さあ、みんなの給食がはじまるよ!...2016/12/13  · ①手 て...

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①手 をしっかりあらう ②みんなでじゅんびする ③みんなで楽 たの しく食 べる ④みんなでかたづける 1 さあ、みんなの 給 きゅう しょく がはじまるよ! ①手 をしっかりあらう ②みんなでじゅんびする きゅう しょく のやくそくがまもれたら  に色 いろ をぬりましょう。 ③みんなで楽 たの しく食 べる ④みんなでかたづける に水 みず をかけて石 せっ けんをつける。 かみの毛 が出 ないように ていねいに… にち きれいに あらった手 せいけつな はく マスク きちんとはなと口 くち きゅう しょく よう ハンカチ よくあらう。 じょう にもりつけましょう。 みじたくをしましょう。 せっ けんをよくあらいながす。 きゅう しょく よう のハンカチでふく。 教師も児童と 一緒に会話を 楽しみながら 食事をする。 1年 特別活動 食事前の手洗いや準備・片付けなどの当番 を通じて、友達と仲良く給食を食べること ができるようにする。 手の平、甲、指の間、指先、手首まで洗うよう指導する。 食物アレルギー等を有す る児童に対しては、細心 の注意を払うこと。 給食の時間を確保するた めには、授業時間が給食 の時間に食い込むことが ないように努めるととも に、児童がゆとりをもっ て食事を楽しめるよう配 慮が必要である。

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Page 1: さあ、みんなの給食がはじまるよ!...2016/12/13  · ①手 て をしっかりあらう ②みんなでじゅんびする ③みんなで楽 たの しく食 た べる

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①手て

をしっかりあらう

②みんなでじゅんびする

③みんなで楽たの

しく食た

べる

④みんなでかたづける

1

さあ、みんなの給きゅう

食しょく

がはじまるよ!

①手て

をしっかりあらう

②みんなでじゅんびする

給きゅう

食しょく

のやくそくがまもれたら  に色いろ

をぬりましょう。

③みんなで楽たの

しく食た

べる

④みんなでかたづける

手て

に水みず

をかけて石せっ

けんをつける。

かみの毛け

が出で

ないように ていねいに…

日ひ

にち

きれいにあらった手

せいけつな白はく

衣い

マスクきちんとはなと口

くちに

給きゅう

食しょく

用よう

ハンカチ

よくあらう。

上じょう

手ず

にもりつけましょう。みじたくをしましょう。

石せっ

けんをよくあらいながす。 給きゅう

食しょく

用よう

のハンカチでふく。

教師も児童と一緒に会話を楽しみながら食事をする。

1年特別活動

食事前の手洗いや準備・片付けなどの当番を通じて、友達と仲良く給食を食べることができるようにする。

手の平、甲、指の間、指先、手首まで洗うよう指導する。

食物アレルギー等を有する児童に対しては、細心の注意を払うこと。

給食の時間を確保するためには、授業時間が給食の時間に食い込むことがないように努めるとともに、児童がゆとりをもって食事を楽しめるよう配慮が必要である。

Page 2: さあ、みんなの給食がはじまるよ!...2016/12/13  · ①手 て をしっかりあらう ②みんなでじゅんびする ③みんなで楽 たの しく食 た べる

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朝あさ

昼ひる

夕ゆう

朝あさ

昼ひる

夕ゆう

朝あさ

昼ひる

夕ゆう

朝あさ

昼ひる

夕ゆう

朝あさ

昼ひる

夕ゆう

いただきます

ごちそうさまでした

2

食しょく

事じ

をおいしくするまほうの言こと

葉ば

食た

べ物もの

をはこんだり売う

ったりしてくれる人ひと

米こめ

や野や

菜さい

を作つく

ってくれる人ひと

牛うし

をそだててくれる人ひと

米こめ

、野や

菜さい

、肉にく

、魚さかな

もみんな生い

きていたもの

家いえ

の人ひと

や給きゅう

食しょく

を作つく

ってくれる人ひと

に、かんしゃの気き

持も

ちをこめて手

て紙がみ

を書か

いてみましょう。

食しょく

事じ

を作つく

ってくれる人ひと

はたらいてくれる家いえ

の人ひと

魚さかな

をとってくれる人ひと

『いただきます』

『ごちそうさまでした』

かんしゃの

手て

紙がみ

を出だ

そう!

