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第1部;好調を維持した鉱⼯業⽣産、⾼い レベルで横ばいのサービス産業 〜平成29年第3四半期と10⽉の 産業活動 第2部;訪⽇外国⼈消費指数の動きと アジア・欧⽶からの訪⽇客の消費 ⾏動⽐較 経済統計セミナー 平成29年12⽉15⽇

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  • 第1部;好調を維持した鉱⼯業⽣産、⾼いレベルで横ばいのサービス産業〜平成29年第3四半期と10⽉の産業活動

    第2部;訪⽇外国⼈消費指数の動きとアジア・欧⽶からの訪⽇客の消費⾏動⽐較

    経済統計セミナー 平成29年12⽉15⽇

  • -資料⽬次-

    P01 今年第3四半期と最新10⽉の産業動向P27 訪⽇外国⼈消費指数の動きとアジア・欧⽶からの訪⽇客の消費⾏動⽐較

    -付録-<四半期・⽉次資料>・鉱⼯業指数と第3次産業活動指数からみた平成29年7-9⽉期の産業活動・鉱⼯業指数参考図表集(平成29年10⽉速報)・平成29年10⽉の国内向け/輸出向け出荷の動向 図表集・平成29年10⽉のサービス産業活動 図表集・製造⼯業⽣産予測調査「解説集」(平成29年11⽉)

    <ミニ経済分析>・いわゆる⼈⼿不⾜業種の背後にあるものは何か?;求⼈意欲と、アウトプットレベル、労働⽣産性の関係・3業態そろって低下、今年第1四半期の急上昇幅から半分戻した、フード・ビジネス;飲⾷関連産業の動向(FBI 2017年第3四半期)・平成29年7-9⽉期 ⼩売販売を振り返る

  • ・平成29年7-9月期の全産業活動指数は105.0(前期比-0.2%)と2期ぶりの低下。

    全産業活動指数の動向

    (資料)経済産業省「全産業活動指数」より作成。

    (注)水色のシャドー部分は景気後退局面。

    105.0

    90

    95

    100

    105

    110

    115

    120

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    全産業活動指数 第3次産業活動指数

    鉱工業生産指数 建設業活動指数(22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • (資料)経済産業省「全産業活動指数」より作成。

    全産業活動指数前期比 産業活動別の影響度合い

    平成29年7-9月期の全産業活動指数は鉱工業生産が上昇したものの、建設業活動などが低下したため、前期比-0.2%の低下。

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    第3次産業活動

    鉱工業生産

    建設業活動

    全産業活動

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • (注)水色のシャドー部分は景気後退局面。

    第3次産業活動指数の動向

    ・平成29年7-9月期の第3次産業活動指数は104.8(前期比-0.1%)と2期ぶりの低下。

    ・平成29年1-3月期の103.8以来の指数水準。

    (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    104.8

    103.8

    98

    100

    102

    104

    106

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    (22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • ・平成29年7-9月期の第3次産業活動指数は、金融業,保険業などが上昇したものの、生活娯楽関連サービスなどが低下したため、前期比-0.1%の低下。

    (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    第3次産業活動指数前期比 業種別の影響度合い

    -1.0

    -0.5

    0.0

    0.5

    1.0

    1.5

    Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    26 27 28 29

    電気・ガス・熱供給・水道業

    情報通信業

    運輸業,郵便業

    卸売業

    金融業,保険業

    物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)

    事業者向け関連サービス

    小売業

    不動産業

    医療,福祉

    生活娯楽関連サービス

    第3次産業総合

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • (注)1.鉱工業指数(IIP)とは、月々の鉱工業の生産、出荷、在庫等を基準年(現在は平成22年)の12か月平均=100として指数化したもので、事業所の生産活動、製品の需給動向など鉱工業全体の動きを示す代表的な指標。

    2.紫色のシャドー部分は景気後退局面。

    鉱工業生産指数の動向・平成29年7-9月期の鉱工業生産指数は102.5(前期比0.4%)と6期連続の上昇。

    ・平成20年7-9月期の110.5以来の指数水準。

    (資料)経済産業省「鉱工業指数」より作成。

    102.5

    90

    95

    100

    105

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    (22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • (資料)経済産業省「鉱工業指数」より作成。

    鉱工業生産指数前期比 業種別の影響度合い

    平成29年7-9月期の生産指数は輸送機械工業などが低下したものの、化学工業などが上昇したため、前期比0.4%の上昇。

    -4

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    3

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    鉄鋼業

    はん用・生産用・業務用機械工業

    電子部品・デバイス工業

    電気機械工業

    情報通信機械工業

    輸送機械工業

    化学工業

    その他

    鉱工業

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • (注)水色のシャドー部分は景気後退局面。

    6(資料)経済産業省「全産業活動指数」より作成。

    建設業活動指数の動向

    ・平成29年7-9月期の建設業活動指数は117.0(前期比-2.4%)と3期ぶりの低下。

    ・平成29年1-3月期の111.6以来の指数水準。

    117.0

    111.6

    90

    95

    100

    105

    110

    115

    120

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    (22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生

    消費税率引上げ

  • (資料)経済産業省「全産業活動指数」より作成。

    48

    建設業活動指数前期比 部門別の影響度合い

    平成29年7-9月期の建設業活動指数は公共などが低下したため、前期比-2.4%の低下。・

    -4

    -2

    0

    2

    4

    6

    8

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    公共

    民間住宅

    民間企業設備

    (非住宅+土木)

    建設業活動

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • 第3次産業活動の動向

  • ・平成29年7-9月期の広義対個人サービス活動指数は、105.5(前期比0.0%)と横ばい。

    ・広義対事業所サービス活動指数は、103.9(前期比-0.6%)と2期ぶりの低下。

    (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    (注)紫色のシャドー部分は景気後退局面。

    広義対個人サービス/広義対事業所サービス活動指数の動向

    105.5

    103.9

    98

    100

    102

    104

    106

    108

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    第3次産業総合 広義対個人サービス 広義対事業所サービス(22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • 第3次産業総合前期比 広義対個人/広義対事業所サービスの影響度合い

    (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    ・ 平成29年7-9月期の第3次産業活動指数は、広義対個人サービスが横ばいだったものの、広義対事業所サービスが低下。

    -4

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    広義対個人サービス

    広義対事業所サービス

    第3次産業総合

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • (注)1.広義対事業所サービスの内訳系列を、産業連関表の製造業と非製造業の投入比率の大小により、「製造業依存型」と「非製造業依存型」の二つに分類している。2.紫色のシャドー部分は景気後退局面。

    製造業/非製造業依存型 事業所向けサービス活動指数の動向

    ・平成29年7-9月期の製造業依存型サービス活動指数は、96.0(前期比-0.7%)と2期ぶりの低下。

    (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    ・非製造業依存型サービス活動指数は、106.8(前期比-0.5%)と13期ぶりの低下。

    96.0

    106.8

    90

    95

    100

    105

    110

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    製造業依存型サービス 非製造業依存型サービス(22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • 広義対事業所向けサービス活動前期比製造業/非製造業依存型事業所向けサービス別の影響度合い

    ・ 平成29年7-9月期の広義対事業所サービス活動指数は、製造業依存型事業所向けサービス、非製造業依存型事業所向けサービスともに低下。

    -4

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    製造業依存型

    事業所向けサービス

    非製造業依存型

    事業所向けサービス

    広義対事業所向け

    サービス

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    非選択的/し好的 個人向けサービス活動指数の動向

    ・平成29年7-9月期の広義非選択的個人向けサービス活動指数は、108.1(前期比0.4%)と2期連続の上昇。

    ・広義し好的個人向けサービス活動指数は、102.4(前期比-0.4%)と6期ぶりの低下。

    (注)水色のシャドー部分は景気後退局面。

    102.4

    108.1

    95

    100

    105

    110

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    広義非選択的個人向けサービス広義し好的個人向けサービス広義し好的個人向けサービス(後方4四半期移動平均)

    (22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生

    消費税率引上げ

  • 広義対個人サービス活動前期比非選択的/し好的個人向けサービス別の影響度合い

    (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    ・ 平成29年7-9月期の広義対個人サービス活動指数は、広義し好的個人向けサービスが低下、広義非選択的個人向けサービスは上昇となり、全体としては横ばい。

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    広義非選択的

    個人向けサービス

    広義し好的

    個人向けサービス

    広義対個人サービス

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • ・投資向けサービス活動指数は、99.2(前期比-3.5%)と2期ぶりの低下。

    (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    (注)1.消費向けサービス活動指数は、非製造業から供給される個人消費関連のサービス(小売業や娯楽業など)の動きを表す系列。投資向けサービス活動指数は、非製造業から供給される民間企業設備関連のサービス(ソフトウェア開発、機械器具卸売業など)の動きを表す系列。

