡

高知

長崎

佐賀

北海

広島

鹿児

島県

山口

大分

大阪

熊本

徳島

沖縄

香川

石川

岡山

京都

兵庫

島根

愛媛

宮崎

福井

鳥取

滋賀

東京

和歌

山県

奈良

愛知

富山

宮城

岐阜

福島

秋田

神奈

川県

山形

群馬

三重

埼玉

山梨

青森

岩手

栃木

茨城

長野

静岡

千葉

新潟

歯科

入院外+調剤

入院

都道府県別年齢調整後1人当たり医療費の全国平均との差(平成25年度)(市町村国民健康保険+後期高齢者医療制度)

○ 1人当たり医療費(年齢調整後)の全国平均との差を見ると、入院と入院外とでは概ね同じ傾向が見られる都道府県が多いが、一部入院と外来とで全国と比べた傾向が違う県もある。

(千円)

介護費用と一人当たり介護費の地域差

介護費用は約10兆円。 地域差のうち、在宅系サービス、軽度者の寄与が大きい。

6.9兆円

6.7兆円

(注)2000~2013年度は実績、2014~2016年度は当初予算(案)である。

○ 総費用

2000年度 2001年度 2002年度 2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

5.7兆円

3.6兆円

4.6兆円

5.2兆円

6.2兆円

6.4兆円

6.4兆円

(12年度) (13年度) (14年度) (15年度) (16年度) (17年度) (18年度) (19年度) (20年度) (21年度) (22年度) (23年度) (24年度)(25年度) (26年度) (27年度) (28年度)

7.4兆円

2,911円

○ 65歳以上が支払う保険料 〔 全国平均 ( 月額・加重平均 ) 〕

8.2兆円7.8

兆円

※介護保険に係る事務コストや人件費などは含まない(地方交付税により措置されている)。

8.8兆円

介護費用と保険料の推移

9.2兆円

10.0兆円

10.1兆円

3,293円(+13%)

4,090円(+24%)

4,160円(+1.7%)

4,972円(+20%)

5,514円(+11%)

第1期(H12~14年度)(2000~2002)

第6期(H27~29年度)(2015~2017)

第5期(H24~26年度)(2012~2014)

第4期(H21~23年度)(2009~2011)

第3期(H18~20年度)(2006~2008)

第2期(H15~17年度)(2003~2005)

10.4兆円

平成12 平成13 平成14 平成15 平成16 平成17 平成18 平成19 平成20 平成21 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26

対GDP比 0.7% 0.9% 1.0% 1.1% 1.2% 1.3% 1.3% 1.3% 1.4% 1.6% 1.6% 1.8% 1.8% 1.9% 2.0%

19(出所)経済・財政一体改革推進委員会第8回社会保障WG 資料4 厚生労働省提出資料抜粋

0 3

-0.2

-0.1

0.0

0.1

0.2

北海道

青森

岩手

宮城

秋田

山形

福島

茨城

栃木

群馬

埼玉

千葉

東京

神奈川

新潟

富山

石川

福井

山梨

長野

岐阜

静岡

愛知

三重

滋賀

京都

大阪

兵庫

奈良

和歌山

鳥取

島根

岡山

広島

山口

徳島

香川

愛媛

高知

福岡

佐賀

長崎

熊本

大分

宮崎

鹿児島

沖縄

-0.1

0.0

0.1

0.2

北海道

青森

岩手

宮城

秋田

山形

福島

茨城

栃木

群馬

埼玉

千葉

東京

神奈川

新潟

富山

石川

福井

山梨

長野

岐阜

静岡

愛知

三重

滋賀

京都

大阪

兵庫

奈良

和歌山

鳥取

島根

岡山

広島

山口

徳島

香川

愛媛

高知

福岡

佐賀

長崎

熊本

大分

宮崎

鹿児島

沖縄

都道府県別地域差指数(寄与度別)(平成26年度)※地域差指数の全国平均からの乖離(地域差指数-1)を寄与度に分解したもの

(地域差指数は、年齢調整後の値を全国値で割って指数化したもの(全国値=1))1人当たり介護費の地域差指数 (施設・居住系・在宅の寄与度別)

■ 施設

■ 居住系

■ 在宅

■ 要支援1~要介護2

■ 要介護3~要介護5

全国平均より一人当たり介護費が高い

低い

全国平均より認定率が高い

低い

地域差指数-1(認定率)

地域差指数-1(1人当たり介護費)

認定率の地域差指数 (寄与度別)

【出典等】「介護保険総合データベース」(厚生労働省)、「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」(総務省)を基に集計・推計した。