「いただきます」「ごちそうさまでした」を心こころ

をこめて言い

えたら  に色いろ

をぬりましょう。日ひ

にち

食べ物が不足して多くの人が飢えている国もあることから、食べ物を大切にする心と感謝する気持ちを育むようにする。

食事には多くの人が関わっていることを知る。

私たちは、生き物の命をいただき、自分の命を養っている。食べ物を粗末にすることは、他の命を粗末にすることにもなる。いつも感謝の気持ちを込めて、食事の前に「いただきます」のあいさつができるようにする。

「食事を作るために食材を育てたり、集めたり、料理をしたりしていただきありがとうございました。」という意味が含まれている。食事の後には、感謝の気持ちを込めて「ごちそうさまでした」のあいさつができるようにする。

1年道徳、特別活動

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3

はし名めい

人じん

になろう

①正ただ

しいえんぴつの もち方

かたで

 はしを1本ぽん

もつ。 まよいばし

③もう1本ぽん

のはしを親おや

指ゆび

のつけねから、 中

なか指ゆび

とくすり指ゆび

の 間あいだ

に通とお

す。

さしばし

②はしを「1の字じ

」を書か

くように たてにうごかす。

なみだばし よせばし

④上うえ

のはしだけをうごかすように れんしゅうする。

もちばし はしわたし(ひろいばし)

はしのもち方かた

やってはいけないはしのつかい方かた

はしをつかってみよう はしは、いろいろなつかい方かた

ができるよ。できるようになったら  に色いろ

をぬりましょう。

給きゅう

食しょく

のならべ方かた

まぜる 切き

るはさむ つまむくるむ

副菜:野菜を中心にしたおかずで、主に体の調子を整えるもとになる。

主食:ごはん、パン、麺類など主にエネルギーのもとになる。

主菜:肉、魚、卵、大豆製品などたんぱく質の多いものを中心にしたおかずで主に体をつくるもとになる。

どれを食べようか、迷ってはしを動かすこと。

遠くから挟んで汁を垂らしながら、はしを動かすこと。

は し で 食 べ物を刺して、食べること。

はしで食器を寄せること。

はしを持ったまま、食器を同じ手で持つこと。

はし同士で料理を渡すこと。

はしの持ち方を知り、食器とはしを使って、きれいに気持ちよく食べることができるようにする。

1年特別活動

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やくそくをまもれたら  に色

いろ

をぬりましょう。

4

みんなで食た

べるとおいしいね楽たの

しく食た

べるためのやくそく

茶ちゃ

わんやしるわんを

手て

にもって食た

べる。

すききらいをしないで食た

べる。

食た

べている途と

中ちゅう

で立た

って歩ある

かない。

口くち

に食た

べ物もの

を入い

れたまま話はなし

をしない。

よくかんで、楽たの

しく食た

べる。

きたない話はなし

をしない。

よくあじわって食

べよう

1年特別活動

家族やクラスのみんなで楽しく食事をすることの重要性を理解し、食事のマナーを習得できるようにする。

健康な体をつくるために、苦手なものもできるだけ食べるようにする。

大声を出すなど人の迷惑にならないようにする。 よくかむことにより、「消化吸収がよくなる」、

「あごが発達して歯並びがよくなる」、「食べ過ぎを防ぐ」などの効果がある。

食べ物が飛び散るなどして、周りの人に不快感を与えないようにする。

友達とふざけたりせず、自分が食べ終わっても、静かに自分の席で待つ。

食器に指を入れたり、わしづかみにしたりしない。

主食、おかずは交互に食べることで、どちらもおいしく食べられる。また、デザートはなるべく最後に食べる。

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町まち

たんけんのきせつ:

見み

つけた食た

べ物もの

春はる

夏なつ

秋あき

冬ふゆ

5

食た

べ物もの

の「旬しゅん

町まち

たんけんで、 旬しゅん

の食た

べ物もの

をさがしてみましょう。

 今いま

は一いち

年ねん

中じゅう

、食た

べたいものを手て

に入い

れることができるようになりました。しかし、食た

べ物もの

には、それぞれの地ち

域いき

でよくそだち、たくさんとれるきせつがあります。それぞれの食

たべ物

ものが一

いち番ばん

よくとれて、おいしくなった時じ

期き

を食た

べ物もの

の「 旬しゅん

」といいます。

キャベツ

なす ぶどう だいこん

いちご すいか

トマト

にんじん

こまつな

たけのこ

えだまめ(だいず)