    2.紫色のシャドー部分は景気後退局面。

    消費向け/投資向けサービス活動指数の動向

    ・平成29年7-9月期の消費向けサービス活動指数は、105.5(前期比0.0%)と横ばい。

    105.5

    99.2

    96

    98

    100

    102

    104

    106

    108

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    第3次産業総合 消費向け 投資向け(22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • ・飲食関連産業活動指数は、101.1(前期比-0.2%)と3期ぶりの低下。

    (注)1.観光関連産業活動指数には、鉄道、バス、タクシー、飛行機、船舶等の旅客運送業、道路施設提供業(高速道路)、旅館、ホテル等の宿泊業、旅行業、遊園地・テーマパークが含まれる。飲食関連産業活動指数には、デパート等の各種商品小売業(飲食料品部門)、飲食料品小売業、食堂,レストランやファーストフード等の飲食店,飲食サービス業が含まれる。

    2.水色のシャドー部分は景気後退局面。

    観光関連産業活動指数、飲食関連産業活動指数の動向

    ・平成29年7-9月期の観光関連産業活動指数は、106.1(前期比-1.7%)と4期ぶりの低下。

    (資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    106.1

    101.1

    94

    98

    102

    106

    110

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    観光関連産業 飲食関連産業(22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生

    消費税率引上げ

  • 平成29年10月の第3次産業活動指数の状況

    (注)Ⅰ~Ⅲは平成22年基準における最大値から上位3位まで、①~③は最小値から下位3位までの数値

    月次(平成29年10月分) 第3次産業総合 広義対個人サービス 広義対事業所サービス

    季調済指数 104.9 105.2 104.3

    前月比 0.3% - 0.6% 1.0%

    指数水準 29年 5月 105.0以来 29年 8月 105.0以来 29年 6月 104.6以来

    I 20年 3月 106.7 ① 23年 3月 94.5 I 20年 3月 113.8II 26年 3月 105.5 ② 21年 3月 97.1 II 20年 2月 111.3III 20年 2月 105.3 ③ 23年 4月 97.5 III 20年 4月 111.0

    前月比の動き 3か月ぶり+ 2か月ぶり- 5か月ぶり+(29年 7月以来) (29年 8月以来) (29年 5月以来)

    前月比幅 29年 4月 1.4%以来 29年 8月 -0.7%以来 29年 3月 1.1%以来

    I 26年 3月 2.1% ① 23年 3月 -6.4% I 22年 1月 2.4%II 23年 4月 1.8% ② 26年 4月 -4.7% II 20年 3月 2.2%II 23年 6月 1.8% ③ 29年 3月 -1.1% III 28年 4月 1.7%

    原指数 前年同月比 1.1% 0.6% 1.5%

    前年同月比の動き 7か月連続+ 7か月連続+ 8か月連続+(29年 4月以降) (29年 4月以降) (29年 3月以降)

    前年同月比幅 29年 5月 1.9%以来 29年 9月 1.0%以来 29年 6月 1.6%以来

    I 24年 3月 4.7% I 24年 3月 7.4% I 24年 5月 4.1%II 24年 5月 4.0% II 24年 4月 4.6% II 26年 3月 3.3%III 24年 4月 3.3% III 24年 5月 3.8% III 27年 4月 3.1%

  • ※後方三ヶ月移動平均値を自動化追加

    ・平成29年10月の第3次産業活動指数は、104.9(前月比0.3%)と3か月ぶりの上昇。

    ・平成29年5月の105.0以来の指数水準。

    第3次産業活動指数の動向

    (注)水色のシャドー部分は景気後退局面。

    105.0

    104.9

    96

    98

    100

    102

    104

    106

    1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10

    23 24 25 26 27 28 29

    (22年=100、季節調整済)

    (月/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

    後方三ヶ月移動平均値

  • (平成22年=100、季節調整済)

    前期比(%) 前月比(%) 前月比(%)27年 Ⅰ期 103.1 0.9 27年 1月 103.0 0.5 102.5 0.3

    Ⅱ期 103.3 0.2 2月 103.1 0.1 102.9 0.4Ⅲ期 103.4 0.1 3月 103.2 0.1 103.1 0.2Ⅳ期 103.3 -0.1 4月 103.4 0.2 103.2 0.1

    28年 Ⅰ期 103.7 0.4 5月 103.1 -0.3 103.2 0.0Ⅱ期 103.7 0.0 6月 103.3 0.2 103.3 0.1Ⅲ期 104.0 0.3 7月 103.4 0.1 103.3 0.0Ⅳ期 104.1 0.1 8月 103.6 0.2 103.4 0.1

    29年 Ⅰ期 103.8 -0.3 9月 103.2 -0.4 103.4 0.0Ⅱ期 104.9 1.1 10月 103.8 0.6 103.5 0.1Ⅲ期 104.8 -0.1 11月 103.2 -0.6 103.4 -0.1

    12月 102.8 -0.4 103.3 -0.128年 1月 103.7 0.9 103.2 -0.1

    2月 103.9 0.2 103.5 0.3 3月 103.6 -0.3 103.7 0.2 4月 103.9 0.3 103.8 0.1 5月 103.4 -0.5 103.6 -0.2 6月 103.9 0.5 103.7 0.1 7月 104.0 0.1 103.8 0.1 8月 104.1 0.1 104.0 0.29月 103.9 -0.2 104.0 0.0

    10月 104.0 0.1 104.0 0.011月 104.2 0.2 104.0 0.0

    12月 104.1 -0.1 104.1 0.129年 1月 104.0 -0.1 104.1 0.0

    2月 103.9 -0.1 104.0 -0.1 3月 103.6 -0.3 103.8 -0.2 4月 105.0 1.4 104.2 0.4 5月 105.0 0.0 104.5 0.3 6月 104.8 -0.2 104.9 0.4 7月 104.9 0.1 104.9 0.0 8月 104.8 -0.1 104.8 -0.1 9月 104.6 -0.2 104.8 0.0

    10月 104.9 0.3 104.8 0.0

    後方3か月移動平均

    第3次産業総合

    第3次産業総合

    平成29年10月

    「第3次産業活動は高い水準で横ばい」

    基調判断の推移

    ・平成27年1月~4月

    「持ち直している」

    ・平成27年5月~6月

    「足踏みがみられる」

    ・平成27年7月~9月

    「横ばい傾向」

    ・平成27年10月

    「持ち直しの動きがみられる」

    ・平成27年11月

    「一進一退」

    ・平成27年12月~28年3月

    「一進一退ながら一部に弱さがみられる」

    ・平成28年4月~28年10月

    「一進一退」

    ・平成28年11月~29年4月

    「横ばい」

    ・ 平成29年5月~7月

    「持ち直しの動きがみられる」

    ・平成29年8月~10月

    「高い水準で横ばい」(27年1月より基調判断を実施)

  • 寄与率:第3次産業全体の変動に対して影響を及ぼした、各業種の影響の度合い全業種の寄与率を足すと、当月が上昇なら100%、低下なら-100%になる。

    第3次産業活動指数を大きく動かした個別系列

    業種名 前月比 寄与率

    1位の業種 情報通信業 2.1% 81.2%

    情報処理・提供サービス業 6.4% 43.5%

    2位の業種 金融業,保険業 1.7% 61.7%

    流通業務 15.4% 38.7%

    生命保険業 0.7% 5.6%

    3位の業種 事業者向け関連サービス 2.1% 54.9%

    土木・建築サービス業 8.4% 29.4%

    その他の広告 11.1% 15.7%

    1位の業種 生活娯楽関連サービス - 1.7% - 65.9%

    スポーツ施設提供業 - 9.7% - 20.3%

    パブレストラン,居酒屋 - 4.8% - 7.6%

    2位の業種 卸売業 - 1.3% - 61.2%

    鉱物・金属材料卸売業 - 4.3% - 30.0%

    化学製品卸売業 - 6.8% - 16.1%

    3位の業種 運輸業,郵便業 - 0.7% - 25.5%

    内訳業種

    内訳業種

    内訳業種

    ○ 第3次産業総合を上昇方向へ引っ張った3業種の中で

    上昇への影響度が大きい内訳業種

    ○ 第3次産業総合を低下方向へ引っ張った3業種の中で

    低下への影響度が大きい内訳業種

    内訳業種

    内訳業種

    内訳業種

  • (注)水色のシャドー部分は景気後退局面。

    広義対個人サービス/広義対事業所サービス活動指数の動向

    ・平成29年10月の広義対個人サービス活動指数は、105.2(前月比-0.6%)と2か月ぶりの低下。

    ・広義対事業所サービス活動指数は、104.3(前月比1.0%)と5か月ぶりの上昇。

    105.2 104.3

    94

    96

    98

    100

    102

    104

    106

    108

    1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10

    23 24 25 26 27 28 29

    第3次産業総合 広義対個人サービス 広義対事業所サービス (22年=100、季節調整済)

    (月/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • 広義対事業所サービス、し好的個人向けサービスを大きく動かした個別系列