きのこ

りんご

みかん

じゃがいも

にがうり

さといも

ブロッコリー

たまねぎ

きゅうりさつまいも ほうれんそう

そらまめメロン かき

くりはくさい

かつお あじ さんま

こめ

ぶり

2年生活

野菜などの栽培体験や継続的な観察を通じて、生命や自然を尊重する姿勢を育み、旬の食べ物に対する興味・関心を高めるようにする。

野菜や果物などには、本来、旬があることに気付かせる。スーパーへ行ったり、給食の献立表を使ったりして、季節ごとに、よく食べている野菜や果物などの名前をあげさせ、それらを使った料理について調べさせる。

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6

~1日にち

のスタートは朝あさ

ごはんから~

 朝あさ

ごはんは1日にち

のはじまりです。 おきてすぐは、 体

からだは、まだねむっています。

 朝あさ

ごはんを食た

べると、えいよう分ぶん

が 体からだ

に行い

きわたって、ねむっている 間

あいだに下

さがっていた体

たい温おん

が上あ

がりはじめ、 体からだ

は目め

ざめます。 体からだ

が目め

ざめると、勉べん

強きょう

やうんどうをするための元げん

気き

がわいてきます。

朝あさ

ごはんを食た

べると元げん

気き

になるよ!

元げん

気き

のもと朝あさ

ごはん 〜 早はや

ね 早はや

おき 朝あさ

ごはん 〜

/ / / / / / /

朝あさ

ごはんを食た

べたら  に色いろ

をぬりましょう。

あ〜、おなかすいたいただきます!

早はや

おきしよう!

行い

って

きます!

朝あさ

ごはんはエネルギー

のもと!

 朝あさ

ごはんを食た

べるためには、早はや

おきして、時じ

間かん

にゆとりをもつことです。夜よる

おそくまでおきていると、朝あさ

おきられなくなり、朝あさ

ごはんが食た

べられません。 早

はやね、早

はやおきのしゅうかんをみにつけ、朝

あさごはんをしっかり食

たべて元

げん気き

にすごしましょう。

朝あさ

ごはんを食た

べるために気き

をつけること

日ひ

にち

2年特別活動、道徳

気持ちのよい一日を過ごすためには、早寝、早起きと朝ごはんをしっかり食べることが大切であることについて理解できるようにする。

私たちの体には、ほぼ24時間の決まったリズムがある。1日3回の食事を規則正しくとることによって体のリズムがつくられ、健康的な生活を送ることができる。また、食事をとることで脳が活発に働き、体温が上がる。朝ごはんをしっかり食べて午前中の活動ができる状態をつくることが大切である。

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おにぎりとくらべてみよう

エネルギーのりょうはほとんど同おな

7

おやつの食た

べ方かた

を考かんが

えてみよう

おやつのやくそくをきめよう

家いえ

の人ひと

とやってみよう!

おやつのあみだくじゲームだよ!

おやつは食た

べる時じ

間かん

とりょうを考かんが

えて

 おやつを食た

べすぎると、ごはんが食た

べられなくなります。どんな食

たべ方

かたがいいのか 考

かんがえてみましょう。

 おやつは、 食しょく

事じ

の前まえ

に食た

べすぎたり、時じ

間かん

をきめずにだらだら食

たべたりすると大

たい切せつ

な3度ど

のごはんがきちんと食た

べられなくなります。 おやつを食

たべるときには、

りょうや時じ

間かん

をきめて食た

べるようにしましょう。

 たまごや 牛ぎゅう

乳にゅう

などが入はい

っている食た

べ物もの

を食た

べると、 体からだ

の具ぐ

合あい

がわるくなる人

ひともいます。

あまいおかしがすき

これからもつづけましょう。

しおからくてあぶらっこいおかしがすき

ごはんの時じ

間かん

を考かんが

えて食

たべましょう。

おやつは、りょうや時じ

間かん

をきめて食た

べる 

むしばと太ふと

りすぎに気き

をつけましょう。

すきな時じ

間かん

におやつを食

たべる

病びょう

気き

のもとになりやすいのでりょうをへらしましょう。

チョコレート半はん

分ぶん(35g)

おにぎり(100g)

ポテトチップス半はん

分ぶん(30g)

やきいも半はん

分ぶん(100g)

スポーツドリンクペットボトル1本

ぽん(500ml)