    業種名 前月比流通業務 15.4%建設コンサルタント 14.5%その他の情報処理・提供サービス業 9.3%職業紹介・労働者派遣業 2.0%システム等管理運営受託 4.1%

    鉱物・金属材料卸売業 - 4.3%全銀システム取扱高 - 3.7%化学製品卸売業 - 6.8%機械設計業 - 5.6%農畜産物・水産物卸売業 - 2.7%

    業種名 前月比その他の小売業 - 1.7%ゲームソフト - 11.2%自動車小売業 - 2.5%ゴルフ場 - 9.6%マンション分譲(近畿圏) - 19.5%

    ホテル 6.8%マンション分譲(首都圏) 9.1%飲食サービス業 2.8%自動車レンタル業(個人向け) 14.0%結婚式場業 5.0%

    ○ し好的個人向けサービスを低下方向へ引っ張った業種の中で

    低下への影響度が大きい内訳業種

    ○ し好的個人向けサービスを上昇方向へ引っ張った業種の中で

    上昇への影響度が大きい内訳業種

    ○ 広義対事業所サービスを上昇方向へ引っ張った業種の中で

    上昇への影響度が大きい内訳業種

    ○ 広義対事業所サービスを低下方向へ引っ張った業種の中で

    低下への影響度が大きい内訳業種

  • 鉱工業活動の動向

  • (資料)経済産業省「鉱工業指数」、「鉱工業出荷内訳表」より作成。

    国内向け/輸出向け出荷の動向

    平成29年7-9月期の鉱工業出荷を国内向け/輸出向け別にみると、国内向けは99.0(前期比-0.3%)と6期ぶりの低下、輸出向けは105.5(前期比2.8%)と2期ぶりの上昇。

    (注)紫色のシャドー部分は景気後退局面。

    99.0

    105.5

    88

    92

    96

    100

    104

    108

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    鉱工業出荷 国内向け 輸出向け(22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • (資料)経済産業省「鉱工業指数」、「鉱工業出荷内訳表」より作成。

    鉱工業出荷前期比 国内向け/輸出向け別の影響度合い

    平成29年7-9月期の鉱工業出荷は、国内向けは低下したものの、輸出向けは上昇したため、前期比0.4%の上昇。

    -6

    -4

    -2

    0

    2

    4

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    国内向け

    輸出向け

    鉱工業出荷

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • 平成29年7-9月期の国内向け出荷を、財別にみると、生産財などが上昇したものの、耐久消費財などが低下。

    (資料)経済産業省「鉱工業出荷内訳表」より作成。

    国内向け出荷前期比 財別の影響度合い

    -6

    -4

    -2

    0

    2

    4

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    生産財

    非耐久消費財

    耐久消費財

    建設財

    資本財

    鉱工業出荷(国内向け)

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • 輸出向け出荷前期比 財別の影響度合い

    平成29年7-9月期の輸出向け出荷を、財別にみると、耐久消費財が低下したものの、生産財などが上昇。

    (資料)経済産業省「鉱工業出荷内訳表」より作成。

    -6

    -4

    -2

    0

    2

    4

    6

    8

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    生産財

    非耐久消費財

    耐久消費財

    建設財

    資本財

    鉱工業出荷(輸出向け)

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • (注)試算値。

    (資料)経済産業省「鉱工業出荷内訳表」より作成。

    平成29年7-9月期の輸出向け出荷を、地域別にみると、欧州向けなどが低下したものの、米国向けなどが上昇。

    輸出向け出荷前期比 地域別の影響度合い

    -6

    -4

    -2

    0

    2

    4

    6

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    米国向け

    欧州向け

    ASEAN向け

    中国向け

    韓国向け

    その他地域向け

    鉱工業出荷(輸出向け)

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • 平成29年10月の鉱工業指数(速報)各指数の状況

    生産・出荷・在庫・在庫率指数月次 生  産 出  荷 在  庫 在 庫 率

    季調済指数 103.0 98.8 110.6 114.2前月比 0.5% -0.5% 3.1% 3.5%

    指数水準H29.8 103.5以来 H29.5 98.2以来 H29.5 111.3以来 H29.4 114.7以来

    ⅠH20.2 117.3 ①H21.2 79.2 ⅠH20.12 119.8 ⅠH21.2 155.6ⅡH20.1 117.0 ②H21.3 79.7 ⅡH21.1 119.5 ⅡH21.1 150.2ⅢH20.3 116.2 ③H21.4 80.7 ⅢH20.11 119.1 ⅢH21.3 146.3

    前月比の動き2か月ぶり+ 2か月連続- 6か月ぶり+ 2か月連続+(H29.8以来) (H29.9~当月) (H29.4以来) (H29.9~当月)

    前月比幅H29.8 2.0%以来 H29.9 -2.5%以来 H23.5 4.7%以来 H26.8 7.0%以来

    ⅠH23.5 6.8% ①H23.3 -15.7% ⅠH23.5 4.7% ⅠH20.11 13.2%ⅡH21.4 4.4% ②H21.1 -9.5% ⅡH29.10 3.1% ⅡH20.12 9.9%ⅢH23.6 4.2% ③H20.12 -7.1% ⅢH24.3 2.5% ⅢH21.1 9.8%

    前年同月比(原指数) 5.9% 2.6% 1.9% 1.8%前年同月比の動き

    12か月連続+ 12か月連続+ 17か月ぶり+ 12か月ぶり+(H28.11~当月) (H28.11~当月) (H28.5以来) (H28.10以来)

    前年同月比幅H29.5 6.5%以来 H29.8 5.8%以来 H27.9 2.0%以来 H28.7 3.6%以来

    ⅠH22.3 29.2% ⅠH22.3 28.4% ⅠH24.3,4 12.1% ⅠH21.2 64.6%ⅡH22.2 28.8% ⅡH22.2 27.0% ⅡH23.8 9.0% ⅡH21.1 54.8%ⅢH22.4 23.8% ⅢH22.4 25.4% ⅢH23.9 8.1% ⅢH21.3 47.9%

    (注) Ⅰ~Ⅲは22年基準における最大値から上位3位まで、①~③は最小値から下位3位までの数値

  • ・平成29年10月の鉱工業生産指数は、103.0(前月比0.5%)と2か月ぶりの上昇。

    ・平成29年8月の103.5以来の指数水準。

    鉱工業生産指数の動向

    (注)1.鉱工業指数(IIP)とは、月々の鉱工業の生産、出荷、在庫等を基準年(現在は、平成22年)の12か月平均=100として指数化したもので、事業所の生産活動、製品の需給動向など鉱工業全体の動きを示す代表的な指標。

    2.水色のシャドー部分は、景気後退局面。3.灰色のシャドー部分は、消費税率引上げ。

    103.5

    103.0

    90

    95

    100

    105

    1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9

    24 25 26 27 28 29

    (22年=100、季節調整済)

    (月/年)

  • 平成29年10月の鉱工業生産の基調判断

    「生産は持ち直しの動き」

    基調判断の推移

    ・平成26年12月~平成27年4月「生産は緩やかな持ち直しの動き」

    ・平成27年5月~7月「生産は一進一退」

    ・平成27年8月「生産は弱含み」

    ・平成27年9月~平成28年5月「生産は一進一退」

    ・平成28年6月、7月

    「生産は一進一退だが、一部に持ち直し」

    ・平成28年8月~10月

    「生産は緩やかな持ち直しの動き」

    ・平成28年11月~

    「生産は持ち直しの動き」

    0

    1

    2

    3

    4

    5

    6

    1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9

    H27 H28 H29

    基調判断の変化

    持ち直しの動き

    弱含み

    (注)平成27年8月の「生産は弱含み」を1として、基調判断が上方修正されたら

    一律で1上昇、下方修正されたら一律で1低下というルールで作成。

  • 寄与率:生産全体の変動に対して影響を及ぼした、各品目の影響の度合い。全93業種の寄与率を足すと、当月が上昇なら100%、低下なら-100%になる。

    (注)全体の各品目は、個別品目ではなく、個別品目を統合した分類によるもの。

    平成29年10月の鉱工業生産指数を大きく動かした品目(業種別)