フルーツヨーグルト(200g)

食しょく

物もつ

アレルギーについて

2年特別活動

朝、昼、夕の3度の食事をきちんと食べることの大切さと、間食のとり方について理解できるようにする。

ここに例示した、おにぎり1個(100g)、やきいも1/2個(100g)、チョコレート1/2枚(35g)、ポテトチップス1/2袋(30g)などは、ほぼ同じエネルギー量(約150kcal)となる。

間食は、児童が比較的自由に食品を選択することができるため、過度な摂取などにより、食事への影響が出やすいものである。そこで、食事によるエネルギー摂取量と間食によるエネルギー摂取量を説明し、児童が自らの食生活を振り返ることができるようにする。

「食物アレルギーについて」食物アレルギーは、特定の食べ物を食べることによって、皮膚・呼吸器・消化器あるいは全身に生じるアレルギー反応のことをいう。症状は多岐にわたり、じんましんのような軽い症状からアナフィラキシーショックのような命に関わる重い症状まで様々である。

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春は る

夏な つ

秋あ き

冬ふ ゆ

夏げ

至し

秋しゅう

分ぶん

冬とう

至じ

立りっ

春しゅん

春しゅん

分ぶん

8

きせつのごちそう(行ぎょう

事じ

食しょく

) 学

がっ校こう

では 入にゅう

学がく

式しき

、運うん

動どう

会かい

、遠えん

足そく

、そつぎょうしきなどの 行ぎょう

事じ

があります。また、地ち

域いき

ではむかしから 行おこな

われている祭まつ

りなどの 行

ぎょう事じ

もあります。このような 行ぎょう

事じ

には、そのきせつや内ない

容よう

にあったごちそう( 行ぎょう

事じ

食しょく

)があり、それぞれにいみがこめられています。わたしたちの生

せい活かつ

をゆたかにする 行ぎょう

事じ

を大たい

切せつ

にし、 行ぎょう

事じ

食しょく

を楽たの

しみましょう。

行ぎょう

事じ

食しょく

についてしらべてみましょう

学がっ

校こう

給きゅう

食しょく

の献こん

立だて

表ひょう

を見み

て 行

ぎょう事じ

食しょく

をさがしてみましょう

行ぎょう

事じ

月つき

行ぎょう

事じ

食しょく

1月がつ 正

しょう月がつ

■おせち 料りょう

理り

、雑ぞう

煮に

、七なな

草くさ

がゆ

1/24 〜 1/30全ぜん

国こく

学がっ

校こう

給きゅう

食しょく

週しゅう

間かん

鏡かがみ

開びら

き 

9月がつ 月つき見み

■月つき

見み

のだんご

2月がつ

節せつ

分ぶん

■いわし、いり豆まめ

3月がつ

ひな祭まつ

4月がつ

入にゅう

学がく

式しき

12月がつ

冬とう

至じ

5月がつ

端たん

午ご

の節せっ

句く

■ひな祭まつ

りのごちそう

■赤せき

飯はん

■冬とう

至じ

かぼちゃ

■かしわもち、ちまき

七しち

五ご

三さん

6 月がつ

食しょく

育いく

月げっ

間かん

そつぎょうしき

梅つ

雨ゆ

入い

り七たな

夕ばた

入にゅう

学がく

式しき

花はな

見み

大おお

みそか

こどもの日ひ

※ 行ぎょう

事じ

食しょく

は地ち

域いき

や家か

庭てい

によってことなります。

2年生活

旬の食べ物や節句、冬至、正月などの伝統行事や行事食について知り、季節の料理や行事にまつわる行事食について興味・関心をもてるようにする。

5月5日の「端午の節句」には、柏の葉で包んだ「柏餅」を食べる風習がある。

旧暦の8月の十五夜に、縁側や窓辺の月が見えるところに、団子やその年に収穫した作物、すすきなどを飾り、月見団子を食べる風習がある。

かぼちゃは主に夏から秋に収穫される野菜だが、長期保存が可能であり、冬に食べられる貴重な野菜であった。また冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないといわれている。

3月3日の「桃の節句」(ひな祭り)には、ひな人形を飾り、ひし餅やひなあられ、はまぐりのうしお汁、ちらしずしなどを食べる風習がある。

正月には、家族の健康や子孫繁栄、豊作などを願っておせち料理や雑煮、七草がゆを食べる風習がある。