    業種・品目名 前月比 寄与率

    1位の業種 電気機械工業 2.5% 34.7%

    電気計測器 15.2% 18.1%

    開閉制御装置・機器 2.8% 8.1%

    2位の業種 輸送機械工業 0.7% 26.8%

    自動車部品 1.0% 14.3%

    船舶・同機関 3.9% 10.3%

    3位の業種 はん用・生産用・業務用機械工業 0.7% 20.4%

    金属工作機械 12.4% 28.4%

    金属加工機械 43.2% 19.4%

    1位の業種 化学工業(除.医薬品) -2.9% -64.3%

    石けん・合成洗剤・界面活性剤 -6.3% -15.0%

    合成ゴム -11.1% -11.4%

    2位の業種 石油・石炭製品工業 -6.4% -20.7%

    石油製品 -6.6% -21.2%

    石炭製品 -2.0% -0.1%

    3位の業種 電子部品・デバイス工業 -0.6% -9.8%

    電子部品 -2.4% -19.7%

    半導体素子 -2.6% -2.5%

    鉱工業生産を低下方向へ引っ張った3業種の中で低下への影響度が大きい2品目

    品目

    品目

    品目

    鉱工業生産を上昇方向へ引っ張った3業種の中で上昇への影響度が大きい2品目

    品目

    品目

    品目

  • 平成29年10月の鉱工業出荷内訳表の状況

    出荷・国内向け出荷・輸出向け出荷

    出荷内訳表の総括表を貼り付け

    月次 出  荷 輸  出 国  内

    季調済指数 98.8 101.7 97.8前月比 -0.5% -3.8% -0.3%

    指数水準H29.5 98.2以来 H29.4 100.9以来 H29.5 97.2以来

    ①H21.2 79.2 ①H21.2 67.0 ①H21.2 81.9②H21.3 79.7 ②H21.3 69.0 ②H21.3 82.1③H21.4 80.7 ③H21.1 70.9 ③H21.4 82.7

    前月比の動き2か月連続- 2か月連続- 2か月連続-(H29.9~当月) (H29.9~当月) (H29.9~当月)

    前月比幅H29.9 -2.5%以来 H29.4 -4.3%以来 H29.9 -1.8%以来

    ①H23.3 -15.7% ①H20.11 -12.8% ①H23.3 -16.8%②H21.1 -9.5% ②H20.12 -11.7% ②H21.1 -9.5%③H20.12 -7.1% ③H21.1 -11.0% ③H26.4 -6.0%

    (注) ①~③は22年基準における最小値から下位3位までの数値

  • 鉱工業出荷前月比 国内向け/輸出向け別の影響度合い

    平成29年10月の鉱工業出荷は国内向け、輸出向けともに低下したため、前月比-0.5%の低下。・

    -4

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    3

    4

    10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

    28 29

    国内向け出荷

    輸出向け出荷

    鉱工業出荷

    (月/年)

    (季節調整済、前月比、%、%ポイント)

  • 輸出向け出荷前月比 地域別の影響度合い

    平成29年10月の輸出向け出荷を、地域別にみると、米国向けなどが低下。

    (注)試算値。

    -10

    -5

    0

    5

    10

    10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

    28 29

    米国向け

    欧州向け

    ASEAN向け

    中国向け

    韓国向け

    その他地域向け

    鉱工業出荷(輸出向け)

    (月/年)

    (季節調整済、前月比、%、%ポイント)

  • 鉱工業在庫指数の動向

    ・平成29年10月の在庫指数は、110.6(前月比3.1%)と6か月ぶりの上昇。

    ・平成29年5月の111.3以来の指数水準。

    (注) 1.水色のシャドー部分は、景気後退局面。

    2.灰色のシャドー部分は、消費税率引上げ。

    111.3

    110.6

    105

    107

    109

    111

    113

    115

    1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9

    24 25 26 27 28 29

    (22年=100、季節調整済)

    (月/年)

  • (注)「29Ⅳ速」の生産は10月の値、在庫は10月末の値を使用。

    鉱工業の在庫循環図

    -10

    -5

    0

    5

    10

    -10 -5 0 5 10

    在庫前年同期末比(%)

    生産前年同期比(%)

    29Ⅳ速在庫調整局面

    在庫積み増し局面

    意図せざる在庫減局面

    在庫積み上がり局面

    25Ⅰ 25Ⅱ

    25Ⅲ

    25Ⅳ

    26Ⅰ

    26Ⅱ26Ⅲ

    26Ⅳ27Ⅰ

    27Ⅱ

    27Ⅲ

    27Ⅳ28Ⅰ

    28Ⅱ28Ⅲ

    28Ⅳ29Ⅰ

    29Ⅱ29Ⅲ

  • 製造工業生産予測指数 平成29年11月調査結果の解説

    平成29年12月14日 経済解析室

    URL :http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/yosoku/result-1.html

    http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/yosoku/result-1.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/tyo/yosoku/result-1.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/tyo/yosoku/result-1.html

  • • 11月見込み(前年同月比)は9.6%上昇と、生産計画の水準は前年と比べて高い。

    • 試算値ベースでの11月見込み(前年同月比)でみても5.5%上昇と、生産計画の水準は前年と比べて高い。

    11月調査から計算される当月、翌月の生産伸び率

    当月見込み(11月) 翌月予測(12月)

    前月比 2.8% 3.5%

    前年同月比 9.6% 11.5%

    (注)1.11月の前月比とは、10月の生産実績に対する伸び率 2.12月の前月比とは、11月の生産計画に対する伸び率 3.前年同月比とは、前年同月生産実績に対する生産計画の伸び率

  • 実現率の推移

    • 生産計画と生産実績の比率である、実現率は、ほとんどの調査においてマイナスです。つまり、実績は計画から下振れします。

    • 予測調査結果そのままの伸び率では、多くの場合、過大予測となります。

    -6

    -5

    -4

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    3

    1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10

    24 25 26 27 28 29 (月/年)

    (実現率、%)

    計画に対して 実績が上振れ

    計画に対して 実績が下振れ

    計画どおり生産

  • (注)1.上段の数値が、最も可能性の高い値(最頻値)。最頻値とならない場合でも、( )の幅の中に90%の確率で収まるという計算結果になっている。

    2.この試算値は、製造工業生産予測指数がもつ傾向的な部分を修正し、実際の鉱工業指数の動きをより適切に把握できるようにしたものです。 詳細は、ミニ経済分析「企業の生産計画は実績をどれくらい予見できているか-製造工業生産予測指数の上方バイアスを補正する試み-」を御覧ください。

    • 11月見込みの補正前月比では、-0.1%前後の低下が見込まれる計算。

    • 11月見込みの補正前年同月比では、5.5%前後の上昇が見込まれる計算。

    平成29年11月調査結果の当月見込み補正試算の結果

    補正値 調査値

    前月比 -0.1%

    (-1.1%~0.9%) 2.8%

    前年同月比 5.5%

    (4.4%~6.5%) 9.6%

    http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20160404minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20160404minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20160404minikeizai.html

  • 補正された翌月見込みで鉱工業指数(季節調整値)を延長

    • 11月(当月)の補正値による鉱工業生産指数の見込み値は105.9と、2か月連続の上昇を見込む。

    (注)試算値は、製造工業生産予測指数がもつ傾向的な部分を修正し、実際の鉱工業指数の動きをより適切に把握できるようにしたものです。詳細は、 ミニ経済分析「企業の生産計画は実績をどれくらい予見できているか-製造工業生産予測指数の上方バイアスを補正する試み-」を御覧ください。

    102.9

    105.9

    94

    98

    102

    106

    110

    1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11

    27 28 29

    (%)

    (月/年)

    補正値による 推計値

    推計値

    http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20160404minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20160404minikeizai.html

  • 2か月先までの基調的な動き(補正後) このグラフは、補正した当月見込みと翌月予測に基づいて、鉱工業生産指数の基調的な動きを試算して、グラフ化したもの。特に、翌月予測については、不確定要素が多いことから、数値自体の表示は回避し、振れ幅の上限と下限をグラフで表示するのみとしている。

    90

    92

    94

    96

    98

    100

    102

    104

    106

    108

    110

    1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 101112

    2013 14 15 16 17

    ダウンサイドケース アップサイドケース ベースケース IIP

    (2010年=100)

    (年月)

    先行き

  • 平成29年11月生産計画の寄与順位表

    (注)低下寄与業種は、一番下が最も低下寄与(影響度)が大きくなるように並んでいます。

  • 平成29年12月生産計画の寄与順位表

    (注)低下寄与業種は、一番下が最も低下寄与(影響度)が大きくなるように並んでいます。

    上昇寄与業種 計画前月比 低下寄与業種 計画前月比

     はん用・生産用・ 業務用機械工業

    10.9%  非鉄金属工業 -0.3%

     電子部品・ デバイス工業

    7.0%  情報通信機械工業 -0.2%

     輸送機械工業 3.4%  鉄鋼業 -0.3%

     金属製品工業 5.9%  その他 -2.2%

    低下寄与業種 計画前月比  化学工業 -2.4%

     紙・パルプ工業 -0.1%  電気機械工業 -2.9%

  • 財別の生産計画の調査結果

    ※( )内は前月調査による前月比を示す。

    単位(%)

    -10.0

    -5.0

    0.0

    5.0

    10.0

    15.0

    -10

    -5

    0

    5

    10

    15

    非耐久消費財

    建設財

    鉱工業用生産財

    耐久消費財

    資本財

    (除.輸送機械)

    (%) 11月 12月 合計

    分類 10月11月見込み

    12月見込み

    5.3 4.7

    (-17.6) (0.9)

    0.2 3.0

    (-0.6) (-2.5)

    3.7 5.3

    (2.2) (-0.2)

    1.3 -8.4

    (-3.0) (-7.2)

    2.2 2.7

    (2.5) (0.6)

    資本財(除.輸送機械)

    建設財

    耐久消費財

    非耐久消費財

    鉱工業用生産財

  • 予測修正率の推移

    • 今回の調査では、生産計画が下方修正となっている。予測修正率は、マイナスとなることが多いが、昨年の半ばから、予測修正率がプラスとなる頻度が上がっている。

    -4

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11

    24 25 26 27 28 29

    (月/年)

    (予測修正率、%)

    予測を 上方修正

    予測を 下方修正

    予測の 修正なし

  • -30

    -25

    -20

    -15

    -10

    -5

    0

    5

    10

    15

    20

    02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

    景気後退局面 DI トレンド

    (年)

    (%p)

    10月 1.2

    アニマルスピリッツ指標(DI)

    • 10月のDIは1.2(前月の7.9から低下)。

    (注)1.グレーのシャドー部分は、景気後退期 2.企業が前月時点の生産計画から今月の生産計画を引き上げた場合を「強気」としてカウントし、逆に引き下げた場合を「弱気」としてカウントして、「強気」の割合から 「弱気」の割合を差し引いたDIを試算、

    3.このDIは、景気循環と重ね合わせて見ると、“-5”を下回ると景気後退局面にある可能性が高いということが分かっている。詳細は、「企業のアニマルスピリッツ」を計測 する(2016/10/26ミニ経済分析)と、企業の「アニマルスピリッツ」の見える化に挑戦しました(2016/12/2ひと言解説)をご覧ください。

    2001

    DIが -5 を下回ると、景気後退局面入りしている可能性が高い

    http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20161026minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20161026minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20161026minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20161026minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20161026minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20161026minikeizai.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20161202hitokoto.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20161202hitokoto.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20161202hitokoto.htmlhttp://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20161202hitokoto.html

  • 強気と弱気の比率の変化

    • 10月のDIの内訳をみると、強気が28.5%、弱気が27.3%となっている。

    15

    20

    25

    30

    35

    40

    45

    02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 (年)

    (%)

    2001

    弱気 27.3%

    強気 28.5%

  • 訪日外国人消費指数の動きと アジア・欧米からの訪日客の消費行動比較

    平成29年10月24日 経済解析室

    ミニ経済分析URL: http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai-result-1.html

  • 1

    訪日外国人数、旅行消費額とも過去最高。一人当たり支出は減少。

    (資料)訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)

    29年第2四半期の訪日外国人旅行消費額は、前年同期比プラス13.0%の1兆776億円と過去最高の数値。

    訪日外国人数は、前年同期比プラス21.1%の722万人と、過去最高の数値。 一方で、1人当たり旅行支出額は前年同期比マイナス6.7%の14万9,248円と減少。

    (千人) 前年(同期)比(%) (億円) 前年(同期)比(%) (円) 前年(同期)比(%)

    平成27年 19,737 47.1 34,771 71.5 176,167 16.528年 24,039 21.8 37,476 7.8 155,896 -11.5

    28年Ⅰ期 5,753 39.3 9,305 31.7 161,743 -5.428年Ⅱ期 5,961 19.0 9,534 7.2 159,933 -9.928年Ⅲ期 6,263 17.1 9,716 -2.9 155,123 -17.128年Ⅳ期 6,062 15.5 8,922 1.3 147,174 -12.229年Ⅰ期 6,537 13.6 9,680 4.0 148,070 -8.529年Ⅱ期 7,220 21.1 10,776 13.0 149,248 -6.7

    訪日外国人旅行者数 旅行消費額 一人当たりの旅行支出額

    概況表 (2)

    訪日外国人旅行者数 ホウニチ ガイコクジン リョコウシャ スウ旅行消費額 リョコウ ショウヒガク一人当たりの旅行支出額 ヒトリ ア リョコウ シシュツガク

    (千人) センニン前年(同期)比(%) ゼンネン ドウ キ ヒ(億円) オクエン前年(同期)比(%) ゼンネン ドウ キ ヒ(円) エン前年(同期)比(%) ゼンネン ドウ キ ヒ

    平成27年 ヘイセイ ネン19,73747.134,77171.5176,16716.5

    28年 ネン24,03921.837,4767.8155,896-11.5

    28年Ⅰ期 ネン キ5,75339.39,30531.7161,743-5.4

    28年Ⅱ期 ネン キ5,96119.09,5347.2159,933-9.9

    28年Ⅲ期 ネン キ6,26317.19,716-2.9155,123-17.1

    28年Ⅳ期 ネン キ6,06215.58,9221.3147,174-12.2

    29年Ⅰ期 ネン キ6,53713.69,6804.0148,070-8.5

    29年Ⅱ期 ネン キ7,22021.110,77613.0149,248-6.7

    23年 ネン62198,135130,819

    24年 ネン835834.41084633.3129763-0.8

    25年 ネン1036424.01416730.61366935.3

    26年 ネン1341329.42027843.115117410.6

    27年 ネン1973747.13477171.517616716.5

    28年 ネン2403921.8374767.8155896-11.5

    27年Ⅰ期 ネン キ41317065171025

    27年Ⅱ期 ネン キ50098893177546

    27年Ⅲ期 ネン キ534810009187166

    27年Ⅳ期 ネン キ52508804167696

    28年Ⅰ期 ネン キ575339.3930531.7161743-5.4

    28年Ⅱ期 ネン キ596119.095347.2159933-9.9

    28年Ⅲ期 ネン キ626317.19716-2.9155123-17.1

    28年Ⅳ期 ネン キ606215.589221.3147174-12.2

    29年Ⅰ期 ネン キ653713.696804.0148070-8.5

    29年Ⅱ期 ネン キ722021.11077613.0149248-6.7

    概況表

    訪日外国人旅行者数 ホウニチ ガイコクジン リョコウシャ スウ旅行消費額 リョコウ ショウヒガク一人当たりの旅行支出額 ヒトリ ア リョコウ シシュツガク

    (千人) センニン前年比(%) ゼンネンヒ(億円) オクエン前年比(%) ゼンネンヒ(円) エン前年比(%) ゼンネンヒ

    平成24年 ヘイセイ ネン8,35834.410,84633.3129,763-0.8

    25年 ネン10,36424.014,16730.6136,6935.3

    26年 ネン13,41329.420,27843.1151,17410.6

    27年 ネン19,73747.134,77171.5176,16716.5

    28年 ネン24,03921.837,4767.8155,896-11.5

    23年 ネン62198,135130,819

    24年 ネン835834.41084633.3129763-0.8

    25年 ネン1036424.01416730.61366935.3

    26年 ネン1341329.42027843.115117410.6

    27年 ネン1973747.13477171.517616716.5

    28年 ネン2403921.8374767.8155896-11.5

    Sheet2

    Sheet3

  • 2

    訪日外国人消費指数(TCI)とは、訪日外国人の消費金額を、消費者物価指数を用いて実質指数化したもの。

    費目ごとに実質化することにより、日本国内の価格変化の影響を除外した動きを見ることができるように。

    訪日外国人の消費金額については、訪日外国人消費動向調査(観光庁)の訪日客1人当たりの費目別売上高に、訪日外客数(日本政府観光局)を乗ずることで算出。

    費目ごとの実質指数を加重平均するウェイトは、サービス産業(第3次産業)活動指数と比較できるウェイトとして算出。

    国内のサービス産業の動向と訪日外国人消費の動きの関係を分析できるように設計。

    試験的に季節調整を実施し、前年比だけではなく、四半期の前期比も計算でき、足元の動きの方向感も見定めることができる。

    訪日外国人消費指数とは?

  • 3

    訪日外国人消費指数(TCI)のしくみ

    ※上記図表についての詳細は、37~39頁 「(参考)訪日外国人消費指数の作成方法」を参照。 (資料)訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    宿泊料金 飲食費 交通費 娯楽サービス費 買物代 その他 の6系列

    ウェイト算出 ↓

    費目別指数を加重平均

    訪日外客数

    費目別 消費額 原指数

    季節調整 1人当たり費目別支出額

    実質化

    季節調整済 指数

    訪日外客数

    費目別 消費額 原指数

    季節調整 1人当たり費目別支出額

    実質化

    季節調整済 指数

    訪日外客数

    費目別 消費額 原指数

    季節調整 1人当たり費目別支出額

    実質化

    季節調整済 指数

    訪日外客数

    費目別 消費額 原指数

    季節調整 1人当たり費目別支出額

    実質化

    季節調整済 指数

    訪日外客数

    費目別 消費額 原指数

    季節調整 1人当たり費目別支出額

    実質化

    季節調整済 指数 訪日外客数

    費目別 消費額 原指数

    季節調整 1人当たり費目別支出額

    実質化

    季節調整済 指数

    宿泊料金指数

  • 平成29年第2四半期の訪日外国人消費指数は再び好調 29年第1四半期の訪日外国人消費指数は、指数値319.6、前期比3.4%上昇、そして、第2四

    半期では、指数値332.7、前期比4.1%と3期連続で上昇。

    28年平均の指数値301.7を大きく上回り、28年第3四半期を底として安定的に上昇基調。

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。 4

    0

    50

    100

    150

    200

    250

    300

    350(原指数)

    <年>

    0

    50

    100

    150

    200

    250

    300

    350

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    訪日外国人消費指数全体

    広義対個人サービス(第3次産業活動指数)

    (平成22年=100、季調済指数)

    <四半期>

  • 5

    平成27年以降の訪日外国人消費指数の寄与

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    日本国内の対個人サービス活動の変動に対する訪日外国人消費指数の貢献度(寄与)をみると、29年 第1四半期は、対個人サービス全体の前期比マイナス0.1%低下に対し、訪日外国人消費指数は、プラス0.04%ポイントの上昇寄与。

    29年第2四半期は、対個人サービス全体の前期比0.9%上昇に対し、訪日外国人消費指数は、 0.05%ポイントの上昇寄与。

    -0.5

    0

    0.5

    1

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成27年 28年 29年

    その他(寄与度)

    訪日外国人消費指数全体(寄与度) 広義対個人サービス(第3次産業活動指数)

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 訪日外国人消費の費目別指数と 第3次産業活動指数の業種別の動き

    6

  • 7

    費目別にみた訪日外国人消費指数の推移

    (資料) 訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    29年第1四半期、第2四半期の費目別指数の動きをみると、買物代は、高水準は維持されるが、第1四半期は、若干の前期比上昇、第2四半期は、ほぼ横ばい。

    宿泊料金、飲食費、交通費は安定的な上昇が続く。

    娯楽サービス費は、第1四半期に大きく上昇したが、第2四半期は前期比低下。

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    宿泊料金 飲食費 交通費 娯楽サービス費 買物代 その他

    (平成22年=100、季調済指数)

  • 8

    訪日外国人消費指数の費目別構成比

    (資料) 訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。 グラフは、費目別指数にそれぞれのウェイトを乗じた数値を用いて作成。

    費目別構成比をみると、宿泊料金と飲食費の割合が3割を占めているが、22年と比較すると、構成比の逆転がみられる。

    22年と比較すると、「爆買い」が話題になった27年には、買物代の構成比が上昇し、2割に。 ほぼ3分の1を占める飲食費とほぼ2割を占める買物代の構成比が伸びている。

    38.4%

    29.8%

    11.3%

    3.0% 15.2%

    2.2%

    平成22年

    30.9%

    30.5%

    11.8% 2.1%

    24.5%

    0.3%

    27年

    31.1%

    32.4%

    12.5%

    2.0% 21.8%

    0.2%

    28年

    宿泊料金

    飲食費

    交通費

    娯楽サービス費

    買物代

    その他

  • 9

    訪日外国人消費指数の費目別寄与度(前年比) 24年以降、訪日外国人消費指数の内訳費目別の影響度合い(全体の前年比に対する寄与度)では、

    低下寄与となった費目は、ほとんどない。ただ、28年には、買物代がわずかな低下寄与となっている。

    訪日外国人消費というと「爆買い=買物」を思い浮かべるが、買物代は変動が大きく、訪日外国人消費の伸びを安定して支えているのは、実は飲食費や宿泊料金の寄与であることがわかる。

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    -30

    -15

    0

    15

    30

    45

    60

    平成23年 24年 25年 26年 27年 28年

    宿泊料金

    飲食費

    交通費

    娯楽サービス費

    買物代

    その他

    訪日外国人消費指数全体

    (原指数、前年比、%、%ポイント)

  • 10

    訪日外国人消費指数の費目別寄与度(前期比)

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    費目別の寄与を見ると、29年第1四半期は宿泊料金の寄与が非常に大きく、全体の前期比3.4%上昇に対し、宿泊料金の上昇寄与が2.62%ポイントと半分以上を占める。それに次ぐのが、娯楽サービス費の0.71%ポイント。

    第2四半期でも、全体の前期比4.1%に対し、宿泊料金の寄与が1.27%ポイントの上昇寄与で、半分以上を占めている。それに次ぐのが、飲食費(0.61%ポイント)。第1四半期にプラス寄与だった、娯楽サービス費はマイナス寄与(マイナス0.22%ポイント)。

    -5

    0

    5

    10

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成27年 28年 29年

    宿泊料金

    飲食費

    交通費

    娯楽サービス費

    買物代

    その他

    訪日外国人消費指数全体

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 11

    訪日外国人消費 買物代指数の推移 29年第1四半期の買物代指数は、指数値462.7、前期比2.1%上昇。第2四半期は、指数値

    464.8、前期比0.5%上昇。

    買物代指数は、28年に低下したものの、29年は460を超える高水準で推移。ただ、第1四半期に比べ、第2四半期の伸びは大きく鈍化し、横ばいに近い状態。

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    (原指数) <年>

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    訪日外国人消費指数(買物代) 第3次産業活動指数(小売業)

    (平成22年=100、季調済指数) <四半期>

  • 12

    平成27年以降の訪日外国人消費 買物代指数の寄与 29年前半の国内「小売業」活動に占める訪日外国人の買物代指数の割合は、1%程度。

    第1四半期の国内「小売業」活動の前期比0.4%上昇に対し、買物代指数の寄与は0.03%ポイント、 第2四半期の国内「小売業」活動の前期比0.6%上昇に対し、買物代指数の寄与は0.01%ポイント。

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。 ※第3次産業活動指数「小売業」に対する訪日外国人消費指数「買物代」の割合。それぞれウエイトを乗じた指数値で試算。

    -1.5

    -1

    -0.5

    0

    0.5

    1

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成27年 28年 29年

    その他(寄与度)

    訪日外国人消費指数(買物代)(寄与度)

    第3次産業活動指数(小売業)

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 13

    訪日外国人消費 宿泊料金指数の推移 29年第1四半期の宿泊料金指数は、指数値260.4、前期比8.8%上昇。第2四半期は、指数値

    271.0、前期比4.1%上昇。

    宿泊料金指数は、28年後半に低下したものの、29年第1四半期に240前後から260を超える水準に上昇。さらに第2四半期には、270台に。

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    0

    100

    200

    300

    (原指数)

    <年>

    0

    100

    200

    300

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    訪日外国人消費指数(宿泊料金) 第3次産業活動指数(宿泊業)

    (平成22年=100、季調済指数)

    <四半期>

  • 14

    平成27年以降の訪日外国人消費 宿泊料金指数の寄与 29年前半の国内「宿泊業」活動に占める訪日外国人の宿泊料金指数の割合は、12%程度。

    第1四半期の国内「宿泊業」活動の前期比マイナス0.4%低下に対し、宿泊料金指数の寄与は1.37%ポイントのプラス寄与、第2四半期の国内「宿泊業」活動の前期比2.7%上昇に対し、宿泊料金指数の寄与は0.69%ポイント。

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。 ※第3次産業活動指数「宿泊業」に対する訪日外国人消費指数「宿泊料金」の割合。それぞれウエイトを乗じた指数値で試算。

    -4

    -2

    0

    2

    4

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成27年 28年 29年

    その他(寄与度)

    訪日外国人消費指数(宿泊料金)(寄与度)

    第3次産業活動指数(宿泊業)

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 15

    訪日外国人消費 飲食費指数の推移

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    29年第1四半期の飲食費指数は、指数値346.9、前期比1.3%上昇。第2四半期は、指数値 353.5、前期比1.9%上昇。

    飲食費指数は、28年に一時横ばい状態となったが、安定した上昇をみせ、29年第2四半期には350を超える水準に。

    0

    100

    200

    300

    400

    (原指数)

    <年>

    0

    100

    200

    300

    400

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    訪日外国人消費指数(飲食費) 第3次産業活動指数(飲食店,飲食サービス業)

    (平成22年=100、季調済指数)

    <四半期>

  • 16

    平成27年以降の訪日外国人消費 飲食費指数の寄与

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。 ※第3次産業活動指数「飲食店,飲食サービス業」に対する訪日外国人消費指数「飲食費」の割合。それぞれウエイトを乗じた指数値で試算。

    29年前半の国内「飲食店,飲食サービス業」活動に占める訪日外国人の飲食費指数の割合は、5%程度。

    第1四半期の国内「飲食店,飲食サービス業」活動の前期比1.6%上昇に対し、飲食費指数の寄与は0.07%ポイント、第2四半期の国内「飲食店,飲食サービス業」活動の前期比マイナス0.1%低下に対し、飲食費指数の寄与は0.10%ポイント。

    -2

    -1

    0

    1

    2

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    平成27年 28年 29年

    その他(寄与度)

    訪日外国人消費指数(飲食費)(寄与度)

    第3次産業活動指数(飲食店,飲食サービス業)

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 17

    平成29年第2四半期の訪日外国人消費

    29年第2四半期の訪日外国人数は720万人超え、旅行消費額は1兆円超えで過去最高だが、1人当たりの支出は前年水準を下回る。

    訪日外国人消費指数は332.7、前期比4.1%と3期連続で上昇。他方、対個人サービスの前期比0.9%上昇に対し、訪日外国人消費の寄与は0.05%ポイント。

    費目別の寄与をみると、第1四半期に続いて、宿泊料金の前期比上昇寄与が大きい。それに次ぐのは、飲食費。

    業種別国内サービスの前期比変動に対する寄与では、買物代の小売業に対する寄与は非常に小さく、宿泊料金の宿泊業に対する上昇寄与幅は4分の1程、飲食費の飲食サービス業に対する寄与は全体のマイナスに対しプラス寄与をみせた。

  • 訪日外国人消費の地域別指数

    18

  • 19

    地域別の訪日外国人数及び旅行消費額の変化

    (資料)訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局) ※地域分類は、国別指数の作成可能な国を訪日外客数の地域分類を参考に作成。 各地域の一人当たり旅行支出額は、訪日外国人旅行者数で加重平均して作成。 アジア:韓国、台湾、中国、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インド 欧米:英国、ドイツ、フランス、ロシア、米国、カナダ

    訪日外国人消費について、「アジア」及び「欧米」として地域別指数の試算を実施。 地域別の訪日外国人旅行者数をみてみると、22年から28年にかけての増減率は、全国籍の179.2%

    に対し、アジアは210.2%と大きく上昇。一方で、欧米は65.3%とアジアに比べて小幅な上昇にとどまっている。

    一人当たり旅行支出額についても、増減率は全国籍の16.5%に対し、アジアは28.7%、欧米は4.2%とこちらもアジアの上昇率が高い。

    平成22年(a) 平成28年(b) 増減率(b/a)(%) 平成22年(c) 平成28年(d) 増減率(b/a)(%)

    全国籍 8,611 24,040 179.2 133,766 155,896 16.5

    アジア 6,207 19,251 210.2 116,916 150,453 28.7欧米 1,391 2,300 65.3 166,106 173,154 4.2

    訪日外国人旅行者数(千人) 一人当たりの旅行支出額(円)

  • 20

    訪日外国人旅行消費額構成比比較(アジア、欧州) 訪日外国人消費額を「アジア」「欧米」「その他」と地域別に集計し、その構成比を22年(基準年2010年)

    と28年で比較。

    22年でもアジアからの訪日客の消費額が6割を占めており、欧米からの訪日客の消費額は2割だった。28年には7割がアジアに。

    22年 28年 訪日外国人消費額

    1兆1,490億円

    (資料) 訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。 グラフは、地域別の旅行消費全体指数にそれぞれのウェイトを乗じた数値を用いて作成。

    3兆7,476億円

    59.9%

    21.9%

    18.2%

    71.1%

    13.2%

    15.7%

    アジア

    欧米

    その他

  • 21

    費目別構成比比較(アジア、欧州) 22年(基準年2010年)と28年の費目別構成比を、アジアと欧米でそれぞれ比較。 アジアでは、買物代金指数の構成比が拡大し、宿泊料金指数の構成比が低下。 欧米では、飲食費の構成比が高く、かつ拡大。交通費も拡大している。

    43.4%

    30.5%

    13.9%

    2.2% 9.3% 0.7%

    34.8%

    32.2%

    18.3%

    3.7% 9.7%

    1.2% 宿泊料金

    飲食費

    交通費

    娯楽サービス費

    買物代

    その他

    アジア 欧米 22年 28年 22年 28年

    35.5%

    29.2%

    9.6%

    3.5% 19.3%

    2.8%

    訪日外国人消費額 7,257億円 2,311億円

    (資料) 訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。 グラフは、地域別の費目別指数にそれぞれのウェイトを乗じた数値を用いて作成。

    3,982億円

    25.7%

    30.3% 9.9%

    4.3%

    26.5%

    3.4% 2兆8,964億円

  • 22

    訪日外国人消費の地域別指数(旅行消費全体)ーアジア、欧米ー

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    29年第1四半期の訪日外国人消費のうち、アジア指数は384.1、さらに第2四半期は391.5で前期比 1.9%と4期連続上昇。

    第1四半期の欧米指数は、199.0、さらに第2四半期は218.2で前期比9.6%と3期連続上昇。

    第1四半期の訪日外国人消費全体の伸びに対する寄与では、圧倒的にアジアの寄与が大。第2四半期では、アジア指数と欧米指数の寄与が拮抗。

    0

    100

    200

    300

    400

    Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ

    平成22年

    23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    旅行消費全体(全国籍) 旅行消費全体(アジア) 旅行消費全体(欧米)

    (平成22年=100,季調済指数)

    -5

    0

    5

    10

    15

    20

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    27年 28年 29年

    その他 旅行消費全体(欧米) 旅行消費全体(アジア) 旅行消費全体(全国籍)

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 23

    訪日外国人消費の地域別指数(買物代)ーアジア、欧米ー

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    29年第1四半期の買物代指数のうち、アジア指数は516.1、さらに第2四半期は522.4で前期比1.2%と3期連続上昇。

    第1四半期の欧米指数は、211.6、さらに第2四半期は230.7で前期比9.0%と2期連続上昇。

    第1四半期、第2四半期ともに、買物代全体の伸びに対する寄与では、アジア:欧米=2:1程度。第2四半期は、アジア、欧米以外の訪日客のマイナス寄与が大きく、買物代の伸びがかなり小さい。

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    600

    Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ

    平成22年

    23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    買物代(全国籍) 買物代(アジア) 買物代(欧米)

    (平成22年=100,季調済指数)

    -20

    -10

    0

    10

    20

    30

    40

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    27年 28年 29年

    その他 買物代(欧米) 買物代(アジア) 買物代(全国籍)

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 24

    訪日外国人消費の地域別指数(宿泊料金)ーアジア、欧米ー

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    29年第1四半期の宿泊料金指数のうち、アジア指数は274.1、さらに第2四半期は288.4で前期比5.2%と2期連続上昇。

    第1四半期の欧米指数は160.1、さらに第2四半期は188.3で前期比17.6%と3期連続上昇。

    第1四半期はアジアの上昇寄与が大きかったが、第2四半期は欧米とアジアが同程度の上昇寄与をみせた。

    0

    100

    200

    300

    Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ

    平成22年

    23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    宿泊料金(全国籍) 宿泊料金(アジア) 宿泊料金(欧米)

    (平成22年=100,季調済指数)

    -5

    0

    5

    10

    15

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    27年 28年 29年

    その他 宿泊料金(欧米) 宿泊料金(アジア) 宿泊料金(全国籍)

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 25

    訪日外国人消費の地域別指数(飲食費)ーアジア、欧米ー

    (資料)訪日外国人消費指数:訪日外国人消費動向調査(観光庁)、訪日外客数(日本政府観光局)、消費者物価指数(総務省)などを用いて試算。

    29年第1四半期の飲食費金指数のうち、アジア指数は392.6、さらに第2四半期は389.5で前期比マイナス0.8%と4期ぶりで低下。

    第1四半期の欧米指数は204.9、さらに第2四半期は230.4で前期比12.4%と2期ぶりで上昇。

    第1四半期はアジアの上昇寄与、第2四半期は欧米の上昇寄与によって、飲食費全体が3期連続の前期比上昇となった。

    0

    100

    200

    300

    400

    Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ

    平成22年

    23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年

    飲食費(全国籍) 飲食費(アジア) 飲食費(欧米)

    (平成22年=100,季調済指数)

    -4

    -2

    0

    2

    4

    6

    8

    10

    12

    14

    16

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

    27年 28年 29年

    その他 飲食費(欧米) 飲食費(アジア) 飲食費(全国籍)

    (季調済指数、前期比、%、%ポイント)

  • 26

    アジア指数と欧米指数の比較

    訪日外国人消費を「アジア」及び「欧米」として地域別にみると、訪日外国人旅行者数及び一人当たり旅行支出額ともに、両地域とも22年から28年にかけて増加しているものの、増加率としては全国籍と比較してアジアが高く、欧米は低い。

    訪日外国人消費の地域別構成比をみると、アジアの構成比が圧倒的に高く、22年の約6割に対し、28年は約7割と、アジアの構成比はより一層拡大。一方、欧米の構成比はかなり縮小している。

    費目別構成比をみると、アジアは飲食費の構成比が最も高く、次いで買物代、宿泊料金と続き、3費目の構成比は同程度。欧米は宿泊料金の構成比が高く、次いで飲食費。アジアの構成比と比べて買物代は低く、交通費は高い。

    29年第2四半期の全体指数332.7に対し、アジア指数は391.5、欧米指数は218.2で、全体の前期比上昇に対し、アジアと欧米が同程度の寄与をみせていた。費目別にみると、宿泊業や飲食サービス業に対して、欧米が大きな寄与をみせた。買物は、アジア、欧米ともに大きな寄与はみせていない。

  • (参考) 訪日外国人消費指数の作成方法

    27

  • 28

    個別の「費目」指数の作成方法 「訪日外国人消費動向調査」(観光庁)の訪日客1人当たりの費目別(宿泊、飲食、交通、娯楽、買物、

    その他の6項目)売上高に、「訪日外客数」(日本政府観光局)を乗じて訪日外国人旅行消費金額を算出し、消費者物価指数(総務省)を用いて実質指数化。

    指数採用データの詳細は、次頁参照。

    「経済センサス活動調査」(総務省・経済産業省)の2011年の産業別売上高を、「サービス産業動向調査」(総務省)及び「商業動態統計」(経済産業省)の2011年の産業別売上高前年比で除して2010年の産業別売上高を推計。対応する産業別売上高に対する2010年の費目別訪日外国人旅行消費金額の割合を、「第3次産業活動指数」(経済産業省)の業種別ウェイトに乗じて算出。

    地域別指数のウェイトは、2010年の全国籍の費目別旅行消費額に対する地域別の費目別旅行消費額の割合で、全国籍のウェイトを配分して作成。

    ウェイト算定データは、次頁参照。

    費目指数を加重平均して統合するためのウェイトの作成方法

    季節調整方法 米国センサス局が開発したX-12-ARIMAの機能のうちX-11の機能のみを使用して季節調整を実施。

    第3次産業総合広義対個人サービス

    全国籍 アジア 欧米訪日外国人消費指数(全体) 18.129 10.863 3.962

    宿泊 6.962 3.861 1.718

    飲食 5.398 3.170 1.208

    交通 2.052 1.038 0.549

    娯楽サービス 0.549 0.385 0.089

    買物 2.764 2.100 0.370

    その他 0.404 0.309 0.028

    10000.04846.2

  • 実数データ デフレータ訪日外国人消費指数(全体)

    宿泊

    訪日外国人消費支出(宿泊料金)=①×②①訪日外国人1人当たり旅行支出(宿泊料金) 「訪日外国人消費動向調査」(観光庁)②訪日外客数 「訪日外客数調査」(日本政府観光局)(以下出典は同様)

    宿泊料 「消費者物価指数」 (総務省)(以下出典は同様)

    飲食 訪日外国人消費支出(飲食費) 一般外食

    交通 訪日外国人消費支出(交通費)以下の各品目の加重平均値航空運賃、鉄道運賃(JR)、鉄道運賃(JR以外)、一般路線バス代、高速バス代、タクシー代、有料道路料、レンタカー料金

    娯楽サービス 訪日外国人消費支出(娯楽サービス費)

    以下の各品目の加重平均値ゴルフ練習場、ゴルフプレー料金、テーマパーク入場料金、演劇観覧料、サッカー観覧料、プロ野球観覧料、文化施設入場料、映画観覧料、ボウリングゲーム代、プール使用料、フィットネスクラブ使用料、カラオケルーム使用料

    買物 訪日外国人消費支出(買物代)

    以下の各品目の加重平均値菓子類、飲料、酒類、たばこ、教養娯楽用耐久財、腕時計、家事用耐久財、化粧品、医薬品・健康保持用摂取品、保健用医療用品・器具、衣料、シャツ・セーター類、履物類、他の被服、かばん類、玩具、書籍、雑誌、コンパクトディスク、ビデオソフト、財※免税対象商品については、免税購入率(訪日外国人消費動向調査)により調整。

    その他 訪日外国人消費支出(その他) 総合

    業  種  名 採用データ

    29

    指数作成に用いたデータ

    ウェイト算定データ 訪日外国人消費調査 経済センサス活動調査 第3次産業活動指数

    一人当たり消費支出 訪日外客数

    訪日外国人消費額

    売上高(企業集計) 前年比

    売上高(推計値)

    訪日外国人消費額の

    割合(推計値)ウェイト

    a1 a2 a=a1*a2 b c d=b/c e=a/d g h=g*e2010年 2010年 2010年 2011年 2011年 2010年 2010年 2010年 2010年(円/人) (人) (億円) (億円) (%) (億円) (%)

    合計 133,426 11,490 合計 全体 18.129宿泊料金 41,659 3,587 宿泊業 46,129 宿泊業 -6.0 49,054 7.3 宿泊業 95.2 宿泊 6.962飲食費 26,598 2,290 飲食店 132,290 飲食店 -6.1 140,862 1.6 飲食店,飲食サービス業 332 飲食 5.398

    交通費 14,120 1,216 運輸業,郵便業自動車賃貸業 565,913運輸業,郵便業自動車賃貸業 -4.2 590,573 0.2

    運輸業,郵便業自動車賃貸業 996.8 交通 2.052

    娯楽サービス 6,803 586 娯楽業 262,142 娯楽業 -10.8 293,852 0.2 娯楽業 275.2 娯楽サービス 0.549買物代 41,273 3,554 小売業 1,291,802 小売業 -2.3 1,322,212 0.3 小売業 1028.1 買物 2.764その他 2,973 256 その他 0.404 ※

    ※訪日外国人消費指数の「その他」のウェイトは、2010年の訪日外国人消費額合計に占める「その他」の割合から推計した。

    8,611,175

    サービス産業動向調査商業動態統計

    訪日外国人消費指数(全国籍)のウェイト

  • -付録-<四半期・⽉次資料>・鉱⼯業指数と第3次産業活動指数からみた平成29年7-9⽉期の産業活動・鉱⼯業指数参考図表集(平成29年10⽉速報)・平成29年10⽉の国内向け/輸出向け出荷の動向 図表集・平成29年10⽉のサービス産業活動 図表集・製造⼯業⽣産予測調査「解説集」(平成29年11⽉)

    <ミニ経済分析>・いわゆる⼈⼿不⾜業種の背後にあるものは何か?;求⼈意欲と、アウトプットレベル、労働⽣産性の関係・3業態そろって低下、今年第1四半期の急上昇幅から半分戻した、フード・ビジネス;飲⾷関連産業の動向(FBI 2017年第3四半期)・平成29年7-9⽉期 ⼩売販売を振り返る

  • 経済産業省

    経済解析室

    平成29年12月

    平成29年7-9月期の産業活動

    ミニ経済分析URL: http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai-result-1.html

    製造業は6期連続の上昇と持ち直しの動きが続いたが、 サービス産業は2期ぶりに小幅低下と一服 平成29年7-9月期は産業全体で前期比低下

  • 本稿における留意事項

    1.本稿における年の表示は和暦であり、元号は特記しない限り原則 として平成である。 2.四半期別伸び率寄与度は、特記しない限り前期比伸び率に対する 寄与度である。なお、個々の系列毎に季節調整を行っているため、

    内訳の寄与度の積み上げと全体の伸び率は一致しないことがある。

  • 全産業活動の動向 ・・・・・・・1ページ 鉱工業活動の動向 ・・・・・・・7ページ 第3次産業活動の動向 ・・・・・26ページ 建設業活動の動向 ・・・・・・・47ページ

    目次

  • 全産業活動の動向

    1

  • ・平成29年7-9月期の全産業活動指数は105.0(前期比-0.2%)と2期ぶりの低下。

    全産業活動指数の動向

    (資料)経済産業省「全産業活動指数」より作成。

    (注)水色のシャドー部分は景気後退局面。

    2

    105.0

    90

    95

    100

    105

    110

    115

    120

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    全産業活動指数 第3次産業活動指数

    鉱工業生産指数 建設業活動指数(22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • (資料)経済産業省「全産業活動指数」より作成。

    3

    全産業活動指数前期比 産業活動別の影響度合い

    平成29年7-9月期の全産業活動指数は鉱工業生産が上昇したものの、建設業活動などが低下したため、前期比-0.2%の低下。

    -3

    -2

    -1

    0

    1

    2

    Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    24 25 26 27 28 29

    第3次産業活動

    鉱工業生産

    建設業活動

    全産業活動

    (期/年)

    (季節調整済、前期比、%、%ポイント)

  • (注)水色のシャドー部分は景気後退局面。

    第3次産業活動指数の動向

    ・平成29年7-9月期の第3次産業活動指数は104.8(前期比-0.1%)と2期ぶりの低下。

    ・平成29年1-3月期の103.8以来の指数水準。

    4(資料)経済産業省「第3次産業活動指数」より作成。

    104.8

    103.8

    98

    100

    102

    104

    106

    Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ

    23 24 25 26 27 28 29

    (22年=100、季節調整済)

    (期/年)

    東日本大震災発生 消費税率引上げ

  • (注)1.鉱工業指数(IIP)とは、月々の鉱工業の生産、出荷、在庫等を基準年(現在は平成22年)の12か月平均=100として指数化したもので、事業所の生産活動、製品の需給動向など 鉱工業全体の動きを示す代表的な指標。  2.紫色のシャドー部分は景気後退局面。

    鉱工業生産指数の動向・平成29年7-9月期の鉱工業生産指数は102.5